最終話 クロスピース　作：こんにゃく

カンザキ『さぁさぁ！！やって参りました！！泣いても笑ってもこのウェディング・カップ最後の戦い！！』

カンザキ『まさかのエクストラマッチ！！キング通に！！2年前我等の国シンクリスを救った英雄一騎！！』

クーデリカ「一騎…がんばって…」

コレット「ふふ…お姉様には悪いが…通…頑張れよ」

ジェイド「…1度は俺に勝った男…通…それに一騎…」

このは「うむぅ…なぜ私はいっきの事を忘れていたのでしょう…？」

「それは一騎がこの世界から離れていたせいかな」

このは「む！？もみじ！！」

もみじ「ん、久しぶりお姉」

タツフミ「このは姉ちゃん！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ

シズク「…」ﾍﾟｺｯ

タツフミは両腕を振りそしてシズクは笑顔で会釈をする。

このは「おお！お前達も来てたのですね！」

もみじ「まぁ…僕もこの対戦カードは気になるよ」

アリーシャ「どうやら始まるみたいですのよ」

通「行くぜ一騎…俺の全力だ…！俺のターン！」
手札5

一騎「通の全力…はじめてみるぜ…！！楽しみだ…！！！」

通「俺はスケール3の『戦刃 ツクヨミノツルギ』とスケール6の『戦刃 スサノオノヒトタチ』でペンデュラムスケールをセッティング！！」


戦刃 ツクヨミノツルギ
レベル4/炎属性/ドラゴン族/スケール3
攻撃力0/守備力400


戦刃 スサノオノヒトタチ
レベル5/炎属性/ドラゴン族/スケール6
攻撃力1900/守備力500


カンザキ『出たぁ！！キング通のペンデュラム！！最初から全力だぁぁ！！』

通「これでレベル4から5のモンスターが同時に召喚可能となった！！ペンデュラム召喚！！！」

通「現れろ！！レベル5！！『龍刃武将 黒雨のハクウ』！！」


黒雨のハクウ
レベル5/水属性/ドラゴン族/スケール1
攻撃力2400/守備力0


通「そして！ハクウが『ペンデュラム召喚に成功した時デッキから『龍刃』モンスター1体を効果を無効にして特殊召喚できる！』」

通「俺はデッキから『龍刃 イザナギ』を特殊召喚する！！」


イザナギ
レベル5/炎属性/ドラゴン族/スケール2
攻撃力2000/守備力300


通「これでレベル5のモンスターが2体となった…一騎…後は分かるな？」

一騎「おうよ…やってみな…エクシーズ召喚を…！！」

通「ふっ…俺はレベル5のハクウとイザナギでオーバーレイ！！」

通「六点の門をくぐり抜け！！数多の戦場に降り立つ龍の王！！今降臨せよ！！エクシーズ召喚！！！いざ出陣！！ランク5！！！『龍刃武将・ノブナガ』！！」


ノブナガ
ランク5/炎属性/ドラゴン族/エクシーズ
攻撃力2600/守備力2000


コレット「いつだってノブナガは通を支えてきた…通の切り札だ」

「奥の手を最初から使うとは…通もそれだけ全力と言うことだな」

コレット「！キルヴィス…それにアイヴィスまで！」

キルヴィス「まさか通がデュエルをしているとはな予想外だ」

アイヴィス「ええ…それに一騎までいるとは…」

通「更に俺は手札から『龍刃武将 白撃のナガイエ』を通常召喚しその効果を発動！！」

通「『手札の装備魔法１枚を墓地へ送りデッキからレベル5の『龍刃』モンスター1体を特殊召喚する！！』」

通「手札から装備魔法『龍刃 ムテン・カッサイ』を墓地へ送り俺はデッキから『龍刃 イザナミ』を特殊召喚！！」


イザナミ
レベル5/炎属性/ドラゴン族/スケール4
攻撃力1900/守備力2100


コレット「チューナーモンスターとモンスターが…では来るな」

