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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第153話:星竜・1

第153話:星竜・1 作:光芒








 遊希から待ち合わせ場所に指定されたのは都心の一等地にある高級ホテルだった。主にデュエリストのために作られたそのホテルは屋上がデュエルフィールドになっており、都心のネオンに囲まれながらデュエルができるということでプロデュエリストたちの間では評判となっていた。
 遊大は覇王烈竜の姿のままホテルの屋上に直接降りるのは流石にまずいと判断し、少し離れた場所で人の姿に戻っては、そのままホテルに入る。そしてホテルのロビーに遊希の名前を出して用件を伝えた。

「高海 遊大様でございますね。天都 遊希様からお話は伺っております」

 ロビーの担当者によると遊希はまだ来ていないようで、彼女の名前を出したら屋上は遊希の名前で貸し切っているため、自由に出入りしていいという旨を伝えられた。
 待ち合わせの時間より30分ほど早いが、冬は暗くなるのが早いため、デッキ調整をしながらネオンを眺めて精神を落ち着かせるには十分だろう。遊大はロビーで屋上デュエルフィールドに入るためのキーを受け取ると、遊希より先にデュエルフィールドに入った。屋上のため当然野外なのだが、12月24日の夜である。精霊となった遊大であってもこの寒さは身に染みるものであった。

「……遊希さんとのデュエル。このデュエルには俺の全てをかけて挑まなければならない。デッキはどうしようかな。今は【オッドアイズ】メインでやっているけど、安定感で言えば【EM】や【魔術師】を中軸に添えた方がいいし……」

 デッキを組むにあたってバランスを考えた上で組まなくてはならない。デュエルモンスターズのルールにおけるデッキの最小枚数は40枚、最大枚数は60枚であり、多くのカードを入れればその分様々な戦術を一つのデッキで取れるようになるが、悪戯にカードを増やせばいいというものでもない。
 カードの枚数を増やすことで欲しいカードを欲しい時に引けなくなるリスクが増加するのだ。そのため大半のデュエリストはデッキ枚数を最小の40枚を目安に組み立てる。最も《隣の芝刈り》のようにデッキ枚数を多くすることがいい方面に働くケースもあるのだが。

「精霊の力が目覚めてから俺は多くのカードを手に入れた。そのカードたちのおかげで今の俺がいる。でも……」

 デュエリストは勝利のために、愛着のあるカードを外さなければならない時もある。遊大は自分が成長した証を遊希に見てもらうためにこのデュエルに臨む。それならば自分が取るべき道はただ一つ。原点に回帰することであった。

「よし、このデッキで行こう。みんな、俺と一緒に戦ってくれ」

 手持ちの莫大なカードの中から選び抜いたカードをまとめ、デッキとしてデュエルディスクにセットする遊大。後はただ遊希がこの場に来るのを待つだけ。待つだけ―――なのだが。

「……来ない」

 遊希は時間はきっちりと守る方である。だが、事前に集まる予定であった午後7時を既に20分は過ぎていた。もしや彼女の身に何かがあったのだろうか、と遊大が不安の真っただ中にいた時。当の遊希から電話がかかってきた。
 電車が遅れたり渋滞に巻き込まれたのであればしょうがない。ただ、もし急な発熱などで動けないともなればこのような場所で待ち続けているわけにはいかない。遊大は意を決して電話を取った。

「遊希さん? どうしたんですか、何かあったんですか?」

 心配そうに問いかける遊大に対し、電話口の向こうから聴こえてきたのはなんとも弱々しい遊希の声であった。





『ご、ごめっ……その、今日のために……色々……準備して……たら……そのっ、うたた寝、しちゃっ……あの……その……ええっと……』





 この日この瞬間を心待ちにしていたのは遊大だけではない。それは遊希にも言えることだった。遊希は新しく手にしたデッキを完成させ、そして遊大とのデュエルのために着用するドレスを揃えてはいつでも家を発てるように準備を済ませていたのだ。だが、この日をあまりに楽しみにしすぎていたのか彼女はここ数日平常時の半分も睡眠をとっていなかったのである。

