番外編：歓喜　作：光芒

○注意
・台本形式です
・未発売のカードが登場します
・やや下ネタあります














《RR-ワイズ・ストリクス》
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/鳥獣族/攻1400
【リンクマーカー：左下/右下】
鳥獣族・闇属性モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1)：このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから鳥獣族・闇属性・レベル4モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはリンク素材にできず、効果は無効化される。
(2)：自分の「RR」Xモンスターの効果が発動した場合に発動する。デッキから「RUM」魔法カード1枚を自分フィールドにセットする。速攻魔法カードをセットした場合、そのカードはセットしたターンでも発動できる。


大空 仁「……」
大空 礼「……」


《→「RR」-ワイズ・ストリクス》
→「リンク」・効果モンスター
リンク2/闇属性/鳥獣族/攻1400
【リンクマーカー：左下/右下】
鳥獣族・闇属性モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1)：このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから鳥獣族・闇属性・レベル4モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはリンク素材にできず、効果は無効化される。
(2)：自分の「RR」Xモンスターの効果が発動した場合に発動する。→「デッキから「RUM」魔法カード1枚を自分フィールドにセットする。速攻魔法カードをセットした場合、そのカードはセットしたターンでも発動できる。」


仁「……」
礼「いや何か言いなさいよ。放送事故よこれ」
仁「♪生きていてよかった 本当によかった」
礼「VRAINSの二代目ED歌っても通じないからね」
仁「だが【RR】使いにとってはそう思いたくなるようなカードじゃないか！ RRに欲しいものが全部揃っているんだぞ！ 特に《RR-ファジー・レイニアス》が救われたのが良かった……」
礼「なんでファジー・レイニアスが？」
仁「ここでファジー・レイニアスの効果を見てみようか」


《RR-ファジー・レイニアス》
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻500/守1500
「RR-ファジー・レイニアス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
このカードの効果を発動するターン、自分は「RR」モンスターしか特殊召喚できない。
(1)：自分フィールドに「RR-ファジー・レイニアス」以外の「RR」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「RR-ファジー・レイニアス」1体を手札に加える。


礼「便利なカードよね。ランク4の素材にできるし、同名サーチの条件も緩いんだから」
仁「ああ……マスタールール3まではな」
礼「えっ」



○マスタールール4のファジー・レイニアスさん

仁「俺は手札からRR-バニシング・レイニアスを召喚！ バニシング・レイニアスの効果で手札のトリビュート・レイニアスを召喚！ そしてトリビュート・レイニアスの効果でデッキからミミクリー・レイニアスを墓地へ送る。そしてミミクリー・レイニアスを除外し、デッキからファジー・レイニアスを手札に加える！ そしてファジー・レイニアスを特殊召喚し、現れよ！ 反逆の狼煙となるサーキッ……！」


＞このカードの効果を発動するターン、自分は「RR」モンスターしか特殊召喚できない。


仁「……RRにリンクモンスターいないじゃないか！！」



礼「ああー……」
仁「良くも悪くもマスタールール4はリンク召喚で成り立っているという点がある。儀式やアドバンス召喚など使わないデッキはともかく。そこでリンクモンスターを出せないというのは致命傷だったんだ。だが、それもワイズ・ストリクスで解決する！」


ワイズ・ストリクスを絡めた一例①

①バニシング・レイニアスを召喚→効果で手札からトリビュート・レイニアスを召喚
②トリビュート・レイニアスの効果でミミクリー・レイニアスを墓地へ送る
③ミミクリー・レイニアスの効果を発動し、RR-ネストをサーチ
④ネストを発動し、デッキからペイン・レイニアスをサーチ
⑤バニシングとトリビュートでワイズ・ストリクスをリンク召喚→効果でデッキからファジー・レイニアスを特殊召喚
⑥ペイン・レイニアスを自身の効果で特殊召喚し、レベルを4に
⑦ファジーとペインでフォース・ストリクスをX召喚
⑧フォース・ストリクス効果でファジーを墓地へ送ってデッキから鳥獣族サーチ
⑨ワイズ・ストリクスとファジーの効果でRUMセット＋同名サーチ


