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DRAW:246 永炎のダークフェアリー 作:人喰い
(246)
斜め前の席の、市瀬火群(いちせ ほむら)くん。
はっきり喋れないし、授業も真面目に受けないし、話しかけても逃げるように去って行く。
そんな彼が、私は嫌いだった。
いやいや訂正。正確には、そんな我儘が許される環境で育った彼が、羨ましかったのかもしれません。
はっきり喋らないと殴られ、テストで良い点を取らないと蹴られ、無視なんてした日には家に入れてもらえない。
そんな環境で育った私にとっては。きっと。
だから私は、彼に「無理して笑って振る舞う事」を教えました。
私が強制されてきた事を、彼にも強制してしまったのです。
私の最初の『お節介』───それは、意地悪のつもりでした。
◉◉◉遊戯王 Ph.X◉◉◉
───DRAW:246───
《永炎のダークフェアリー》
〜神星樹内部・《美の間》〜
火群「頼む…ッ!!来てくれッ!!!戦い続ける英雄に───歓喜の歌声を届けやがれぇーーーッッッ!!!」
和泉と一番長い時間一緒にいた彼女なら、きっと───
火群「───カオス・エクシーズ・チェンジ!!!」
───きっと、最後のピースを埋めてくれるはずだ。
火群「今こそ現れろ!!ランク5!!!
───『CX ダーク・フェアリー・チア・ガール』!!!」
その想いを胸に、高く掲げた一枚。
和泉の所有する精霊のカードにして、エースモンスター。
「リン♪リン♪リーーン♪」
クレイジー・レイジ
《狂気な凶器》───闇口 千愛(やみぐち ちあ)。
戦場に今、堕天使が降り立った。
火群【LP 1300】
(モンスター)
『CX ダーク・フェアリー・チア・ガール』[ATK 2500]★5
(X素材)x2 (『フェアリー・チア・ガール』『宣告者の神巫』)
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』[ATK 3000]★8
(X素材)x2(『炎王神獣 ガルドニクス』『聖炎王 ガルドニクス』)
『炎王獣 ガネーシャ』[ATK 1800]☆4
(魔法・罠)
『炎王の聖域』(永続)
伏せ:0
手札:0
墓地:バロン、ポニクス、神獣キリン、混沌ヴァル、急襲、炎環、バリアンズフォース
除外:ハヌマーン、ウルカ、神獣キリン、マグマッチョ、孤島、補給部隊、ファイヤーバック、結襲
残存効果:『炎王の結襲』(墓地効果)
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、自分の「炎王」モンスターの召喚・特殊召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
和泉(ランセア)【LP 8000】
(モンスター)
『氷結界の還零龍 トリシューラ』[ATK 2700]☆11
『氷結界の龍 グングニール』[ATK 2500]☆7
『氷結界の龍 ブリューナク』[ATK 2300]☆6
(魔法・罠)
『氷結界の晶壁』(永続魔法)
伏せ:0
手札:1(クリスタル・ガールでサーチしたゲオルギアス)
墓地:照魔師、鏡魔師x2、霜精、守護陣、浄玻璃、ゲオルギアス、ライホウ、ガンダーラ、ウェイン、エジルラーン、アーケティス、ドラガイト、ランセア、ドゥローレン、晴嵐、晶壁
除外:依巫、随身、クリスタルガール、晴嵐、氷結界(罠)
千愛「───感動の再会……とかそういうハッピーな空気では無さそうね」
ファー付きの黒いドレスを身に纏い、漆黒の翼をその身に宿した堕天使───ダーク・フェアリー・チア・ガール。精霊となる前の名は、闇口 千愛。
和泉「……ッ…!」
その少女の出現と共に、ランセアの表情が苦悩に歪んだ。
千愛「…あなたは、誰かしら?」
そして眼鏡の奥の瞳を歪ませる和泉に、チアガールは問う。
和泉「…私は……ランセア。氷霊山の───龍祖だ」
千愛「……そう。わかったわ」
チアガールは返答を聞くなり、一言そう言って、手に持ったステッキを構えた。
和泉「…なんで、キミがここにいるのかな?精霊のキミは、この和泉の身体と一緒に柏木瑞希に囚われていたはずでしょう…?」
千愛「そうね。その通りよ。ただ、“私のカード”は、ずっと市瀬火群の手元にあった───いや、この場合は……“和泉ちゃんの手元にあった”と言うべきかしら?」
和泉「…!?」
挑発的に言って見せるチアガール。
ランセアは咄嗟に自らの両腕を確認するが、すぐにその言葉の意味を理解し、
和泉「…あなた…ッ…まさか───」
今度は視線をチアガールの奥の火群に移すと苛立ちのような感情を向けた。
火群「───」
直後、火群の背後に燦然と輝く───桜色の光。
それは、背負ったリュックの中の和泉の右腕───義手から漏れ出ていた。
和泉「───その中に…ずっと居たっていうの…!?」
千愛「…その通りよ。和泉ちゃんはもしもの事があった時の為に、私と、私を召喚する為のカードを義手の中に仕込み、市瀬火群へ託したの」
最も、精霊はこの地に封じられていたので、実際に召喚されるまで実体化することはできなかったが。
火群「結維さんが前にマインに対してやってみせた“手”だ。ただ今回は、対象も役割もまるで違っちまったけどな…!」
千愛「そしてそのカードに込められた強い思いを糧に、この神星樹に囚われていた私は復活できた───というわけ」
まさに、奇跡のような現象。しかし、先の結維・鈴華ペアと星奈との決闘において、実際に『フェルグラント・ドラゴン』のカードが神星樹に囚われた精霊を復活させている。
鈴華はその奇跡を知っていたからこそ、火群に自分たちのカードを託す選択をしたのだ。
和泉「…別に、いいけど。何を勝ち誇ってるの…?…キミが出てきたところで何もできないのがわかってたから眼中に無かっただけ…!!結果は何一つ変わらない!!」
ニクス「───千愛ひとり、ならな」
感情を露わにし叫ぶランセアに、ニクスは鋭い視線を送る。
千愛「そう、今の私は、私ひとりの力でここに立っている訳じゃないのよ」
そしてチアガールはそれを受け、ニクスの言い方に多少の不満も覚えつつ、そう言い切った。
千愛「私を召喚する為に───雫ちゃん、鈴華ちゃん、結維ちゃん、そして和泉ちゃんのカードが一つになった」
ニクス「…人の身体を乗っ取る事でしか存在を維持できなかったお前とは違う……誰かから与えられた事で得た存在なんだ」
そして、火群の読みが、雫の考えが正しければ、それはランセアにも適用できる。
千愛「市瀬火群」
そこでチアガールは、ランセアから視線を逸さぬまま火群の名を呼んだ。
千愛「…それと、にくす」
ついでのようにニクスも。
千愛「…後は私に任せて───なんて勝手は言わないわ。ふたりの力も貸してちょうだい。みんなの力で、和泉ちゃんを絶対に助けるわよ」
火群「……!」
ニクス「……っ!」
千愛「私の大切な───家族を」
その言葉に火群とニクス、二人は一緒顔を見合わせ、
火群&ニクス「「───当たり前だ」」
一言そう言って、笑みを浮かべた。
千愛「…さあ、そうと決まれば!指示を頂戴!!あの氷を溶かすための指示を!!」
火群「…よし!じゃあ───行ってこい!!!チアガール!!」
千愛「───えっ?」
火群「バトルフェイズ!!」
すっとんきょうな声を上げる千愛を尻目に、火群はすかさずバトルフェイズへの移行を宣言する。
◉バトルフェイズ◉
千愛「…ちょっと待って、市瀬火群。よく見たらあなた、私を出すために手札を全部使い切っちゃってるじゃない。わかってるでしょ?私の効果は───」
ニクス「つべこべ言わずに…行って───来い!!」
千愛「ひゃああっ!!??」
ニクスに尻を叩かれた千愛は間の抜けた声を発しながら前方へと勢いよく飛んで行った。
攻撃対象は───『氷結界の龍 グングニール』。
火群「ダーク・フェアリー・チア・ガールの攻撃───〝フェアリー・ターン・パーティクル〟!!!」
宣言と同時に、吹っ飛ばされながらも体勢を立て直したチアガールは、
千愛「…〜〜〜っ!あとで覚えときなさいよ…っ!にくす!!」
文句を垂れつつ、構えた星形ステッキを回転させると、その推進力で更に加速し───
和泉「…ッ…!迎え撃って!!グングニール!!」
『CX ダーク・フェアリー・チア・ガール』
[ATK 2500]
───VS───
[ATK 2500]
『氷結界の龍 グングニール』
瞬間、氷龍の口から放たれた冷線。
回転させたチアガールのステッキはそれを受け流すが、突進の勢いは完全に殺された。
千愛「…つ……ッ…ああああぁああ!!!」
叫び、最後の力を振り絞る。
今この瞬間まで、チアガールは火群の選択の意味を考えていた。
なぜ、攻撃力の低いブリューナクではなく、自らと同じ攻撃力を持つグングニールを攻撃対象に選んだのか。しかし、
千愛「……わかったわよ…っ!起こしてやろうじゃないの───奇跡ってやつを!!」
迷いは無くなり、覚悟を決めた顔に変わった。
千愛「いくわよ……ッッ…和泉ちゃん…!!」
すると片手で回転させていたステッキを一瞬の内に両手持ちに切り替え、更には地に足を付け───
千愛「…ぜええええりゃあああああッッ!!!」
───全力のフルスイング。
さながら野球のバッターかのように振り抜いた痛烈な一打は、グングニールの放った冷線を弾き返し、致命の一撃を与えた。
千愛「───ッ」
すかさず接近したチアガールの一閃。
グングニール「…ガ…グラ……ッ…!!」
衝突の瞬間、防衛本能から氷の槍を身体中より生成したグングニールとの一騎打ち。
千愛「…っ…!」
グングニール「…ッッ…!!」
攻撃力は両者2500。
結果は両者深い傷を負い、相打ち。辺りには爆風が立ち込める。しかし───
和泉「───っ」
和泉の眼鏡の奥の瞳が見たのは、爆風を突っ切り、接近する堕天使の姿。
───否。
千愛「───」
それは、精霊としての力を持たぬ『闇口 千愛』というひとりの少女の姿。
千愛「───和泉ちゃん」
千愛は目の前の少女の名を呼び、その右手を握る。
和泉「………!」
醜く異形な、右手を。
和泉「……ッ……!」
かつて千愛自身が切り落としたはずの、その手を。
和泉「あああああああああああっッッ!!!」
和泉は叫び、密着した千愛の身体を振り解こうとするが、
千愛「…和泉ちゃん!!!」
千愛の強い呼びかけで、一瞬、動きが鈍った。
その瞬間。
和泉「───!」
千愛の白く細い腕が、和泉の小さな身体を抱き寄せた。
冷たくなった、身体。
そう形容するのはいささかはばかられるが、他には形容し難い。
それほどまでに、和泉の身体からは体温が感じられなかった。
千愛「……」
でも、確かに、そこに和泉は居る。和泉を感じる。和泉は生きている。
その確信が、心臓の鼓動となってふたりの身体を繋ぎ合わせている。
千愛「…大丈夫よ」
そう声をかける千愛の意識は、僅かに周囲の惨劇へと向かう。
