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34 少しずつ埋めるように 作:Ales
 「先日の発言、不適切でした。この通り謝罪いたします……済みませんでした。」
デュエル終了後、利香は身体を90°傾けて頭を下げた。しかし朱理は全くの無表情である。
「別にいいわ。」
それだけ言うと、付き人の和那と丁度今やってきた遊貴を引き連れて部屋を出た。
「部長、お疲れ様です……って、負けちゃったんですか。」
遊貴と共に来た舞が、誰よりも早く駆け寄って声をかける。
「舞さんもお疲れ様です。お恥ずかしながら、負けてしまいました……さて、朱理さんのコメントどうしましょうねぇ……」
昨日「コメントが取れなければ末代までの恥」と言った手前、利香にはそれをせねばならないという重圧がある。
「まあ、改めてお願いしてみます。最悪取材拒否されましたという一文を載せておけばいい訳ですから。」
「あはは……舞は優しいですね。よっし、次は本戦で戦って、勝ってみせますよ!」
気合いの声と共に拳を突き上げ、本戦でのリベンジを誓う利香。
(情熱のベクトルが四散していなければ良い部長なんだけどなぁ……うん、他の部員達にも宮戸さんは萎縮しちゃいますね。許可無くやってしまいましたが、我ながら良い判断でした。)
集ってきた新聞部員達も一緒に鬨の声をあげる中、舞はひとり冷静に考えているのだった。
「お、お疲れさん。インタビュー、どうだった?」
教室に戻ると、同盟の片割れが声をかけてきた。気になるだろうに、今朝登校した時からもVDCβでの話題には一切触れない。世の中の偽紳士連中に見習わせたい真摯さだ。
「んー……そのうち新聞に載るんじゃないかな……征のところにもいずれ来ると思うけど。」
「いや、どんな感じで受け答えしたらいいのかなー、っと思ってさ。やっぱあれか?カイエン青山とか言っときゃいいのか?」
「それはどうだろう……話題にはなりそうだけど。」
こうやって努めて明るい冗談で場を和ませてくれる辺りも、彼の心遣いがありがたく思える。少ない友人の、厚い友情に感謝する日々。
「とはいえ、ただで負けたくはないな。折角面白いテーマデッキ持ってるんだからさ、勝てるとこまでは勝ちたいかな。」
「私は別に負けても良いけど……確かに、ただで負けたくはないかな。このデッキ、まだまだ使いこなせているとは言えないけど、実際はもっと強いはずだから。」
「お前がこれ以上強くなったら、俺の方も困るんだがな。ま、当たって負けたのが遊貴だったらまだ許容範囲かな。正面から当たって負けるならそれでいいさ。」
「うん、楽しみにしてる……ふふ。」
相変わらず表情の変化に乏しい遊貴だが、恐らくクラス中で一番会話しているであろう征には、小さな笑みが見て取れた。
(なるほど、この分なら解決したみたいだな。あいつらへの報告も何とかなりそうだ。)
気にしないように努めても、内心では気になるものである。ましてライバルが不調だと、どうしても協力したくなるものだ。しかし、それを乗り越えたのならもういい。元々精神力のある彼女のこと、今日にでも充分なパフォーマンスを見せてくれるだろう。
その日結局、VDCβでSnowの姿を見る事はなかったが、NSaverの報告により全員が「この話題に触れない、会っても何も訊かない」という協定が成立したのだった。
これは夢だ。
そう判っている夢を見る事は少ないが、その数少ない、夢だと判る夢だ。
-本当にそうか?
挑発するような、少し低いトーンの女性の声。
-夢というのは人間が、脳内で経験を整理している時に見るものだ。つまりこれはお前の経験が産み出した副産物だ。お前の脳は「夢を見ている」という現実を認識している。ならこれは夢か?現実の脳が認識している現実ではないのか?
口を動かそうとしても動かない。身体も動かない、目の前に誰もいない。ここまで非現実だと判っていてそれを否定するのも馬鹿馬鹿しい話である。
-それを夢と、人間は定義しているのではないか?
こちらは低い、静かな男性の声。しかしこちらは、その一言を言ったきり黙ってしまった。
-そうやって夢と現実の境界を曖昧にした連中が私達をだな……いや、その話は止そう。今はお前だ、Snowispell。
(何故私の名前を知っているの……?しかもVDCβでのハンドルネームを。)
-わかるさ。人間のやる事は結局、我々の想定の範囲でしかないからな。
(だったら、私が今何を考えているのかも判ると……?)
-当然、お見通しだ。お前は今ブルックリン橋の詐欺について考えている。偽造した所有権を売り捌いて、騙された側は所有したところでどうしようもない、という話だな。人間、奇妙な事ばかり思いつくものだ。
果たして、遊貴の考えも同じであった。
(…………それで、何かご用?)
-その詐欺は儲かるのか?
(やってみたら?)
-そうだな、今度やってみよう。しかし私が捕まったらお前は詐欺教唆だな。それでもいいのか?
なんだか面倒な相手だ。
(むぅ……本題は?)
-本題も何もあるか間抜けが。これはお前の脳内で起こっている出来事だ。故に夢であり現実である。我々はお前の脳が産み出した脳内整理用の存在であり、お前が言いださん事には用も何もあったものじゃない。
(あなたみたいな慇懃無礼なの、産み出した記憶はないのだけれど。)
-まあ少しオカルトな話をすれば、予知夢というヤツかもしれんぞ?どこかで私と出会うかもしれないし、逆に過去、忘れ去った記憶の中で出会った人間像が一人歩きしてこうなったのかもしれない。
(私は今、あなたを創造している……?)