「えっと……平たく言うと、寝坊ってことですか?」
『……はい』
「遠足が楽しみで眠れない小学生ですかあなたは!」
『ふぇぇ……』
「……理由はわかりました。何時間でも待ちますから、焦らずゆっくりと来て下さいね」
『だ、大丈夫! すぐに着くから!』
「いや、遊希さんのマンションってここからかなりありますよね? すぐに着くのは流石に……」

 遊大がそう言いかけた時、電話は既に切れていた。家からここまでテレポートでもするのだろうか、と思った矢先のことである。遊大は自分と近い存在の波動を感じ取った。そしてその波動の正体を考える間もなく、その波動の主が彼の前に現れる。
 波動の主は巨大な1体のドラゴンであった。その姿はかの《銀河眼の光子竜》に酷似しているが、そのドラゴンは全身を剣のように鋭く尖った水晶の鱗で覆っており、ドラゴンの鼓動に合わせて輝く光の影響で全身はまるでサファイヤのように蒼く、そして美しく輝いていた。ドラゴンはゆっくりと屋上のデュエルフィールドに舞い降りると、その姿を一人の少女に変える。
 夜の闇のような漆黒の美しい髪に白い肌、愛らしくも美しい顔立ち。髪と同じような色のドレスの下には年頃の少女のそれと比較するとあまりにも魅力的な肢体が覗いていた。普段あまり化粧の類はしない彼女であるが、彼女の持って生まれた美しさを際立たせるあっさりとしたメイクはまるで天界より降臨した女神を彷彿とさせるのだ。遊希が到着した時彼女に一言言うべきか、とも思っていた遊大であったが、その美しさを前にはそのような感情はどこかへ吹き飛んでしまっていた。

「……ごめん、なさい」

 見る者全てを圧倒させるような美しい蒼いドラゴンから戻った遊希は、なんともばつの悪そうな顔をして頭を下げた。自分から誘っておきながら待ち時間に遅刻したのだからさもありなんなのだが。

「本当にすぐ着きましたね、そんなに急がなくても良かったんですけど。それよりも今の姿が……」
「うん、私の精霊としての本当の姿」

 退院したばかりであるにも関わらず、早くも精霊の力を己のものにしてしまうところは流石天都 遊希といったところか。だが、まだ力のコントロールが完全ではないのか、それとも急いで飛んできたからなのか、遊希は肩で呼吸を整えていた。結局、遊大と遊希のデュエルは彼女が落ち着いてからということになった。

「ごめんなさい、私、上級生なのにこんな……」

 遊大の隣に座っては立てた膝に顔を押し付ける遊希。確かに遊希の方が年長者ではあるが、わずか2歳の差である。それに人として生まれた遊希と元々精霊であった遊大とでは精神の完成度が違うのも仕方のないことなのだが。

「誰にだってミスはありますよ。それに遅刻の理由が今日が楽しみで寝つきが悪い故の寝坊って言うのがなんだか可愛らしいです」
「かっ、かわ……」
「一年くらい前の俺の中での遊希さんはクールで綺麗で完璧超人って感じでしたけど……全然違うんですね」
「ええ……そうよ。プロデュエリストとしてはその方が箔が付くけど、本当の私は結構ドジを踏むし、できないことだっていっぱいある。でも、私に憧れてくれる多くの人を裏切らないため、私は皆の理想であり続けなければいけない」
「そうですか……でも俺は素の遊希さんも好きですよ? 確かにイメージとはだいぶ違いますけど、それでも遊希さんの魅力は変わりませんから」

 さらりと歯の浮くような甘い言葉を言う遊大に遊希は頬を赤らめてそっぽを向く。そして彼が言ったとある言葉の真意を確かめるべく、一度立ち上がっては遊大の前に座った。

「ねえ、今……私の事……す、す……」
「はい、言いました。これが俺の率直な気持ちです。ですが、あなたを守るためには俺はあなたを超えなければいけない。あなたを守れるくらい強くなったということを示したいんです。だから今日この日にデュエルをしよう、って言ったんですよね」
「……ええ。まあ、私のこの精霊の力を高海くんに見せたかったというのもあるんだけどね」

