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番外編2-1 籐篠塾・開講? 作:Ales
 デュエル三題噺(仮)
籐篠朱理は頭を抱えたい気分で一杯であった。自らの招いた結果とはいえ、彼女にとってあまりにハードルの高い仕事を引き受けてしまったのだ。いや正確には、引き受けざるを得なくなってしまったのだ。
己の迂闊さを呪うと共に、また逆転の発想も行ってみる。
「そうね、逆に考えましょう……」
一日、十時間程度の面倒さえ乗り切れば、自分の当面の立場は安泰であると。
尤も、その十時間程度のためにかける面倒はその数倍にも及ぶのであるが。
番外編2-1 籐篠塾・開講?
事は1ヶ月以上前にまで遡る。
籐篠朱理が棄権し、樋屋螢華・宮戸遊貴の両名も突如として参加を取りやめた夏の交流会のことである。
結果として中止になった交流会の中止宣言後、新聞部の面々により行われた非公式の交流会。これは結果として部長の遠山利香が反省文の提出及び譴責で処理されたのだが、これがきっかけとなって各部活動の監査なるものが実施されたのだ。夏季休講中に行われた監査の結果は、最早お察しといった惨状であった。
朱理が部長を務める文学部は、活動内容として事象の考察を掲げている。超常に見られる現象、或いは人の行動についての概論。全て過去の資料を参照し、そのレポートを纏める。これが文学部の表向きの活動内容なのである。
結果、要約すれば‘‘活動内容に沿った活動をしないのであれば解散しなさい’’という通告が出され、活動内容の是正勧告と共に‘‘ちょっとした’’面倒を引き受けざるを得ない状況となってしまったのだ。
「初心者向け……デッキ構築の講義、ですか……」
文学部の面々に-いや、籐篠朱理に提示されたのは、先に遊貴の呟いた内容の講師役であった。
「ええ、そうよ。これさえやっておけば、当面のところは安泰よ。」
「あー……監査の結果、最低でしたもんね…………」
小旅行の後、一時的に実家に帰省しているひとりの部員を除き、合計2名が一枚の紙を前にさてどうしたものかと悩んでいたのは、つい数日前であった。それが活動らしい活動をせずにおおよそ数ヶ月は監査を逃れられるとなると、朱理としては渋々ながらも賛成なのであった。
「と言う訳だから、当日の部活はなしね。」
「わかりました…………」
窓の外の風物は次第に映り変わる。
嬉々として照っていた夏の日差しは、いつしか寒風に変り、冬の雪は春の陽気に誘われるようにして昇華してゆく。
「いや、流石にそこまで時間は経ってないだろ……」
当日、いつものようにいずこかの部活へ助っ人に赴く和那に某小説を改編した文章を披露しながら、朱理は講義室へと足を運んだ。
「はぁ……面倒だわ…………」
マイクのスイッチが入っていないことを入念に確認した後、朱理は壇上で小さく呟いた。
さて部活の先輩が苦戦している最中、宮戸遊貴もまた苦戦していた。もっとも彼女の場合、朱理の苦労とは全くベクトルの違う苦労であり、朱理のそれが苦労の後に何も残らないのに対して遊貴のそれは見返りとして少しばかりの達成感が得られるものであった。
「やばいやばい……自己ベ出るよ自己ベ!」
隣で無駄にテンションが高いのは親友の星崎美夏である。先輩の苦労もいざ知らず、いや知ってはいるが彼女ひとりで対処すると声高に宣言したこともあり、遊貴はこうして美夏と共に久しぶりにゲームセンターに赴いていたのだ。
「やっぱ遊貴は上手いわ……」
「そりゃ、得意なゲームで得意な曲やったらそうなる……」
いつもの通り、音ゲーである。ふたりがゲームセンターですることと言えば音楽ゲームであり、UF○キャッチャーやメダルゲームには全く興味が向かない。レースゲームはそもそも足がペダルに届かないし、格ゲーに至っては美夏が物凄い拒絶反応を示すのだ。そんな訳で彼女らの主戦場はゴリラやゴジラの跋扈する音ゲー界なのであった。
「ん、おーい遊貴、電話鳴ってるぞ。」
音ゲーマーは大抵、携帯端末を筐体に置いてプレーする。携帯の機能を利用して個人認証をすることが多いこと、また自身のベストスコアを出した際に写真で保存することなどが主な理由としてあげられる。もっとも、遊貴はこの手の写真を撮ったことなど一度もないのだが。とにかく画面に集中する人より、隣で傍観している人の方が早く気付くことはままある。
「ん……あれ、籐篠先輩…………?」
「籐篠先輩って……あのおみあしの?」
頷くと、遊貴は携帯に手を伸ばして通話ボタンを押した。
「もしもし……」
プレーはとりあえず美夏に任せ、音楽の鳴る筐体から離れて声を出した。
「宮戸さん…………助けて。」
「はい?」
聞き間違いかと思ったが、どうやら本気で深刻らしい。
---
籐篠朱理の苦難の数時間前、講義開始の少し前に遡る。
「全く、どうしてわたくしひとりだけ時間が空くことがありますの!」
文句たらたら、苛立った様子を見せているのはマーヤ・エストホルムであった。彼女自身はスウェーデンの名家出身であるが、日本に留学に行ったきりろくに帰省もしない婚約者を追って遠路はるばる日本までやって来た。
正確にはやって来たのは1ヶ月程前であり、会いに来た時点でノルマ達成なのであるが、どうせ件の人物は帰る気などさらさらないようなので、共に時間を過ごすついでに観光案内の役でも押しつけようとしていたのだ。だが、どういう訳かここ京都で件の婚約者は用事が出来たと言っていずこかへ去ってしまい、急に手持ち無沙汰になったマーヤひとりが残される結果となったのだ。
「帰ってきたらお説教を……あら?」
自然と足が向いたのは、渡航後真っ先にやって来たデュエルアカデミアジャパン・ウエスト校であった。そこで彼女が見たものは、掲示板に貼ってあるひとつのポスターである。
‘‘初心者向けデッキ構築論’’
彼女もデュエルストであり、日本上陸前から海外でで猛威を振るった【Kozmo】デッキの使い手である。これで婚約者を後攻ワンキルする豪快なデュエルを見せたのは、未だにここウエスト校の生徒の記憶に新しいところであり、「Kozmo」上陸後に当該デッキを使用する者が増えたとかなんとか。
「講師は……あら、籐篠朱理さん?」
籐篠朱理と言えば、年に2度開催されるデュエルアカデミアジャパン・イースト校との交流会のうち、昨夏の覇者と聞いている。その時が高等部の第1学年であるとの情報も耳に入っているので、今は2年になるはずであり、生徒の身でありながら講義をするということになる。
「これは……是非、参加したいものですわ。」
目的の小講義堂がどこにあるのか、探すのに苦労はしたがなんとか時間前にはたどり着いた。
(さて、どのような講義なのでしょう……わたくしにわかる日本語ですと良いのですが……)
彼女の場合、ネックになるのはそもそも言語であった。
「では、時間になりましたので講義を始めます。自己紹介は……お手元のチラシを参照頂くとして、今回はデッキ構築論ということになっておりますので、早速そのお話をさせて頂きます。」
(このぐらいの日本語でしたら、なんとか……)
マーヤがそんな感想を抱いたのもつかの間、籐篠朱理の超初心者向け講義が加速しだした。
「そもそも、皆さんは何故デッキ構築という作業をしなければならないか理解しておりますか?これは複数の回答があるかと思いますが、講義内容に即して解を得るならば、これはデュエルモンスターズがトレーディングカードゲームであるから、と言えるでしょう。トレーディングカードゲームは数多くの種類を持つカードの中から任意の枚数を構築者の意思で決定するもので……」
(えっ……?どういう事ですの…………?)
