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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第140話:精霊

第140話:精霊 作:光芒







 夜の静寂を切り裂きながら、一機の軍用機が空を翔けていく。セントラル校より自治体を3つほど挟んだ場所にある米軍基地に配備された大型輸送機だ。従来の軍用ヘリに比べてより多くの人員を輸送でき、空中給油なしでより長い航続距離を誇るその機体は軍事力を持つことのできないこの国の防衛の要の一つであった。

「ねえパパ。この乗り物って国防とか有事のために使われるやつだよね? そんなん持ち出してよかったの?」
「私たちの大事な生徒が拉致された。これを有事と言わずなんというんだい、綾香」

 真剣な表情でそう返す竜司に綾香は天を仰いだ。普段あまり無茶をしないのが星乃 竜司という人間であるが、一度決めた時はどこまでも自分を貫き通してしまう頑固さを彼は持ち合わせていた。そしてこうなるとそう易々と止められなくなるのを一人娘である綾香は熟知していた。

「わたしはいまニュースでよくみかけるあののりものにのっている! すごいぞー! かっこいいぞー!」
「こういう時くらい静かにできないのあんたは」
「留奈が静かだったらだったで逆に不気味だからそれでいいんじゃない?」
「あはは……」

 機内には竜司と綾香、そして在日米軍から派遣されたパイロット二人を含めて十三人が乗っていた。あの後駆けつけた竜司とミハエルに遊大から聞いたことを言葉通り、そのまま伝えた美鈴と林檎。遊希が捕まったこと、そして“精霊”が関わっていることを聞いて付いてきたエヴァ。この一件に遊厳と遊大が関わっていることで付いてきた遊章と遊心。そしてあのデュエルでの負傷を押して付いてきた陸と仁、礼と留奈だった。
 彼らは留守を教頭であるミハエル、生徒会長である詩織や千夏に任せると、ヘリコプターと飛行機の特徴を併せ持ったこの機体で空路、都心部へと向かっていたのである。

「まさか精霊の力を使った遊希が負けちゃうなんて……」
「この目で高海 遊厳サンのデュエルを見たことはありまセン。デスガ、遊希サンを倒せるということはそれだけの実力を持っているということになりマスネ。遊大サンは大丈夫でしょうカ……」
(父さん……あなたは一体何が目的だというのですか)
「なあ遊章の兄貴、遊万の兄貴はもう空港に着いてるのか?」
「……そうですね。定刻通りならばもう空港に着いていることでしょう」

 遊大が入院したことを海外で聞いた遊万は、急遽帰国することに決めた。だが、今の彼はまさかその遊大が病院から抜け出していることなど知る由もないだろう。
 誰もが不安も胸に都心部へ向かっている。そんな時である。皆の耳を劈くような轟音が響き、そしてそれから少し遅れて機体を強大な揺れが襲ったのは。

「な、なんだっ!?」
「強力なエネルギー反応を感知!! ですが……機体に影響はありません」
「エネルギーだと?」
「はい。これは核爆弾……いや、それ以上のものと思われる反応が……」

 コックピットの軍人が信じられない、といった様子で首を傾げる中、機体の窓から外を覗いていた仁は言葉を失った。

「……」
「おいどうした仁……ってなんだありゃあ!?」

 陸と仁の目線の先。数十キロ以上離れているはずのその場所に巨大な龍の姿があった。












「遊大が……病院から抜け出した? そして……父さんが天都さんを?」

 それとほぼ同時刻。入国手続きを済ませて到着ゲートを通り抜けた高海家次男・遊万は電源を切っていたスマートフォンを起動する。そこには遊章から遊大が病院を抜け出したこと、そして遊厳が遊希を拉致したことを知らせるメールが入っていた。

(俺がこの国を離れている間に何が起きていたというんだ……? とにかくすぐにTWO日本支部へと向かわなければ)

