第26話：大型連休3日目　作：風鼠

大型連休3日目

5月2日

葵「ふあぁ～…良く寝たぁ～♪」

菫「(葵せんぴゃいぃ…だいしゅきでしゅうぅ…むにゃむにゃ…)」

藍「あ、葵先輩、お、おはようございますぅ…」

葵「藍ちゃんおはよ～♪」

笑顔を浮かべながら眠っている菫ちゃんを片目に、パジャマから部屋着へと着替え始めていた藍ちゃんに挨拶する。

葵「あ！藍ちゃんの下着、今日は熊さんだ～♪」

藍「ふええ…見ないで下さいぃ」(///)

葵「恥ずかしがる藍ちゃん可愛い～♪食べちゃいたい♪」(ギュー)

藍「駄目ですよぉ」(///)

私が下着姿の藍ちゃんに抱き着くと藍ちゃんは顔を赤めらせ、体を左右に動かし抵抗する。

菫「ふあぁ…おはよぉ～…」

葵「あ！菫ちゃんおはよ～♪」

藍「あうぅ…菫助けてぇ…」

菫「あ！藍、いいなぁ♪葵先輩私にも抱き付いてください♪」

葵「うん♪いいよ♪えい♪」

菫「ふあぁ♪葵先輩の匂い良い匂いですぅ♪」

藍「助かったぁ…」

私が菫ちゃんに抱き着くと菫ちゃんは満面な笑顔で嬉しそうな口調で私に抱き着く

十数分後

葵「ふえぇ～♪朝のお風呂気持ちいい♪」

藍「はい～♪」

菫「葵せんぱ～い♪お背中流しましょうか～？」

葵「ひゃあ!?もう…お願い♪菫ちゃん♪」

全裸の菫ちゃんが背中から元気よく抱き付く

菫「はい～♪…うりゃ♪」

葵「ひゃん!?…もう。菫ちゃぁ～ん。私が背中弱いの知っててやってるでしょぉ～♪」

菫「えへへ～♪葵先輩の可愛い声また聞いちゃった♪」

菫ちゃんは私の背筋を撫で、私は思わす反応してしまう。

藍「もう…菫、また襲われちゃいますよぉ」

菫「葵先輩にだったらまた襲われたいな～♪」

葵「襲ってもいいけど～昨日の今日の朝だからな～♪またいつかやろうね♪」

菫「はい♪」

藍「襲っちゃ駄目ですぅ…」

さらに十数分後

葵「あ～楽しかった♪」

菫「あうぅ…ホントに帰っちゃうんですかぁ」(うるうる)

葵「菫ちゃん泣きそうにならないで。またいつか来てあげるから…ね？」

菫「はいぃ…えへへ。葵先輩の手気持ちいいですぅ♪」

私が菫ちゃんの頭を撫でると涙目だった菫ちゃんは笑顔を浮かべる

藍「葵先輩、また今度ですぅ」

菫「葵先輩、絶対また来てくださいね～♪」

葵「うん♪菫ちゃん藍ちゃん、ばいば～い♪」

私は空を切るように元気よく手を振る菫ちゃんに私もそれにこたえる様に笑顔で手を振る。

葵「…で、今日は何しようかな～？」

私は菫ちゃんの家からの帰り道、今日の予定を考える。

葵「…お？あれは…」

猫1「にゃ～」

スイレン「にゃー…ふふ♪」

葵「スイレン先輩だ～♪」

数匹の猫と戯れていたスイレン先輩に少し小走りで近寄る。

スイレン「あ…葵ちゃんだ…。おはよ…」

葵「おはようございます♪スイレン先輩、いつも通り猫ちゃんと戯れてますね♪」

スイレン「うん…葵ちゃんも…すっごく元気…だね…」

葵「はい♪私の取り柄ですので♪」

スイレン先輩は猫を撫でながら、私との会話を進める

猫1「にゃ～…にゃぁ～…」

スイレン「あ…またお散歩してくるの？…分かった…またね♪」

猫1「にゃ～…」

スイレン先輩が猫と会話すると、今まで撫でていた猫はどこかに歩いて行った

葵「スイレン先輩って猫と話せるんですか？」

スイレン「うん…なんとなく…だけど…」

葵「すごいです♪…あ、スイレン先輩ってこの後、なにか予定あります？」

スイレン「…何も…ないけど…どうして？」

スイレン先輩は少し首をかしげる。

葵「私、スイレン先輩の家に行ってみたいです♪」

スイレン「いい…けど…」

葵「やったぁ♪いきましょ♪先輩♪案内してください♪」

スイレン「ん…分かった…」

私はスイレン先輩の手を握り、歩き出した先輩の後を着いていく。


十数分後

猫2「にゃ～♪」

スイレン「あ…にゃ～…」

葵「あ、猫ちゃんだ～♪可愛い～♪」

私達がスイレン先輩の家に向かう途中、猫ちゃんがスイレン先輩にすり寄る。

猫がすり寄るとスイレン先輩は猫の頭を撫で始める。

猫2「にゃあぁ～♪」

葵「猫ちゃん気持ちよさそうですね～♪」

スイレン「にゃ～…」(にこにこ…)

