遊大たちが1月制限について語るようです　作：光芒

エンシェント・フェアリー・ドラゴン「」

レッド・デーモンズ・ドラゴン「オイオイオイ」
ブラック・ローズ・ドラゴン「死んだわあいつ」

スターダスト・ドラゴン「ほう、エンシェント・フェアリー・ドラゴン禁止ですか……大したものですね。竜の渓谷や終末の騎士の効果で墓地に落とした亡龍の戦慄-デストルドーの自己蘇生によるシンクロ召喚が容易であり、テラ・フォーミング制限指定も相まって、2つ目の効果でデストルドーのライフコストを補いつつ任意のフィールド魔法をサーチできる」

ブラック・フェザー・ドラゴン「なんでもいいけどよォ」
パワー・ツール・ドラゴン「禁止にされるレベルなの？」

スター・ダスト・ドラゴン「かつては霞の谷の神風とのコンボが注目され、霞の谷の神風とA・ジェネクス・バードマンを制限カードに追い込み、旧神ノーデンとのコンボでワンキルパーツとなって、ノーデンを禁止カードにした。10期においても【ABC】や【SPYRAL】に組み込まれて大暴れした。もはや他力本願竜とは誰も呼べまい」

エンシェント・フェアリー・ドラゴン「竜可……」







～遊大たちが18年1月制限について語るようです～





国広 陸「ということで、18年1月制限改訂ネタの始まりだぜ！」
大空 仁「突然の寸劇で禁止カードに触れられてしまったな。ちなみに寸劇の元ネタについては『オイオイオイ』でググれカス」
高海 遊大「カスはやめとこうよカスは」



○禁止カード（1種）


※エンシェント・フェアリー・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター (18/01/01から禁止カード)
星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー＋チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、自分は1000ライフポイント回復する。その後、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える事ができる。


レグルス「エンシェント・フェアリー様ァァァ！！」



大空 礼「まさか、このカードが禁止カードになるとはね……5D’s放映時は想像もしていなかったわ」
音無 林檎「ていうか強いフィールド魔法が増えれば、このカードの価値も相対的に上がるわよね」
孫 美鈴「1つ目の効果でも先攻1ターン目でレベル4のモンスターを特殊召喚すればリンク2のリンク召喚に繋げられますもんね……」
舞原 留奈「でたばかりのころはよわいよわいとばかにしているとあとでいたいめをみるな！」



○新規制限カード（6種）
SPYRAL GEAR-ドローン
SPYRAL-ジーニアス
SPYRAL RESORT
ダンディライオン
BF-隠れ蓑のスチーム
ファイアウォール・ドラゴン


遊大「まあわかりきっていたことだけど、SPYRALがごっそり行かれたよね……」
林檎「でもダブルヘリックスはノータッチだったね」
仁「【剣闘獣】全盛期でも融合体であるガイザレスではなく、ベストロウリィが制限カードになったからな。ゴールではなく、そこに至るまでの過程が潰される傾向にある」
美鈴「それでいてダンディライオンとスチームが制限……ダンディライオンは前科がありますが」
留奈「いまさらなはなしだが、ぼちにおくられるだけでトークン2つつくれるのってとんでもないこうかだな！」
陸「確かに。ところで俺言いたい事あるんだけど」
遊大「何？」


※ファイアウォール・ドラゴン
リンク・効果モンスター (18/01/01から制限カード)
リンク4/光属性/サイバース族/攻2500
【リンクマーカー：上/左/右/下】
モンスター2体以上
(1)：このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2)：このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。


留奈「てっぺきのしょご……しゅごりゅうがどうかしたのか？」
林檎（噛んだ）
礼（噛んだわね）
美鈴（このネタ通じる人いるのでしょうか）
陸「アニメ始まったばかりの主人公の切り札が、いきなり制限っておかしくね？ というかなんでターン1制限つけなかったんだよKONMAIィ！」
遊大「時折致命的なミスを犯すよね……」
仁「時折、というか結構な確率でやらかしている気がするな。まあアニメ世界だと主人公の切り札ポジションのカードは世界で1枚しか存在しないから、制限にされようと特に痛くはないのだが」
林檎「でも仮にファイアウォール・ドラゴンが進化したりするとこれ以上に凄い効果になるのかな？」
礼「カード作る人のプレッシャーがとんでもないことになりそうね」

