第7話 愛憎の化身 後半　作：こんにゃく

サスケ「くっくっく」

一騎「お前…！！」

サスケ「俺はカードを１枚伏せてターンエンド」
手札4

サスケ「そして常闇のカーテンの効果により『コントロールを得たモンスターの攻撃力はエンドフェイズ毎に500下がる』」

閃光の戦士
攻撃力1100

サスケ「どうだ？君のカードを奪われた感想は？」

一騎「お前は一体何が目的なんだ！！このはをどうするつもりなんだ！！」

サスケ「…目的なんて無いさ…ただお前からこのはを奪って見せるただそれだけだ！！」

一騎（…こいつコウスケさんの話じゃあ内気な性格だったはずだ…全然話と違うじゃねぇか！！）

一騎「俺ターン！！」
手札3

一騎「俺は『Ｃ・銀狼ファング』を召喚！！」

ファング レベル３ ペンデュラム
地属性
獣族 攻撃力1200

一騎「バトルだ！俺はファングで閃光を攻撃！！」

サスケ「常闇のカーテンでコントロールを得たモンスターは『効果を使用できない』よって俺は…」ズガーン！！

サスケ「…ぐっ…ダメージを受ける」
ライフ3900

一騎「っ！そういやこれはこのはの時のように抑えがないのか…だけどここで引くわけには…」

サスケ「ふっまるで既に勝った気でいるようだなだが俺の反撃はここからだ！！俺のターン！！」

サスケ「俺は手札から『七亶のカーテン』を召喚！！」

七亶のカーテン 闇属性
悪魔族
レベル1 攻撃0

サスケ「こいつの効果を発動『こいつは召喚後相手モンスターと同じになる』」

サスケ「よってこいつは今からＣ・銀狼ファングだそして名を奪われたお前のモンスターは攻撃力が0となる！」

一騎「なんだと！！？」

サスケ「やれ！！ファング！偽者をぶっつぶせ！！！」

一騎「うぐぁぁぁ！！？」ﾄﾞｩｯ
ライフ2800

サスケ「俺はターンエンドそしてこの瞬間七亶のカーテンは効果を終了し元に戻る」
手札4

一騎「ぐっ…」

サスケ「お前には何一つ残らない…何一つだ」

一騎「お前…体が弱かったんじゃなかったけか？」

サスケ「弱かった頃の俺など捨てた、今の俺は欲しいものを統べて手にいれる…手にできるほどの力を手にいれた…！！」

一騎「力…だと？」


このは「う…ううん…」

ニュルリ

このは「ﾋｧッ！？な…なんなのですか！？」

このはは自分が得たいの知れないものに拘束されていることに気づいた。

このは「これは…っ！いっき！？」

そして目の前には一騎そして幼馴染みであったサスケの姿が映った。

一騎「このは！！目が覚めたのか！！？」

このは「はいなのです！！先程、荷を取りに行っている最中何者かに後ろから強打され気を…まさかサスケ！あなたが！？」

サスケ「くっくっく…その通りだこのは…この俺が君を捕まえた…君は俺のものだ」

このは「！？…サスケ？」

このは(様子がおかしい…いつものサスケの話し方では無いですし何より…この邪気は…一体！？)