葵「(スイレン先輩の笑顔も可愛い♪)スイレン先輩、嬉しそうですね♪」

スイレン「猫ちゃん…可愛いから♪」(ニコニコ…)

スイレン先輩は満面な笑顔を浮かべ、猫を撫で続ける

葵「本当に猫ちゃん好きなんですね～♪」

スイレン「うん…」

猫3「にゃ～…」

猫4「にゃー」

葵「あ、スイレン先輩、何故か猫ちゃん一杯集まってきてますよ～」

気が付くと私達は多数の猫達に囲まれる。

スイレン「…もしかして…これ…のおかげ…かな…？」

葵「それ…ミサンガ…ですか？何願ったんですか？」

スイレン先輩はポケットから、切れたカラフルな模様のミサンガを取り出す

スイレン「うん…猫…を…一杯…撫でたい…って願ったから…」(ニコニコ…)

葵「あはは…スイレン先輩らしいですね…」

スイレン「一杯…撫でれる♪」(ワクワク…)

スイレン先輩は楽しそうな笑顔を浮かべる。

葵「(これは…時間かかりそうだなぁ…スイレン先輩楽しそう…)」

猫2「にゃ～…」(ペロペロ…)

猫3「にゃー」(ペロペロ‥)

スイレン「ふふ♪頬舐めちゃダメだよ♪」

1時間後

スイレン「ふふ♪にゃ～♪」

葵「(け、結構な時間撫でてるな～まぁ、スイレン先輩が嬉しそうだからいいか♪)」

更に数分後…

スイレン「楽しかった…」

葵「ホント楽しそうでしたね♪」

猫を撫で終ったスイレン先輩と共に再びスイレン先輩の家へと向かう

スイレン「あ…着いたよ…葵ちゃん…」

葵「おぉ～ここがスイレン先輩の家ですか～♪」

そこにはリッパな門があり、風流がある和風の家に着く。

スイレン「うん…といっても…今は一人暮らしだけど…」

葵「何でですか？」

スイレン「…親…今…海外行ってるの…」(うるうる…)

葵「そうなんですか～寂しいですね～。今日は私が泊まってあげます♪」

スイレン「ホント…」(キラキラ…)