通「俺はレベル5のイザナミにレベル1のナガイエをチューニング！！」

通「幾く門を紅蓮に染め上げ、戦を終息させし龍の王！！いざ出陣！！シンクロ召喚！！レベル6！！『龍刃武将 大紅蓮覇龍王 ヒデヨシ』！！」


大紅蓮覇龍王 ヒデヨシ
レベル6/炎属性/ドラゴン族/シンクロ
攻撃力3000/守備力2500


キルヴィス「ほう…シンクロ召喚まで…」

アイヴィス「先行１ターン目の布陣ではないな…」

キルヴィス「まぁ通の事だ何か策があるんだろう」

ジェイド「そうだろうな」

通「俺はこれでターンエンド」
手札1

一騎「１ターン目からシンクロとエクシーズ…だけどお前のそのモンスター達はどちらかといえば攻めのモンスター…」

一騎「破壊してくれって言ってるようなもんだぜ通」

通「はっ…やってみろよ…出来るならな」ﾆﾔｯ

一騎「…そうでなくっちゃな…俺はお前に勝つためにデュエルするんだからな…！！やってやるさ！！」

一騎「俺のターン！！」
手札6

一騎「ペンデュラム…この世界に来たとき…俺の心が何かに共鳴して…主人公達のカードが変わった事からこの世界での俺の物語が始まったんだ…！」

一騎「だから…この俺が信じてきたこの最高の仲間で通と戦ってやる！！俺はスケール1の『黒の魔術師』とスケール8の『黒麗の魔術師』でペンデュラムスケールをセッティング！！」


黒の魔術師
レベル7/闇属性/魔法使い族/スケール1
攻撃力2500/守備力2000


黒麗の魔術師
レベル6/闇属性/魔法使い族/スケール8
攻撃力2000/守備力1500


このは「懐かしいでござる…」

「一騎君がこの世界で初めてちゃんとしたデュエルをしたのはこのはちゃんだったんだよね」

このは「！！ユキ！！！」

そのにいたのは立派な女性となったユキの姿

ユキ「…私もさっき一騎君の事を思い出したんだ…一騎君と一緒に過ごしてきたあの日々を私は忘れない」

このは「そうでござるな…」

一騎「これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚できる！！行くぜ！通！！！」

一騎「手札から現れよ！！その美しき紫の眼を持つ竜！！『ハーデストアイズ・スカイ・ドラゴン』！！！」


ハーデストアイズ
レベル7/闇属性/ドラゴン族/スケール4
攻撃力2500/守備力2000


カンザキ『出たぁ！！一騎選手の切り札！！ハーデストアイズの登場だぁ！！』

通「出たな…ハーデストアイズ！！！」

ジェイド「ふっ…確かに今までの戦いでアイツを支えてきたモンスターだな」

一騎「バトルだ！！ハーデストアイズ！！ノブナガを攻撃！！！」

一騎「この瞬間！！ハーデストアイズの効果発動！！『このカードの攻撃宣言時！自分の手札の数だけ攻撃力を500ポイントアップさせる！！』」


ハーデストアイズ
攻撃力2500➡4000


一騎「このままノブナガを攻撃する！！召雷のストライクバーストォォ！！」


ハーデストアイズ
攻撃力4000

⬇

ノブナガ
攻撃力2600


通「ノブナガをそう簡単に破壊できると思うなよ！！俺はツクヨミノツルギのペンデュラム効果を発動し！『ペンデュラムゾーンにあるツクヨミノツルギを破壊する事でノブナガの破壊を無効にする！！』」

ﾊﾞｧﾝｯ!!

一騎「だがダメージは免れねぇ！！ハーデストアイズの効果は知ってるだろ！！」

通「ああ…よぉく知ってるさ…だから…俺はオーバーレイユニットとなっているハクウの効果を発動！！『このカードをオーバーレイユニットとしているモンスターが存在する限り！！俺への戦闘ダメージは0となる！！』」

ﾊﾞｼｭﾝｯ!!