このは「いっき！！サスケの様子がおかしいのです！！だかr…ﾋｬｯ//」ニュル


このは「ウッ///ｱｯ//だ…だから助けてやって欲しいのですよ///」ニュルリ

一騎「！！様子が…？…確かに何か邪悪な…邪悪な何かの気配はする…」

サスケ「このは…この期に及んであいつを頼るんだね…許せない！！」

一騎「だったらその邪悪の正体を暴いてやる！！俺のターン！！」

一騎「俺はスケール1の『Ｃ・ベビードラゴン』をセッティング！！セッティング済みのスケール6の破竜剣の騎士でペンデュラムスケールをセッティング！！」

一騎「ペンデュラム召喚！！手札から『Ｃ・豪傑のゴーレム』エクストラデッキから『Ｃ・銀狼ファング』！！」

豪傑のゴーレム 地属性
レベル4
岩石族 攻撃力1800

ファング
攻撃力1300

サスケ「ペンデュラム召喚…」

一騎「さらに俺はこの２体のモンスターをリリースしてアドバンス召喚する！！」

一騎「その雄々しくも美しい紫の眼で全てを焼き払え！！『ハーデストアイズ・スカイ・ドラゴン』！！」

ハーデストアイズ 闇属性
レベル7
ドラゴン族 攻撃力2500

サスケ「来たか…ハーデストアイズ！！」

このは「いっきの切り札！！これならいけるでござるよ！！」

一騎「本来ならハーデストアイズはバトルする時手札の枚数だけ攻撃力をアップさせる効果があるが俺の手札は0…だけどこれで十分だ！！バトルだ！！」

一騎「ハーデストアイズで七亶のカーテンを攻撃！！召雷のストライク・バースト！！！」

このは「七亶のカーテンの攻撃力は0ハーデストアイズの戦闘ダメージを２倍にする効果があれば一気に5000のダメージ…勝てるのですよいっき！！！」

一騎「いっけぇぇぇ！！」

サスケ「っ！！？」

サスケ「うぉぉぉ！！？」ズガーン

一騎「よっしゃあ！！これで…っ！？」

サスケ「…」
ライフ1400

一騎「なっ！？なんだと！！？」

サスケ「俺は罠カード『軋血のカーテン』を発動していた」

サスケ「このカードは『自分が受けるダメージを半分にしこのカードをレベル4通常モンスターとしてフィールドに特殊召喚する、さらに受けたダメージ分を攻撃力としてこのカードに与える』」

軋血のカーテン
攻撃力2500

一騎「くっ！！」
手札0

このは「いっきの攻撃が防がれただけでなくモンスターまで召喚したでござるよ！！？」

サスケ「さぁ！準備は整った！！俺はお前のハーデストアイズを奪う！！俺のターン！！」

サスケ「俺は手札から『混濁のミラーカーテン』を召喚！！」

ミラーカーテン 闇属性
レベル1
悪魔 攻撃力0

サスケ「こいつは『フィールドのモンスター1体を選択しそのモンスターと同じレベル攻撃力をもつ』！」

サスケ「俺は自分フィールドの軋血のカーテンを選択！！」

ミラーカーテン
レベル4 攻撃力2500

サスケ「さらに魔法カード『選別のカーテン』を発動！！」

サスケ「『自分フィールドに同じレベルのモンスターが2体以上いる時このカードをそのモンスターと同じレベルのモンスターとしてこのカードを召喚する』！！」

選別のカーテン
レベル4 攻撃力0

このは「レベル4のモンスターが3体…！？」

サスケ「俺はフィールドのモンスター3体でオーバレイ！！」

サスケ「愛に狂い血にまみれ、全てを混濁の無に還せ！！ダークネスエクシーズ召喚！！」

サスケ「現れろ！！GD.56！愛憎化身ロブグレモリー！！！」

ロブグレモリー 闇属性
ランク4
悪魔族 攻撃力2000

召喚と同時にとてつもない邪悪なオーラが辺りに吹き荒れる

一騎「うっぐぅ…！？ソロモンズ…！？なんだそれは！！？」

このは「あのカードは一体…それよりなんて強力な邪気…あれがサスケを…！？」

サスケ「これこそが俺が手にいれた力…全てを奪い取るソロモンズの力だ！！」

サスケ「ロブグレモリーのモンスター効果を発動！オーバレイユニットを１つ使い 」

サスケ「『相手フィールドのモンスターのコントロールを奪う』！」

一騎「なっ！？ハーデストアイズ！！？」

サスケ「くっくっく！俺は初めからこの時を待っていた！お前がハーデストアイズを呼び出すのを！！」

一騎「そ…そんなハーデストアイズが…」

このは「ハーデストアイズが奪われた…？」

サスケ「っ！うっぐぁぁぁああ！！？」

一騎「ど…どうした！？」

このは「サスケ！！？」

サスケ「あっがっ…くっふふっそうかこれがハーデストアイズの力…ソロモンズの力を持ってしても手に余る代物か…おもしろい！！」

一騎「これは一体…」

サスケ「さぁ手札も0…フィールドにも何もない！！これで終わらせてやるぞぉ！一騎ぃ！！！」

一騎「くっ！！！」

続く

次回
一騎「くそ！あのソロモンズとかいうもモンスターにハーデストアイズを奪われちまった！迫る猛攻に俺は勝てるのか！？」

一騎「次回『真実の愛奪われたハーデスト』一気に駆け上がれ！！」