メインキャラクター紹介　作：光芒

『虹彩竜と歩むもの』メインキャラクター紹介

　こちらの記事は当小説『虹彩竜と歩むもの』において、メインキャラクターおよびストーリーに大きく関わってくる登場人物についての基本データおよび使用デッキなどをまとめたコーナーとなります。
　ただ、肝心のストーリー自体がまだ始まったばかりなので、あまり多くのことは現時点では書くことはできませんが、ストーリーの進行に合わせて随時加筆修正を加えていきたいと思っております。

このページでの紹介事項

名前
性別
年齢
身長
容姿（髪型など）
キャラクター設定（主な設定、現在分かっていることなど）
使用デッキ（どのようなデッキを使用しているかわかっている場合は内容についても記載。不明の場合は？？？）






「虹彩竜と歩むもの」
高海 遊大（たかみ ゆうだい）
性別：男
年齢：15
身長：172㎝
容姿：逆立った金髪（遊戯王ARC-Vのユートの髪型に近い）

○キャラクター設定
『デュエルアカデミア・ジャパン・セントラル』に在籍する高校一年生。
プロデュエリストを3人も輩出した名家「高海家」の四男であり、国際平和団体『The World Order』の日本支部長である父・遊厳（ゆうげん）と母・優香（ゆうか）を両親に持ち、プロデュエリストとして活躍する遊章（ゆうしょう）と遊万（ゆうま）、大学リーグのトップデュエリストである遊心（ゆうし）の3人を兄に持つ。
　その金髪や派手な髪型から初見では不良に見られがちだが、化粧をすれば少女に間違われるような中性的かつ美しい顔立ちをしており、性格もその見た目と違って心優しい。だが、その心優しさから父である遊厳からはデュエリスト向きではない、と思われデュエルアカデミアへの入学を反対されるなど他の兄弟たちと比べるとやや厳しく接せられている。
　子供の時にテレビでプロの舞台で活躍する遊希のデュエルを見てから遊希に憧れており、彼女のようなデュエリストになることを目指してデュエルアカデミアへの進学を希望する。

○使用デッキ：【オッドアイズ魔術師】
　アカデミアの一次試験を受験した帰りに出会った謎の男から受け取ったデッキ。
　この世界においてレアカードである“オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン”やI2社のデータベースにも載っていない“覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン”という未知のカードが入っているなど、使用者である遊大もそのデッキについては知らないところが多い。





「自称：マジシャン」
謎の男
性別：男
年齢：？？？
身長：？？？（遊大と比べてかなり高身長）
容姿：腰ほどまである黒髪。やや不健康そうな見た目。

○キャラクター設定
「マジシャン」を自称する謎の男。
　アカデミアの一次試験の帰りに出会った遊大にI2社のデータベースに載っていない『覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン』やレアカードである『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を含むデッキを遊大に渡した。
　その後も何処からともなく遊大の前に現れては、手品のようにして出したカードを遊大に授けるなどその行動および目的には不明な点ばかりである。





「アカデミア最強のデュエリスト」
天都 遊希（あまつ ゆうき）
性別：女
年齢：17
身長：165㎝
容姿：毛先に少し癖のついた長く美しい黒髪が特徴的な美少女。瞳孔が縦に細くなっているなどほかの人間には見られない様相がある。

○キャラクター設定
　デュエルアカデミア・ジャパン・セントラルに在籍する高校三年生。筆者前作『銀河竜を駆る少女』の主人公。
　5歳の時にデュエルモンスターズの精霊である“銀河眼の光子竜”と出会い、7歳でプロデュエリストとしてデビュー。とある事件のため10歳で引退するまでの間にプロの世界でその秘められたデュエリストとしての実力をもって同世代のデュエリストたちに多大な影響を与えた伝説のデュエリスト。
　高校三年生となった今は、アカデミアの生徒会において“デュエル委員”という役を担当しており、入学試験で遊大が使った覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴンに興味を持ち、彼のアカデミア入学のために遊厳を説得するなど、遊大を気に掛けた言動をすることが多い。
　表向きの性格はクールだが、本当は気弱で泣き虫。アカデミアに入学した直後は心を許した人間以外にはあまり慣れ合うことはしなかったが、入学してからはその面はだいぶ改善されたようで、その強烈無比なデュエルぶりから後輩に嫌われることを恐れるなど、時折可愛らしい一面も覗かせることもある。

