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第103話:衝突する憤怒と魔王 作:チュウ
ツカサ:LP8000
ダキム:LP8000
「俺様の先攻だぁ!手札からフィールド魔法《六世壊=パライゾス》を発動!」
フィールド魔法スタートか。この時点でもう他の獣人とは違うのが分かる。そんな事を考えていると横にいたクロリムが騒ぎ始めた。
「うえぇぇ!!?な、なんで!?なんで獣人がそんなカード持っているのよ!」
「なんだ急に!うるさいぞ!」
クロリムの大きな声にかなりビックリしてしまった。そんなにヤバいカードなのか?まだフィールド魔法を使っただけに見えるが……
「ガハハハッ!なんでと聞かれても困っちまうぜ。別に誰かから貰った訳じゃァねぇ。俺様がちゃんと契約したカードなんだからよ!俺様はこのカードの発動時の効果処理で、デッキから《クシャトリラ・ユニコーン》を手札に加え、自身の効果で特殊召喚するぜ!」
《クシャトリラ・ユニコーン》
効果モンスター
星7/風属性/サイキック族/攻2500/守2100
「《クシャトリラ・ユニコーン》の起動効果!デッキから《クシャトリラ・パーピアス》を手札に加えて発動するぜ!デッキから《クシャトリラ・ハヌマン》を守備表示で特殊召喚!」
《クシャトリラ・ハヌマン》
効果モンスター
星7/炎属性/サイキック族/攻2000/守2800
このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しか使用できず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または「クシャトリラ」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「クシャトリラ・ハヌマン」を除く、「クシャトリラ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、自分はEXデッキからXモンスターしか特殊召喚できない。
③:このカードの攻撃宣言時、または相手がカード効果を発動した時に発動できる。相手フィールドのカード(表側表示)1枚の効果を無効にして裏側表示で除外する。
「このカードの効果で俺様は、《クシャトリラ・ライズハート》を特殊召喚!」
《クシャトリラ・ライズハート》
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1500/守2100
「俺様の場の《クシャトリラ・ハヌマン》と《クシャトリラ・ユニコーン》の2体でエクシーズ召喚!《クシャトリラ・シャングリラ》!」
《クシャトリラ・シャングリラ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/炎属性/サイキック族/攻0/守3000
赤い光を点々と発光させる黒く大きな要塞?の様なものが出現した。クシャトリラの母艦の様なものなのか?守備力は高いが攻撃力はないんだな。
「《クシャトリラ・ライズハート》が召喚・特殊召喚したターンの自分メインフェイズに、デッキから罠カード《クシャトリラ・ビックバン》を除外して①の効果を発動するぜ!相手のデッキの一番上から3枚を裏側で除外し、このカードのレベルを7にする!」
裏側で除外!?
除外されたのは《奈落の落とし穴》《悪王アフリマ》《悪魔の技》か……
「クロリム、裏側で除外されたらそのカードは再利用できるのか?」
「カードのステータスを参照する様なものはできないのよ。カードを戻すだけならいいんだけど……それができるのはこれからアイツが出すであろうモンスターくらいで数が少ないのよ。だから最強の除去手段と言っても過言ではないのよ」
裏側除外……かなり厄介だな。このまま除外カードが増えると俺のデッキ的にしんどいぞ。
「ガハハハッ!俺様の最強戦術にひれ伏せ!!除外された《クシャトリラ・ビックバン》の効果!《クシャトリラ・シャングリラ》のエクシーズ素材である《クシャトリラ・ハヌマン》を手札に戻し、守備表示で特殊召喚するぜ!」
《クシャトリラ・ハヌマン》
効果モンスター
星7/炎属性/サイキック族/攻2000/守2800
「そして!カードが除外された事で、《クシャトリラ・シャングリラ》の効果!お前のフィールドを一か所使用不能にする!」
し、使用不能だと!?フィールドそのものに干渉する効果とかありかよ……
俺のモンスターゾーンが一か所使えなくなってしまった。
「そしてそしてぇ!《クシャトリラ・ライズハート》1体でエクシーズ召喚!」
1体でエクシーズ召喚!?
「エクシーズ召喚には、最低でもモンスター2体が必要の筈……」
「コイツはなぁ、《クシャトリラ・シャングリラ》の効果が発動したターンに、自分の《クシャトリラ》モンスター1体の上に重ねる事ができるんだよぉ!来い!《クシャトリラ・アライズハート》!」
《クシャトリラ・アライズハート》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/機械族/攻3000/守3000
「これでターンエンドだ。コイツを突破する手があるのかぁ?」
舐めやがって……だが、事実このモンスター達は強い。展開に使ったモンスターですら妨害効果を持ってるとか常軌を逸している。おまけにあのアライズハート、墓地を完全に封殺しに来ている。まずはあのモンスターを何とかしないと。
「俺のターン、ドロー!」
このカードは!
