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第20話:デッキの編集? 作:チュウ
ギュンターさんとの取引の後、俺はフレアの準備ができる数日間、この赤の国を統治する王族達と一つ屋根の下、この大きな城内で暮らす事になった。
といっても、城内で俺が出入りできる場所はかなり限られているので、ほぼ用事がない時は部屋にいる事が多い。なので、やる事がない俺は結構暇……になる筈だったのだが……
トントントン
「はい、どちら様でしょうかー?」
「メイです。今日は辺境伯の……」
「あー……はいはい。行きます……」
このやり取りをするのも何回目だろうか……
俺は部屋を出てフレアのメイドさんであるメイさんの後を歩くとデュエル場に連れて来られた。
「君が噂の平民ですか?パッとしませんね!ですが、クレア様に恥をかかせた事、後悔させて上げますよ!」
これである。この数日間、ずっとこんな感じでクレアさんの肩を持つ貴族が入れ替わり立ち代わりで俺にデュエルを申し込んでくる。申し出の内容も今俺の目の前にいる人と大差ない……俺が謝ればいいだけなら謝るが、そうするとフレアの面子に関わるとギュンターさんからの苦言があり、俺は毎日負けられない戦いを続けていた。
「バトル!《スターブライトネス・ドラゴン》で攻撃!」
「ぐわああああ!!」
なんとか今日も勝った……
「ひ、卑怯な手を使ったに違いな……」
「じゃ!俺はもう寝るんで!」
俺は負かした貴族様の言葉も聞かずに部屋に戻った。最初は広くて案内がないと絶対に迷うと思ってたが、自分の部屋とデュエル場の行き来だけは覚える事ができた。というか覚えざる負えなかった……毎日部屋とデュエル場を行き来する生活……負けられないストレス……社畜か!俺は!
「だぁー~~……疲れる」
「よくもまぁ飽きないですね?貴族達は」
シャイニーの意見には俺もそう思う。
「ですが、いい事もありますね。ユウキのデュエルの腕を上げてくれるいい経験値になります」
「こっちはフレアの面子がかかってんだ、責任重大過ぎてデュエルが億劫になるわ!」
なんとかしたいが、俺にできる事は結局デュエルで勝ち続ける事だけだ。
「そうですね~ここらでデッキの内容を大きく編集していきましょうか」
「ちょくちょく変えてるが、そんなに大きく変えるのか?」
「貴族達も強くはないですが、凄い弱い訳でもないので、ある程度のコンセプトを持ったデッキじゃないと安定して勝てませんからね」
確かに……ただ、正直ここに来て最初に戦ったイアンが一番強かった気がする。それ以外の貴族様達は全員そんなに強いって感じないんだよな。
あと、戦う程にフレアがどれだけ強いのかが分かってくる……フレアのデッキが洗練され過ぎていて、正直俺のデッキがいかに酷い内容なのかが段々分かってきた。
「改良できるならやろうぜ!」
「では、カードを広げてください」
俺の知識が増える度に、このデッキがデッキの体裁を保っていないかが分かってくる……よく勝っているなと思う。そしてその勝ちを支えているのがシャイニーを筆頭にしたスターブライトのカードだ。
「やっぱり強いよなーシャイニーのカード」
「当たり前です!最終的には私のカードにほぼ置き換わりますので!」
そんなに沢山スターブライトのカードがあるんだ……
「取り合えず、《マシュマロン》はもう抜きましょうか……」
「う、うん……正直抜くのは抵抗あるが……」
俺の中でこいつはかなり強いって評価なんだが、最近結構やられがちになっている。《シールドクラッシュ》や《抹殺の使途》、他にも除外や手札に戻される……とにかく色んな除去方法があるから、戦闘破壊耐性だけだともうやっていけないのが俺でも分かる……
