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20 中身は豚さ♪ 作:Ales
夕食の席で、VDCβの調査についての話題になった。
「へぇ。あのハゲ、何考えてんだか……」
鰯の内臓を如何にも苦そうに飲み込みながら、琉枝は呟いた。いつも避けて食べればいいのにと思うのだが、本人は避けるのが面倒だから食べる、と言っている。
「いや、ハゲって……まあ、引き受けたのは私だから……」
遊貴もまた、鰯を前に食事を進めている。姉とは違い、こちらは内臓を丁寧に避けていた。
「まあ、普通に利用すればいいだけだから、とやかく言わないわよ……何かあっても急に対応は出来ないって事だけ憶えていてくれたら、それでいいわ。」
「ん……わかってる……あ、着信、忘れてた……」
気持ち早めに夕食を食べ終え、手を合わせてごちそうさまを言ってから、画面に目を向けた。
差出人:星崎美夏
件名:(無題)
内容:お ま え は う ち ゅ う じ ん か
「…………?」
首を傾げた遊貴に琉枝からの声がかかった。
「あら?どうしたの?」
「いや、これ、美夏からなんだけど……」
「んー?どれどれ……おい遊貴、すぐに逃げろ。全部ばれちまった。」
内容を見た琉枝が、おどけた様子でそう言った。
「え……?」
「いや、うちが宇宙人の家系だってばれちゃったのよ。早い事往還船呼ばないと。」
呼んで本当に来たらどうするのだろうか。琉枝のことだから、嬉々として乗り込みかねない。いや、むしろ宇宙人を捕獲してエリア51に売り込むだろうか。
「あー……そういえば、デュエル中に変なメッセージ送ったような……」
ひとつ前の問答を確認すると、そこには全く噛み合っていない会話があった。しかも誤字付きである。
「これが原因か……」
「あんた、馬鹿でしょ。」
事の顛末を聞いた琉枝から、辛辣な言葉が下った。
自室に戻った遊貴は、文字入力が面倒になって美夏に電話していた。
「ごめん……ちょっと忙しかったから、返事適当になった……」
「まあ、そんなこったろうと思ってたけどさ。で、何か良い案は?」
「……ないかな。私がどれだけ強いデッキを提示しても、美夏の知識が追いついていなければ相手に対処できないし、結局勝てないから。」
「あー……デュエル中にアドバイスは貰えないからなー。」
「琉枝にも聞いてみたけど、結局、どのデッキで戦うにしても相手のデッキを知らないと勝てないって。」
「なるほどなー。やっぱ今のあたしじゃ難しいか。」
「別にデッキを変えること自体は悪くないと思う……でも、どれが良いかはわからないし、教えたところであまり意味はないと思う。美夏は……自分で思ってるより頭良いから、ある程度整ったデッキなら充分やれるよ。」
「あ、ああ……そっか、ありがと。でも、遊貴が人を褒めるなんて珍しいな。」
「そうかな?」
実のところ、遊貴はあまり人に感心がないせいか、そもそも個人を評価することが滅多にない。感想文などは辛辣なのだが、それはあくまで著作物だ。人に対しては、「うるさい」「変な人」など、抽象的な表現ひとことで済ませてしまう。
「直接デッキ自体を考えるのは自分でやって欲しいけど、もし脇を埋めるカードに悩んでるんだったら、その時は相談に乗る。美夏より詳しいのは確かだし、そこは親友として……ね。」
「アンタの口から親友って言葉聞いたの、初めてかも…ヤバい、ちょっと泣けてきた。」
「そうだっけ……?でも、私の持ってる限りの知識でサポートするから……」
「ああ、ありがとう!悪かったな、時間取らせて。」
「うん……それじゃ、おやすみ。」
「おう、おやすみ。」
現在時刻は20時過ぎ。お休みには少々早い。
「どこにいっても知識量がモノをいうのかー。辛いなーホント。」
遊貴との電話を終えた美夏が、ベッドに横たわりながら呟いた。
「ま、がんばりますか。あいつもがんばってるんだしな……」
そう言って再び起き上がると、机に向かってノートを開いた。
「にしてもさぁ……日本史だけは何とかならんかねぇ。」
誰に言うでもなく呟いた言葉は、手に取った教科書に跳ね返された。おおよそどんな教科もそれなりにこなす美夏だが、何故か日本史だけは十数点低い。成績トップを維持していた遊貴と比較するとどうも見劣りするが、どこにも要領の良い奴はいる、と納得してからは特に引け目も感じないし僻みもしない。
「何で日本史だけダメなのよぅ。世界史は大丈夫なのにぃ。」
歴史が苦手な訳ではないし、嫌いな訳でもない。苦手なのはあくまで日本史だけだ。
遊貴に「世界史の中の日本史」という提案をされるのは、随分後の話になる。
倍の仕事を半分の時間で終わらせる天才-それが、宮戸琉枝の職場での呼び名である。実際のところは倍もこなしていないしそんなに効率よくやってはいないのだが、この手の賞賛はどうも誇張されがちなので仕方のないことである。
さてその宮都琉枝は、当然仕事を家に持ち込んだりしない。家では読書かデュエル(VDCβ)かPCをいじるかの三択である。そして今は、PCをいじっている。
「ロロナぁ、そこのパーツ取って……って、アンタじゃ無理だったか。」
-……あの、わざとやってます?