千愛「…あなたの、所為じゃ無い」
和泉を助けるために、傷ついていった仲間たち。今も戒・栗須・明日人・雫の4人はランセアの生み出した氷柱から他の皆を守るべくその身を粉にして闘っている。
和泉「…ち…違……わたし…私が……っ…!あああ、あああああ…っ…!!」
その叫びは、ランセアのものか和泉のものか。どちらにせよ───千愛の言葉で綻びが生まれた。
千愛「…後は任せたわよ───市瀬火群!!」
千愛が火群へ呼びかけると、千愛の破壊された精霊としての力の結晶が火群のデッキに宿る。
火群「…ああ。確かに受け取ったぜ───最後の1枚!!!墓地へ送られたダーク・フェアリー・チア・ガールの効果!!!」
《CXカオスエクシーズ ダーク・フェアリー・チア・ガール/CXyz Dark Fairy Cheer Girl》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/天使族/攻2500/守1900
レベル5モンスター×3
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、デッキからカードを1枚ドローする。
また、このカードが「フェアリー・チア・ガール」をエクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分の手札の数×400ポイントダメージを相手ライフに与える。
火群「俺はデッキから1枚ドローする!!!」[手札:1]
ドローの軌跡は弧を描き、炎を纏った指先が真っ赤に光る。
火群「行ってくれニクス!!今度こそ…ッッ!!和泉の心を縛りつけてる氷を溶かしてくれぇぇぇ!!!」
直後、火群のデュエルディスクから放たれる金色の光が、より一層強くなった。そして───
火群「『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』の攻撃─── 永炎の…ッッ〝ゴルディオン・ノヴァ・フレア〟ッ!!!」
解き放たれた、金色の炎。
還零龍は主人を守るため本能のまま立ち塞がった。
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』
[ATK 3000]
───VS───
[ATK 2700]
『氷結界の還零龍 トリシューラ』
三ツ首からそれぞれ放射された冷線が金色の炎とぶつかり合う。
火群「…いっっっっっっけええええええええ!!!!」
強き思いと叫びに呼応し、炎は更に燃え上がる。
和泉「……あ、……ああ、ああああ…ッ…!」
やがて猛き炎は白銀の氷龍を優しく包み───
和泉「───ッ」【LP 8000→7700】
その余波は、和泉にも伝わった。
和泉「………!」
右腕に、暖かな感覚。
和泉「……あ…」
かつて自身の右腕を焼かれた時とは、明らかに違う、その感覚。
和泉「……あ、あ、あ」
冷たくなった身体が、熱を帯びてゆく。
和泉「───」
和泉の眼からは、大粒の涙。無意識のうちに零れ落ちそうになるそれを、千愛は優しく拭い、
千愛「やっと、みつけた」
そう言って和泉の身体を強く抱きしめた。
和泉「…千愛……ちゃん……」
すると千愛の身体に残った僅かな精霊の力が、2人の身体を優しく包む───
千愛「───」
和泉「───」
そして。
千愛の身体は再び精霊体となり、和泉と同化した。
───直後。
和泉の身体から、何かが弾き出された。
火群「…あれは───!」
1枚のカード。枠が白い、シンクロモンスターだ。
火群「…ランセア!!!」
そう、『氷霊山の龍祖 ランセア』のカード。それが和泉の体内から弾き出されたという事は───
和泉「…取り返したわよ…!!和泉ちゃんの身体!!」
和泉の身体、その人格の主導権を、千愛が奪った。それにより、主人格を担っていたランセアのカードが弾き出されたのだ。
火群「───!」
上手く、行った。
細い勝ち筋を辿り、奇跡を起こし、みんなで取り返した。
誰一人欠けては成し得なかった、和泉奪還。
この場の全員が喜びを強く噛み締める。
火群「…良かった…っ…!!良かった……!!本当に───!!」
しかし、安心するにはまだ早い。
火群「後は───」
見上げた視線の先には、怒りに震える氷龍───ランセアが実体化していた。
ランセア「まだ…ッ…!!まだ終わってない!!破壊されたトリシューラの効果っ!!!」
(2):S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
自分のEXデッキ・墓地から「氷結界の龍 トリシューラ」1体を選び、攻撃力を3300にして特殊召喚する。
相手フィールドに表側表示モンスターが存在する場合、
さらにそれらのモンスターは、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。
デュエルが途中で中断されることは無い。
ランセアの意思によって地中より氷柱が突き出し、宙にて火群達に照準を合わせた。
和泉「…ッ…!!市瀬火群!!にくす!!避けてっ!!」
和泉の身体に宿る千愛の言葉を受け、火群はニクスとアイコンタクトを取る。そして───
ランセア「ラァァァァアアァアア!!!」
悲痛の叫びと共に氷槍が火群たちに降り注ぐ。
和泉「…!!!」
やがて爆風が晴れ───
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』[ATK 3000→1500]*効果無効
『炎王獣 ガネーシャ』[ATK 1800→900]*効果無効
和泉「……っ!!」
そこには、半身を氷漬けにされた火群のモンスターたち。そして───
『氷結界の龍 トリシューラ』[ATK 3300]
ランセアの場には、攻撃力3300となり復活したトリシューラ。
しかしそれの光景を見てランセアは、
ランセア「…なんで…っ…!!なんでよ……!!…ガネーシャの効果を使えば…無効にできたというのに…!!」
苛立ちを見せながらそう言った。
それは、無効にできた効果をわざわざ見過ごした───火群のプレイングミスを指摘する様な一言だった。
ニクス「……」
火群「……」
二人はしばしの沈黙の後、
ニクス「…そんなもの、決まっているだろう」
火群「今のキミの一撃を、避けちゃいけないって思った……それだけだよ」
それに、と、火群は続ける。
火群「最後のピースは、もうここにある」
言って火群は、残った最後の1枚の手札を天高く掲げた。
千愛が与えてくれた、最後にして最高の1枚を。
火群「速攻魔法発動───『炎王神天焼』」
《炎王神天焼えんおうしんてんしょう/Fire King Sky Burn》 †
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの「炎王」モンスターと相手フィールドのカードをそれぞれ同じ数だけ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):自分フィールドの「炎王」カードが効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
火群「俺の場の『炎王』モンスター2体と、ランセア!キミの場のカード2枚を───破壊する!!!」
対象
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』
『炎王獣 ガネーシャ』
『氷結界の龍 トリシューラ』
『氷結界の龍 ブリューナク』
ランセア「───ッ」
火群「…ニクスッッ!!!最大パワーだ!!!ブチ……ッかませぇぇぇ!!!」
魂の叫びに応じ、ニクスは飛翔する。
ニクス「ぜぇえええぇええあああああああああっっっ!!!」
そしてその身から金色の炎を解き放つと、自らをも含む場のモンスター全てがその炎に包まれ───
ランセア「───」
火群と不死鳥による決死の一撃。
盤面は振り出しに戻った───かと思われた。
ランセア「───なぜ」
ランセアの手札には、クリスタルガールの効果で加えた『氷結界の剣士 ゲオルギアス』。そして墓地には、除外する事で墓地・除外の『氷結界』モンスターを手札に回収できる『氷結界へ至る晴嵐』。後続は万全。
ランセア「なぜ、なぜ、なぜ」
このターンさえ凌げれば。負ける事は無い。
ランセア「…なぜ!!!!」
そう、思っていた。
ランセア「なぜ不死鳥は死んで無い!!!??」
叫び、背から氷柱を逆立て感情を剥き出しにする。
ランセア「それだけじゃない!!なぜ…なぜ───」
その視線の先には───
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』[ATK 3000]
『炎王神獣 ガルドニクス』[ATK 2700]
『聖炎王 ガルドニクス』[ATK 2700]
───3体の、不死鳥。
火群「───破壊されたガネーシャ、そして炎王神の効果」
《炎王神 ガルドニクス・エタニティ》
(3):X素材を持っているこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードが持っていたX素材の数まで、自分の墓地から「炎王」モンスターを特殊召喚する。
《炎王獣 ガネーシャ》
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた場合、
「炎王獣 ガネーシャ」以外の自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
そのモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される
火群「この効果により、俺の墓地から3体のガルドニクスが蘇ったんだ」
ガネーシャの効果で、聖炎王が。そしてX素材を2つ持っていた炎王神はその効果で自身と炎王神獣を復活させた。
破壊と再生を繰り返す。何度でも。
これこそが、【炎王】の真骨頂。
ランセア「…あ、あ…あ…、ぁ」
火群「……ランセア。誰かを強く思う気持ちは、奇跡を起こす。それを今から見せてやる」
火群がそう言うと、3体の不死鳥がそれぞれ宙を舞い、炎の軌跡を描きながらランセアへ向けて攻撃態勢を取った。
火群「『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』の攻撃───〝永炎のゴルディオン・ノヴァ・フレア〟!!」
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』
[ATK 3000]
───ATTACK───
【LP 7700】
『ランセア』
一度は潰えたはずの永炎が、今度はランセアを包み込む。
ランセア「私…は…ッ…私の……1000年は……ッ…!!」【LP 7700→4700】
無駄だった───?