 遊大としてはこのデュエルで遊希に勝って自分の秘めた想いを伝えたい、というものがあるのだろう。一方の遊希は複雑な気持ちでいっぱいだった。遊大の気持ちを聞いた遊希は彼が自分と同じことを思っている、ということを改めて理解した。願わくば、このまま彼の胸に飛び込み、彼の想いに応え、そのまま強く抱きしめられたい。それが一人の少女、天都 遊希の素直な気持ちである。
 しかし、彼女は一人の少女である以前にデュエリストであり、デュエルモンスターズの精霊だ。デュエルという戦場に身を置く以上、目の前のデュエルから目を背けるわけにも行かず、そしてそのデュエルで勝利を掴みにいかない理由はないのだ。

「遊希さん、俺はこのデュエルに勝ちますよ」
「……言っておくけど、私も負けるつもりはないわ。ところで、あなたは私に伝えたいことがあるのよね?」
「はい」
「じゃあこのデュエルでもし私が勝ったら……私の方からもあなたに聞いて貰いたいことがあるの。詳しくは言えないけど、とっても大事なことよ」
「わかりました。これで互いに負けられない理由ができましたね」

 完全な精霊となったからなのか、遊希の呼吸は元に戻っていた。小さく息を吐いて心を落ち着かせた遊希は改めて遊大と対峙する。先程まで焦りや照れで表情をコロコロと変えていた純情な乙女はそこにいない。遊大の目の前に立つのは紛れもなく、自分が子どものころによくテレビやインターネットの中継で見ては死ぬほど憧れていた天都 遊希その人だった。
 遊希と遊大はデュエルディスクを起動する。先攻後攻の決定権は遊大へと渡り、遊大は迷わず先攻を取った。

「……高海くん。私はあなたと出会って、人として、精霊として、デュエリストとしてより成長することができた。あなたと出会わなければ今の私はないと思っているわ。だからこそ、その感謝の意味を込めてこのデュエルに臨ませてもらうわ」
「遊希さん、この一年で俺は様々なことを経験しました。正直言って辛いことも多かったですが……でも挫けずにやってこれたのは仲間たちがいたから、そして何より遊希さんがいてくれたからです。俺はあなたの後輩として、弟子として。色々なことを学ぶことができました。だからこそ、俺は今日。そのすべてをぶつけます!!」


先攻:遊大
後攻:遊希


―――デュエル!!―――


 高海 遊大と天都 遊希。二人の―――未来を賭けたデュエルの火蓋が今、切って落とされた。



遊大 LP8000 手札5枚
デッキ:38 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 EXデッキ:15(0)
遊希 LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 EXデッキ:15(0)


☆TURN01(遊大)

「俺の先攻です。俺はスケール8のオッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴンをPゾーンにセッティング。そして魔法カード、デュエリスト・アドベントを発動。デッキからペンデュラムと名のつくカード……ペンデュラム・コールを手札に加えます。そして手札1枚をコストに魔法カード、ペンデュラム・コールを発動。デッキからカード名が異なる魔術師Pモンスター2体を手札に加えます」

 結局遊大のデッキは今まで自分が使ってきた【魔術師】と【オッドアイズ】の混合構築に落ち着いた。相手が遊希であることも大きいが、セントラル校での一年において共に戦ってきた魔術師たちの力も結集させることでこのデュエルに臨みたかったのだ。

「手札に加えるのはスケール3の相克の魔術師とスケール8の竜穴の魔術師です。そしてペンデュラム・コールのコストとして墓地へ送った覇王眷竜ダークヴルムの効果を発動します!」
「覇王眷竜ダークヴルム……ズァークの力を受け継いだカードかしら」
「まあそんなところでしょうね。自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは墓地から特殊召喚できます。そして特殊召喚に成功したダークヴルムの効果でデッキからスケール0の覇王門零を手札に加えます。そしてスケール3の相克の魔術師とスケール8のオッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴンをPゾーンにセッティング!」

 左右のPゾーンに相克の魔術師とオッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴンの姿が現れる。これで遊大はレベル4から7までのモンスターをP召喚できるようになった。

「ここでペンデュラム召喚といきたいところですが、このままではまだ手が足りないですね。EMドクロバット・ジョーカーを召喚。効果でデッキからオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを手札に加えます。そして俺は手札からレベル7のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと相克の魔術師、覇王門零をペンデュラム召喚!」

 遊大のフィールドには自身の効果で特殊召喚されたダークヴルムと通常召喚されたドクロバット・ジョーカー、そしてP召喚されたオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと竜穴の魔術師、覇王門零が並んだ。

(レベル4とレベル7が3体……そしてPゾーンには相克の魔術師とアークペンデュラムがいる。彼の手札次第では……)
「俺はレベル7の竜穴の魔術師と覇王門零でオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚! “二色の眼持つ竜よ。その魂を極限に晒し、絶対零度の爪牙で敵を撃て!” 目覚めよ! オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン!!」
 
 1度目のX召喚で呼び出したのはランク7のオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン。覇王烈竜のX素材に使用することができるのはもちろん、その効果で場持ちの良さと後続に繋げることもできるモンスターだ。

「そしてレベル4の覇王眷竜ダークヴルムとEMドクロバット・ジョーカーでオーバーレイ! 2体の闇属性・Pモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚! “その牙は全てを貫く。その魂は艱難辛苦において決して砕けぬ意志。漆黒の魔竜に宿りあらゆるものを刺し穿て!” 反逆の竜、覇王眷竜ダーク・リベリオン!」

 2度目のX召喚で遊大のフィールドに現れたのは遊大の中において最初に目覚めた精霊・覇王眷竜ダーク・リベリオン。元々のダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンと比べると、自身が戦闘を行うダメージ計算前に相手の攻撃力を0にする効果を発動できる。そのため本来のダーク・リベリオンと比べて先攻1ターン目でおいても出す意義のあるモンスターでもある。

「俺はカードを1枚セットしてターンエンドです!」


遊大 LP8000 手札0枚
デッキ:33 モンスター:3(オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン ORU:2、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン、覇王眷竜ダーク・リベリオン ORU:2)魔法・罠:0 墓地:2 Pゾーン:青3(相克の魔術師)/赤8(オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン)除外:0 EXデッキ:13(0)
遊希 LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 EXデッキ:15(0)







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ヒラーズ
来たか(赤い彗星風)
ファイナルバトルはある意味で闘いの儀みたいな事になってますね。
主人公同士どんな結果を残せるか…楽しみです。 (2018-12-28 19:07)
ター坊
なんだろう、真剣勝負前のノロケシーンとも言えるやり取りが尊い(ウットリ)
素をさらけ出す遊希と、自然と口説く遊大がなんとも言えません。
そんな後に始まったラストバトルは遊大が盤面を固めたところで終わりましたが遊希はどう応えるのか。 (2018-12-28 19:55)
光芒
ヒラーズさん
確かにこの二人のデュエルは闘いの儀に近いですね。しかしそんな闘いの儀に寝坊してしまう前作主人公の残念さ。主人公同士のデュエルはGX最終回のオマージュですが、結果云々に熱いデュエルを描きたいですね。

ター坊さん
遊希と遊大の似ているようで正反対な二人のやり取りもこの話の一種の清涼剤のようなものですね。この二人の恋愛に関してはとにかく初心で見ている方が逆に恥ずかしくなるような甘々なものにしたいです。

>そんな後に始まったラストバトルは遊大が盤面を固めたところで終わりましたが遊希はどう応えるのか。
このコメント返しの時点で投稿してしまいましたが、アッと驚く方法です。オリカの暴力的な。
(2018-12-29 17:32)