-’’Imagination’’ではなく’’Create’’の方か……あながち間違ってはいない考え方だな。お前と話している私は、誰だと思う?
暫し時間を置いて、遊貴はひとつの結論を得た。
(…………私の脳内で出来た何か?)
-その通り。抽象的だが、それが正解だ。それを神と呼ぶ人もいれば真理と呼ぶ人もいるがな。
話が全く分からない。読書のしすぎで知識がオーバーフローしているのだろうか。
(神様は、人が作ったという事?)
-知らん。それは私の管轄外だ。神が創造した世界で、人間もまた自分の中に神を創造した、と考えればいいのではないか?
(いずれ会う人とか、いつかであった人とかではなくて?)
-だから知らんと言っておる。お前の脳内だ、お前しか判らんに決まっておるだろう。間抜けか貴様は。
勝手に人の夢に出てきては勝手に暴論を吐き、挙句適当な事を言い出す。真っ暗で姿も見えないし身体も動かないのでどうしようもないが、もし出会いでもしたら思わず殴ってしまいそうだ。
(それで結局……どちらさま?)
-自分の胸に訊けと言っておるだろう、馬鹿が。
呆れたような口調で馬鹿呼ばわりされた。腹が立つのでどうでもいい話題を振ってやろう。
(私がアンドロイドだったら、あなたとお話しできた?)
-面白い命題だな。もし仮にお前がアンドロイドだったら、会話可能だという事が実証されたな。お前がアンドロイドで無かった場合だが……アンドロイドが電気羊の夢を見るのかどうかが、そんなに重要な話か?夢ぐらい自由に見させてやれ。
-突如夢に出てきた我々が言う事ではないと思うがな。
再び男性の声。そしてまた彼は沈黙した。
-まあ突然出てきたところで取って食おう、と言う訳でもない。朝になるまでじっくり話し相手を務めてやろうではないか。
(んー……私の意志で他の夢は見られないし……ちょっと理不尽かも。)
-それについては……まあ、そうだろうな。しかし寝ている時にまで意志の力を働かせようとせんでもいい。それは休めて、活性化する思考とわずかばかりの感情で制御するのが眠っている時だ。
思考・感情・意志。この3つの言葉には見覚えがあった。確か本で読んだ気がする。
(その三要素って、ルドルフ・シュタイナー……だっけ?)
-今の私は、お前の経験でしかものを喋る事は出来んから、お前がそう考えたのならそうだろう。
自分の中にいるもうひとりの自分にでも話している感覚でいればいいのだろうか。
(んー……じゃあ、デュエルの話。私は、もう大丈夫なのかな……?)
-ふむ。《メタフィジカ・ステラパルヴィス・ドラゴン》の事か?
(……うん。正直、今も怖い。でも【U.A.】なら大丈夫だった。結局あの日は和那先輩と1度、しかも途中までしかできなかったけど……)
-何が原因かは少しずつ絞られてきているだろう?《メタフィジカ・ステラパルヴィス・ドラゴン》というカードが悪いのか、【メタフィジカ】というデッキが悪いのか、それとも相手が悪かったのか。
(でも、あのカードを出す前から……《ウォークラフト・ドラゴン》が出てから、体調が悪くなって……)
-だったら相手の問題だ。《ウォークラフト・ドラゴン》が悪いのだろう。
何でもないように言われるが、問題はもうひとつある。
(他の対戦者は何ともなかったのに?)
-何でもない体験や経験が他者にとってはトラウマとなり得る事もあるからな。そういう事ではないのか?記憶がないだけで、実はあの竜と因縁があるのかもしれんぞ?
(因縁……?)
-ああそうだ。もしかしたら魔王と戦う英雄の宿命でも背負っているのかもしれんな、お前は。
もし自分がこんな発想をしているのなら、今後ファンタジー小説を読む気が失せる。
(それ、どこかに返品できないかな?)
-もう生まれて13年近くだろう?クーリングオフの期限も過ぎているな。
(むぅ…………)
-まあむくれるな。まだそうと決まった訳では無かろう。
(他の人と違うのは、良くない事?)
-姉にでも訊いてみたらどうだ?あれこそ変人の極みだろう?
(あー……)
たまには他人に頼ってみろ、という事だろうか。琉枝が私を負担に思っていない事も、もっと頼っても構わない、と思っている事も知っている。しかし知っている事と行動する意志は別だ。遊貴はそれでも負担になりたくないと思うし、自分で解決できそうな事は自分でやりたい。
(自分でもどうにもならない、とりとめもない悩みで振り回すのはちょっと……)
-だが彼女はそれを受け入れるだろうな。
(そうだね。でも、その優しさが怖い……)
-怖い、か。そうだろうな。お前の姉は優しすぎる。だが、あれはお前を愛している。
今の遊貴には何もない。琉枝はひとりでも生きていけるだろうし、彼女の奔放ぶりはむしろ、ひとりでいる事を求めているようにも取れる。
(琉枝にとって……私は、必要なのかな?)
それは、全く意味のない疑問。
-そうだな。初めからいなかったら要らんかもしれん。だが、お前はここにいる。だから琉枝はお前を必要としている。
(それは何のために?)