火群「『炎王神獣 ガルドニクス』の攻撃───〝バーニング・イレイザー〟!!」
『炎王神獣 ガルドニクス』
[ATK 2700]
───ATTACK───
【LP 4700】
『ランセア』
続けて神獣の豪炎がランセアに直撃。
この炎も───熱くない。痛くない。それがランセアには不快で仕方がない。
ランセア「私は……私は…私は私は私は私は私は───」【LP 4700→2000】
神獣による攻撃が終わるも、目の前に立ち塞がるは───聖炎王。
『聖炎王 ガルドニクス』[ATK 2700]
ランセア「この一撃で───死ぬ」
この力で、大勢を傷つけた。
当然の───報いか。
しかし───
ランセア「───悪くない……デュエルだった」
そう思ったのは、確かだ。
多少のミスはあったが、それは火群も同じ。あれだけの展開を押し付けて、火群はそれを超えてきた。これほどまでのギリギリのデュエルは、間違いなく1000年前にはできなかったものだ。
ランセア「キミとデュエルできただけでも……1000年待った甲斐はあった…のかな───」
「けど」、と、ランセアは続ける。
ランセア「…キミたちは私を救えなかった。どちらが大事かと天秤にかけ、桜庭和泉の命を優先した。私の命は、私の戦いは、ここで終わる。私のライフが尽きた瞬間に。桜庭和泉という依代を失った私の身体は崩壊するのだ───」
それが───
ランセア「───それが、強大な力を持つ精霊に架せられた誓約だ」
そう言い残し、最後の一撃を受け入れようとした───刹那。
和泉「何…言ってんの!!!!」
ランセアの足元───眼鏡をかけた少女、和泉が叫ぶ。
和泉「───ここからはじまるんだよ」
───瞬間。背後に小さな気配。
雫「───っ」
ランセア「…柏木……雫…ッ…!?」
振り返ると、『イビリチュア・ネーレイマナス』に騎乗した少女───柏木 雫。
雫は右手を突き出し、姉・瑞希と同じ精霊の力がその手より溢れ出す。
赤い───水泡となって。
ランセア「───!?」
不意を突かれ直撃した赤い水泡。それは、触れた精霊の力を奪うものだった。
ランセア「…なに……これ…ッ」
勿論、ランセア程の強大な力を持つ精霊を無力化できるほどの強度は無い。しかし、それでも───
雫「…あなたの精霊としてのランクを落とす事はできる…っ!!!」
この一瞬、ランセアは龍祖では無くなった。
───強すぎる力を持つが故の、誓約。
それが一瞬───外れた。
雫「…お願いします───火群さんっ!!!」
雫は全てを託し、叫ぶ。
火群「最高だぜ───雫さん」
涙を流しながらの一言。そして───
火群「『聖炎王 ガルドニクス』の攻撃───ッ」
『聖炎王 ガルドニクス』
[ATK 2700]
───ATTACK───
【LP 2000】
『ランセア』
火群「───〝聖炎のイグニス・ブロア〟」
瞬間───迸る聖炎。
それはこの美の間だけでなく、神星樹の外───人間界をも眩く照らした。
ランセア「───」【LP 2000→0】
ランセアと火群、氷と炎、相反する2人の決闘は、火群の勝利で幕を閉じた───しかしまだ、終わりでは無い。
ランセア「………」
ライフを失った事で、崩れゆくランセアの身体。
ランセア「…いくら力を弱めたところで……数秒の猶予ができただけ……つくづくバカだね…キミたちは───」
雫「…バカ…ですか…。ふふふ…っ、そうですね……でも、そんなバカだからこそ、私たちは友達になれたんです」
ランセア「……」
雫「…それに、数秒もあれば、充分ですよ───今のあなたとも友達になるなんて」
───直後。
ネーレイマナスの錫杖が光り輝く。
ランセア「…!!その輝きは……ッ…氷結界の───ッ」
そう。ネーレイマナスは、ブリューナクとの決闘において氷結界の力を吸収し覚醒したカードだ。
ランセア「…暖かく…どこか……懐かしい…」
その光に包まれ、故郷を思い出したランセアは思わず涙する。そして───
雫「…私にも、大切な家族が居ます。今は離れ離れになってしまったけど、もうすぐそこに、手を伸ばせば届く場所までようやく辿り着いたんです」
ランセア「………」
雫「取り戻すために───
一緒に戦ってくれませんか?」
ランセア「───」
差し出された手。
ランセアは一瞬躊躇したが、その小さな手に巨大な額を優しく擦り付け、ランセアにとって新たな“依代”である『リチュアの氷魔鏡』の中へと吸収されていった。
そして、和泉は───
和泉「………」
火群「………」
ニクス「…はあ…」
千愛「…もう、焦ったいわね…」
ため息を漏らす二人の精霊は、それぞれパートナーである二人の背中を押すと(ニクスは強めに)、バランスを崩した二人の身体が密着してしまう。
和泉「わっわわっ!」
火群「…痛っ…ッおい!」
和泉「……」
火群「……」
そしてまたしばしの沈黙を経て、
和泉「……ごめ───」
言いかけ、口を紡ぐ。
その言葉を、きっと彼は望んでいない。
良い子ぶるのはやめよう。
せめて今だけは、本音で───
和泉「ただいま。みんな」
火群「おかえり。和泉」
今までの和泉が嘘偽りだろうが、関係ない。
過去何度も、和泉の言葉に助けられた。その事実は紛れもない真実なのだから。
***
ランセアは雫の精霊となり、和泉奪還も無事成功し、全員合流を果たした火群たち。
ひとしきり再開の喜びを分かち合った後、ここにきて罪悪感の抑えきれなくなった和泉の全員へのごめんなさいラッシュを終え───
火群「これ以上の戦闘は無理だ。一旦退くぞ」
選んだ選択は─── 一時退却だった。
この意見には、結維や戒も珍しく同意してくれた。が───
マンティス「はあ!?ざっけんじゃねぇぞガキコラァ!!」
納得のいかぬ者が、約一名。
マンティス「テメェ!俺を騙しやがったのかァ!?」
チンピラの如くキレ散らかすこの逆立った赤髪に髭を生やした長身の男は、『マンティス』。
火群達と同時にこの美の間に辿り着いてはいたが、先の決闘中は部屋の外で見張りをしていた。
マンティス「テメェを助ける代わりにマインをぶっ倒すための力を貸すって話だっただろうがよ!!ァァン!!?」
火群「待ってくれ。痛っ。話を、痛っ。最後まで…痛っ。聞いてくれ。痛っだから股間を蹴るのはやめ───やめろっつってんだろ!!」
マンティス「…うっるせぇよクソガキ!!人が見張りしてる間も眼鏡ちゃんとイチャつきやがって!!クソが!!テメェのフニャチン二度と使いもんにならなくしてやる!!」
火群「いだだだだだ!!!誰か!!ゆ、結維さん!助け───いだだだだァ!!」
結維「…なんで真っ先に助けを求めるのが重症の私なのよ…。
いいじゃない。そんな粗末なもの、さっさと使いものにならなくなっちゃえば」
火群「ひどい!」
栗須「だはははは!!実は電気あんまで興奮してんじゃねーか!?」
火群「おめーはあとでころす!」
明日人「ははは、女子達の前で可哀想に」
火群「おめーもあとでころす!!!」
鈴華「……やっぱり市瀬さんは受けが似合いますわね…じゅる…」
火群「こっちはなんかスイッチはいってんだけど!?」
雫「は、はわわわわ…このままじゃ火群さんの……その……あ、アレが……ぷしゅぅぅぅ…〜〜〜」
火群「わーー!雫さんが茹でダコみたいに!」
和泉「……はあ………」
戒「……同情する」
そして程なくして───
マンティス「───ァァ!?回復装置を使う!?」
火群「…ああ、俺の傷を回復させてくれたあの装置。あれで態勢を立て直して、今度はマインを救うための第二ラウンドだ」
ようやく解放され、痛む股間をおさえながら火群が出した案は、今いる美の間と基礎の間を繋ぐ道の途中にある一室──そこにある回復装置まで戻る、というものだった。
鈴華「回復装置…!そんな便利なものが…!それなら、メアリーさんも…!」
だいぶ容体は良くなったものの未だ目を覚さないメアリーに視線を向けながら、期待に目を輝かせる鈴華。しかしマンティスは、
マンティス「いや、マインが完全復活するにはもう時間がねぇ!戻ってる暇すらねぇかもしんねーんだぞ!!」
火群「さっきまでだったら、な」
意味深に言う火群に、マンティスは眉を寄せる。
火群「だけど、和泉を助け出した事で、状況が変わったんだ」
マンティス「!!」
結維「…どういうこと?」
戒「…!そうか、依代である桜庭が吸収した精霊エネルギーは、間接的にマインへと取り込まれていた。そのポンプの役割を果たしていた依代は…もう機能していない…!」
マンティス「猶予ができたって事か……なら尚更今のうちに叩きに行くしかねぇだろうが!」
火群「そうしたいところだけど、敵も恐らく相当警戒してる。特に、戒が言ってた、ジャランの持つ“影の中に入り込む”能力───あれで本気で逃げられたら、探し回ってるうちにマインは完全復活しちまう」
マンティス「…ジャラン……あのクソ野郎の能力は確かに厄介だな……チッ…!わぁーったよ!」
火群「…それじゃ、回復装置のある部屋に向かいながら、シルバさんから指示のあった詳しい作戦を説明するぞ」
話も纏まり、歩き始めた、その時だった。
「───」
背後から───気配。同時に。
火群「───!」
ひゅんっ。と、音を立てて、“それ”は飛んできた。
明日人「───みんな!!一箇所に固まれ!!」
明日人の号令に従い、一箇所に固まる一同。そして直後───
明日人「……!!!」
明日人の精霊であるアルセイが皆を守るために立ち塞がる。しかし、
アルセイ「…グッ……!」
明日人「…炎の…斬撃…!!」
その身に受けて初めて、飛んできた攻撃の正体に気づき、表情を歪ませる。植物族であるアルセイにとって苦手な炎系の攻撃。更には見覚えのある攻撃と来ては、尚更だ。
明日人「アルセイ!!大丈夫か!!」
アルセイ「…問題ない!皆を護るのがワタシの…そしてお前の役目だ!明日人!!」
言って攻撃の飛んできた方に視線を向ける。明日人も同じ方に視線を移すと、
明日人「アルセイ、頼む」
一言。すると───
火群「!?」
火群達の手前、足元から巨大な木の幹が現れ、美の間の入口を完全に塞いだ。
火群「…おい!!クラース!!何してんだよ!!」
美の間に残った明日人は、
明日人「お前こそ何してんだ!!さっさとみんな連れて装置んとこ急げ!!いいな!?」
火群「───!」
明日人「それまでこいつは───俺が食い止める」
そう言って、目の前の“敵”、炎の斬撃を放った相手と対峙する。
明日人「…別にアンタは残んなくて良かったんじゃねぇッスか?」
何故かこの場に残ったマンティスを横目にボヤきながら。
マンティス「いやまぁ待てよ。俺はあいつとちょっとばかし話がしたくてなァ」
死装束かの様な白い着物に、顔の一部が火傷で爛れている少年。その瞳には、復讐の炎が炎炎と燃え上がっている。
マンティス「───『永井 放浪』くんよォ」
終焉の焔・伍召焔が一人、シンクロ召喚担当。
【不知火】デッキの使い手───
『永井 放浪(ながい ほうろう)』。
放浪「……」
静かに燃える───復讐鬼。
To Be Continued…
斜め前の席の、市瀬火群(いちせ ほむら)くん。
はっきり喋れないし、授業も真面目に受けないし、話しかけても逃げるように去って行く。
そんな彼が、私は嫌いだった。
いやいや訂正。正確には、そんな我儘が許される環境で育った彼が、羨ましかったのかもしれません。
はっきり喋らないと殴られ、テストで良い点を取らないと蹴られ、無視なんてした日には家に入れてもらえない。
そんな環境で育った私にとっては。きっと。
だから私は、彼に「無理して笑って振る舞う事」を教えました。
私が強制されてきた事を、彼にも強制してしまったのです。
私の最初の『お節介』───それは、意地悪のつもりでした。
◉◉◉遊戯王 Ph.X◉◉◉
───DRAW:246───
《永炎のダークフェアリー》
〜神星樹内部・《美の間》〜
火群「頼む…ッ!!来てくれッ!!!戦い続ける英雄に───歓喜の歌声を届けやがれぇーーーッッッ!!!」
和泉と一番長い時間一緒にいた彼女なら、きっと───
火群「───カオス・エクシーズ・チェンジ!!!」
───きっと、最後のピースを埋めてくれるはずだ。
火群「今こそ現れろ!!ランク5!!!