就寝までの話し相手はカードの精霊・ロロナなのだが、会話のほとんどが琉枝による無理難題である。大抵の場合、実体が無く空間に干渉できないことをネタに上げている。
「いやぁ、出来たら便利だな-、って思っただけよ。せめてさぁ、壊れたパーツの見分けぐらい付いたら最高なんだけどさ。」
-多分付きますよ?要するに「気の流れ」のおかしい物を挙げればいいんですよね?
「気の流れ?そんなんでわかるの?じゃあこれは?」
琉枝が差し出したのは1枚のメモリだ。一枚の板にしてはごついヒートシンクの付いたそれには、高信頼・高耐久で知られるブランド名がプリントされている。
-ええと……ここがこうなっていて、ここがこうで……
「わぉ。何かそれっぽい。」
掲げられたメモリの基盤すら見ずに呟くロロナは、しかしやがてパニックに陥ったようである。
-え?あれ?ここが……え?え?
「んー?」
-ごめんなさい。わかりませんでした。
内部構造が複雑すぎるのか、そもそも正常な状態がどういうものかわからないのか、ロロナはギブアップしてしまった。
「まあ、現代人の叡智の結晶だから仕方ないでしょ。」
-そうですね……せめてもう少し単純な構造なら……
「別にいいわよ。検証用のハコは確保してある訳だし。」
-はあ、そうなのですか。あの、ひとついいですか?
「ん?なに?」
-以前よりコンピュータが増えている気がするのですが、気のせいでしょうか?
琉枝の部屋は八畳間なので、多少物が転がっていても余裕があるのだが、それにしても大小様々なPCケースが目立つ。中にはアクリルを切ってケースにし、スチールラックに固定されたような際物まである。
「いやぁ、いつの間にか増えるのよねぇ。コンピュータって。」
琉枝の答えは、実にあっさりしていた。
-はい?
「いや、日本橋に行くと気付いたらパーツが増えてるのよ。だから仕方なくケース買うでしょ?そしたら組み立てるしかないじゃない。」
-買わなければいいんじゃないですか……?
「違うわよ、ロロナ。」
作業の手を止めて、琉枝は言い放った。
’’作るために買うんじゃないわ、買うために作るのよ。’’
その後、ロロナの琉枝に対する評価が不思議な人から意味のわからない人に変わったのは言うまでもない。
琉枝が真面目に調査しているのかどうかは当人に訊いていないので分からないが、登校中によく出会うクラスメイトは割と真面目に調査しているらしい。
「よう。おはよう。何か変わった事はあったか?」
一言目には挨拶、二言目にはすぐにその話題になる。
「進展なし……空のポリゴン欠けとか、光の差し方がちょっと不自然とかは見かけたけど、危険につながるような事はなさそう……」
「だよなぁ。そういえばあのおっさん、俺たちのデッキの事知ってたっけ?」
「さあ……琉枝が言ってなかったら、知らないんじゃないかな。」
こっちはこっちでおっさん呼ばわり。一々訂正するのも面倒なので、そこは無視する。
「っていうかさ、適当にぶらついてたら全然声かからないのな。大通りに突っ立ってるのが、一番効率よくデュエル出来る気がする。」
「うん……それは思った。」
人通りの多いところだと、デュエル待機状態で立っている人ほとんどである。つまりわざわざ探しに行くよりも、偶然マッチングした人とデュエルをする方が労力も少ないし効率もよい。そんな訳で、待ち合わせしているような人や、待機状態でない人には滅多に声がかからない。例外は『La+』のようにレートの高い人だけだ。
「そういえば、実技の方どうなんだ?やっぱ変わったままのデッキでいくのか?」
「まあ、元に戻す手段が分からない以上は……あ、ロロナに訊けばわかるのかな?」
「俺は暫くこいつらとお付き合いしたいかな。何かテンション上がるって言うか、理想のデッキ、って感じなんだよな。」
「そう……」
彼の以前使用していた【六武衆】は、同じデッキを使っていた父親に憧れて構築したものだと聞いた。しかし彼にとって、それは自分にあったデッキではなかったのだろう。
「でもさ、すっげー疑問なんだけどさ、このデッキほとんど戦士、機械がちょっと、ってのは分かるんだよ。どっかの軍隊みたいでさ。」
「うん……」
「でもさ、この《スタークエイク・ドラゴン》だけ何か違うような気がするんだよな。ドラゴンだし、しかも効果も直接関係ないし。」
彼の見せたカードは、確かに【XD】というカテゴリから外れているように思える。
「そう言えば……昨日対戦した人も、不思議だった……」
彼の豹変については伏せ、【大戦遺物】と《ボルトストーム・ドラゴン》について話した。
「機械族に、ドラゴンが1体、か。そういやおっさん……あ、『Ka.Ta.』の方な。あいつの《スチーム・ストリーム・ドラゴン》もそんな感じだよな。1体だけ不自然にいる。」
「琉枝のは……って、琉枝は確か【LV】モンスターとロロナ……」
「それ考えると、琉枝さんのだけ不思議、とも考えられるよな。関係ないテーマと1体の竜、っていうのが基本だとすると。」
「うーん……琉枝の事だから、答えを知ってて黙ってそう……」
「ははは……まあ、そういう人だよな。」
幻竜族とドラゴン族は似ているとはいえ、【メタフィジカ】と《ステラパルヴィス・ドラゴン》にも類似性を見出せない。琉枝のデッキを特殊、と考えても他のデッキや竜たちが何を意味するのかについては、結局答えが出なかった。
宮戸遊貴という人物の授業態度は、お世辞にも良いとは言えない。居眠りや妨害などの一昔前なら廊下に立たされてるような行為はないものの、取り組みの姿勢がどこかぞんざいで、教員の側からすれば優秀な分余計に苛立ちが募るのだ。当の本人はそんな事は知った事ではない、といった風に放心してノートを取っている事も稀だが、しかしいざ諫めようと思って抜き打ちで指名しても、きっちり正解するのだから厄介極まりない。
「宮戸さん、あなた、もう少し真面目に授業を受けられないかしら……」