カンザキ『かわしたぁ！！キング！！一騎選手の攻撃を華麗にかわしたぁ！！』

一騎「そうかよ…それは分かっていた！！俺は！速攻魔法！『召雷のストライク・バースト』発動！！」

一騎「『自分フィールドのハーデストアイズ1体を選択し！そのモンスターの攻撃力を2倍にしてもう1度続けて攻撃できる！！』」


ハーデストアイズ
攻撃力4000➡8000


カンザキ『こここ、攻撃力8000！？』

一騎「ノブナガがフィールドに居なきゃハクウの効果は発動できねぇ！！だからもう一度攻撃して破壊すればいい！！」

通「力押しだな！！だが！！そういう戦法は嫌いじゃねぇ！！」

カンザキ『どうするキング！！このままではハーデストアイズの戦闘ダメージ2倍の効果もありオーバーキルだぞぉ！！？』

コレット「ふふん、私の通がそんなに甘いわけがないだろう」

一騎「行け！！ハーデストアイズ！！！」

ﾁｭﾄﾞﾝｯ!!!

通「エクストラデッキに表側表示で存在するイザナミの効果発動！！『フィールドの龍刃武将モンスターが攻撃対象となった時！このカードを特殊召喚してその攻撃を無効にする！！！』」

ｺﾞｶﾞｧｧﾝｯ!!


イザナミ
守備力2100


クーデリカ「あの攻撃をかわしたっ！？」

一騎「…この攻撃もお前にとっては読み通りだったってわけか」

通「まぁなお前は俺の幼馴染みだからな」

遊姫「…一騎…通」

リアン「…！遊姫うれしそうだね！」

遊姫「うれしいよ…だってまた…あの二人が揃ってるんだもん…こんなに嬉しいことはないよ…！！」

一騎「ふっ…俺はカードを2枚セット！これでターンエンド…この瞬間ハーデストアイズの攻撃力は元に戻る」
手札0

通「お前とのデュエルでどんどん思い出していくぜ…お前と共に戦ったあの日々を」

一騎「そういやさっきから思い出したとかなんなんだ？皆もなんかそんな反応だったし」

通「そりゃあ今の今までのお前の存在を忘れていたからな」

一騎「えぇ！？」

通「まぁそれはお前がこの世界を離れていたから…だろうな…」

一騎「そっか…でもそれはそれでサプライズになったのかもな！！」

通「前向きだな一騎」

一騎「当たり前だろ？この2年…俺は色んな世界を旅してきた…色んな人達と出合い前を向いている事でこの世界に帰る方法を探せた」

一騎「その前を向く力こそ俺の力だ、この世界に戻ってきたとしてもそれは変わらねぇ！」

通「おもしれぇ…それでこそ一騎…それでこそ俺の親友…！！その2年！俺だってなにもしてなかった訳じゃないって所を見せてやるよ！！」

通「俺のターン！！」
手札2

通「ここからだぜ！一騎！！俺の全力はよぉ！！」

通「俺はフィールドのスサノオノヒトタチのペンデュラム効果により『フィールドの龍刃武将モンスター1体をランクアップさせる！！』」

カンザキ『来たぞ来たぞ！！キングによるランクアップ！！』

クーデリカ「通君のランクアップ…一騎…！」

通「俺は！ノブナガをランクアップ！！！」

通「龍の上に立ち、我が魂の雄叫び響かせ、英雄の血潮を受け継ぐ龍の王…紅蓮の炎を巻き上げ現れよ！ランクアップエクシーズチェンジ！！『龍刃武将 第六点覇王龍 ノブナガ』！！」


龍刃武将 第六点覇王龍 ノブナガ
ランク6/炎属性/ドラゴン族/エクシーズ
攻撃力3000/守備力2500


うぉぉぉっ！！観客が熱狂する

ジェイド「ランクアップしたノブナガは手強いぞ一騎」

紅蓮の炎がまだその鎧に宿る龍ノブナガ

通「そして！墓地のムテン・カッサイの効果発動！『墓地のこのカードを除外し！デッキからムテン・カッサイをフィールドのモンスター1体に装備できる！！』」

通「俺は勿論ノブナガに装備だ！！！」

一騎「ノブナガに装備した…って事は」

通「ノブナガの効果発動！！『１ターンに1度このモンスターに装備された装備カードの数だけ相手フィールドのカードを破壊する！！この効果に対して相手はカードの効果を発動できない！！』」

