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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第110話:予期せぬ再会の裏事情

第110話:予期せぬ再会の裏事情 作:チュウ

 宿屋で三時間ほど休息をしたフィオラ、クロリムは《アビスファントム・ドラゴン》のカードを持って宿を後にした。流石に町の真ん中で召喚魔法は不味いからだ。

 二人が出て行って三、四時間が経過しただろうか、二人は無事に宿に帰ってきた。

 「おかえり二人とも」
 「つ、疲れたの。今日はもう寝る……ZZZ」

 クロリムは度重なる魔法の使い過ぎで疲労がピークに達したのだろう。一瞬で寝てしまった。まぁ、もう深夜だし仕方がない。

 「……ただいま、持って来たよ」

 そう言ったフィオラはリュックと手提げ袋を持っていた。
 その二つを床に置いた音は金属が擦れる音だった。いったい何がどれだけ入っているのか中身を見る前から怖い。

 彼女には城に戻って貰ってお金になりそうなものを取ってきて貰った。一国の王女がどれだけのものを持って来たのか……俺はフィオラが袋とリュックを開けるさまを眺めていた。

 「……取り敢えずこれだけ持ってこれたよ」

 その中身はお金そのものだった。因みにこのお金がどのくらいの価値になるかは俺には分からない。ただ、とても綺麗な金貨や白金貨が数えきれない量入っていた。

 「これ、どのくらいの値段になるんだ?」
 「……数えてないから分かんない。金庫から持てる分だけ持って来たから」

 金庫から持って来たという事は……

 「こ、これって……まさか青の国の住民から取った税金とかじゃ……」
 「……混ざってるかもね」
 「流石に不味いだろ」
 「……大丈夫だよ。国のためにツカサは使おうとしてるんだから」

 国のため……先々の事まで考えればシャルルを助ける事はそうなるかもしれないが……いいのだろうか?だが、これに頼るしか道がないのも確かだ。

 「腹を括ろう……」

 俺はこのお金に手を付ける決心をした。

 「……とにかくこれだけあれば買えないものはないからどれだけ高くても大丈夫だよ」
 「分かった。このお金は明日大切に使わせて貰う」

 取り敢えずこのお金があればシャルルが奴隷に売り出されても買えそうだ。

 「……このお金はもうツカサのものだから。これでお金に悩まされる事はなくなるね」
 「いやいや、このお金の残った分はちゃんと城に返すよ」

 こんな途方もない金額になりそうなお金をいきなり貰うのは良心が痛む。

 「……どうして?ツカサは国のためにお金を使っているんだから引け目を感じる必要はないんだよ?」

 先々の事に使っても国民には還元されていないんだから納得はされないと思うんだが。

 「……それに、金庫にあっても碌でもない事に使われるのがオチだよ。だから、ツカサが使って」
 「わ、分かった。取り敢えずこのお金は預かっておく。それでいいな?」
 「……うん。今はそれでいいよ」

 大金を目にしてこんな気が重くなるとは思いもしなかったな。
 ともかく明日に備えてもう寝よう。

 俺とフィオラも就寝する事にした。




 次の日・・・(37話の司視点のお話しです)


 身支度と食事を済ませて現在の時刻はお昼過ぎ。早速俺達は奴隷売買所に向かった。
 フィオラには宿屋で待って貰い、俺とクロリムだけで目的地に向かっている。流石に奴隷売買所なんて物騒だと分かっている場所に連れていけない。最悪色んな奴にフィオラが狙われる可能性も考えられる。

 待っている事にフィオラがかなりごねていたが、何とか説得して事なきを得た。護衛にマリナのカードを渡している。何かあったらマリナの封印を解いて対処できるようにするためだ。

