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28話:白き邪神 作:ヒラーズ
「白フードの少年?」
「ああ、そいつはアタシらと同じ年齢っぽくてもえらくデュエルが強くてすごかったぜ」
5日後、海理達は女子寮にてある情報を水樹から聞いていた。
魔奈はPCを弄って情報を調べていると、ある情報が目に入る。
「ほう…明日から転校生が来るらしいな」
「転校生?」
その言葉に海理は反応し、魔奈の隣に座り、情報を見る。
そして転校生の名に表情が変わる。
「…これは!」
「白皇…陸也!?」
そう、探していた弟の名が乗っていたのだった。
夢でしか会えなかった弟、ようやく会えるという思いでいっぱいになった海理は嬉しい表情となり、その中にうれし泣きが混じっていた。
「そうか、そうだったな・・・弟を探すためにプロになったものだ。それがこの時期になって叶って良かったではないか」
「弟さん、どういう姿ッスかね」
「けどこの表情・・・どこかで見たことあるような・・・」
――――おかしい、こうも簡単に叶うわけがないのだが・・・。
(どういう事ですか?)
――――普通はやるべき事が終わるまで会えんのが常識だと思うのだが。
(良いじゃないですか、弟に会って距離を縮めつつやるべき事をやる。それで良いと思いますけど?)
――――このまま悪い事がなければ良いが・・・。
魔王真竜も心配するほどなのか、まるで警戒しろと言ってるようなものだった。
海理は一応警戒しときますと言ってどんな人かと魔奈達に説明した。
トウマの話が正しければ、陸也は任務でこの世界に来ていると言う事も含めて。
その頃、校長室では陸也が天光校長と話をしていた。
「なるほどな・・・FOEは既に倒産していた会社だと?」
「はい、だから校長が今敵に回しているのはその会社名を使った別の組織です。理解できないと思いますが、俺が取ってきた情報の全てです」
「…」
天光は考える。
既に潰れた会社と知った今、自分たちは一体何を敵に回しているのだと。
普通なら喜ぶべき事をむしろ警戒に移した天光は陸也に聞く。
「では我々は何を敵に回していると言うのだ?お前の言う任務なら、その事くらい教えても支障は出ないだろう?」
陸也は「そうだな」と言って黙る。
数分後、陸也が口を動かした。
「『神』・・・と言ったら怒りますか?」
「神だと?」
「実はですね、この世界にある紛い物の神が解き放たれましてね。俺はその討伐依頼を受けてここに来たんです。信じられないと思いますが、これは事実です」
陸也は任務内容を少しだけ言い、黙る。
これ以上喋れば任務の支障が出ると感じて途中で喋らないと判断したのだった。
「・・・分かった。兎に角お前の任務に邪魔立てはしない。そして海理君のやるべき事を手伝ってやれと?」
「別に強制ではありません。いつも通りにしてくれればそれはそれで助かります」
陸也の説得で校長の悩みが少しなくなり、代わりに新たな敵が周りに居ることを理解する。気がつけば外は夕方を迎え、ゴールデンウィーク最後の日が終わろうとしていた。
「こんな時間ですか、それではまた明日会いましょう」
「そうだな・・・海理君の喜んだ姿を拝めれば良いがな」
「ええ、みたいものですよ」
さらに翌日、1時限目がホームルームに変わり、転校生の紹介に入った。
「白皇・・・陸也。宜しく」
それに対し周りの生徒はざわつく。
ある男子は「海理の弟だよな?」と言って、ある女子は「まさかこの人も呪われた子供」と言って噂をする。
陸也を見た風花と水樹はヒソヒソと話し合う。
「割とイケメン(?)ッス」「白髪は変わんねぇか…」
そう言ってワイワイと騒いで何時限目かが過ぎ、昼食時間に入る。
海理と陸也は屋上へ行く。そして空を見上げ、その後に話始める。
