２４話 強欲の瞳　作：紅瑠璃

ジョーカー「ヘイ！レッツ。マジック！」(練習中)
蜜柑「ジョーカーにゃら練習いらにゃいでしょ？」
ジョーカー「おぉ……いつから…いやいや、練習しないとねぇ」
蜜柑「種も仕掛けもなく切断された右手を戻せるやつのどこに練習が…れいにゃ嫌がってたよ？トカゲみたいだって。しかもそれマモンの力だし。」
ジョーカー「ははは……ひどす。」
蜜柑「ん。」(右手を出す)
ジョーカー「ん？」
蜜柑「あにゃたにゃら遊戯王ってもの知ってるし今にゃにが起きてるかもわかるよね？」
ジョーカー「ふふっ俺は他の契約者の行動をお前らの目から見えてるからなぁ。お前のモンスターもわかるわけよ」
蜜柑「それってズルじゃん……」
ジョーカー「じょーだん。デュエル前は見てねぇよ」
蜜柑「確かにあにゃたは冗談は言うけど嘘は言わにゃい。」
ジョーカー「んで？その右手は？」
蜜柑「リアルニャンバーズをください。」
ジョーカー「あの眼鏡の理系の子がいけってか。」
蜜柑「。その……日にゃたぼっこしようと外出たら真保に頼まれて…ミカ、断れにゃくて…。」
ジョーカー「あーはいはい。でも俺に勝ってからな。お前は表か裏かどちらを選ぶ？」
蜜柑「やっぱりこうにゃる…。裏。」
ジョーカー「コイントス！」(コインを弾く。裏。)
蜜柑「私のターン。２枚セット。モンスターセット。エンド。」
ジョーカー「ドロー。やはり、観客がいないとなぁ～。」(指をならすと、回りがサーカスの開場になり観客がたくさん)
蜜柑「にゃにゃ！？」
ジョーカー「少し能力使ったよ。観客は俺の命。さて、相手フィールドのモンスターがいるなら手札からギャンブルナイト・コインを特殊召喚。召喚、特殊召喚時発動するぜ。」
ギャンブルナイト・コイン
星４　攻撃力１０００　防御力１０００　種族 魔法使い　属性 光
①相手フィールドにモンスターが存在する場合手札からこのモンスターを特殊召喚できる。②このモンスターの召喚、特殊召喚時このモンスターをコントロールしているプレイヤーはコインを一回降る。その後以下の効果を適用する。
●表:手札からギャンブルナイトを効果を無効にして特殊召喚する。
●裏:相手フィールドのモンスター１体を対象にそのモンスターの攻守を半分にする。

ジョーカー「表だぜ。俺はギャンブルナイト・トランプを特殊召喚。さらに自分フィールドにギャンブルナイトが２体いるとき。ギャンブルナイト・ピエロ特殊召喚。コイントス！」
ギャンブルナイト・ピエロ
星７　攻撃力１０００　守備力１０００　種族 魔法使い　属性 光
①自分フィールドに「ギャンブルナイト」モンスターが２体存在する場合のみ手札から特殊召喚できる。②召喚、特殊召喚時発動時コインを一回降る。その後以下の効果を適用する。
●表:このモンスター以外のモンスター２体を選択し、そのモンスターのレベルを合計した数値分自分フィールドのモンスターのレベルにする。
●裏:自分フィールドのカード全てを破壊する。

ジョーカー「オゥノー！裏だ」
蜜柑「全て破壊！にゃ！？破壊されてにゃい。」
ジョーカー「破壊されてない？あれれぇ～おっかしいなぁ。」(速攻魔法。ギャンブルナイト・テーブル)
蜜柑「１度だけ破壊を無効にする……だけどフィールドを離れたら除外される。」
ジョーカー「フィールドを離れたらね。エクシーズ！ラッキーストライプ！」
蜜柑「デモンズチェーン！」
ジョーカー「はぁ。それは観客も駄々下がりよ。２枚伏せてエンド」
蜜柑「ドロー！手札０か。オープン。マジシャン。クロス-ドランカー召喚。クロス-バンデットを手札。エクシーズ！希望皇ホープ！」
ジョーカー「ミカちゃん。初手からホープで良いのかい？」
蜜柑「え？ぇ……えっと……出しちゃったし！攻撃！」
ジョーカー「ダメージセサミ。コインを降って表なら半分。裏なら受けるダメージに+１０００。俺なら幸運をつかめる。観客が声援が力になる。表だぜ。」
蜜柑「９００か。カード１枚セット。エンド。」
ジョーカー「ドロー。ギャンブルナイト・チップ召喚。効果でコインを降る。表だ。さらにサイコロを降り、でための数までドロー！あー３かぁ微妙だな。まぁないよりは良いか。ははっエンド。エンド。」
蜜柑「ん。ナメプ」
ジョーカー「遊びってのも大事だぜさぁ来なよ。ろくに戦えるのそいつぐらいだろ？」
蜜柑「ドロー！(これは！)」
ジョーカー「ランクアップだろ？なーに能力を使わなくてもわかる。お前の瞳さ。少し大きくなった。さすがは猫ちゃん。」
蜜柑「！？ばれたにゃら使う！リミデットバリアンズフォース。こい！ランク５ CNo.３９希望皇ホープV!」
ジョーカー「へー。カオスはリアルになってない。のにカオス化。やけくそ。興奮状態かな？血は舐めてないでしょ？」
蜜柑「舐めてたら物理的に攻撃してるよ。効果でチップを破壊。」
ジョーカー「お客さん。妨害は困るな。ショーが台無しになるじゃんっよ！ギャンブルナイト・パフォーマンス。自分のモンスターが１体の場合で相手のカードの対象になったときのみ場合。自分のモンスターを守備にし、墓地から可能な限りギャンブルナイトを効果を無効にし、首尾表示で特殊召喚。」
蜜柑「チップは破壊される。そのままコインに攻撃。」
・ジョーカー:ライフ６１００
・蜜柑:８０００
蜜柑「(１枚はバンデット。)１枚伏せてエンド。」
ジョーカー「さーて。ドロー。ナイトショット。最初に伏せた方に」
蜜柑「聖にゃるバリア。ミラーフォースが！」
ジョーカー「レベルマイスター。ギャンブルナイト・ピエロを落として残りのモンスターのレベルを７にするぜ。エクシーズ。来い！No.１１ビッグ・アイ！効果でVを貰うか。」
蜜柑「Vが！」
ジョーカー「俺は強欲の悪魔の契約者だぜ。相手のモンスターも強欲。V。攻撃。」
蜜柑「ぐっ……。」
・ジョーカー:ライフ６１００
・蜜柑:ライフ６４００

山道にて
真保「頼んどいてなんだけど大丈夫かな？それよりお姉ちゃんも大丈夫かな？またビルの柱折らなければいいけど……こんなにしっかりした１４歳はいないよね～……。……独り言を言い続ける１４歳もいないよ…。」(迷子)
カグラ「あれだ。あとは任せたよ。トヨフミ。」
トヨフミ「それより社長がお前のことを探してる。どうするんだ？」
カグラ「僕は死んだことにすれば良い。犯人はあの子と、猫耳ショートヘアーのやつな。」
トヨフミ「やってみるか。」
カグラ「大丈夫。No.４３がここにある限り。」