───『CX ダーク・フェアリー・チア・ガール』!!!」
その想いを胸に、高く掲げた一枚。
和泉の所有する精霊のカードにして、エースモンスター。
「リン♪リン♪リーーン♪」
クレイジー・レイジ
《狂気な凶器》───闇口 千愛(やみぐち ちあ)。
戦場に今、堕天使が降り立った。
火群【LP 1300】
(モンスター)
『CX ダーク・フェアリー・チア・ガール』[ATK 2500]★5
(X素材)x2 (『フェアリー・チア・ガール』『宣告者の神巫』)
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』[ATK 3000]★8
(X素材)x2(『炎王神獣 ガルドニクス』『聖炎王 ガルドニクス』)
『炎王獣 ガネーシャ』[ATK 1800]☆4
(魔法・罠)
『炎王の聖域』(永続)
伏せ:0
手札:0
墓地:バロン、ポニクス、神獣キリン、混沌ヴァル、急襲、炎環、バリアンズフォース
除外:ハヌマーン、ウルカ、神獣キリン、マグマッチョ、孤島、補給部隊、ファイヤーバック、結襲
残存効果:『炎王の結襲』(墓地効果)
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、自分の「炎王」モンスターの召喚・特殊召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
和泉(ランセア)【LP 8000】
(モンスター)
『氷結界の還零龍 トリシューラ』[ATK 2700]☆11
『氷結界の龍 グングニール』[ATK 2500]☆7
『氷結界の龍 ブリューナク』[ATK 2300]☆6
(魔法・罠)
『氷結界の晶壁』(永続魔法)
伏せ:0
手札:1(クリスタル・ガールでサーチしたゲオルギアス)
墓地:照魔師、鏡魔師x2、霜精、守護陣、浄玻璃、ゲオルギアス、ライホウ、ガンダーラ、ウェイン、エジルラーン、アーケティス、ドラガイト、ランセア、ドゥローレン、晴嵐、晶壁
除外:依巫、随身、クリスタルガール、晴嵐、氷結界(罠)
千愛「───感動の再会……とかそういうハッピーな空気では無さそうね」
ファー付きの黒いドレスを身に纏い、漆黒の翼をその身に宿した堕天使───ダーク・フェアリー・チア・ガール。精霊となる前の名は、闇口 千愛。
和泉「……ッ…!」
その少女の出現と共に、ランセアの表情が苦悩に歪んだ。
千愛「…あなたは、誰かしら?」
そして眼鏡の奥の瞳を歪ませる和泉に、チアガールは問う。
和泉「…私は……ランセア。氷霊山の───龍祖だ」
千愛「……そう。わかったわ」
チアガールは返答を聞くなり、一言そう言って、手に持ったステッキを構えた。
和泉「…なんで、キミがここにいるのかな?精霊のキミは、この和泉の身体と一緒に柏木瑞希に囚われていたはずでしょう…?」
千愛「そうね。その通りよ。ただ、“私のカード”は、ずっと市瀬火群の手元にあった───いや、この場合は……“和泉ちゃんの手元にあった”と言うべきかしら?」
和泉「…!?」
挑発的に言って見せるチアガール。
ランセアは咄嗟に自らの両腕を確認するが、すぐにその言葉の意味を理解し、
和泉「…あなた…ッ…まさか───」
今度は視線をチアガールの奥の火群に移すと苛立ちのような感情を向けた。
火群「───」
直後、火群の背後に燦然と輝く───桜色の光。
それは、背負ったリュックの中の和泉の右腕───義手から漏れ出ていた。
和泉「───その中に…ずっと居たっていうの…!?」
千愛「…その通りよ。和泉ちゃんはもしもの事があった時の為に、私と、私を召喚する為のカードを義手の中に仕込み、市瀬火群へ託したの」
最も、精霊はこの地に封じられていたので、実際に召喚されるまで実体化することはできなかったが。
火群「結維さんが前にマインに対してやってみせた“手”だ。ただ今回は、対象も役割もまるで違っちまったけどな…!」
千愛「そしてそのカードに込められた強い思いを糧に、この神星樹に囚われていた私は復活できた───というわけ」
まさに、奇跡のような現象。しかし、先の結維・鈴華ペアと星奈との決闘において、実際に『フェルグラント・ドラゴン』のカードが神星樹に囚われた精霊を復活させている。
鈴華はその奇跡を知っていたからこそ、火群に自分たちのカードを託す選択をしたのだ。
和泉「…別に、いいけど。何を勝ち誇ってるの…?…キミが出てきたところで何もできないのがわかってたから眼中に無かっただけ…!!結果は何一つ変わらない!!」
ニクス「───千愛ひとり、ならな」
感情を露わにし叫ぶランセアに、ニクスは鋭い視線を送る。
千愛「そう、今の私は、私ひとりの力でここに立っている訳じゃないのよ」
そしてチアガールはそれを受け、ニクスの言い方に多少の不満も覚えつつ、そう言い切った。
千愛「私を召喚する為に───雫ちゃん、鈴華ちゃん、結維ちゃん、そして和泉ちゃんのカードが一つになった」
ニクス「…人の身体を乗っ取る事でしか存在を維持できなかったお前とは違う……誰かから与えられた事で得た存在なんだ」
そして、火群の読みが、雫の考えが正しければ、それはランセアにも適用できる。
千愛「市瀬火群」
そこでチアガールは、ランセアから視線を逸さぬまま火群の名を呼んだ。
千愛「…それと、にくす」
ついでのようにニクスも。
千愛「…後は私に任せて───なんて勝手は言わないわ。ふたりの力も貸してちょうだい。みんなの力で、和泉ちゃんを絶対に助けるわよ」
火群「……!」
ニクス「……っ!」
千愛「私の大切な───家族を」
その言葉に火群とニクス、二人は一緒顔を見合わせ、
火群&ニクス「「───当たり前だ」」
一言そう言って、笑みを浮かべた。
千愛「…さあ、そうと決まれば!指示を頂戴!!あの氷を溶かすための指示を!!」
火群「…よし!じゃあ───行ってこい!!!チアガール!!」
千愛「───えっ?」
火群「バトルフェイズ!!」
すっとんきょうな声を上げる千愛を尻目に、火群はすかさずバトルフェイズへの移行を宣言する。
◉バトルフェイズ◉
千愛「…ちょっと待って、市瀬火群。よく見たらあなた、私を出すために手札を全部使い切っちゃってるじゃない。わかってるでしょ?私の効果は───」
ニクス「つべこべ言わずに…行って───来い!!」
千愛「ひゃああっ!!??」
ニクスに尻を叩かれた千愛は間の抜けた声を発しながら前方へと勢いよく飛んで行った。
攻撃対象は───『氷結界の龍 グングニール』。
火群「ダーク・フェアリー・チア・ガールの攻撃───〝フェアリー・ターン・パーティクル〟!!!」
宣言と同時に、吹っ飛ばされながらも体勢を立て直したチアガールは、
千愛「…〜〜〜っ!あとで覚えときなさいよ…っ!にくす!!」
文句を垂れつつ、構えた星形ステッキを回転させると、その推進力で更に加速し───
和泉「…ッ…!迎え撃って!!グングニール!!」
『CX ダーク・フェアリー・チア・ガール』
[ATK 2500]
───VS───
[ATK 2500]
『氷結界の龍 グングニール』
瞬間、氷龍の口から放たれた冷線。
回転させたチアガールのステッキはそれを受け流すが、突進の勢いは完全に殺された。
千愛「…つ……ッ…ああああぁああ!!!」
叫び、最後の力を振り絞る。
今この瞬間まで、チアガールは火群の選択の意味を考えていた。
なぜ、攻撃力の低いブリューナクではなく、自らと同じ攻撃力を持つグングニールを攻撃対象に選んだのか。しかし、
千愛「……わかったわよ…っ!起こしてやろうじゃないの───奇跡ってやつを!!」
迷いは無くなり、覚悟を決めた顔に変わった。
千愛「いくわよ……ッッ…和泉ちゃん…!!」
すると片手で回転させていたステッキを一瞬の内に両手持ちに切り替え、更には地に足を付け───
千愛「…ぜええええりゃあああああッッ!!!」
───全力のフルスイング。
さながら野球のバッターかのように振り抜いた痛烈な一打は、グングニールの放った冷線を弾き返し、致命の一撃を与えた。
千愛「───ッ」
すかさず接近したチアガールの一閃。
グングニール「…ガ…グラ……ッ…!!」
衝突の瞬間、防衛本能から氷の槍を身体中より生成したグングニールとの一騎打ち。
千愛「…っ…!」
グングニール「…ッッ…!!」
攻撃力は両者2500。
結果は両者深い傷を負い、相打ち。辺りには爆風が立ち込める。しかし───
和泉「───っ」
和泉の眼鏡の奥の瞳が見たのは、爆風を突っ切り、接近する堕天使の姿。
───否。
千愛「───」
それは、精霊としての力を持たぬ『闇口 千愛』というひとりの少女の姿。
千愛「───和泉ちゃん」
千愛は目の前の少女の名を呼び、その右手を握る。
和泉「………!」
醜く異形な、右手を。
和泉「……ッ……!」
かつて千愛自身が切り落としたはずの、その手を。
和泉「あああああああああああっッッ!!!」
和泉は叫び、密着した千愛の身体を振り解こうとするが、
千愛「…和泉ちゃん!!!」
千愛の強い呼びかけで、一瞬、動きが鈍った。
その瞬間。
和泉「───!」
千愛の白く細い腕が、和泉の小さな身体を抱き寄せた。
冷たくなった、身体。
そう形容するのはいささかはばかられるが、他には形容し難い。
それほどまでに、和泉の身体からは体温が感じられなかった。
千愛「……」
でも、確かに、そこに和泉は居る。和泉を感じる。和泉は生きている。
その確信が、心臓の鼓動となってふたりの身体を繋ぎ合わせている。
千愛「…大丈夫よ」
そう声をかける千愛の意識は、僅かに周囲の惨劇へと向かう。
千愛「…あなたの、所為じゃ無い」
和泉を助けるために、傷ついていった仲間たち。今も戒・栗須・明日人・雫の4人はランセアの生み出した氷柱から他の皆を守るべくその身を粉にして闘っている。
和泉「…ち…違……わたし…私が……っ…!あああ、あああああ…っ…!!」
その叫びは、ランセアのものか和泉のものか。どちらにせよ───千愛の言葉で綻びが生まれた。
千愛「…後は任せたわよ───市瀬火群!!」
千愛が火群へ呼びかけると、千愛の破壊された精霊としての力の結晶が火群のデッキに宿る。
火群「…ああ。確かに受け取ったぜ───最後の1枚!!!墓地へ送られたダーク・フェアリー・チア・ガールの効果!!!」
《CXカオスエクシーズ ダーク・フェアリー・チア・ガール/CXyz Dark Fairy Cheer Girl》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/天使族/攻2500/守1900
レベル5モンスター×3
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、デッキからカードを1枚ドローする。
また、このカードが「フェアリー・チア・ガール」をエクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分の手札の数×400ポイントダメージを相手ライフに与える。
火群「俺はデッキから1枚ドローする!!!」[手札:1]
ドローの軌跡は弧を描き、炎を纏った指先が真っ赤に光る。
火群「行ってくれニクス!!今度こそ…ッッ!!和泉の心を縛りつけてる氷を溶かしてくれぇぇぇ!!!」
直後、火群のデュエルディスクから放たれる金色の光が、より一層強くなった。そして───
火群「『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』の攻撃─── 永炎の…ッッ〝ゴルディオン・ノヴァ・フレア〟ッ!!!」
解き放たれた、金色の炎。
還零龍は主人を守るため本能のまま立ち塞がった。
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』
[ATK 3000]
───VS───
[ATK 2700]
『氷結界の還零龍 トリシューラ』
三ツ首からそれぞれ放射された冷線が金色の炎とぶつかり合う。
火群「…いっっっっっっけええええええええ!!!!」
強き思いと叫びに呼応し、炎は更に燃え上がる。
和泉「……あ、……ああ、ああああ…ッ…!」
やがて猛き炎は白銀の氷龍を優しく包み───
和泉「───ッ」【LP 8000→7700】
その余波は、和泉にも伝わった。
和泉「………!」
右腕に、暖かな感覚。
和泉「……あ…」
かつて自身の右腕を焼かれた時とは、明らかに違う、その感覚。
和泉「……あ、あ、あ」
冷たくなった身体が、熱を帯びてゆく。
和泉「───」
和泉の眼からは、大粒の涙。無意識のうちに零れ落ちそうになるそれを、千愛は優しく拭い、
千愛「やっと、みつけた」
そう言って和泉の身体を強く抱きしめた。
和泉「…千愛……ちゃん……」
すると千愛の身体に残った僅かな精霊の力が、2人の身体を優しく包む───
千愛「───」
和泉「───」
そして。
千愛の身体は再び精霊体となり、和泉と同化した。
───直後。
和泉の身体から、何かが弾き出された。
火群「…あれは───!」
1枚のカード。枠が白い、シンクロモンスターだ。
火群「…ランセア!!!」
そう、『氷霊山の龍祖 ランセア』のカード。それが和泉の体内から弾き出されたという事は───
和泉「…取り返したわよ…!!和泉ちゃんの身体!!」
和泉の身体、その人格の主導権を、千愛が奪った。それにより、主人格を担っていたランセアのカードが弾き出されたのだ。
火群「───!」
上手く、行った。
細い勝ち筋を辿り、奇跡を起こし、みんなで取り返した。