「いいカードなのよ!それならアイツを無力化できるのよ!」
「俺は手札から罠カード《無限抱擁》を《クシャトリラ・アライズハート》を対象に発動!そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする!」
コイツは罠カードでありながら自分の場にカードがなければ手札から即座に発動できる。罠カードは一度セットしないといけないルールの中、この効果は本当に使いやすい。クロリムに無理して作ってもらった甲斐があった。
「なにぃ!?クソ……だが、俺様の場にはまだハヌマンがいる。それにコイツの効果を忘れちゃ困るぜ!このスタンバイフェイズに《クシャトリラ・シャングリラ》の効果を発動!デッキから《クシャトリラ・オーガ》を特殊召喚するぜぇ!」
《クシャトリラ・オーガ》
効果モンスター
星7/水属性/サイキック族/攻2800/守1000
《クシャトリラ・ハヌマン》も《クシャトリラ・オーガ》もかなり厄介なカードなのは間違いない。だが、墓地を使えるようになった事で、戦略の幅が大きく戻った。
「墓地さえ使える様になればやり様は幾らでもあるさ!俺はデッキから《闇黒の影王デュークシェード》を墓地へ送り、手札の《幼魔竜ディアボロス》の①の効果を発動!このカードを特殊召喚する!」
《幼魔竜ディアボロス》
効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守1000
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」のカード名が記されたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードがフィールドに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:このカードがリリースされた場合に発動できる。デッキから「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」またはそのカード名が記されたカード1枚を手札に加える。
③:このカードと「闇黒の魔王ディアボロス」が墓地に存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを特殊召喚する。その後、このカードをリリースできる。このターン、自分フィールドの「闇黒の魔王ディアボロス」は効果では破壊されず、その攻撃力は1000アップする。
「さぁ!ニューデッキの力を見せてやるのよ!」
前にクロリムが強化をしてくれた俺の罠デッキ。実戦での使用感を試すのにいい機会だ。
「あぁ!これでもかというくらいにな!墓地の《闇黒の影王デュークシェード》の効果を《幼魔竜ディアボロス》をリリースして発動!このカードを特殊召喚する!」
《闇黒の影王デュークシェード》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードがフィールドから離れる場合にデッキに戻る。この効果の発動後、自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードの攻撃力は自分フィールドの闇属性モンスターの数×300アップする。
③:自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地・除外状態の「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」または「闇黒の影王デュークシェード」以外のそのカード名が記されたカード1枚を手札に加える。
●デッキから「闇黒の魔王ディアボロス」1体を墓地へ送る。
「今、リリースされた《幼魔竜ディアボロス》の②の効果!」
「チッ!なら《クシャトリラ・オーガ》の効果も発動させてもらうぜぇ!」
チェーン1:《幼魔竜ディアボロス》
チェーン2:《クシャトリラ・オーガ》
「お前のデッキトップ5枚を俺様が見て、その中から1枚を裏側で除外する!」
デッキに直で触れるのか……なにが除外される?
「クソ!わっかんねー……これだぁ!」
選ばれたのは罠カードの《天龍雪獄》か。さして痛くないが……成程、さっきの効果を適格に使うにはカードへの理解が必要だ。幾ら強いカードを扱っていようが、知識はそこまでではなさそうだな。
「なら、こっちも効果を解決させる。《幼魔竜ディアボロス》の効果でデッキから《闇黒呪縛-シャドウ・カースド-》を手札に加える」
《闇黒呪縛-シャドウ・カースド-》
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「悪魔嬢」モンスター1体と「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」のカード名が記されたモンスター1体を手札に加える。その後、手札を1枚墓地へ送る。
②:自分フィールドに「闇黒の魔王ディアボロス」が存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。自分フィールドから、融合素材モンスターをリリースし、ドラゴン族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚する。
「今加えた《闇黒呪縛-シャドウ・カースド-》を発動!デッキから《悪王アフリマ》と《悪魔嬢コリス》を手札に加え、手札の《強制脱出装置》を墓地へ送る」
この魔法カードのお陰で必要なキーカードが一気に揃う様になったな。かなり使いやすい。
「手札の《悪王アフリマ》を捨て、デッキから《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》を手札に加え、《悪魔嬢コリス》の効果も1000ライフ払って手札から発動!」
ツカサ:LP8000→LP7000