日本人の言語学に対する教育水準が高いのか、それとも単にこの講師の言葉選びが不適切なのか。ちらりと周囲を見れば、それは火を見るよりも明らかであった。無論、後者である。
(初心者向け……ですわよね?)
そんなマーヤの疑問をよそに、講義は誰の指摘もなく粛々と進行している。
「ゲーム中にデッキを構築するカードゲームもありますが、それはまた、気になるようでしたらご自身で調べて頂くとして、デュエルモンスターズの、いえ、トレーディングカードゲーム一般におけるデッキ構築において…………」
(わかりました。この方、話の展開が早すぎるのですわ。)
朱理の講義は、その内容こそ確かに初心者向けかもしれない。だが問題は話題を転換する速さや内容についての考察の少なさであり、多くを提示するもののそれについての一々の考察を放棄するため、結果到底初心者向けとは言い難い代物になってしまっているのだ。
「……手っ取り早く勝つためのデッキを作る。どんなデッキを使えば勝てるのか。それは万人が研究し、また日夜研鑽を重ねている命題です。しかし、この講義は勝率を高めるためのものですから、ある一定度の説得力を持ってその命題の解を……」
「……すなわちデュエルモンスターズを戦略ゲームという観点から捉えますと、非常に面白い考察が得られます。戦術ゲーム「スタークラフト」の初代チャンピオンにしてマサチューセッツ工科大学の…………」
(ま、マサチューセッツ工科大学と言えば、世界有数の名門大学ですが……いえ、この方は一体、何を語ろうとしているのでしょう。)
そしてもうひとつ、わかったことがある。
(この方、私たちの反応を全く気にしておりませんのね……)
そう。籐篠朱理はまるで壁に向けて話しているかのように、一定のテンポで何の補足もなく、ただ淡々と事前資料を読んでいたのだ。聴講者も当然、何なんだこれはといった体で集中力が途切れてくる。
「……キルレシオについてはさておいて、実際に想像すればわかるかと思いますが、生産力という言葉については少々補足が……」
その時。マーヤの右前方に座っていた女性が、椅子から立ち上がって声を上げた。
「あ、あの!」
講師は講義を止め、彼女の方を向いた。
「はい?」
明らかに苛立っている。だが、立ち上がった女性は構わずに言い放った。
「その、講義が難しくて誰もわかっていないと思うんですけれど。」
「…………は?」
講師の口から、思わずと行った体でそんな言葉が漏れた。
---《あとがき》---
番外編第2弾、読者様参加企画開催です。
新しいキャラクター書ける!うれしい!
デュエル書ける!うれしい!
でも文章思いつかない!ナンデナンデ!?
しかもデッキもほとんど完成してない!ナンデナンデ!?
そんな思いがたまりたまった結果、流石に6人分チュートリアルはくっそ長いという事が判明。6人分チュートリアルで朱理の講義の内容が全部わかるようになるギミックを仕込む予定だったのですが、長い上に同じ時間軸を言って帰っての繰り返しなのでダレるので没に。代表として、うちのマーヤちゃんに犠牲になってもらいました。アーメウ。
ここから分岐して皆様から募集したキャラクターが登場するのですが、ここもまた悩みどころでして。6人分律儀にデッキ構築談義をしないといけないのに、するとちょっと長くなる。なので基本的にはサポート役との軽い接触だけを描写して、本筋の構築云々はデュエル中の回想シーンになるかなーと。でもそれだと応募頂いたキャラクターがあんまり書けない!デュエルするだけになっちゃう!でも6人分律儀に書いたらまたダレる。どうしよう。年末までには全キャラ書きたいな。クリスマスまでにお参りに行ってインスピレーションを湧かせてもらいます。
話は変わりますが、一万閲覧感謝企画なのに気付いたら二万閲覧になっちゃってましたね。嬉しいやら企画が遅くなってしまって申し訳ないやら。(・3・)ぷにぅさんの露骨な閲覧数稼ぎコメントが効いたようで何よりです(閲覧、本当にありがとうございます)。
っと、これ以上書くとそんな時間あるなら文章書けと言われかねませんのでこの辺で。これからもよろしくお願いいたします。
Ales
籐篠朱理は頭を抱えたい気分で一杯であった。自らの招いた結果とはいえ、彼女にとってあまりにハードルの高い仕事を引き受けてしまったのだ。いや正確には、引き受けざるを得なくなってしまったのだ。
己の迂闊さを呪うと共に、また逆転の発想も行ってみる。
「そうね、逆に考えましょう……」
一日、十時間程度の面倒さえ乗り切れば、自分の当面の立場は安泰であると。
尤も、その十時間程度のためにかける面倒はその数倍にも及ぶのであるが。
番外編2-1 籐篠塾・開講?