葵「はい♪」

スイレン「やった♪…じゃ、入って」

スイレン先輩は嬉しそうに家の扉を開ける。

葵「失礼しま～す♪…おっと。」

猫4「にゃ～♪」

猫5「にゃー」

私が門を潜ると、数匹の猫が人懐っこく私の足にすり寄ってくる。

葵「可愛い～♪スイレン先輩の飼い猫ですか？」

スイレン「うん…こっちが…タマで…そっちが…クロ…」

猫4「にゃ～にゃ～」

猫5「にゃー」

葵「あ、肩に乗ってきた～♪人懐っこいですね～♪」

スイレン先輩が指さしながら猫の紹介をしていると、私の肩に猫が乗ってくる。

スイレン「葵ちゃんの事…気に入ったみたい…」

葵「えへへ…懐かれちゃいました～♪」

私は懐いた猫に顔をこすりつかれながらも、スイレン先輩の家の中にあがる。

葵「ふえぇ～…こんな広い家に一人暮らしですか～…寂しいですね」

スイレン「うん…その代り…大体は…楓が来るし…猫達もいるから…寂しくないけど…」
家の広い居間でくつろぐ

葵「今日は私もいますよ、スイレン先輩♪」

スイレン「ん…ありがと…葵ちゃん…」

葵「えへへ～♪スイレン先輩撫でるの上手ですぅ♪」

私はスイレン先輩に抱き付くと、スイレン先輩は私の頭を撫でる。

楓「スイレ～ン、御邪魔するよ～…あ！葵ちゃんもいるんだね～」

葵「あ、楓先輩だ～♪」

そうしていると、楓先輩が元気よく部屋に入ってくる。

スイレン「…楓…今日も…来てくれたんだ…」

楓「うん。スイレンが心配だからね～。」

葵「楓先輩とスイレン先輩、仲良しですね～♪」

スイレン「楓とは…幼稚園から…一緒…だから…」

楓「スイレンってその頃からこんな感じだったんだぞ～♪」

スイレン「ん…ほほ…つついちゃ…だめ…」

楓先輩は、スイレン先輩にくっつき頬を軽くつつく。

葵「ほえ～…そうなんですか～。幼馴染って奴ですね～。」

楓「そうだね。あ、スイレンの部屋は猫グッツで一杯だぞ～♪」

楓先輩はにこやかな笑顔を浮かべる。

スイレン「うん…一杯♪」

葵「私、みてみたいです♪」

楓「じゃ、行こうか。良いよね、スイレン？」

スイレン「うん…いいよ…」

葵「わ～い♪」

私は先輩達に連れられ、スイレン先輩の部屋に向かう。


楓「これが、スイレンの部屋だ～♪」

葵「こ、これは…」

スイレン先輩の部屋は猫のヌイグルミや、猫耳が付いたカチューシャ等で埋め尽くされていた。

スイレン「わ～…」

葵「あ、スイレン先輩！楽しそう♪」

スイレン先輩は、部屋に入るや否や猫柄のベットに嬉しそうに飛びこむ。

スイレン「猫ちゃん…可愛い…可愛いよぉ♪」(ギュー)

楓「いつも通りだなぁ」

スイレン先輩は可愛らしい猫の抱き枕に強く抱き付き、ベットの上を燥ぐように転がりながら満面の笑みを浮かべる。

数時間後

葵「ふえぇ～気持ちいい～♪」

スイレン「うん…」

楓「だね～♪」

私達は夜も暗くなり、お風呂に入る。

葵「スイレン先輩、お背中流しますよ～♪」

スイレン「…お願い…するわ。」

楓「葵ちゃん次私にもして～♪」

葵「はい～分かりました～♪スイレン先輩、触りますよ～♪」

スイレン「ん…」

葵「ふあぁ♪スイレン先輩の体、綺麗ですぅ♪」

私は透き通るような色白の肌に触れる。

葵「じゃあ…洗い始めますよ～♪」

スイレン「ん…葵ちゃん…洗うの…上手…」

葵「えへへ～♪褒められた～♪」

私はスイレン先輩の体を触り始めると、スイレン先輩は気持ちよさそうな声で話す。

楓「葵ちゃん、スイレン先輩の胸も触っちゃえ♪」

葵「はい♪…うりゃ♪」

スイレン「あう…もう…葵ちゃん…駄目ぇ…」

スイレン先輩の豊満な胸を揉み始めると、声をこらえながらもすこし抵抗する。

葵「柔らかかったです～♪」

スイレン「…葵ちゃん…後で…お仕置き…する…」

葵「あう～ごめんなさ～い」

楓「わ～い♪葵ちゃんお仕置きだ～。」

スイレン「…楓にも…お仕置き…する。」

楓「あう」

葵「楓先輩も一緒～♪」

その後…

楓「こ、これは…」

葵「猫のコスプレですか。」

お風呂から上がり、スイレン先輩の部屋に来ると、スイレン先輩のお仕置きで猫耳のカチューシャと、猫のしっぽのストラップを付けられる。

スイレン「2人供…可愛い♪」

葵「えへへ～♪にゃ～です～♪」

楓「にゃ～なのにゃ～♪」

スイレン「…可愛い♪」(ギュー)

スイレン先輩は笑顔で私達に抱き着く。

葵「えへへ～抱き付かれちゃったにゃ～♪」

楓「このまま寝よう♪スイレン♪」

スイレン「…うん♪」

夜

楓「(すやすや…)」

スイレン「猫の葵ちゃん…可愛い…」(なでなで…)

葵「もう、スイレン先輩、撫ですぎですよぉ♪」

スイレン先輩に抱き着かれながら、撫でられる。

スイレン「葵ちゃん…気持ちいい？」

葵「撫でるのも、スイレン先輩の胸も、気持ちいいですよ～♪」

スイレン「…そう…今日は…一杯堪能して…ね♪」

葵「はい♪スイレン先輩いい匂いします～♪」

私はスイレン先輩の胸に顔を埋める。

スイレン「葵ちゃん…可愛い♪」

葵「ひゃあ?!…もう、スイレン先輩、お尻撫でちゃ駄目ですよ～♪」

スイレン「猫はね…尻尾のあたりが…一番感じるんだよ♪」

葵「え、あうぅ…な、撫でるだけですからね」

スイレン「…分かった。」

その後、スイレン先輩が眠るまで私はお尻を撫でられ続けるのだった。

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蘭花の日常

蘭花「む～…出番がないのじゃ…」

アザミ「そうですね。学校の話も少ないですし…」

桃「そうね～。」

蘭花「ももぉ～…お菓子が欲しいのじゃ…」

桃「仕方ないですね～。はい、クッキーですよ～♪」

蘭花「はむ…うむ。美味じゃの。」

アザミ「まったく…部長は…」

桃「アザミも食べる？」

アザミ「…い、一枚だけなら…」