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第50話 お見舞い 作:風鼠
特別企画とは関係のない本編
茜「よし、今日はここまで!」
「「ありがとうございましたあ」」
夏休みも終盤、相変わらず舞台に向けた激しい稽古と宿題の激務が葵達に襲い掛かってくる
今日も稽古が終了し、葵達は汗を拭きながら疲れた足取りで稽古場を後にする
葵「やっとあそべる~」
瑞樹「宿題は…あとは日記だけだったわね」
葵「うん♪瑞樹のおかげで今年は泣くことなさそうだよ♪」
葵達は部屋で体操着から部屋儀へと着替え始める
カンナ「今日は…歌舞伎の勉強でもします?」
杏奈「そうだね…舞台も決まったわけだし」
瑞樹「そうね…でも私はちょっと外の用事あるから…」
葵「ほえ…あぁ、そっかいつものか」
瑞樹は月に2、3回ほど病院に通っている。
だが決して病気ではなく、ある人物のお見舞いのためである。
瑞樹「うん、弟のね」
瑞樹には一人1つ年下の少し病弱な弟がいる。入退院を繰り返しており、現在も喘息のため入院をしている。
葵「えへ~ねぇ、瑞樹、たまには私もいってもいい?」
瑞樹「…仕方ないわね。」
葵は天真爛漫な笑顔で瑞樹に聞くと瑞樹は少し嫌な顔をした後、ため息をはきいやいや承諾する。
1時間後…
兎原病院
病院に到着し、瑞樹はなれたように病院内を歩き5階の個室病室へと向かう。
瑞樹「…実(みのる)、元気?」
実「あ、瑞樹お姉ちゃん、うん、今日は体調いいよ」
葵「やほ~♪みのくん、遊びに来たよ~♪」
個室に入ると、ベットに横になり、英語の文字が書かれた厚い本を読んでいた中性的で可愛らしい顔立ちで外にはねたショートカットの茶髪の少年がこちらに微笑みを向ける
実「ぁ、葵さん、久しぶりです。」
葵「えへ~♪みのくん、かわいいなぁ~♪うぐ」
瑞樹「葵、くっつかないの」
葵が実にすりよろうとすると瑞樹が首元をつかみ、実から放し、近くにあった椅子に座らせる。
実「あはは…葵さんは相変わらず元気ですね」
葵「うん♪」
瑞樹「元気すぎて大変だわ…」
実と葵とは昔からの付き合いで、退院後は少し遊んだ仲である
瑞樹「実、今日持ってきたのはこれと…」
実「ありがとね、瑞樹お姉ちゃん」
瑞樹は病院に行く道中に購入していた食べ物やティッシュ、暇をつぶすための数冊の本などを渡す。
葵「えへ~♪みのくん可愛いなぁ♪」
実「あう…もう、葵さんは…」
瑞樹「あ、もう目を離したすきに…」
瑞樹が持ってきたリンゴの皮を丁寧に包丁にて剥き始めている仲、葵は実の頭を満面の笑顔で楽しそうになで始める。
葵「それにしてもみのくんと瑞樹ってやっぱり姉弟だよね。顔はすごく似てる」
「「そう?」」
葵「息ぴったりだし。」
髪型や表情は違えど瑞樹と実の顔は瓜二つで、どちらも世間から見ても美男美女である。
葵の言葉に対し、瑞樹と実は同じタイミングで顔を葵の方を向く。
葵「ねぇ、みのくん、お話きかせて♪」
実「えぇ。いいですよ。どんな内容がいいですか?」
葵「えっとね~冒険もの~♪」
実「ふふ♪葵さんらしいですね。分かりました。」
実はベットの端に腰かけ、ベットの横にあるジャンルごとに分けられた棚から本を1つを取り出す。
瑞樹「じゃあ私その間に、何か買ってくるわね。実、何食べたい?」
実「う~ん、僕はパスタ系がいいな」
葵「私、チキン南蛮!」
瑞樹「葵には聞いてないけど…まぁいいわ。葵、あとでお金はらってね」
葵「う…」
瑞樹は昼食のために瑞樹は病院の中に入っている購買コーナーに向かう。
葵「…えへ、二人っきりだね」
実「そ、そうですね。じゃ、じゃあ冒険ものの話しますね。」
葵「うん♪」
実は手に取った本を朗読し始める。
内容は異世界の剣と魔法の物語であり、悪政をしく魔王の討伐に向けた内容であった。