事は1ヶ月以上前にまで遡る。
籐篠朱理が棄権し、樋屋螢華・宮戸遊貴の両名も突如として参加を取りやめた夏の交流会のことである。
結果として中止になった交流会の中止宣言後、新聞部の面々により行われた非公式の交流会。これは結果として部長の遠山利香が反省文の提出及び譴責で処理されたのだが、これがきっかけとなって各部活動の監査なるものが実施されたのだ。夏季休講中に行われた監査の結果は、最早お察しといった惨状であった。
朱理が部長を務める文学部は、活動内容として事象の考察を掲げている。超常に見られる現象、或いは人の行動についての概論。全て過去の資料を参照し、そのレポートを纏める。これが文学部の表向きの活動内容なのである。
結果、要約すれば‘‘活動内容に沿った活動をしないのであれば解散しなさい’’という通告が出され、活動内容の是正勧告と共に‘‘ちょっとした’’面倒を引き受けざるを得ない状況となってしまったのだ。
「初心者向け……デッキ構築の講義、ですか……」
文学部の面々に-いや、籐篠朱理に提示されたのは、先に遊貴の呟いた内容の講師役であった。
「ええ、そうよ。これさえやっておけば、当面のところは安泰よ。」
「あー……監査の結果、最低でしたもんね…………」
小旅行の後、一時的に実家に帰省しているひとりの部員を除き、合計2名が一枚の紙を前にさてどうしたものかと悩んでいたのは、つい数日前であった。それが活動らしい活動をせずにおおよそ数ヶ月は監査を逃れられるとなると、朱理としては渋々ながらも賛成なのであった。
「と言う訳だから、当日の部活はなしね。」
「わかりました…………」
窓の外の風物は次第に映り変わる。
嬉々として照っていた夏の日差しは、いつしか寒風に変り、冬の雪は春の陽気に誘われるようにして昇華してゆく。
「いや、流石にそこまで時間は経ってないだろ……」
当日、いつものようにいずこかの部活へ助っ人に赴く和那に某小説を改編した文章を披露しながら、朱理は講義室へと足を運んだ。
「はぁ……面倒だわ…………」
マイクのスイッチが入っていないことを入念に確認した後、朱理は壇上で小さく呟いた。
さて部活の先輩が苦戦している最中、宮戸遊貴もまた苦戦していた。もっとも彼女の場合、朱理の苦労とは全くベクトルの違う苦労であり、朱理のそれが苦労の後に何も残らないのに対して遊貴のそれは見返りとして少しばかりの達成感が得られるものであった。
「やばいやばい……自己ベ出るよ自己ベ!」
隣で無駄にテンションが高いのは親友の星崎美夏である。先輩の苦労もいざ知らず、いや知ってはいるが彼女ひとりで対処すると声高に宣言したこともあり、遊貴はこうして美夏と共に久しぶりにゲームセンターに赴いていたのだ。
「やっぱ遊貴は上手いわ……」
「そりゃ、得意なゲームで得意な曲やったらそうなる……」
いつもの通り、音ゲーである。ふたりがゲームセンターですることと言えば音楽ゲームであり、UF○キャッチャーやメダルゲームには全く興味が向かない。レースゲームはそもそも足がペダルに届かないし、格ゲーに至っては美夏が物凄い拒絶反応を示すのだ。そんな訳で彼女らの主戦場はゴリラやゴジラの跋扈する音ゲー界なのであった。
「ん、おーい遊貴、電話鳴ってるぞ。」
音ゲーマーは大抵、携帯端末を筐体に置いてプレーする。携帯の機能を利用して個人認証をすることが多いこと、また自身のベストスコアを出した際に写真で保存することなどが主な理由としてあげられる。もっとも、遊貴はこの手の写真を撮ったことなど一度もないのだが。とにかく画面に集中する人より、隣で傍観している人の方が早く気付くことはままある。
「ん……あれ、籐篠先輩…………?」
「籐篠先輩って……あのおみあしの?」
頷くと、遊貴は携帯に手を伸ばして通話ボタンを押した。
「もしもし……」
プレーはとりあえず美夏に任せ、音楽の鳴る筐体から離れて声を出した。
「宮戸さん…………助けて。」
「はい?」
聞き間違いかと思ったが、どうやら本気で深刻らしい。
---
籐篠朱理の苦難の数時間前、講義開始の少し前に遡る。
「全く、どうしてわたくしひとりだけ時間が空くことがありますの!」
文句たらたら、苛立った様子を見せているのはマーヤ・エストホルムであった。彼女自身はスウェーデンの名家出身であるが、日本に留学に行ったきりろくに帰省もしない婚約者を追って遠路はるばる日本までやって来た。
正確にはやって来たのは1ヶ月程前であり、会いに来た時点でノルマ達成なのであるが、どうせ件の人物は帰る気などさらさらないようなので、共に時間を過ごすついでに観光案内の役でも押しつけようとしていたのだ。だが、どういう訳かここ京都で件の婚約者は用事が出来たと言っていずこかへ去ってしまい、急に手持ち無沙汰になったマーヤひとりが残される結果となったのだ。
「帰ってきたらお説教を……あら?」
自然と足が向いたのは、渡航後真っ先にやって来たデュエルアカデミアジャパン・ウエスト校であった。そこで彼女が見たものは、掲示板に貼ってあるひとつのポスターである。
‘‘初心者向けデッキ構築論’’
彼女もデュエルストであり、日本上陸前から海外でで猛威を振るった【Kozmo】デッキの使い手である。これで婚約者を後攻ワンキルする豪快なデュエルを見せたのは、未だにここウエスト校の生徒の記憶に新しいところであり、「Kozmo」上陸後に当該デッキを使用する者が増えたとかなんとか。
「講師は……あら、籐篠朱理さん?」
籐篠朱理と言えば、年に2度開催されるデュエルアカデミアジャパン・イースト校との交流会のうち、昨夏の覇者と聞いている。その時が高等部の第1学年であるとの情報も耳に入っているので、今は2年になるはずであり、生徒の身でありながら講義をするということになる。
「これは……是非、参加したいものですわ。」
目的の小講義堂がどこにあるのか、探すのに苦労はしたがなんとか時間前にはたどり着いた。
(さて、どのような講義なのでしょう……わたくしにわかる日本語ですと良いのですが……)
彼女の場合、ネックになるのはそもそも言語であった。
「では、時間になりましたので講義を始めます。自己紹介は……お手元のチラシを参照頂くとして、今回はデッキ構築論ということになっておりますので、早速そのお話をさせて頂きます。」
(このぐらいの日本語でしたら、なんとか……)
マーヤがそんな感想を抱いたのもつかの間、籐篠朱理の超初心者向け講義が加速しだした。
「そもそも、皆さんは何故デッキ構築という作業をしなければならないか理解しておりますか?これは複数の回答があるかと思いますが、講義内容に即して解を得るならば、これはデュエルモンスターズがトレーディングカードゲームであるから、と言えるでしょう。トレーディングカードゲームは数多くの種類を持つカードの中から任意の枚数を構築者の意思で決定するもので……」
(えっ……?どういう事ですの…………?)