 国際線の空港からTWOビルがある副都心へは専用の電車が通ってはいるが、電車では遅すぎる。そう判断した遊万は空港でタクシーを捕まえて向かうことにした。そんな時である、竜司らと同じようにまるで天地が割けんとばかりに響く轟音と、暴風のような衝撃波が彼を襲ったのは。

「っ!?」

 その衝撃波に空港のガラスが次々と割れる。女性の悲鳴が響く中、遊万は近くのタクシーに飛び乗り、急ぎTWOビルへ向かうように依頼した。

(遊大……無事でいろよ)






















「覇王龍ズァーク……それが高海くんの正体。そんな……」

 咆哮だけで国家の一つをも滅ぼしかねないほどの力を放つズァーク。遊希はこの世界において唯一精霊の力をその身に宿した人間である。そのため、同じ精霊の力にはこの世界の誰よりも精通していると言ってもいい。
 そんな彼女だからわかるのだ。ズァークの力が決して世界に利益をもたらさないことを。

「素晴らしい。これでこそ太古の大いなる精霊だ。これで世界は変わる……世界から争いは消え、希望を奪われる者はもういなくなる!!」
「……世界が変わる? あなたは本気でそう思っているの!?」
「なんだと?」
「こんな力を持った精霊が本格的に動き出したら……平和なんてものは絶対に実現しない! 人類はもちろん、あらゆる命がこの星から失われる!!」

 遊希はこれまで数多の精霊と相まみえてきた。自分の身体に宿った銀河眼の光子竜、精霊世界に行ったことで生まれた【星龍皇】、仲間として共に戦ったエヴァのレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトや綾香の《閃珖竜スターダスト》、亡き妹・遊望(ゆみ)の命を蘇らせた《No.107 銀河眼の時空竜》、精霊界を滅びから守る、という己の願いのために遊希と死闘を演じた《No.39 希望皇ホープ》ら精霊界の精霊たち。誰もがいずれも人間の常識では図ることのできない強い力を持っていた。
 だが、失われた全ての力を束ねた遊大もといズァークの力はそれらの精霊たちをも遥かに上回る。仮にこれらの精霊たちが協力して一斉に戦ってやっと勝てるかもしれない、といった力の差があったのだ。もしこのズァークが精霊界にいたとすれば、ただ1体でその精霊界崩壊を止めることができただろう。そんな力が精霊界ほど丈夫ではないこの人間の世界で放たれればどうなってしまうのか。

「お願い! すぐに高海くんを元に戻して!! このままではあなたの守りたい未来ある子どもたちだって滅ぼしてしまうわ!!」
「そうなのか……この精霊の力はそれほどまでと言うのか。ならば……実験してみようか」

 遊厳はその指を遊希に向けて指し示す。遊希の全身からサッと血が引いていく。ズァークはその無機質な眼で遊希をじっと見つめていた。

「大いなる精霊、覇王龍ズァークよ! まずはこの小娘を自らの贄とするがいい!」
「なっ……!?」
「世界を滅ぼすほどの精霊であるならば、同じ精霊である君くらい容易に消すことができるのではないか? だったらまずは君で試してみようではないか」

 遊厳の言葉を聞いたズァークは雄叫びを上げる。そしてその巨体を徐々に動けない遊希へと近づけていく。ついさっきまでは遊大であったその精霊であるが、強すぎる力をコントロールできないのか、遊大の時は持っていた心を失ってしまっているようだった。

「っ……だめ……やめて……駄目っ!! 高海くん! あなたは……自分を見失わないで!!」
「無駄だ。今の遊大には何も届かない。ズァークとして残っているのは全てを滅ぼすだけの破壊の力と、自分が共に在ろうとした人間に裏切られたことによる恨みだけだ」
「……高海くん、私を殺すの?」

