１周年記念企画･第３部･温泉編　作：ター坊

さぁ、皆様お待ちかねの温泉回！お楽しみは、これからだ！！（名物･過激シーンあり）


第36話:傷だらけの勇者？

ユイ「ふぅ…」
強志「おかえり。美羽は大丈夫だったのか？」
ユイ「ああ。あの二人なら大丈夫だろ。それより…」
山崎「…」（ベッドの上で大の字になっている）
ユイ「試合終わった後のボクサーみたいにボコボコじゃないか。一体何があったんだ？」
強志「さぁ…」


第37話:すっかり仲直り

美羽･千夏「♪」（並んで歩いている）
綾香（え…やだ。千夏はいつも見てるけど、今はすっごい可愛く見える…！）
遊乃「二人ともちっちゃくて可愛い~♪姉妹みたい！」
千夏「ちっちゃいは余計よ！」
美羽（ちっちゃいは確かにアレだけど姉妹は悪くないかなぁ）ﾆﾍｪ
天音「…仲直りできたみたいで、良かったです」ﾆｺｯ


第38話:さぁ、準備はいいかな？

大浴場入り口前にて

ユーノヴェルト「大衆浴場…。お風呂場ですけど、どちらを通れば…」
詩織「それでしたらこっちの赤い暖簾の方ですよ。青いのは男性用ですから」
ユーノヴェルト「わざわざ親切にありがとうございます」

ジェニス（あぁ！来月にはガロス様が男湯に！よし、カメラを仕掛ける予行演習として男湯に潜入して…）
葵「ん？そっちは男湯だが？」
ジェニス「へっ？あ！あははは！私としたことがついウッカリ！」（くっ！やはりダメね…）

杏「よし強志！たまには姉ちゃんと一緒に入るか？ん？」
強志「な、何言ってるんだよ！」
杏「なんだ。昔は喜んで入ってたのに」
強志「昔っていつの話だよ！」
遊月「ふふふ。仲が良いんですね」
ユイ「全くだな」（まぁ、もし姉さんがいたら言い出しそうだけどな）

にん人「実は俺、性別がないからどっちでも良いんだ。だからこっち(女湯) に」
翔「ふざけんな、クソ人参！風呂じゃなくてカレーにぶちこんでやろうか！」ｹﾞｼｹﾞｼ
英雄「貴様！（マイスィートアンドロメダ天音さんの）裸を見ようなど１０００年早い！」ﾊﾞｼﾊﾞｼ
遊乃「ふぇええ！！見た目だけじゃなくてセリフも気持ち悪い！」ﾎﾟｶｽｶ
にん人「ちょ、冗談…ぎゃあああぁぁ！」


第39話:皆様！長らくお待たせしました！

脱衣所にて



しゅる…


ぱさっ…


ぬぎぬぎ…







ユイ「貸し切りだから広いな」
にん人「男湯からかよ！！」
夏武斗「何言ってんだ？」
仁「…知らん」


第40話:ある意味需要はある？

夏武斗「うっひゃあああぁぁ！銭湯より広ぇぇ！」ぇーぇーぇー(残響)
仁「わめくな」
夏武斗「あっちの真っ黒い風呂なんだろ！」ダッ
強志「夏武斗、走ったら滑って…」
夏武斗「うおっ！」
山崎「へ？」

ガッコーン！

ユイ「なんだ？すごい音したけd」

夏武斗に覆い被さる山崎さん(無論風呂なので裸)

ユイ「まぁ…なんだ。人それぞれ趣味嗜好があるから否定はしないが…ﾌﾌｯ」
翔「そうだな…。そんなお前でもずっとダチだぜ…ﾌﾟﾌｯ」
山崎「見るな！笑うな！」


第41話:どう見ても

強志「結構色々あるな」
夏武斗「おぉ！なんだ、あのボコボコしたやつ！」
ユイ「ジェットバスだな」
にん人「ふぅ。良い温度だ…」ﾎﾞｺﾎﾞｺ
ユイ（なんか茹でてるみたいだな）
強志（だし出てそう）
仁（…煮物）
にん人「なんだ？じっと見て？」