「久しぶりだな、海理姉さん」
「・・・本当に陸也なの?」
海理は陸也を見つめ、別人ではないかと確かめる。
海理が転生する前に見た陸也の姿は同じく15歳くらいの姿だったが、それと同じ姿かを記憶と合わせる。
「・・・まさか疑ってるのか?」
「いや・・・弟と再開できるとは信じられなくて・・・」
陸也は溜息を吐き、海理の隣に座り、弁当を取り出す。
「・・・?」
「お腹・・・減っただろ?二人分作ってきたんだ」
「!!」
海理はもう一つの弁当を受け取り、蓋を開ける。
「正直、転生した姉に会えるとは思えなかった。最初に会った時、結構綺麗だったから、誰だか分からなかったよ」
「・・・そう」
「聞いたよ、救世者として転生したって」
「・・・」
海理は黙りと会話を聞きながら作ってくれた弁当を食べる。
噛みしめる度に伝わる陸也の愛情。
見ていなくとも生前の幽霊体時に見た優しさは変わっておらず、若干口が悪くなった程度になったことに気づいた海理は陸也の手に触れる。
「…?姉さん?」
「これが姉弟の愛・・・暖かい」
海理は陸也に抱きつき、「会いたかった」と小さい声で言った。
そんなに会いたいと願っていた事に感づいた陸也は海理の頭を撫で、「俺もだよ」と言って、抱き合う。
しかしその数秒、すぐに離れ、時計を確認して弁当を食べ始める。
「やべ・・・早く食べないと…ガツガツ」
その姿を見た海理は笑顔を見せ、辺りを明るくさせた。
そして最後の授業、デュエルの腕を確かめるべく、海理は陸也とデュエルをする事となっていた。
ルールはリミットブレイクで始められ、両者とも先攻後攻をコンピューターに決めさせ、順番が決まる。
先攻:陸也
後攻:海理
「姉さん、楽しいデュエルを始めようじゃないか」
「ええ、けど・・・手加減はしません!」
それを見ていた魔奈達は興味深そうに観戦していた。
「姉弟対決か…」
「どんなデュエルになるか楽しみッスね!」
「これは…特ダネになるわ」
「へぇ…どんな戦いになるか見せ所だな!」
「「デュエル!!」」
陸也 LP8000
手札5
海理 LP8000
手札5
「先攻ドロー!」
陸也
手札5→6
(手札は悪くない。先攻だから攻撃できないが布陣を大きくしておくか)
「俺は手札から『奈落経典-呪いの書-』を発動!」
「なっ!?」
そのカードを見た水樹は驚いた表情を出し、焦る。
「おいおい・・・まさか白フードの少年の正体って・・・あいつだったのか!?」
「何!?では水樹を助けたのは・・・陸也だと!?」
「…何か観客席が五月蠅いが、続けるぞ」
「気にしないで、いつもの通りですから」
(いつもの通りなんだ・・・初耳だ)
「LPを1000払ってデッキから闇属性の悪魔族、天使族モンスター1体を召喚条件無視して特殊召喚する!出でよ経典色魔 サキュバスクィーン!」
経典色魔 サキュバスクィーン/Original Card
☆6/闇属性/悪魔族/効果 ATK2300/DEF1600
このカードは融合素材にできない。自分フィールド上に闇属性モンスターが存在する時、手札からこのカードを特殊召喚する。
①:1ターンに1度、手札1枚捨てて発動する。相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、そのモンスターのコントロールを得る。
②:自分の墓地に「邪淫経典-色欲の書-が存在する場合、そのカードをデッキに戻す。
③:このカードがS素材として墓地に送られた時、このカードは墓地へ行かず、手札に戻す。
陸也 LP8000→7000
陸也の前に現れたのは胸元が半露出したお色気の女悪魔。
投げキスをして男子生徒を全員魅了した。
周りは盛り上がったものの陸也はその行動に対しサキュバスクィーンに拳骨をかます。
ガンッ!
