まき・ちづるの次回予告 ③　作：はにわ改

　
まき「まきと」

ちづる「ちづるの」

まき・ちづる「次回予告＆最強カード紹介～！」

まき「ふぅ・・・思わずいっぱい買っちゃった。
お陰でお財布の中身もスッカラカン」

ちづる「お姉ちゃん、かなり気合い入ってたもんね」

まき「あたしも炎魅子先輩みたいにバイトしようかな。
ま、アメリカから帰って来た後でね」

ちづる「バイトか・・・社会勉強、にもなるのかな？」

まき「なんならちづるちゃんも一緒に何処かでバイトする？」

ちづる「う、うん・・・お姉ちゃんが一緒なら、心強い・・・かな」

まき「それじゃアメリカから帰ってきたら、色々探してみよ？
あたしたち二人でも働けるようなところ」

ちづる「う、うん・・・。

ーーあ、そろそろ次回予告しないと・・・」

まき「そうだった、そうだった。

えーと、次回からいよいよ親睦試合が始まるらしいんだけどーー」

ちづる「やっぱり、代表選手同士でデュエルするのかな？」

まき「うーん、あたしも最初はそう思ってたんだけど、どうも違うみたい。
ワシントン校の代表の１人、メリッサって子がいるんだけどーー」

ちづる「うん」

まき「その子がうちの生徒たち相手に、勝ち抜き戦やるみたいね」

ちづる「か、勝ち抜き戦？
でも、うちの生徒って確か数百人いるはずだけどーー」

まき「まぁ、これがまた強いの何の、って話らしいの。
ブルー生徒でも歯が立たないみたいで」

ちづる「うう・・・やっぱり、代表に選ばれてるぐらいだから、凄いんだね・・・」

まき「んで、そこで名乗りを上げるのが我らが生徒代表、書記の地影！」

ちづる「朝霧先輩が？」

まき「前回の大会で負けてるみたいでさ、地影も借りを返したいらしいの。
地影もさ、あー見えて意地っ張りなところあるし」

ちづる「朝霧先輩、あ、頭もいいし、何よりすごく優しい人だよね。
てきぱき仕事もこなせるし、私じゃあんな風には出来ない・・・かな」

まき「さっきのバイトじゃないけど、事務関係とか、インナーの仕事だったら何でもこなせちゃいそうよね」

ちづる「尊敬しちゃうなぁ・・・」

まき「一方のメリッサは、やたらテンション高いし、何より英語を早口で喋るから、正直何言ってるのか分かんないや」

ちづる「で、でも、本場はあれが普通なのかも。
ちょっと英会話勉強したぐらいじゃ・・・やっぱりダメかな」

まき「ま、その辺は何とかなるかな、ってね。

んで、そのメリッサは一風変わったデッキを使うみたいね」

ちづる「どんな？」

まき「とりあえず最強カードね」

機巧司令官 エミリア
風属性 機械族
レベル １ 攻撃力 500 守備力 500
効果
①このモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、『遺失武装』と名のつくモンスター１体をデッキから特殊召喚出来る。
？？？？

ちづる「機械族デッキ・・・なのかな？」

まき「機械族は機械族なんだけど、ユニオン・モンスターを使った特殊なタイプのデッキみたい」

ちづる「ユニオン・・・」

まき「機械族、ってパワーが高いから油断出来ないのよね～」

ちづる「う、うん・・・私も結構、苦手な相手かも・・・」

まき「ただユニオンは、サポート・カードの使い方とか、デッキの構築力が大事だから、そこにメリッサの実力が見えそうね」

ちづる「あ、朝霧先輩も去年の雪辱を晴らすために、新たなデッキで挑むみたいだよ」

まき「そう言えば透矢に負けたあと、守備デッキから攻撃型に切り替えたらしいし。
その辺も楽しみね」

ちづる「うん、勉強しないと・・・！」

まき「というわけで次回！
『地影vsメリッサ！ プライドを賭けた交流戦』でお会いしましょう！」

ちづる「じ、次回もお楽しみに（ぺこり）」