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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第79話:親心

第79話:親心 作:光芒






「“超重荒神スサノ-O”……現れやがったか」


※超重荒神スサノ-O
シンクロ・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻2400/守3800
機械族チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):1ターンに1度、自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、相手の墓地の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。


「スサノ-Oはルール上、超重武者としても扱い、そして表側守備表示のまま守備力を攻撃力として扱いながら攻撃できる!」

超重荒神スサノ-O DEF3800

「つまり攻撃力3800のモンスターも同然ってことかよ……」
「そういうこと。そして俺の墓地に魔法・罠カードが存在しない時にスサノ-Oの効果を発動! 相手の墓地の魔法・罠カード1枚を俺のフィールドにセットできる!……と言っても大半のカードが腐っちまうんだけどな。取り敢えずセイバー・リフレクトを貰おうかな」
「セイバー・リフレクト? そんなん奪ってどうすんだよ」
「まあ何もしないよりかはマシかな、って思うだけだ。フィールドのイワトオシの効果を発動。スサノ-Oに装備する! さて、ビッグベン-Kの守備力を上回るスサノ-Oの攻撃、受けきれるかな? バトル! 俺は超重荒神スサノ-Oでスクラップ・ドラゴンを攻撃!“クサナギソード・斬”!!」

超重荒神スサノ-O DEF3800 VS スクラップ・ドラゴン ATK2800

(ダメージは1000……いや、違う! あいつの手札には……!)
「っ、リバースカードオープン! 罠カード“攻撃の無敵化”!!」


※攻撃の無敵化
通常罠
バトルフェイズ時にのみ、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターはこのバトルフェイズ中、戦闘及びカードの効果では破壊されない。
●このバトルフェイズ中、自分への戦闘ダメージは0になる。


「攻撃の無敵化!?」
「このカードはバトルフェイズ時にのみ、2つの効果のうちから1つの効果を選択して発動できる! アタシが発動するのは2つ目の戦闘ダメージを0にする効果だ!」

 涼夏は忘れていなかった。ビッグベン-Kがカタストルに破壊された時に装備されていたイワトオシの効果でサーチしたカードのことを。陸がイワトオシの効果でサーチしていたのは、超重武者装留バスター・ガントレット。
 その効果はいわば超重武者版のオネストとも言えるものであり、ダメージステップ開始時からダメージ計算前までにこのカードを墓地に送ることで、戦闘を行う超重武者1体の守備力をターン終了時までに倍にすることができる。もし涼夏がここで攻撃の無敵化を発動していなければ、スサノ-Oの守備力は倍の7600となり、この一撃でデュエルが決まってしまっていた。

「……バスター・ガントレットを見落としてなかったか。それにしても、いいタイミングでそのカードを引けてたな」
「こればっかりはデッキの神様に感謝しねーといけねえな」
「でも攻撃の無敵化で発動できるのは2つに1つだけ。ダメージを0にするだけであって、スクラップ・ドラゴンは守れない!」

 スサノ-Oの振り下ろした神器がスクラップ・ドラゴンは一刀の下に切り倒す。いくら鋼鉄の身体を持った巨竜であっても、神の力の前にはやはり鉄屑に過ぎないということなのだろう。

「スクラップ・ドラゴンは除去効果を持っているから、真っ先に倒さないとな」
「やっぱりそいつを最優先で倒すよな」

 スサノ-Oの守備力は3800と、並大抵のモンスターでは破壊できないだけの固さを持っている。しかし、効果となると別だ。スサノ-Oはカードの効果に対する耐性を一切持ち合わせていないため、デュエルをする相手からしてみれば、カード効果での除去が一般的な対応手段となる。最も魔法・罠カードを入れられない超重武者デッキは超重武者をサポートする超重武者装留によってその弱点を補っているのだが。

