第53話 迷宮への挑戦　作：こんにゃく

一騎「…」ﾌﾞｫｫﾝ

暗いトンネルを通る…その先に何が待っているのか全く分からない状況

一騎「しっかし…本当にこっちでいいのか…？」

このトンネル内部では分かれ道が大量に存在し

一騎「っと…また分かれ道かよ…」

一騎「なるほどな…こうやって６つのエリアに誘っているって訳かよ」ﾌﾞｫｫﾝ

一騎「…」

一騎「ってうぉぉ！？」ｶﾞｸﾝ

一騎「あっぶね…！！落とし穴とかあんのかよ！！」ｷｷｨ

一騎「ったく…なんだってこんな罠を…」

一騎は仕方なく別のルートへとそこには

一騎「ん？あれは…」

スペード「…」ﾌﾞｫｫﾝ

男「行くぜぇ！！！俺のターン！！」ﾌﾞｫｫﾝ！！

トンネル内部は複雑な地形となっており

トンネルというよりは鉱山の中のような地形となっている

そして一騎の前方で下の方にある道には二人の人影

一騎「スペードと…この大会の参加者…やっぱりこのトンネルの中でもデュエルはあるみたいだな…」

男「俺は『サイコロンボム』を召喚！！」

サイコロンボム
レベル2/闇属性/悪魔族
攻撃力800

男「俺はサイコロンボムの効果を発動するぜ！『コイツはサイコロを降って出た目の数×100ポイントのダメージを相手に与える！』」

サイコロが出現し転がる

男「出た目は6！！よって600ポイントのダメージだ！！！」

スペード「ぐぅ…」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘｯ!!
ライフ4000➡3400

一騎「１ターン目からダメージを…」

男「俺はカードを１枚伏せてターンを終了だ！！」

スペード「…わたくしのターン！！」

スペード「わたくしは『元素鈴（ダイヤモンドベル） ガルドベック』を召喚！」

ガルドベック
レベル4/光属性/天使族
攻撃力1800

一騎「！…この間とカードが違う…！！まさかあれが…スペードの本来のデッキ！！」

一騎「っうお！？」

その時、一騎の視界が突然遮られる

一騎「嘘だろ！？これからって時に！！」

どうやら一騎のルートではスペード達が見えるのはここまでのようだ

一騎「しゃーなしだ…俺も俺の道を…」

ｶﾞﾝ!

一騎の顔面にパイが飛んできた

一騎「…おい…この罠いるかぁ！？」ﾍﾞﾁｬｧ

…



キルヴィス「トンネル内部では個別のカメラのようだな…」

ユキ「中が所々映ってるだけだからよく分からないね」

キルヴィス「そうだな…」

ユキ「どうかしたんですか？」

キルヴィス「む？」

ユキ「なんだかそわそわしているといか…」

キルヴィス「あ…ああ…この大会の参加者に…気になる名前があったのでな」

ユキ「？」

…



暁「あっははは！！」

男「うわぁぁぁ！！！」ﾌﾟｼｭｰ
ライフ0

暁「ふぅ…大会参加者だっていうのに大したことないなぁ…」ﾁﾗｯ

暁の後方…そこには

このは「…」

暁「くっくっく…追ってきてるねぇ…しょうがない…」

暁「ねぇ！君！この先に古城フィールドがあると思うんだ！！」

このは「！」

暁「そんなに僕と戦いたいなら…そこでやろうよ」

このは「…わかった」

暁「…あっははいい返事だ」

このは「お前は私が倒さなければいけない相手でござる」

暁「随分と恨みを買ってしまったねぇ」

このは「当たり前だ…あんなことをしておいて」

暁「だ か ら あれは君がやったことでしょう？」

このは「…っ！！」

暁「まぁまぁ…落ち着いて…そういった事は全部…デュエルで決めようよ」ｸｽｸｽ

…

ベクト「うぉぉ！！」ﾌﾞｩｩｩﾝ!!

メーア「おいベクト」

ベクト「なんだよメーア」

メーア「私達の目的を忘れていないだろうな？」

ベクト「安心しろ…わーてるよ」

メーア「本当か？」

ベクト「どんだけ信用ねぇだよ…」

メーア「私達はハート達を説得することが目的だ…まさかお前は優勝しようなどと思っていないだろうな？」

ベクト「俺はそこまで戦闘狂じゃねぇよ！！」

メーア「…ならいいが」

ベクト「説得ねぇ…」

メーア「なんだ…不満か？」

ベクト「本当にそんなことが俺達にできるのかよ」

メーア「そんな事は知らん…だが私達がやらねば…」

ベクト「俺達よりも…適任な奴等はいると思うぜ？」

メーア「…だとしてもだ」

ベクト「分かってるよ…じゃあ行動開始だ」ﾌﾞｫｫﾝ

メーア「ああ…」ﾌﾞｩｩｩﾝ!!