「おい、ふざけてないで真面目にやれ」
――――すみません、ご主人様・・・。
「・・・!カードが喋った!?」
海理は驚いた表情で陸也をじっと見つめ、自分のターンを待った。
「ごめん、続けるぞ。カードを3枚伏せてターンエンドだ」
「私のターン!」
海理
手札5→6
――――あやつから悪魔と賊精霊の気配を感じるな。ただ者ではないぞ。
(まぁ、まだ始まったばっかり、丁度ワンキルの素材が集まりましたが…何が出るんでしょう…あの伏せカード…)
「私は手札から白眼の子竜を召喚し、効果でリリース、白眼の聖龍を特殊召喚します!効果で相手フィールドのモンスターを全て破壊します!」
水圧ブレスで色魔を押し流すが、陸也の表情は変わっていない。
何があるかを警戒しつつ、手札を動かした。
「魔法カード『白眼龍の破壊衝動』を発動、破壊したモンスターのレベルは『6』!6回のダイレクトアタックとなります!攻撃!」
リヴァイアサン・ショットが陸也に飛ぶが、突然綿のような生物が現れ、攻撃を阻まれバトルフェイズが強制終了した。
「…!?」
「済まんな、経典魔法生物ケサランパセランのモンスター効果だ。このカードを手札から捨ててバトルフェイズを強制終了する」
経典魔法生物ケサランパセラン/Original Card
☆1/闇属性/悪魔族/効果 ATK500/DEF500
このカードの属性と種族は植物族・光属性としても扱う。①:このカードが召喚、特殊召喚された時、デッキ、墓地から「経典」カード1枚を手札に加える。②:相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から墓地に捨てて発動できる。その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。③:このカードが表側表示で存在する時、エンドフェイズ時にこのカードを手札に戻す。
「…見たことないカテゴリ、【経典】は他にどんな力が…カードを2枚伏せてターンエンド」
ワンキルを防いだ陸也の行動を見た魔奈や水樹は少し考え込み、分析する。
「随分と強いが、除去されやすいカードばかり…壊獣がいたら詰むレベルだな」
「…」
(読めねぇ…陸也は一体何を考えているんだ?)
「俺のターン!」
陸也
手札1→2
「よし…!クリッターを召喚してターンエンド」
「…?私のターン」
海理
手札1→2
「バトル!クリッターを攻撃!」
攻撃を宣言したとたんだった。
ビュン!
突然聖龍が異次元の彼方に消され、海理のモンスターゾーンに静寂が返る。
そして謎のゲートが開き、そこから巨大な斧を持った悪魔が出現する。
「アクセル条件達成!」
「え――――」
陸也 LP7000
手札1
場
クリッター ATK1000 ☆3
永続『奈落経典-呪いの書-』
伏せカード3枚
海理 LP8000
手札2
伏せカード2枚
「ああ、そいつはアタシらと同じ年齢っぽくてもえらくデュエルが強くてすごかったぜ」
5日後、海理達は女子寮にてある情報を水樹から聞いていた。
魔奈はPCを弄って情報を調べていると、ある情報が目に入る。
「ほう…明日から転校生が来るらしいな」
「転校生?」
その言葉に海理は反応し、魔奈の隣に座り、情報を見る。
そして転校生の名に表情が変わる。
「…これは!」
「白皇…陸也!?」
そう、探していた弟の名が乗っていたのだった。
夢でしか会えなかった弟、ようやく会えるという思いでいっぱいになった海理は嬉しい表情となり、その中にうれし泣きが混じっていた。
「そうか、そうだったな・・・弟を探すためにプロになったものだ。それがこの時期になって叶って良かったではないか」
「弟さん、どういう姿ッスかね」
「けどこの表情・・・どこかで見たことあるような・・・」
――――おかしい、こうも簡単に叶うわけがないのだが・・・。
(どういう事ですか?)
――――普通はやるべき事が終わるまで会えんのが常識だと思うのだが。
(良いじゃないですか、弟に会って距離を縮めつつやるべき事をやる。それで良いと思いますけど?)