誰一人欠けては成し得なかった、和泉奪還。
この場の全員が喜びを強く噛み締める。
火群「…良かった…っ…!!良かった……!!本当に───!!」
しかし、安心するにはまだ早い。
火群「後は───」
見上げた視線の先には、怒りに震える氷龍───ランセアが実体化していた。
ランセア「まだ…ッ…!!まだ終わってない!!破壊されたトリシューラの効果っ!!!」
(2):S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
自分のEXデッキ・墓地から「氷結界の龍 トリシューラ」1体を選び、攻撃力を3300にして特殊召喚する。
相手フィールドに表側表示モンスターが存在する場合、
さらにそれらのモンスターは、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。
デュエルが途中で中断されることは無い。
ランセアの意思によって地中より氷柱が突き出し、宙にて火群達に照準を合わせた。
和泉「…ッ…!!市瀬火群!!にくす!!避けてっ!!」
和泉の身体に宿る千愛の言葉を受け、火群はニクスとアイコンタクトを取る。そして───
ランセア「ラァァァァアアァアア!!!」
悲痛の叫びと共に氷槍が火群たちに降り注ぐ。
和泉「…!!!」
やがて爆風が晴れ───
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』[ATK 3000→1500]*効果無効
『炎王獣 ガネーシャ』[ATK 1800→900]*効果無効
和泉「……っ!!」
そこには、半身を氷漬けにされた火群のモンスターたち。そして───
『氷結界の龍 トリシューラ』[ATK 3300]
ランセアの場には、攻撃力3300となり復活したトリシューラ。
しかしそれの光景を見てランセアは、
ランセア「…なんで…っ…!!なんでよ……!!…ガネーシャの効果を使えば…無効にできたというのに…!!」
苛立ちを見せながらそう言った。
それは、無効にできた効果をわざわざ見過ごした───火群のプレイングミスを指摘する様な一言だった。
ニクス「……」
火群「……」
二人はしばしの沈黙の後、
ニクス「…そんなもの、決まっているだろう」
火群「今のキミの一撃を、避けちゃいけないって思った……それだけだよ」
それに、と、火群は続ける。
火群「最後のピースは、もうここにある」
言って火群は、残った最後の1枚の手札を天高く掲げた。
千愛が与えてくれた、最後にして最高の1枚を。
火群「速攻魔法発動───『炎王神天焼』」
《炎王神天焼えんおうしんてんしょう/Fire King Sky Burn》 †
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの「炎王」モンスターと相手フィールドのカードをそれぞれ同じ数だけ対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):自分フィールドの「炎王」カードが効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
火群「俺の場の『炎王』モンスター2体と、ランセア!キミの場のカード2枚を───破壊する!!!」
対象
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』
『炎王獣 ガネーシャ』
『氷結界の龍 トリシューラ』
『氷結界の龍 ブリューナク』
ランセア「───ッ」
火群「…ニクスッッ!!!最大パワーだ!!!ブチ……ッかませぇぇぇ!!!」
魂の叫びに応じ、ニクスは飛翔する。
ニクス「ぜぇえええぇええあああああああああっっっ!!!」
そしてその身から金色の炎を解き放つと、自らをも含む場のモンスター全てがその炎に包まれ───
ランセア「───」
火群と不死鳥による決死の一撃。
盤面は振り出しに戻った───かと思われた。
ランセア「───なぜ」
ランセアの手札には、クリスタルガールの効果で加えた『氷結界の剣士 ゲオルギアス』。そして墓地には、除外する事で墓地・除外の『氷結界』モンスターを手札に回収できる『氷結界へ至る晴嵐』。後続は万全。
ランセア「なぜ、なぜ、なぜ」
このターンさえ凌げれば。負ける事は無い。
ランセア「…なぜ!!!!」
そう、思っていた。
ランセア「なぜ不死鳥は死んで無い!!!??」
叫び、背から氷柱を逆立て感情を剥き出しにする。
ランセア「それだけじゃない!!なぜ…なぜ───」
その視線の先には───
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』[ATK 3000]
『炎王神獣 ガルドニクス』[ATK 2700]
『聖炎王 ガルドニクス』[ATK 2700]
───3体の、不死鳥。
火群「───破壊されたガネーシャ、そして炎王神の効果」
《炎王神 ガルドニクス・エタニティ》
(3):X素材を持っているこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードが持っていたX素材の数まで、自分の墓地から「炎王」モンスターを特殊召喚する。
《炎王獣 ガネーシャ》
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた場合、
「炎王獣 ガネーシャ」以外の自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
そのモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される
火群「この効果により、俺の墓地から3体のガルドニクスが蘇ったんだ」
ガネーシャの効果で、聖炎王が。そしてX素材を2つ持っていた炎王神はその効果で自身と炎王神獣を復活させた。
破壊と再生を繰り返す。何度でも。
これこそが、【炎王】の真骨頂。
ランセア「…あ、あ…あ…、ぁ」
火群「……ランセア。誰かを強く思う気持ちは、奇跡を起こす。それを今から見せてやる」
火群がそう言うと、3体の不死鳥がそれぞれ宙を舞い、炎の軌跡を描きながらランセアへ向けて攻撃態勢を取った。
火群「『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』の攻撃───〝永炎のゴルディオン・ノヴァ・フレア〟!!」
『炎王神 ガルドニクス・エタニティ』
[ATK 3000]
───ATTACK───
【LP 7700】
『ランセア』
一度は潰えたはずの永炎が、今度はランセアを包み込む。
ランセア「私…は…ッ…私の……1000年は……ッ…!!」【LP 7700→4700】
無駄だった───?
火群「『炎王神獣 ガルドニクス』の攻撃───〝バーニング・イレイザー〟!!」
『炎王神獣 ガルドニクス』
[ATK 2700]
───ATTACK───
【LP 4700】
『ランセア』
続けて神獣の豪炎がランセアに直撃。
この炎も───熱くない。痛くない。それがランセアには不快で仕方がない。
ランセア「私は……私は…私は私は私は私は私は───」【LP 4700→2000】
神獣による攻撃が終わるも、目の前に立ち塞がるは───聖炎王。
『聖炎王 ガルドニクス』[ATK 2700]
ランセア「この一撃で───死ぬ」
この力で、大勢を傷つけた。
当然の───報いか。
しかし───
ランセア「───悪くない……デュエルだった」
そう思ったのは、確かだ。
多少のミスはあったが、それは火群も同じ。あれだけの展開を押し付けて、火群はそれを超えてきた。これほどまでのギリギリのデュエルは、間違いなく1000年前にはできなかったものだ。
ランセア「キミとデュエルできただけでも……1000年待った甲斐はあった…のかな───」
「けど」、と、ランセアは続ける。
ランセア「…キミたちは私を救えなかった。どちらが大事かと天秤にかけ、桜庭和泉の命を優先した。私の命は、私の戦いは、ここで終わる。私のライフが尽きた瞬間に。桜庭和泉という依代を失った私の身体は崩壊するのだ───」
それが───
ランセア「───それが、強大な力を持つ精霊に架せられた誓約だ」
そう言い残し、最後の一撃を受け入れようとした───刹那。
和泉「何…言ってんの!!!!」
ランセアの足元───眼鏡をかけた少女、和泉が叫ぶ。
和泉「───ここからはじまるんだよ」
───瞬間。背後に小さな気配。
雫「───っ」
ランセア「…柏木……雫…ッ…!?」
振り返ると、『イビリチュア・ネーレイマナス』に騎乗した少女───柏木 雫。
雫は右手を突き出し、姉・瑞希と同じ精霊の力がその手より溢れ出す。
赤い───水泡となって。
ランセア「───!?」
不意を突かれ直撃した赤い水泡。それは、触れた精霊の力を奪うものだった。
ランセア「…なに……これ…ッ」
勿論、ランセア程の強大な力を持つ精霊を無力化できるほどの強度は無い。しかし、それでも───
雫「…あなたの精霊としてのランクを落とす事はできる…っ!!!」
この一瞬、ランセアは龍祖では無くなった。
───強すぎる力を持つが故の、誓約。
それが一瞬───外れた。
雫「…お願いします───火群さんっ!!!」
雫は全てを託し、叫ぶ。
火群「最高だぜ───雫さん」
涙を流しながらの一言。そして───
火群「『聖炎王 ガルドニクス』の攻撃───ッ」
『聖炎王 ガルドニクス』
[ATK 2700]
───ATTACK───
【LP 2000】
『ランセア』
火群「───〝聖炎のイグニス・ブロア〟」
瞬間───迸る聖炎。
それはこの美の間だけでなく、神星樹の外───人間界をも眩く照らした。
ランセア「───」【LP 2000→0】
ランセアと火群、氷と炎、相反する2人の決闘は、火群の勝利で幕を閉じた───しかしまだ、終わりでは無い。
ランセア「………」
ライフを失った事で、崩れゆくランセアの身体。
ランセア「…いくら力を弱めたところで……数秒の猶予ができただけ……つくづくバカだね…キミたちは───」
雫「…バカ…ですか…。ふふふ…っ、そうですね……でも、そんなバカだからこそ、私たちは友達になれたんです」
ランセア「……」
雫「…それに、数秒もあれば、充分ですよ───今のあなたとも友達になるなんて」
───直後。
ネーレイマナスの錫杖が光り輝く。
ランセア「…!!その輝きは……ッ…氷結界の───ッ」
そう。ネーレイマナスは、ブリューナクとの決闘において氷結界の力を吸収し覚醒したカードだ。
ランセア「…暖かく…どこか……懐かしい…」
その光に包まれ、故郷を思い出したランセアは思わず涙する。そして───
雫「…私にも、大切な家族が居ます。今は離れ離れになってしまったけど、もうすぐそこに、手を伸ばせば届く場所までようやく辿り着いたんです」
ランセア「………」
雫「取り戻すために───
一緒に戦ってくれませんか?」
ランセア「───」
差し出された手。
ランセアは一瞬躊躇したが、その小さな手に巨大な額を優しく擦り付け、ランセアにとって新たな“依代”である『リチュアの氷魔鏡』の中へと吸収されていった。
そして、和泉は───
和泉「………」
火群「………」
ニクス「…はあ…」
千愛「…もう、焦ったいわね…」
ため息を漏らす二人の精霊は、それぞれパートナーである二人の背中を押すと(ニクスは強めに)、バランスを崩した二人の身体が密着してしまう。
和泉「わっわわっ!」
火群「…痛っ…ッおい!」
和泉「……」
火群「……」
そしてまたしばしの沈黙を経て、
和泉「……ごめ───」
言いかけ、口を紡ぐ。
その言葉を、きっと彼は望んでいない。
良い子ぶるのはやめよう。
せめて今だけは、本音で───
和泉「ただいま。みんな」
火群「おかえり。和泉」
今までの和泉が嘘偽りだろうが、関係ない。
過去何度も、和泉の言葉に助けられた。その事実は紛れもない真実なのだから。
***
ランセアは雫の精霊となり、和泉奪還も無事成功し、全員合流を果たした火群たち。
ひとしきり再開の喜びを分かち合った後、ここにきて罪悪感の抑えきれなくなった和泉の全員へのごめんなさいラッシュを終え───
火群「これ以上の戦闘は無理だ。一旦退くぞ」
選んだ選択は─── 一時退却だった。
この意見には、結維や戒も珍しく同意してくれた。が───
マンティス「はあ!?ざっけんじゃねぇぞガキコラァ!!」
納得のいかぬ者が、約一名。
マンティス「テメェ!俺を騙しやがったのかァ!?」
チンピラの如くキレ散らかすこの逆立った赤髪に髭を生やした長身の男は、『マンティス』。
火群達と同時にこの美の間に辿り着いてはいたが、先の決闘中は部屋の外で見張りをしていた。
マンティス「テメェを助ける代わりにマインをぶっ倒すための力を貸すって話だっただろうがよ!!ァァン!!?」
火群「待ってくれ。痛っ。話を、痛っ。最後まで…痛っ。聞いてくれ。痛っだから股間を蹴るのはやめ───やめろっつってんだろ!!」
マンティス「…うっるせぇよクソガキ!!人が見張りしてる間も眼鏡ちゃんとイチャつきやがって!!クソが!!テメェのフニャチン二度と使いもんにならなくしてやる!!」
火群「いだだだだだ!!!誰か!!ゆ、結維さん!助け───いだだだだァ!!」
結維「…なんで真っ先に助けを求めるのが重症の私なのよ…。
いいじゃない。そんな粗末なもの、さっさと使いものにならなくなっちゃえば」
火群「ひどい!」
