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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第51話:張り巡らされた策謀

第51話:張り巡らされた策謀 作:チュウ

※(ユウキ視点に戻ります)


 「皆、無事だよな……いや、俺が信じなくてどうすんだよ!とにかく今はフレアに追いつかないと」

 どっちに行ったんだ?
 あの酔いどれアイドルに勝った後からそれなりに町中を走って探しているが、フレアとサラさんが見つからない……デュエルをしていたらそれなりに大きな音が聞こえてきてもいいんだけどな。

 「こっちか?」

 ヤバいな……土壺に嵌っているんじゃないかってくらい迷っている気がする。土地勘がないから町の景色の違いも細かくは分からないから余計迷いやすくなってる気がするし、追いつけるか不安になってきたな……

 俺はひたすら町中を走っていたところ、人影を見つけた。
 ん?あの人影は……サラさんじゃないか!?

 「サラさん!」

 やっと追いついたみたいだ。
 けど、何で屈んでいるんだ?誰かが横になっているけど……って!

 「フレア!?」

 「ユウキ様!」

 「サラさん!フレアは……」

 何で横になっているんだ!?服とか黒く汚れているし、意識を失っているのか?

 「大丈夫ですユウキ様。フレア様は激戦を繰り広げた直後なので意識を失っているだけです。命に別状はありません」

 「よかった……」

 肝が冷えたぞ……

 「ん?それは?」

 俺はサラさんが持っている怪しく光る玉が目に入った。
 確か白い服の男が持っていたやつだった気が……

 「これですか?フレア様が抵抗激しい敵から何とかもぎ取った物です。誰にも取られないように私が持っているんです」

 そうだったのか……大変だったんだなフレア。

 「この騒ぎの主犯は撤退した様ですし、今はフレア様を休める所へ移動しませんか?」

 確かに。ここじゃ休めないよな。

 「そうですね。城の方へ戻った方が……」

 「ここからなら教会が近いのでまずはそちらに行きましょう。意識のないフレア様をユウキ様に運んでもらわないといけませんから長距離の移動をするよりも、一度近場で休んでいきましょう」

 それもそうか……なら。

 「そうですね。案内お願いしますサラさん。俺はフレアを運びますので」

 「えぇ、ついて来てください」

 サラさんに案内されて10分程歩くと教会が見えて来た。俺はフレアを負ぶさって移動していたが、目を覚ます気配はない……か。あのフレアがここまで傷つくなんてな……それ程敵が強かったみたいだな。目が覚めたら労わないとな。

 「ここが教会か……ん?」

 教会の扉の前でサラさんが身体を少し屈ませているのが見えた。

 「何してるんですか?」

 俺はサラさんの近くまで行くと、サラさんが教会の扉の鍵穴に何か細い物を入れてガチャガチャしていた。その仕草はキーピックでも使っている様なものだった。

 「お見苦しい所を見せてしまいましたね……実は急いでいた時に鍵を落としてしまったようで……その、昔からこういった事がそこそこ得意なもので。あまり詮索しないで頂きたいです……」

 そうなのか……まぁ、この世界って貴族以外の生活は割と厳しい一面もあるみたいだし、生きるために人には言えない事もしているのだって珍しくないのかもな。前に戦った野盗も酷い扱いを受けている様だったしな。

 ガチャ

 「開きました!」

 鍵が開いた音がした。どうやら開錠は上手くいったみたいだ。そこそこ得意と言っていただけあってそんなに時間もかからずに開けられたな。テレビや漫画でしかそういったシーンを見たり聞いたりする事がないからいけない事なのかもしれないが、素直に凄いと思ってしまった。
 教会の中は薄暗くてよく見えない。広さはそこそこあって長い椅子が幾つも置いてあり、奥には教壇が設置されている。イメージ通りの教会の内装だ。

 「誰?」

 すると、奥から子供の声がした。
 よく見ると、教壇の近くに複数の子供がいた。

 「大丈夫ですよ、落ち着いて」

 サラさんが落ち着いた声で子供に呼びかけた。

 「シスター……様?」

 「あの時のお姉さんだ!」

 子供達が思い思いの言葉を話し始め、教会内に声が反響した。
 俺も子供達を見たが、その中にサラさんと初めて会った時に出会った少年の姿もあった。

 「あの時はお金ありがとー!」

 お金?もしかして、サラさんが少年に持たせた袋……俺はてっきりお菓子だと思っていたが、お金だったのか?