「俺はこれでターンエンドだ。このターンでは凌いだかもしれないけど、次以降はこうはいかないぜ!」


涼夏 LP3300 手札:3枚
デッキ:26 モンスター:3(XX-セイバー ガトムズ、XX-セイバー フォルトロール)魔法・罠:0 墓地:9 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:12(0)
陸 LP6200 手札:4枚
デッキ:27 モンスター:1(超重荒神スサノ-O←超重武者装留イワトオシ)魔法・罠:1(超重武者装留イワトオシ)墓地:8 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラデッキ:14(0)


☆TURN11(涼夏)


「アタシのターン、ドロー!!」
(……アタシのフィールドにはモンスターが2体。守りを固めればダメージは受けねえけど、それももって2ターン。ジリ貧だ)

 涼夏としては、このデュエルに負けることは二重の意味で避けたかった。一つはチームの結果である。自分がここで敗れてしまえば、ユニオンの戦績は2勝3敗となり、セントラルに王手を許す形となる。そうなれば、次にデュエルをする遊誉にかかるプレッシャーは計り知れないものとなるだろう。自他共に認めるウエスト校最強デュエリストのプライドがそれを許さなかった。
 そして二つ目は、自分の素を衆目で見せてしまったことである。これまでずっと品行方正な優等生として通してきた涼夏が本性を晒し出したことで、少なくとも同じウエスト校の生徒から見る目は当然変わるだろうし、更にここで負けてしまえば、彼らの期待すらも裏切ることになる。口調こそ汚いかもしれないが、筋を通してみせるだけの気概を彼女は持っていた。

「……まさかな」
「?」
「ここでこのカードを引けるってのは、マジでアタシは幸せもんだわ」
「まさか……スサノ-Oの守りを突破できるカードを?」
「ああ、引いたぜ! アタシはフォルトロールの効果で墓地のフラムナイトを特殊召喚! そしてレベル6のフォルトロールに、レベル3のフラムナイトをチューニング! シンクロ召喚! 現れな! 2体目のXX-セイバー ガトムズ!!」
「2体目のガトムズ……それだったらパシウルを蘇生してスクラップ・ドラゴンみたいなモンスターを出した方が良かったんじゃないか?」
「生憎アタシのエクストラのモンスターはほどんどがX-セイバーでな。スクラップ・ドラゴンもカタストルも1体しか入ってねえんだ。でも、ガトムズが……“X-セイバー”が2体いるだけでいいんだよ! これがアタシの未来を掴み取る一撃だ! 魔法カード“セイバー・スラッシュ”を発動だ!!」


※セイバー・スラッシュ
通常魔法
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する「X-セイバー」と名のついたモンスターの数だけ、フィールド上に表側表示で存在するカードを選んで破壊する。


「セイバー・スラッシュ!?」
「そのリアクションってことはこいつの効果を知っているようだな。説明する手間が省けるってもんだ! セイバー・スラッシュの効果で破壊するのはスサノ-Oとイワトオシだ! 行け! そして切り裂け! アタシのX-セイバー!!」

 銀色に輝く剣を閃かせ、陸のフィールドを縦横無尽に駆け回る2体のガトムズ。その剣に断ち切れないものはない。そう言わんばかりに舞い踊る2体の騎士によって、スサノ-Oとイワトオシは文字通り木っ端微塵に切り刻まれてしまった。騎士によって蹂躙された陸のフィールドには何も残らない。破壊された武者たちの亡骸すら残らなくなった地には丸腰の陸が一人立っているだけになった。

「……俺の残りライフは6200。そしてガトムズ1体の攻撃力は3100、か」
「高校生なら暗算くらいできるだろ?」
「ああ。力及ばずってことかな? でも、楽しかったぜ!」
「そうかい……バトルフェイズ! 2体のガトムズでダイレクトアタック! “クロス・アロンダイト”2連撃!!」