コレット「今の通のノブナガには１枚…」

ジェイド「だがこれで十分だろう」

通「一騎！！俺はハーデストアイズを破壊するぜ！！」

カンザキ『ああっと！このままではハーデストアイズは破壊されてしまうぞぉ！！』

一騎「俺は黒の魔術師のペンデュラム効果発動！『１ターンに1度！自分フィールドのペンデュラムモンスター1体の破壊を無効にする！！！』」

このは「おおっ！黒の魔術師の効果！」

ユキ「ノブナガの効果に対しては効果は発動出来なくてもハーデストアイズを守ることは出来る…」

一騎「これでハーデストアイズには対する破壊は無くなった！！」

通「…流石だ」

カンザキ『キングの破壊を防いだ！！流石はこのシンクリスを救った男一騎ぃ！！』

通「…なら一騎…俺の新たな力を…それを見せてやる」

一騎「新たな…力…？」

通「おう、この2年に身につけた俺の力さ…これで決着をつける！！俺はレベル6のヒデヨシとランク6のノブナガでオーバーレイ！！」

コレット「ランクとレベルで…！！それもレベルとランクは6だと！？」

アリーシャ「これはわたくし達でも見たことがありませんわ」

通「龍と龍、戦と平和、紅蓮と純白の鎧を纏い、終わりなき戦いに終止符を討つ龍の王！現れよ！！クロスエクシーズ召喚！！！ランク6！！『龍刃武将 覇龍皇 イエヤス』！！！」


覇龍皇 イエヤス
ランク6/炎属性/ドラゴン族/エクシーズ
攻撃力4000/守備力2000


カンザキ『ななな、なんとぉ！？まさかっ！？まさかのランクとレベルのエクシーズだぁ！！？』

一騎「うお…コイツはマジで凄そうだ…」

通「おう…コイツは凄ぇぜ」

キルヴィス「俺やジェイドの時には出さなかったモンスター…それだけ本気ってことか…通」

通「そして手札から装備魔法『龍刃クリムゾン・ランス』発動！！」

ﾊﾞｼｯ!!

通「更に！墓地に存在するムテン・カッサイを除外しデッキからムテン・カッサイをイエヤスに装備！！！」

一騎「２枚も装備魔法を…！！」

通「これで終わり…それを教えてやる…一騎！！イエヤスの効果発動！『オーバーレイユニットを2つ使い相手フィールドのカード1枚を破壊する！！』」

通「まずは…ペンデュラム召喚をさせねぇ為に…！！黒の魔術師！！破壊だ！！」

ｽﾞｶﾞｧｧﾝｯ!!

一騎「くっ…黒の魔術師！！」

通「イエヤスの効果はこれで終わりじゃねぇ！！『この効果が発動した時！このカードに装備されている装備カードの数だけ墓地から龍刃武将を特殊召喚できる！』」

一騎「装備カードの…！？」

遊姫「数だけって！？」

通「現れろ！！ヒデヨシ！！！ノブナガ！！！」


ヒデヨシ
攻撃力3000


ノブナガ
攻撃力3000


ﾄﾞﾝｯ!!

カンザキ『す、凄い…凄い！キングのフィールドに切り札が揃い踏み！！』

一騎「凄ぇ…凄ぇよ通！！！」

通「当ったり前よ！！だが喜んでいられるのは今のうちだぜ！！俺はクリムゾン・ランスの効果発動『クリムゾン・ランスと相手フィールドのカードを破壊する！！』」

通「俺は残りの黒麗の魔術師も破壊！！！」

ﾄﾞｷﾞｬｧﾝｯ!!