○使用デッキ
【星龍皇（ドラグリステル）】
　世界でただ一人、天都 遊希だけが持つデッキ。属するモンスターは全て幻竜族で統一されており、ゲームから除外されることで効果を発動するモンスターが多い。
　また、一つのデッキで融合・儀式・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラムを網羅するなど幅広い戦略を取ることができるが、普段のデュエルでは使用せず、相手からリクエストを得た時や本当に大事なデュエルの時だけにこのデッキを使うようにしている。
　星龍皇のカードにおいては『銀河竜を駆る少女』内の該当カード紹介ページを参照。『虹彩竜と歩むもの』における初登場カードはこのページに記載。


※星龍皇姫 イーリスウィルム
ペンデュラム・効果モンスター（オリジナルカード）
星10/光属性/幻竜族/攻3500/守3000
【Pスケール：青9/赤9】
(1):このカードがPゾーンに置かれた時に発動できる。相手フィールド上に表側表示で存在する特殊召喚されたモンスターの数だけ自分のデッキ・墓地から「星龍皇」と名のついたモンスターを選んで自分のエクストラデッキに表側表示で加える。
(2):1ターンに1度、もう片方のPゾーンに「星龍皇」と名のついたカードが存在する場合に発動できる。ゲームから除外されている「星龍皇」と名のついたモンスター1体を自分のエクストラデッキに表側表示で加える。
(3):このカードが自分のPゾーンに存在する限り、エクストラデッキに表側表示で存在するPモンスター以外の「星龍皇」と名のついたモンスターもP召喚できる。
【モンスター効果】
このカードは自分フィールド上に存在する「真星龍皇」と名のついたモンスターを含む「星龍皇」3体をリリースすることで手札またはエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):自身の効果で特殊召喚に成功したこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールド上に存在するこのカード以外のモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。デッキ・墓地・エクストラデッキから「真星龍皇」と名のついた融合・儀式・S・Xモンスターをそれぞれ1体ずつゲームから除外することで自分のデッキまたはPゾーンから「神星龍皇 ヘーラーウィルム」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。この効果の発動は無効化されない。

　星龍皇デッキにおけるペンデュラム召喚を可能にするモンスターの1体。星龍皇においては“神星龍皇 ヘーラーウィルム”に次ぐ序列に位置し、ヘーラーウィルムの従者として常に傍らに仕えている。
　星龍皇モンスターはほとんどが竜型の姿をしているが、このモンスターに関しては人間の少女の外見に竜の角・翼・尾が生えているといった人間よりの姿をしており、またその姿は何処か遊希に似ている。

元ネタ：ギリシャ神話の虹の女神『イーリス』。ヘーラーの従者を務めている。


【壊獣サイバー】
　遊希が星龍皇の代わりに使用するデッキの1つ。光属性の壊獣モンスターと強力な“サイバー・ドラゴン・インフィニティ”でフィールドを制圧することが狙い。
　主な戦法としては“妨げられた壊獣の眠り”でフィールドに壊獣モンスターを展開、サイバー・ドラゴン・インフィニティの効果やキメラテック・フォートレス・ドラゴンなどの融合素材にすることで相手フィールドをがら空きにして直接攻撃を決める、などパワーとテクニックを併せ持った動きができる。

【巨神竜ギャラクシー】
　遊希が星龍皇の代わりに使用するデッキの1つ。竜の渓谷や竜の霊廟などのカードでドラゴン族モンスターを墓地に送り、巨神竜フェルグラントやアークブレイブドラゴンの効果で最上級のドラゴン族モンスターを蘇生して展開するデッキ。かつて遊希が愛用していた銀河眼の光子竜もデッキに投入されており、【ギャラクシー】要素もあるためランク8のモンスターをエクシーズ召喚しやすくなっている。

【恐竜真竜皇】
　遊希が星龍皇の代わりに使用するデッキの1つ。フィールド魔法ドラゴニックDや真竜皇の効果で恐竜族のベビケラサウルスやプチラノドンを破壊することで真竜皇モンスターを特殊召喚しつつ、恐竜族のモンスターを同時に展開することを狙ったデッキ。高い制圧力を誇る真竜皇V.F.Dやエヴォルカイザー・ラギアを容易にエクシーズ召喚できる。V.F.Dやラギアの効果で相手を封殺しつつ、究極伝導恐獣のような高火力のモンスターで相手のライフを削る。