実が話を進める度葵は泣いたり笑ったりなどの豊かに反応する。
実「…どうだった?」
葵「ふえぇ…よかったよぉ…」
物語がハッピーエンドで終わり葵が笑顔で涙を流し、それをハンカチで拭く。
実「よろこんでいただいてよかったです。」
葵「ひく…なんだか泣いたら眠くなっちゃった。実くん添い寝しよ♪」
実「うわわ!」
泣きつかれた葵は実を押し倒し、添い寝するようにすり寄る。
葵「えへ~いい匂い♪あったかい♪やわらか~い♪」
実「も、もう、葵さんは…」
葵は実の首筋に鼻を近づけ嗅ぎ始め、手を実の服の下へ滑り込ませおなかをなで始める
葵「~♪みのくん好き~」
実「葵さんやめてくださいぃ…」
瑞樹「ただいま…て、はぁ…葵は…」
葵「あ、瑞樹~お帰り~」
葵が実の体を堪能しているとあきれた表情を浮かべ、病室へと戻ってくる。
瑞樹は買っていた食べ物を葵と実に渡す。
葵と実がおいしそうに食べる姿を瑞樹は優しく微笑みながら眺める
葵「ふあぁ…食べたらさらに眠くなっちゃった」
瑞樹「もう…実に添い寝するのはダメよ」
葵「え~」
葵は食べ終わるとほぼ同時に大きく欠伸をし、呟くと瑞樹はそれを優しく注意する
実「あはは…葵さんといると飽きないなぁ」
実が少し笑い、楽しそうな口調で呟くと葵は嬉しそうな笑顔を浮かべる
瑞樹母「あら、楽しそうな声が聞こえると思ったら、葵さんもきてたのね」
葵「あ♪お母様だ~♪お久びりで~す♪」
瑞樹母「ん…もう葵さんは…」
瑞樹「もうこの子は…お母様ごめんなさい。今はがしますので…」
葵達が談笑していると、個室に瑞樹の母親がお見舞い品を持って訪れる。
その姿をみて葵が瑞樹の母親に抱き着き、瑞樹はそれをはがそうとするがそれを母親が制止する。
瑞樹母「いいのよ。瑞樹。たまには葵さんに抱き着かれてるのもいいわ。」
瑞樹の母親が葵の頭を優しくなでると、嬉しそうな声を上げる。
葵「あぁ♪お母様♪いい匂いです~♪」
実「あはは…」
瑞樹「もう…お母様は何を持ってきたんですか?」
瑞樹母「あ、これ?これは…この前の旅行のアルバムよ。実が見たいっていうからもってきたの」
葵「あ、私も見たい♪」
母親が持ってきた分厚い本を取り出し、ベットに取り付けられた机の上に広げる。
葵「あ、海水浴の写真だ♪」
実「お姉ちゃん、顔赤くなってる」
瑞樹「だ、だって、恥ずかしかったから…」
実がページをめくる度、葵と瑞樹が顔を赤くしたり、笑ったり表情が豊かに変化している。
実「この人たちがお姉ちゃんの同期と先輩たちなんだね」
瑞樹「えぇ、そうよ。いい人達よ」
葵「毎日楽しいよ♪」
実「お姉ちゃん楽しそうにやってて安心したよ。お姉ちゃん案外人見知りだから…」
瑞樹「み、みのる…もうそんなこと言って…」
実が安心し、優しい口調で呟くと瑞樹は顔を真っ赤にし実の頭を優しくなでる。
その光景を見た葵と瑞樹の母親は思わず微笑む
瑞樹「さてと…私、もう帰るわ。勉強もあるし…」
葵「じゃあね、みのくん♪また来るね♪」
実「うん、ありがと、瑞樹お姉ちゃん、葵さん」
瑞樹母「後のことは私がやっとくわ」
瑞樹「ありがとうございます。お母様。じゃあ行くわよ、葵」
葵「うん♪」
瑞樹と葵は実と瑞樹の母親に笑顔で手を振ったあと、病室を後にする。
葵「はぁ~みのくんかわいかったなぁ♪」
瑞樹「はしゃぎすぎよ。もう…そういえば、葵の弟の…明日人(あすと)君はどうしてるんだっけ?」
桜木明日人
葵の1つ年下の弟で、全国大会で優勝などの実績を残す強豪スポーツクラブに所属し、1年の夏休み等の長期休暇の大半を合宿や大会出場のために海外で過ごすことが多い。葵同様天真爛漫で素直。
葵「ん~今頃はアメリカで大会かな~。」
瑞樹「忙しいわね。でもゆっくり家族とすごせないってつらいわね」