 遊希はズァークに問いかけた。ズァークの顔色は変わらない。遊希は乾いた笑みを浮かべる。

「そっか……そうよね。私ね、あなたのような後輩ができて嬉しかったんだ。だから先輩として一生懸命あなたを導いてあげたかったの。でも、その過程で色々と厳しいことも言っちゃったから……怒ってたのよね?」

 遊希の脳裏には遊大との思い出が浮かび上がる。初めて出会った時のこと、入学式でのこと、生徒会でのこと、交流戦のこと、夏休みのことと、そして……幾度となく繰り返してきたデュエルのこと。遊大に一人前のデュエリストに、自分より強いデュエリストになってほしかったから、厳しいことも言ってしまっていた。彼にとって良い先輩でもなければ優しい先輩ではなかったかもしれない。それでも、その思い出のどれもが遊希にとっては宝石のようにキラキラと輝く思い出だった。

「ごめんね……良い先輩になれなくて……私、あなたのことをわかってあげられなかったね……」

 流れ落ちる大粒の涙。最もそれは迫り来る死の恐怖から来るものではなかった。

「ふん、下らない。最期に伝えることがそんなこととはな。もう貴様に用はない。自らの無力さを悔いながら、消えろ。天都 遊希―――」

 ズァークの腕が遊希に向かって振り下ろされた。遊希は目を閉じ、そして心の中で遊大に、綾香に、エヴァに―――みんなに謝った。ごめんね、と。




































「えっ……?」
「な、なんだと……」

 覚悟を決め、目を閉じた遊希。しかし、ズァークの爪にその身体が切り裂かれることはなかった。ズァークが腕を振り下ろすと同時に切り裂かれたのは遊希の身体ではなく、遊希を拘束していた装置であった。
 装置が壊れたことで十字架から落ちそうになった遊希。そんな遊希を巨大なズァークの手が受け止める。何が起きたかわからない様子の遊希をズァークは掌に乗せたままゆっくりと下がっていく。

「何故だ……何故天都 遊希を殺さない!!」
「ズァーク……?」





―――やっと、助けてあげることができましたね。遅くなってごめんなさい、遊希さん。





 声変りを迎えるか迎えないか、そんな感じの美しい少年の声が響く。そしてその声は紛れもなくズァークから聴こえてきていた。

「高海くん……高海くんなの!?」
―――あの、はい。こんな見た目ですが……いつもの俺です。
「そっか……よかった……」
―――ど、どうして泣いちゃうんですか!? 俺、そんな怖い顔をしてるんですか!?
「ち、違うわ。違うけど……うん、まあ怖いかな?」
―――そんなぁ!

 その巨体をくねらせながら遊希を乗せていない片方の手で顔を隠すズァーク。見た目こそ大いなる精霊のそれであるが、仕草や声色はかつての遊大のままであった。
 もちろんこれまでの遊大とは違い、彼の中には強大な力が渦巻いている。それこそ一度か二度の羽ばたきでこの都市を更地に変えてしまうことなど容易いことだろう。だが、強大な力に溺れることなく、遊大が正気を保ったまま精霊の姿になったのはまさに奇跡としか言いようがなかった。

―――ところで、遊希さん。俺はあなたに言いたいことがあります。
「……何?」
―――あなたは、良い先輩じゃなかったかもしれない、って言いましたけど俺にとってあなたは最高の先輩です。まあ、理不尽なことは結構言われましたけど……でも、俺の中では遊希さんと過ごした時は何事にも代えられないものなんです。
 




―――だから……精霊になった俺とも今まで通り、一緒にいてくれませんか?