XX-セイバー ガトムズ ATK3100

陸 LP6200→3100

XX-セイバー ガトムズ ATK3100

陸 LP3100→0











「かーっ、俺が勝って王手決めたかったのにな!」

 敗れてしまった陸であるが、彼の顔に悔しさの色はまるでなかった。もちろん表に出していないだけで、全くないとというわけではないのかもしれないが、陸というデュエリストの中では勝敗よりもいいデュエルができたという気持ちの方が大きいのだろう。

「……アタシの勝ちか。まあ恥はかかずに済んだってところかな」

 一方で勝者の涼夏は浮かない顔をしていた。勝ったことは自分のためにもチームのためにもプラスになることばかりなのだが、彼女はこのデュエルのことよりも、これからのことが気がかりであった。何故ならば、一つの勝利を掴むために彼女が失ったものもまた多いからである。
 これまで涼夏が貫き通してきた品行方正な羽々斬 涼夏という虚像はこのデュエルによってもろくも崩れ去った。「他人など知ったものか、自分の人生は自分のもの」という考えを抱けば気にしなくていいことなのかもしれないが、人は決して一人では生きていけない生き物だ。故に過度に和を乱す者であれば容赦なく排除する。文明的な人間という生き物であるが、野蛮的な一面も確かに残ってしまっていたのだ。

「涼夏ちゃん!」

 そんな涼夏を呼び止めたのは他でもない陸であった。元来のチャラさが出て思わず名前+ちゃん呼びという陸のいつもの悪い癖に、涼夏は眉間に皺を寄せる。

「んだよ。てかアタシはちゃん付け許した記憶ねーぞ」
「あっ、ごめんごめん。つい……」
「普段からそうなのかよ。これだからチャラ男は……で、なんだよ呼び止めて」
「いや、勝った割にそんな嬉しそうじゃないからさ。もしかして俺とのデュエルつまんなかった?」
「そんなことねーよ。お前はアタシを本気にさせるだけの強さを持ってる。そこは認めるわ。アタシが心配しているのはこれからだよ」

 涼夏は「なんでこいつにこんなこと喋ってるんだ」と思いつつも、自分の中にある一抹の不安な気持ちを陸に吐露した。

「なるほど、確かに前までの涼夏ちゃんのキャラしか知らないとみんな驚くよな。俺だってびっくりしたわけだし」
「あれで驚かなかったらお前もお前で大概だよ。あとちゃん付けやめろ」
「でもこれに関しては変に涼夏ちゃんが気にする必要はないんじゃないかな? 涼夏ちゃんは涼夏ちゃんでこれがアタシだ、って感じでドーンと構えてればいいと思うよ」
「お前わざとやってねーか? それだったらマジで殴るぞ? はぁ……まあ、お前の言う通りかもしれねーな。アタシらしくなかったわ。その、サンキューな」
「どういたしまして」

 見た目や口調こそは軽いのかもしれないが、その分他者を受け入れる大らかさがある。それが人間・国広 陸の美点であった。
 思えばサッカーにおいても、攻撃の華であるフォワードや、ゲームを支配するミッドフィルダーではなく、最後の砦であるゴールキーパーをわざわざ選ぶところに陸という人間の性格が表れていたのであろう。言葉こそとげとげしいが、陸の言葉に涼夏はいくらか救われた気分だった。
 例え遊誉たちに本当の自分を偽っていたことを咎められたとしても、涼夏はその叱責を甘んじて受け入れる。そんなつもりで踵を返し戻ろうとする彼女の目の前には観客席にいたはずの両親の姿があった。

「親父、お袋!?」
「涼夏」
「……んだよ、もしかして二人もアタシのこと……」
「いや、違うんだ。僕たちは嬉しいんだよ」
「嬉しい?」
「ええ。あなたがずっと無理していたのを知っていたから……」
「んなっ!?」

 自分の素の性格を完璧に隠し通していた、と思っていた涼夏はまさに鳩が豆鉄砲を食ったような顔を見せる。両親は涼夏がずっと自分を偽って生きていたことを理解していた。
 そしてその理由の一つが自分をここまで育ててくれた両親を失望させたくない、と思っていたことを知っていながら止めることができなかった彼らもまた娘同様に自責の念に駆られていたのである。