――――このまま悪い事がなければ良いが・・・。
魔王真竜も心配するほどなのか、まるで警戒しろと言ってるようなものだった。
海理は一応警戒しときますと言ってどんな人かと魔奈達に説明した。
トウマの話が正しければ、陸也は任務でこの世界に来ていると言う事も含めて。
その頃、校長室では陸也が天光校長と話をしていた。
「なるほどな・・・FOEは既に倒産していた会社だと?」
「はい、だから校長が今敵に回しているのはその会社名を使った別の組織です。理解できないと思いますが、俺が取ってきた情報の全てです」
「…」
天光は考える。
既に潰れた会社と知った今、自分たちは一体何を敵に回しているのだと。
普通なら喜ぶべき事をむしろ警戒に移した天光は陸也に聞く。
「では我々は何を敵に回していると言うのだ?お前の言う任務なら、その事くらい教えても支障は出ないだろう?」
陸也は「そうだな」と言って黙る。
数分後、陸也が口を動かした。
「『神』・・・と言ったら怒りますか?」
「神だと?」
「実はですね、この世界にある紛い物の神が解き放たれましてね。俺はその討伐依頼を受けてここに来たんです。信じられないと思いますが、これは事実です」
陸也は任務内容を少しだけ言い、黙る。
これ以上喋れば任務の支障が出ると感じて途中で喋らないと判断したのだった。
「・・・分かった。兎に角お前の任務に邪魔立てはしない。そして海理君のやるべき事を手伝ってやれと?」
「別に強制ではありません。いつも通りにしてくれればそれはそれで助かります」
陸也の説得で校長の悩みが少しなくなり、代わりに新たな敵が周りに居ることを理解する。気がつけば外は夕方を迎え、ゴールデンウィーク最後の日が終わろうとしていた。
「こんな時間ですか、それではまた明日会いましょう」
「そうだな・・・海理君の喜んだ姿を拝めれば良いがな」
「ええ、みたいものですよ」
さらに翌日、1時限目がホームルームに変わり、転校生の紹介に入った。
「白皇・・・陸也。宜しく」
それに対し周りの生徒はざわつく。
ある男子は「海理の弟だよな?」と言って、ある女子は「まさかこの人も呪われた子供」と言って噂をする。
陸也を見た風花と水樹はヒソヒソと話し合う。
「割とイケメン(?)ッス」「白髪は変わんねぇか…」
そう言ってワイワイと騒いで何時限目かが過ぎ、昼食時間に入る。
海理と陸也は屋上へ行く。そして空を見上げ、その後に話始める。
「久しぶりだな、海理姉さん」
「・・・本当に陸也なの?」
海理は陸也を見つめ、別人ではないかと確かめる。
海理が転生する前に見た陸也の姿は同じく15歳くらいの姿だったが、それと同じ姿かを記憶と合わせる。
「・・・まさか疑ってるのか?」
「いや・・・弟と再開できるとは信じられなくて・・・」
陸也は溜息を吐き、海理の隣に座り、弁当を取り出す。
「・・・?」
「お腹・・・減っただろ?二人分作ってきたんだ」
「!!」
海理はもう一つの弁当を受け取り、蓋を開ける。
「正直、転生した姉に会えるとは思えなかった。最初に会った時、結構綺麗だったから、誰だか分からなかったよ」
「・・・そう」
「聞いたよ、救世者として転生したって」
「・・・」
海理は黙りと会話を聞きながら作ってくれた弁当を食べる。
噛みしめる度に伝わる陸也の愛情。
見ていなくとも生前の幽霊体時に見た優しさは変わっておらず、若干口が悪くなった程度になったことに気づいた海理は陸也の手に触れる。
「…?姉さん?」
「これが姉弟の愛・・・暖かい」
海理は陸也に抱きつき、「会いたかった」と小さい声で言った。
そんなに会いたいと願っていた事に感づいた陸也は海理の頭を撫で、「俺もだよ」と言って、抱き合う。
しかしその数秒、すぐに離れ、時計を確認して弁当を食べ始める。
「やべ・・・早く食べないと…ガツガツ」
その姿を見た海理は笑顔を見せ、辺りを明るくさせた。
そして最後の授業、デュエルの腕を確かめるべく、海理は陸也とデュエルをする事となっていた。
ルールはリミットブレイクで始められ、両者とも先攻後攻をコンピューターに決めさせ、順番が決まる。
先攻:陸也
後攻:海理
「姉さん、楽しいデュエルを始めようじゃないか」
「ええ、けど・・・手加減はしません!」