-……いなかったら要らないと割り切れるだろうが、あったものを捨てるのは勇気が要る。ましてや血を分けた妹を捨てる事など出来ないさ、あれには。まあ止まり木でも補給港でもいいじゃないか。お互いに一緒にいられる間、色々話し合ってみてはどうだ?いや、焦らずともいずれその時が来るだろう。その時までに何を話すのか、準備しておくのだな。
両親を喪った後の琉枝の姿をうっすらと思い出した。あのときの琉枝ほど、茫然自失という表現が合う人に出くわした事はない。そして現実を認識した後の琉枝は、ずっと涙を流していた。遊貴の前でこそ姉として気丈に振る舞っていたが、ひとりになればずっと泣いていた事を知っている。
(そうだね。お互いに、支え合ってここまで来た……)
-ああ、そうだ。物質面では全く貢献していなかったお前だが、精神面ではずっと姉を支えていたんだ。堂々としていればいいさ。足りないところは補って貰え。その分返せるようになればいい。
(ん、ありがと……ところで……)
そしてまた、意味のない疑問を投げる。
(あなたは……あなたたちは、誰?)
そんな遊貴に、女性はひとこと声をかけるのだった。
-寝ろ。
---
《?次回予告?》
ロロナ 「時間が……ありません……」
La+ 「作者の本音かしら?」
次回、「Trust, my best.」
ちなみにルドルフ・シュタイナーもまず寝ろと言っていました。
デュエル終了後、利香は身体を90°傾けて頭を下げた。しかし朱理は全くの無表情である。
「別にいいわ。」
それだけ言うと、付き人の和那と丁度今やってきた遊貴を引き連れて部屋を出た。
「部長、お疲れ様です……って、負けちゃったんですか。」
遊貴と共に来た舞が、誰よりも早く駆け寄って声をかける。
「舞さんもお疲れ様です。お恥ずかしながら、負けてしまいました……さて、朱理さんのコメントどうしましょうねぇ……」
昨日「コメントが取れなければ末代までの恥」と言った手前、利香にはそれをせねばならないという重圧がある。
「まあ、改めてお願いしてみます。最悪取材拒否されましたという一文を載せておけばいい訳ですから。」
「あはは……舞は優しいですね。よっし、次は本戦で戦って、勝ってみせますよ!」
気合いの声と共に拳を突き上げ、本戦でのリベンジを誓う利香。
(情熱のベクトルが四散していなければ良い部長なんだけどなぁ……うん、他の部員達にも宮戸さんは萎縮しちゃいますね。許可無くやってしまいましたが、我ながら良い判断でした。)
集ってきた新聞部員達も一緒に鬨の声をあげる中、舞はひとり冷静に考えているのだった。
「お、お疲れさん。インタビュー、どうだった?」
教室に戻ると、同盟の片割れが声をかけてきた。気になるだろうに、今朝登校した時からもVDCβでの話題には一切触れない。世の中の偽紳士連中に見習わせたい真摯さだ。
「んー……そのうち新聞に載るんじゃないかな……征のところにもいずれ来ると思うけど。」
「いや、どんな感じで受け答えしたらいいのかなー、っと思ってさ。やっぱあれか?カイエン青山とか言っときゃいいのか?」
「それはどうだろう……話題にはなりそうだけど。」
こうやって努めて明るい冗談で場を和ませてくれる辺りも、彼の心遣いがありがたく思える。少ない友人の、厚い友情に感謝する日々。
「とはいえ、ただで負けたくはないな。折角面白いテーマデッキ持ってるんだからさ、勝てるとこまでは勝ちたいかな。」
「私は別に負けても良いけど……確かに、ただで負けたくはないかな。このデッキ、まだまだ使いこなせているとは言えないけど、実際はもっと強いはずだから。」
「お前がこれ以上強くなったら、俺の方も困るんだがな。ま、当たって負けたのが遊貴だったらまだ許容範囲かな。正面から当たって負けるならそれでいいさ。」
「うん、楽しみにしてる……ふふ。」
相変わらず表情の変化に乏しい遊貴だが、恐らくクラス中で一番会話しているであろう征には、小さな笑みが見て取れた。
(なるほど、この分なら解決したみたいだな。あいつらへの報告も何とかなりそうだ。)
気にしないように努めても、内心では気になるものである。ましてライバルが不調だと、どうしても協力したくなるものだ。しかし、それを乗り越えたのならもういい。元々精神力のある彼女のこと、今日にでも充分なパフォーマンスを見せてくれるだろう。
その日結局、VDCβでSnowの姿を見る事はなかったが、NSaverの報告により全員が「この話題に触れない、会っても何も訊かない」という協定が成立したのだった。
これは夢だ。
そう判っている夢を見る事は少ないが、その数少ない、夢だと判る夢だ。
-本当にそうか?
挑発するような、少し低いトーンの女性の声。
-夢というのは人間が、脳内で経験を整理している時に見るものだ。つまりこれはお前の経験が産み出した副産物だ。お前の脳は「夢を見ている」という現実を認識している。ならこれは夢か?現実の脳が認識している現実ではないのか?
口を動かそうとしても動かない。身体も動かない、目の前に誰もいない。ここまで非現実だと判っていてそれを否定するのも馬鹿馬鹿しい話である。
-それを夢と、人間は定義しているのではないか?
こちらは低い、静かな男性の声。しかしこちらは、その一言を言ったきり黙ってしまった。
-そうやって夢と現実の境界を曖昧にした連中が私達をだな……いや、その話は止そう。今はお前だ、Snowispell。
(何故私の名前を知っているの……?しかもVDCβでのハンドルネームを。)
-わかるさ。人間のやる事は結局、我々の想定の範囲でしかないからな。
(だったら、私が今何を考えているのかも判ると……?)
-当然、お見通しだ。お前は今ブルックリン橋の詐欺について考えている。偽造した所有権を売り捌いて、騙された側は所有したところでどうしようもない、という話だな。人間、奇妙な事ばかり思いつくものだ。
果たして、遊貴の考えも同じであった。
(…………それで、何かご用?)
-その詐欺は儲かるのか?