「でも、涼夏。あなたは決してその性格を隠す必要はなかったのよ」
「な、なんでだよ」
「これを見て欲しい」

 そう言って涼夏の父が出したのは一冊のアルバムだった。涼夏が見たことのない柄をしており、かつところどころ色褪せていることからしばらく見られていなかったのだろう。涼夏は両親が指し示すページを恐る恐る開いてみると、そこには真っ白な特攻服に身を包み、紫色のリーゼントを決めて改造バイクに乗った不良少年の写真があった。昨今の暴走族にもそうはいない、いわゆるひと昔前の暴走族スタイルの写真に、思わず涼夏は息を飲む。

「うわっ、なんだこいつ。こんなん不良マンガにも出て来ねーぞ」
「僕だよ」
「えっ」
「これは、昔の僕だ」
「ええっ!?」
「それで、これが私よ」

 涼夏が素っ頓狂な声をあげる中、次に開かれたページには激しいパーマをかけた茶髪の少女が映っている。涼夏がその少女がかつての母である、と理解するのにそう時間はかからなかった。今でこそ何事にも穏やかで礼儀正しく、大手企業に勤める父と、専業主婦として家庭を守っている母は、共に10代は非行に走っていたのだ。
 父親は関西一円で悪名を馳せた暴走族の総長であり、母親は同じく関西で一大勢力を築いたレディースのリーダー。その地域の不良少年少女をまとめ上げていた二人は、運命的な出会いを果たし結ばれる。そして生まれたのが他ならぬ涼夏であったのだ。

「つまり、涼夏の言動が多少悪くても涼夏は何も悪くないのよ」
「ああ。これは遺伝であり、むしろ僕たちに似てくれた。れっきとした僕たちの娘という証拠なんだよ」
「はあああっ!? なんだよそれえええっ!!」












 今日一日は色々ありすぎてもう何が何だかわからなくなっていた涼夏であったが、そんな彼女を出迎えたチーム・ユニオンの面々は決して冷たくなどなかった。

「お疲れ様、よく勝ってくれたな」
「お、おう……」
「これで私たちの王手ですね」
「さて、お前で決めてくれるんだよな。風見」
「ああ……言いたいが、向こうは追い込まれている。一筋縄ではいかないだろうな。まあ、やれるだけのことはやるさ」

 そう言ってデュエルフィールドに迎えるチーム・ユニオンの副将を務める遊誉。ここでもし遊誉が勝てば、この交流戦はチーム・ユニオンの4勝2敗となって終わる。もちろんチームに勝利をもたらしたいという気持ちもあるが、遊誉の中にはある思惑があった。
 それは、同じユニオンの仲間である刃弥の存在だ。刃弥の実力の高さはよく理解している遊誉であるが、彼はセントラルの大将を務めることが予想されている遊大に異常なまでの執着心を見せており、気づかなかったとはいえ女装した遊大にも戦うことを迫っていた。そんな彼がこの場で遊大と対峙すればどうなるか。止めに入った身としては、あまり実現してほしくないデュエルであったのだ。

(……天海は高海 遊大に何故か執着していた。あいつには悪いが、ここで終わらせてしまおうか)

 その頭脳と冷静沈着さからいつの間にかにチームのまとめ役となっていた遊誉のある意味で孤独な戦いが始まっていた。

「……」

 戦場に出向く遊誉とは対照的に、体力を使い果たしてベンチに座り込む涼夏。そんな彼女の隣に腰かけたのは同じウエスト校の青葉であった。

「どうしました? 羽々斬さん」
「如月か……いや、なんかみんな思いの外フレンドリーだから気が抜けちまってな」
「えーと、ぶっちゃけて言うと羽々斬さんの変わりっぷりにはみんな驚いてましたよ。でも猫を被っていたとしても、羽々斬さんは私たちの仲間であることには変わりませんからね」
「……とんだお人よしだな、お前ら」
「褒め言葉として受け取っておきます」
「そうよ! 私たちはもう大事な仲間どうしなのよ!」