複数の教師から幾度となく聞かされた言葉だが、遊貴には自覚がない。真面目にしろという事は、現状に問題があるという事だろう。しかし、遊貴自身は復習に必要な分の労力を割いていると思っているし、実際それで点を取っているのだからどこに問題があるのかまったく分かっていない。なので、「はあ、分かりました。努力します。」という上っ面だけの返答を、これまたどうでも良さそうに呟くのである。そうした訳で、彼女の教員間での評価は決して高くない。むしろ、いつか犯したミスを最大限にあげつらってやるという風体すらある。
そしてその機会は、不意にやってきた。
---
《?次回予告?》
遊貴 「どうしよう……」
征 「とりあえず……な。」
??? 「おげ、わがった。おねーさんに任せなって。」
次回、「Gold diggers」
She is mighty and good road.
「へぇ。あのハゲ、何考えてんだか……」
鰯の内臓を如何にも苦そうに飲み込みながら、琉枝は呟いた。いつも避けて食べればいいのにと思うのだが、本人は避けるのが面倒だから食べる、と言っている。
「いや、ハゲって……まあ、引き受けたのは私だから……」
遊貴もまた、鰯を前に食事を進めている。姉とは違い、こちらは内臓を丁寧に避けていた。
「まあ、普通に利用すればいいだけだから、とやかく言わないわよ……何かあっても急に対応は出来ないって事だけ憶えていてくれたら、それでいいわ。」
「ん……わかってる……あ、着信、忘れてた……」
気持ち早めに夕食を食べ終え、手を合わせてごちそうさまを言ってから、画面に目を向けた。
差出人:星崎美夏
件名:(無題)
内容:お ま え は う ち ゅ う じ ん か
「…………?」
首を傾げた遊貴に琉枝からの声がかかった。
「あら?どうしたの?」
「いや、これ、美夏からなんだけど……」
「んー?どれどれ……おい遊貴、すぐに逃げろ。全部ばれちまった。」
内容を見た琉枝が、おどけた様子でそう言った。
「え……?」
「いや、うちが宇宙人の家系だってばれちゃったのよ。早い事往還船呼ばないと。」
呼んで本当に来たらどうするのだろうか。琉枝のことだから、嬉々として乗り込みかねない。いや、むしろ宇宙人を捕獲してエリア51に売り込むだろうか。
「あー……そういえば、デュエル中に変なメッセージ送ったような……」
ひとつ前の問答を確認すると、そこには全く噛み合っていない会話があった。しかも誤字付きである。
「これが原因か……」
「あんた、馬鹿でしょ。」
事の顛末を聞いた琉枝から、辛辣な言葉が下った。
自室に戻った遊貴は、文字入力が面倒になって美夏に電話していた。
「ごめん……ちょっと忙しかったから、返事適当になった……」
「まあ、そんなこったろうと思ってたけどさ。で、何か良い案は?」
「……ないかな。私がどれだけ強いデッキを提示しても、美夏の知識が追いついていなければ相手に対処できないし、結局勝てないから。」
「あー……デュエル中にアドバイスは貰えないからなー。」
「琉枝にも聞いてみたけど、結局、どのデッキで戦うにしても相手のデッキを知らないと勝てないって。」
「なるほどなー。やっぱ今のあたしじゃ難しいか。」
「別にデッキを変えること自体は悪くないと思う……でも、どれが良いかはわからないし、教えたところであまり意味はないと思う。美夏は……自分で思ってるより頭良いから、ある程度整ったデッキなら充分やれるよ。」
「あ、ああ……そっか、ありがと。でも、遊貴が人を褒めるなんて珍しいな。」
「そうかな?」
実のところ、遊貴はあまり人に感心がないせいか、そもそも個人を評価することが滅多にない。感想文などは辛辣なのだが、それはあくまで著作物だ。人に対しては、「うるさい」「変な人」など、抽象的な表現ひとことで済ませてしまう。
「直接デッキ自体を考えるのは自分でやって欲しいけど、もし脇を埋めるカードに悩んでるんだったら、その時は相談に乗る。美夏より詳しいのは確かだし、そこは親友として……ね。」
「アンタの口から親友って言葉聞いたの、初めてかも…ヤバい、ちょっと泣けてきた。」
「そうだっけ……?でも、私の持ってる限りの知識でサポートするから……」
「ああ、ありがとう!悪かったな、時間取らせて。」
「うん……それじゃ、おやすみ。」
「おう、おやすみ。」
現在時刻は20時過ぎ。お休みには少々早い。
「どこにいっても知識量がモノをいうのかー。辛いなーホント。」
遊貴との電話を終えた美夏が、ベッドに横たわりながら呟いた。
「ま、がんばりますか。あいつもがんばってるんだしな……」
そう言って再び起き上がると、机に向かってノートを開いた。
「にしてもさぁ……日本史だけは何とかならんかねぇ。」
誰に言うでもなく呟いた言葉は、手に取った教科書に跳ね返された。おおよそどんな教科もそれなりにこなす美夏だが、何故か日本史だけは十数点低い。成績トップを維持していた遊貴と比較するとどうも見劣りするが、どこにも要領の良い奴はいる、と納得してからは特に引け目も感じないし僻みもしない。
「何で日本史だけダメなのよぅ。世界史は大丈夫なのにぃ。」
歴史が苦手な訳ではないし、嫌いな訳でもない。苦手なのはあくまで日本史だけだ。
遊貴に「世界史の中の日本史」という提案をされるのは、随分後の話になる。
倍の仕事を半分の時間で終わらせる天才-それが、宮戸琉枝の職場での呼び名である。実際のところは倍もこなしていないしそんなに効率よくやってはいないのだが、この手の賞賛はどうも誇張されがちなので仕方のないことである。
さてその宮都琉枝は、当然仕事を家に持ち込んだりしない。家では読書かデュエル(VDCβ)かPCをいじるかの三択である。そして今は、PCをいじっている。
「ロロナぁ、そこのパーツ取って……って、アンタじゃ無理だったか。」
-……あの、わざとやってます?