 しかし、相変わらずスラム街のような場所は最悪の雰囲気だ。
 そんな最悪の景色を横目に地下への階段を下りる。そこには鉄製の扉があり、その横に男が一人立っていた。

 「何か御用かな?」

 男が話しかけてきた。

 「この中に入りたいんだ。いいかな?」

 俺はフィオラから貰っていたブレスレットをその男の手に握らせた。

 「どうぞどうぞ! お入りくだせー!」

 気を良くしたのか声が妙に高くなったな。
 許可もされたので、俺達は扉を開けて中に入った。

 中はとにかく薄暗い。明かりはついているが、明らかに光量が足りていない。そういう雰囲気を作っているのは分かるが、見辛くて仕方がない。

 「ここにシャルルがいるのよ?」
 「少し聞き込みをしてみよう」

 聞き込みができそうな人物を探していると、バーカウンターが目に入った。
 俺はバーの席に座った。

 「ご注文は?」

 バーのスタッフである男が注文を催促してきた。
 俺は、その男の後ろにズラリと置かれている瓶を眺めた。

 文字は読めないが恐らくアルコールばかりが置いてあるのだろうというのは分かった。
 流石にアルコールは飲めない……ノンアルコールがあるといいが、さて、何がいいか。

 「果物の飲み物はあるか?アルコールは入れないでくれ」

 カクテルにはジュースで割る物も多くある。だったら何かしらは置いてある筈だ。
 その直ぐ後に、男は黄色い飲み物を出してくれた。色合い的にオレンジジュースだろうか?

 飲み物の確認をしていると、男が手を出してきた。
 代金の催促なのは直ぐに予想できた。

 俺は手持ちから金貨一枚を手渡した。

 「随分と気前がいい事で。いいのですか?」

 どうやらこのジュースの代金にしては多過ぎたようだ。
 だが、今更引っ込められないし、金貨よりも安い価値のお金もない。そもそも文字が読めないから代金が書かれていても分からない。

 「あぁ、構わない。その代わり、聞きたい事がある。昨日、獣人の女の子がここに運ばれなかったか?狐耳の獣人なんだが」
 「小耳に挟んでいますよ。何でもどこかのお姫様だとかで。お客様も狙っているので?」

 お客様も?

 「他にも誰か狙っているのですか?」
 「まぁ、ここに居る方々の大半はその情報を少なからず持っていますからね。特に二階席のあそこ、見えますか?」

 俺は男が指差した場所を見た。良くは見えないが大柄の男がソファーに座っているのが見えた。

 「あの方はこのロッソの町の領主のゴードルフ・フォン・ロッソ様です。あの方もそのお姫様を狙っているとかで」

 この町のトップが奴隷売買に手を出しているのか……世も末だな。

 「だから止めておいた方が賢明ですよ。あの方に目をつけられるのは宜しくない」
 「情報とご忠告、感謝します。ですが、止める訳にはいかないので」

 やれやれと言わんばかりの表情をしながら男は離れて行った。

 「このジュース美味しいのよ!」
 「勝手に飲むな!」

 昨日は頼もしかったのにこれである。やはりポンコツなのか?
 注意したにも関わらず、飲み続けているし……

 クロリムはさて置いて、シャルルが出て来るまで俺はオークションの進行を眺めていた。奴隷として売られているのは獣人族が多い。取り分け女性が多い。恐らくは売れ筋というか人気なのだろう。

 落札された少女の何人かは涙を流している者も居た。嬉しさから来る涙ではなく絶望から来る涙のように見える。恐らくはこの先の自分の未来を想像してしまっているのだろう。

 買われた奴隷がどんな扱いを受けるのかは知らないが、あれを見る限りは良くはないのだろう。

 「可哀そうなのよ……」
 「そうだな……」

 だが、決して助けるような真似はしない。あくまでも俺の目的はシャルルだ。余計な事をするつもりはない。
 オークションを眺めていると、突後ろから声をかけられた。その声に俺は聞き覚えがあった。