 涼夏と青葉の話に割り込んできたのは彩奈だった。両手をグネグネと動かしている彩奈の姿を見て、青葉が小さく「ひっ」と悲鳴を上げて涼夏の後ろに隠れる。

「涼夏ちゃん、さっきのデュエル素晴らしかったわ~」
「んだよ突然。てかその手の動きキモいぞ」
「羽々斬さん、悪いことは言いません。ここから逃げた方が……」
「逃げる? なんでだよ」
「隙あり!」

 これまで一瞬の隙すら見せなかった涼夏の注意が逸れた瞬間である。彩奈の両の手が涼夏の胸を鷲掴みにした。青葉と同じかやや小さいくらいの胸が、制服の上から彩奈の掌に収まる。

「うーむ、青葉ちゃんよりちょっと小さいかな……でも形や柔らかさは負けず劣らず……」
「おい」
「ひょ?」
「覚悟はできてんだろうな?」


 



 涼夏と青葉が遊誉のデュエルを見るために立ち上がった時、ベンチの前には恍惚の表情を浮かべながら倒れるたんこぶだらけの彩奈の姿があった。









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ター坊
いつ使うのかなーと思ったらようやく出てきたかスラッシュ。戦闘に強くても効果ならば、超重武者の弱点を突いた良い勝ち方でした。
そして涼夏ちゃんのハッピーエンド。両親のヤンキーの血は娘にも流れており、絆は強まったでしょう。彩奈に合掌。 (2017-12-22 02:28)
光芒
ター坊さん
セイバー・スラッシュは確かに強いカードなのですが、TF6で使った時はいまいち効果を理解しておらず、自分のカードまでも破壊してしまった辛い記憶があります。それでも上手く使えば一気に勝負を決められるカードであるため、切り札に相応しいカードだと思います。

>そして涼夏ちゃんのハッピーエンド。両親のヤンキーの血は娘にも流れており、絆は強まったでしょう。
親がヤンキー=子もヤンキーってあんまりないパターンなんですけどね。

>彩奈に合掌。
その死に顔は幸せそうでしたとさ(殴
(2017-12-24 12:47)
から揚げ
お久しぶりです!ここ暫く感想を書けず、書けたにしてもごく僅かな感想しか書けなくて申し訳ありませんでした!感想の方を書かせて頂きます!

まずは、うちの彩奈ちゃんを個性的で魅力が感じられるキャラクターにして頂いて感謝致します!自分の欲望よりもデュエリストとしての誇りを選んだシーンは、彩奈ちゃんの成長が伝わりまして、しみじみと感動しました!(保護者感)

デュエルの内容も、セイバー・スラッシュからのガトムズでの止めの流れが、汎用カードに頼らずにそのデッキ本来のカードの力で勝利をもぎ取ったという感じがしまして、とても心が熱くなりました!その辺りは使い手の涼夏ちゃんが本来の性格を表に出して、却ってみんなに認められた所と重なりますね!

涼夏ちゃんのもう一つの一面を見ても優しい言葉を掛けられる陸くんの竹を割ったような大らかな性格は本当に安心感がありますね!私の中では陸くんは遊大くんと肩を並べる「もう一人の主人公」だと思っております!

彩奈ちゃん、ナイスパイタッチ!君の勇姿は忘れないよ(敬礼しながら)彩奈ちゃんには是非ともこの調子で留奈ちゃんと絡んで欲しいですね!