就寝までの話し相手はカードの精霊・ロロナなのだが、会話のほとんどが琉枝による無理難題である。大抵の場合、実体が無く空間に干渉できないことをネタに上げている。
「いやぁ、出来たら便利だな-、って思っただけよ。せめてさぁ、壊れたパーツの見分けぐらい付いたら最高なんだけどさ。」
-多分付きますよ?要するに「気の流れ」のおかしい物を挙げればいいんですよね?
「気の流れ?そんなんでわかるの?じゃあこれは?」
琉枝が差し出したのは1枚のメモリだ。一枚の板にしてはごついヒートシンクの付いたそれには、高信頼・高耐久で知られるブランド名がプリントされている。
-ええと……ここがこうなっていて、ここがこうで……
「わぉ。何かそれっぽい。」
掲げられたメモリの基盤すら見ずに呟くロロナは、しかしやがてパニックに陥ったようである。
-え?あれ?ここが……え?え?
「んー?」
-ごめんなさい。わかりませんでした。
内部構造が複雑すぎるのか、そもそも正常な状態がどういうものかわからないのか、ロロナはギブアップしてしまった。
「まあ、現代人の叡智の結晶だから仕方ないでしょ。」
-そうですね……せめてもう少し単純な構造なら……
「別にいいわよ。検証用のハコは確保してある訳だし。」
-はあ、そうなのですか。あの、ひとついいですか?
「ん?なに?」
-以前よりコンピュータが増えている気がするのですが、気のせいでしょうか?
琉枝の部屋は八畳間なので、多少物が転がっていても余裕があるのだが、それにしても大小様々なPCケースが目立つ。中にはアクリルを切ってケースにし、スチールラックに固定されたような際物まである。
「いやぁ、いつの間にか増えるのよねぇ。コンピュータって。」
琉枝の答えは、実にあっさりしていた。
-はい?
「いや、日本橋に行くと気付いたらパーツが増えてるのよ。だから仕方なくケース買うでしょ?そしたら組み立てるしかないじゃない。」
-買わなければいいんじゃないですか……?
「違うわよ、ロロナ。」
作業の手を止めて、琉枝は言い放った。
’’作るために買うんじゃないわ、買うために作るのよ。’’
その後、ロロナの琉枝に対する評価が不思議な人から意味のわからない人に変わったのは言うまでもない。
琉枝が真面目に調査しているのかどうかは当人に訊いていないので分からないが、登校中によく出会うクラスメイトは割と真面目に調査しているらしい。
「よう。おはよう。何か変わった事はあったか?」
一言目には挨拶、二言目にはすぐにその話題になる。
「進展なし……空のポリゴン欠けとか、光の差し方がちょっと不自然とかは見かけたけど、危険につながるような事はなさそう……」
「だよなぁ。そういえばあのおっさん、俺たちのデッキの事知ってたっけ?」
「さあ……琉枝が言ってなかったら、知らないんじゃないかな。」
こっちはこっちでおっさん呼ばわり。一々訂正するのも面倒なので、そこは無視する。
「っていうかさ、適当にぶらついてたら全然声かからないのな。大通りに突っ立ってるのが、一番効率よくデュエル出来る気がする。」
「うん……それは思った。」
人通りの多いところだと、デュエル待機状態で立っている人ほとんどである。つまりわざわざ探しに行くよりも、偶然マッチングした人とデュエルをする方が労力も少ないし効率もよい。そんな訳で、待ち合わせしているような人や、待機状態でない人には滅多に声がかからない。例外は『La+』のようにレートの高い人だけだ。
「そういえば、実技の方どうなんだ?やっぱ変わったままのデッキでいくのか?」
「まあ、元に戻す手段が分からない以上は……あ、ロロナに訊けばわかるのかな?」
「俺は暫くこいつらとお付き合いしたいかな。何かテンション上がるって言うか、理想のデッキ、って感じなんだよな。」
「そう……」
彼の以前使用していた【六武衆】は、同じデッキを使っていた父親に憧れて構築したものだと聞いた。しかし彼にとって、それは自分にあったデッキではなかったのだろう。
「でもさ、すっげー疑問なんだけどさ、このデッキほとんど戦士、機械がちょっと、ってのは分かるんだよ。どっかの軍隊みたいでさ。」
「うん……」
「でもさ、この《スタークエイク・ドラゴン》だけ何か違うような気がするんだよな。ドラゴンだし、しかも効果も直接関係ないし。」
彼の見せたカードは、確かに【XD】というカテゴリから外れているように思える。
「そう言えば……昨日対戦した人も、不思議だった……」
彼の豹変については伏せ、【大戦遺物】と《ボルトストーム・ドラゴン》について話した。
「機械族に、ドラゴンが1体、か。そういやおっさん……あ、『Ka.Ta.』の方な。あいつの《スチーム・ストリーム・ドラゴン》もそんな感じだよな。1体だけ不自然にいる。」
「琉枝のは……って、琉枝は確か【LV】モンスターとロロナ……」
「それ考えると、琉枝さんのだけ不思議、とも考えられるよな。関係ないテーマと1体の竜、っていうのが基本だとすると。」
「うーん……琉枝の事だから、答えを知ってて黙ってそう……」
「ははは……まあ、そういう人だよな。」
幻竜族とドラゴン族は似ているとはいえ、【メタフィジカ】と《ステラパルヴィス・ドラゴン》にも類似性を見出せない。琉枝のデッキを特殊、と考えても他のデッキや竜たちが何を意味するのかについては、結局答えが出なかった。
宮戸遊貴という人物の授業態度は、お世辞にも良いとは言えない。居眠りや妨害などの一昔前なら廊下に立たされてるような行為はないものの、取り組みの姿勢がどこかぞんざいで、教員の側からすれば優秀な分余計に苛立ちが募るのだ。当の本人はそんな事は知った事ではない、といった風に放心してノートを取っている事も稀だが、しかしいざ諫めようと思って抜き打ちで指名しても、きっちり正解するのだから厄介極まりない。
「宮戸さん、あなた、もう少し真面目に授業を受けられないかしら……」