「先攻取ったら《マシュマロン》出すより、他のモンスターを揃えた方が強いもんな……」
「あとは……ライトロード関係も抜いてしまいましょうか」
こいつら正直言うと強い……高い攻撃力はもちろん、墓地肥しも中々役立つ事があって重宝してる。最初は折角デッキに入れたカードを墓地にどんどん送ってしまう事に抵抗感があったが、戦っている内にその重要性に気づいてきた。墓地から効果を発動する事や単純に今欲しくないカードが墓地に送られれば次のターンにはもっと必要なカードが舞い込んでくる確率も上がったりとランダム性な部分は否めないがやっぱり強いと感じた。だが、通常召喚を他のモンスターに譲りたい事もあって手札に抱え込む事もあるもんな……
「だけどそんなにモンスター抜いて大丈夫か?出せる奴なくなるんじゃないか?」
「そこは私が夜鍋して作ったカードがありますので、これを代わりに入れましょう!」
夜になんかコソコソとやってたのはこれだったのか。
「あとは、《ホーリー・エルフ》に《ミラージュ・ドラゴン》も……」
どんどんデッキの内容が変わっていく……もう別物だなこれ。
「まだまだ抜きたいカードもありますが、これ以上はできないので取り敢えずはこれでいいでしょう」
「なぁシャイニー、ひとつどうしても気になっている事があるんだが……」
「なんですか?」
「この《スター・ブライト・ドラゴン》なんだが……こいつはシャイニーの使うスターブライトのカードの仲間って事でいいんだよな?なんだか効果が他のカードと比べて少ないというか……よ、弱いというか……」
「あ~……ユウキもとうとう気付いてしまいましたか……」
なんだよ、気づいちゃいけなかったのか?
「そのカードは私がスターブライトを作る時に参考にしたカードです。というか偶然名前が似てしまったのです……シンクロ主体にしようと思ったのはそのカードの存在に気付いたからですけどね」
「つ、つまりこのカードは……」
「スターブライトではありません」
「いや、スター・ブライトって書かれてるじゃん!同じじゃん!」
「いいえ、違います!そのカードはスター・ブライトであってスターブライトではありません!」
「名前が同じじゃん!!」
「名前が違います!!」
なんて紛らわしいカードなんだ……デュエルモンスターズの難しさを俺はまたひとつ学んだ気がした。
といっても、城内で俺が出入りできる場所はかなり限られているので、ほぼ用事がない時は部屋にいる事が多い。なので、やる事がない俺は結構暇……になる筈だったのだが……
トントントン
「はい、どちら様でしょうかー?」
「メイです。今日は辺境伯の……」
「あー……はいはい。行きます……」
このやり取りをするのも何回目だろうか……
俺は部屋を出てフレアのメイドさんであるメイさんの後を歩くとデュエル場に連れて来られた。
「君が噂の平民ですか?パッとしませんね!ですが、クレア様に恥をかかせた事、後悔させて上げますよ!」
これである。この数日間、ずっとこんな感じでクレアさんの肩を持つ貴族が入れ替わり立ち代わりで俺にデュエルを申し込んでくる。申し出の内容も今俺の目の前にいる人と大差ない……俺が謝ればいいだけなら謝るが、そうするとフレアの面子に関わるとギュンターさんからの苦言があり、俺は毎日負けられない戦いを続けていた。
「バトル!《スターブライトネス・ドラゴン》で攻撃!」
「ぐわああああ!!」
なんとか今日も勝った……
「ひ、卑怯な手を使ったに違いな……」
「じゃ!俺はもう寝るんで!」
俺は負かした貴族様の言葉も聞かずに部屋に戻った。最初は広くて案内がないと絶対に迷うと思ってたが、自分の部屋とデュエル場の行き来だけは覚える事ができた。というか覚えざる負えなかった……毎日部屋とデュエル場を行き来する生活……負けられないストレス……社畜か!俺は!
