キャラ崩回　作：ヒラーズ

注意！
作者の我慢が限度まで達し、暴走した挙げ句に出来上がった回です。
「遊戯王と百騎兵」のキャラが名前のみ登場しますが、やばいことになっており、完全なギャグ回になっています。つまりキャラ崩壊します。お茶を濁せば良いなー。

①ギルティネタ
②デュエルしません
③ちゃんと本編を書きますのでお許し下さい

以上がOKな人はゆっくり読んでって下さい。


























①そしてさらば。

クロノヴェイルの廃ビルの屋上にある特殊な大砲…今日も誰かが入れられ、発射される。罰ゲームか、または只の遊びか…どちらにしろその狼狽えはもはやギャグと言えるだろう。


白き邪神の場合

「夜にでもなったか…ん？」
「入ってる入ってる」

「発射オーライ！」
「なるほど仕方ない。どうせならライトテラに向けてくれ、俺の友人がそこで城を持…」
「どっかぁーん！」
言い切る前に点火されその邪神は空の彼方へと消えていった。


幼き世界樹の英雄の場合

「ここって…嘘！？」
「大人しくしててね」

「いつでもいいよ」
「ま、待って！これはコミカルに済むんだよね！？そうだよね！？」
「点火！」
コミカルに済むはずがない。理由なき暴力がその存在を空の彼方にぶっ飛ばすのだから。


皮肉なネクロマンサーの場合

「探索中に気絶するとは…ん？」
「準備オッケー！」

「いつでもいいよ！」
「へぇ…実に夢のある攻撃じゃないか。それはそうと心配している訳じゃないが、この大砲の威力は君たちの常識の範…」
「点火！」
このネクロマンサーも言い切る前に空の彼方へと消えた。


白き救世者の場合

「狭い…まさか！？」
「大人しくしててね」

「や…やめなさいツバメさん…！こんな事をやって、罪が重くなるだけで…」
「発射！」
救世者は交渉を持ちかけるが、言い切る前に空の彼方へと消えた。


魔王と呼ばれた少女の場合

「狭いな…かくれんぼはしてないのだが…」
「準備オッケー！」

「発射オーライ！」
「ほう、この俺様を飛ばすとはな。よし、ならば月に狙いを定め…」
魔力持ちの人間は狼狽えないのだろうか？飛ばされる気満々のような言葉を発して星になる。


元暴走族の姉貴の場合

「何だここは…あっ！？」
「入ってる入ってる」

「お…おい！教えてくれ、大砲の使い方ってこんなもんだったか！？どんな顔してコレ設計したんだよ！？悪魔…」
普通の人ならこういう反応はおかしくない。しかしその少女も空へと消えた。


変態熾天使の場合

「最も暗い時刻…は？」
「新たな天罰を思いついたんだ」

「どうせ飛ばされるんなら、久しく行っていないライトテラがいい。そこには俺の旧友クォーツ＝ヴァレスがノイエ・フロンタルの城を買い…」
この天使は飛ばされる場所を聞きたがっているが、言い切る前に空の彼方へと消えた。しかし邪神に続きこの天使が言うライトテラとはどこのことを言ってるのだろうか？


店番の呪われた子供の場合

「暗いッス…へ？」
「大人しくしててね」

「未来になっても脈絡のない理不尽な動機で怖いことをする人がいるッスね。善悪の概念が哲学の産物だとか…」
やたらと哲学的なこと喋っているにも関わらず言い切れない。なぜならもう飛ばされたから。



〈了〉

はい、やりたかった事をやりました。
どうしても崩壊させてみたいという懇願でこうしてみました。
ツバメとスバルが飛ばされていないのは聞かないで下さい。