 「司!?」

 そこにはまさかの人物が居た。そう、遊輝だ。

 「遊輝!?何でここに……」

 向こうも驚いているのか、椅子から立ち上がって俺のほうに詰め寄ってきた。

 「お前何でここにいるんだよ!?」

 不味い、まさかこんな所で出会う事になるとは予想もしていなかった。何て言って納得させればいい?……

 「遊輝……悪いがお前の質問に俺はほとんど答えられない」

 考えた末に出した答えは、”答えられない”というものだった。何も思いつかなかったのだ。

 「答えられないって、そんなので納得なんてできるかよ!エルフ族達を大勢捕えておいてそんな事が言える立場じゃないだろ」

 フィオラにかかっている呪いもある。あまり情報を与えなくないのが正直なところだ。

 「私の前でも言えませんか?」

 俺が言葉を思案していると、遊輝の隣に一人の女性が来た。その人物には見覚えがあった。

 「君はあの時戦ったエルフの…………あぁ、言えない」
 「随分と卑怯で薄情な人なんですね……ユウキのお友達とはとても思えません」

 こちらにも事情があるが、それは言いたくない。弁明ができない以上、そう思われても致し方ない。甘んじて受け入れるしかない。

 「クロリム!そこにいるのでしょ?何があったのか私に話す義務というものがあるでしょう?」

 突然姿もないのに別の誰かの声がした。この声にも聞き覚えがある。それにクロリムを名指ししているところを聞くにシャイニーだろう。

 「フンなの!そんなの知らないの!クロリムとツカサは今大事な任務中なの!」

 クロリムの奴、姿がないと思ったらいつの間にかデッキに隠れていたのか。デッキの中から声だけが聞こえてくる。

 「何が任務よこのおバカ!」
 「バカって言うな!クロリムはバカじゃない!それにこっちの事情も知らないで勝手な事ばっか言うんじゃないの!クロリムとツカサは黄の国のお姫様を助けに来てる真っ最中なの!」

 クロリムは言わなくてもいい事をペラペラと。

 「クロリム!余計な事を喋るなといつも言ってるだろ!」
 「うぅ……ごめんなの……」

 これ以上クロリムに話させると、またボロを出しかねないな。

 「話さないと分からない事もあるんじゃないのか?」
 「俺もそう思う……だが話せない。抗弁を垂れる気はない、好きに俺の事を罵ればいい」

 遊輝の言う事は最もだ。だが、これ以上話す必要は今はない。

 「さぁさぁ!!今回の奴隷オークション……最後にして最大の目玉の登場だぁ!!今回の目玉!なんと!黄の国のお姫様にして黄の国を統治する……シャルル・シャルトルーズだぁ!!」

 どうやら来たようだ。俺は遊輝から視線を逸らして会場の方を見た。
 シャルルで間違いない。取り敢えずは無事のようだ。

 何人かの客が競る金額を提示している。
 遅れる訳にはいかないと思い、俺もそこに参戦した。

 「140枚!」

 金貨140枚はかなりの大金だろうが、俺の手持ちはまだまだ余裕だ。

 「お前まさかあの子を競り落とす気か!?」
 「……」

 遊輝が後ろから話しかけて来るが俺は対応しなかった。
 今は競りに集中したい。

 「300枚だぁ!」

 随分と大きな声を張り上げると思ったら、件のロッソ領主か。一気に金額を上げてきたが負ける訳にはいかない。

 「おーっとここで一番高い金額が出ましたぁ!他にいらっしゃいますかぁー!」
 「……305枚」

 周りの諦める声を余所に俺は金額を更に上げた。

 「おいおい……この俺の前で落札しようなんて随分と威勢がいいじゃねぇか!」

 ロッソ領主が二階から降りて来た。随分と悪人ずらに見えるな。それに、言い分も理解ができない。

 「……そんなルールはない筈ですが?」
 「ここでは俺様がルールなんだよ?分かるだろ?ここで俺様……ゴードルフ・フォン・ロッソがどういう立場の人間だって事がお前にも」

 横暴だな、この人。

 「分からないですね……ここのルールに従って俺は参加をしています。文句言われる筋合いはないです」
 「ハハッ!!この俺様を目の前にして言いやがったな?その威勢の良さは気に入ったぞ?なら、俺様とデュエルで決着っていうのはどうだ?お前が勝ったらあの奴隷は譲ってやる。俺様が勝ったらその時はあの奴隷……そしてお前も俺のものになれ!」

 デュエルだと?こっちは競りで勝負をしに来たというのに。だが、諦める様子も見えない。なら、ここは乗るしかないか。

 「いいでしょう……それしかこの場を収める事ができないというのであれば受けて立ちます」

 まさかこんな所でデュエルになるとはな。だが、シャルルの身柄がかかっているんだ。撒ける訳にはいかないな。




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