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HOME > 遊戯王SS一覧 > 04 光と闇の物語の序曲

04 光と闇の物語の序曲 作:Ales

 翌日、昼休み。
 弱点補間小同盟の面々(2人)は、イギリス人よろしく紅茶を飲みながら、話を始めていた。とはいえ、カップに入れてソーサーとスプーンを添え、砂糖やミルクを出すような優雅な真似はしない。既製品をペットボトルから直接飲んでいる。

 「やっぱ、思い切りってのは必要になってくるもんだなぁ。相手と構築を比較してさ、『あ、これパワー負けしてるな』って思うのは不味いじゃん?」

 350mlの大半を一気飲みした征が切り出す。

 「んー……何か突出して強いところで弱点を補えたら良いんだろうけど、そもそも環境に対して突出している部分がないのが問題だよね。」

 仔猫の用にちまちまと飲んでいる遊貴が答えた。両手で持つ辺り既にマナー違反であるが、誰も指摘する人はいない。

 「それを言ってしまうとお終いじゃね?そっちはさ、ノヴァを出すパターンをもっと増やせたらインフィニティで制圧できるんだし何とかなるじゃん?」
 「そのインフィニティを止めたのは誰でしたかねぇ……」

 遊貴のジト目を、征は顔を左上に逸らして躱した。

 「まあそりゃ、来るとわかっていたら誰だって手段は選ばないさ。でも、全部フリーパスしたクセに結局勝っちゃうんだから、デッキの地力ではそっちが上なんじゃないのか?」
 「いや、あれは征のプレイミス。フェルグラントの効果をかけるのは自身にしないといけない…そしたら、インフィニティの効果も受けなかったから……」
 「え、マジ?あれ自分にもかけられたのかよ…」

 お互い、頭上に見えない疑問符を浮かべた。

 「え……?」
 「え?」

 しばしフリーズ。

 「気付いてなかったんだ……仕様上、一度宣言すると取り消しできないし……」

 ペットボトルのお茶を一口飲んで落ち着いた遊貴が、苦笑混じりに口を開いた。

 「うん、あれ相手フィールドだけだと勘違いしてた…ホントだ、自分フィールド上のモンスターも対象に出来るわ…」

 《神竜騎士フェルグラント》のカードを取り出し、テキストを確認した征もまた、苦笑混じりであった。

 「まあでも、結局は《リミッター解除》のタイミングを変えて対処してただろ?」
 「うん。でもそういうミス一つで展開が動くことも考えられるから……」
 「何にせよ、ミスはミスだなー。採用しときながら恥ずかしいぜ。」

 そのための弱点補間小同盟、と互いに言い合って、また笑い合った。



 放課後、VDCβ。
 周りの視線を避けるようにしてやってきたのは、裏路地だった。
 3DCGのグラフィックで構成されているとはいえ、階段や梯子は昇り降り出来ない場合がほとんどだ。家屋などの施設についても同様で、入ることが出来るのはアリーナや、雰囲気作りためのバーなど、デュエルスペースのみである。
 本来、そのはずなのだが。

 「……?」

 薄暗い路地の袋小路には、マップ切り替え判定を示すマーカーが光っていた。そこに建っているのは、小さな家である。
 いや、家というには意匠が少々華美だろうか。小さな美術館か、神殿だろう。

 「こんな所にデュエルスペースあるんだ…」

 ここなら人もほとんどいないだろう、と思った遊貴は、中に一歩踏み入った。
 転送が完了し、景色が変わってホールが視界に入った。中に灯りはないが、窓から差し込む光が内部を十二分に映している。
 人の気配はない。もっとも、仮想空間で察知できる人はいないだろうが。

 周囲を見渡したところ、この建物にある『要素』は3つだった。
 ひとつは、今潜ってきた転送プログラム。
 ふたつ目は、正面にある大きな扉。これもまた、転送プログラムになっている。
 最後のひとつは、両脇の階段から上がった、やはり正面にある扉だった。これも同じく転送装置らしい。