葵「そうだね~。まぁ、しょっちゅう電話かけてくるみたいだけどね。まぁ、ほとんどは食べ物の話みたいだけどね」
瑞樹「そう…なんだか安心したわ。じゃあ早く帰るわよ。」
葵「うん♪」
葵達は病院から出た後談笑しながら帰路につく。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
病室では…
瑞樹母「ねぇ、実。実に好きな人いないの?」
実「え、急だね。お母様。」
瑞樹母「気になるのよ。なんたって実は長男なんですもの」
実「もうお母様は…い、いるよ、一人くらい…」
瑞樹母「あら、誰かしら?」
実「う…あ、葵…さん…」
瑞樹母「あら、どこが好きなの?」
実「ぼ、僕の話に、表情豊かに反応してくれるところ…底なしに明るいところかな」
瑞樹母「そう…実がねぇ…」
実の好きな人の情報を聞き出すと、瑞樹はうらやましそうな表情を浮かべ実を見つめる
実「もう…は、恥ずかしいよ」
瑞樹母「青春だなぁ…お母さんは恋愛はもうできないから…」
実「お、お母様だってまだ若いし、お父さんと恋愛できるよ」
瑞樹母「あら実、弟が妹がほしいの?」
実「な…う…ほしい…けどさ…」
瑞樹母「ふふ♪実顔真っ赤♪かわいい」
母親と息子の幸せな時間が流れる…
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
おまけ
菫「うぅ…宿題がおわらない…」
沙月「まったく、毎日ちゃんとしないからよ」
菫「だってぇ…」
沙月「はいはい、口よりも手をうごかす。」
菫「うん…ねぇ沙月ぃ今日…」
沙月「はぁ…仕方ないわね。今日してもいいわよ」
菫「え、ほんと!じゃあ早く終わらせよ~♪」
沙月「単純ね…」
夜
菫「さつきぃ♪気持ちよかったよぉ♪」
沙月「はぁ…はぁ…相変わらずはげしいわね…よかったけど…」
茜「よし、今日はここまで!」
「「ありがとうございましたあ」」
夏休みも終盤、相変わらず舞台に向けた激しい稽古と宿題の激務が葵達に襲い掛かってくる
今日も稽古が終了し、葵達は汗を拭きながら疲れた足取りで稽古場を後にする
葵「やっとあそべる~」
瑞樹「宿題は…あとは日記だけだったわね」
葵「うん♪瑞樹のおかげで今年は泣くことなさそうだよ♪」
葵達は部屋で体操着から部屋儀へと着替え始める
カンナ「今日は…歌舞伎の勉強でもします?」
杏奈「そうだね…舞台も決まったわけだし」
瑞樹「そうね…でも私はちょっと外の用事あるから…」
葵「ほえ…あぁ、そっかいつものか」
瑞樹は月に2、3回ほど病院に通っている。
だが決して病気ではなく、ある人物のお見舞いのためである。
瑞樹「うん、弟のね」
瑞樹には一人1つ年下の少し病弱な弟がいる。入退院を繰り返しており、現在も喘息のため入院をしている。
葵「えへ~ねぇ、瑞樹、たまには私もいってもいい?」
瑞樹「…仕方ないわね。」
葵は天真爛漫な笑顔で瑞樹に聞くと瑞樹は少し嫌な顔をした後、ため息をはきいやいや承諾する。
1時間後…
兎原病院
病院に到着し、瑞樹はなれたように病院内を歩き5階の個室病室へと向かう。
瑞樹「…実(みのる)、元気?」
実「あ、瑞樹お姉ちゃん、うん、今日は体調いいよ」
葵「やほ~♪みのくん、遊びに来たよ~♪」
個室に入ると、ベットに横になり、英語の文字が書かれた厚い本を読んでいた中性的で可愛らしい顔立ちで外にはねたショートカットの茶髪の少年がこちらに微笑みを向ける
実「ぁ、葵さん、久しぶりです。」
葵「えへ~♪みのくん、かわいいなぁ~♪うぐ」
瑞樹「葵、くっつかないの」
葵が実にすりよろうとすると瑞樹が首元をつかみ、実から放し、近くにあった椅子に座らせる。
実「あはは…葵さんは相変わらず元気ですね」
葵「うん♪」