次回、遊大と遊誉がどの様に激闘を繰り広げていくのか楽しみにしております!いつも熱くて見応えのあるデュエルをお書きになって下さって本当にありがとうございます!ご無理の無い様にご執筆なさって下さい!いつも応援しております! (2017-12-24 14:05)
光芒
から揚げさん
彩奈に関しては、から揚げさんの気持ちが(いろいろな意味で)伝わってくるキャラクターだったので、から揚げさんの思い描くようなキャラクターを頑張って表現しようと思っていました。ご満足いただけたようで何よりです。

>デュエルの内容も、セイバー・スラッシュからのガトムズでの止めの流れが、汎用カードに頼らずにそのデッキ本来のカードの力で勝利をもぎ取ったという感じがしまして、とても心が熱くなりました!その辺りは使い手の涼夏ちゃんが本来の性格を表に出して、却ってみんなに認められた所と重なりますね!

テーマデッキを使っている以上、そのコンセプトに合うカードを活躍させてあげたい、というのはありますね。汎用カードに頼ると楽と言えば楽なのですが……

>次回、遊大と遊誉がどの様に激闘を繰り広げていくのか楽しみにしております!いつも熱くて見応えのあるデュエルをお書きになって下さって本当にありがとうございます!ご無理の無い様にご執筆なさって下さい!いつも応援しております!

ありがとうございます。ネタバレになりますが、次回のデュエルは仁VS遊誉の副将対決です。頭の切れる二人ならではのデュエルを描ければいいな、と思っています。まあデッキ的にきついのかもしれませんが。 (2017-12-25 00:31)