メーアそしてベクトはそれぞれの道に別れていく

…

キルヴィス「…」

ユキ「気になる名前…あっ」

キルヴィス「そうだ…暁」

ユキ「あの暁が…エクサスの暁だとしたら…」

キルヴィス「一体何を考えている…む？」

キルヴィスは前方の客席にある人物を発見する

キルヴィス「あれは…」



ヴァイス「ここか…たく…暁の野郎…なんで俺がこんなことをしなくちゃなんねぇんだよ」



キルヴィス「あれは…ヴァイス…奴もこの国に…」

ユキ「キルヴィスさん？」

キルヴィス「悪いなユキちゃん俺は用事ができた」

ユキ「え？用事って…」

キルヴィス「少し席を外す」

ユキ「えぇ！？ちょっ…ちょっと！」

キルヴィスはユキの制止も聞かずに去っていった

ユキ「…僕一人ぼっち！？」

…


カンザキ『白熱するデュエルトンネル！！！現在6名のデュエリストがトンネル内部で戦っています！！』

カンザキ『我らがシンクリスの四王女！！スペード様は！！爆発男ことマイトとのデュエルが佳境に入っておられます！！』

カンザキ『さらに！！クローバー様もまた3年前のプロデュエリストの覇者とのデュエルが始まっております！！』

カンザキ『果たしてどうなることか！！？期待で胸が膨らみっぱなしでございます！！』

…


ヴァイス「ふぁぁ…たくよぉ…」

キルヴィス「ここで何をしている」

ヴァイス「…キルヴィスじゃねぇか…へっ…まさかてめぇからよってくるとはなぁ」

キルヴィス「なに？」

ヴァイス「とはいえ…俺の仕事はこれからなんでな…てめぇの相手は今じゃねぇ…っと！！」ﾊﾞｯ

キルヴィス「っ！！まて！！」グッ

ヴァイスは会場から飛び降りる

高さはかなりあるのだが…下に置いてあったＤ・ホイールにまたがって消える…

キルヴィス「くっ……奴め…一体何をする気だ……！！逃がさんぞ…！」ﾊﾞｯ

キルヴィスは会場の外へと走る…そして

Ｄ・ホイールに乗る男「フンフフーン♪」

キルヴィス「ちょいと失礼」

Ｄ・ホイールに乗る男「え？わっ！！ちょっと！？」ﾄﾞｻｯ

キルヴィスはＤ・ホイールに乗る男から無理矢理Ｄ・ホイールを奪うと

キルヴィス「少しコイツを借りてく！後で返すからよ！！」

Ｄ・ホイールに乗っていた男「はぁ！？ちょっ！！泥棒！！！」

ﾌﾞｫｫﾝ

キルヴィス「ヴァイス…アイツがここにいる…そして暁…」

キルヴィス「暁は俺が四騎士の座から落ちて代わりに入った男…」

キルヴィス「…ヴァイスはそこまで頭が回る奴ではない…つまり今回のシンクリスへの侵入は…奴が…」

キルヴィス「間違いなく奴が何かを企んでいる…そしてヴァイスを操っているはず…」ﾌﾞｫｫﾝ

キルヴィス「っ！！」

キルヴィスの前に２つのＤ・ホイールの影

キルヴィス「貴様たちは…エクサスの兵士か！！」

エクサス兵士A「ご名答…キルヴィス殿…今はヴァイス殿に会わせるわけにはいけないのですよ…」ｶﾞｼｬﾝ

エクサス兵士B「悪いがここで…消えてもらう…！！」ｶﾞｼｬﾝ

キルヴィス「っく…まずい…このままでは…」

キルヴィス「む？」ｶｼｬｯ

キルヴィスの手元にひとつのデッキが

キルヴィス「まさか…このＤ・ホイールの所有者の…」

キルヴィス「…感謝する…！！」ｶﾞｼｬﾝ

エクサス兵士A「！？」

エクサス兵士B「バカな…キルヴィスはデッキを持っていなかったはずでは…？」

エクサス兵士A「…ふんよく見てみろあのＤ・ホイールはシンクリス産の物だ…」

エクサス兵士A「どうやら…そこら辺にあるＤ・ホイールを勝手に拝借でもしたのだろう」

エクサス兵士B「なんだ…てことはただの付け焼き刃…そんなもので俺達を倒せると思うなよ…！！！」

