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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第94話:古豪

第94話:古豪 作:光芒






「じゃまするぞ」

 デュエルの時間まで1時間を切った頃、一人でデッキ調整を行っていた陸を尋ねた者がいた。他ならぬ留奈である。今回のルールはバトルロイヤルルールであり、タッグデュエルではない。そのため厳密にいえば留奈も陸にとっては敵になり得る存在でもある。しかし、陸もそれを理解した上で彼女を招き入れた。

「留奈ちゃん。いいの? こんなとこ来ちゃって」
「……ひとりだとやることがないからきただけだ。少しはなしあいてになれ」

 陸は仕方なさそうに笑うと、再びデッキ調整をするためにカードの山に目を戻す。陸にとってもう一人の相手となるダンは留奈のデュエルの師匠であり、留奈が一度も勝ったことのないデュエリスト。
 そうなると当然力量はダンの方が上であるし、その力は遊大ら同級生たちのそれとは比べるまでもないだろう。留奈と協力しても勝てる見込みは低いと言っても差し支えない相手だ。しかし、だからと言って自分からデュエルへの乱入を申し出打以上、座して死を待つ気など陸には毛頭なかった。

「おい陸。おまえはなぜわたしとダンのデュエルにくびをつっこんできたんだ」

 陸がデッキを調整している間、椅子に座っては暇そうに足をぷらぷらと揺らしていた留奈であるが、さすがにそれにはもう飽きてしまったのか陸に話しかける。陸は顔をカードに向けたまま、それに応えた。

「そんなん留奈ちゃんに退学してもらいたくないからだよ。留奈ちゃんは俺の大事な仲間だからな」
「……じぶんからやっかいなことにかかわるというのか。おまえさてはどえむだな」
「Mかどうかはともかく、ゴールキーパーは守備がメインのポジションだからね。俺が忙しい時は常に劣勢だよ。だから面倒な事態には慣れてるから問題ないさ」
「そうか……その、陸。ありがとう、おまえのきづかいはうれしい。わたしはこのデュエルかってみせるぞ」

 そう言って留奈は飛び出すように部屋を後にした。話をしたい、と言って来た留奈であったがその実はただ一緒に戦ってくれる陸に感謝の言葉を伝えたかっただけなのかもしれなかった。

(相変わらずだなあ、留奈ちゃんは。でもそういうところがあるから助けたくなるんだよな。俺のデッキに合わせてくれたこともあるし)

 冷静になった陸もまた、遊大と同様に留奈が陸のデッキを気遣ってバトルロイヤルを提案したことに気が付いた。それだけ留奈もこのデュエルを勝ちに来ている。そんな彼女の決意を、彼女の思いを無駄にしたくない。その気持ちがデュエルに臨む陸の気持ちを一層昂らせるのであった。











「バトルロイヤルか。また珍しいルールでのデュエルになるものだな」

 遊大から事の顛末を聞いた仁たちは三人によるデュエルが行われるデュエルフィールドへと駆けつけていた。もちろん彼らにとってもバトルロイヤルルールというのは斬新なものであり、留奈と陸の応援はもちろん滅多に見られないケースのデュエルを見るという狙いもあった。


○今回のバトルロイヤルルールの概要

・各プレイヤーの初期ライフは8000
・ライフ、フィールド、墓地は三人別々
・ターンは以下のように経過する(例:プレイヤーA→プレイヤーB→プレイヤーC→プレイヤーA→……)
・先攻1ターン目は、最初のプレイヤーのみドロー無し&バトルフェイズ不可(上記の例であれば、プレイヤーAの1ターン目のみドロー&バトル不可)
・二人目のプレイヤーからドローおよびバトルフェイズを行える(例:プレイヤーAがターン終了→プレイヤーBからドローとバトルが可能になる)
・デュエル終了の条件は「ダンのライフが0になる」or「留奈と陸の二人のライフが0になる」(留奈か陸どちらかのライフが0になっても、二人のうち片方が健在であればデュエルは続行される)


 通常のバトルロイヤルとの違いは、やはりデュエル終了の条件である。普通のバトルロイヤルであれば、勝者は一人だけとなるので、自分以外の二人のライフを0にしたデュエリストが勝利となる。
 だが、今回のルールではダンの勝利条件は陸と留奈二人のライフを0にするということになっており、バトルロイヤルでありながらも実質は陸と留奈の二人対ダンのデュエルということになる。
 もちろんこの状況はダンが不利なものであるのだが、彼は提示されたこの条件をあっさりと受け入れた。留奈の退学がかかっているのだから陸と留奈が組むのは当然と言えば当然なのだが、その裏には二人がかりで挑まれてもそれを退けるだけの力をダンが持っていることの証明でもあったのだ。