栗須「だはははは!!実は電気あんまで興奮してんじゃねーか!?」
火群「おめーはあとでころす!」
明日人「ははは、女子達の前で可哀想に」
火群「おめーもあとでころす!!!」
鈴華「……やっぱり市瀬さんは受けが似合いますわね…じゅる…」
火群「こっちはなんかスイッチはいってんだけど!?」
雫「は、はわわわわ…このままじゃ火群さんの……その……あ、アレが……ぷしゅぅぅぅ…〜〜〜」
火群「わーー!雫さんが茹でダコみたいに!」
和泉「……はあ………」
戒「……同情する」
そして程なくして───
マンティス「───ァァ!?回復装置を使う!?」
火群「…ああ、俺の傷を回復させてくれたあの装置。あれで態勢を立て直して、今度はマインを救うための第二ラウンドだ」
ようやく解放され、痛む股間をおさえながら火群が出した案は、今いる美の間と基礎の間を繋ぐ道の途中にある一室──そこにある回復装置まで戻る、というものだった。
鈴華「回復装置…!そんな便利なものが…!それなら、メアリーさんも…!」
だいぶ容体は良くなったものの未だ目を覚さないメアリーに視線を向けながら、期待に目を輝かせる鈴華。しかしマンティスは、
マンティス「いや、マインが完全復活するにはもう時間がねぇ!戻ってる暇すらねぇかもしんねーんだぞ!!」
火群「さっきまでだったら、な」
意味深に言う火群に、マンティスは眉を寄せる。
火群「だけど、和泉を助け出した事で、状況が変わったんだ」
マンティス「!!」
結維「…どういうこと?」
戒「…!そうか、依代である桜庭が吸収した精霊エネルギーは、間接的にマインへと取り込まれていた。そのポンプの役割を果たしていた依代は…もう機能していない…!」
マンティス「猶予ができたって事か……なら尚更今のうちに叩きに行くしかねぇだろうが!」
火群「そうしたいところだけど、敵も恐らく相当警戒してる。特に、戒が言ってた、ジャランの持つ“影の中に入り込む”能力───あれで本気で逃げられたら、探し回ってるうちにマインは完全復活しちまう」
マンティス「…ジャラン……あのクソ野郎の能力は確かに厄介だな……チッ…!わぁーったよ!」
火群「…それじゃ、回復装置のある部屋に向かいながら、シルバさんから指示のあった詳しい作戦を説明するぞ」
話も纏まり、歩き始めた、その時だった。
「───」
背後から───気配。同時に。
火群「───!」
ひゅんっ。と、音を立てて、“それ”は飛んできた。
明日人「───みんな!!一箇所に固まれ!!」
明日人の号令に従い、一箇所に固まる一同。そして直後───
明日人「……!!!」
明日人の精霊であるアルセイが皆を守るために立ち塞がる。しかし、
アルセイ「…グッ……!」
明日人「…炎の…斬撃…!!」
その身に受けて初めて、飛んできた攻撃の正体に気づき、表情を歪ませる。植物族であるアルセイにとって苦手な炎系の攻撃。更には見覚えのある攻撃と来ては、尚更だ。
明日人「アルセイ!!大丈夫か!!」
アルセイ「…問題ない!皆を護るのがワタシの…そしてお前の役目だ!明日人!!」
言って攻撃の飛んできた方に視線を向ける。明日人も同じ方に視線を移すと、
明日人「アルセイ、頼む」
一言。すると───
火群「!?」
火群達の手前、足元から巨大な木の幹が現れ、美の間の入口を完全に塞いだ。
火群「…おい!!クラース!!何してんだよ!!」
美の間に残った明日人は、
明日人「お前こそ何してんだ!!さっさとみんな連れて装置んとこ急げ!!いいな!?」
火群「───!」
明日人「それまでこいつは───俺が食い止める」
そう言って、目の前の“敵”、炎の斬撃を放った相手と対峙する。
明日人「…別にアンタは残んなくて良かったんじゃねぇッスか?」
何故かこの場に残ったマンティスを横目にボヤきながら。
マンティス「いやまぁ待てよ。俺はあいつとちょっとばかし話がしたくてなァ」
死装束かの様な白い着物に、顔の一部が火傷で爛れている少年。その瞳には、復讐の炎が炎炎と燃え上がっている。
マンティス「───『永井 放浪』くんよォ」
終焉の焔・伍召焔が一人、シンクロ召喚担当。
【不知火】デッキの使い手───
『永井 放浪(ながい ほうろう)』。
放浪「……」
静かに燃える───復讐鬼。
To Be Continued…
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イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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137 | DRAW:00 夢の片隅 | 4343 | 0 | 2013-01-02 | - | |
133 | DRAW:01 夢の欠片 友への思い | 3357 | 0 | 2013-01-02 | - | |
182 | DRAW:02 バーニングドロー! | 3260 | 3 | 2013-01-04 | - | |
141 | DRAW:03 記憶の果てで | 2592 | 0 | 2013-01-05 | - | |
137 | DRAW:04 楽しいデュエル | 2308 | 0 | 2013-01-09 | - | |
178 | DRAW:05 平穏という名の蜃気楼 | 2320 | 2 | 2013-01-12 | - | |
137 | DRAW:06 轟く雷鳴 | 2204 | 0 | 2013-01-18 | - | |
92 | DRAW:07 過労死寸前! 蘇る不死鳥 | 2127 | 1 | 2013-01-26 | - | |
85 | DRAW08 二年越しのデュエル、決着! | 1857 | 1 | 2013-02-03 | - | |
154 | DRAW:09 夢X夢X夢? | 2066 | 4 | 2013-02-10 | - | |
87 | DRAW:10 恐怖! ギガプラント! | 1944 | 0 | 2013-02-17 | - | |
85 | DRAW:11 決着・邂逅の鐘 | 1841 | 5 | 2013-02-18 | - | |
75 | DRAW:12 二人を繋ぐ救命曲線 | 1704 | 4 | 2013-03-03 | - | |
94 | DRAW:13 二人を繋ぐ未来からの死者 | 1754 | 5 | 2013-03-11 | - | |
103 | DRAW:14 二人を繋ぐ炎王神獣 | 1777 | 2 | 2013-03-17 | - | |
113 | DRAW:15 二人を繋ぐ二人の精霊 | 1683 | 1 | 2013-03-24 | - | |
151 | DRAW:16 二人を繋ぐ《狂気な凶器》 | 1889 | 0 | 2013-03-31 | - | |
154 | DRAW:17 二人で紡ぐ僕らの物語 | 1957 | 3 | 2013-04-14 | - | |
80 | DRAW:18誓い | 1894 | 1 | 2013-04-21 | - | |
98 | DRAW:19 シムルグの猛攻! | 1794 | 8 | 2013-05-05 | - | |
157 | DRAW:20 炎風のアルカディア | 1789 | 4 | 2013-05-19 | - | |
63 | DRAW21GIRL NEXT DOOR | 1482 | 2 | 2013-06-09 | - | |
122 | DRAW:22 戒めの斬波①戒め | 1696 | 2 | 2013-06-24 | - | |
112 | DRAW:23 戒めの斬波②感情空論 | 1591 | 0 | 2013-07-14 | - | |
139 | DRAW:24 戒めの斬波③死者の宴 | 1626 | 3 | 2013-07-27 | - | |
173 | DRAW:25 戒めの斬波④生者の意地 | 1723 | 3 | 2013-08-11 | - | |
173 | DRAW:26 戒めの斬波⑤恐怖 | 1775 | 1 | 2013-08-20 | - | |
127 | DRAW:27 戒めの斬波⑥心に剣 | 1398 | 1 | 2013-09-08 | - | |
93 | DRAW:28戒めの斬波⑦禁じられた聖剣 | 1580 | 0 | 2013-10-06 | - | |
91 | DRAW:29戒めの斬波⑧覇王バルバロス | 1570 | 0 | 2013-10-27 | - | |
108 | DRAW:30 戒めの斬波⑨-開闢- | 1558 | 1 | 2014-01-10 | - | |
179 | DRAW:31 強くなるために | 1709 | 0 | 2014-01-17 | - | |
144 | DRAW:32美味!神秘の中華料理デッキ | 1776 | 2 | 2014-02-18 | - | |
78 | DRAW:33 “弱さ” | 1570 | 1 | 2014-03-27 | - | |
99 | DRAW:34 焔の中で… | 1625 | 0 | 2014-05-01 | - | |
100 | DRAW:35 One Hand Red | 1562 | 0 | 2014-06-16 | - | |
92 | DRAW:36 枯れない決闘者 | 1822 | 1 | 2014-07-31 | - | |
152 | DRAW:37 ファイア・ブロッサム | 1741 | 1 | 2014-09-20 | - | |
118 | DRAW:38 不穏の幕開け | 1691 | 2 | 2015-01-06 | - | |
97 | DRAW:39 〝断罪の剣〟 | 1620 | 0 | 2015-01-17 | - | |
121 | DRAW:40 〝戒めの剣〟 | 1549 | 0 | 2015-03-19 | - | |
94 | DRAW:41 戦火の残光 | 1589 | 1 | 2015-03-26 | - | |
101 | DRAW:42 開幕! 夏の権利戦! | 1592 | 0 | 2015-04-03 | - | |
125 | DRAW:43 再来!ゴブ突ビート! | 1445 | 0 | 2015-05-02 | - | |
124 | DRAW:44 打ち破れ! 使い魔ロック | 1474 | 0 | 2015-06-07 | - | |
96 | DRAW:45 シムルグの神風! | 1543 | 2 | 2015-06-17 | - | |
150 | DRAW:46 フレグランス・ストーム | 1448 | 1 | 2015-08-01 | - | |
77 | DRAW:47 旋風のドラグニティ! | 1388 | 1 | 2015-08-22 | - | |
61 | DRAW48 竜騎アームズーレヴァテイン | 1452 | 0 | 2015-09-23 | - | |
87 | DRAW:EX2 エンドレス・ナイト♪ | 1373 | 1 | 2015-10-31 | - | |
78 | DRAW:49 秘められし力、竜鳥激突! | 1300 | 0 | 2015-11-06 | - | |
166 | DRAW:50 決着!選ばれし権利獲得者 | 1448 | 0 | 2015-11-15 | - | |
97 | DRAW:51 ほつれた糸 | 1404 | 0 | 2015-12-20 | - | |
147 | DRAW:52 二枚の羽 | 1460 | 0 | 2016-01-31 | - | |
138 | DRAW:53 左支右吾 | 1340 | 1 | 2016-02-24 | - | |
137 | DRAW:54 それぞれの想い | 1401 | 5 | 2016-02-29 | - | |
115 | DRAW:55 開戦! WDCS予選 | 1411 | 1 | 2016-05-21 | - | |
119 | DRAW:56 闘いの伝導 | 1350 | 0 | 2016-05-30 | - | |
157 | DRAW:57 復讐を映す儀水鏡 | 1420 | 1 | 2016-06-10 | - | |
131 | DRAW:58 クロス・デュエル | 1426 | 2 | 2016-06-15 | - | |
157 | DRAW:59 動き出す終焉 | 1540 | 0 | 2016-06-17 | - | |
152 | DRAW:60 豪炎の決闘 | 1468 | 1 | 2016-06-24 | - | |
120 | DRAW:61 真炎の爆発 | 1421 | 0 | 2016-07-30 | - | |
158 | DRAW:62〝不滅の焔〟 | 1542 | 2 | 2016-08-20 | - | |
103 | DRAW:63 強襲、煉獄の悪魔 | 1530 | 0 | 2016-08-31 | - | |
128 | DRAW:64 崩落の彼方 | 1378 | 2 | 2017-01-09 | - | |
155 | DRAW:65 精霊達の鎮魂歌 | 1366 | 0 | 2017-01-11 | - | |
171 | DRAW:66 復讐に揺らぐ陽炎 | 1494 | 0 | 2017-01-24 | - | |
161 | DRAW:67 思いを乗せた拳 | 1386 | 0 | 2017-02-24 | - | |