キルヴィス「…俺とて元エクサス四騎士の一人…舐めるなよ」

エクサス兵士達・キルヴィス「デュエル！！！」

…

ユキ「…」ｿﾜｿﾜ

ユキ「うーん…キルヴィスさん大丈夫かなぁ…心配だなぁ」

ユキ「それに…」

カンザキ『すごいコンボだ！！クローバー様！相手を追い詰めていく！！！』

カンザキ『その愛らしい姿から想像も出来ない連続攻撃！！！』

カンザキ『まさに小鬼だ！！！』


ユキ「全然一騎君とかこのはちゃんを映してくれないし～う～」

ユキ「でも…僕には応援するしか無いんだ！！頑張って応援しなくちゃ！！」

…


エクサス兵士A「けっ！さっさとやっちまおうぜ」

エクサス兵士B「ああ…ヴァイス様のお手を煩わせないためにもな！」

エクサス兵士A「俺のターン！！」
手札5

エクサス兵士A「俺は…『オーバレイ・ブレイダー』を召喚する」

オーバレイ・ブレイダー
レベル4/闇属性/戦士族
攻撃力1400

エクサス兵士A「そして…フィールドにオーバレイ・ブレイダーが存在する時手札から『オーバレイ・ガンナー』を特殊召喚」

オーバレイ・ガンナー
レベル4/戦士族/闇属性
攻撃力1400

エクサス兵士A「俺はレベル4のオーバレイ・ブレイダーとオーバレイ・ガンナーでオーバレイ！！」

エクサス兵士A「エクシーズ召喚！！ランク4！『エクシーズ・バンカー』！！」

エクシーズ・バンカー
ランク4/闇属性/戦士族/エクシーズ
攻撃力1800

エクサス兵士A「いくぜ…！！オーバレイ・ガンナーの効果発動！！『このカードがオーバレイユニットとなった時！！手札のモンスター１体をエクシーズモンスターの素材とすることができる』！」

エクサス兵士A「俺は手札のオーバレイ・ブレイダーをエクシーズ・バンカーの素材にする！！」

エクサス兵士A「そして…俺はエクシーズ・バンカーの効果発動！！『オーバレイユニットを1つ使い…フィールドのオーバレイユニットの数だけ相手に500ポイントのダメージだ！！』」

キルヴィス「！」

エクサス「フィールドのオーバレイユニットの数は２つ！！…よって1000ポイントのダメージだ！！」

キルヴィス「くっ…！！」キュッ！！
ライフ4000➡3000

エクサス兵士A「へっ！！俺はこれでターンエンド」
手札2

キルヴィス「俺のターン！」
手札6

キルヴィス「…俺はモンスターをセット…カードを1枚セットしてターンエンド」
手札4

エクサス兵士A「ああ？」

エクサス兵士B「おいおいwまじかよwこいつなにもしなかったぜ？」

エクサス兵士A「はっ！元エクサスの四騎士だからどうかと思えば…所詮この程度か」

エクサス兵士B「まぁまぁ…無理もねぇよな！適当に拾ったデッキで俺達に敵うわけもねぇぜ！！」

エクサス兵士A「さっさとやっちまいな」

エクサス兵士B「分かってるよ！俺のターン！！」
手札6


エクサス兵士B「いくぜぇ！！俺は手札からオーバレイ・ブレイダーを召喚する！！」

オーバレイ・ブレイダー
攻撃力1400

エクサス兵士B「さらに！！フィールドにオーバレイ・ブレイダーが存在する時！オーバレイ・ガンナー特殊召喚！！」

オーバレイ・ガンナー
攻撃力1400

エクサス兵士B「ふへっ…俺はレベル4のオーバレイ・ブレイダーとガンナーでオーバレイ！！エクシーズ召喚！！現れよ！エクシーズ・バンカー！！」

エクシーズバンカー
攻撃力1800

エクサス兵士B「そして！！ガンナーの効果により手札のオーバレイ・ブレイダーを素材とする！！」

キルヴィス「…」

エクサス兵士B「へっ！！そしてエクシーズバンカーの効果発動！！『オーバレイユニットを1つ使い！！フィールドのオーバレイユニットの数だけお前に500ポイントのダメージだ！！』」