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71 第109話:変身 1014 2 2018-09-21 -
82 第110話:共闘 1040 4 2018-09-25 -
83 第111話:油断 855 2 2018-09-27 -
102 第112話:浸食 1184 2 2018-09-30 -
57 第113話:神意(修正・再掲版) 985 2 2018-10-03 -
103 第114話:忍者 978 2 2018-10-06 -
75 第115話:継承(修正版) 952 3 2018-10-08 -
69 第116話:征圧 931 2 2018-10-10 -
130 第117話:両雄(修正版) 1006 3 2018-10-15 -
95 第118話:負担 940 2 2018-10-17 -
93 第119話:確信 917 2 2018-10-20 -
98 第120話:無限 982 4 2018-10-22 -
106 第121話:必然 873 2 2018-10-25 -
101 第122話:悲劇 1053 2 2018-10-28 -
135 第123話:鬼気 1009 2 2018-10-31 -
67 第124話:捕食 992 3 2018-11-02 -
122 第125話:一輪 991 2 2018-11-05 -
129 第126話:後悔 1081 3 2018-11-07 -
77 第127話:神話 986 2 2018-11-10 -
110 第128話:仮説 1093 3 2018-11-12 -
74 第129話:伝心 1046 3 2018-11-14 -
101 第130話:対立 1059 2 2018-11-16 -
114 第131話:残酷 987 3 2018-11-18 -
100 第132話:涙雨 1031 3 2018-11-20 -
93 最終章予告 914 3 2018-11-21 -
107 番外編:歓喜 972 5 2018-11-22 -
93 第134話:決戦・1 946 2 2018-11-23 -
72 第135話:決戦・2 1002 2 2018-11-25 -
96 第136話:決戦・3 1392 2 2018-11-27 -
78 第137話:決戦・4 978 3 2018-11-28 -
84 第138話:決戦・5 1038 3 2018-11-30 -
72 第139話:覇王 1075 3 2018-12-02 -
73 第140話:精霊 1185 3 2018-12-04 -
115 第141話:落涙 1011 4 2018-12-05 -
107 第142話:命脈 1051 3 2018-12-07 -
55 第143話:終焉 1009 3 2018-12-08 -
109 第144話:帰還 1069 3 2018-12-10 -
86 遊大たちが19年1月制限について喋ります 1138 3 2018-12-11 -
84 第145話:三様 1056 2 2018-12-12 -
100 第146話:光明 895 2 2018-12-15 -
105 第147話:竜星 984 3 2018-12-16 -
99 第148話:斬撃 941 3 2018-12-18 -
111 第149話:神竜 949 3 2018-12-20 -
78 第150話:新竜 886 3 2018-12-21 -
104 第151話:共鳴 903 3 2018-12-24 -
107 第152話:前夜 1012 3 2018-12-25 -
90 第153話:星竜・1 986 3 2018-12-28 -
87 第154話:星竜・2 990 3 2018-12-29 -
102 第155話:星竜・3 1078 3 2018-12-31 -
113 エピローグ:雪夜 1294 6 2019-01-01 -
76 番外編:甘露 993 2 2019-02-14 -
88 遊大たちが19年4月制限について喋ります 920 3 2019-03-12 -
46 エイプリルフールに間に合わなかったので 797 0 2019-04-01 -
90 番外編:夏想・1 806 4 2019-04-17 -
90 番外編:夏想・2 861 2 2019-04-19 -
91 番外編:夏想・3 626 2 2019-04-22 -
86 番外編:夏想・4 894 2 2019-04-25 -
88 番外編:夏想・5 831 0 2019-05-01 -
69 番外編:師弟・1 762 2 2019-05-04 -
80 番外編:師弟・2 801 2 2019-05-08 -
70 番外編:師弟・3 726 0 2019-05-13 -
89 番外編:師弟・4 738 2 2019-05-17 -
58 番外編:師弟・5 762 3 2019-05-21 -
64 10万アクセス記念企画 897 4 2019-09-24 -
80 番外編:聖夜 1163 2 2019-12-25 -

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