カンザキ『これで一騎はペンデュラム召喚出来なくなったぁ！！！』

通「残りはハーデストアイズのみだな一騎」

一騎「ハーデストアイズは俺の相棒だぜ？そんな簡単に倒せると思うなよ通」

通「…ふっ…行くぜ！！俺はヒデヨシでハーデストアイズを攻撃！！！」


ヒデヨシ
攻撃力3000

⬇

ハーデストアイズ
攻撃力2500


カンザキ『これで一騎選手も終わりかぁ！？キングの前には破れ去るのかぁ！？』

クーデリカ「…一騎なら大丈夫」

サーニャ「…ですね」

一騎「トラップ発動！！！『希望の唄』発動！！！」

一騎「このカードは『自分フィールドのペンデュラムモンスター1枚を選択し！！そのモンスターはこのターン破壊されず戦闘を行う度に攻撃力を200ポイントアップさせる！！』」

ｽﾞｷﾞｬｧｧﾝｯ!!

一騎「くっ！！」
LP4000➡3500


ハーデストアイズ
攻撃力2500➡2700


通「そうか…だがまだ攻撃は残ってるぜ！！ノブナガ！！攻撃を続けろ！！」


ノブナガ
攻撃力3000

⬇

ハーデストアイズ
攻撃力2700


ｽﾞﾄﾞｫﾝｯ!!

一騎「うぁぁっ！！」ﾌﾞﾜｯ
LP3500➡3200


ハーデストアイズ
攻撃力2700➡2900

一騎「くっ…」

通「まだだぜ！！イエヤス！！！ハーデストアイズに攻撃！！」


イエヤス
攻撃力4000

⬇

ハーデストアイズ
攻撃力2900


ｽﾞﾊﾞｧｧｯ!!

一騎「くっ…うぁぁっ！！」
LP3200➡2100


ハーデストアイズ
攻撃力2900➡3100

一騎「…く…だがこれで」

通「いいや終わってねぇぜ！！俺は手札の速攻魔法！『龍刃終戦』発動！！」

通「『自分フィールドのバトルが終わったモンスター1体を選択しそのモンスターにこのターン選択したモンスター以外のバトルが終わったモンスターの数×500ポイントの攻撃力を加えもう一度続けて攻撃できる！！』」

通「俺はイエヤスを選択する！！」

ｶﾞｯ

ヒデヨシとノブナガそしてイエヤスが己の剣を合わせる


イエヤス
攻撃力4000➡5000


通「ハーデストアイズを攻撃！！！」


イエヤス
攻撃力5000

⬇

ハーデストアイズ
攻撃力3100


ｽﾞﾊﾞｧｧｯ!!