日本人の言語学に対する教育水準が高いのか、それとも単にこの講師の言葉選びが不適切なのか。ちらりと周囲を見れば、それは火を見るよりも明らかであった。無論、後者である。
(初心者向け……ですわよね?)
そんなマーヤの疑問をよそに、講義は誰の指摘もなく粛々と進行している。
「ゲーム中にデッキを構築するカードゲームもありますが、それはまた、気になるようでしたらご自身で調べて頂くとして、デュエルモンスターズの、いえ、トレーディングカードゲーム一般におけるデッキ構築において…………」
(わかりました。この方、話の展開が早すぎるのですわ。)
朱理の講義は、その内容こそ確かに初心者向けかもしれない。だが問題は話題を転換する速さや内容についての考察の少なさであり、多くを提示するもののそれについての一々の考察を放棄するため、結果到底初心者向けとは言い難い代物になってしまっているのだ。
「……手っ取り早く勝つためのデッキを作る。どんなデッキを使えば勝てるのか。それは万人が研究し、また日夜研鑽を重ねている命題です。しかし、この講義は勝率を高めるためのものですから、ある一定度の説得力を持ってその命題の解を……」
「……すなわちデュエルモンスターズを戦略ゲームという観点から捉えますと、非常に面白い考察が得られます。戦術ゲーム「スタークラフト」の初代チャンピオンにしてマサチューセッツ工科大学の…………」
(ま、マサチューセッツ工科大学と言えば、世界有数の名門大学ですが……いえ、この方は一体、何を語ろうとしているのでしょう。)
そしてもうひとつ、わかったことがある。
(この方、私たちの反応を全く気にしておりませんのね……)
そう。籐篠朱理はまるで壁に向けて話しているかのように、一定のテンポで何の補足もなく、ただ淡々と事前資料を読んでいたのだ。聴講者も当然、何なんだこれはといった体で集中力が途切れてくる。
「……キルレシオについてはさておいて、実際に想像すればわかるかと思いますが、生産力という言葉については少々補足が……」
その時。マーヤの右前方に座っていた女性が、椅子から立ち上がって声を上げた。
「あ、あの!」
講師は講義を止め、彼女の方を向いた。
「はい?」
明らかに苛立っている。だが、立ち上がった女性は構わずに言い放った。
「その、講義が難しくて誰もわかっていないと思うんですけれど。」
「…………は?」
講師の口から、思わずと行った体でそんな言葉が漏れた。
---《あとがき》---
番外編第2弾、読者様参加企画開催です。
新しいキャラクター書ける!うれしい!
デュエル書ける!うれしい!
でも文章思いつかない!ナンデナンデ!?
しかもデッキもほとんど完成してない!ナンデナンデ!?
そんな思いがたまりたまった結果、流石に6人分チュートリアルはくっそ長いという事が判明。6人分チュートリアルで朱理の講義の内容が全部わかるようになるギミックを仕込む予定だったのですが、長い上に同じ時間軸を言って帰っての繰り返しなのでダレるので没に。代表として、うちのマーヤちゃんに犠牲になってもらいました。アーメウ。
ここから分岐して皆様から募集したキャラクターが登場するのですが、ここもまた悩みどころでして。6人分律儀にデッキ構築談義をしないといけないのに、するとちょっと長くなる。なので基本的にはサポート役との軽い接触だけを描写して、本筋の構築云々はデュエル中の回想シーンになるかなーと。でもそれだと応募頂いたキャラクターがあんまり書けない!デュエルするだけになっちゃう!でも6人分律儀に書いたらまたダレる。どうしよう。年末までには全キャラ書きたいな。クリスマスまでにお参りに行ってインスピレーションを湧かせてもらいます。
話は変わりますが、一万閲覧感謝企画なのに気付いたら二万閲覧になっちゃってましたね。嬉しいやら企画が遅くなってしまって申し訳ないやら。(・3・)ぷにぅさんの露骨な閲覧数稼ぎコメントが効いたようで何よりです(閲覧、本当にありがとうございます)。
っと、これ以上書くとそんな時間あるなら文章書けと言われかねませんのでこの辺で。これからもよろしくお願いいたします。
Ales
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| 102 | 14 夜昼なれ、花の舞 | 1367 | 2 | 2016-02-22 | - | |
| 120 | 15 Flee at once. | 1459 | 2 | 2016-02-24 | - | |
| 100 | 16 ’’Ιλιον’’を護る楯 | 1533 | 2 | 2016-02-26 | - | |
| 113 | デッキ詳説:LV *5.19追記 | 1260 | 0 | 2016-02-27 | - | |
| 142 | 17 Black and White | 1359 | 2 | 2016-02-28 | - | |
| 175 | 18 錆びついた旋律 | 1343 | 2 | 2016-03-01 | - | |
| 91 | EX 01:魔法のたまご | 1320 | 2 | 2016-03-02 | - | |
| 106 | EX 02:画竜点睛 | 1350 | 4 | 2016-03-03 | - | |
| 133 | EX 03:Got more raves | 1288 | 4 | 2016-03-05 | - | |
| 104 | EX 04:エンジェルドリーム | 1304 | 5 | 2016-03-06 | - | |
| 169 | EX 05:JET | 1294 | 7 | 2016-03-08 | - | |
| 175 | EX 06:凛として咲く花の如く | 1207 | 4 | 2016-03-09 | - | |
| 155 | 19 奏で続ける旋律 | 1277 | 4 | 2016-03-10 | - | |
| 94 | 20 中身は豚さ♪ | 1488 | 2 | 2016-03-12 | - | |
| 108 | 21 馬鹿め嘘だ、馬鹿め嘘だ | 1411 | 4 | 2016-03-14 | - | |
| 140 | 22 I got ’pig iron’♪ | 1271 | 2 | 2016-03-16 | - | |
| 142 | 23 Get your ticket | 1314 | 2 | 2016-03-18 | - | |
| 114 | 24 She once was a… | 1276 | 2 | 2016-03-20 | - | |
| 166 | 25 if you really try | 1380 | 2 | 2016-03-22 | - | |
| 161 | 26 虹の橋を越えて | 1312 | 2 | 2016-03-24 | - | |
| 154 | 27 gray sand | 1377 | 2 | 2016-03-26 | - | |
| 137 | 28 lonely words | 1200 | 2 | 2016-03-28 | - | |
| 157 | 29 Build a fortress | 1262 | 2 | 2016-03-30 | - | |
