第８話真実の愛 奪われたハーデスト後半　作：こんにゃく

サスケ「これで終わりだ一騎！！俺のターン！！！」

サスケ「まずはロブグレモリーのモンスター効果を発動オーバレイユニットを１つ使い！！相手のモンスターのコントロールを奪う！！」

このは「今度は一騎のダッシュ・ウォーリアーが！！」

サスケ「これで止めだ！！俺はこの３体で攻撃をする！！しねぇ！！一騎！！」

３体のモンスターが同時に攻撃を仕掛ける、ズドーンという破裂音と共に辺りは爆炎と煙に包まれる

このは「いっきぃぃぃ！！」

サスケ「これで終わりだ…っ！！なに！？」

ベビードラゴン

守備力600

一騎「…」

サスケ「なっ…なぜだ…なぜ！？」

一騎「俺は墓地のペンデュラム・ガードの効果を発動していた」

サスケ「墓地のだと！？」

一騎「ペンデュラム・ガードは『このカードと墓地のペンデュラムモンスターを除外することでフィールドのペンデュラムモンスターを守備表示にして破壊できなくする』！！」

サスケ「墓地のペンデュラムモンスターだと！！？ペンデュラムモンスターは破壊されればエクストラデッキにいく！！貴様の墓地にペンデュラムモンスターなど…ハッ！？」

一騎「そうだ俺の墓地にはハーデストアイズを召喚した時にリリースしたＣ・銀狼ファングがいる！！」

サスケ「バ…バカな…」

このは「やったでござるよ！！サスケの攻撃を凌いだでござる！！」

サスケ「俺は…ターンエンド…」

コウスケ「こ…これは一体！？」

このは「コウスケさん！？」

コウスケ「このはちゃん！？どうして！！？それにサスケと一騎殿がどうして…」

一騎「サスケ！！お前はさっき守りたいって言ったよな！！」

サスケ「くっ」

一騎「そんなもんに頼んなくたってお前は持っているはずだ！！」

サスケ「俺が持っている…？」

一騎「あぁ！そうだ！！お前には守りたいって気持ちがあった！！それだけで十分なんだよ！！」

このは「いっき…」

一騎「だからそんなもんに頼らないで本当のお前の気持ちを伝えてみろよ！！」

サスケ「俺は…俺は…！！」

…

サスケ「僕はこのはちゃんが好きだ！！だから僕はこの戦いから逃げたくない！！もう逃げたくないんだ！！」

一騎「よく言ったぜ！！お前の本当の気持ち確かに受け取った！！そいつを踏みにじったそのカード！！俺が吹っ飛ばしてやる！！」

一騎（俺の手札は0…フィールドにはモンスターが1体だけ…相手のライフ1300そして俺はたったの300…これが最後のドローだ！！）

一騎「デスティニードロー！！！」

一騎「…！！きた！俺は手札から魔法カード『ペンデュラム・リスタート』を発動！」

一騎「このカードは『自分フィールドのペンデュラムゾーンのカードを１枚手札に戻す』俺は破竜剣の騎士を手札に戻す」

このは「カードを手札に戻した！？いっきはどうするつもりなのですか！？」

一騎「そして俺は手札の破竜剣の騎士のモンスター効果を発動！！『自分フィールドのドラゴン族1体のリリースでこいつを召喚できる』現れろ！！Ｃ・破竜剣の騎士！！」

破竜剣の騎士 地属性
レベル7
戦士族 攻撃力2600

一騎「いくぜサスケ…お前の呪縛を解いてやる！破竜剣の騎士のモンスター効果を発動！『相手フィールド・墓地に存在するドラゴン族の数だけこのモンスターの攻撃力を500アップする』！バスターチャージ！！」

破竜剣の騎士
攻撃力3100

サスケ「僕のフィールドのハーデストアイズを使って！？」

一騎「バトルだ破竜剣の騎士でロブグレモリーを攻撃！！この瞬間フレア・アーチャーのペンデュラム効果を発動！！フィールドのＣ・モンスター数だけ相手フィールドのモンスターの攻撃力400下げる！！」

