DRAW:２３６ 氷魔の龍VS氷魔の鏡　作：人喰い

(236)












【Side 雫】


───神星樹内部・美の間へと続く螺旋階段。


雫【LP 2000】
(モンスター)
『リチュア・アビス』[DEF 500]☆2
伏せ:0
手札:4
墓地:グリム、シャドウ、ビースト、メロウガイスト、氷魔鏡、幻影術
除外:天河


ブリューナク【LP 8000】
(モンスター)
『氷結界の随身』[ATK 500]☆2
『水晶機巧 クオンダム』[ATK 1800]☆4 チューナー
『憑依覚醒-ガギゴバイト』[ATK 2000]☆5
(魔法)
『氷結界の晶壁』(永続)
伏せ:0
手札:1
墓地:ガンダーラ、破術師、依巫、霜精
除外:氷結界、照魔師


雫VSブリューナクの決闘。
先制したのはブリューナク。

ブリューナク「───」

『氷結界の破術師』により儀式魔法の発動を封じ、ブリューナクの圧倒的有利に試合が進むと思われたが、雫は和泉から譲り受けた罠カード『星逢の天河』により相手ターンでの儀式召喚で対応してみせた。

雫「───私は」

しかしその際に使用した『リチュアの氷魔鏡』は、相手モンスターと自らのライフを生贄とする危険な儀式だった───


雫「大好きなお姉ちゃんと話がしたい」


◉TURN:０４◉


雫「大切な友達を助けたい」

ブリューナク「───」

雫「その為に、この力を使います」

だから───


雫「───この痛みを、“呪い”だなんて言わないでください」


“呪い”と呼んでしまったら、今まで出会ってきた全ての人との関係を、否定することになる気がするから。

ブリューナク「───ッ」

どれだけの痛みを受けようと、全て受け入れ、前へと進む。


雫「───私のターン」


それが、柏木 雫のデュエルだ。

















◉◉◉遊戯王 Ph.X◉◉◉
───DRAW:２３６───
《氷魔の龍VS氷魔の鏡》















雫「───手札の『ヴィジョン・リチュア』、そして『シャドウ・リチュア』の効果！！」


《ヴィジョン・リチュア/Gishki Vision》 †
効果モンスター
星２/水属性/海竜族/攻 700/守 500
(1)：水属性の儀式モンスター１体を儀式召喚する場合、
このカード１枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。
(2)：このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「リチュア」儀式モンスター１体を手札に加える。


《シャドウ・リチュア/Gishki Shadow》 †
効果モンスター
星４/水属性/海竜族/攻1200/守1000
(1)：水属性の儀式モンスター１体を儀式召喚する場合、
このカード１枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。
(2)：このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「リチュア」儀式魔法カード１枚を手札に加える。


雫「手札から捨てる事で、儀式魔法と儀式モンスターをそれぞれ手札に加えます！」

デッキ→手札
『リチュアの儀水鏡』
『イビリチュア・ソウルオーガ』

雫「───そして『リチュアの儀水鏡』を発動っ！！」

《リチュアの儀水鏡
ぎすいきょう
/Gishki Aquamirror》 †
儀式魔法
「リチュア」儀式モンスターの降臨に必要。
(1)：レベルの合計が儀式召喚するモンスター同じになるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「リチュア」儀式モンスター１体を儀式召喚する。
(2)：墓地のこのカードをデッキに戻し、自分の墓地の「リチュア」儀式モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