 「いえいえ……」

 サラさんの声は優しく、子供をあやしている様にも聞こえた………………だが。





 ……俺は猛烈な違和感を覚えた。何かがおかしいとそう感じ始めていた。

 そもそもサラさんってシスターなんだからここで働いているって事だよな……鍵を落としたとか言っていたし。だけど、その働いているシスターさんに対して子供達の反応が何となくよそよそしいというか、初めて対面した感じがするんだよな……

 教会に通う子供事情なんて知らないが、少なくとも何度かはサラさんを見ているよな……ここに逃げ込んだって事は少なくともこの教会を知っていたって事だろうし。

 あの時の少年に至っては、”お姉さん”呼びだ。あの時のやり取り的にはよく見知った仲だと思ったんだが……そもそもお金を持たせる理由ってなんだ?

 「どうしました?ユウキ様?」

 サラさんがこっちも見てそう言った。さっきと変わらない様子で。

 「サラさんは、ここで働いているんですよね?」

 「そうですよ?それが何か?」

 やはり、違和感が拭えない。……もしもの話しだ。

 エルミアと一緒に奴隷売買所を探していた事を何らかの理由でサラさんが知っていたのなら、あの少年を使って疑われる事なく俺達に近づく。宗教勧誘なんかの手口と一緒だよな。子供をダシに使って断り辛くさせたり、油断を誘ったりするやつだ。そして、俺達を奴隷売買所へ案内をする……その後の俺達の動きの有無は関係なく、その晩に青の国の襲撃という名目で騒動を起こす……体よく俺達の前にまた現れて案内役を買って出る……俺が顔見知りだから疑われる事もない。そして今、サラさんが手に持っているマジックアイテムは人の魂を吸収する効果がある……

 もし……サラさんが青の国と繋がりがあって、その目的が俺やフレアの命を直接狙ってる事だとしたら……今の状況ってまさに理想的な展開だよな……

 「どうしたんですユウキ様?こちらへ来てください。フレア様を休ませないと……」

 サラさんの笑顔は変わらない。
 俺はサラさんの動きを注視していた。そして、俺は見逃さなかった。その手に持っていたマジックアイテムである宝玉がわずかに出している怪しい光が強くなっていくのを。

 俺は咄嗟に外の方へ逃げようとしたが……

 「……フフ、感はいい方だけど…………判断が遅いですね?」

 宝玉から強い光が放たれた。

 「ヤバッ!?」

 俺は終わったと思った……





 だが、何かがその光を防いだ。

 「シャイニー!?」

 俺の目の前でシャイニーが光をバリアの様な魔法で防いでいた。

 「間一髪ですね!」

 助かった……危うく死ぬところだった。放たれていた光が弱まっていった。そして、光で遮られていたサラさんの姿が現れたが、先程とは違う姿をしていた。目は赤く、額には小さいが角が生えており、背中からは黒い羽が左右1枚ずつあった。

 「サラさん……その格好は?……」

 「あぁ〜これですか?これが私の本当の姿。魔人族としての姿ですよ」
 
 魔人族!?人間じゃなかったのか……
 
 「純粋な魔人族ではなさそうですね。どういう事か説明して貰えると助かります」

 シャイニーの言葉の意味が俺には分からない。魔人族に違いがあるのか?

 「あぁ〜分かっちゃうんだ。流石はこの世界の黎明期から存在している精霊様ですね」

 「シャイニーどういう事だ?」

 「彼女の中の魔力が大きく乱れています。これは人間を魔人族に改造した後に見られる症状です。魔人族同士での交配で生まれてきた者にはない症状なので……」

 シャイニーの昔話しにあった人間と精霊を実験台にして作られたってやつか。

 「その技術は故人であるディモンドにしか扱えないものです。貴女は何者ですか?」

 「アハッ!魔人族の改造技術が確立しているのだから、当の本人が自分にやっても不思議じゃないでしょ?」

 自分にって……まさか!?

 「ディモンドは魔人族として今も生きてる?」

 「そんな……事って……」

 俺の気づいた一言にシャイニーは絶句した。

 「そんなにショックを受けないで下さいよ。昔馴染みと会えるのですから……ね?」

 「あんな狂人と会いたくなどありません!」

 シャイニーが強く拒絶するのも分かる気がする。昔話し通りなら、大罪人だもんな。

 「サラさん。何で貴女は魔人族になったんだ?」

 「魔人族の身体って便利なんですよ!疲れ知らずで食事も殆ど取らなくてもいいんです!」

 「そんな理由で……」

 「そんな理由?……ユウキ様は死ぬ程飢えた事がありますか?貴族に死ぬ程こき使われた事は?」

 なっ、何だ急に……

 「ないですよね?聞くところによると、異世界とやらは大層裕福だそうですね?程度の差はあれど、飢える事はまずないと。羨ましい限りです」

 それはそうかもしれないが……

 「私はですね、貴族が嫌いです。人間が嫌いです。エルフも獣人も魔人族も精霊も女神様だって嫌いです。そして、この世界が大嫌いです!だ・か・ら!この世界をぶち壊そうって決めたんです!その為の力をディモンド様は授けて下さいました!あの方こそまさに神!私はあの方を信仰するシスターなのです!」