複数の教師から幾度となく聞かされた言葉だが、遊貴には自覚がない。真面目にしろという事は、現状に問題があるという事だろう。しかし、遊貴自身は復習に必要な分の労力を割いていると思っているし、実際それで点を取っているのだからどこに問題があるのかまったく分かっていない。なので、「はあ、分かりました。努力します。」という上っ面だけの返答を、これまたどうでも良さそうに呟くのである。そうした訳で、彼女の教員間での評価は決して高くない。むしろ、いつか犯したミスを最大限にあげつらってやるという風体すらある。
そしてその機会は、不意にやってきた。
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《?次回予告?》
遊貴 「どうしよう……」
征 「とりあえず……な。」
??? 「おげ、わがった。おねーさんに任せなって。」
次回、「Gold diggers」
She is mighty and good road.
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98 | 36 信じた夢を目指して | 1225 | 2 | 2016-04-13 | - | |
191 | 37 Revive → | 1360 | 2 | 2016-04-15 | - | |
156 | 38 道標を探すのなら… | 1232 | 2 | 2016-04-17 | - | |
115 | 39 Element of SPADA1 | 1259 | 2 | 2016-04-19 | - | |
150 | 40 さよならトリップ・1 | 1140 | 2 | 2016-04-21 | - | |
137 | 41 In the Zone・1 | 1266 | 2 | 2016-04-23 | - | |
99 | 42 In the Zone・2 | 1149 | 2 | 2016-04-25 | - | |
75 | デッキ詳説:XD (最終稿?) | 1185 | 0 | 2016-04-26 | - | |
144 | 43 星の扉・1 | 1136 | 2 | 2016-04-27 | - | |
111 | 44 F.A.T.E. part1 | 1310 | 2 | 2016-04-29 | - | |
89 | 45 F.A.T.E. part2 | 1264 | 2 | 2016-05-01 | - | |
182 | 46 笑顔の訳 | 1277 | 4 | 2016-05-03 | - | |
114 | 47 Element of SPADA2 | 1291 | 2 | 2016-05-05 | - | |
88 | 48 星の扉 part2 | 1269 | 2 | 2016-05-07 | - | |
84 | 49 Wings of Tomorrow | 1331 | 2 | 2016-05-09 | - | |
108 | 閑話休題 ゆきみかりんのパーフェクトry | 1425 | 2 | 2016-05-11 | - | |
146 | 50 In the Zone・3 | 1163 | 4 | 2016-05-13 | - | |
101 | 51 星の扉 part3 | 1286 | 4 | 2016-05-15 | - | |
135 | 52 星の扉 part4 | 1392 | 5 | 2016-05-17 | - | |
139 | 53 さよならトリップ part.2 | 1307 | 3 | 2016-05-19 | - | |
112 | 閑話休題2:座談会 | 1292 | 2 | 2016-05-21 | - | |
140 | 第2部予告・キャラ紹介 | 1494 | 0 | 2016-05-23 | - | |
139 | 54 開幕前の旋風 | 1376 | 2 | 2016-05-26 | - | |
143 | 55 コピーとオリジナルとコピー 前編 | 1352 | 2 | 2016-05-29 | - | |
88 | 56 コピーとオリジナルとコピー 中編 | 1194 | 2 | 2016-06-01 | - | |
121 | 57 コピーとオリジナルとコピー 後編 | 1246 | 2 | 2016-06-04 | - | |
103 | 58 螢火の幽霊娘 | 1364 | 2 | 2016-06-07 | - | |
149 | 59 Brave Sword | 1324 | 4 | 2016-06-10 | - | |
141 | 60 Braver’s Soul | 1274 | 2 | 2016-06-13 | - | |
147 | 幕間 久実のだらだラジオ01 | 1302 | 0 | 2016-06-14 | - | |
120 | 61 紙一重の差で | 1348 | 2 | 2016-06-16 | - | |
114 | 62 Beyond the fate | 1224 | 2 | 2016-06-19 | - | |
138 | 63 一点突破! | 1259 | 2 | 2016-06-22 | - | |
120 | 64 交わされた約束 | 1144 | 2 | 2016-06-25 | - | |
147 | 65 狂イ咲ケ焔ノ華 | 1327 | 2 | 2016-06-28 | - | |
135 | 66 光と焔 | 1290 | 2 | 2016-07-01 | - | |
139 | 67 Rifling fate | 1232 | 2 | 2016-07-04 | - | |
87 | 68 Gunslinger in... | 1206 | 2 | 2016-07-07 | - | |
144 | 幕間 久実のだらだラジオ02 | 1175 | 2 | 2016-07-10 | - | |