《悪魔嬢コリス》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻500/守1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、1000LP払って発動できる。デッキから「悪魔嬢」のカード名が記された通常罠カード3枚を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚を選ぶ。そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードは墓地へ送る。その後、このカードを手札から特殊召喚できる。この効果の発動後、自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードがリリースされた場合に発動できる。このカードを手札に加える。
「デッキから《悪魔嬢の囁き声》3枚を見せる!」
これで確定サーチだ。
「全部同じじゃねーか!!」
「その通りだ。従って、《悪魔嬢の囁き声》をセットし、残りは墓地へ送る。そのままセットした《悪魔嬢の囁き声》の効果を発動!」
《悪魔嬢の囁き声》
通常罠
このカードが「悪魔嬢」モンスターの効果でセットされた場合、このカードはセットしたターンでも発動できる。このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:デッキから「悪魔嬢」モンスター1体を手札に加えるか特殊召喚する。この効果の発動時に、自分フィールドに「悪魔嬢」モンスターまたは自分フィールドゾーンに「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」が存在する場合、さらに自分のデッキ・墓地から「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」のカード名が記されたモンスターまたは「闇黒の魔王ディアボロス」1体を手札に加えるか墓地へ送る事ができる。この効果で特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル3の悪魔族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットされたこのカードがフィールドから離れる場合に除外される。
「このカードは《悪魔嬢》モンスターの効果でセットされた場合、セットしたターンに発動できる!デッキから《悪魔嬢リリス》を特殊召喚する!」
《悪魔嬢リリス》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻2000/守0
「手札からフィールド魔法《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》を発動!」
「なんだぁ?テメェの場が暗くなりやがったな……」
向こうもフィールド魔法を発動しているからなのか、いつもの様にフィールド全体を暗くしなかったな。俺の場だけで、向こうはパライゾスのままだ。
「これ以上、俺の場をお前のカードで侵略はさせない」
「はん!俺様の最強の侵略者、《クシャトリラ》に敵う訳ないだろうがぁ!今までの奴も、こいつ等には手も足も出なかったんだからなぁ!」
並のカードじゃ対抗するのは厳しいだろう。1枚1枚が切り札みたいに強いからな。
「なら、俺が手も足も出してそのフィールドに踏み込んでやるよ!《悪魔嬢リリス》の効果を闇属性となった《クシャトリラ・シャングリラ》をリリースして発動!」
《クシャトリラ・アライズハート》をさっさと除去したいが、先にあの母艦だ。耐性持ちは突破し辛いし、後続をまた呼ばれたら厄介だ。
「なに!?戦闘・効果への破壊耐性を持っている筈……何故だぁ!?」
「破壊じゃなくてリリースだからなのよ!そんなのも分からないのよ?」
クロリムがダキムを煽る煽る。ダキムも分かりやすく表情に出ているな……
「分かるかぁ!!同じだろうがぁ!」
その気持ちは分からなくもないが、違うのだから仕方がない。
まぁいい、とにかくこれで母艦がなくなり俺の場の封鎖も解除された。
「続けるぞ。デッキから通常罠カードを3枚相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。そのカードをセットし、残りはデッキに戻す。選ぶのは《悪魔嬢の誘い手》《ディストーション・ピアシング》《悪魔の技》だ」
「クソ!左だぁ!」
《悪魔嬢の誘い手》か。当たりだな。
「テメェがカード効果を発動したからハヌマンの効果を発動する!その忌々しそうなフィールド魔法を裏側で除外する!」
フィールド魔法が狙われたか。だが、問題はない。
「なら、《闇黒の影王デュークシェード》の効果!デッキから《闇黒の魔王ディアボロス》を墓地へ送る!そして、今セットされた《悪魔嬢の誘い手》を《悪魔嬢リリス》をリリースして発動!」
《悪魔嬢の誘い手》
通常罠
このカードが「悪魔嬢」モンスターの効果でセットされた場合、このカードはセットしたターンでも発動できる。このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。相手フィールドのモンスター1体のコントロールを得る。この効果を発動するために「悪魔嬢」モンスターをリリースした場合、そのリリースしたモンスターをエンドフェイズに墓地から特殊召喚できる。
②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル3の悪魔族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットされたこのカードがフィールドから離れる場合に除外される。
「お前の場の《クシャトリラ・アライズハート》のコントロールを得る!」
「俺様の切り札がぁ!?何しやがるテメェ!」
これでほぼ準備が整った。あとは……
「俺の場の闇属性モンスターがリリースされた事で、墓地の《闇黒の魔王ディアボロス》の効果を発動!自身を特殊召喚する!」
《闇黒の魔王ディアボロス》
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
「《闇黒の魔王ディアボロス》の効果で俺の場の《悪魔嬢コリス》をリリースし、相手は自身の手札1枚をデッキの一番上か下に戻さなければならない!」
「めんどくせー!!コイツを下に戻す!」
少しでも手札を少なくできれば次のターンが楽になるかもしれないからな。流石におれのモンスターの攻撃力じゃ奴のモンスターのステータスを超えるのは難しい。《クシャトリラ》は何でいちいち攻守が高いんだよ……