「相手は留奈の執事なんだよね。だったら留奈に気を遣ってくれないのかな?」
「その執事が留奈の退学と渡米を告げに来たのよ? 容赦なんてするわけないわ」
「はい。それに留奈さんのデュエルの師匠であるのならば、デュエルにかける思いは本物のはずです」

 礼、美鈴、林檎の三人は留奈の家のことは今日まで知らなかった。仮に留奈が正直に「自分が名家の娘である」と言ったところで真に受けなかったかもしれないが。それでも自分にデュエルを教えてくれた人物の存在は匂わせており、その人物=ダンを超えるだけの力を身につけたいということは日々口にしていた。そのため、留奈がこのデュエルをどう見ているかはこの三人は理解していたのだ。

「しかし、その場にいたとはいえまさか陸までが参戦するとはな」
「陸はチームスポーツをやってるからそういうのに機敏だよね。仲間思いのところはいいと思うよ。でも……」

 遊大はやや不安そうに周囲を見回す。デュエルフィールドの周りの観客席は生徒たちで溢れかえっており、デュエル開始の時を今か今かと待ちわびている様子であった。
 元々デュエルフィールドを使用していた生徒たちであるが、急遽留奈たちのデュエルが行われることになったために彼らは半ば強制的にデュエルフィールドから弾き出される形になってしまっていた。行き場を失った生徒たちであるが、彼らが求めているものはあくまで「デュエル」であり、自分たちのプラスになるようなデュエルであれば当事者でなくとも構わないという精神である。それがこの事態を招いていた。

「見知った人たちに見られるならともかく、これだけのオーディエンスの前で不慣れなルールでのデュエル……というのは少々気恥ずかしいかもしれないわね」
「遊希さん!?」
「隣、失礼するわね」

 人込みを掻き分けて現れた遊希は空席となっていた遊大の隣に腰かける。このデュエルのきっかけはあくまで舞原家内部の問題であるため、観戦するのは一部の関係者のみだと遊希も思っていた。
 しかし、蓋を開けてみればこれだけの観衆を前に「自分の退学をかけてデュエル」というのは留奈でなくても見られるのは嫌というものであろう。最も何故このデュエルが行われるかを知っているのも遊希や遊大たち一部の人間だけなのであるが。

「どうしてこっちに? てっきり生徒会の皆さんと一緒に見るものかと」
「……何故か知らないけど綾香や千夏が高海くんと一緒に見るようにってしつこいのよ。どういうことなのかしらね」

 綾香や千夏の真意を測れぬまま、言われるがままにやってきた遊希。そしてそんな遊希を迎え入れた遊大も綾香たちが何を考えているのかはこの時はわからなかった。
 そんな時である。デュエル開始時刻を迎え、留奈と陸、そしてダンがデュエルフィールドに入ってきたのは。事情を知らない生徒たちは何故三人がデュエルフィールドに上がるのかと困惑の表情を浮かべるが、竜司によってルールについての説明がなされると驚きと喜びを含んだ歓声が所々から上がり始めた。

「さて、ターン決定権は誰に渡りましたか」

 竜司が尋ねると、陸が手を挙げる。三人でのデュエルということで、各々のデュエルディスクには数字がホログラムで表示される。陸のディスクには「1」の数字が浮かび、留奈には「2」、ダンには「3」が表示された。この順番で番号が若い順から自分がどのタイミングでターンを迎えるかを決めることができるのだ。

「俺です。俺が一番最初を貰います!」
「ならばわたしは陸のつぎ、2ばんめをもらうぞ」
「では私が最後のターンでございますね」

 陸、留奈、ダンの順番でターンが回ることになる。そのため陸がドローとバトルを行えないが、そもそも陸のデッキは積極的に攻めるデッキではないため、1ターン目のバトルフェイズ不可というデメリットはさほど問題にならなかったのだ。

「さて、お嬢様。国広様。あなた方の肩にお嬢様の今後がかかっております。故に抜かりなきよう」
「もちろん、言われなくてもそのつもりだぜ!」
「お覚悟はできているようでございますね、結構。ではこちらも全力を以てこのデュエルに臨むことができるというものでございます」
「……ダン、いままでのわたしとちがうところをみせてやる!!」