69 | 69 Extra-Zero 8 | 1176 | 2 | 2016-07-13 | - | |
154 | 70 軍靴の鳴動 | 1127 | 2 | 2016-07-16 | - | |
161 | 71 休憩の過ごしかた | 1224 | 2 | 2016-07-19 | - | |
155 | 72 激戦の予感 | 1417 | 2 | 2016-07-22 | - | |
130 | 10000閲覧感謝特番(特番とはry) | 1268 | 2 | 2016-07-25 | - | |
147 | 73 幻竜と隼 | 1219 | 2 | 2016-07-28 | - | |
132 | 74 薄氷 | 1174 | 2 | 2016-08-01 | - | |
156 | 【告知】一万閲覧感謝祭について【重点】 | 1352 | 7 | 2016-08-02 | - | |
137 | 74 バード・ストライク | 1150 | 2 | 2016-08-04 | - | |
139 | 75 革命と終端 | 1172 | 2 | 2016-08-07 | - | |
144 | 76 Soldier’s Ballad | 1099 | 4 | 2016-08-10 | - | |
136 | 77 Full Boost! | 1113 | 2 | 2016-08-13 | - | |
153 | 78 Dead heat | 1225 | 2 | 2016-08-16 | - | |
148 | 79 フューチャー・リビジョン | 1153 | 2 | 2016-08-19 | - | |
139 | 幕間 久実のだらだラジオ03 | 1187 | 2 | 2016-08-22 | - | |
150 | 80 それぞれの「加速度」 | 1056 | 2 | 2016-08-25 | - | |
77 | 81 EDEN | 1135 | 4 | 2016-09-01 | - | |
85 | 82 闇夜の錦 | 1149 | 2 | 2016-09-05 | - | |
144 | 83 月影 | 1325 | 2 | 2016-09-09 | - | |
111 | 84 宵待桜と日照の龍 | 1169 | 2 | 2016-09-13 | - | |
137 | 85 Sakura Sunrise | 1366 | 2 | 2016-09-18 | - | |
107 | 閑話休題:お詫びとおまけ | 1159 | 2 | 2016-09-22 | - | |
72 | 86 宵闇に舞え、幽玄の桜 | 1134 | 4 | 2016-09-26 | - | |
105 | 87 ‘‘fascination’’ | 1104 | 4 | 2016-10-05 | - | |
71 | 88 曙光の歌 | 960 | 2 | 2016-10-13 | - | |
111 | 89 夜露に濡れた朝陽 | 1229 | 2 | 2016-10-18 | - | |
187 | 90 9.A.M. | 1318 | 2 | 2016-10-26 | - | |
152 | 幕間 久実のだらだラジオ04 | 1242 | 2 | 2016-11-01 | - | |
132 | 91 Gwin to run | 1082 | 2 | 2016-11-09 | - | |
142 | 92 ライトニング・マイル | 1103 | 4 | 2016-11-15 | - | |
162 | 93 双振 | 1126 | 2 | 2016-11-20 | - | |
75 | 94 鉛と金と | 1046 | 2 | 2016-11-25 | - | |
123 | 95 剣と牙 | 1115 | 2 | 2016-11-29 | - | |
132 | 96 剣戟連閃 *ミス有・未修正 | 1204 | 4 | 2016-12-04 | - | |
139 | 97 Follow Tomorrow | 1171 | 6 | 2016-12-06 | - | |
94 | 幕間 久実のだらだラジオ05 | 1094 | 3 | 2016-12-07 | - | |
87 | 番外編1-1 plan 8 to B | 1099 | 3 | 2016-12-11 | - | |
139 | 番外編1-2 †渚の大魔王† | 1137 | 5 | 2016-12-15 | - | |
174 | 番外編1-3 灼熱<(ヮ)> | 1184 | 4 | 2016-12-18 | - | |
137 | 番外編2-1 籐篠塾・開講? | 1050 | 5 | 2016-12-21 | - | |
117 | 番外編2-2 実践?籐篠塾 | 1180 | 3 | 2016-12-23 | - | |
138 | そぴあちゃんのくり(ry | 1303 | 3 | 2016-12-25 | - | |
150 | 番外編2-3 対面する者たち | 1171 | 3 | 2016-12-30 | - | |
98 | 番外編2-4 集結と収束 | 1034 | 7 | 2017-01-03 | - | |
123 | 番外編2-5 勝負の鍵は右端に・1 | 1103 | 3 | 2017-01-05 | - | |
158 | 【番外編の】閑・話・休・題【番外編】 | 1236 | 2 | 2017-01-10 | - | |
119 | 番外編2-6 勝利の鍵は右端に・2 | 1153 | 5 | 2017-01-13 | - | |
160 | 番外編2-7 因縁と銃弾と一瞬の隙・1 | 1160 | 2 | 2017-01-15 | - | |