遊大「ところでファイアウォール・ドラゴンって切り札ポジションの割にその枠をコードトーカー軍団に取られてない？」
陸「それを言うなって！！」





○新規準制限カード（9種）
同族感染ウィルス
トーチ・ゴーレム
影霊衣の術士 シュリット
マスマティシャン
ローンファイア・ブロッサム
スケープ・ゴート
汎神の帝王
盆回し
神の警告


美鈴「トーチ・ゴーレムはよく準制限で済みましたね」
礼「いや、再録されたばかりで制限カードになったらクレームとんでもないでしょう」
仁 つ【征竜】
礼「あれはだいぶ時間が経っていたじゃない！」
遊大「そして早速暴れ始めているローン・ファイア・ブロッサムが準制限に」
陸「ちょっと前まで大会はSPYRAL一色だったのが今やLINK VRAINS PACKで強化された新規リンクモンスターが跋扈している状態になっちまったな」
林檎「スケープ・ゴートやマスマティシャンも環境や召喚法次第でもっと危ないかもね」
留奈「もどってきたのは神の警告と汎神の帝王、シュリットだな。同族感染ウィルスもか」
仁「しかし、これらのカードが戻ってきたところでどこまで太刀打ちできるか……」



○新規無制限カード（4種）
海皇の竜騎隊
増殖するG
ブラック・ホール
未来融合-フューチャー・フュージョン


留奈「増殖するG準制限とはなんだったのか！」
林檎「著者は3積みする意味ないと思ってたんだけどね。それよりも灰流うららノータッチなのはなんでかしら」
礼「必要悪、ってことなのかしらね。地味に竜騎隊が解除されてるけど……」
遊大「それよりもブラック・ホール無制限のインパクトが強すぎてね……」
仁「ちなみにブラック・ホールが無制限になるのは制限カードが導入された1999年以来。なんと18年ぶりだ。俺たちが生まれる前の話だぞ」
陸「よく考えなくてもすげーなそれ」
遊大「遊戯王ってそんな続いているんだ……今更な話だけど」
美鈴「海外ではサンダー・ボルトが制限カードとなっていますし、日本でも羽根帚のように戻ってきそうですね」




～今後の環境について～


陸「まあ、ケルビーニとハリファイバーが無理なく入るデッキはどれもやばいだろうなぁ……」
仁「ケルビーニはフィールドにいる限り、何度も発動できるおろかな埋葬も同然であり、ハリファイバーはチューナーがいれば容易にリンク召喚可能だからな。いくら旧テーマの救済とはいえ、救済されたテーマとそうでないテーマの差が激しすぎる気がするが」
遊大「あと忘れてはいけないのが、アロマセラフィ-ジャスミンが追加された【植物族】だね」
美鈴「確か制限カードになったダンディライオンや準制限カードになったローン・ファイア・ブロッサムに、フェニキシアン・クラスター・アマリリスや【捕食植物】を絡めた先攻ワンキルもあるんですよね」
礼「先攻ワンキルをKONMAIは重く見るのよね……tyrant NEPTUNE……」
林檎（まだ引きずってたのね）










～今後の『虹彩竜と歩むもの』～




―――これが俺の全力だ！ シンクロ召喚！！ 来い、神の名を与えられし超重武者！！―――



―――アタシを怒らせたこと……後悔させてやるよ！！ 森羅万象、その目に映る全てをぶった切れ！！ アタシのX-セイバー！！―――





＊





―――俺のデュエルは柔よく剛を制すが信条でな。闇雲に攻めるだけでは……どうにもならないぞ？―――



―――能ある鷹は爪を隠す。それは俺もRRたちも同じということだ―――





＊





―――この程度か？ 天都 遊希に認められた決闘者というのは……―――



―――……俺は、勝たなければいけない。みんなのためにも、兄さんのためにも、遊希さんのためにも。でも、どうすれば……―――






―――えっ……兄さんから貰ったダーク・リベリオンが……変わっていく？―――






―――高海くん……高海くんなの？ 一体、あなたは……―――











―――天海 刃弥……申し訳ないが、このデュエル、俺の勝ちだ。―――