一騎「ぐっ！！ぐぁぁっ！！！」ﾌﾞﾜｯ‼
LP2100➡200


ハーデストアイズ
攻撃力3100➡3300


カンザキ『一騎対にライフが200となったぁ！！！』

キルヴィス「ふ…流石だ通…」

一騎「く…へへ…やるな…通…」

通「俺は…これでターンエンドこの瞬間イエヤスの攻撃力は元に戻る」


イエヤス
攻撃力4000


ジェイド「確かに通は良くやった…だが」

このは「いっきの強さはここからなのです！」

遊姫「諦めない心…前に進む意思…それが一騎の…強さ」

一騎「通を越える…それがこの世界に帰って来た時の目標だった…だから！！俺は諦めるわけにはいかねぇ！！！」

一騎「俺のターン！！！」
手札1

通「それは俺だって同じこと！！俺はこの世界のキングになった！！それは！この世界の皆の心を背負っていると言うこと！！だから俺は負けられない！！」

通「イザナミの効果発動！！『フィールドのこのモンスターをリリースする事で！！相手フィールドの攻撃力が変化したモンスターの攻撃力を元の数値へと戻す！！』」


ハーデストアイズ
攻撃力3300➡2500

カンザキ『せっかく上げた一騎選手の攻撃力が元に戻ったぁ！！』

一騎「ハーデストアイズ…！！お前を信じてそしてその信じぬく力が俺の強さだ！！！」

一騎「一気に決めるぜ！！！」

遊姫「一騎…！！」

一騎「俺は！！トラップ発動！！」

通「ここでトラップだと！？」

一騎「『一騎当千』！！！」

一騎「このカードは『フィールドのモンスター1体の攻撃力を500ポイントアップさせる！！』」


ハーデストアイズ
攻撃力2500➡3000


コレット「攻撃力を500上げたところで…何を…」

一騎「これで攻撃出来るぜ！！ハーデストアイズ！！！ノブナガを攻撃！！！」

一騎「この瞬間！！ハーデストアイズは手札の数だけ攻撃力を500ポイントアップさせる！！」


ハーデストアイズ
攻撃力3000➡3500

⬇

ノブナガ
攻撃力3000


一騎「そして！ハーデストアイズは『戦闘でダメージを与えた時！！そのダメージを2倍にする！！』」

通「ぐぅぅっ！！」
LP4000➡3000


通「だが…これで！！」

コレット「ハーデストアイズの攻撃は終了だ！！」

一騎「一騎当千で選択したモンスターはこのターン相手フィールドのモンスター全てと戦闘を行い！！そしてバトルする度にその攻撃力を500上げる！！」

通「何！！？」


ハーデストアイズ
攻撃力3500➡4000


一騎「ハーデストアイズ！！！ヒデヨシを攻撃！！」


ハーデストアイズ
攻撃力4000

⬇

ヒデヨシ
攻撃力3000


通「ぐぅぅっ！！」ｽﾞｻﾞｧｧｯ!!
LP3000➡1000


一騎「一騎当千の効果により更に攻撃力が500ポイントアップしイエヤスに攻撃出来る！！」


ハーデストアイズ
攻撃力4000➡4500


コレット「バカな…まさか…！！」

ジェイド「…そうか…一騎は最初からこれを狙っていたという訳か」

キルヴィス「最初から手札を1枚残し攻撃する…」

このは「ハーデストアイズを守り抜きそしてハーデストアイズのみで通を越えるっ！！」

遊姫「一騎っ！！」

一騎「ハーデストアイズ！！イエヤスを攻撃！！」

一騎「召雷のストライクバーストォォ！！」

ハーデストアイズ「ごぁぁぁっ！！」
攻撃力4500

⬇

イエヤス
攻撃力4000


一騎「そして！ハーデストアイズの効果により！！戦闘で与えるダメージを2倍にする！！」

通「…攻撃力を越えそして相手を倒す…単純で簡単な事だ…だがそれはモンスターを信じて初めて出来ること」

通「流石だ一騎…俺の負けだ」
LP1000➡0


…


ﾜｧｧｧｯ!!


通「俺の負けだよ一騎…ハーデストアイズとのコンボ…流石だった」

一騎「へへっ…通も驚いたぜまさかイエヤスがあんな感じで進化してるとはな」

通「…俺は負けた…キングは…」

一騎「いいやそれは必要ないさ…」

通「…え？」

一騎「俺はやれることはやった…だからもっとこの世界をより良くしていきたい…その為にはキングなんて称号はいらない…それは通にこそ相応しいもんさ」

通「一騎…と…そろそろ俺は邪魔かな」

一騎「え？」

そう言うと通はその場から去っていく

その時

クーデリカ「一騎ぃぃ！！」ﾊﾞｯ

カンザキ『んなぁっ！？』

なんとクーデリカが会場のてっぺんから飛び降りたのだ

一騎「うぉぉぉっ！？クー！？」

一騎「っ！！ハーデストアイズ！！」ﾊﾞｯ!!

