第31話 紋章獣ＶＳ機械族混合　作：ヒラーズ

「・・・（俺はデッキから『サイバー・サモン・ブラスター』を手札に・・・）」
ここまで来て反撃がない・・・。
伏せカードに何かあるのか？
「ふきゅ（カードを2枚伏せてターン終了）」
試験官（？）　LP4000
手札3
場　紋章獣アバコーンウェイ　ATK1800　☆4
伏せカード　2枚

百騎兵　LP4000
手札2
場　サイバードラゴン　ATK2100　☆5
　　　サイバードラゴン・コア　ATK400　☆2
伏せカード　2枚

「では、僕のターン・・・ドロー」
試験官（？）
手札3→4
「手札から紋章獣バジリスクを召喚」
紋章獣バジリスク　ATK1000　☆4
「・・・（攻撃を封じてきたか・・・）」
「紋章獣バジリスクでサイバードラゴンを攻撃！」
その攻撃と同時に俺は伏せカードを1枚を発動した。
「・・・（そうはさせん、罠カード『次元幽閉』を発動だ。そいつは除外されてもらう）」
「そのカードを伏せていたか・・・」
まぁ、紋章獣の弱点は知ってるからな。まずこれは序の口、次のターンから攻撃させて貰うぞ。
「紋章獣アバコーンウェイでサイバードラゴン・コアを攻撃」
百騎兵　LP4000→2600
大打撃を負ってしまったか・・・、無傷で勝ちたかったが仕方ない。
「ターンエンド」
「うにぇ（俺のターン、ドロー」
百騎兵
手札2→3
「にぇっ！（サイバー・ドラゴン・ドライを召喚）」
サイバー・ドラゴン・ドライ　ATK1800　☆4
「むっ！何をする気だい？」
「・・・（効果により「サイバー・ドラゴン」のレベルは5になる、このモンスターも含めてな）」
サイバー・ドラゴン・ドライ　☆4→5
「ふきゅ（2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、モンスターをX召喚）」
「（おそらく出てくるのはノヴァのほうか・・・）」
「むきゅ（こいっ！サイバー・ドラゴン・ノヴァ！！）」
サイバー・ドラゴン・ノヴァ　ATK2100　ランク5
「来たか・・・カウンター罠発動『神の警告』、LPを2000払い、特殊召喚を無効にする！」
「・・・」
「どうしたんだい？急に黙って？」
「・・・（果たしてそんなことやって良かったのかな？）」
「？」
「ふきゅ（このカードが相手の効果で墓地に送られた場合、機械族の融合モンスターをエクストラデッキから特殊召喚する）」
もちろん、出すのは決まっている・・・サイバー・エンド・ドラゴンだ。
サイバー・エンド・ドラゴン　ATK4000　☆10
「ば・・・かな・・・」
「・・・（さらに魔法カード『リミッター解除』を発動し、攻撃力を倍に）」
サイバー・エンド・ドラゴン　ATK4000→8000
「こっ・・・攻撃力8000・・・」
「どのみちお前さんは詰みだ、サイバー・エンド・ドラゴンで紋章獣アバコーンウェイを攻撃」
試験官（？）　LP4000→－2200
「ぐあああっ！！」
百騎兵
WIN

合計3ターンのオーバーキルでこのデュエルが終わった。


次回　新たな拠点