| 133 | 30 自由に歩いて | 1252 | 2 | 2016-04-01 | - | |
| 145 | 31 気持ち隠して | 1309 | 2 | 2016-04-03 | - | |
| 157 | 32 シャボン玉ひとつ | 1268 | 0 | 2016-04-05 | - | |
| 101 | 33 その日まで | 1143 | 2 | 2016-04-07 | - | |
| 119 | 34 少しずつ埋めるように | 1238 | 2 | 2016-04-09 | - | |
| 157 | 35 碧の道に沿うように | 1309 | 2 | 2016-04-11 | - | |
| 102 | 36 信じた夢を目指して | 1271 | 2 | 2016-04-13 | - | |
| 198 | 37 Revive → | 1386 | 2 | 2016-04-15 | - | |
| 161 | 38 道標を探すのなら… | 1253 | 2 | 2016-04-17 | - | |
| 124 | 39 Element of SPADA1 | 1288 | 2 | 2016-04-19 | - | |
| 153 | 40 さよならトリップ・1 | 1158 | 2 | 2016-04-21 | - | |
| 141 | 41 In the Zone・1 | 1285 | 2 | 2016-04-23 | - | |
| 103 | 42 In the Zone・2 | 1171 | 2 | 2016-04-25 | - | |
| 83 | デッキ詳説:XD (最終稿?) | 1213 | 0 | 2016-04-26 | - | |
| 150 | 43 星の扉・1 | 1156 | 2 | 2016-04-27 | - | |
| 117 | 44 F.A.T.E. part1 | 1330 | 2 | 2016-04-29 | - | |
| 95 | 45 F.A.T.E. part2 | 1286 | 2 | 2016-05-01 | - | |
| 189 | 46 笑顔の訳 | 1306 | 4 | 2016-05-03 | - | |
| 121 | 47 Element of SPADA2 | 1317 | 2 | 2016-05-05 | - | |
| 97 | 48 星の扉 part2 | 1295 | 2 | 2016-05-07 | - | |
| 93 | 49 Wings of Tomorrow | 1362 | 2 | 2016-05-09 | - | |
| 112 | 閑話休題 ゆきみかりんのパーフェクトry | 1443 | 2 | 2016-05-11 | - | |
| 150 | 50 In the Zone・3 | 1184 | 4 | 2016-05-13 | - | |
| 108 | 51 星の扉 part3 | 1310 | 4 | 2016-05-15 | - | |
| 142 | 52 星の扉 part4 | 1434 | 5 | 2016-05-17 | - | |
| 151 | 53 さよならトリップ part.2 | 1346 | 3 | 2016-05-19 | - | |
| 122 | 閑話休題2:座談会 | 1323 | 2 | 2016-05-21 | - | |
| 144 | 第2部予告・キャラ紹介 | 1526 | 0 | 2016-05-23 | - | |
| 145 | 54 開幕前の旋風 | 1398 | 2 | 2016-05-26 | - | |
| 147 | 55 コピーとオリジナルとコピー 前編 | 1375 | 2 | 2016-05-29 | - | |
| 94 | 56 コピーとオリジナルとコピー 中編 | 1218 | 2 | 2016-06-01 | - | |
| 129 | 57 コピーとオリジナルとコピー 後編 | 1273 | 2 | 2016-06-04 | - | |
| 113 | 58 螢火の幽霊娘 | 1423 | 2 | 2016-06-07 | - | |
| 155 | 59 Brave Sword | 1346 | 4 | 2016-06-10 | - | |
| 144 | 60 Braver’s Soul | 1291 | 2 | 2016-06-13 | - | |
| 154 | 幕間 久実のだらだラジオ01 | 1324 | 0 | 2016-06-14 | - | |
| 127 | 61 紙一重の差で | 1372 | 2 | 2016-06-16 | - | |
| 121 | 62 Beyond the fate | 1250 | 2 | 2016-06-19 | - | |
| 142 | 63 一点突破! | 1278 | 2 | 2016-06-22 | - | |
| 126 | 64 交わされた約束 | 1188 | 2 | 2016-06-25 | - | |
| 154 | 65 狂イ咲ケ焔ノ華 | 1355 | 2 | 2016-06-28 | - | |
| 142 | 66 光と焔 | 1313 | 2 | 2016-07-01 | - | |
| 145 | 67 Rifling fate | 1256 | 2 | 2016-07-04 | - | |
| 91 | 68 Gunslinger in... | 1232 | 2 | 2016-07-07 | - | |
| 151 | 幕間 久実のだらだラジオ02 | 1199 | 2 | 2016-07-10 | - | |
| 74 | 69 Extra-Zero 8 | 1217 | 2 | 2016-07-13 | - | |
| 159 | 70 軍靴の鳴動 | 1150 | 2 | 2016-07-16 | - | |
| 168 | 71 休憩の過ごしかた | 1269 | 2 | 2016-07-19 | - | |
| 162 | 72 激戦の予感 | 1444 | 2 | 2016-07-22 | - | |
| 137 | 10000閲覧感謝特番(特番とはry) | 1313 | 2 | 2016-07-25 | - | |
| 154 | 73 幻竜と隼 | 1258 | 2 | 2016-07-28 | - | |
| 138 | 74 薄氷 | 1201 | 2 | 2016-08-01 | - | |
| 161 | 【告知】一万閲覧感謝祭について【重点】 | 1393 | 7 | 2016-08-02 | - | |
| 144 | 74 バード・ストライク | 1176 | 2 | 2016-08-04 | - | |
| 147 | 75 革命と終端 | 1199 | 2 | 2016-08-07 | - | |
| 151 | 76 Soldier’s Ballad | 1122 | 4 | 2016-08-10 | - | |
| 143 | 77 Full Boost! | 1143 | 2 | 2016-08-13 | - | |
