３９話 鈴菜の居場所　作：紅瑠璃

～学校の帰り道～
蜜柑「ねぇシユ。レイ最近来てにゃいよね？どうしたの？」
朱音「んぅ～私のとこには風邪だって言ってるけど…家に行っても居なくて…伊月君が中に入ったけどいつものポーチがないから単に出掛けてるんだろぉって」
蜜柑「…そういや、あのポーチのにゃか、にゃにが入ってるんだろう…コートもそうだけど見てて重そう」
朱音「知らないの？あの中、鍵と携帯と財布と５本ナイフがあるのよ。あのコートの中は１２本ナイフを隠し持っていて、さらに３本隠し持ってるのよ。」
蜜柑「そりゃ重いわけだ。」
朱音「あと、戦闘用コートがあってねその中には…５２本あるってこないだ言ってたよ♪」
藤崎「み～か～んっ♪」
蜜柑の薄っぺたい胸を触り、興奮するユリな女。藤崎 優衣。
蜜柑「ぎにぃやぁぁぁあぁぁあ！///」(藤崎に猫パンチ)
藤崎「ははっ…痛い…せっかく鈴菜の情報あるってのに…」
蜜柑「え？風邪じゃにゃいの？」
藤崎「それはウソ。けど、私が満足するまで揉ませて…ぐへへ」
朱音「藤崎さん…私を怒らせる？」
笑顔で藤崎を見るが、その笑顔は冷徹でいつもの温かい笑顔とは真逆だった。
藤崎「ぁ…すいやせーん。さて、前置きは良いとして…鈴菜はある森の中にある研究所に出入りしていると言う情報があってねしかも、海が近いんだと。」
調べ上げた事を手帳に書いてあるのか手帳を見ながら言う。
蜜柑「…海が近い。森のにゃか。」
朱音「白梅海岸と明知智則像が近い海。あとは、黒城の近くの海。だね。てか、場所はわかってるんでしょ？」
藤崎「いやぁ～知りませんねぇ…」
蜜柑「見せて！…(手帳を取り上げ、ページをめくってく)…んにゃぁ！////」
そこに書かれていたのは蜜柑のスリーサイズ だった。
藤崎「いやぁ～♪バレた？wじゃなくてここです！」(取り戻しあるページを見せる)
蜜柑「白梅海岸？」
藤崎「yesデース！ちなみに私はここから先は踏み込めないのです」
朱音「探偵の娘らしいね♪」
藤崎「いやはや、まだまだです♪…んな？」
白梅海岸の方角から水柱が上がっているのを見つける。
蜜柑「行ってみよう…」
朱音と蜜柑は白梅海岸を目指し走る。……それから数分後。
蜜柑「……！？真保！」
真保「うっ…ミカさん。ごめん。No.取られた…。鈴菜さんに…。」
そこにはボロボロになった真保が倒れていた。
朱音「鈴菜に！？」
真保「う、うん」
朱音「……。」
真保「こんな銃じゃ相手にならなくてねw全部取られたよ…。」
蜜柑「そもそもにゃんでここにいたの？」
真保「No.39の能力を応用して、この機械に搭載してみたの。そしたらここからNo.反応がして来てみたら鈴菜さんにやられたって話。」
蜜柑「取り敢えず帰った方が良いよ。」
朱音「鈴菜は？」
蜜柑「見たとこいにゃいし、真保の体がボロボロだし、ここら辺にゃのはわかったからまた探しに来ようよ…。」
しぶしぶ3人は帰ってく。それを岩の影から見ている女。藍野 鈴菜。
鈴菜「真保が持っていたのはNo.25、No.19、No.61か……加奈人君のため…息の根を止める。必ず！」