 「んー……」

 まずは1階からだろうか、と思った遊貴は、正面にある扉の転送装置を起動する。扉が開くムービーと共に、中の光景が顕になった。
 奥まで10メートルはあるだろうか。外観に反して、随分広い建物である。ここにもやはり照明はない。しかし、日の光に照らされたステンドグラスのおかげで、足下程度なら不自由しない明るさを保っていた。
 正面に向けて歩を進める。中程まで進んだ頃に、ひとりの少女の存在を認めた。長椅子に座り、一枚の絵を見ている。
 妙に響く足音に反応したのか、少女がこちらを振り向いた。

 「……こんにちは。」

 とりあえず無難に会釈してみた。

 「…………」

 少女は、無言で近付いてきた。透き通るように白い髪や肌、そして服がステンドグラスによって絶えず色を変える様は、まるで映画のワンシーンだ。

 「…………」

 少女が手を伸ばした。恐らく、私の頬に触れたのだろう。HMD越しなので感覚もないし、視界にも入らない。

 「……あの」

 驚いて声をかけようとした時に、異常に気が付いた。それに気付いて、私は混乱してしまった。
 ひとつは、彼女が私に、恐らく「触れている」であろう事だ。
 VDCβでは、キャラクター同士が接触することはない。ぶつかる勢いで直進しても、一定範囲内を通過する事は出来ない。しかし彼女は、私の顔に手を伸ばし、明らかに仕様外の範囲に侵食している。
 そしてもうひとつ、最初に気付くべきだった事。


 -彼女は、デュエルディスクを持っていなかった。


 「…………」

 デュエルディスクを装着していない、つまり通常であればアクセスする事の出来ないその少女は、数分前に伸ばした右手を私に向けて伸ばしたまま、瞬きすらせずに立っている。

 「……むぅ。」

 軽いパニックから回復した遊貴は、とりあえず伸ばされた手から離れた。少女の眼が少し曇ったようにも見えたが、それより何より、先に訊く事がある。

 「あの、どちら様……」
 「あなたは……」

 意を決した遊貴と、下から覗き込むように顔色を窺っていた少女が、同時に声を出した。

 「……」
 「……」

 再び沈黙してしまう。

 「それで、どちら様ですか。」

 琉枝から先んずれば何とやら、と言い聞かされてきただけあって、思い切った行動の決断は素早い。

 「私は……んー…………」

 遊貴にしてみれば、特に難しい事を訊いたつもりはない。姓氏あるいは職業、ユーザー名。どれを答えても正答になるはずだ。それに対して悩むという行為は、遊貴には理解できなかった。

 「まあそれより、あなたはどうしてこんな所にいるの?」
 「え?」

 出鼻を挫くという類の話ではなかった。そもそも会話が成立していない。

 「帰ってもいいかな……」

 誰に言うでもなく呟いた言葉に、少女が強い反応を示した。

 「えっと、待って!待って、下さい……」
 「はぁ……」

 溜息をひとつ。
 とりあえず数十秒待っては見たが、眼前の少女は話を進めてくれそうにない。

 「用事ないなら……帰る……」

 そう言い放ち、右回りに反転した。

 「だから、その、待って!」

 後ろから両肩を掴まれた。

 「はぁ……」

 本日2回目、溜息が漏れた。

 「じゃあちゃんと質問に答えて。もし答えないなら、違反プレイヤーがいるって運営に通報する。」
 「違反…プレイヤー?」
 「どうやってデュエルディスクなしでログインしたのかは知らないけど……」

 VDCβは『デュエルのために』用意されたスペースであり、サーバへのアクセスには対応したデュエルディスクが必須である。デバイスの接続が切れた場合、アクセス中であっても強制的にログアウトされる。