139 | 番外編2-8 因縁と銃弾と一瞬の隙・2 | 1062 | 4 | 2017-01-18 | - | |
154 | 番外編2-9 因縁と銃弾と一瞬の隙・3 | 1124 | 4 | 2017-01-22 | - | |
144 | 番外編 2-10 山場と御山と一撃必中1 | 1263 | 9 | 2017-01-27 | - | |
87 | 番外編 2-11 山場と御山と一撃必中2 | 1209 | 8 | 2017-01-31 | - | |
145 | 番外編2-12 服と感性と(pt.1) | 1054 | 4 | 2017-02-04 | - | |
139 | 番外編2 前半終了の幕間 | 1159 | 9 | 2017-02-06 | - | |
156 | 番外編2-13 服と感性と(pt.2) | 1047 | 2 | 2017-02-10 | - | |
160 | 幕間 論争、宇宙まで | 1078 | 2 | 2017-02-14 | - | |
147 | 番外編2-14 服と感性と(pt.3) | 1076 | 2 | 2017-02-16 | - | |
144 | 【緊急?更新】今後の方策について | 1135 | 2 | 2017-02-18 | - | |
133 | 番外編2-15 服と感性と(pt.4) | 1129 | 10 | 2017-02-21 | - | |
143 | 番外編2-16 漁火と陣風と(pt.1) | 1244 | 2 | 2017-02-26 | - | |
158 | 番外編2-17 漁火と陣風と(pt.2) | 1089 | 2 | 2017-03-03 | - | |
127 | 番外編2-18 Symphonic…1 | 1338 | 2 | 2017-03-14 | - | |
133 | 【こいついつも】閑話☆休題【休んでんな】 | 1081 | 2 | 2017-03-20 | - | |
142 | 番外編2-19 Symphonic…2 | 893 | 3 | 2017-03-27 | - | |
114 | 番外編2-20 新乱気流…pt.1 | 980 | 2 | 2017-04-05 | - | |
168 | 番外編2-21 新乱気流…pt.2 | 1032 | 2 | 2017-04-16 | - | |
164 | 番外編2-22 新乱気流…pt.3 | 1073 | 2 | 2017-04-21 | - | |
120 | 番外編2-23 Waltzic...p1 | 1024 | 2 | 2017-04-26 | - | |
146 | 番外編2-24 Waltzic...p2 | 1091 | 2 | 2017-05-02 | - | |
133 | 番外編2-25 Waltzic...p3 | 1183 | 6 | 2017-06-03 | - | |
110 | 番外編2-26 Waltzic...p4 | 936 | 3 | 2017-06-11 | - | |
136 | 番外編2-26 Waltzic...p5 | 1049 | 4 | 2017-06-24 | - | |
176 | 98 Drawback | 1180 | 2 | 2017-07-10 | - | |
164 | 99 Silhouette | 1026 | 2 | 2017-09-22 | - | |
150 | Where is my No.100!? | 1159 | 4 | 2017-11-19 | - | |
117 | 番外編File-X 静かな夜に? | 1110 | 2 | 2017-12-25 | - | |
131 | Over the Period -御品書 | 1026 | 2 | 2018-06-14 | - | |
88 | OtP0 Boat | 905 | 2 | 2018-07-07 | - | |
104 | OtP02 Serenade | 922 | 0 | 2018-07-14 | - | |
96 | OtP03 Dirge | 918 | 0 | 2018-09-01 | - | |
104 | OtP04 Requiem | 901 | 2 | 2018-09-17 | - | |
120 | OtP05 Period | 925 | 2 | 2018-09-24 | - | |
81 | 幕間りたーんず01 新・メタフィジカ | 839 | 0 | 2018-09-28 | - | |
146 | OtP06 Anthem | 941 | 2 | 2018-10-14 | - | |
140 | OtP07 Perfectly | 1068 | 2 | 2018-10-19 | - | |
80 | OtP08 Possession | 799 | 2 | 2018-11-02 | - | |
73 | OtP09 Bloomin’ | 951 | 2 | 2018-11-22 | - | |
118 | OtP10 Danger! | 941 | 2 | 2018-12-09 | - | |
129 | OtP11 Vidofnir | 1038 | 2 | 2018-12-22 | - | |
108 | OtP12 Sigmund | 866 | 2 | 2019-01-01 | - | |
81 | OtP13 Quantum | 939 | 2 | 2019-01-11 | - | |
124 | OtP14 Vicious | 943 | 2 | 2019-01-25 | - | |
121 | OtP15 Quantize | 898 | 3 | 2019-01-29 | - | |
105 | OtP16 Fragments | 1049 | 2 | 2019-02-04 | - | |