ロブグレモリー
攻撃力1600

一騎「闇を切り裂け！！バスターブレイドォォォ！！！」

サスケ「うぁぁぁあぁぁぁ！！！」
ライフ0

ドサッ

一騎「…ふぅ」

サスケ「…フフッ」

スゥ

このは「！！触手が消えたのでござるよ！！いっき！！」ダッ

一騎「！このは！！大丈夫か！！怪我は！？」

このは「大丈夫なのでござるよ！いっきのおかげで助かったのでござる！」

一騎「ふぅ…良かったぜ本当」

コウスケ「サスケ…」

サスケ「…なんだかみっともない姿を見せちゃったね」

一騎「サスケ」

サスケ「？」

一騎「どんな結果だろうと誰かの力になりたいって思ったサスケの気持ちはまちがってない今回はそれが悪かっただけだ」

サスケ「クスッ一騎君は優しいね…ありがとう」

一騎「ん？これは…」

ﾋﾟﾗｯ

一騎「ソロモンズ…うっぐ…」

このは「いっき！？」

一騎「いや…何でもない」

一騎（今一瞬クラっと来たけど…何もない…？でもなんだか嫌な感じがするカードだ）

サスケ「あっえっと…このはちゃん！」

このは「？」

サスケ「す…すすす好きです！！」

一騎「…おぉう…これが告白と言うやつか」

このは「ごめんなさい」ペコッ

サスケ「ガーン‼」

このは「そもそもサスケは同じ『女の子』ではござらんか無理に決まっているでござろう」

サスケ「そ…そんなぁ」

一騎「…は？」

このは「えっ？」

一騎「いやいやいや…えっ？女の子？サスケが？」

このは「そうでござるよ？」

一騎「いやさも当然のように言うなよ！！見た目は普通に男じゃん！！いや確かに色々と女っぽいけど！」

このは「それは髪を結っているからでござるそれにほら」

このははサスケに近づき胸の辺りに手を突っ込むと

サスケ「ヒャイ///こ/このはちゃん///」

このはの手には細長い白い布が出てきた

そこにはこのはの3倍…いや4倍近くはあるたわわに実ったものがあった。

このは「こんな感じでサラシを巻いていたでござるよ」

一騎「なんで！！？それに名前だってサスケって…」

コウスケ「それは私の責任だ…サスケは元々男のつもりで育てていた…だがそれは間違いだった…」

このは「元々大工の棟梁だったコウスケさんにとって子供は男の子のほうがよかったでござるです」

サスケ「だけど僕は体も弱くてでも幼馴染みのこのはちゃんを守りたいって…男の子見たいになろうって思っていたんだ」

一騎（ソロモンズは使っていた人の良くない感情…闇…この子にとってはこのはへの思いと男らしく有ろうとするその強い思いがあんな形で出たってことか）

サスケ「でも一騎君のおかげで本当に守るべき思いって言うのが分かったんだありがとう一騎君」ニコッ

そこには男のサスケの姿はない。優しく可愛らしい声色をした女の子のサスケがいた

コウスケ「サスケ…本当に申し訳ない…俺が悪かった…」

サスケ「いいんだよお父さん…僕こそ本当にごめんなさい…このはちゃんにも迷惑をかけちゃったね…ごめんなさい」

このは「いいのですよ！！気にしては前に進めないのでござる！っね！いっき！」

一騎「おう！！…さてと一件落着かな！！」

一騎「って昼飯まだじゃねぇか！！コウスケさん早く食いにいきましょうよ！！」

ｿｳﾀﾞｯﾀﾅ ﾊﾔｸｲｷﾏｼｮｳ…

里の近くの雑木林

暁「…」

…

長老「なるほどのぉこれがソロモンズか」

一騎「はい」

長老「確かにこのカードの１つはわしらの里にあった…じゃがそれはエクサスに奪われてしもうた」

このは「ということはエクサスはシンクリスとの戦いのどさくさに紛れ」

一騎「このカードを奪った…」

長老「うむ、奴らはこのカードを狙っておるようじゃのぉそれにこのカードは人に悪影響を及ぼす…そうじゃろう？」

一騎「はい…このカードを手にしたサスケは人が変わったようになっていました」

長老「むぅ…」

一騎「俺はエクサスに向かいます！それでこのカードの事もそして何でこんなことになっているのかを直接…！！」

長老「まてまて…一人で大国に挑んでどうする…それに未だに奴等が動いていると言うことはまだまだこのカードが集まっていない証拠」

このは「…ではどうすのでござるか！？エクサスは今も関係のない人間たちを巻き込んでいるのでござるよ！！？」

長老「じゃからのぉお主たちにはシンクリスに向かってもらいたい」

一騎「シンクリス？」

長老「そうじゃあそこは何よりエクサスと敵対関係じゃそちらで同盟が組めれば…どうじゃ？」

一騎「たしかに…このソロモンズに関しても何も分かっちゃいねぇ…シンクリス…一丁行ってみるか！！」

このは「わ…私も行くでござるよ！！」

一騎「このは？」

このは「いっき一人では心配でござるからな！！」

長老「では二人とも気を付けてな…」

…

一騎「よし！このは準備できたか！？」

このは「勿論でござるよ！長旅になるでござるからな！」

一騎「よーしじゃあしゅっぱt」

「まってぇぇ！！」

一騎「ん？」

サスケ「ゼェゼェハァハァまって…」

このは「サスケ！？なんで！？」

サスケ「き…君たちが里を出るって聞いたからつい…」

そこには髪をおろしロングヘアーになり完全に女の子となっていたサスケの姿があった

一騎「…え？これサスケ？…マジで？」

一人困惑する一騎

サスケ「えっとそのだから…僕も連れいってください！！」

一騎「えぇぇ！？」

サスケ「一騎君のように僕も強くなりたいんですだから…だから連れていってください！！！」

このは「いっき…どうするんです？」

一騎「よーしサスケ！！俺達に着いてこい！！長旅になるぜ！」

サスケ「はい！！あっ…それと」

一騎「？」

サスケ「…昨日お父さんとよく話しましたそれでお母さんが本当に名付けたかった『ユキカゼ』…僕のことは今度からユキってよんでください！！」

このは「フフッそうでござるよな何時までも男の子みたいな名前では…」

一騎「よーし！じゃあユキ、このは！シンクリスへ向けて行くぞぉ！！」

ユキ・このは「おぉ！！！」

続く

次回
一騎「いや～まさかサスケいや…ユキが女の子だとはなぁしかも巨乳だし！…それよりここは一体…うわ！！？なんだ！？うさぎ？しゃ…喋ったぞ！？」

一騎「次回『精獣の森』一気に駆け上がれ！！」