瑞樹「元気すぎて大変だわ…」
実と葵とは昔からの付き合いで、退院後は少し遊んだ仲である
瑞樹「実、今日持ってきたのはこれと…」
実「ありがとね、瑞樹お姉ちゃん」
瑞樹は病院に行く道中に購入していた食べ物やティッシュ、暇をつぶすための数冊の本などを渡す。
葵「えへ~♪みのくん可愛いなぁ♪」
実「あう…もう、葵さんは…」
瑞樹「あ、もう目を離したすきに…」
瑞樹が持ってきたリンゴの皮を丁寧に包丁にて剥き始めている仲、葵は実の頭を満面の笑顔で楽しそうになで始める。
葵「それにしてもみのくんと瑞樹ってやっぱり姉弟だよね。顔はすごく似てる」
「「そう?」」
葵「息ぴったりだし。」
髪型や表情は違えど瑞樹と実の顔は瓜二つで、どちらも世間から見ても美男美女である。
葵の言葉に対し、瑞樹と実は同じタイミングで顔を葵の方を向く。
葵「ねぇ、みのくん、お話きかせて♪」
実「えぇ。いいですよ。どんな内容がいいですか?」
葵「えっとね~冒険もの~♪」
実「ふふ♪葵さんらしいですね。分かりました。」
実はベットの端に腰かけ、ベットの横にあるジャンルごとに分けられた棚から本を1つを取り出す。
瑞樹「じゃあ私その間に、何か買ってくるわね。実、何食べたい?」
実「う~ん、僕はパスタ系がいいな」
葵「私、チキン南蛮!」
瑞樹「葵には聞いてないけど…まぁいいわ。葵、あとでお金はらってね」
葵「う…」
瑞樹は昼食のために瑞樹は病院の中に入っている購買コーナーに向かう。
葵「…えへ、二人っきりだね」
実「そ、そうですね。じゃ、じゃあ冒険ものの話しますね。」
葵「うん♪」
実は手に取った本を朗読し始める。
内容は異世界の剣と魔法の物語であり、悪政をしく魔王の討伐に向けた内容であった。
実が話を進める度葵は泣いたり笑ったりなどの豊かに反応する。
実「…どうだった?」
葵「ふえぇ…よかったよぉ…」
物語がハッピーエンドで終わり葵が笑顔で涙を流し、それをハンカチで拭く。
実「よろこんでいただいてよかったです。」
葵「ひく…なんだか泣いたら眠くなっちゃった。実くん添い寝しよ♪」
実「うわわ!」
泣きつかれた葵は実を押し倒し、添い寝するようにすり寄る。
葵「えへ~いい匂い♪あったかい♪やわらか~い♪」
実「も、もう、葵さんは…」
葵は実の首筋に鼻を近づけ嗅ぎ始め、手を実の服の下へ滑り込ませおなかをなで始める
葵「~♪みのくん好き~」
実「葵さんやめてくださいぃ…」
瑞樹「ただいま…て、はぁ…葵は…」
葵「あ、瑞樹~お帰り~」
葵が実の体を堪能しているとあきれた表情を浮かべ、病室へと戻ってくる。
瑞樹は買っていた食べ物を葵と実に渡す。
葵と実がおいしそうに食べる姿を瑞樹は優しく微笑みながら眺める
葵「ふあぁ…食べたらさらに眠くなっちゃった」
瑞樹「もう…実に添い寝するのはダメよ」
葵「え~」
葵は食べ終わるとほぼ同時に大きく欠伸をし、呟くと瑞樹はそれを優しく注意する
実「あはは…葵さんといると飽きないなぁ」
実が少し笑い、楽しそうな口調で呟くと葵は嬉しそうな笑顔を浮かべる
瑞樹母「あら、楽しそうな声が聞こえると思ったら、葵さんもきてたのね」
葵「あ♪お母様だ~♪お久びりで~す♪」
瑞樹母「ん…もう葵さんは…」
瑞樹「もうこの子は…お母様ごめんなさい。今はがしますので…」
葵達が談笑していると、個室に瑞樹の母親がお見舞い品を持って訪れる。
その姿をみて葵が瑞樹の母親に抱き着き、瑞樹はそれをはがそうとするがそれを母親が制止する。
瑞樹母「いいのよ。瑞樹。たまには葵さんに抱き着かれてるのもいいわ。」
瑞樹の母親が葵の頭を優しくなでると、嬉しそうな声を上げる。
葵「あぁ♪お母様♪いい匂いです~♪」
実「あはは…」
瑞樹「もう…お母様は何を持ってきたんですか?」