第42話:男達の戦いが始まる

山崎「翔！行くぞ！」
翔「応っ！」
ユイ「え？行くってどこに？」
山崎「ちっちっち。ダメだなぁユイくん。温泉、露天風呂、とくれば覗きじゃないか！！」
ユイ「…ふーん」
山崎「ふーん…って行かないのかよ！」
ユイ「まぁ、やる程のことでもないかなって」
翔「かぁーっ！ユイ！それでも彼女二人持ちの男が言うことか！」
ユイ「だからこそ、女の子は大切にするんだが」
山崎「他に賛同する男はいないのか！？」
夏武斗「ん？」
仁「くだらん」
英雄「お断りだ」
強志「俺も」
にん人「興味ないな」
山崎「くそー！この場に真の男はいないのか！？」
翔「仕方ない！俺達だけで行くぞ！」


第43話:大胆カミングアウト

強志「行ったな」
ユイ「まー…女性陣も何か対策あるだろ」
にん人「お前は女を侍らせているからてっきり行くと思っていたが」
ユイ「侍らす、って酷い言い方だな。相思相愛なんだから問題ないのに」
夏武斗「そーしそーあい？」
ユイ「まぁ、お互いに好きだって思ってることかな。夏武斗も好きな女の子が出来れば分かるさ」
夏武斗「ふーん」
英雄「夏武斗が理解するのはまだまだ早いがな」
ユイ「…それにわざわざ覗きなんかしなくても裸見れるしな」ﾎﾞｿｯ
強志･英雄「！！？」


第45話:皆様、今度こそお待たせしました！




しゅる…





ぱさっ…




ぬぎっ…

ナナリア「それにしても、こういう場所には縁遠かったからな…」
杏「凉花、アレは持ってきたかい？」
凉花「まぁ…一応」


第46話:胸囲の格差社会

葵「やはり温泉はいつ来ても楽しいものだな」ﾀﾌﾟﾝ
遊月「そうですね。広いとのんびりできると申しますか…」ﾀﾕ~ﾝ
遊乃（服の上からでも分かってたけど…。遊月さん…葵ちゃんより、いや、伽藍さんより大きい…！）ﾍﾟﾀｰﾝ
千夏（同じ16歳なのに…。神様は不公平よ！）ﾍﾟﾀｰﾝ

詩織「温泉なんて久しぶりです」ﾌﾟﾙﾝ
ユーノヴェルト「そうなのですか？私の城もこのくらいの浴場はありましたが」ﾌﾟﾆｭﾝ
綾香（詩織って着痩せするのよね。たぶん遊希の次くらいはありそう）ﾍﾟﾀﾝ
ジェニス（最近の子は育ちが良いわよねぇ）ﾍﾟﾀﾝ


第47話:男がやったらゴヨウなのに女の子がやると微笑ましくなる不思議

遊月「ふぅ…」
遊乃「えーい！」

もにゅもにゅ

遊月「ひゃっ！？」
遊乃「やっぱり反則的に大きい！」
葵「やめんか！」ﾁｮｯﾌﾟ
遊乃「へぅ！」ﾍﾞｼ
葵「すまないな」
遊月「いえ、そこまでやらなくても…」
遊乃「ううぅ…。だってぇ」


第48話:どういう彼氏？

千夏「背中流してあげる」
美羽「ありがとう…」

ｺﾞｼｺﾞｼ

天音「それにしても、あの時の説得、ちょっとかっこ良かったですよね」
千夏「守りたい存在…。ちょっとジィンときちゃったな。ユイっていつもああいう感じなの？」
美羽「えっ？」