メインフェイズへ入るなり、流れるような動作で発動されたのは、雫のデッキを代表する魔法カード。

ブリューナク「…！」

氷結界の破術師なき今、儀式召喚を止める枷は無い。しかし───

ブリューナク「───ッ…！その効果に対し、こちらも効果を発動させてもらう！
起動せよ！！『水晶機巧-クオンダム』！！」

(1)：相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをＳ素材としてＳ召喚する。


チェーン②『水晶機巧-クオンダム』

チェーン①『リチュアの儀水鏡』


雫「…良いですよ…っ！真っ向勝負といきましょう！」

強気に言い放ち、拳を握る。

ブリューナク「…減らず口を…ッ！ワタシはレベル2の『氷結界の随身』に、レベル4の『水晶機巧-クオンダム』をチューニング！！」

◉◉◉☆２+☆４=☆６◉◉◉


雫「私は手札のレベル8『イビリチュア・ソウルオーガ』と、フィールドのレベル2『リチュア・アビス』をリリース！！」

◉◉◉☆８+☆２=☆１０◉◉◉


ブリューナク「───我こそは、全てを穿つ氷魔の破槍…！！今こそ真の姿を解き放ち、仇なす者を灰燼と帰せ！！」

雫「───降臨せよ！！
正義も悪も映し出し───深海を統べる叡智の女神！！」


雫と機兵、それぞれ手札とEXデッキから、エースとなる1枚を抜き出し、天高く掲げた。


ブリューナク「───シンクロ召喚！！！」

雫「───儀式召喚っっ！！」

召喚エネルギー同士が激しくぶつかり合い、辺りを眩い光が包む───


ブリューナク「現れよ───『氷魔龍 ブリューナク』ッッ！！


ほぼ同時に、盤面へとカードが置かれる。
直後、荒れ狂う吹雪の中より咆哮が鳴り響く───


『リュアアアァアアアアァアアアアッッ！！！』
『氷魔龍 ブリューナク』[ATK 2300]☆６


先に姿を現したのは、氷魔龍の名を冠した、機兵の新たなエース。
氷魔龍召喚により更に勢いを増した猛吹雪が雫を襲う───が、

雫「来てください」

すんでのところで、雫の目の前に姿を現した───半人半魚の少女がそれを防いだ。

雫「───『イビリチュア・ネーレイマナス』！！」


『イビリチュア・ネーレイマナス』[ATK 3000]



雫「───儀式召喚した『イビリチュア・ネーレイマナス』の効果っ！！」

(1)：このカードが儀式召喚に成功した場合、自分の墓地の水属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

対象『グリム・リチュア』

ブリューナク「───シンクロ召喚した『氷魔龍 ブリューナク』の効果！！」

《氷魔龍
ひょうまりゅう
ブリューナク》 †
シンクロ・効果モンスター
星６/水属性/海竜族/攻2300/守1400
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがＳ召喚した場合、手札を１枚捨て、フィールドのカード１枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。
(2)：このカードが墓地から特殊召喚した場合、手札を１枚捨て、フィールドのカード１枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に戻す。

ブリューナク「手札の『ジェネクス・コントローラー』を捨て…ッ、貴殿の『イビリチュア・ネーレイマナス』には、手札へと還ってもらう！！」

雫「───っ！この…瞬間…！！『イビリチュア・ネーレイマナス』の更なる効果！！」

(3)：１ターンに１度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
自分フィールドの「リチュア」儀式モンスター１体を選んで持ち主の手札に戻し、
その発動を無効にし持ち主のデッキに戻す。


雫「ネーレイマナスを手札に戻し───氷魔龍をEXデッキへと戻しますっ！！」


チェーン①『イビリチュア・ネーレイマナス』
・墓地の『グリム・リチュア』を特殊召喚。

チェーン②『氷魔龍 ブリューナク』
・フィールドの『イビリチュア・ネーレイマナス』を手札に戻す。

チェーン③『イビリチュア・ネーレイマナス』
・『氷魔龍 ブリューナク』の効果を無効にしデッキに戻す。



力と力がぶつかり合う。
巨大な水の弾と激しい吹雪の衝突により起きた爆発が、辺りを白銀へと染め上げる───

ブリューナク「───ッ！」

雫「───…っ！」

両者の力量は互角───それぞれ手札とEXデッキへと舞い戻り、エース同士の衝突の結果は相打ちとなった。しかし───

ブリューナク「……ッ…！相打ちか…ッ」

雫「───まだです！」

効果の処理は、まだ全て終わっていない。

雫「ネーレイマナスが場を離れても、その意思は次に引き継がれます───っ！墓地の『グリム・リチュア』を特殊召喚！！」[DEF 700]☆2


《グリム・リチュア/Gishki Grimness》 †
効果モンスター
星２/水属性/魚族/攻 600/守 700
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：水属性の儀式モンスター１体を儀式召喚する場合、
このカード１枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「グリム・リチュア」以外の「リチュア」モンスター１体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は儀式モンスターでしか攻撃宣言できない。


ここで雫は、盤面を見渡す。

機兵の場に残るは、場から墓地へ行く事でデッキから『憑依』魔法・罠をサーチできる『憑依覚醒-ガギゴバイト』と、場の『氷結界』モンスターを守る永続魔法『氷結界の晶壁』のみ。

雫「…すぅーーーっ───」

目を閉じて、大きく深呼吸。



雫「───よしっ」



目を開け、笑う。

ブリューナク「…ッ…？」


雫「強くなった私の力───しっかり見ててね」


そして口を出たのは、機兵を通してこちらを見ているであろう、姉へと向けた言葉だった。


雫「───特殊召喚された『グリム・リチュア』の効果で、デッキから『リチュア・アビス』を特殊召喚し、効果発動！！」


《リチュア・アビス/Gishki Abyss》 †
効果モンスター
星２/水属性/魚族/攻 800/守 500
(1)：このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「リチュア・アビス」以外の守備力１０００以下の「リチュア」モンスター１体を手札に加える。