瑞樹母「あ、これ?これは…この前の旅行のアルバムよ。実が見たいっていうからもってきたの」
葵「あ、私も見たい♪」
母親が持ってきた分厚い本を取り出し、ベットに取り付けられた机の上に広げる。
葵「あ、海水浴の写真だ♪」
実「お姉ちゃん、顔赤くなってる」
瑞樹「だ、だって、恥ずかしかったから…」
実がページをめくる度、葵と瑞樹が顔を赤くしたり、笑ったり表情が豊かに変化している。
実「この人たちがお姉ちゃんの同期と先輩たちなんだね」
瑞樹「えぇ、そうよ。いい人達よ」
葵「毎日楽しいよ♪」
実「お姉ちゃん楽しそうにやってて安心したよ。お姉ちゃん案外人見知りだから…」
瑞樹「み、みのる…もうそんなこと言って…」
実が安心し、優しい口調で呟くと瑞樹は顔を真っ赤にし実の頭を優しくなでる。
その光景を見た葵と瑞樹の母親は思わず微笑む
瑞樹「さてと…私、もう帰るわ。勉強もあるし…」
葵「じゃあね、みのくん♪また来るね♪」
実「うん、ありがと、瑞樹お姉ちゃん、葵さん」
瑞樹母「後のことは私がやっとくわ」
瑞樹「ありがとうございます。お母様。じゃあ行くわよ、葵」
葵「うん♪」
瑞樹と葵は実と瑞樹の母親に笑顔で手を振ったあと、病室を後にする。
葵「はぁ~みのくんかわいかったなぁ♪」
瑞樹「はしゃぎすぎよ。もう…そういえば、葵の弟の…明日人(あすと)君はどうしてるんだっけ?」
桜木明日人
葵の1つ年下の弟で、全国大会で優勝などの実績を残す強豪スポーツクラブに所属し、1年の夏休み等の長期休暇の大半を合宿や大会出場のために海外で過ごすことが多い。葵同様天真爛漫で素直。
葵「ん~今頃はアメリカで大会かな~。」
瑞樹「忙しいわね。でもゆっくり家族とすごせないってつらいわね」
葵「そうだね~。まぁ、しょっちゅう電話かけてくるみたいだけどね。まぁ、ほとんどは食べ物の話みたいだけどね」
瑞樹「そう…なんだか安心したわ。じゃあ早く帰るわよ。」
葵「うん♪」
葵達は病院から出た後談笑しながら帰路につく。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
病室では…
瑞樹母「ねぇ、実。実に好きな人いないの?」
実「え、急だね。お母様。」
瑞樹母「気になるのよ。なんたって実は長男なんですもの」
実「もうお母様は…い、いるよ、一人くらい…」
瑞樹母「あら、誰かしら?」
実「う…あ、葵…さん…」
瑞樹母「あら、どこが好きなの?」
実「ぼ、僕の話に、表情豊かに反応してくれるところ…底なしに明るいところかな」
瑞樹母「そう…実がねぇ…」
実の好きな人の情報を聞き出すと、瑞樹はうらやましそうな表情を浮かべ実を見つめる
実「もう…は、恥ずかしいよ」
瑞樹母「青春だなぁ…お母さんは恋愛はもうできないから…」
実「お、お母様だってまだ若いし、お父さんと恋愛できるよ」
瑞樹母「あら実、弟が妹がほしいの?」
実「な…う…ほしい…けどさ…」
瑞樹母「ふふ♪実顔真っ赤♪かわいい」
母親と息子の幸せな時間が流れる…
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おまけ
菫「うぅ…宿題がおわらない…」
沙月「まったく、毎日ちゃんとしないからよ」
菫「だってぇ…」
沙月「はいはい、口よりも手をうごかす。」
菫「うん…ねぇ沙月ぃ今日…」
沙月「はぁ…仕方ないわね。今日してもいいわよ」
菫「え、ほんと!じゃあ早く終わらせよ~♪」
沙月「単純ね…」
夜
菫「さつきぃ♪気持ちよかったよぉ♪」
沙月「はぁ…はぁ…相変わらずはげしいわね…よかったけど…」
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156 | EX12:第1回人気投票結果発表 | 1007 | 2 | 2017-09-01 | - | |