(やってみたら?)
-そうだな、今度やってみよう。しかし私が捕まったらお前は詐欺教唆だな。それでもいいのか?
なんだか面倒な相手だ。
(むぅ……本題は?)
-本題も何もあるか間抜けが。これはお前の脳内で起こっている出来事だ。故に夢であり現実である。我々はお前の脳が産み出した脳内整理用の存在であり、お前が言いださん事には用も何もあったものじゃない。
(あなたみたいな慇懃無礼なの、産み出した記憶はないのだけれど。)
-まあ少しオカルトな話をすれば、予知夢というヤツかもしれんぞ?どこかで私と出会うかもしれないし、逆に過去、忘れ去った記憶の中で出会った人間像が一人歩きしてこうなったのかもしれない。
(私は今、あなたを創造している……?)
-’’Imagination’’ではなく’’Create’’の方か……あながち間違ってはいない考え方だな。お前と話している私は、誰だと思う?
暫し時間を置いて、遊貴はひとつの結論を得た。
(…………私の脳内で出来た何か?)
-その通り。抽象的だが、それが正解だ。それを神と呼ぶ人もいれば真理と呼ぶ人もいるがな。
話が全く分からない。読書のしすぎで知識がオーバーフローしているのだろうか。
(神様は、人が作ったという事?)
-知らん。それは私の管轄外だ。神が創造した世界で、人間もまた自分の中に神を創造した、と考えればいいのではないか?
(いずれ会う人とか、いつかであった人とかではなくて?)
-だから知らんと言っておる。お前の脳内だ、お前しか判らんに決まっておるだろう。間抜けか貴様は。
勝手に人の夢に出てきては勝手に暴論を吐き、挙句適当な事を言い出す。真っ暗で姿も見えないし身体も動かないのでどうしようもないが、もし出会いでもしたら思わず殴ってしまいそうだ。
(それで結局……どちらさま?)
-自分の胸に訊けと言っておるだろう、馬鹿が。
呆れたような口調で馬鹿呼ばわりされた。腹が立つのでどうでもいい話題を振ってやろう。
(私がアンドロイドだったら、あなたとお話しできた?)
-面白い命題だな。もし仮にお前がアンドロイドだったら、会話可能だという事が実証されたな。お前がアンドロイドで無かった場合だが……アンドロイドが電気羊の夢を見るのかどうかが、そんなに重要な話か?夢ぐらい自由に見させてやれ。
-突如夢に出てきた我々が言う事ではないと思うがな。
再び男性の声。そしてまた彼は沈黙した。
-まあ突然出てきたところで取って食おう、と言う訳でもない。朝になるまでじっくり話し相手を務めてやろうではないか。
(んー……私の意志で他の夢は見られないし……ちょっと理不尽かも。)
-それについては……まあ、そうだろうな。しかし寝ている時にまで意志の力を働かせようとせんでもいい。それは休めて、活性化する思考とわずかばかりの感情で制御するのが眠っている時だ。
思考・感情・意志。この3つの言葉には見覚えがあった。確か本で読んだ気がする。
(その三要素って、ルドルフ・シュタイナー……だっけ?)
-今の私は、お前の経験でしかものを喋る事は出来んから、お前がそう考えたのならそうだろう。
自分の中にいるもうひとりの自分にでも話している感覚でいればいいのだろうか。
(んー……じゃあ、デュエルの話。私は、もう大丈夫なのかな……?)
-ふむ。《メタフィジカ・ステラパルヴィス・ドラゴン》の事か?
(……うん。正直、今も怖い。でも【U.A.】なら大丈夫だった。結局あの日は和那先輩と1度、しかも途中までしかできなかったけど……)
-何が原因かは少しずつ絞られてきているだろう?《メタフィジカ・ステラパルヴィス・ドラゴン》というカードが悪いのか、【メタフィジカ】というデッキが悪いのか、それとも相手が悪かったのか。
(でも、あのカードを出す前から……《ウォークラフト・ドラゴン》が出てから、体調が悪くなって……)
-だったら相手の問題だ。《ウォークラフト・ドラゴン》が悪いのだろう。
何でもないように言われるが、問題はもうひとつある。
(他の対戦者は何ともなかったのに?)
-何でもない体験や経験が他者にとってはトラウマとなり得る事もあるからな。そういう事ではないのか?記憶がないだけで、実はあの竜と因縁があるのかもしれんぞ?
(因縁……?)
-ああそうだ。もしかしたら魔王と戦う英雄の宿命でも背負っているのかもしれんな、お前は。
もし自分がこんな発想をしているのなら、今後ファンタジー小説を読む気が失せる。
(それ、どこかに返品できないかな?)
-もう生まれて13年近くだろう?クーリングオフの期限も過ぎているな。
(むぅ…………)
-まあむくれるな。まだそうと決まった訳では無かろう。
(他の人と違うのは、良くない事?)
-姉にでも訊いてみたらどうだ?あれこそ変人の極みだろう?
(あー……)
たまには他人に頼ってみろ、という事だろうか。琉枝が私を負担に思っていない事も、もっと頼っても構わない、と思っている事も知っている。しかし知っている事と行動する意志は別だ。遊貴はそれでも負担になりたくないと思うし、自分で解決できそうな事は自分でやりたい。
(自分でもどうにもならない、とりとめもない悩みで振り回すのはちょっと……)
-だが彼女はそれを受け入れるだろうな。
(そうだね。でも、その優しさが怖い……)
-怖い、か。そうだろうな。お前の姉は優しすぎる。だが、あれはお前を愛している。
今の遊貴には何もない。琉枝はひとりでも生きていけるだろうし、彼女の奔放ぶりはむしろ、ひとりでいる事を求めているようにも取れる。
(琉枝にとって……私は、必要なのかな?)