~少女回想中~
ユイ「すごい…」
美羽「そんなにじっくり見ないで… / / /」
ユイ「ちょっと広げるよ」
ｸﾊﾟｧ
ユイ「奥まで濡れてる…」ｸﾁｭｸﾁｭ
美羽「ひゃう！指でいじちゃ…」
ユイ「もっと…すごいことする？」
美羽「… / / / 」ｺｸﾘ
ユイ「じゃあ…」ﾋﾟﾁｬ
美羽「ふぇ…きゃう！き、キしゅ…そんにゃところに、キス…らめぇ…！」
~回想終了~

美羽「…うん。とっても優しくして…あったかい……かな」
千夏「もう、すっごいのろけちゃってるよ」
天音「美羽さんも遊月さんも幸せですね」
美羽「あははは…」


第49話:交際の秘訣

ナナリア「遊月、ユイとはどういう風に交際しているんだ？」
遊月「え？どういう風に…とは？」
ナナリア「いや、変な意味ではないんだ。ただ私もその…翔との今後の交際にあたって何か参考になれば…と」
シャイア「私も聞きたい」（ケルビム様との妄想ストーリーのレパートリーに！）
遊月「そうですね…」

~少女回想中~
遊月「ん、んっふ」（キス…気持ち良い…）
ユイ「ん…ぷはっ。次は、俺が甘えて良いか」
遊月「はい…。どうぞ…」
たゆん
ユイ「じゃあ…」ﾍﾟﾛｯ,ﾁｭｰ
遊月「あ、ひぅ…。赤ひゃんみたい…」
ユイ「じゃあ…もっと甘える」ﾁｭｰ
遊月「あぁ…にゃぁ…ちゅよく、吸っちゃ…ひゃっ！」
ユイ「すごい、やらしい声…」
~回想終了~　

遊月「…と、時に甘えたり甘えられたり…。一方的でなく、お互いに愛し合うこと…でしょうか…」
ナナリア「なるほど…」
シャイア「ふーん…」（所詮はリア充ね。リア充爆ぜろ）


第50話:露天風呂の攻防

綾香「でもやっぱり温泉と言えば露天よね」
ユーノヴェルト「でも大丈夫でしょうか？もし不意打ちとかあったら」
千夏「ユーノヴェルトさんの世界はそうかも知れないけど…」
詩織「でも、山崎さんは諦めが悪いかも知れません」
凉花「大丈夫です。私がなんとかしましょう」
女性一同「え？」

一方、覗き特攻隊(翔･山崎)は…

翔「よし！ここまで登れば！」
山崎「待ってろ！パラダイス！」

女性の声がキャッキャと聞こえる

山崎「よし！いるみたいだ！」
翔「俺達がまさか岩山と塀を、よじ登るとは思うまい」
山崎「いざ覗かん！天女の楽え…あれ？誰もいない？」

空っぽの露天風呂

翔「どうなってんだ？声は聞こえてるのに」
ｻﾞ ｻﾞ ｻﾞ ｻﾞ
山崎「え？のわっ！」
翔「なんで津波が！」
バッシャーーン
翔･山崎「…」ﾌﾟｶｰ(湯槽に浮く)


第51話:種明かし

凉花「お願い『No.48シャドー･リッチ』。私達の姿を隠して」
ﾌｧｻｰ
遊乃「なになに？」
杏「凉花はナンバーズっつう特殊なカードの能力を現実でも行使できんだよ」
綾香「すごい…。魔法使いみたい」
ユーノヴェルト「まぁ…」

山崎「あれ？誰もいない？」
翔「どうなってんだ？声は聞こえてるのに」

ナナリア「…すまん。あんな彼氏で…」
遊月「いえ…」
葵「本当に見えていないんだな」
杏「ついでだ。なんかお灸据えれそうな奴あるか？」
凉花「一応持ってきたのはこれですね。『No.73激瀧神アビス･スプラッシュ』！押し流して！」