エクサス兵士A「へへへっ俺達のフィールドにはオーバレイユニットを２つのづつ持ったエクシーズバンカーが存在する…」

エクサス兵士B「よってお前は2000ポイントの大ダメージだ！！！」

キルヴィス「むっ！！むぅ……！！！」ドゴォォ！！

キルヴィス「っ…」
ライフ3000➡1000

エクサス兵士B「そして！！俺はエクシーズバンカーで裏側守備表示のモンスターを攻撃する！！」

ズガァァン！！

キルヴィス「くっ…破壊されたのは…『白銀の騎士（シルバーナイト）リーブラ』」

リーブラ
レベル4/戦士族/光属性
守備力1000

エクサス兵士B「残念だが…オーバレイ・ブレイダーの効果を発動！！『このカードがオーバレイユニットの素材になっている場合…エクシーズバンカーは貫通効果を得る』！！」

エクサス兵士B「よって！！お前には攻撃力が守備力を上まっている分！！ダメージを受けてもらう！！」

エクシーズバンカー
攻撃力1800
⬇
リーブラ
守備力1000

キルヴィス「むぅ…ぐぁぁぁ！ 」ｷﾞｬﾘｨｨ!!
ライフ1000➡200

エクサス兵士B「あっはっは！！もう風前の灯火だなぁ！！」

エクサス兵士A「まさか…あのキルヴィスがこの程度とは…」

エクサス兵士B「はっ全くだ」

エクサス兵士A「次のターンで終わりにしてやるぜ」

キルヴィス「…ふっ」

エクサス兵士A「あ？何を笑ってやがる」

キルヴィス「全く…エクサスも落ちたものだ…俺が居なかった２年の間に随分とだ…」

エクサス兵士A「なんだと？」

キルヴィス「この程度のデュエルで…俺を倒せると思い上がるな！！」

エクサス兵士A「っ！！？」

そこには通と一緒にいる時のキルヴィスは居ない…

過去…エクサスの四騎士と呼ばれていた時…鬼神と恐れられてい男

その姿が今ここにあった

キルヴィス「俺のターン！！」
手札5

キルヴィス「俺は手札から『白銀の騎士（シルバーナイト）カプリコルニオ』を召喚！！」

カプリコルニオ
レベル3/光属性/戦士族/チューナー
攻撃力1300

キルヴィス「そして…墓地のリーブラの効果を発動！！『フィールドに白銀の騎士（シルバーナイト）が特殊召喚された時、このカードを墓地から特殊召喚する』！！」

リーブラ
攻撃力1600

キルヴィス「さらに罠発動！！『白銀の円卓』！！」

キルヴィス「このカードは『フィールドに白銀の騎士（シルバーナイト）が2以上存在する時デッキからレベルが1または2の白銀の騎士（シルバーナイト）を特殊召喚できる』！！」

キルヴィス「現れろ！！『白銀の騎士（シルバーナイト）アクワリオ』！！」

アクワリオ
レベル1/光属性/戦士族/チューナー
攻撃力0

キルヴィス「俺はフィールドのレベル4のリーブラにレベル3のカプリコルニオをチューニング！！」

キルヴィス「星雲を瞬く金色の刃をその見に宿し天駆ける白き鎧の守護者！！今現れよ！！」

キルヴィス「シンクロ召喚！！レベル7！！『白銀の騎士（シルバーナイト）ハイレオン』！！」

ハイレオン

レベル7/光属性/戦士族/シンクロ
攻撃力2800

獅子を象った白き鎧を纏う獣

キルヴィス「そしてハイレオンの効果発動！！『１ターンに１度ら手札から白銀の騎士（シルバーナイト）を１体を特殊召喚できる！！』白銀の号令！！」

ハイレオンが剣をかざすと光が射し込みそこからモンスターが現れる

キルヴィス「現れろ！！『白銀の騎士（シルバーナイト）ピスシス』！！」

ピスシス
レベル3/光属性/戦士族
攻撃力600

キルヴィス「そしてレベル3のピスシスにレベル1のアクワリオをチューニング！！」

キルヴィス「その剣は白銀の為に…栄光を繋ぐ銀色の覇者！！」

キルヴィス「シンクロ召喚！！レベル4！！『白銀の剣（シルバーソード）クウェーサー』！！」

クウェーサー
レベル4/光属性/戦士族/シンクロ
攻撃力1800

エクサス兵士A「なっ！？ば…ばかな！？」

エクサス兵士B「さっき拾ったばかりのデッキでシンクロ召喚だと！？」

エクサス兵士A「あ…焦るな！！こんなもの…！！！」

キルヴィス「俺は白銀の剣（シルバーソード）クウェーサーの効果発動『フィールドの白銀の騎士（シルバーナイト）に装備カードとして装備できるそして装備モンスターの攻撃力は1800ポイントアップ』！！」