雫「デッキから『シャドウ・リチュア』を手札に！！」[手札 4]

雫を邪魔するものは、もう何もない。

雫「墓地の『リチュアの儀水鏡』の効果───」

(2)：墓地のこのカードをデッキに戻し、自分の墓地の「リチュア」儀式モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

雫「儀水鏡はデッキに戻り、墓地の『イビリチュア・ソウルオーガ』を手札に加えます！」[手札 5]

回る。

雫「そして『シャドウ・リチュア』を捨てて、デッキの『リチュアの儀水鏡』を手札に！！」[手札 5]

まだ回る。

雫「───『リチュアの儀水鏡』を発動！！」

まだまだ回る。

雫「『グリム・リチュア』の効果を適用───」

(1)：水属性の儀式モンスター１体を儀式召喚する場合、
このカード１枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。

雫「『グリム・リチュア』1体の魂を生贄に───儀式召喚！！」


雫「来てください！！レベル8───『イビリチュア・ソウルオーガ』！！」[ATK 2800]

ここまでの展開を経て、雫の手札は残り3枚。

雫「───まだ！」

召喚権は、切っていない。

雫「───『リチュア・マーカー』を召喚！！」[ATK 1600]☆4


《リチュア・マーカー/Gishki Marker》 †
効果モンスター
星４/水属性/水族/攻1600/守1200
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
「リチュア」と名のついた自分の墓地の
儀式モンスターまたは儀式魔法カード１枚を選択して手札に加える事ができる。


雫「召喚した『リチュア・マーカー』の効果で、墓地の『リチュアの儀水鏡』を手札に！！」[手札 3]

止まらない。

雫「───『リチュアの儀水鏡』を発動！！」

まだ、止まらない。

雫「手札の『イビリチュア・ネーレイマナス』をリリースし───儀式召喚！！」

まだまだ、止まらない。

雫「その屈強なる魂と、堅牢なる肉体で───全てを打ち砕く剛健の魔神！！
来てください───『イビリチュア・ジールギガス』っ！！」


現れたのは───雫のおとなしい雰囲気とは似ても似つかぬ、巨大なツノと翼を携えた屈強かつ堅牢な四本の腕を持つ剛健の魔神───


『イビリチュア・ジールギガス』[ATK 3000]


今にも暴れ出しそうな様子で激しい雄叫びを上げる姿を見て機兵は、

ブリューナク「…ッ！ジールギガス…！そいつは、1000のライフを払う事で1枚ドローし、それが『リチュア』モンスターだった場合、フィールドのカード1枚をデッキに戻すことができる強力なモンスター…！」

だが、と機兵は続ける。

ブリューナク「…ここまでの展開で圧縮に圧縮を重ねたデッキから、『リチュア』モンスターを引こうなど……不確定な未来に望みを託すなど───」

無謀───そう言いかけたところで、


雫「…あっはは」


雫は、笑った。
屈託のない笑顔で。

雫「無謀───ですよね。私もそう思います」

どこか照れくさそうに、

雫「ただ、もう前までの私じゃないんです」

目線を落として話す雫。

雫「先の見えない道を闇雲に走ってきた私じゃないんです」

その足元からは、


雫「私の未来は───」


徐々に光が漏れ出で───


雫「───私が決めます」


───蒼が、弾けた。



雫「墓地に眠る───『リチュアの氷魔鏡』の効果」



(2)：このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「リチュア」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番上に戻し、このカードをデッキの一番下に戻す。



雫「『リチュアの氷魔鏡』はデッキの下に戻り、そして───『シャドウ・リチュア』をデッキの上に」

ブリューナク「───ッ！」

雫「───『イビリチュア・ジールギガス』の効果っ！！」


《イビリチュア・ジールギガス/Gishki Zielgigas》 †
儀式・効果モンスター
星１０/水属性/水族/攻3200/守 0
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
１ターンに１度、１０００ライフポイントを払って発動できる。
デッキからカードを１枚ドローし、お互いに確認する。
確認したカードが「リチュア」と名のついたモンスターだった場合、
フィールド上のカード１枚を選んで持ち主のデッキに戻す。


雫「ライフを1000払い……っ…ぅ…ッあああぁあっ！！」【LP 2000→1000】

大丈夫。

この痛みは、呪いじゃない。

雫「…ぅ…っく……あああああ…！！」


使い方さえ間違えなければ、侵食される事は───無い。


雫「───ッデッキから1枚ドローっ！！」[手札 1]