138 | DRAW:68 左腕の代償 | 1416 | 0 | 2017-02-27 | - | |
81 | DRAW:69 迫る脅威 | 1300 | 0 | 2017-03-07 | - | |
191 | DRAW:EX4 30000の感謝 | 1517 | 1 | 2017-03-16 | - | |
104 | DRAW:70 光と影、右と左 | 1285 | 0 | 2017-03-22 | - | |
148 | DRAW:71 代償を負う者 | 1270 | 0 | 2017-03-25 | - | |
128 | DRAW:72 枯れない意思 | 1195 | 0 | 2017-04-01 | - | |
142 | DRAW:73 森羅の守神 | 1293 | 0 | 2017-04-07 | - | |
180 | DRAW:74 灯る魔光焔 | 1364 | 0 | 2017-04-18 | - | |
126 | DRAW75Perfect Tierra | 1266 | 1 | 2017-04-27 | - | |
206 | DRAW:76 RISE-ライズ- | 1434 | 0 | 2017-04-30 | - | |
128 | DRAW:77 昇る光柱 | 1263 | 0 | 2017-05-01 | - | |
192 | DRAW:78 “精霊王”ルナ光臨 | 1591 | 0 | 2017-05-02 | - | |
148 | DRAW:79 終結を告げる意思 | 1348 | 0 | 2017-05-05 | - | |
143 | DRAW:80 -My Dream- | 1282 | 0 | 2017-05-07 | - | |
152 | DRAW:81 集結、選ばれし決闘者達 | 1331 | 0 | 2017-05-18 | - | |
125 | DRAW:82 ヨーロッパ代表の実力 | 1148 | 0 | 2017-05-18 | - | |
147 | DRAW:83 霊獣の猛攻 | 1265 | 0 | 2017-05-19 | - | |
178 | DRAW:84 〝次元の剣〟 | 1286 | 0 | 2017-05-20 | - | |
162 | DRAW:85 交わる剣 | 1245 | 0 | 2017-05-22 | - | |
128 | DRAW:86 剣に誓った願い | 1141 | 0 | 2017-05-26 | - | |
146 | DRAW:87 斬り開いた未来 | 1123 | 0 | 2017-05-27 | - | |
144 | DRAW:88 禁忌のカード | 1212 | 0 | 2017-05-29 | - | |
144 | DRAW:89 VS黒焔トークン | 1336 | 0 | 2017-06-01 | - | |
135 | DRAW91VS黒焔トークン③騎士の結束 | 1353 | 0 | 2017-06-09 | - | |
166 | DRAW92VS黒焔トークン④裏切りの剣 | 1255 | 0 | 2017-06-11 | - | |
158 | DRAW93 VS黒焔トークン⑤潜む影絲 | 1352 | 0 | 2017-06-12 | - | |
138 | DRAW:90 VS黒焔トークン②地縛 | 1164 | 1 | 2017-06-15 | - | |
153 | DRAW:94 VS黒焔トークン⑥陽光 | 1406 | 1 | 2017-06-21 | - | |
135 | DRAW95VS黒焔トークン⑦太陽の裁き | 1246 | 0 | 2017-06-22 | - | |
139 | DRAW:96 VS黒焔トークン⑧逆境 | 1250 | 0 | 2017-06-25 | - | |
164 | DRAW97 VS黒焔トークン⑨天魔雷撃 | 1317 | 0 | 2017-06-26 | - | |
136 | DRAW98VS黒焔トークン⑩時喰らう鯱 | 1335 | 0 | 2017-07-01 | - | |
160 | DRAW:99 VS黒焔11)二人三腕 | 1261 | 0 | 2017-07-06 | - | |
167 | DRAW100 VS黒焔12)天を穿つ光 | 1290 | 0 | 2017-07-11 | - | |
187 | DRAW:101 一戦終えて… | 1220 | 0 | 2017-07-14 | - | |
129 | DRAW:102 数字に魂を奪われた男 | 1112 | 0 | 2017-07-16 | - | |
146 | DRAW:103 計算し尽くされた決闘 | 1195 | 0 | 2017-07-19 | - | |
154 | DRAW:104 割り切れぬ想い | 1140 | 0 | 2017-07-22 | - | |
147 | DRAW:105 零るる一滴 | 1296 | 0 | 2017-07-23 | - | |
99 | DRAW:106 いざ、合宿へ!! | 1115 | 3 | 2017-07-26 | - | |
126 | DRAW:107 海だぁあぁぁあっっ!! | 1105 | 0 | 2017-08-04 | - | |
136 | DRAW:108 忍び寄る魔手 | 1145 | 0 | 2017-08-07 | - | |
162 | DRAW:109 潜海の巨大烏賊 | 1355 | 0 | 2017-08-14 | - | |
179 | DRAW:110 不死鳥の反撃 | 1239 | 0 | 2017-08-18 | - | |
122 | DRAW:111 食材トレジャー! | 1065 | 0 | 2017-08-23 | - | |
155 | DRAW:112 食事、そして体力テスト | 1179 | 0 | 2017-08-27 | - | |
165 | DRAW:113 湯煙の果てに | 1081 | 0 | 2017-09-07 | - | |
112 | DRAW:114 町長、現る | 1046 | 0 | 2017-09-08 | - | |
138 | DRAW:115 意地の衝突 | 1061 | 0 | 2017-09-12 | - | |
156 | DRAW:116 混沌なる叫び | 1084 | 0 | 2017-09-15 | - | |
164 | DRAW:117 森林に潜む影 | 1140 | 0 | 2017-09-19 | - | |
123 | DRAW:118 WILD FANG | 1078 | 0 | 2017-09-20 | - | |
133 | DRAW:119 森の怒り | 1065 | 0 | 2017-09-25 | - | |
124 | DRAW:120 森羅、震撃 | 1129 | 0 | 2017-10-06 | - | |
133 | DRAW:121 牙獣の咆哮 | 1171 | 0 | 2017-10-08 | - | |
171 | DRAW:122 揺れるマインド | 1178 | 0 | 2017-10-11 | - | |
163 | DRAW:123 変わらないはずなのに | 1308 | 0 | 2017-10-17 | - | |
133 | DRAW:124 神鳥に迫る影 | 1097 | 0 | 2017-10-21 | - | |
152 | DRAW:125 死の風吹き荒ぶ | 1138 | 0 | 2017-10-24 | - | |
159 | DRAW:126 騎雷鳥VS黒神鳥 | 1178 | 0 | 2017-10-26 | - | |
151 | DRAW:127 疾風迅雷 | 1126 | 0 | 2017-10-27 | - | |
134 | DRAW:128砕ける“へーじょーしん” | 1082 | 0 | 2017-10-28 | - | |
139 | DRAW:129 姉と妹 | 1019 | 0 | 2017-11-02 | - | |
170 | DRAW:130 楽な気持ちで | 1081 | 0 | 2017-11-07 | - | |
156 | DRAW:131 桜の庭 | 1159 | 0 | 2017-11-13 | - | |
147 | DRAW:132 儀水鏡に映る炎 | 1093 | 0 | 2017-11-16 | - | |
149 | DRAW:133 導いた答え・明くる道 | 1167 | 0 | 2017-11-20 | - | |
140 | DRAW:134 告白 | 1111 | 0 | 2017-11-21 | - | |
79 | DRAW:135 “影”の襲撃 | 982 | 0 | 2017-11-26 | - | |
113 | DRAW:136 堕ち影の蠢き | 948 | 0 | 2017-12-02 | - | |
127 | DRAW:137 “堕ちてきた者たち” | 908 | 0 | 2017-12-08 | - | |
137 | DRAW:138 音を立てて砕ける心 | 1109 | 0 | 2017-12-09 | - | |
111 | DRAW:139 燃え滾るは友が為 | 1078 | 0 | 2017-12-10 | - | |
169 | DRAW:140 届いた光 | 1003 | 0 | 2017-12-12 | - | |
66 | DRAW:141 受けた傷は深く | 885 | 0 | 2017-12-19 | - | |
81 | DRAW:142 這い寄る終焉 | 1064 | 0 | 2017-12-21 | - | |
103 | DRAW:143 “毎日”を守るために | 1117 | 0 | 2017-12-22 | - | |
148 | ◉キャラ紹介◉Side火群*6/12更新 | 1325 | 0 | 2017-12-28 | - | |
93 | DRAW:144 竜霊山での出会い | 976 | 0 | 2017-12-31 | - | |
76 | DRAW:EX5光の速さで今年を振り返る | 941 | 2 | 2017-12-31 | - | |
76 | 年、明けてました | 938 | 1 | 2018-01-03 | - | |
146 | DRAW:145 実力伯仲 | 989 | 0 | 2018-01-04 | - | |
84 | DRAW:146 拮抗勝負 | 976 | 0 | 2018-01-05 | - | |
52 | DRAW:147 真剣勝負の行方 | 840 | 0 | 2018-01-07 | - | |
74 | DRAW:148 眠る霊魂達 | 851 | 0 | 2018-01-10 | - | |
138 | DRAW:149 近づく狂気 | 1001 | 0 | 2018-01-12 | - | |
132 | DRAW:150 Sisters | 1115 | 0 | 2018-01-13 | - | |
68 | DRAW:151 真夜中の決闘 | 932 | 0 | 2018-01-19 | - | |
86 | DRAW:152 進撃、文具のサイボーグ | 949 | 0 | 2018-01-25 | - | |
77 | DRAW:153 裁きの答案返却 | 884 | 0 | 2018-01-27 | - | |
155 | DRAW:154 理科室の攻防 | 950 | 0 | 2018-02-01 | - | |
72 | DRAW:155 衝突と協力 | 930 | 0 | 2018-02-06 | - | |
75 | DRAW:156 森羅の鎮神 | 908 | 0 | 2018-02-08 | - | |
65 | DRAW:157 教師として | 985 | 1 | 2018-03-11 | - | |
84 | DRAW:158《連立方程式》 | 974 | 0 | 2018-03-23 | - | |
68 | DRAW:159 炎の料理人・美 好 | 883 | 0 | 2018-03-24 | - | |
76 | DRAW:160 誰が為に | 932 | 0 | 2018-03-26 | - | |
64 | DRAW:161 苦しき決着 | 913 | 0 | 2018-03-28 | - | |
76 | DRAW:162 霊山に墜つる火柱 | 970 | 0 | 2018-03-31 | - | |
115 | DRAW:163 竜霊山防衛戦 | 902 | 0 | 2018-04-11 | - | |
132 | DRAW:164 侵略の三龍 | 1086 | 0 | 2018-04-12 | - | |
122 | DRAW:165 その拳は疾風の如く | 1019 | 0 | 2018-04-14 | - | |
80 | DRAW:166 ロスト・サンクチュアリ | 983 | 0 | 2018-04-23 | - | |
142 | DRAW:167 神槍の導き | 1056 | 0 | 2018-04-26 | - | |