 「デュエルディスク……あなたは、デュエリストなの?」
 「…………え?」

 ここにデュエリスト以外の人間がいるはずがない。それをあえて訊くという行為は、目の前の少女はデュエリストではないという事の証左であると言えよう。

 「やっぱり通報する……」

 いやな予感がして、出口へと進もうとした瞬間。
 不意に周囲から光が消えた。周囲を見回すと、白い少女がぼんやりと見える。光源は窓の外の陽光だったので、何かが太陽を遮ったのだろう。薄暗い中に少女が白く浮かんでいる様は、どう見てもホラー映画の1シーンだ。

 そして嫌な予感というのは、大抵当たる。

 豪奢なステンドグラスと石造りの壁を砕いて、それはやってきた。
より正確には、「建造物が崩れた」という状況を、音で認識しただけだ。相変わらず暗いので、視覚は闇以外の情報をもたらさない。

 「う……あ……」

 傍らの少女が震えていた。遊貴は闇を見据えてみたが、そこからは何も得られない。どうするべきか迷っている間も、視界は黒い闇と、傍らに見える小さな白のみである。

 (とにかく、ログアウトして仕切り直そう。)

 見捨てたところで仮想空間だ。そう決断し、メニューを開こうとした時。
 突然の光と共に、デュエルディスクが勝手に起動した。

 「え……?」

 VDCβ内でのデュエルは、強制性はない。先日の対戦ように、両者が合意して初めて成立するものだ。遊貴はデュエルディスクのどのボタンにも触れていないし、デュエル待機状態でもない。


-このデュエル、受けてはいけない-


 そう直感した遊貴は、右手を伸ばし、PCの電源ボタンを探した。ここが電子上の空間である以上、現実の方から関わりを絶ってしまえば、これ以上の被害に遭う事はない。
そう考えて伸ばした手が掴んだのはしかし、少女の手だった。


 「やっと、答えてくれました……」

 少女の声が闇に響くと同時に、指先から光が弾けた。
 その光は闇を裂き、やがて矢のように四方へ飛び去った。
 闇はひとつの形を成した。30センチ程度の球体とデュエルディスクが、陽光に照らされて不気味に蠢いている。


 一筋の光が、遊貴のデュエルディスクに触れた。
 後に判明するのだが、光は他にも4人の元へ飛んだらしいが、今は知る由もない。


 デッキが一瞬光ったかと思うと、消えると同時にに上から数枚ののカードが抜き出される。デュエルをしろ、という事だろう。だが遊貴は、今の状況を整理し切れていなかった。


 両手を耳に当ててみる。本来ならそこには、HMD付属のヘッドフォンが乗っている。
しかしは何もなかった。視界のの端で捕らえたのは、両手が耳に当たる様子だけだった。
 首を左右に振ってみる。HMDにジャイロセンサー等は搭載されていないので、本来なら首を振っても視界は変わらないはずだ。
 しかし視線は動いた。見えるのは瓦礫の山と、黒い球体と白い少女。

 「どういう事……?」

 遊貴の頭の中を、多くの疑問が駆け巡っている。
 仕様外と思われる少女、仕様外と思われるイベント、仕様外のハズの強制デュエル。そして何より、電子空間に直接、干渉している。

 「説明……してくれる?」

 少なくとも事象のひとつの要因である少女なら、何か知っているだろう。そう判断して声をかけてみたが、少女は遊貴を見上げたまま何も言わない。

 「はぁ……」

 いずれにせよ、選択肢はない。
 本日3度目の溜息と共に、腹を括った。
 5枚のカードを、一気に抜き取って構える。


「「デュエル!」」
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tres(トレス)
初めまして。オンラインゲームのような設定は好きです。電脳世界のことながらリアルの方にも侵食するというのは見てて怖いものがありますね。描写も凝っていて面白いです。 (2017-01-17 10:34)
Ales(from PC)
tresさん
コメントありがとうございます。コメントしたことはありませんでしたが、そちらのお話も読ませて頂いております。第2部で忘れ去られたように登場しない世界ですが、第3部では更にぶっ壊れて登場する予定です。つ、続きも読んで頂けると嬉しいです。 (2017-01-17 20:01)

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