雫は引いたカードを確認せぬまま、機兵へと公開する。
引いたカードは、当然───

雫「───『シャドウ・リチュア』のカード。『リチュア』モンスター…です！」

よって、機兵の場に残った最後のモンスターへと、ジールギガスの拳が振るわれる。

雫「そちらのモンスターには、デッキへと帰ってもらいます！」

振り下ろされた巨大な拳は、ガギゴバイトを撃ち抜くと同時に辺りを震わし、凍っていた足場にヒビを入れた。

『憑依覚醒-ガギゴバイト』場→デッキ

機兵はよろめきながらも体勢を立て直し、その視線は再び雫へと向けられる。

ブリューナク「ば、馬鹿な…ッ…！不確定な未来を……確定させただと…ッ！？」

雫「1枚のドローで奇跡を起こす───そういうのは、私の役目じゃありません」

思い浮かぶのは、一人の少年の姿。
誰よりも楽しそうにデュエルをする、炎の様な少年の姿。

雫「いえ、どれだけ頑張っても、私には…できなかった」

思い出すのは、あの日の決闘。
ガストクラーケによる手札破壊を幾度受けても諦めず、『炎王の急襲』を引いてみせた、少年とのあの決闘。


雫「だから私は、私のやり方で前に進むって決めたんです」


追い越せなくとも───せめて横に並び立てる様に。



ブリューナク「───ッ…！だが…、『グリム・リチュア』の誓約により、貴殿はこのターン、儀式モンスターでしか攻撃できない…！次のワタシのターン、たった1000のライフを刈り取るぐらい───」


造作もない。そう言いかけ、言葉に詰まる。
見ると雫の足元の光は、まだ潰えていないのだ。


雫「───墓地の『リチュアの儀水鏡』の効果！！」


このターン2度目の、儀水鏡の効果。

ブリューナク「───」

ここからの展開は、言わずともわかる。

雫「儀水鏡をデッキに戻し───墓地のネーレイマナスを手札に！」[手札 2]

ブリューナク「…手札には、ジールギガスでドローした───」

雫「───『シャドウ・リチュア』を捨てる事で、デッキに戻った『リチュアの儀水鏡』を手札に加えます！」

ブリューナク「…そしてネーレイマナスの効果には───」


同名ターン1の誓約など───無い。


雫「───『リチュアの儀水鏡』を発動っ！！」


リリースされたのは、フィールドのジールギガス。


雫「───三度降臨せよ！！
正義も悪も映し出し─── 深海を統べる叡智の女神！！
『イビリチュア・ネーレイマナス』！！」


『イビリチュア・ネーレイマナス』[ATK 3000]☆10


雫「儀式召喚したネーレイマナスの効果───」


(1)：このカードが儀式召喚に成功した場合、自分の墓地の水属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


雫「生贄となったその魂を……再び現世へ…っ！！来てください───『イビリチュア・ジールギガス』！！」


『イビリチュア・ジールギガス』[ATK 3200]☆10


叡智の女神の傍に、剛健の魔神が並び立つ。
そして───


雫「───バトルフェイズ」


静かに、フェイズの移行が宣言された。


◉バトルフェイズ◉


雫の場には、3体の儀式モンスター。


『イビリチュア・ネーレイマナス』[ATK 3000]

『イビリチュア・ジールギガス』[ATK 3200]

『イビリチュア・ソウルオーガ』[ATK 2800]


一度の妨害程度ものともしない、凄まじい展開力。
圧倒された機兵は言葉を失う。

ブリューナク「───」

しかしそれでも、対面の雫からは決して目を背けない。
それは、決闘機兵として、決闘者として造られた者の、意地というものなのだろうか。


雫「───行ってください。私のモンスターたち」

今の雫にはわからない。


『イビリチュア・ソウルオーガ』
[ATK 2800]
───ATTACK───
【LP 8000】
『ブリューナクの機兵』

ブリューナク「───」【LP 8000→5200】


ただ一つわかったのが、


『イビリチュア・ジールギガス』
[ATK 3200]
───ATTACK───
【LP 5200】
『ブリューナクの機兵』

ブリューナク「───」【LP 5200→2000】


この機兵の決闘者としての生き様に───


『イビリチュア・ネーレイマナス』
[ATK 3000]
───ATTACK───
【LP 2000】
『ブリューナクの機兵』



雫「お疲れ様です───ゆっくり休んでください」



この機兵を操る、姉───瑞希の、決闘に懸ける強い意志を感じたという事だけだ。







To Be Continued…