「リリースされたコリスは自身の効果で手札に戻す……さぁ、バトルだ!《クシャトリラ・アライズハート》でオーガに攻撃!」
奴のフィールド魔法の効果で奴のモンスターの攻守は自身のフィールドのモンスターの属性の数×100アップしている……オーガの攻撃力は現在3000。つまり……
「同士討ち狙いかぁ……めんどくせぇ」
オーガとアライズハートが激突し、互いに消滅した。
「これで、お前の場のモンスターはハヌマンだけだ。守備力2900なら俺のモンスターで破壊可能だ。行け!《闇黒の魔王ディアボロス》でハヌマンに攻撃!」
《闇黒の魔王ディアボロス》の黒い闇を纏った爪によってハヌマンは引き裂かれ破壊された。
「最後に《闇黒の影王デュークシェード》でダイレクトアタック!」
ダキム:LP8000→LP5400
「メインフェイズ2に入る。手札から2枚目の《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》を発動!」
ダキムがまたかよ!見たいな表情をしている。相当イライラしているな。
「更に墓地の魔法カード《闇黒呪縛-シャドウ・カースド-》を除外して②の効果を発動する!俺の場のモンスターである《闇黒の魔王ディアボロス》と《闇黒の影王デュークシェード》をリリースして融合召喚!闇黒の鎖で全てを縛れ!《闇黒の呪縛魔王ディアボロス・カースド》!」
《闇黒の呪縛魔王ディアボロス・カースド》
融合・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守2500
「闇黒の魔王ディアボロス」+フィールドの闇属性モンスター
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はこのカードをリリース及び効果の対象にできず、カード名を「闇黒の魔王ディアボロス」として扱う。
②:相手の魔法・罠カードの効果が発動した時、自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。その効果を無効にして持ち主のデッキの一番下に戻す。自分フィールドゾーンに「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」が存在する場合、相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースしてこの効果を発動する事もできる。
③:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。相手フィールドの闇属性の通常モンスターのコントロールを可能な限り得る。
俺も初めて見るディアボロスの新たな姿。元々かなり禍々しい感じだったが、より凶悪さが増した感じがする。お前が魔王だろと言われてもこれは言い訳ができないレベルだな。
「エンドフェイズに《悪魔嬢の誘い手》でリリースした《悪魔嬢リリス》を守備表示で特殊召喚するし、フィールド魔法の効果で《シャドウトークン》2体を俺の場に生成する」
罠は少ないがやれる事はやった。持久戦に持ち込めば恐らくは俺が勝つだろうから焦らずに相手を追い詰めて行こう。
ダキム:LP8000
「俺様の先攻だぁ!手札からフィールド魔法《六世壊=パライゾス》を発動!」
フィールド魔法スタートか。この時点でもう他の獣人とは違うのが分かる。そんな事を考えていると横にいたクロリムが騒ぎ始めた。
「うえぇぇ!!?な、なんで!?なんで獣人がそんなカード持っているのよ!」
「なんだ急に!うるさいぞ!」
クロリムの大きな声にかなりビックリしてしまった。そんなにヤバいカードなのか?まだフィールド魔法を使っただけに見えるが……
「ガハハハッ!なんでと聞かれても困っちまうぜ。別に誰かから貰った訳じゃァねぇ。俺様がちゃんと契約したカードなんだからよ!俺様はこのカードの発動時の効果処理で、デッキから《クシャトリラ・ユニコーン》を手札に加え、自身の効果で特殊召喚するぜ!」
《クシャトリラ・ユニコーン》
効果モンスター
星7/風属性/サイキック族/攻2500/守2100
「《クシャトリラ・ユニコーン》の起動効果!デッキから《クシャトリラ・パーピアス》を手札に加えて発動するぜ!デッキから《クシャトリラ・ハヌマン》を守備表示で特殊召喚!」
《クシャトリラ・ハヌマン》
効果モンスター
星7/炎属性/サイキック族/攻2000/守2800
このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しか使用できず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または「クシャトリラ」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「クシャトリラ・ハヌマン」を除く、「クシャトリラ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、自分はEXデッキからXモンスターしか特殊召喚できない。
③:このカードの攻撃宣言時、または相手がカード効果を発動した時に発動できる。相手フィールドのカード(表側表示)1枚の効果を無効にして裏側表示で除外する。
「このカードの効果で俺様は、《クシャトリラ・ライズハート》を特殊召喚!」
《クシャトリラ・ライズハート》
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1500/守2100
「俺様の場の《クシャトリラ・ハヌマン》と《クシャトリラ・ユニコーン》の2体でエクシーズ召喚!《クシャトリラ・シャングリラ》!」
《クシャトリラ・シャングリラ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/炎属性/サイキック族/攻0/守3000
赤い光を点々と発光させる黒く大きな要塞?の様なものが出現した。クシャトリラの母艦の様なものなのか?守備力は高いが攻撃力はないんだな。
「《クシャトリラ・ライズハート》が召喚・特殊召喚したターンの自分メインフェイズに、デッキから罠カード《クシャトリラ・ビックバン》を除外して①の効果を発動するぜ!相手のデッキの一番上から3枚を裏側で除外し、このカードのレベルを7にする!」
裏側で除外!?