「だぁー~~……疲れる」
「よくもまぁ飽きないですね?貴族達は」
シャイニーの意見には俺もそう思う。
「ですが、いい事もありますね。ユウキのデュエルの腕を上げてくれるいい経験値になります」
「こっちはフレアの面子がかかってんだ、責任重大過ぎてデュエルが億劫になるわ!」
なんとかしたいが、俺にできる事は結局デュエルで勝ち続ける事だけだ。
「そうですね~ここらでデッキの内容を大きく編集していきましょうか」
「ちょくちょく変えてるが、そんなに大きく変えるのか?」
「貴族達も強くはないですが、凄い弱い訳でもないので、ある程度のコンセプトを持ったデッキじゃないと安定して勝てませんからね」
確かに……ただ、正直ここに来て最初に戦ったイアンが一番強かった気がする。それ以外の貴族様達は全員そんなに強いって感じないんだよな。
あと、戦う程にフレアがどれだけ強いのかが分かってくる……フレアのデッキが洗練され過ぎていて、正直俺のデッキがいかに酷い内容なのかが段々分かってきた。
「改良できるならやろうぜ!」
「では、カードを広げてください」
俺の知識が増える度に、このデッキがデッキの体裁を保っていないかが分かってくる……よく勝っているなと思う。そしてその勝ちを支えているのがシャイニーを筆頭にしたスターブライトのカードだ。
「やっぱり強いよなーシャイニーのカード」
「当たり前です!最終的には私のカードにほぼ置き換わりますので!」
そんなに沢山スターブライトのカードがあるんだ……
「取り合えず、《マシュマロン》はもう抜きましょうか……」
「う、うん……正直抜くのは抵抗あるが……」
俺の中でこいつはかなり強いって評価なんだが、最近結構やられがちになっている。《シールドクラッシュ》や《抹殺の使途》、他にも除外や手札に戻される……とにかく色んな除去方法があるから、戦闘破壊耐性だけだともうやっていけないのが俺でも分かる……
「先攻取ったら《マシュマロン》出すより、他のモンスターを揃えた方が強いもんな……」
「あとは……ライトロード関係も抜いてしまいましょうか」
こいつら正直言うと強い……高い攻撃力はもちろん、墓地肥しも中々役立つ事があって重宝してる。最初は折角デッキに入れたカードを墓地にどんどん送ってしまう事に抵抗感があったが、戦っている内にその重要性に気づいてきた。墓地から効果を発動する事や単純に今欲しくないカードが墓地に送られれば次のターンにはもっと必要なカードが舞い込んでくる確率も上がったりとランダム性な部分は否めないがやっぱり強いと感じた。だが、通常召喚を他のモンスターに譲りたい事もあって手札に抱え込む事もあるもんな……
「だけどそんなにモンスター抜いて大丈夫か?出せる奴なくなるんじゃないか?」
「そこは私が夜鍋して作ったカードがありますので、これを代わりに入れましょう!」
夜になんかコソコソとやってたのはこれだったのか。
「あとは、《ホーリー・エルフ》に《ミラージュ・ドラゴン》も……」
どんどんデッキの内容が変わっていく……もう別物だなこれ。
「まだまだ抜きたいカードもありますが、これ以上はできないので取り敢えずはこれでいいでしょう」
「なぁシャイニー、ひとつどうしても気になっている事があるんだが……」
「なんですか?」
「この《スター・ブライト・ドラゴン》なんだが……こいつはシャイニーの使うスターブライトのカードの仲間って事でいいんだよな?なんだか効果が他のカードと比べて少ないというか……よ、弱いというか……」
「あ~……ユウキもとうとう気付いてしまいましたか……」
なんだよ、気づいちゃいけなかったのか?
「そのカードは私がスターブライトを作る時に参考にしたカードです。というか偶然名前が似てしまったのです……シンクロ主体にしようと思ったのはそのカードの存在に気付いたからですけどね」
「つ、つまりこのカードは……」
「スターブライトではありません」
「いや、スター・ブライトって書かれてるじゃん!同じじゃん!」
「いいえ、違います!そのカードはスター・ブライトであってスターブライトではありません!」
「名前が同じじゃん!!」
「名前が違います!!」
なんて紛らわしいカードなんだ……デュエルモンスターズの難しさを俺はまたひとつ学んだ気がした。
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