それを見ていた魔奈達は興味深そうに観戦していた。
「姉弟対決か…」
「どんなデュエルになるか楽しみッスね!」
「これは…特ダネになるわ」
「へぇ…どんな戦いになるか見せ所だな!」
「「デュエル!!」」
陸也 LP8000
手札5
海理 LP8000
手札5
「先攻ドロー!」
陸也
手札5→6
(手札は悪くない。先攻だから攻撃できないが布陣を大きくしておくか)
「俺は手札から『奈落経典-呪いの書-』を発動!」
「なっ!?」
そのカードを見た水樹は驚いた表情を出し、焦る。
「おいおい・・・まさか白フードの少年の正体って・・・あいつだったのか!?」
「何!?では水樹を助けたのは・・・陸也だと!?」
「…何か観客席が五月蠅いが、続けるぞ」
「気にしないで、いつもの通りですから」
(いつもの通りなんだ・・・初耳だ)
「LPを1000払ってデッキから闇属性の悪魔族、天使族モンスター1体を召喚条件無視して特殊召喚する!出でよ経典色魔 サキュバスクィーン!」
経典色魔 サキュバスクィーン/Original Card
☆6/闇属性/悪魔族/効果 ATK2300/DEF1600
このカードは融合素材にできない。自分フィールド上に闇属性モンスターが存在する時、手札からこのカードを特殊召喚する。
①:1ターンに1度、手札1枚捨てて発動する。相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、そのモンスターのコントロールを得る。
②:自分の墓地に「邪淫経典-色欲の書-が存在する場合、そのカードをデッキに戻す。
③:このカードがS素材として墓地に送られた時、このカードは墓地へ行かず、手札に戻す。
陸也 LP8000→7000
陸也の前に現れたのは胸元が半露出したお色気の女悪魔。
投げキスをして男子生徒を全員魅了した。
周りは盛り上がったものの陸也はその行動に対しサキュバスクィーンに拳骨をかます。
ガンッ!
「おい、ふざけてないで真面目にやれ」
――――すみません、ご主人様・・・。
「・・・!カードが喋った!?」
海理は驚いた表情で陸也をじっと見つめ、自分のターンを待った。
「ごめん、続けるぞ。カードを3枚伏せてターンエンドだ」
「私のターン!」
海理
手札5→6
――――あやつから悪魔と賊精霊の気配を感じるな。ただ者ではないぞ。
(まぁ、まだ始まったばっかり、丁度ワンキルの素材が集まりましたが…何が出るんでしょう…あの伏せカード…)
「私は手札から白眼の子竜を召喚し、効果でリリース、白眼の聖龍を特殊召喚します!効果で相手フィールドのモンスターを全て破壊します!」
水圧ブレスで色魔を押し流すが、陸也の表情は変わっていない。
何があるかを警戒しつつ、手札を動かした。
「魔法カード『白眼龍の破壊衝動』を発動、破壊したモンスターのレベルは『6』!6回のダイレクトアタックとなります!攻撃!」
リヴァイアサン・ショットが陸也に飛ぶが、突然綿のような生物が現れ、攻撃を阻まれバトルフェイズが強制終了した。
「…!?」
「済まんな、経典魔法生物ケサランパセランのモンスター効果だ。このカードを手札から捨ててバトルフェイズを強制終了する」
経典魔法生物ケサランパセラン/Original Card
☆1/闇属性/悪魔族/効果 ATK500/DEF500
このカードの属性と種族は植物族・光属性としても扱う。①:このカードが召喚、特殊召喚された時、デッキ、墓地から「経典」カード1枚を手札に加える。②:相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から墓地に捨てて発動できる。その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。③:このカードが表側表示で存在する時、エンドフェイズ時にこのカードを手札に戻す。
「…見たことないカテゴリ、【経典】は他にどんな力が…カードを2枚伏せてターンエンド」
ワンキルを防いだ陸也の行動を見た魔奈や水樹は少し考え込み、分析する。
「随分と強いが、除去されやすいカードばかり…壊獣がいたら詰むレベルだな」
「…」
(読めねぇ…陸也は一体何を考えているんだ?)