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118 第77話:膠着 1245 2 2017-12-09 -
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99 第78話:豹変 1362 2 2017-12-17 -
151 第79話:親心 1323 4 2017-12-22 -
133 第80話:疾風 1353 2 2017-12-30 -
123 番外編:隠想 1351 3 2018-01-01 -
118 第81話:異能 1213 2 2018-01-08 -
192 第82話:要塞 1290 2 2018-01-13 -
139 第83話:相反 1272 3 2018-01-17 -
129 第84話:特異 1292 5 2018-01-22 -
104 第85話:忌避 1387 4 2018-01-29 -
160 第86話:転生 1457 4 2018-02-06 -
102 第87話:変貌 1429 4 2018-02-14 -
153 第88話:祭典・1 1344 4 2018-02-22 -
123 第89話:祭典・2 1339 4 2018-02-28 -
129 第90話:祭典・3 1326 4 2018-03-10 -
203 18年4月制限について語るようです 1599 4 2018-03-14 -
122 第91話:閉幕 1257 4 2018-03-22 -
158 第92話:令嬢 1263 4 2018-03-31 -
136 第93話:共闘 1276 4 2018-04-07 -
163 第94話:古豪 1229 3 2018-04-15 -
114 第95話:護心 1234 2 2018-04-19 -
100 番外編:裏話 1357 4 2018-04-29 -
173 第96話:転機 1346 4 2018-05-03 -
150 第97話:敬意 1160 0 2018-05-13 -
102 第98話:遺托 1209 4 2018-05-17 -
160 番外編:青春 1420 2 2018-05-23 -
164 第99話:疾駆 1409 6 2018-06-12 -
170 遊大たちが18年7月制限について語ります 1200 0 2018-06-14 -
174 第100話:戦士 1235 0 2018-06-19 -
162 第101話:懐古 1241 2 2018-06-24 -
100 第102話:降竜 1094 0 2018-06-30 -
82 第103話:乱入 1106 3 2018-07-06 -
161 第104話:奮起 1335 0 2018-07-15 -
105 第105話:白翼 1216 0 2018-07-22 -
156 第106話:夢境 1643 3 2018-07-30 -
144 第107話:紫苑 1266 4 2018-09-12 -
115 遊大たちが10月制限について語ります 1215 2 2018-09-14 -
148 第108話:猛毒 1325 2 2018-09-17 -
109 第109話:変身 1167 2 2018-09-21 -
114 第110話:共闘 1177 4 2018-09-25 -
123 第111話:油断 981 2 2018-09-27 -
131 第112話:浸食 1397 2 2018-09-30 -
88 第113話:神意(修正・再掲版) 1140 2 2018-10-03 -
137 第114話:忍者 1180 2 2018-10-06 -
112 第115話:継承(修正版) 1100 3 2018-10-08 -
104 第116話:征圧 1082 2 2018-10-10 -
174 第117話:両雄(修正版) 1151 3 2018-10-15 -
130 第118話:負担 1153 2 2018-10-17 -
130 第119話:確信 1050 2 2018-10-20 -
129 第120話:無限 1131 4 2018-10-22 -
141 第121話:必然 1006 2 2018-10-25 -
132 第122話:悲劇 1174 2 2018-10-28 -
206 第123話:鬼気 1252 2 2018-10-31 -
104 第124話:捕食 1148 3 2018-11-02 -
163 第125話:一輪 1173 2 2018-11-05 -
162 第126話:後悔 1203 3 2018-11-07 -
115 第127話:神話 1108 2 2018-11-10 -
144 第128話:仮説 1240 3 2018-11-12 -
115 第129話:伝心 1202 3 2018-11-14 -
137 第130話:対立 1187 2 2018-11-16 -
145 第131話:残酷 1119 3 2018-11-18 -
135 第132話:涙雨 1171 3 2018-11-20 -
129 最終章予告 1037 3 2018-11-21 -
136 番外編:歓喜 1087 5 2018-11-22 -
127 第134話:決戦・1 1094 2 2018-11-23 -
119 第135話:決戦・2 1204 2 2018-11-25 -
128 第136話:決戦・3 1616 2 2018-11-27 -
112 第137話:決戦・4 1098 3 2018-11-28 -
123 第138話:決戦・5 1178 3 2018-11-30 -
107 第139話:覇王 1226 3 2018-12-02 -
109 第140話:精霊 1322 3 2018-12-04 -
149 第141話:落涙 1156 4 2018-12-05 -
147 第142話:命脈 1202 3 2018-12-07 -
94 第143話:終焉 1146 3 2018-12-08 -
144 第144話:帰還 1216 3 2018-12-10 -
114 遊大たちが19年1月制限について喋ります 1250 3 2018-12-11 -
124 第145話:三様 1190 2 2018-12-12 -
138 第146話:光明 1018 2 2018-12-15 -
138 第147話:竜星 1127 3 2018-12-16 -
133 第148話:斬撃 1083 3 2018-12-18 -
149 第149話:神竜 1161 3 2018-12-20 -
116 第150話:新竜 1007 3 2018-12-21 -
138 第151話:共鳴 1035 3 2018-12-24 -
147 第152話:前夜 1226 3 2018-12-25 -
132 第153話:星竜・1 1137 3 2018-12-28 -
119 第154話:星竜・2 1132 3 2018-12-29 -
133 第155話:星竜・3 1324 3 2018-12-31 -
148 エピローグ:雪夜 1427 6 2019-01-01 -
110 番外編:甘露 1137 2 2019-02-14 -
123 遊大たちが19年4月制限について喋ります 1039 3 2019-03-12 -
80 エイプリルフールに間に合わなかったので 933 0 2019-04-01 -
122 番外編:夏想・1 916 4 2019-04-17 -
125 番外編:夏想・2 1000 2 2019-04-19 -
127 番外編:夏想・3 783 2 2019-04-22 -
121 番外編:夏想・4 1018 2 2019-04-25 -
118 番外編:夏想・5 953 0 2019-05-01 -
109 番外編:師弟・1 899 2 2019-05-04 -
117 番外編:師弟・2 1026 2 2019-05-08 -
107 番外編:師弟・3 864 0 2019-05-13 -
122 番外編:師弟・4 843 2 2019-05-17 -
103 番外編:師弟・5 913 3 2019-05-21 -
115 10万アクセス記念企画 1079 4 2019-09-24 -
115 番外編:聖夜 1342 2 2019-12-25 -

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