「……こ、こんな時に何を言っているのよ……あなたは……」

 歯の浮くような言葉を言われた遊希の顔は熟したリンゴのように真っ赤になる。そんな彼女を手から降ろしたズァークは小さく深呼吸をすると、改めて呆然と立ち尽くしている遊厳と向かい合った。

―――えっと……高海 遊大改め……あの、覇王龍ズァークといいます。義父さん。
「ズァーク……何故だ?」
―――何故?
「お前は自分がどのような最期を迎えたか知っているのではないか? なのに何故天都 遊希を殺さない。人間に復讐を働こうとしない!」
―――……確かにこの姿になって元々のズァークがどんな思いで眠りについたかはよくわかりました。その気になれば、本当のこの世界を破壊しつくすことだってできるでしょうね。でも……わかるんです。元々のズァークが、精霊たちがそれを望んでいないことを。

 確かに転生する前のズァークは深い悲しみを抱いていたことは変わりない。一つになったことで過去の記憶が次々とインプットされていく。しかし、それを通じてもズァークや精霊たちは遊厳の言うような復讐を望んでいないのだ。望んでいない復讐をする意味など当然ない。だからこそ、遊大はズァークの力に捉われず、元々の彼の自我を保ったうえでズァークになれたのかもしれなかった。

―――ズァークたちの本当の願い。それは復讐ではなく、人間たちとの共存です。彼らが果たせなかったその願いを叶える。それが俺の願いです。
「つまり……お前は世界を救える、正義を為すだけの力を持ちながら、それを行使しないと言うのか。ならば……本当にお前は失敗作だ、遊大!」
―――正義? 精霊の力を使って人の命を奪うことが?……そうですか。敢えて、あなたのことをこう呼ばせて頂きます。義父さん、あなたのそれは正義ではありません。
「黙れ……人の言葉を喋るな!! 化物が!! あくまで私に従わないというのならば……神、ラーの力を以て粛清するまでのことだ!!」

 ズァークとなってからも遊大は、義父とわかりあえるように努力をした。しかし、もはやその言葉は遊厳には届かない。それを思い知らされた彼の眼からは一筋の涙が流れた。

―――遊希さん……お願いがあります。
「言わなくてもわかってるわ」

 遊希は遊大がズァークになる時に外れたデュエルディスクとカードを拾うと、それを自分の手に装着する。この姿でデュエルディスクやカードを持ってデュエルをすることはまず不可能だ。だが、精霊になった自分を使役してくれるデュエリストがいるならば話は別だ。

―――ありがとうございます。少しの間ですが、堪えて下さいね。
「まさか……あなたとこんな形でタッグを組むなんてね。でも、私は最後まであなたと一緒に戦うわ!」
―――はい!……さて、義父さん。もう俺たちは戦うことしかできないんですね。





―――だったら、もう迷いません!! 俺は……あなたを倒してその野望を砕きます!! 俺は……もう誰も悲しませない!!



 










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ヒラーズ
クライマックスに近づいているこのデュエル。
世界を賭けた親子喧嘩に終止符は打たれるのか…?
どのみち次回が気になる!! (2018-12-04 14:00)
ター坊
ズァーク化して「我は~」とか「褒めて遣わす」とか急に尊大になったらと思いましたが、中身は簡単に変わりませんね。ただあの図体で穏やかな喋りはそれはそれで笑っちゃいそうですが。
共存を目指すも力がありすぎて分裂したというのに、そりゃあ抹殺命令なんか訊くわけないよお義父さん。さぁ、前作主人公と現主人公の豪華タッグで処け…懺悔の時間だ! (2018-12-04 14:15)
光芒
ヒラーズさん
遊大・遊希VS遊厳のデュエル自体は次回で終わります。世界を賭けた親子喧嘩の行く末はどうなるのか……? ただ、まだ波乱は続くことは予めお伝えしておきます。そして悲劇的なことが起こってしまうかも……

ター坊さん
実を言うと最初はもう少し尊大な言葉遣いにしようかと思っていました。でも元のズァークの一人称が「僕」だったので、尊大にしたら違和感があると思って元の遊大のままにしました。あの物々しい見た目から遊大の言葉遣いというギャップに笑って萌えて頂くのが狙いです(殴

>さぁ、前作主人公と現主人公の豪華タッグで処け…懺悔の時間だ!
そういえば遊希に最近この台詞言わせてなかったですね。
(2018-12-04 23:04)