| 157 | 78 Dead heat | 1244 | 2 | 2016-08-16 | - | |
| 154 | 79 フューチャー・リビジョン | 1179 | 2 | 2016-08-19 | - | |
| 146 | 幕間 久実のだらだラジオ03 | 1210 | 2 | 2016-08-22 | - | |
| 159 | 80 それぞれの「加速度」 | 1102 | 2 | 2016-08-25 | - | |
| 82 | 81 EDEN | 1156 | 4 | 2016-09-01 | - | |
| 91 | 82 闇夜の錦 | 1174 | 2 | 2016-09-05 | - | |
| 151 | 83 月影 | 1350 | 2 | 2016-09-09 | - | |
| 118 | 84 宵待桜と日照の龍 | 1199 | 2 | 2016-09-13 | - | |
| 144 | 85 Sakura Sunrise | 1396 | 2 | 2016-09-18 | - | |
| 114 | 閑話休題:お詫びとおまけ | 1185 | 2 | 2016-09-22 | - | |
| 82 | 86 宵闇に舞え、幽玄の桜 | 1173 | 4 | 2016-09-26 | - | |
| 113 | 87 ‘‘fascination’’ | 1134 | 4 | 2016-10-05 | - | |
| 85 | 88 曙光の歌 | 1000 | 2 | 2016-10-13 | - | |
| 120 | 89 夜露に濡れた朝陽 | 1262 | 2 | 2016-10-18 | - | |
| 192 | 90 9.A.M. | 1352 | 2 | 2016-10-26 | - | |
| 157 | 幕間 久実のだらだラジオ04 | 1264 | 2 | 2016-11-01 | - | |
| 143 | 91 Gwin to run | 1115 | 2 | 2016-11-09 | - | |
| 152 | 92 ライトニング・マイル | 1133 | 4 | 2016-11-15 | - | |
| 169 | 93 双振 | 1152 | 2 | 2016-11-20 | - | |
| 81 | 94 鉛と金と | 1068 | 2 | 2016-11-25 | - | |
| 129 | 95 剣と牙 | 1141 | 2 | 2016-11-29 | - | |
| 139 | 96 剣戟連閃 *ミス有・未修正 | 1235 | 4 | 2016-12-04 | - | |
| 148 | 97 Follow Tomorrow | 1203 | 6 | 2016-12-06 | - | |
| 100 | 幕間 久実のだらだラジオ05 | 1114 | 3 | 2016-12-07 | - | |
| 93 | 番外編1-1 plan 8 to B | 1122 | 3 | 2016-12-11 | - | |
| 151 | 番外編1-2 †渚の大魔王† | 1172 | 5 | 2016-12-15 | - | |
| 178 | 番外編1-3 灼熱<(ヮ)> | 1206 | 4 | 2016-12-18 | - | |
| 148 | 番外編2-1 籐篠塾・開講? | 1082 | 5 | 2016-12-21 | - | |
| 123 | 番外編2-2 実践?籐篠塾 | 1202 | 3 | 2016-12-23 | - | |
| 143 | そぴあちゃんのくり(ry | 1327 | 3 | 2016-12-25 | - | |
| 158 | 番外編2-3 対面する者たち | 1199 | 3 | 2016-12-30 | - | |
| 107 | 番外編2-4 集結と収束 | 1072 | 7 | 2017-01-03 | - | |
| 134 | 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 | 1133 | 3 | 2017-01-05 | - | |
| 165 | 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 | 1264 | 2 | 2017-01-10 | - | |
| 128 | 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 | 1210 | 5 | 2017-01-13 | - | |
| 170 | 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 | 1199 | 2 | 2017-01-15 | - | |
| 144 | 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 | 1083 | 4 | 2017-01-18 | - | |
| 164 | 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 | 1155 | 4 | 2017-01-22 | - | |
| 152 | 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 | 1306 | 9 | 2017-01-27 | - | |
| 96 | 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 | 1242 | 8 | 2017-01-31 | - | |
| 154 | 番外編2-12 服と感性と(pt.1) | 1083 | 4 | 2017-02-04 | - | |
| 145 | 番外編2 前半終了の幕間 | 1190 | 9 | 2017-02-06 | - | |
| 162 | 番外編2-13 服と感性と(pt.2) | 1074 | 2 | 2017-02-10 | - | |
| 164 | 幕間 論争、宇宙まで | 1100 | 2 | 2017-02-14 | - | |
| 156 | 番外編2-14 服と感性と(pt.3) | 1108 | 2 | 2017-02-16 | - | |
| 153 | 【緊急?更新】今後の方策について | 1162 | 2 | 2017-02-18 | - | |
| 139 | 番外編2-15 服と感性と(pt.4) | 1152 | 10 | 2017-02-21 | - | |
| 150 | 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) | 1272 | 2 | 2017-02-26 | - | |
| 166 | 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) | 1114 | 2 | 2017-03-03 | - | |