一騎はすかさずハーデストアイズに飛び乗りクーデリカを空中でキャッチする

一騎「クー！お前なぁ！？」

クーデリカ「…それで？」

一騎「へ？」

クーデリカ「…何かあたしに言うことがあるんじゃないの？」ﾆﾏﾆﾏ

一騎「…そうだな…まずはただいま」

クーデリカ「…うん♪」

一騎「まぁ色々と遅くなったし…最後の最後にワガママも聞いてもらった訳だ…そのなんだ」

一騎は一呼吸置く

一騎「クー…俺と結婚しよう」

クーデリカ「うん！！」

ﾜｧｧｧｯ…

…


それから俺達の生活は始まった

アビスという『闇』…それは人間…いや…人間だけじゃない

生物の心の弱さが生み出した怪物

それが居なくなった今もきっとアビスが復活するようなそんな闇が心には渦巻いているんだろう

だけとそれに俺達は負けたりしない

この光輝く希望の心を持つ者達は後の人々に受け継がれていくだろう

スピカ「ふふ…良かったですね」

トウセン「…ああ」

そしてそれはきっと…何時までも続いていくんだろう

…

通「歩いたって！？ 」

コレット「そうだぞ、見てみろ」

１歳くらいの女の子「うー」ﾖﾁﾖﾁ

通「…」

コレット「…」

通・コレット「か、かわいい！！」

…

ジェイド「…おい」

アリーシャ「なんですか！？」

ジェイド「アリーシャ…子供はお前のオモチャじゃないんだぞ？」

アリーシャ「知ってますわ！！」

ジェイド「それにその子は男の子だ」

アリーシャは自分の赤ん坊に女の子のような服を着せている

アリーシャ「い、良いじゃありませんか！！それにしてもかわいいですわ～」

ジェイド「…ふ…そうだな」

…

このは「全く…少しは世話をしたらどうなのです！」

ガイ「はい…すみません」

このは「いいですか！いくら忙しいと言うからといって…」

ユキ「ははは…大変そうだなぁ…」

…

遊姫「いらっしゃいませぇ～」

女子中学生「遊姫さん！聞いてくださいよ！！」

遊姫「はいはいココアにしとく？」

リアン「カフェも兼用したら売り上げが上がったよね！」

恵奈「ふふ…そうですね」

リアン「相談料もとろうかな」

恵奈「それは姉さんが怒りますよ」

リアン「そうだよね！やめとこ！！」

…

一騎「よぉしほれほれ～」

赤ん坊「だーう…」

クーデリカ「一騎そろそろじゃない？」

一騎「っとそうだったな…んじゃあ行ってくるわ」

クーデリカ「ふふふ…行ってらっしゃいあなた♪」

俺達の物語は終わらない

…

～遊☆戯☆王クロスピース～ 完



一騎
19歳

異世界からの帰還後巨大都市旧『シンクリス』の王女クーデリカて結婚した後王としてその座に付く。
キングを破った男、はたまた世界を救った英雄としてこの世界に語り継がれる事に
後に『シンクリス』を解体。新たな国と街を築き上げる。


クーデリカ
20歳

一騎と結婚後2人の子(長男、長女の両方)をもうける。何時までも若く歳を取らず『魔女』と言われるほどに。
何時までも夫である一騎の事を愛し続ける愛夫家となった。


太刀洗 通
19歳

一騎との敗北後もシンクリスで『キング』としてあり続けた。
シンクリス解体後も学校の教科書に載る程となった。
王となった一騎のサポートとして活躍し街作りの案を出した。


コレット
19歳

通と結婚後 翌年には長女を出産そしてその後更に双子を出産し子宝に恵まれる。
キングとしてあり続ける通を支え、通と同じく一騎のサポートをした。


ジェイド
20歳

異世界の研究を続ける、世界の発展のために科学者となり後に様々な研究成果を世に放つ。
また一騎の右腕としてそして研究者として一騎に協力する。
後に一般人にも精霊が見える『オーバーズリンクス』を開発する。


アリーシャ
19歳

ジェイドと結婚、クーデリカと同時期に長男を出産している。(本人いわく合わせたらしい)
息子を溺愛しすぎてジェイドに叱られる事がしばしばあるらしい。
ジェイド同様科学者となったがあくまでサポート役として徹した。


遊姫
19歳

独身。フラワーショップクローバーの美人オーナーとして巷で有名となっている。
彼女と目があったら幸せになれるという都市伝説が何故か広がった。
子供達からも人気となり中高生からはよく相談相手となるため後にフラワーショップクローバーは『カフェ』も兼ねる事となる。