ハイレオン
攻撃力2800➡4600

エクサス兵士A「攻撃力…4600！？」

キルヴィス「そして魔法カード『シルバー・ナイト・ソウル』発動」

キルヴィス「『このターンハイレオンはモンスター全てに攻撃ができる』！！！」

エクサス兵士A「なんだと！？」

キルヴィス「ゆけ！！ハイレオン！！！全てを切り裂け！！」

ハイレオン
攻撃力4600
⬇
エクシーズバンカー
攻撃力1800

エクサス兵士A「ぐぅぅ！！！」ｷｭﾙﾙ!!
ライフ4000➡1200

キルヴィス「さらに！！白銀の剣（シルバーソード）クウェーサーの効果発動！！『装備モンスターが相手モンスターを破壊した時！！破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える』！！」

エクサス兵士A「ば…ばかな！！？」

キルヴィス「吹き飛ばせ！！！」

エクサス兵士A「ぐぁぁぁ！！？」ズガァァン！！

ライフ1200➡0

エクサス兵士B「くっ！！！」

キルヴィス「次はお前の番だ！！やれ！！ハイレオン！！！」

エクサス兵士B「くっ！！！ばかなぁぁ！！！？」ズガァァン！！
ライフ4000➡0

キルヴィス「…」ﾌﾞｩｩｩﾝ

キルヴィス「…久々の感覚だ…やはりデュエルというもの…良いものだ」

ヴァイス「ハッ！やるじゃねぇか」

キルヴィス「！？ヴァイス！！貴様！！」

Ｄ・ホイールで走っているキルヴィスの隣にヴァイスが並走してくる

ヴァイス「腕が衰えているんじゃねぇかと思ったが…そうでもないらしいな」

キルヴィス「…貴様…一体この国で何をしている？」

ヴァイス「知りたいか？…知りたいなら俺に着いてくるといい！！」ﾌﾞｩｩｩﾝ!!

キルヴィス「なっ！？まて！！」ﾌﾞｩｩｩﾝ!!


…

カンザキ『次々と脱落者が出ているぞぉ！！今！！このトンネル内部で生き残っている猛者は！！』

カンザキ『スペード様率シンクリス四王女！！そして通！！遊姫！！』

カンザキ『元シンクリス四王女のお目付け役であったベクトにメーアも生き残っているぞ！！』

カンザキ『そして…ジョーカー様に直接お目を付けられた！一騎！！ジェイド！！』

ユキ「よ…よかった一騎君…でも…このはちゃんは…」

カンザキ『おっと！！！ここで情報が入ったぞ！！』

カンザキ『なんと！！！古城エリアにて謎の男…暁！！そして忍者娘のこのはのデュエルが始まりそうだ！！！』

ユキ「！！このはちゃん！！？」

カンザキ『ここからは6つのエリアに別れたステージで戦うことになるぞ！！果たして生き残るのは誰だ！！』

…

このは「…」ﾌﾞｫｫﾝ ｷｷｨ

暁「…」

このは「ここで決着をつけるでござるよ」

暁「あっははそうだねぇ」

このは「お前はエクサスの人間でもある…これは絶好のチャンスでござるよ」

暁「まったく…恨まれたものだねぇ」

このは「それに…なぜお前がここにいるのかも答えてもらうでござるよ！！」

暁「そうかい…まぁがんばってよ…出きるものならね」

このは・暁「デュエル！！！」

…

一騎「うぉぉぉ！！」ﾌﾞｫｫﾝ

一騎「ぐへぇっ！？」ﾍﾞﾁｬｧ

一騎の顔面にまたしてもパイが飛んでくる

一騎「…この罠いるかぁ！！？」

…

続く

一騎「このはと暁のデュエルが始まった…暁はまるでこのはを弄ぶような戦術でこのはを追い詰める」

一騎「次回『過去の足枷』一気に駆け上がれ！！」