135 | DRAW:168 ドラグニティ・ドライブ | 957 | 0 | 2018-04-27 | - | |
59 | DRAW:169 魂宿る拳 | 898 | 0 | 2018-04-28 | - | |
125 | DRAW:170 機械仕掛けの防衛戦 | 900 | 0 | 2018-04-29 | - | |
144 | DRAW:171 夜空を照らす一等星 | 975 | 0 | 2018-05-01 | - | |
150 | DRAW:172 影の霊衣を纏う者 | 988 | 0 | 2018-05-03 | - | |
103 | DRAW:173 絶望の淵 | 873 | 0 | 2018-05-05 | - | |
123 | DRAW:174 私の中の白と黒 | 902 | 0 | 2018-05-06 | - | |
143 | DRAW:175 女神の微笑み | 986 | 0 | 2018-05-10 | - | |
106 | DRAW:176 星戦の行方 | 1045 | 0 | 2018-05-12 | - | |
86 | DRAW:177〝生命の焔〟 | 876 | 0 | 2018-05-26 | - | |
74 | DRAW:178 炎は奔る | 934 | 0 | 2018-05-28 | - | |
135 | DRAW:179 ネロ | 980 | 0 | 2018-06-01 | - | |
93 | DRAW:180 最悪の再会 | 953 | 0 | 2018-06-06 | - | |
130 | DRAW:181 氷獄の霊槍 | 950 | 0 | 2018-06-10 | - | |
126 | DRAW182 Past Reflect | 953 | 0 | 2018-06-13 | - | |
161 | DRAW:183 闘いの跡 | 1112 | 0 | 2018-06-24 | - | |
90 | DRAW:184 -YAGAMI- | 1034 | 0 | 2018-06-29 | - | |
80 | DRAW:185 -Qliphort- | 952 | 0 | 2018-07-06 | - | |
186 | DRAW:186 命を懸けた決闘 | 1102 | 0 | 2018-07-18 | - | |
109 | DRAW:187-Infernoid- | 1111 | 0 | 2018-07-22 | - | |
97 | DRAW:188 -Mine- | 1106 | 0 | 2018-08-03 | - | |
406 | DRAW:189 第10のクリファ | 1387 | 0 | 2018-08-09 | - | |
85 | DRAW:190 悪魔が産まれた日 | 1119 | 0 | 2018-08-20 | - | |
118 | DRAW:191 -Diabolos- | 1222 | 0 | 2018-08-24 | - | |
90 | DRAW:192 今できること | 813 | 0 | 2018-09-03 | - | |
131 | DRAW:193 今できること②距離 | 925 | 0 | 2018-09-13 | - | |
107 | DRAW:194 今できること③決意 | 887 | 0 | 2018-09-16 | - | |
121 | DRAW:195 今できること④意思 | 874 | 0 | 2018-09-27 | - | |
68 | DRAW:196 今できること⑤家族 | 802 | 0 | 2018-10-02 | - | |
107 | DRAW:197 炎花-ホノカ- | 980 | 0 | 2018-10-07 | - | |
91 | DRAW:198 あの日の衝動 | 994 | 0 | 2018-10-09 | - | |
113 | DRAW:199 〝破滅の焔〟 | 856 | 0 | 2018-10-18 | - | |
134 | DRAW:200〝破壊と創造〟 | 1050 | 2 | 2018-11-11 | - | |
123 | 2章幕間① 願いは地に、祈りは天に | 967 | 0 | 2018-11-12 | - | |
62 | 2章幕間② 前へ | 845 | 2 | 2018-11-15 | - | |
81 | 2章幕間③ 戒めの記憶 | 957 | 0 | 2018-11-21 | - | |
66 | 2章幕間④ 断罪と陽炎 | 828 | 0 | 2018-11-27 | - | |
109 | 2章幕間⑤ 約束の朝 | 799 | 0 | 2018-12-04 | - | |
116 | 2章幕間⑥ その手は届かない | 963 | 0 | 2018-12-12 | - | |
73 | DRAW:201 不死鳥の精神 | 921 | 0 | 2018-12-22 | - | |
67 | DRAW:202 Sephiroth | 849 | 0 | 2019-01-05 | - | |
55 | DRAW:203 ユニコーンの煌めき | 893 | 0 | 2019-01-07 | - | |
66 | DRAW:204 ただ一つの突破口 | 979 | 0 | 2019-01-13 | - | |
77 | DRAW:205 栄光の間 | 897 | 0 | 2019-01-19 | - | |
97 | DRAW:206 選んだ道は… | 809 | 0 | 2019-01-25 | - | |
67 | DRAW:207命を燃やせ!-爆炎同調- | 915 | 0 | 2019-01-30 | - | |
108 | DRAW:208〝エクストラ・マジック〟 | 920 | 0 | 2019-02-06 | - | |
85 | DRAW:209 最後の授業 | 952 | 0 | 2019-03-04 | - | |
93 | DRAW:210 -LINK- | 804 | 0 | 2019-03-27 | - | |
127 | DRAW:211 精霊との絆 | 994 | 0 | 2019-04-04 | - | |
88 | DRAW:212 限界 | 662 | 0 | 2019-04-16 | - | |
87 | DRAW:213 神鳥の来寇 | 691 | 0 | 2019-05-02 | - | |
86 | DRAW:214 烈風の覇者 | 724 | 0 | 2019-05-26 | - | |
82 | DRAW:215 ハニートラップ | 721 | 0 | 2019-06-15 | - | |
131 | DRAW:216 大切な友達だから | 785 | 0 | 2019-06-20 | - | |
97 | DRAW:217 轟き、破壊せん | 909 | 0 | 2019-07-22 | - | |
90 | DRAW:218 混沌の大渦 | 842 | 0 | 2019-08-14 | - | |
81 | DRAW:219 正義の味方 | 759 | 0 | 2019-10-01 | - | |
84 | DRAW:220 正義の味方② | 785 | 0 | 2019-12-13 | - | |
80 | DRAW:221 正義の味方③ | 680 | 0 | 2020-02-01 | - | |
58 | DRAW:222 再来の火柱 | 661 | 0 | 2020-02-22 | - | |
73 | DRAW223 NEXT→My turn | 668 | 0 | 2020-03-23 | - | |
76 | DRAW224 Hand to Hand | 562 | 0 | 2020-05-01 | - | |
75 | DRAW:225 銃撃、狂騒 | 687 | 0 | 2020-05-02 | - | |
45 | DRAW:226 Two Hundred | 482 | 0 | 2022-12-14 | - | |
27 | DRAW:227 魂のバトン | 342 | 0 | 2022-12-28 | - | |
55 | 明けまして10周年(10周年‼︎⁇) | 505 | 2 | 2023-01-03 | - | |
40 | DRAW:228 星守の騎士団 | 413 | 0 | 2023-01-11 | - | |
37 | DRAW:229 涙は星屑と消ゆ | 426 | 0 | 2023-01-24 | - | |
52 | DRAW:230 託された竜魂 | 542 | 0 | 2023-02-14 | - | |
36 | DRAW:231 ひとりぼっちの流星群 | 390 | 0 | 2023-02-28 | - | |
45 | DRAW:232 失われし力、星霜を重ね | 530 | 0 | 2023-03-17 | - | |
31 | DRAW:233 ヨゾラ ノ イチブ | 392 | 1 | 2023-06-23 | - | |
24 | DRAW:234 氷結界の三龍 | 302 | 0 | 2023-07-19 | - | |
26 | DRAW:235 正義と悪を映す水鏡 | 344 | 0 | 2023-08-15 | - | |
29 | DRAW:236 氷魔の龍VS氷魔の鏡 | 238 | 0 | 2023-08-26 | - | |
23 | DRAW:237 枯れないゴールキーパー | 250 | 0 | 2023-09-08 | - | |
26 | DRAW:238黙示録の獣機王“キング” | 255 | 0 | 2023-09-23 | - | |
22 | DRAW:239 凍る渓谷!氷獄の鼓動 | 254 | 0 | 2023-11-03 | - | |
44 | DRAW:240 天龍雪獄!放て魂の一撃 | 440 | 0 | 2023-11-27 | - | |
21 | DRAW:241 トライブ・フォース | 241 | 0 | 2024-01-07 | - | |
26 | DRAW:242 “白き神判” | 260 | 0 | 2024-02-23 | - | |
42 | DRAW:243 龍祖、氷臨 | 251 | 0 | 2024-03-21 | - | |
21 | DRAW:244〝永遠の焔〟 | 217 | 0 | 2024-05-17 | - | |
27 | DRAW:245 勇者に、微笑みを | 214 | 0 | 2024-06-20 | - | |
18 | DRAW:246 永炎のダークフェアリー | 133 | 0 | 2024-07-30 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/10/25 新商品 SUPREME DARKNESS カードリスト追加。
- 11/06 09:35 ボケ ガガギゴの新規ボケ。なんか思ったんだけど、ガが1個足りないかもしれ…
- 11/06 09:30 デッキ 白き森の守護者
- 11/06 09:26 評価 6点 《魔轟神獣キャシー》「弑逆を企てたアンドレイスなんかよりも圧倒…
- 11/06 09:01 評価 3点 《魔轟神獣コカトル》「妨害されにくいダメージステップで魔轟神効…
- 11/06 08:42 SS 第13話:スターブライト・ライジング
- 11/06 08:15 評価 4点 《連鎖解呪》「総合評価:コンボできるカードが少ない。 《連鎖破…
- 11/06 08:09 評価 10点 《灰滅せし都の巫女》「召喚権温存可、スーレア、サーチ、もうこ…
- 11/06 01:09 評価 10点 《原石竜アナザー・ベリル》「【原石】ギミックをぐるぐるさせる…
- 11/06 01:06 評価 8点 《魔轟神クシャノ》「「墓地が第二の手札」とも表現される現代遊戯…
- 11/06 00:56 評価 9点 《原石竜インペリアル・ドラゴン》「へぇい。インペリアルドラゴン…
- 11/06 00:44 評価 4点 《ナンバーズハンター》「総合評価:No.が使われる環境ならメタに…
- 11/06 00:38 評価 1点 《魔轟神ディフ》「自力SSどころか他の魔轟神を捨てることもできな…
- 11/06 00:38 評価 6点 《鍵魔人ハミハミハミング》「総合評価:魔人を蘇生して《FNo.0…
- 11/06 00:34 評価 8点 《原石の号咆》「《原石の鳴獰》と同様に【原石】における妨害兼展…
- 11/06 00:26 評価 7点 《魔轟神ルリー》「手札から捨てられるとそのまま蘇生される光属性…
- 11/06 00:13 評価 10点 《原石の鳴獰》「たったこれ1枚で、2000LPのコストのみでリクルー…
- 11/05 23:55 評価 10点 《原石の皇脈》「サーチ、打点強化、通常モンスターの供給と【原…
- 11/05 23:36 評価 7点 《モリンフェン》「ネットの住人なら誰しもが知っている超ネタカー…
- 11/05 20:32 デッキ 天盃龍+破壞劍
- 11/05 19:58 評価 3点 《No.20 蟻岩土ブリリアント》「最初期の《No.》兼汎用ラン…
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