それは、全く意味のない疑問。
-そうだな。初めからいなかったら要らんかもしれん。だが、お前はここにいる。だから琉枝はお前を必要としている。
(それは何のために?)
-……いなかったら要らないと割り切れるだろうが、あったものを捨てるのは勇気が要る。ましてや血を分けた妹を捨てる事など出来ないさ、あれには。まあ止まり木でも補給港でもいいじゃないか。お互いに一緒にいられる間、色々話し合ってみてはどうだ?いや、焦らずともいずれその時が来るだろう。その時までに何を話すのか、準備しておくのだな。
両親を喪った後の琉枝の姿をうっすらと思い出した。あのときの琉枝ほど、茫然自失という表現が合う人に出くわした事はない。そして現実を認識した後の琉枝は、ずっと涙を流していた。遊貴の前でこそ姉として気丈に振る舞っていたが、ひとりになればずっと泣いていた事を知っている。
(そうだね。お互いに、支え合ってここまで来た……)
-ああ、そうだ。物質面では全く貢献していなかったお前だが、精神面ではずっと姉を支えていたんだ。堂々としていればいいさ。足りないところは補って貰え。その分返せるようになればいい。
(ん、ありがと……ところで……)
そしてまた、意味のない疑問を投げる。
(あなたは……あなたたちは、誰?)
そんな遊貴に、女性はひとこと声をかけるのだった。
-寝ろ。
---
《?次回予告?》
ロロナ 「時間が……ありません……」
La+ 「作者の本音かしら?」
次回、「Trust, my best.」
ちなみにルドルフ・シュタイナーもまず寝ろと言っていました。
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| 128 | 10 勇者の地、戦士の郷里 | 1344 | 2 | 2016-02-14 | - | |
| 164 | 11 口笛合わせて | 1379 | 0 | 2016-02-16 | - | |
| 87 | 12 光の外へと | 1265 | 2 | 2016-02-18 | - | |
| 127 | 13 追いかけた星は | 1310 | 0 | 2016-02-20 | - | |
| 102 | 14 夜昼なれ、花の舞 | 1366 | 2 | 2016-02-22 | - | |
| 119 | 15 Flee at once. | 1457 | 2 | 2016-02-24 | - | |
| 99 | 16 ’’Ιλιον’’を護る楯 | 1530 | 2 | 2016-02-26 | - | |
| 113 | デッキ詳説:LV *5.19追記 | 1260 | 0 | 2016-02-27 | - | |
| 141 | 17 Black and White | 1357 | 2 | 2016-02-28 | - | |
| 174 | 18 錆びついた旋律 | 1341 | 2 | 2016-03-01 | - | |
| 90 | EX 01:魔法のたまご | 1317 | 2 | 2016-03-02 | - | |
| 105 | EX 02:画竜点睛 | 1348 | 4 | 2016-03-03 | - | |
| 133 | EX 03:Got more raves | 1287 | 4 | 2016-03-05 | - | |
| 103 | EX 04:エンジェルドリーム | 1301 | 5 | 2016-03-06 | - | |
| 168 | EX 05:JET | 1292 | 7 | 2016-03-08 | - | |
| 175 | EX 06:凛として咲く花の如く | 1206 | 4 | 2016-03-09 | - | |
| 155 | 19 奏で続ける旋律 | 1277 | 4 | 2016-03-10 | - | |
| 93 | 20 中身は豚さ♪ | 1486 | 2 | 2016-03-12 | - | |
| 107 | 21 馬鹿め嘘だ、馬鹿め嘘だ | 1409 | 4 | 2016-03-14 | - | |
| 140 | 22 I got ’pig iron’♪ | 1270 | 2 | 2016-03-16 | - | |
| 141 | 23 Get your ticket | 1312 | 2 | 2016-03-18 | - | |
| 114 | 24 She once was a… | 1275 | 2 | 2016-03-20 | - | |
| 165 | 25 if you really try | 1377 | 2 | 2016-03-22 | - | |
| 161 | 26 虹の橋を越えて | 1311 | 2 | 2016-03-24 | - | |
| 153 | 27 gray sand | 1374 | 2 | 2016-03-26 | - | |
| 136 | 28 lonely words | 1199 | 2 | 2016-03-28 | - | |
| 157 | 29 Build a fortress | 1261 | 2 | 2016-03-30 | - | |
| 132 | 30 自由に歩いて | 1250 | 2 | 2016-04-01 | - | |
| 144 | 31 気持ち隠して | 1307 | 2 | 2016-04-03 | - | |
| 157 | 32 シャボン玉ひとつ | 1267 | 0 | 2016-04-05 | - | |
| 100 | 33 その日まで | 1141 | 2 | 2016-04-07 | - | |
| 119 | 34 少しずつ埋めるように | 1237 | 2 | 2016-04-09 | - | |
| 157 | 35 碧の道に沿うように | 1309 | 2 | 2016-04-11 | - | |
| 102 | 36 信じた夢を目指して | 1271 | 2 | 2016-04-13 | - | |
| 198 | 37 Revive → | 1385 | 2 | 2016-04-15 | - | |
| 161 | 38 道標を探すのなら… | 1253 | 2 | 2016-04-17 | - | |
| 123 | 39 Element of SPADA1 | 1285 | 2 | 2016-04-19 | - | |
| 153 | 40 さよならトリップ・1 | 1158 | 2 | 2016-04-21 | - | |
| 140 | 41 In the Zone・1 | 1283 | 2 | 2016-04-23 | - | |
| 102 | 42 In the Zone・2 | 1168 | 2 | 2016-04-25 | - | |
| 83 | デッキ詳説:XD (最終稿?) | 1213 | 0 | 2016-04-26 | - | |
| 150 | 43 星の扉・1 | 1156 | 2 | 2016-04-27 | - | |
| 117 | 44 F.A.T.E. part1 | 1330 | 2 | 2016-04-29 | - | |
| 94 | 45 F.A.T.E. part2 | 1283 | 2 | 2016-05-01 | - | |