| 137 | 番外編2-18 Symphonic…1 | 1389 | 2 | 2017-03-14 | - | |
| 141 | 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 | 1108 | 2 | 2017-03-20 | - | |
| 149 | 番外編2-19 Symphonic…2 | 929 | 3 | 2017-03-27 | - | |
| 119 | 番外編2-20 新乱気流…pt.1 | 1002 | 2 | 2017-04-05 | - | |
| 177 | 番外編2-21 新乱気流…pt.2 | 1063 | 2 | 2017-04-16 | - | |
| 173 | 番外編2-22 新乱気流…pt.3 | 1105 | 2 | 2017-04-21 | - | |
| 125 | 番外編2-23 Waltzic...p1 | 1045 | 2 | 2017-04-26 | - | |
| 155 | 番外編2-24 Waltzic...p2 | 1117 | 2 | 2017-05-02 | - | |
| 142 | 番外編2-25 Waltzic...p3 | 1216 | 6 | 2017-06-03 | - | |
| 115 | 番外編2-26 Waltzic...p4 | 957 | 3 | 2017-06-11 | - | |
| 143 | 番外編2-26 Waltzic...p5 | 1077 | 4 | 2017-06-24 | - | |
| 186 | 98 Drawback | 1217 | 2 | 2017-07-10 | - | |
| 172 | 99 Silhouette | 1053 | 2 | 2017-09-22 | - | |
| 154 | Where is my No.100!? | 1178 | 4 | 2017-11-19 | - | |
| 122 | 番外編File-X 静かな夜に? | 1132 | 2 | 2017-12-25 | - | |
| 138 | Over the Period -御品書 | 1047 | 2 | 2018-06-14 | - | |
| 92 | OtP0 Boat | 925 | 2 | 2018-07-07 | - | |
| 109 | OtP02 Serenade | 949 | 0 | 2018-07-14 | - | |
| 103 | OtP03 Dirge | 952 | 0 | 2018-09-01 | - | |
| 109 | OtP04 Requiem | 922 | 2 | 2018-09-17 | - | |
| 125 | OtP05 Period | 944 | 2 | 2018-09-24 | - | |
| 86 | 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ | 861 | 0 | 2018-09-28 | - | |
| 153 | OtP06 Anthem | 968 | 2 | 2018-10-14 | - | |
| 146 | OtP07 Perfectly | 1091 | 2 | 2018-10-19 | - | |
| 87 | OtP08 Possession | 824 | 2 | 2018-11-02 | - | |
| 78 | OtP09 Bloomin’ | 976 | 2 | 2018-11-22 | - | |
| 126 | OtP10 Danger! | 970 | 2 | 2018-12-09 | - | |
| 136 | OtP11 Vidofnir | 1066 | 2 | 2018-12-22 | - | |
| 116 | OtP12 Sigmund | 893 | 2 | 2019-01-01 | - | |
| 88 | OtP13 Quantum | 964 | 2 | 2019-01-11 | - | |
| 131 | OtP14 Vicious | 971 | 2 | 2019-01-25 | - | |
| 131 | OtP15 Quantize | 952 | 3 | 2019-01-29 | - | |
| 111 | OtP16 Fragments | 1094 | 2 | 2019-02-04 | - | |
| 104 | OtP17 Nornir | 836 | 2 | 2019-02-15 | - | |
| 108 | OtP18 Beyond the End | 857 | 2 | 2019-02-20 | - | |
| 102 | OtP第三幕 コラボ企画おしながき | 816 | 2 | 2019-02-24 | - | |
| 135 | OtP19 Deflect | 905 | 2 | 2019-03-01 | - | |
| 85 | OtP20 Jokulhaups | 818 | 2 | 2019-03-11 | - | |
| 93 | OtP21 Expedition | 904 | 2 | 2019-03-15 | - | |
| 87 | OtP22 Lindwurm | 903 | 2 | 2019-03-19 | - | |
| 83 | OtP23 Swords | 828 | 2 | 2019-03-24 | - | |
| 99 | 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい | 927 | 2 | 2019-04-01 | - | |
| 153 | OtP24 Charge | 897 | 2 | 2019-04-08 | - | |
| 149 | OtP25 Manque | 874 | 2 | 2019-04-21 | - | |
| 97 | OtP26 Lightning | 778 | 2 | 2019-05-03 | - | |
| 106 | OtP27 Blaze | 907 | 2 | 2019-05-22 | - | |
| 93 | OtP28 Prelude | 1012 | 2 | 2019-09-29 | - | |
| 117 | OtP29 Phantom | 855 | 0 | 2021-01-02 | - | |
| 88 | OtP30 mare-Nectaris | 721 | 2 | 2023-01-22 | - | |
| 79 | OtP31 Enclosure | 626 | 2 | 2023-11-06 | - | |
| 29 | OtP32 Niente | 243 | 0 | 2025-09-28 | - | |
| 29 | OtP33 Appreciate | 171 | 0 | 2025-10-08 | - | |
| 19 | OtP34 Assume | 165 | 0 | 2025-10-19 | - | 
更新情報 - NEW -
- 2025/10/27 新商品 BURST PROTOCOL カードリスト追加。