仁「と、こうなるわけだ。ちなみにセットできるRUMはRRのRUMに限った話ではないからRUM-幻影騎士団ラウンチやRUM-リミテッド・バリアンズ・フォースでも良かったりする」
礼「闇属性と相性のいいラウンチを採用できるのは大きいわね。ダーク・レクイエムとかも出せるようになるわ」
仁「ファジー・レイニアスを絡めることはできないが、こんな動きも狙える」


ワイズ・ストリクスを絡めた一例②

①バニシング・レイニアス召喚→効果でトリビュート・レイニアス召喚
②トリビュート・レイニアス効果でミミクリー・レイニアスを墓地へ
③ミミクリー・レイニアスの効果でRR-ネストをサーチ
④RR-ネストでペイン・レイニアスサーチ
⑤バニシングとトリビュートでワイズ・ストリクスをリンク召喚→効果デッキからシンギング・レイニアスを特殊召喚
⑥ペイン・レイニアスを自身の効果で特殊召喚し、レベルを4に
⑦ペインとシンギングでフォース・ストリクスをX召喚
⑧フォース・ストリクス効果で2体目のシンギングをサーチ→シンギングを自身の効果で特殊召喚
⑨ワイズ・ストリクスの効果でデッキから幻影騎士団ラウンチサーチ
⑩ワイズ、フォース、シンギングの3体でリンク4の黒鋼龍 ダークネスメタルをリンク召喚
⑪ダークネスメタルの効果で墓地のフォース・ストリクスを蘇生
⑫相手ターンにラウンチを発動し、フォース・ストリクスをランク5の外神アザトートにランクアップ


仁「外神アザトートはX召喚に成功したターン、相手はモンスターの効果を発動できなくする」
礼「相手ターンにそれをやられるのは痛いわね……」
仁「ダークネスメタルの効果は自身のリンク先が空いていれば発動できる。次のターンには墓地のワイズ・ストリクスを特殊召喚し、更にRUMをサーチすることも夢ではないはずだ。サイバー・ドラゴン・インフィニティも出しやすくなるし、耐えに耐え忍んでいたRRの時代がようやく来たというものだ」
礼「……でもこの作品リンク召喚は基本的に扱わないからあんたがこの戦法使える日は来ないんじゃない？」
仁「……」
礼「……」
仁「……orz」
礼「……ごめん」











遊大「うーん……」
陸「どうした遊大？」
遊大「あっ、陸。あのね、オッドアイズの新カードが出たんだけど」


《オッドアイズ・アドバンス・ドラゴン》
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードはレベル5以上のモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1)：このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2)：このカードが戦闘でモンスターを破壊した時に発動できる。自分の手札・墓地から「オッドアイズ・アドバンス・ドラゴン」以外のレベル5以上のモンスター１体を選んで守備表示で特殊召喚する。


陸「おい、なんか強いことしか書いてなくね？ 1つ目の効果は対象を取らない破壊だからヴァレルロードとかも倒せるぞ」
遊大「うん。レベルとステータスは青眼の白龍と同じだからトレード・インやドラゴン・目覚めの旋律の対象だし、闇属性だから闇の誘惑で除外できる。もちろんオッドアイズデッキでもアーク・ペンデュラムの効果で特殊召喚した上級以上のオッドアイズをリリースしてアドバンス召喚できるよ。でもね……」
陸「？」
遊大「……これ、オッドアイズである意味がわからないというか」
陸「あー、確かにオッドアイズをサポートする効果は無いな。むしろPモンスターのオッドアイズって基本的墓地に行かないよな？」
遊大「ボルテックスやメテオバーストを再利用できる、と考えればいいんだけど。でもそれなら種族が同じ【青眼】や【巨神竜】、アドバンス召喚繋がりのある【帝】みたいな大型デッキ向けなんだよね」
陸「ていうか俺の超重武者と相性良くね？ 守備表示で特殊召喚だから蘇生したビッグベン-Kやスサノ-Oでそのまま攻撃できるぞ？」
遊大「つまり俺と陸はベストコンビってこと？」