| 188 | 46 笑顔の訳 | 1304 | 4 | 2016-05-03 | - | |
| 121 | 47 Element of SPADA2 | 1316 | 2 | 2016-05-05 | - | |
| 97 | 48 星の扉 part2 | 1295 | 2 | 2016-05-07 | - | |
| 92 | 49 Wings of Tomorrow | 1360 | 2 | 2016-05-09 | - | |
| 112 | 閑話休題 ゆきみかりんのパーフェクトry | 1442 | 2 | 2016-05-11 | - | |
| 149 | 50 In the Zone・3 | 1181 | 4 | 2016-05-13 | - | |
| 107 | 51 星の扉 part3 | 1307 | 4 | 2016-05-15 | - | |
| 142 | 52 星の扉 part4 | 1433 | 5 | 2016-05-17 | - | |
| 150 | 53 さよならトリップ part.2 | 1344 | 3 | 2016-05-19 | - | |
| 121 | 閑話休題2:座談会 | 1321 | 2 | 2016-05-21 | - | |
| 144 | 第2部予告・キャラ紹介 | 1524 | 0 | 2016-05-23 | - | |
| 144 | 54 開幕前の旋風 | 1395 | 2 | 2016-05-26 | - | |
| 146 | 55 コピーとオリジナルとコピー 前編 | 1373 | 2 | 2016-05-29 | - | |
| 94 | 56 コピーとオリジナルとコピー 中編 | 1218 | 2 | 2016-06-01 | - | |
| 129 | 57 コピーとオリジナルとコピー 後編 | 1272 | 2 | 2016-06-04 | - | |
| 113 | 58 螢火の幽霊娘 | 1423 | 2 | 2016-06-07 | - | |
| 155 | 59 Brave Sword | 1345 | 4 | 2016-06-10 | - | |
| 144 | 60 Braver’s Soul | 1290 | 2 | 2016-06-13 | - | |
| 153 | 幕間 久実のだらだラジオ01 | 1322 | 0 | 2016-06-14 | - | |
| 126 | 61 紙一重の差で | 1369 | 2 | 2016-06-16 | - | |
| 121 | 62 Beyond the fate | 1250 | 2 | 2016-06-19 | - | |
| 142 | 63 一点突破! | 1277 | 2 | 2016-06-22 | - | |
| 126 | 64 交わされた約束 | 1187 | 2 | 2016-06-25 | - | |
| 153 | 65 狂イ咲ケ焔ノ華 | 1352 | 2 | 2016-06-28 | - | |
| 142 | 66 光と焔 | 1313 | 2 | 2016-07-01 | - | |
| 144 | 67 Rifling fate | 1253 | 2 | 2016-07-04 | - | |
| 90 | 68 Gunslinger in... | 1228 | 2 | 2016-07-07 | - | |
| 151 | 幕間 久実のだらだラジオ02 | 1198 | 2 | 2016-07-10 | - | |
| 73 | 69 Extra-Zero 8 | 1214 | 2 | 2016-07-13 | - | |
| 159 | 70 軍靴の鳴動 | 1149 | 2 | 2016-07-16 | - | |
| 167 | 71 休憩の過ごしかた | 1266 | 2 | 2016-07-19 | - | |
| 162 | 72 激戦の予感 | 1443 | 2 | 2016-07-22 | - | |
| 137 | 10000閲覧感謝特番(特番とはry) | 1311 | 2 | 2016-07-25 | - | |
| 153 | 73 幻竜と隼 | 1255 | 2 | 2016-07-28 | - | |
| 138 | 74 薄氷 | 1200 | 2 | 2016-08-01 | - | |
| 161 | 【告知】一万閲覧感謝祭について【重点】 | 1391 | 7 | 2016-08-02 | - | |
| 143 | 74 バード・ストライク | 1174 | 2 | 2016-08-04 | - | |
| 146 | 75 革命と終端 | 1197 | 2 | 2016-08-07 | - | |
| 150 | 76 Soldier’s Ballad | 1120 | 4 | 2016-08-10 | - | |
| 143 | 77 Full Boost! | 1142 | 2 | 2016-08-13 | - | |
| 157 | 78 Dead heat | 1244 | 2 | 2016-08-16 | - | |
| 154 | 79 フューチャー・リビジョン | 1179 | 2 | 2016-08-19 | - | |
| 145 | 幕間 久実のだらだラジオ03 | 1207 | 2 | 2016-08-22 | - | |
| 158 | 80 それぞれの「加速度」 | 1099 | 2 | 2016-08-25 | - | |
| 81 | 81 EDEN | 1154 | 4 | 2016-09-01 | - | |
| 90 | 82 闇夜の錦 | 1170 | 2 | 2016-09-05 | - | |
| 151 | 83 月影 | 1349 | 2 | 2016-09-09 | - | |
| 117 | 84 宵待桜と日照の龍 | 1196 | 2 | 2016-09-13 | - | |
| 143 | 85 Sakura Sunrise | 1393 | 2 | 2016-09-18 | - | |
| 114 | 閑話休題:お詫びとおまけ | 1184 | 2 | 2016-09-22 | - | |
| 81 | 86 宵闇に舞え、幽玄の桜 | 1171 | 4 | 2016-09-26 | - | |
| 112 | 87 ‘‘fascination’’ | 1131 | 4 | 2016-10-05 | - | |
| 84 | 88 曙光の歌 | 998 | 2 | 2016-10-13 | - | |
| 120 | 89 夜露に濡れた朝陽 | 1261 | 2 | 2016-10-18 | - | |
| 192 | 90 9.A.M. | 1351 | 2 | 2016-10-26 | - | |
| 157 | 幕間 久実のだらだラジオ04 | 1263 | 2 | 2016-11-01 | - | |
| 142 | 91 Gwin to run | 1112 | 2 | 2016-11-09 | - | |
| 151 | 92 ライトニング・マイル | 1131 | 4 | 2016-11-15 | - | |
| 168 | 93 双振 | 1149 | 2 | 2016-11-20 | - | |