除外されたのは《奈落の落とし穴》《悪王アフリマ》《悪魔の技》か……
「クロリム、裏側で除外されたらそのカードは再利用できるのか?」
「カードのステータスを参照する様なものはできないのよ。カードを戻すだけならいいんだけど……それができるのはこれからアイツが出すであろうモンスターくらいで数が少ないのよ。だから最強の除去手段と言っても過言ではないのよ」
裏側除外……かなり厄介だな。このまま除外カードが増えると俺のデッキ的にしんどいぞ。
「ガハハハッ!俺様の最強戦術にひれ伏せ!!除外された《クシャトリラ・ビックバン》の効果!《クシャトリラ・シャングリラ》のエクシーズ素材である《クシャトリラ・ハヌマン》を手札に戻し、守備表示で特殊召喚するぜ!」
《クシャトリラ・ハヌマン》
効果モンスター
星7/炎属性/サイキック族/攻2000/守2800
「そして!カードが除外された事で、《クシャトリラ・シャングリラ》の効果!お前のフィールドを一か所使用不能にする!」
し、使用不能だと!?フィールドそのものに干渉する効果とかありかよ……
俺のモンスターゾーンが一か所使えなくなってしまった。
「そしてそしてぇ!《クシャトリラ・ライズハート》1体でエクシーズ召喚!」
1体でエクシーズ召喚!?
「エクシーズ召喚には、最低でもモンスター2体が必要の筈……」
「コイツはなぁ、《クシャトリラ・シャングリラ》の効果が発動したターンに、自分の《クシャトリラ》モンスター1体の上に重ねる事ができるんだよぉ!来い!《クシャトリラ・アライズハート》!」
《クシャトリラ・アライズハート》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/機械族/攻3000/守3000
「これでターンエンドだ。コイツを突破する手があるのかぁ?」
舐めやがって……だが、事実このモンスター達は強い。展開に使ったモンスターですら妨害効果を持ってるとか常軌を逸している。おまけにあのアライズハート、墓地を完全に封殺しに来ている。まずはあのモンスターを何とかしないと。
「俺のターン、ドロー!」
このカードは!
「いいカードなのよ!それならアイツを無力化できるのよ!」
「俺は手札から罠カード《無限抱擁》を《クシャトリラ・アライズハート》を対象に発動!そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする!」
コイツは罠カードでありながら自分の場にカードがなければ手札から即座に発動できる。罠カードは一度セットしないといけないルールの中、この効果は本当に使いやすい。クロリムに無理して作ってもらった甲斐があった。
「なにぃ!?クソ……だが、俺様の場にはまだハヌマンがいる。それにコイツの効果を忘れちゃ困るぜ!このスタンバイフェイズに《クシャトリラ・シャングリラ》の効果を発動!デッキから《クシャトリラ・オーガ》を特殊召喚するぜぇ!」
《クシャトリラ・オーガ》
効果モンスター
星7/水属性/サイキック族/攻2800/守1000
《クシャトリラ・ハヌマン》も《クシャトリラ・オーガ》もかなり厄介なカードなのは間違いない。だが、墓地を使えるようになった事で、戦略の幅が大きく戻った。
「墓地さえ使える様になればやり様は幾らでもあるさ!俺はデッキから《闇黒の影王デュークシェード》を墓地へ送り、手札の《幼魔竜ディアボロス》の①の効果を発動!このカードを特殊召喚する!」
《幼魔竜ディアボロス》
効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守1000
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」のカード名が記されたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードがフィールドに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:このカードがリリースされた場合に発動できる。デッキから「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」またはそのカード名が記されたカード1枚を手札に加える。
③:このカードと「闇黒の魔王ディアボロス」が墓地に存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを特殊召喚する。その後、このカードをリリースできる。このターン、自分フィールドの「闇黒の魔王ディアボロス」は効果では破壊されず、その攻撃力は1000アップする。
「さぁ!ニューデッキの力を見せてやるのよ!」
前にクロリムが強化をしてくれた俺の罠デッキ。実戦での使用感を試すのにいい機会だ。
「あぁ!これでもかというくらいにな!墓地の《闇黒の影王デュークシェード》の効果を《幼魔竜ディアボロス》をリリースして発動!このカードを特殊召喚する!」
《闇黒の影王デュークシェード》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたこのカードがフィールドから離れる場合にデッキに戻る。この効果の発動後、自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードの攻撃力は自分フィールドの闇属性モンスターの数×300アップする。
③:自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地・除外状態の「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」または「闇黒の影王デュークシェード」以外のそのカード名が記されたカード1枚を手札に加える。
●デッキから「闇黒の魔王ディアボロス」1体を墓地へ送る。
「今、リリースされた《幼魔竜ディアボロス》の②の効果!」
「チッ!なら《クシャトリラ・オーガ》の効果も発動させてもらうぜぇ!」
チェーン1:《幼魔竜ディアボロス》
チェーン2:《クシャトリラ・オーガ》
「お前のデッキトップ5枚を俺様が見て、その中から1枚を裏側で除外する!」
デッキに直で触れるのか……なにが除外される?