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57 第113話:神意(修正・再掲版) 985 2 2018-10-03 -
103 第114話:忍者 978 2 2018-10-06 -
75 第115話:継承(修正版) 952 3 2018-10-08 -
69 第116話:征圧 931 2 2018-10-10 -
130 第117話:両雄(修正版) 1007 3 2018-10-15 -
95 第118話:負担 940 2 2018-10-17 -
93 第119話:確信 917 2 2018-10-20 -
98 第120話:無限 982 4 2018-10-22 -
106 第121話:必然 874 2 2018-10-25 -
101 第122話:悲劇 1053 2 2018-10-28 -
135 第123話:鬼気 1010 2 2018-10-31 -
67 第124話:捕食 992 3 2018-11-02 -
122 第125話:一輪 992 2 2018-11-05 -
129 第126話:後悔 1081 3 2018-11-07 -
77 第127話:神話 987 2 2018-11-10 -
110 第128話:仮説 1093 3 2018-11-12 -
74 第129話:伝心 1046 3 2018-11-14 -
101 第130話:対立 1060 2 2018-11-16 -
114 第131話:残酷 987 3 2018-11-18 -
100 第132話:涙雨 1031 3 2018-11-20 -
93 最終章予告 914 3 2018-11-21 -
107 番外編:歓喜 973 5 2018-11-22 -
93 第134話:決戦・1 947 2 2018-11-23 -
72 第135話:決戦・2 1002 2 2018-11-25 -
96 第136話:決戦・3 1392 2 2018-11-27 -
78 第137話:決戦・4 979 3 2018-11-28 -
84 第138話:決戦・5 1038 3 2018-11-30 -
72 第139話:覇王 1076 3 2018-12-02 -
73 第140話:精霊 1185 3 2018-12-04 -
115 第141話:落涙 1011 4 2018-12-05 -
107 第142話:命脈 1051 3 2018-12-07 -
55 第143話:終焉 1009 3 2018-12-08 -
109 第144話:帰還 1070 3 2018-12-10 -
86 遊大たちが19年1月制限について喋ります 1139 3 2018-12-11 -
84 第145話:三様 1056 2 2018-12-12 -
100 第146話:光明 896 2 2018-12-15 -
105 第147話:竜星 985 3 2018-12-16 -
99 第148話:斬撃 942 3 2018-12-18 -
111 第149話:神竜 949 3 2018-12-20 -
78 第150話:新竜 887 3 2018-12-21 -
104 第151話:共鳴 903 3 2018-12-24 -
107 第152話:前夜 1013 3 2018-12-25 -
90 第153話:星竜・1 987 3 2018-12-28 -
87 第154話:星竜・2 991 3 2018-12-29 -
102 第155話:星竜・3 1078 3 2018-12-31 -
113 エピローグ:雪夜 1295 6 2019-01-01 -
77 番外編:甘露 995 2 2019-02-14 -
88 遊大たちが19年4月制限について喋ります 921 3 2019-03-12 -
46 エイプリルフールに間に合わなかったので 797 0 2019-04-01 -
90 番外編:夏想・1 806 4 2019-04-17 -
90 番外編:夏想・2 862 2 2019-04-19 -
91 番外編:夏想・3 627 2 2019-04-22 -
86 番外編:夏想・4 894 2 2019-04-25 -
88 番外編:夏想・5 831 0 2019-05-01 -
69 番外編:師弟・1 763 2 2019-05-04 -
80 番外編:師弟・2 801 2 2019-05-08 -
70 番外編:師弟・3 726 0 2019-05-13 -
89 番外編:師弟・4 738 2 2019-05-17 -
58 番外編:師弟・5 762 3 2019-05-21 -
64 10万アクセス記念企画 897 4 2019-09-24 -
80 番外編:聖夜 1163 2 2019-12-25 -

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