| 80 | 94 鉛と金と | 1066 | 2 | 2016-11-25 | - | |
| 128 | 95 剣と牙 | 1139 | 2 | 2016-11-29 | - | |
| 138 | 96 剣戟連閃 *ミス有・未修正 | 1232 | 4 | 2016-12-04 | - | |
| 147 | 97 Follow Tomorrow | 1199 | 6 | 2016-12-06 | - | |
| 99 | 幕間 久実のだらだラジオ05 | 1111 | 3 | 2016-12-07 | - | |
| 93 | 番外編1-1 plan 8 to B | 1121 | 3 | 2016-12-11 | - | |
| 150 | 番外編1-2 †渚の大魔王† | 1169 | 5 | 2016-12-15 | - | |
| 178 | 番外編1-3 灼熱<(ヮ)> | 1205 | 4 | 2016-12-18 | - | |
| 147 | 番外編2-1 籐篠塾・開講? | 1081 | 5 | 2016-12-21 | - | |
| 123 | 番外編2-2 実践?籐篠塾 | 1202 | 3 | 2016-12-23 | - | |
| 142 | そぴあちゃんのくり(ry | 1324 | 3 | 2016-12-25 | - | |
| 157 | 番外編2-3 対面する者たち | 1196 | 3 | 2016-12-30 | - | |
| 106 | 番外編2-4 集結と収束 | 1070 | 7 | 2017-01-03 | - | |
| 133 | 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 | 1130 | 3 | 2017-01-05 | - | |
| 164 | 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 | 1262 | 2 | 2017-01-10 | - | |
| 127 | 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 | 1207 | 5 | 2017-01-13 | - | |
| 169 | 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 | 1196 | 2 | 2017-01-15 | - | |
| 143 | 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 | 1080 | 4 | 2017-01-18 | - | |
| 163 | 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 | 1153 | 4 | 2017-01-22 | - | |
| 152 | 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 | 1305 | 9 | 2017-01-27 | - | |
| 95 | 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 | 1240 | 8 | 2017-01-31 | - | |
| 153 | 番外編2-12 服と感性と(pt.1) | 1081 | 4 | 2017-02-04 | - | |
| 145 | 番外編2 前半終了の幕間 | 1189 | 9 | 2017-02-06 | - | |
| 162 | 番外編2-13 服と感性と(pt.2) | 1073 | 2 | 2017-02-10 | - | |
| 164 | 幕間 論争、宇宙まで | 1099 | 2 | 2017-02-14 | - | |
| 156 | 番外編2-14 服と感性と(pt.3) | 1108 | 2 | 2017-02-16 | - | |
| 153 | 【緊急?更新】今後の方策について | 1161 | 2 | 2017-02-18 | - | |
| 139 | 番外編2-15 服と感性と(pt.4) | 1151 | 10 | 2017-02-21 | - | |
| 150 | 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) | 1271 | 2 | 2017-02-26 | - | |
| 165 | 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) | 1111 | 2 | 2017-03-03 | - | |
| 136 | 番外編2-18 Symphonic…1 | 1387 | 2 | 2017-03-14 | - | |
| 140 | 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 | 1106 | 2 | 2017-03-20 | - | |
| 148 | 番外編2-19 Symphonic…2 | 927 | 3 | 2017-03-27 | - | |
| 118 | 番外編2-20 新乱気流…pt.1 | 1000 | 2 | 2017-04-05 | - | |
| 176 | 番外編2-21 新乱気流…pt.2 | 1060 | 2 | 2017-04-16 | - | |
| 172 | 番外編2-22 新乱気流…pt.3 | 1102 | 2 | 2017-04-21 | - | |
| 124 | 番外編2-23 Waltzic...p1 | 1042 | 2 | 2017-04-26 | - | |
| 154 | 番外編2-24 Waltzic...p2 | 1114 | 2 | 2017-05-02 | - | |
| 141 | 番外編2-25 Waltzic...p3 | 1213 | 6 | 2017-06-03 | - | |
| 115 | 番外編2-26 Waltzic...p4 | 956 | 3 | 2017-06-11 | - | |
| 142 | 番外編2-26 Waltzic...p5 | 1074 | 4 | 2017-06-24 | - | |
| 185 | 98 Drawback | 1214 | 2 | 2017-07-10 | - | |
| 171 | 99 Silhouette | 1050 | 2 | 2017-09-22 | - | |
| 154 | Where is my No.100!? | 1178 | 4 | 2017-11-19 | - | |
| 122 | 番外編File-X 静かな夜に? | 1131 | 2 | 2017-12-25 | - | |
| 137 | Over the Period -御品書 | 1045 | 2 | 2018-06-14 | - | |
| 91 | OtP0 Boat | 922 | 2 | 2018-07-07 | - | |
| 109 | OtP02 Serenade | 949 | 0 | 2018-07-14 | - | |