リアン
17歳

独身。フラワーショップクローバーの主に花屋担当。可愛らしい外見から男性に好意を寄せられる事が多いのだが全て断っている。
こちらも子供達に人気があり気兼ねなく話せる友達感覚として相談相手になっている。


このは
20歳

周りに触発されるようにガイと結婚。旧『フュージニア』の国の王妃となる。
その後ガイ、一騎、ジェイドにより『エクサス』、フュージニア、シンクリスは解体され新たな国と街が作られる。
またガイとの間に娘が出来る、嫌々と言っていたもののガイとの仲はクーデリカに匹敵する程となった。


ガイ
20歳

旧フュージニア王。世界が再生後すぐにフュージニア王の後を継ぎこのはにプロポーズ、因みに2回振られているが熱心に好意を伝えた結果承諾。
また一騎と共により良い世界作りの貢献者として知られることに


サーニャ
19歳

全く歳を取らないと言う点ではクーデリカと同じしかしクーデリカよりも見た目が変わらずむしろ若返っていく。
一騎の愛人枠として一騎やクーデリカのサポートをし仲がとても良い。
かなり色気がありイタズラ好きな正確なためよく年下の子達で遊ぶ。



…


くぅ～疲という事で！！クロスピース終了です！！
なんと意外にも１年近くやっていました！！長い！！
拙い文章と構成で騙し騙しでやって来た１年…なんとかなった…気がします
毎回コメントをくれたギガプラントさんにター坊さんには感謝です！正直コメントがあったからこそ続けられました！！
デュエル構成は最初にどういう結末にするか決めてからが多かったので辻褄合わせのために変なオリカが出たりしたのが残念ですが頑張りましたよ私は！

これにて一騎の冒険は終わりです。ありがとうございました！






語られなかった…クロスピースのもう１つの物語

遊星「くっ…数が多すぎる…！！」

ダークネス『闇を…闇を！！』

ﾄﾞﾝｯ!!

ﾊﾞｼｭﾝｯ!!

遊星「っ…君は…」

「俺の名前は一騎です！」

…

遊星「つまり深淵がこの世界を…いや全ての世界を飲み込もうとしていると？」

一騎「どうやらそのようです」

遊星「赤き竜が導いている…これは…」

遊馬「ハートランドをこんなやつらに好きにはさせねぇ！！」

一騎「遊馬まで！？」

遊馬「あんた達は一体…？」

アストラル『どうやらこの現象を知っている人物のようだ』

アビス『我こそがアビス…世界を深淵へと還す者なり』

遊星「お前の好きにはさせない…！！ここで俺達が倒させてもらう！」

遊馬「一騎！遊星！！かっとビングでアイツをぶったおそうぜ！！」

一騎「…全ての世界はお前の者なんかじゃない…ここに生きている人々の…生物の物だ！！」


一騎「遊☆戯☆王 クロスピース 超時空決戦！！！」

一騎「このSS内で続編として続きます！」

…



お前の父さんは臆病者だ！！ 逃げたんだ！！




ああ…確かにそうかもしれない…だったら俺が

遊矢「俺が父さんを越えるデュエリストになってやる！！」ﾊﾞﾝｯ!!

・

遊矢やらその他もろもろ性格改変されています。
主人公は
遊矢、ユート、ユーゴ、ユーリの四人
アニメ基準のストーリーのため同じ展開部分は割愛
カードはOCG化している物は基本OCG。アニメのみの物も登場。オリカ(願望)有り
短編(割愛とかするけど何話になるかは分かりません)のためこのSSの続きとして続いていきます。

何故こんなSSを…？それはArcのキャラが好きだからです！




…

そして


…

遊進町…平凡だが様々な国の外観を併せ持つ魅力的な町

1人の少年の元に送られてくる１つの手紙

遊牙「進学…か」

この町で起こる様々な事件

それはデュエルを通して起こる悲劇

そして

遊牙「…この町には何かが潜んでいる…確実にこの町に蔓延っている『闇』が…存在する」

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『遊☆戯☆王 ReR(リアル)』開始！！