山崎「え？のわっ！」
翔「なんで津波が」
バッシャーーン

杏「あっはっはっは！！」
美羽「結構すごい音したけど大丈夫かな…」
凉花「大丈夫ですよ美羽。力は抑えたから重傷は負ってないハズ…」

ユイ「おーい！何やったんだー！」

遊月「ユイ様…？」
天音「まさか、今の津波に誰か巻き込まれたとか…」
凉花「そんな…！すいませんでしたー！そちらはだいじょーぶですかー！」

ユイ「こっちはー！翔と山崎が気を失ってるだけだけどー！露天風呂のお湯半分くらいになったー！」

凉花「申し訳ありませーん！」


第52話:さぁ風呂あがろうか

女湯脱衣場にて

ユーノヴェルト「…？」
凉花「こっちが…あれ？」
ナナリア「どういう構造なんだ？」
ジェニス「んと…」
シャイア「どうなってるの？」
美羽「凉花、大丈夫？」
凉花「すいません。慣れてなくて」
遊月「確かに初めての浴衣は難しいですよね。よろしければ、着付けなさいますか？」
ナナリア「ああ…。すまんが頼む」
遊月「ではナナリア様。まずは腕を通して…」
ユーノヴェルト「あの…出来れば私も…」
綾香（ああ…もう。なんだろう、ほっとけない）「なら私が」
ユーノヴェルト「まぁ。ありがとうございます」
美羽「じゃあ私は凉花を」
凉花「ありがとうございます」
千夏「私はジェニスさんとシャイアさんの分やってあげるね」
ジェニス「あ、ありがとう」

ぱさっ、しゅる、きゅっ

ナナリア「おお…。これが浴衣というものか」
遊月「はい。とってもお似合いですよ」


第53話:ギャップ萌え

ユイ「ふぅ…良い湯だったな」
遊月「ユイ様も上がられたのですね」
ユイ「あ、ああ…」
美羽「？ユイどうしたの？」
ユイ「いや、あまり浴衣姿なんて見ないから新鮮だなぁって見とれてた。とっても可愛いよ」
遊月「もう、ユイ様ったら… / / / 」
ユイ「それに良い匂いもする…。もっと近くに行っていいか？」
美羽「 / / /」ｺｸｺｸ
ジェニス･シャイア（リア充爆ぜろ。リア充爆ぜろ。リア充爆ぜろ。リア充爆ぜろ。リア充爆ぜろ）

翔「…」
ナナリア「どうだ…。変じゃ…ないか？」
翔「…」
黙って近付く。
ナナリア「なっ、翔？」





翔「…その……すっげぇ可愛いぞ」(耳元で囁く)
ナナリア「 / / / 」
山崎（やれやれ、アツいねぇ）

夏武斗「いやー！やっぱデッカイ風呂って良いなぁ！！」
英雄「全く。やかましいといったr」


天音「夏武斗くん達もあがってたんですね」
英雄（ああぁ！マイスィートアンドロメダ天音さん！貴女が纏えばただの浴衣もさながら天女の羽衣！！いえ、普段から可憐ですよ？しかし普段拝見できない分、より際立って可憐に映ります！！）
夏武斗「へぇ。天姉、浴衣って結構似合うな！」
天音「ふふっ。ありがとうございます」

にん人「ああ！アイツらがいない１日！ここまでゆっくりできたのも久々かもしれん！」(途中色々あったけど)
遊乃（なんだか浴衣姿…）
詩織（梱包されてるみたいです…）
葵（梱包だな）
仁（…出荷）
にん人「ん？どうした？」




次回予告

千夏「バイキング♪」
夏武斗「食い放題！」
＼（＞∀＜）／　　＼（＞∀＜）／
綾香「もう、千夏！落ち着きなさい」
天音「夏武斗くんも。ご飯は逃げませんよ！」
杏「おし！お前ら！王様の言うことは絶対だからな！」
強志「あぁ…また迷惑なことを」
ユーノヴェルト「なんでしょう、この遊具は…」
仁「…その勝負受けて立つ」


ユイ「なんだこのカオス…。こんなのでも、次回第４部、お楽しみに！」