98 | OtP17 Nornir | 811 | 2 | 2019-02-15 | - | |
103 | OtP18 Beyond the End | 828 | 2 | 2019-02-20 | - | |
95 | OtP第三幕 コラボ企画おしながき | 786 | 2 | 2019-02-24 | - | |
129 | OtP19 Deflect | 879 | 2 | 2019-03-01 | - | |
79 | OtP20 Jokulhaups | 789 | 2 | 2019-03-11 | - | |
84 | OtP21 Expedition | 870 | 2 | 2019-03-15 | - | |
80 | OtP22 Lindwurm | 875 | 2 | 2019-03-19 | - | |
76 | OtP23 Swords | 800 | 2 | 2019-03-24 | - | |
92 | 【OtP】決戦前特番嘘ですごめんなさい | 892 | 2 | 2019-04-01 | - | |
147 | OtP24 Charge | 865 | 2 | 2019-04-08 | - | |
144 | OtP25 Manque | 847 | 2 | 2019-04-21 | - | |
90 | OtP26 Lightning | 752 | 2 | 2019-05-03 | - | |
97 | OtP27 Blaze | 878 | 2 | 2019-05-22 | - | |
85 | OtP28 Prelude | 981 | 2 | 2019-09-29 | - | |
109 | OtP29 Phantom | 828 | 0 | 2021-01-02 | - | |
83 | OtP30 mare-Nectaris | 699 | 2 | 2023-01-22 | - | |
72 | OtP31 Enclosure | 562 | 1 | 2023-11-06 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/08/30 新商品 LIMITED PACK WORLD CHAMPIONSHIP 2025 カードリスト追加。
- 09/11 01:54 評価 10点 《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》「こいつ単体では初動にならな…
- 09/11 01:43 コンボ ラビュリンスで、後手まくり。白銀の城の召使い アリアーヌを使用。。…
- 09/11 01:24 評価 5点 《活路への希望》「 遊星が【三極神】相手に発動し、ドローしたカ…
- 09/11 00:49 評価 3点 《スクラップ・オイルゾーン》「最初だけはなかなか強いことが書い…
- 09/10 23:59 評価 10点 《再世の導神 シェモース》「リジェネシスの万能無効枠。トーラ→…
- 09/10 23:44 評価 10点 《影霊衣の魔剣士 アバンス》「こいつ召喚からエリアルを出せるの…
- 09/10 23:00 デッキ ヘカトンケイル
- 09/10 21:14 コンボ 召喚権を使わずにキュリオスを出す(おまけにEXデッキのカードを一枚墓…
- 09/10 19:31 掲示板 知ってるSSあるあるやオリカの作り方を語って
- 09/10 17:38 評価 10点 《ユニコールの影霊衣》「影霊衣の制圧担当。 フィールド上のEX…
- 09/10 15:52 評価 9点 《クラウソラスの影霊衣》「影霊衣の儀式魔法サーチ担当。 レベル…
- 09/10 15:47 評価 10点 《リンク・デコーダー》「お手軽リンク値増やしと《灰流うらら》…
- 09/10 14:59 評価 5点 《シンクロン・エクスプローラー》「召喚時に《シンクロン》を吊り…
- 09/10 13:22 評価 9点 《魔轟神獣ベヒルモス》「ずんぐりで愛らしい連中の揃っていた魔轟…
- 09/10 12:11 コンボ 拡散する魔瞳ワンキル。瞳の魔女モルガナの新コンボ。《瞳の魔女モルガ…
- 09/10 11:55 SS 第50話:影を焼き尽くす暁光
- 09/10 11:54 評価 8点 《未界域のモスマン》「他のカードの「コストとして」モスマンを捨…
- 09/10 11:30 評価 8点 《ライディング・デュエル!アクセラレーション!》「原作5Ds独特…
- 09/10 11:20 掲示板 知ってるSSあるあるやオリカの作り方を語って
- 09/10 11:12 評価 8点 《サイバース・シンクロン》「《サイバース》と《シンクロン》の名…
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これは自分も体験したことなのですが、自分が真面目にやっているつもりでも他の人から見たらそう見えずに誤解される、というのは辛いですね。自分は遊貴のように成績優秀で授業態度の真面目ではありませんでしたが、担任教師や塾の講師にそんな感じに注意されたことが結構ありました。
はたして遊貴に何が起きるのか、そして予告を見る限り琉枝(?)が姉らしいところを見せるのか。 (2016-03-12 18:47)
携帯とかスマホだと、誤字訂正が途端に面倒くさくなるんですよね。美夏の発想は正しかった……?
言葉でも行動でも伝わらない事って、よくありますよね。私はやんちゃな方だったのでそういう指導のされ方はされませんでしたが、大抵反発したくなるのですよね。遊貴はめんどくさいタイプですが。
あえて名前を隠してますし、学校内での出来事ですが???さんは何をするのか、次回をお楽しみに。 (2016-03-12 21:29)