「クソ!わっかんねー……これだぁ!」
選ばれたのは罠カードの《天龍雪獄》か。さして痛くないが……成程、さっきの効果を適格に使うにはカードへの理解が必要だ。幾ら強いカードを扱っていようが、知識はそこまでではなさそうだな。
「なら、こっちも効果を解決させる。《幼魔竜ディアボロス》の効果でデッキから《闇黒呪縛-シャドウ・カースド-》を手札に加える」
《闇黒呪縛-シャドウ・カースド-》
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「悪魔嬢」モンスター1体と「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」のカード名が記されたモンスター1体を手札に加える。その後、手札を1枚墓地へ送る。
②:自分フィールドに「闇黒の魔王ディアボロス」が存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。自分フィールドから、融合素材モンスターをリリースし、ドラゴン族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚する。
「今加えた《闇黒呪縛-シャドウ・カースド-》を発動!デッキから《悪王アフリマ》と《悪魔嬢コリス》を手札に加え、手札の《強制脱出装置》を墓地へ送る」
この魔法カードのお陰で必要なキーカードが一気に揃う様になったな。かなり使いやすい。
「手札の《悪王アフリマ》を捨て、デッキから《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》を手札に加え、《悪魔嬢コリス》の効果も1000ライフ払って手札から発動!」
ツカサ:LP8000→LP7000
《悪魔嬢コリス》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻500/守1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、1000LP払って発動できる。デッキから「悪魔嬢」のカード名が記された通常罠カード3枚を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚を選ぶ。そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードは墓地へ送る。その後、このカードを手札から特殊召喚できる。この効果の発動後、自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードがリリースされた場合に発動できる。このカードを手札に加える。
「デッキから《悪魔嬢の囁き声》3枚を見せる!」
これで確定サーチだ。
「全部同じじゃねーか!!」
「その通りだ。従って、《悪魔嬢の囁き声》をセットし、残りは墓地へ送る。そのままセットした《悪魔嬢の囁き声》の効果を発動!」
《悪魔嬢の囁き声》
通常罠
このカードが「悪魔嬢」モンスターの効果でセットされた場合、このカードはセットしたターンでも発動できる。このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:デッキから「悪魔嬢」モンスター1体を手札に加えるか特殊召喚する。この効果の発動時に、自分フィールドに「悪魔嬢」モンスターまたは自分フィールドゾーンに「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」が存在する場合、さらに自分のデッキ・墓地から「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」のカード名が記されたモンスターまたは「闇黒の魔王ディアボロス」1体を手札に加えるか墓地へ送る事ができる。この効果で特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル3の悪魔族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットされたこのカードがフィールドから離れる場合に除外される。
「このカードは《悪魔嬢》モンスターの効果でセットされた場合、セットしたターンに発動できる!デッキから《悪魔嬢リリス》を特殊召喚する!」
《悪魔嬢リリス》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻2000/守0
「手札からフィールド魔法《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》を発動!」
「なんだぁ?テメェの場が暗くなりやがったな……」
向こうもフィールド魔法を発動しているからなのか、いつもの様にフィールド全体を暗くしなかったな。俺の場だけで、向こうはパライゾスのままだ。
「これ以上、俺の場をお前のカードで侵略はさせない」
「はん!俺様の最強の侵略者、《クシャトリラ》に敵う訳ないだろうがぁ!今までの奴も、こいつ等には手も足も出なかったんだからなぁ!」
並のカードじゃ対抗するのは厳しいだろう。1枚1枚が切り札みたいに強いからな。
「なら、俺が手も足も出してそのフィールドに踏み込んでやるよ!《悪魔嬢リリス》の効果を闇属性となった《クシャトリラ・シャングリラ》をリリースして発動!」
《クシャトリラ・アライズハート》をさっさと除去したいが、先にあの母艦だ。耐性持ちは突破し辛いし、後続をまた呼ばれたら厄介だ。
「なに!?戦闘・効果への破壊耐性を持っている筈……何故だぁ!?」