- 11/01 01:35 掲示板 カードリストにおける誤表記・不具合報告スレ
- 11/01 01:34 評価 10点 《超量士ブラックレイヤー》「超量用誘発・・・どころかティアラ…
- 11/01 01:12 SS 第三十六話・1
- 10/31 23:58 一言 【《シャドール》】の新規で驚異の3体デッキ融合…しかもレベル10!…
- 10/31 23:25 評価 9点 《ヴァレル・リブート》「 まさかの【《ヴァレット》】のテーマ専…
- 10/31 22:46 評価 10点 《ヴァレルエンド・ドラゴン》「強固な耐性を持つが、対象に取ら…
- 10/31 22:31 評価 10点 《ヴァレルシュラウド・ドラゴン》「自分相手メインフェイズ限定…
- 10/31 22:08 評価 7点 《ベイオネット・パニッシャー》「相変わらずこのカードをサーチす…
- 10/31 21:18 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 10/31 20:43 評価 10点 《サイバネット・コンフリクト》「サーチ出来る万能カウンター。…
- 10/31 19:04 評価 8点 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》「*素材数0でも効くので相手番…
- 10/31 18:00 評価 10点 《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》「脳筋。これに尽きる。五桁打点で一瞬で…
- 10/31 17:42 掲示板 オリカコンテスト投票所
- 10/31 15:47 評価 8点 《シルバーヴァレット・ドラゴン》「「銀の弾丸」を模した《ヴァレ…
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 THE CHRONICLES DECK-白の物語-
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 闇 属性 光 属性
 光 属性 地 属性
 地 属性 水 属性
 水 属性 炎 属性
 炎 属性 風 属性
 風 属性 神 属性
 神 属性
マーヤも話中で触れていますが、本人はわかりやすく説明したつもりでも周りから見てみると逆に物凄く難解に聞こえてしまうパターンってありますよね。私も学生時代にそういった教授の講義を受けて混乱したこともありますし、また自分自身も後輩に説明する側の立場に立った時はわかりやすく言おうと思ってやってどれだけドツボに嵌ったことか……
さてそんな朱理は遊貴に助けを求める形になりましたが、遊貴も遊貴で引っ張っていくタイプではないので不安しか感じないのですが……どうなってしまうのか。あとしれっと美夏の対朱理のイメージがおみ足というね。
多数のキャラ、しかも他の方に考えて頂いたキャラを動かすというのは大変ですよね……一応経験者ですが、あまり無理をせず気楽に取り組む方がいいと思います。 (2016-12-21 17:12)
無理に短く纏めようとするよりは、多少長くなってもAlesさんが書きやすいやり方で書かれた方が良いと思います。私としましては、本編のキャラクターと読者の方から募集したキャラクターの絡みを濃密に長く書いていただいた方が嬉しいですね!
それにしても、朱理の講義内容が難解を通り越して、言葉のソリティアみたいになっていましたね。デッキ構築論の話でマサチューセッツ工科大学が出るなんて、まるで意味がわからんぞ!(上官感)
これは、鑑賞(意味深)したくなりますよね(ゲス顔)毒舌文学少女の巨乳とおみ足は最高だぜ!(本格的♂脱線)
ター坊さんや光芒さんも仰っていましたが、それぞれ性格の異なるキャラクターを複数同時に動かす事は、とても大変な事だと思います。なので、無理なさらずに頑張ってください!応援しています!
(2016-12-21 19:30)
掲示板の方ですでに語られていましたが、予想を遥かに上回る講義の難解さ。こんなのを小学生の前でスラスラ説明してる時点でもう教える気がないようにしか見えない(学生兼塾講師の意見)。とりあえず緋色、お前はよくやった。
6人ってことは12人の半分……まあなんとかなりますって。大切なのはキャラへの愛、そしてその場のノリと勢いだと思います!(おい (2016-12-21 23:44)
ドクダミ2号さん
ついに始まりましたです。まあ一応第1段で7人書いてますから何とかなるでしょう。問題は話の流れよ。
光芒さん
文学部って何してるんでしょうね。いや大学は文学部だったんですが、本読んで論文書いて本読んだ(激ウマ575兄貴)記憶しかないです。(部活でやることじゃ)ないです。一応今までノータッチだった理由は朱理が交流会のチャンピオンだったから、というものでしたが、1年経てば一般人。そら(学校からしたら)そう(無駄な予算は削減したくなる)よ。
>本人はわかりやすく説明したつもりでも周りから見てみると逆に物凄く難解に聞こえてしまうパターンってありますよね
朱理の場合、そもそもあまりわかりやすくする意図がないんですよね。訊けばわかりやすく答えるけど、訊いてこないからわかっていると思って話を進めているのですよ。次回は和那のお説教からですね。
>あとしれっと美夏の対朱理のイメージがおみ足というね
美夏か音ゲーマーですから、多分おみあし系文学少女というと霜月書林のお嬢さんしか出てこないんですよきっと。しかし美夏はいつ朱理のおみあしに気付いたのか……(海では海の家でイカ焼きを食べていました)
から揚げさん
長くなっても(開催期間が伸びるだけで)構わないのは構わないのですが、問題は読者様のモチベーションなんですよね。流石にエンドレスエイト事件再来は避けたい……(絶許)
>無理に短く纏めようとするよりは、多少長くなってもAlesさんが書きやすいやり方で書かれた方が良いと思います
6人全員をどこまで描写するかはまだ悩み中ですが、可能な限り差異をなくそうとするとひとつ目盛りを上下するだけで6倍ですから、匙加減が難しいです。
>朱理の講義内容が難解を通り越して、言葉のソリティアみたいになっていましたね。デッキ構築論の話でマサチューセッツ工科大学が出るなんて、まるで意味がわからんぞ
一応全文考えてるんですけど、確かにソリティアめいていますね。詭弁といいますか、一周回って馬鹿といいますか。工科大の話も、ちゃんと一定の説得力があるつもりです。
>これは、鑑賞(意味深)したくなりますよね(ゲス顔)毒舌文学少女の巨乳とおみ足は最高だぜ!
教壇にある机って、あれ鉄壁ですよね。薄い本だと中に隠れてあれこれするのが定番ですが、朱理の場合無言で蹴り連打しそうです。
名無しのゴーレムさん
お待たせしました。おせーよホセ!と心の中で呟きつつご覧下されば幸いです。
>こんなのを小学生の前でスラスラ説明してる時点でもう教える気がないようにしか見えない
た、多分もっと高い年齢層だと思っていたんですよきっと。アドリブの効かない性格してますから、決め打ちしないと逆に何も出来ないみたいな。 (2016-12-22 16:19)