 留奈の意地と未来、そして陸たちとの絆。それが試される運命の一戦の火蓋が切って落とされた。



①陸 LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラ:15(0)

②留奈 LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラ:15(0)

③ダン LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラ:15(0)


☆TURN01(陸)


「最初のターンは俺だ! 俺はモンスターをセット、これでターンエンドだ!」

 陸の1ターン目はモンスターをセットするだけで終わった。最もそれは【フルモンスター】デッキである以上当然のことなのであるが。

(モンスターをセットするだけ……手札事故を起こしているのでしょうか。それとも……)


陸 LP8000 手札4枚
デッキ:35 モンスター:1 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラ:15(0)

留奈 LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラ:15(0)

ダン LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラ:15(0)


☆TURN02(留奈)


「わたしのターン、ドローだ!」

 2ターン目となる留奈のターン。このターンから各プレイヤーにドローとバトルが許される。しかし、陸と留奈は実質的にタッグを組んでいることになるため、留奈が陸を攻撃するメリットはまずないと言っていいだろう。

(陸のセットしたモンスターは……おそらくあのモンスターだろう。そしてダンのデッキがもしまえのままであればきっと……)
「わたしは手札の月光黒羊の効果を発動! このカードを捨てて、デッキから融合1枚を手札にくわえる! そして月光白兎を召喚! そして召喚に成功した月光白兎の効果を発動!」

 兎のような耳が生えた白い頭巾を被るモンスターが、手に持った槌のようなものでリズミカルに地面を叩く。すると、その音に誘引されるかのように暗い世界からは肩に羊の角のような装飾品を身につけた漆黒のモンスターが現れる。
 自身の効果で墓地に送りつつ、融合カードをサーチできる月光黒羊と召喚成功時に墓地のムーンライトモンスター1体を蘇生する月光白兎は非常に噛み合っており、この2枚さえあれば融合召喚を行えるのだ。

「いくぞ、わたしは月光白兎と月光黒羊を融合!“月光に映え躍動する兎よ。漆黒の闇に潜む獣よ。今その命を一つとし、月夜にて舞い踊る野獣として平原を駆け抜けよ!”融合召喚! 現れよ、月光舞猫姫!」

 留奈のデッキのエースモンスターの1体であり、最も緩い召喚条件で融合召喚が可能な月光舞猫姫がフィールドに舞い降りる。攻撃力は2400と上級モンスタークラスであるが、戦闘破壊耐性を持っているために思っている以上に場持ちの良いモンスターだ。
 このモンスターを基盤により上位の融合モンスターの融合召喚を狙うのがムーンライトデッキの基本戦術の一つでもあるのだ。しかし、月光舞猫姫を融合召喚した割に留奈の表情は決して明るくない。少なくともこのモンスターの融合召喚が留奈の狙いではないようだった。

(……ダンのデッキはバトルをしてこそほんりょうをはっきするデッキだが、だからといってバトルではかいされないことはアドバンテージにならない。ならば……すまない、陸)
「バトル! わたしは月光舞猫姫で陸のセットモンスターを攻撃する!“フルムーンクレスタ”!」

 月光舞猫姫の両の瞳から放たれたビームが陸のセットモンスターを貫く。巨大なネズミのようなモンスターは苦悶の表情を浮かべながら消えていった。

月光舞猫姫 ATK2400 VS 巨大ネズミ DEF1450

「月光舞猫姫の攻撃宣言時に効果を発動! 陸に100のダメージを与える!」

陸 LP8000→7900

「どうして留奈さんは国広さんに攻撃を……」
「いや、これでいいわ」

 困惑する美鈴であるが、礼の言葉と破壊されたモンスターを見て留奈の意図を理解する。

「戦闘で破壊された巨大ネズミの効果を発動! デッキから攻撃力1500以下のモンスターを攻撃表示で特殊召喚する! 来い、超重武者ビッグベン-K!」
「超重武者……なるほど、そういうことですか」

 陸のフィールドから大山鳴動して現れたビッグベン-Kを見て、ダンは留奈の狙いを理解する。巨大ネズミは戦闘破壊をトリガーに攻撃力1500以下のモンスターをフィールドに特殊召喚する効果を持っており、カードの効果で破壊された場合はその効果が発動しない。
 そのため留奈は月光舞猫姫の効果でダメージを与えてしまうというリスクを犯しながらも、巨大ネズミを戦闘破壊して陸のフィールドに守備力3500のビッグベン-Kを呼び出したのだ。