陸「遊大……」
遊大「陸……」


陸「いやいやいや。ストップストップ。なんでそっち方面になるんだよ。誰も得しねーぞ」
遊大「まあ、いつか俺と陸で組むデュエルとかできたらね」
陸「機会あればいいけどな……どっちにせよ汎用効果持ちは扱いやすいから架空デュエルでも重宝するな。動かしやすいってのは書き手には嬉しいことだろうぜ」
遊大「オッドアイズだけじゃなく、四天の竜はどれも汎用効果持ちだから……ペンデュラムじゃないオッドアイズ・ドラゴンの進化体と考えればこれが妥当なのかなぁ」
陸「高望みしすぎてもよくないぜ？ 変に強いと規制の対象だ」
遊大「そうだね……理想は高すぎず低すぎず……ということで《ゴッドアイズ・ファントム・ドラゴン》にはオッドアイズとして扱うルール効果を下さい！」
陸「言ってるそばからそれかよ！（まあ俺も超重武者新規が強くあってくれることを願うけどな）」








《月光舞剣虎姫》
融合・効果モンスター
星9/闇属性/獣戦士族/攻3000/守2600
「ムーンライト」モンスター×3
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1)：このカードの攻撃力は、お互いの墓地の獣戦士族モンスター及び除外されている獣戦士族モンスターの数×200アップする。
(2)：このカードは相手の効果の対象にならない。
(3)：墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで3000アップする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

《月光黄鼬》
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻800/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1)：このカードが手札・墓地に存在する場合、「月光黄鼬」以外の自分フィールドの「ムーンライト」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻し、このカードを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2)：このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「ムーンライト」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

《月光翠鳥》
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1200/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。手札から「ムーンライト」カード1枚を墓地へ送り、自分はデッキから1枚ドローする。
(2)：このカードが効果で墓地へ送られた場合、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「月光翠鳥」以外のレベル4以下の「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

《月光融合》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1)：自分の手札・フィールドから「ムーンライト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
相手フィールドに、EXデッキから特殊召喚されたモンスターが存在する場合には自分のデッキ・EXデッキの「ムーンライト」モンスターも1体まで融合素材とする事ができる。

《月光小夜曲舞踊》
永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1)：自分フィールドに融合モンスターが融合召喚された時、そのモンスター1体を対象として発動できる。以下の効果を適用する。
●相手フィールドに「ムーンライト・トークン」（獣戦士族・闇・星4・攻／守2000）1体を特殊召喚する。
●対象のモンスターの攻撃力は相手フィールドのモンスターの数×500アップする。
(2)：自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。手札を1枚選んで墓地へ送り、デッキから「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。


留奈「レジェンドデュエリスト編4でムーンライトのカードがふえたぞ！ このパックはれきだいのじょせいデュエリストのカードがはいっている！ つまりムーンライトをつかうセレナはレジェンド！ つまりおなじデッキをつかうわたしもレジェンドということだな！」
美鈴「いや、その理屈は無理があるかと……」
留奈「なぜだ！」
林檎「すごいのはセレナであって、あんたはただのデュエリストでしょ。それにしてもなんでムーンライトが選ばれたのかしら。ARC-Vのヒロインは柚子なのに……」
美鈴「一番派手にデュエルしていたのはセレナですからね……」
留奈「そんなことはどうでもいい！ わたしはじぶんのデッキのカードがふえたのがいちばんうれしいぞ！」
林檎「それにしても強化が入るキャラと入らないキャラの差が激しいわよね。RRとかサイバーとか……もしかして留奈、あんたI2社の偉い人におべっか使ってないでしょうね？」
留奈「はあっ！？」
美鈴「留奈さん、ご自分が名家の娘だからそんなことを……」
留奈「わたしがそんなことをするわけないだろうが！///」
美鈴「顔が赤いですよ。というか何を想像したんですか」
林檎「その意味深な反応！ こいつは臭ぇー！ ゲロ以下の臭いがプンプンするぜえっー！ ……ということで尋問を開始する」
留奈「な、なにをするだぁっー！」
林檎「何って身体検査よ。ねえ……あんたまた大きくなってない？ 身長に行くべきところがどうしてそこに……」
留奈「や、やめろ！ そこをさわっていいのは陸だけだ！ ほかのやつになどさわらせ―――！！ あっ///」





美鈴「……えっと、こんなオチで申し訳ありません。年内にはこの作品を完結させたいと著者は思っているようですが……年末になると中々忙しいもので。実現するかどうか。ちなみに完結した後は省いた夏休み編とかをやるみたいです。あと、まだ相手方には申し出ていないのですが、他作品さんとのコラボも行いたいと思っているようなので……あの、えっと。よろしくお願いいたします」