「俺のターン!」
陸也
手札1→2
「よし…!クリッターを召喚してターンエンド」
「…?私のターン」
海理
手札1→2
「バトル!クリッターを攻撃!」
攻撃を宣言したとたんだった。
ビュン!
突然聖龍が異次元の彼方に消され、海理のモンスターゾーンに静寂が返る。
そして謎のゲートが開き、そこから巨大な斧を持った悪魔が出現する。
「アクセル条件達成!」
「え――――」
陸也 LP7000
手札1
場
クリッター ATK1000 ☆3
永続『奈落経典-呪いの書-』
伏せカード3枚
海理 LP8000
手札2
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108 | 45話:ガラクタからできあがったマシン | 758 | 0 | 2019-02-27 | - | |
103 | 46話:重洗脳 | 971 | 1 | 2019-02-28 | - | |
103 | 47話:白眼と星の戦士 | 819 | 0 | 2019-03-04 | - | |
111 | 48話:紡がれる絆と拾った子 | 770 | 0 | 2019-03-05 | - | |
134 | 49話:亜人の少女、名は雷魔 波紋 | 756 | 0 | 2019-03-08 | - | |
120 | 50話:速さを求めるもの | 731 | 2 | 2019-03-12 | - | |
138 | 51話:白眼龍VS高速の燕 | 875 | 2 | 2019-03-13 | - | |
135 | 52話:神速の燕と刑死者の暗示 | 1049 | 4 | 2019-03-14 | - | |
97 | 53話:白眼と燕の決着 | 854 | 3 | 2019-03-17 | - | |
105 | 54話:暗躍と小さいお友達 | 855 | 0 | 2019-03-25 | - | |
93 | 55話:時空を超えた存在 | 852 | 3 | 2019-04-03 | - | |
127 | 56話:時の守護龍VS白眼の救世龍 | 864 | 3 | 2019-04-11 | - | |
103 | キャラ崩回 | 680 | 0 | 2019-04-14 | - | |
103 | 57話:楽しまなければ意味がない | 792 | 2 | 2019-04-15 | - | |
142 | 58話:時を切り裂く「世界」の暗示 | 749 | 2 | 2019-05-02 | - | |
131 | 59話:永く生きた者達の宴 | 814 | 2 | 2019-05-08 | - | |
104 | 60話:陰謀と不穏、動く神 | 763 | 0 | 2019-05-20 | - | |
146 | 断章:キャラ設定② | 873 | 0 | 2019-05-31 | - | |
97 | 61話:激突!黒い自分、名はダーク海理 | 687 | 0 | 2019-07-13 | - | |
110 | 62話:対立する黒と白 | 765 | 0 | 2019-07-18 | - | |
100 | 63話:黒幕たる闇 | 697 | 0 | 2019-07-31 | - | |
79 | 64話:巴の正体と決意 | 528 | 0 | 2019-08-09 | - | |
101 | たまにはこんなのを書かせてください | 644 | 0 | 2019-08-12 | - | |
105 | 8月企画:海理達の水平思考推理ゲーム | 1154 | 0 | 2019-08-13 | - | |
128 | 65話:起動、MSM!! | 731 | 0 | 2019-08-29 | - | |
109 | 66話:偉業を捨てた魔女の翼 | 646 | 0 | 2019-09-04 | - | |
96 | 67話:新たな暗雲 | 664 | 2 | 2019-09-19 | - | |
127 | 68話:夜会前の異変 | 888 | 0 | 2019-09-28 | - | |
116 | 69話:黒い陸也 | 662 | 0 | 2019-10-13 | - | |
120 | 70話:二人の邪神 | 698 | 0 | 2019-10-21 | - | |
164 | 71話:奈落の魔神 | 936 | 0 | 2019-11-05 | - | |
166 | 72話:粛清の力 | 745 | 0 | 2019-12-11 | - | |
88 | たまにはこんなの書かせてください② | 746 | 0 | 2020-01-07 | - | |
78 | 夜会編の注意事項・改!! | 577 | 0 | 2020-02-10 | - | |
165 | 73話:夜会に行こう | 980 | 0 | 2020-09-22 | - |
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