「召喚・特殊召喚に成功したビッグベン-Kの効果を発動! こいつを守備表示に変更する!」

超重武者ビッグベン-K DEF3500

「そしてビッグベン-Kがいる限り、俺のフィールドの超重武者モンスターは守備表示のまま、守備力を攻撃力扱いとして攻撃できる!」
「つまり国広様のフィールドには攻撃力3500のモンスターが存在することになるのですね。これは対応に困りますね」
「……バトルフェイズをおえてメインフェイズ2にいこうする。わたしはカードを2枚セットしてターンエンドだ」



陸 LP7900 手札4枚
デッキ:34 モンスター:1(超重武者ビッグベン-K)魔法・罠:0 墓地:1 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラ:15(0)

留奈 LP8000 手札2枚
デッキ:33 モンスター:1(月光舞猫姫)魔法・罠:2 墓地:3 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラ:14(0)

ダン LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 エクストラ:15(0)


☆TURN03(ダン)


「では私のターン、ドローです。さてお嬢様、先の攻撃において私のモンスターの効果による破壊を警戒して敢えて国広様のモンスターを戦闘破壊するという判断はお見事でございます。ですが、よもやその程度のプレイングで私の攻撃を防げるとは思ってはおりませんね」
「……ああ」
「そうですか、では行かせて頂きます。まず私はおろかな埋葬を発動します。デッキから“E・HERO プリズマー”を墓地に送ります。そして魔法カード、死者蘇生を発動してそのプリズマーを蘇生します」

 ダンは制限カードであり、墓地のモンスター1体をタイムラグなしで蘇生できる死者蘇生をあっさりと使用する。これも戦術の一つなのか、それとも死者蘇生のようなカードをすぐに切れるほどこのデュエルに自信があるということなのだろうか。

「そしてプリズマーの効果を発動させて頂きます」


※E・HERO プリズマー
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1100
(1):1ターンに1度、エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体をデッキから墓地へ送って発動できる。エンドフェイズまで、このカードは墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う。


「エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せることで、そのモンスターにカード名が記されているモンスター1体をデッキから墓地に送り、エンドフェイズまでプリズマーをそのモンスターとして扱います。私はエクストラデッキのこのモンスターをお見せしましょう」

 プリズマーはその名が示す通り、身体がプリズムでできているモンスターだ。プリズムとは、光を分散・屈折・全反射・複屈折させるための周囲の空間とは屈折率の異なるガラス・水晶などの透明な媒質でできた多面体のことであり、透き通ったその身体はまさに鏡のように様々なものを映し出す。
 そんなプリズマーの身体にはその効果が示す通り、融合モンスターのカードが映し出される。カードにイラストとして描かれていたのは、鎧や剣で武装した爬虫類のようなモンスターであり、そのカードを見た瞬間に陸はダンのデッキがどのようなデッキであるかを理解した。

「私が皆様にお見せするのは―――“剣闘獣アンダバタエ”でございます。よってこのモンスターの融合素材である“剣闘獣アウグストル”を墓地に送り、プリズマーをアウグストルとして扱います」

 プリズマーの身体は瞬く間に漆黒の鎧を纏った翼竜のようなモンスターへと変化する。留奈の師であるダンのデッキは【剣闘獣】。留奈のムーンライトと同じく融合召喚を主戦法として扱うデッキであり、かつては多くのプロデュエリストに愛用されていた古豪デッキでもある。
 その歴史は古く、陸や留奈が産まれる前から存在していたデッキであるため、やはり古いカードが多いというのは否めないだろう。しかし、古いデッキ=弱いデッキであるならば、デュエルモンスターズの黎明期から存在する青眼の白龍擁する【青眼】を使う竜司は何故プロとして世界的なデュエリストにまでのし上がることができたのか。
 デッキもカードもその使い手によってあらゆるものを断つ剣にもなれば、何も切れない鈍ら刃へと変わる。少なくともこの時の留奈、そして陸は気付いていた。ダンがデッキをあらゆるものを断つ剣にできるデュエリストであると。








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から揚げ
バトルロイヤルルールを巧く利用して、陸くんのビックベンKの展開をアシストしていた留奈ちゃんのタクティクスには正に目から鱗でした!今回の様なルールに合わせたプレイングを行っていた所やパートナーの陸くんがが戦いやすい様に気を遣っていた所が、留奈ちゃんの成長を如実に感じさせますね!