「破壊じゃなくてリリースだからなのよ!そんなのも分からないのよ?」
クロリムがダキムを煽る煽る。ダキムも分かりやすく表情に出ているな……
「分かるかぁ!!同じだろうがぁ!」
その気持ちは分からなくもないが、違うのだから仕方がない。
まぁいい、とにかくこれで母艦がなくなり俺の場の封鎖も解除された。
「続けるぞ。デッキから通常罠カードを3枚相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。そのカードをセットし、残りはデッキに戻す。選ぶのは《悪魔嬢の誘い手》《ディストーション・ピアシング》《悪魔の技》だ」
「クソ!左だぁ!」
《悪魔嬢の誘い手》か。当たりだな。
「テメェがカード効果を発動したからハヌマンの効果を発動する!その忌々しそうなフィールド魔法を裏側で除外する!」
フィールド魔法が狙われたか。だが、問題はない。
「なら、《闇黒の影王デュークシェード》の効果!デッキから《闇黒の魔王ディアボロス》を墓地へ送る!そして、今セットされた《悪魔嬢の誘い手》を《悪魔嬢リリス》をリリースして発動!」
《悪魔嬢の誘い手》
通常罠
このカードが「悪魔嬢」モンスターの効果でセットされた場合、このカードはセットしたターンでも発動できる。このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。相手フィールドのモンスター1体のコントロールを得る。この効果を発動するために「悪魔嬢」モンスターをリリースした場合、そのリリースしたモンスターをエンドフェイズに墓地から特殊召喚できる。
②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル3の悪魔族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットされたこのカードがフィールドから離れる場合に除外される。
「お前の場の《クシャトリラ・アライズハート》のコントロールを得る!」
「俺様の切り札がぁ!?何しやがるテメェ!」
これでほぼ準備が整った。あとは……
「俺の場の闇属性モンスターがリリースされた事で、墓地の《闇黒の魔王ディアボロス》の効果を発動!自身を特殊召喚する!」
《闇黒の魔王ディアボロス》
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
「《闇黒の魔王ディアボロス》の効果で俺の場の《悪魔嬢コリス》をリリースし、相手は自身の手札1枚をデッキの一番上か下に戻さなければならない!」
「めんどくせー!!コイツを下に戻す!」
少しでも手札を少なくできれば次のターンが楽になるかもしれないからな。流石におれのモンスターの攻撃力じゃ奴のモンスターのステータスを超えるのは難しい。《クシャトリラ》は何でいちいち攻守が高いんだよ……
「リリースされたコリスは自身の効果で手札に戻す……さぁ、バトルだ!《クシャトリラ・アライズハート》でオーガに攻撃!」
奴のフィールド魔法の効果で奴のモンスターの攻守は自身のフィールドのモンスターの属性の数×100アップしている……オーガの攻撃力は現在3000。つまり……
「同士討ち狙いかぁ……めんどくせぇ」
オーガとアライズハートが激突し、互いに消滅した。
「これで、お前の場のモンスターはハヌマンだけだ。守備力2900なら俺のモンスターで破壊可能だ。行け!《闇黒の魔王ディアボロス》でハヌマンに攻撃!」
《闇黒の魔王ディアボロス》の黒い闇を纏った爪によってハヌマンは引き裂かれ破壊された。
「最後に《闇黒の影王デュークシェード》でダイレクトアタック!」
ダキム:LP8000→LP5400
「メインフェイズ2に入る。手札から2枚目の《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》を発動!」
ダキムがまたかよ!見たいな表情をしている。相当イライラしているな。
「更に墓地の魔法カード《闇黒呪縛-シャドウ・カースド-》を除外して②の効果を発動する!俺の場のモンスターである《闇黒の魔王ディアボロス》と《闇黒の影王デュークシェード》をリリースして融合召喚!闇黒の鎖で全てを縛れ!《闇黒の呪縛魔王ディアボロス・カースド》!」
《闇黒の呪縛魔王ディアボロス・カースド》
融合・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守2500
「闇黒の魔王ディアボロス」+フィールドの闇属性モンスター
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はこのカードをリリース及び効果の対象にできず、カード名を「闇黒の魔王ディアボロス」として扱う。
②:相手の魔法・罠カードの効果が発動した時、自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。その効果を無効にして持ち主のデッキの一番下に戻す。自分フィールドゾーンに「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」が存在する場合、相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースしてこの効果を発動する事もできる。
③:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。相手フィールドの闇属性の通常モンスターのコントロールを可能な限り得る。