| 103 | OtP03 Dirge | 951 | 0 | 2018-09-01 | - | |
| 108 | OtP04 Requiem | 920 | 2 | 2018-09-17 | - | |
| 125 | OtP05 Period | 943 | 2 | 2018-09-24 | - | |
| 86 | 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ | 861 | 0 | 2018-09-28 | - | |
| 152 | OtP06 Anthem | 965 | 2 | 2018-10-14 | - | |
| 146 | OtP07 Perfectly | 1090 | 2 | 2018-10-19 | - | |
| 85 | OtP08 Possession | 819 | 2 | 2018-11-02 | - | |
| 77 | OtP09 Bloomin’ | 974 | 2 | 2018-11-22 | - | |
| 125 | OtP10 Danger! | 967 | 2 | 2018-12-09 | - | |
| 135 | OtP11 Vidofnir | 1063 | 2 | 2018-12-22 | - | |
| 115 | OtP12 Sigmund | 890 | 2 | 2019-01-01 | - | |
| 87 | OtP13 Quantum | 961 | 2 | 2019-01-11 | - | |
| 131 | OtP14 Vicious | 970 | 2 | 2019-01-25 | - | |
| 130 | OtP15 Quantize | 950 | 3 | 2019-01-29 | - | |
| 111 | OtP16 Fragments | 1093 | 2 | 2019-02-04 | - | |
| 103 | OtP17 Nornir | 833 | 2 | 2019-02-15 | - | |
| 107 | OtP18 Beyond the End | 854 | 2 | 2019-02-20 | - | |
| 102 | OtP第三幕 コラボ企画おしながき | 815 | 2 | 2019-02-24 | - | |
| 135 | OtP19 Deflect | 904 | 2 | 2019-03-01 | - | |
| 84 | OtP20 Jokulhaups | 815 | 2 | 2019-03-11 | - | |
| 93 | OtP21 Expedition | 904 | 2 | 2019-03-15 | - | |
| 86 | OtP22 Lindwurm | 900 | 2 | 2019-03-19 | - | |
| 83 | OtP23 Swords | 828 | 2 | 2019-03-24 | - | |
| 99 | 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい | 926 | 2 | 2019-04-01 | - | |
| 152 | OtP24 Charge | 895 | 2 | 2019-04-08 | - | |
| 149 | OtP25 Manque | 873 | 2 | 2019-04-21 | - | |
| 96 | OtP26 Lightning | 775 | 2 | 2019-05-03 | - | |
| 105 | OtP27 Blaze | 905 | 2 | 2019-05-22 | - | |
| 92 | OtP28 Prelude | 1010 | 2 | 2019-09-29 | - | |
| 117 | OtP29 Phantom | 854 | 0 | 2021-01-02 | - | |
| 88 | OtP30 mare-Nectaris | 721 | 2 | 2023-01-22 | - | |
| 77 | OtP31 Enclosure | 621 | 2 | 2023-11-06 | - | |
| 29 | OtP32 Niente | 243 | 0 | 2025-09-28 | - | |
| 28 | OtP33 Appreciate | 168 | 0 | 2025-10-08 | - | |
| 19 | OtP34 Assume | 164 | 0 | 2025-10-19 | - | 
更新情報 - NEW -
- 2025/10/27 新商品 BURST PROTOCOL カードリスト追加。
- 10/31 20:43 評価 10点 《サイバネット・コンフリクト》「サーチ出来る万能カウンター。…
- 10/31 19:04 評価 8点 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》「*素材数0でも効くので相手番…
- 10/31 18:00 評価 10点 《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》「脳筋。これに尽きる。五桁打点で一瞬で…
- 10/31 17:42 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 10/31 15:47 評価 8点 《シルバーヴァレット・ドラゴン》「「銀の弾丸」を模した《ヴァレ…
- 10/31 15:34 評価 8点 《ドレミコード・エレガンス》「*それからP召喚時に自分の効果は…
- 10/31 15:18 評価 8点 《儚無みずき》「*屬性水と引きやすいので何回もLPを増やせる力を…
- 10/31 14:50 評価 6点 《プランキッズ・ロアゴン》「*効果2はEx山札を破壊する札に効…
- 10/31 14:11 評価 8点 《デーモンの気魄》「デーモン新規の永続罠。 ①はデーモンでは貴…
- 10/31 14:04 評価 8点 《屋敷わらし》「*時に効くので墓地へどんどん注ぐ札には《D.D.…
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- 10/30 23:45 評価 9点 《アブソルーター・ドラゴン》「《ヴァレット》の相方の様な存在の…
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 遊戯王コンボ一覧 闇 属性
 闇 属性 光 属性
 光 属性 地 属性
 地 属性 水 属性
 水 属性 炎 属性
 炎 属性 風 属性
 風 属性 神 属性
 神 属性
唐突に現れた2人の男女の声。ロロナと同じ精霊、なのかなとも思いましたがステラパルヴィスとはまた別のようですし、この2人が遊貴のもとに現れた理由が知りたいですね。恐らく次回以降で少しづつ明かされたりするのでしょうが……
しかし最後の躊躇ない「寝ろ」で噴き出してしまいました。 (2016-04-09 10:26)
彼と彼のライバル、どこで差がついたのか……
夢の中のふたりについては、今は遊貴の精神がもにょって出てきた(意味不明)キャラクターという立ち位置ですかね。もちろん、正体は明らかになります。
寝てる状態で寝る……ド○クエかな? (2016-04-09 11:59)