それにしても、このバトルロイヤルルールなら魔宮の賄賂などが凶悪なカードに変貌しそうですね!パートナーにドローさせつつ、相手の妨害も行える所が最高です!(真ゲス顔)

ダン・ガーンさんが剣闘獣デッキを使うとは驚きました!マスタールール3でのアンダバタエとエーディトルは脅威の一言ですね!ダン・ガーンさんがプリズマーを展開するに当たって、ヒーローアライブでは無くおろ埋からの死者蘇生という昔ながらの捨て蘇生で展開していた辺り、迂闊に自分のライフポイントを削る事は自分の首を絞めかねない行為である事を熟知した古参の強者である事が鮮明に感じられて、流石は幾多の戦場を潜り抜けた程の猛者だなと思いました! (2018-04-15 11:12)
ター坊
タイトルから古参のデッキかなと思いましたがアライブ剣闘獣ですか。一世を風靡してましたが、現代だとスピードが遅い気も…というのが時代を感じます。ただガイザレス連打は今でも脅威なのでそこら辺の活躍に期待です。 (2018-04-15 11:19)
光芒
から揚げさん
少なくとも入学当初と比べて留奈も陸もレベルアップしていることは間違いないでしょう。最も留奈の場合は求められるボーダーラインが高すぎるがためにこういう事態になってしまっているんですけどね。

>それにしても、このバトルロイヤルルールなら魔宮の賄賂などが凶悪なカードに変貌しそうですね!パートナーにドローさせつつ、相手の妨害も行える所が最高です!(真ゲス顔)
そう言えば、このルールで魔宮の賄賂を発動するとどういう仕様になるんでしょうね。あれって無効にされたカードを発動したプレイヤーのみがドローするんだと思っていましたが。

>ダン・ガーンさんが剣闘獣デッキを使うとは驚きました!マスタールール3でのアンダバタエとエーディトルは脅威の一言ですね!
モチーフはバレットですが、使用するデッキはBB+サンダースという。でもマスタールール3のままだったらだったでガイザレスを容易に連打できたのでマズかったですね。ドラガシスがいるのである程度は報われましたが。

ター坊さん
今や剣闘獣もすっかり古き良きデッキの仲間入りですからね。覇権を争ったBFも既に懐かしテーマですし(遠い目

>ただガイザレス連打は今でも脅威なのでそこら辺の活躍に期待です。
おっと、展開を先読みしないで頂きた(殴
(2018-04-17 22:34)