 俺には狂っている様にしか見えない……だか、彼女の過去がどれだけ凄惨だったとしても全てを壊していい筈がない!

 「そんな事、やっていい筈ないだろ!」

 「もとより理解して貰えるとは思ってません……本当なら、ユウキ様とフレア様は私の後ろにいる子供達の様に魂を抜き取られる筈でしたのに。あと少しのところで上手くいきませんでした」

 薄暗くて見えなかったが、サラさんの後ろをよく見ると子供達が微動だにせず倒れていた……

 「心が痛まないのか!こんな……こんな酷い事を!!」

 「言ったでしょう?人間が嫌いだと。子供も例外ではありません……それにこれは慈悲ですよ?あの子達は貧困層の子供です。この先生きていても、遅かれ早かれ死ぬでしょう。ならば苦しませずに安らかな眠りにつく事は悪い事ではないでしょう?」

 こいつ……いや、落ち着け俺!今は情報を得たい。冷静になれ。

 「……これは最初から仕組んでいたのか?」

 俺はまず、自分が覚えた違和感の正体について答え合わせをするためにサラさんに問いかけた。

 「フフッ……都合よく目的地に案内してくれる現地人がいきなり現れる訳ないじゃないですか?今回の事はユウキ様と会う前から計画していた事です。今後の計画で一番の障害となるのは、現状貴方とフレア様だと私含め、ディモンド様やモディファー様も考えています」

 やっぱりそうだったのか。というか、敵の主だった人物に警戒されてんのかよ……

 「その手に持っている物……星骸の宝玉ですよね?何故貴女がそれを持っているのですか?」

 「私が持ち込んだ物ではないのですよ?シャイニー様。これは元々モディファー様が持っていた物を異世界人に渡して今回の計画に使用しただけです」

 「シャイニーはあれが何なのか知っているのか?」

 「知っているも何も、あれは元々クロリムが管理している”深界神殿アビスリウム”に安置されている神器です」

 元々クロリムの物って事か。

 「ですが、人の魂を取る何て効果はなかった筈……元々は深界神殿アビスリウムに眠る死者の魂を安らげる物の筈です」

 「死者の魂を安らげる?」

 「深界神殿アビスリウムは、昔に女神の裁きや戦争によって亡くなってしまった精霊の魂を永遠に眠らせる場所……言わば精霊の墓地です。その魂は人間に対して酷く怒っています。なので、その魂が暴走しないように星骸の宝玉を安置して魂を沈めているのです」

 待てよ?星骸の宝玉が深界神殿アビスリウムから持ち出されているって事は……

 「なぁ、深界神殿アビスリウムに眠るその……精霊の魂とやらは大丈夫なのか?」

 「大丈夫ではないでしょうね。恐らくはいつ暴走しても不思議ではないのかもしれません……モディファーが奪ったのか、クロリムが止む終えず渡してしまったのか分かりませんが、かなりの問題ですね」

 「そんなに問題なのですね?私は知りませんでした。因みにこの星骸の宝玉、その効果が変わっているのはモディファー様の力だそうです。曰く、モディファーとは書き換える者という意味だそうですよ?」

 書き換える……そいつの能力で星骸の宝玉の効果が変わってしまったと言う事なのか。

 「で?どうします?ここで私を見逃して下さると嬉しいのですが?」

 何だこの挑発的な態度……駄目だ、我慢の限界だ。

 「見逃す訳ないだろ!デュエルだ!お前を許す訳にはいかない!ここでお前を倒してその星骸の宝玉を取り返す!」

 「ユウキ!アンティルールを!口約束だけでは信用できないですよ、この女は」

 確かにそうかもしれない。これ程の策士なんだから嘘をついていても不思議じゃない。

 「いいでしょう、ユウキ様……いえ、愚かな人間よ!そのアンティルールも受けましょう。私の名はサラ改めサリエラ。その命、刈り取らせてもらう!」

 「「デュエル!!」」
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