俺も初めて見るディアボロスの新たな姿。元々かなり禍々しい感じだったが、より凶悪さが増した感じがする。お前が魔王だろと言われてもこれは言い訳ができないレベルだな。
「エンドフェイズに《悪魔嬢の誘い手》でリリースした《悪魔嬢リリス》を守備表示で特殊召喚するし、フィールド魔法の効果で《シャドウトークン》2体を俺の場に生成する」
罠は少ないがやれる事はやった。持久戦に持ち込めば恐らくは俺が勝つだろうから焦らずに相手を追い詰めて行こう。
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61 | 第2話:シャイニー | 523 | 0 | 2024-10-20 | - | |
61 | 第3話:vs闇の尖兵 | 340 | 2 | 2024-10-21 | - | |
57 | 第4話:シンクロ召喚 | 410 | 0 | 2024-10-23 | - | |
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51 | 第7話:vs野盗 | 359 | 0 | 2024-10-28 | - | |
56 | 第8話:圧倒する光の軍勢 | 408 | 2 | 2024-10-29 | - | |
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56 | 第10話:貴族の洗礼 | 395 | 2 | 2024-11-01 | - | |
50 | 第11話:星の輝き(スターブライト) | 337 | 0 | 2024-11-03 | - | |
62 | 第12話:並び立つ闇の帝王 | 402 | 2 | 2024-11-05 | - | |
53 | 第13話:スターブライト・ライジング | 247 | 0 | 2024-11-06 | - | |
50 | 第14話:貴族と平民 | 416 | 2 | 2024-11-07 | - | |
50 | 第15話:カードの生成? | 247 | 0 | 2024-11-08 | - | |
48 | 第16話:姉と妹 | 270 | 0 | 2024-11-10 | - | |
45 | 第17話:蝶の舞 | 339 | 2 | 2024-11-11 | - | |
54 | 第18話:無知で無能で怠惰な侵略者 | 379 | 0 | 2024-11-12 | - | |
45 | 第19話:取引 | 230 | 0 | 2024-11-13 | - | |
41 | 第20話:デッキの編集? | 451 | 2 | 2024-11-15 | - | |
44 | 第21話:フレアの戯れ | 281 | 0 | 2024-11-16 | - | |
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54 | 第24話:スターブライト・フレイミア | 392 | 0 | 2024-11-20 | - | |
53 | 第25話:爆撃連打 | 421 | 2 | 2024-11-22 | - | |
51 | 第26話:無謀で楽観的な思考 | 324 | 2 | 2024-11-24 | - | |
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28 | 第97話:恵みの雨の裏で | 174 | 2 | 2025-04-24 | - | |
31 | 第98話:頼れる仲間はみんな変人 | 206 | 0 | 2025-04-26 | - | |
43 | 第99話:隷町01 | 353 | 0 | 2025-04-29 | - | |
39 | 第100話:弱き獣達 | 207 | 0 | 2025-05-03 | - | |
33 | 第101話:ファンタジーな奇襲と鍵開け | 316 | 0 | 2025-05-06 | - | |
31 | 第102話:ボロボロな狐耳の少女 | 288 | 2 | 2025-05-09 | - | |
46 | 第103話:衝突する憤怒と魔王 | 453 | 0 | 2025-05-13 | - | |
48 | 第104話:盤外戦術 | 326 | 0 | 2025-05-16 | - | |
38 | 第105話:首振り人形との大事な約束 | 338 | 0 | 2025-05-20 | - | |
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38 | 第107話:対決する闇の力と霊墓の守護者 | 190 | 0 | 2025-05-27 | - | |
35 | 第108話:氷の妖精姫 | 268 | 2 | 2025-06-03 | - | |
31 | 第109話:異世界ヒモ生活 | 218 | 0 | 2025-06-09 | - | |
35 | 第110話:予期せぬ再会の裏事情 | 184 | 0 | 2025-06-14 | - | |
33 | 第111話:城への招待(裏) | 213 | 0 | 2025-06-30 | - | |
19 | 第112話:会談の前の密談 | 209 | 0 | 2025-07-08 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/09/12 新商品 LIMITED PACK GX -オシリスレッド- カードリスト追加。
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