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98 第80話:疾風 1200 2 2017-12-30 -
78 番外編:隠想 1206 3 2018-01-01 -
80 第81話:異能 1065 2 2018-01-08 -
131 第82話:要塞 1112 2 2018-01-13 -
100 第83話:相反 1125 3 2018-01-17 -
97 第84話:特異 1138 5 2018-01-22 -
77 第85話:忌避 1251 4 2018-01-29 -
123 第86話:転生 1301 4 2018-02-06 -
73 第87話:変貌 1300 4 2018-02-14 -
115 第88話:祭典・1 1188 4 2018-02-22 -
83 第89話:祭典・2 1192 4 2018-02-28 -
91 第90話:祭典・3 1193 4 2018-03-10 -
147 18年4月制限について語るようです 1434 4 2018-03-14 -
90 第91話:閉幕 1128 4 2018-03-22 -
120 第92話:令嬢 1139 4 2018-03-31 -
103 第93話:共闘 1156 4 2018-04-07 -
127 第94話:古豪 1027 3 2018-04-15 -
78 第95話:護心 1022 2 2018-04-19 -
61 番外編:裏話 1192 4 2018-04-29 -
132 第96話:転機 1217 4 2018-05-03 -
120 第97話:敬意 1042 0 2018-05-13 -
71 第98話:遺托 1088 4 2018-05-17 -
123 番外編:青春 1244 2 2018-05-23 -
129 第99話:疾駆 1225 6 2018-06-12 -
130 遊大たちが18年7月制限について語ります 1059 0 2018-06-14 -
143 第100話:戦士 1074 0 2018-06-19 -
122 第101話:懐古 1090 2 2018-06-24 -
64 第102話:降竜 961 0 2018-06-30 -
46 第103話:乱入 970 3 2018-07-06 -
122 第104話:奮起 1174 0 2018-07-15 -
69 第105話:白翼 1070 0 2018-07-22 -
119 第106話:夢境 1372 3 2018-07-30 -
104 第107話:紫苑 1121 4 2018-09-12 -
80 遊大たちが10月制限について語ります 1072 2 2018-09-14 -
114 第108話:猛毒 1181 2 2018-09-17 -
71 第109話:変身 1014 2 2018-09-21 -
82 第110話:共闘 1041 4 2018-09-25 -
83 第111話:油断 855 2 2018-09-27 -
102 第112話:浸食 1185 2 2018-09-30 -
57 第113話:神意(修正・再掲版) 985 2 2018-10-03 -
103 第114話:忍者 978 2 2018-10-06 -
75 第115話:継承(修正版) 952 3 2018-10-08 -
69 第116話:征圧 931 2 2018-10-10 -
130 第117話:両雄(修正版) 1006 3 2018-10-15 -
95 第118話:負担 940 2 2018-10-17 -
93 第119話:確信 917 2 2018-10-20 -
98 第120話:無限 982 4 2018-10-22 -
106 第121話:必然 873 2 2018-10-25 -
101 第122話:悲劇 1053 2 2018-10-28 -
135 第123話:鬼気 1010 2 2018-10-31 -
67 第124話:捕食 992 3 2018-11-02 -
122 第125話:一輪 991 2 2018-11-05 -
129 第126話:後悔 1081 3 2018-11-07 -
77 第127話:神話 986 2 2018-11-10 -
110 第128話:仮説 1093 3 2018-11-12 -
74 第129話:伝心 1046 3 2018-11-14 -
101 第130話:対立 1059 2 2018-11-16 -
114 第131話:残酷 987 3 2018-11-18 -
100 第132話:涙雨 1031 3 2018-11-20 -
93 最終章予告 914 3 2018-11-21 -
107 番外編:歓喜 972 5 2018-11-22 -
93 第134話:決戦・1 946 2 2018-11-23 -
72 第135話:決戦・2 1002 2 2018-11-25 -
96 第136話:決戦・3 1392 2 2018-11-27 -
78 第137話:決戦・4 979 3 2018-11-28 -
84 第138話:決戦・5 1038 3 2018-11-30 -
72 第139話:覇王 1075 3 2018-12-02 -
73 第140話:精霊 1185 3 2018-12-04 -
115 第141話:落涙 1011 4 2018-12-05 -
107 第142話:命脈 1051 3 2018-12-07 -
55 第143話:終焉 1009 3 2018-12-08 -
109 第144話:帰還 1070 3 2018-12-10 -
86 遊大たちが19年1月制限について喋ります 1138 3 2018-12-11 -
84 第145話:三様 1056 2 2018-12-12 -
100 第146話:光明 895 2 2018-12-15 -
105 第147話:竜星 984 3 2018-12-16 -
99 第148話:斬撃 941 3 2018-12-18 -
111 第149話:神竜 949 3 2018-12-20 -
78 第150話:新竜 886 3 2018-12-21 -
104 第151話:共鳴 903 3 2018-12-24 -
107 第152話:前夜 1012 3 2018-12-25 -
90 第153話:星竜・1 987 3 2018-12-28 -
87 第154話:星竜・2 991 3 2018-12-29 -
102 第155話:星竜・3 1078 3 2018-12-31 -
113 エピローグ:雪夜 1295 6 2019-01-01 -
76 番外編:甘露 994 2 2019-02-14 -
88 遊大たちが19年4月制限について喋ります 921 3 2019-03-12 -
46 エイプリルフールに間に合わなかったので 797 0 2019-04-01 -
90 番外編:夏想・1 806 4 2019-04-17 -
90 番外編:夏想・2 862 2 2019-04-19 -
91 番外編:夏想・3 626 2 2019-04-22 -
86 番外編:夏想・4 894 2 2019-04-25 -
88 番外編:夏想・5 831 0 2019-05-01 -
69 番外編:師弟・1 762 2 2019-05-04 -
80 番外編:師弟・2 801 2 2019-05-08 -
70 番外編:師弟・3 726 0 2019-05-13 -
89 番外編:師弟・4 738 2 2019-05-17 -
58 番外編:師弟・5 762 3 2019-05-21 -
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80 番外編:聖夜 1163 2 2019-12-25 -

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