157 | EX13:瑞樹と2人の交わり | 1074 | 2 | 2017-09-03 | - | |
192 | EX14:葵とスイレンと | 1027 | 2 | 2017-09-06 | - | |
155 | 第41話慰安旅行2日目 | 1177 | 4 | 2017-10-15 | - | |
166 | 第42話慰安旅行3日目 | 1111 | 0 | 2017-11-05 | - | |
126 | side04:ホテルの部屋では・・・ | 1288 | 0 | 2017-11-16 | - | |
153 | 2018_新年のご挨拶 | 949 | 0 | 2018-01-01 | - | |
159 | 第43話慰安旅行4日目 | 1215 | 0 | 2018-05-06 | - | |
83 | 第44話慰安旅行終盤まで。(おまけあり) | 929 | 2 | 2018-09-27 | - | |
128 | 第45話 杏奈の誕生日 | 1107 | 2 | 2018-10-05 | - | |
145 | 第46話歌舞姫部の合宿1話 | 963 | 2 | 2018-10-06 | - | |
134 | 47話 合宿2日目+特別企画?! | 946 | 10 | 2018-10-07 | - | |
126 | 48話 歌舞伎部合宿3日目‐進展 | 912 | 2 | 2018-10-11 | - | |
123 | 特別企画①_旅行 | 858 | 2 | 2018-10-14 | - | |
91 | 49話 サクラとの別れ…? | 831 | 2 | 2018-10-14 | - | |
88 | 特別企画②たった1日のサバイバル | 735 | 2 | 2018-10-21 | - | |
131 | 第50話 お見舞い | 917 | 2 | 2018-10-25 | - | |
166 | 特別企画③ 昔の姉 | 953 | 2 | 2018-10-31 | - | |
99 | 第51話 瑞樹とカンナの誕生日 | 1204 | 2 | 2019-01-27 | - | |
134 | 最終回 新たな春の風 | 962 | 4 | 2019-03-03 | - | |
150 | 番外編 葵×明日人 お正月の一幕 | 947 | 0 | 2019-03-14 | - | |
118 | 【番外編】葵×実 | 709 | 0 | 2019-04-14 | - | |
90 | 【番外編】杏奈と優のデート | 839 | 0 | 2019-05-07 | - | |
108 | 【番外編】カンナ*芹*詩音 | 952 | 0 | 2019-05-12 | - | |
102 | 【番外編】スイレン*椿 夜の巡回 | 779 | 0 | 2019-05-16 | - | |
113 | 【番外】杏奈*アザミ | 686 | 0 | 2019-05-18 | - | |
113 | 【番外編】定期的カップリング募集 | 985 | 13 | 2019-05-18 | - | |
180 | 【番外コラボ】 影薄の優等生 | 947 | 2 | 2019-05-26 | - | |
81 | 【番外コラボ】 タイムイズミステリアス | 649 | 2 | 2019-08-29 | - | |
99 | 【番外コラボ】錬金術師 | 812 | 2 | 2019-09-10 | - | |
70 | 【番外コラボ】5人のオカルト騒ぎ | 660 | 2 | 2019-09-25 | - | |
84 | 【番外コラボ】母性の女神? | 784 | 2 | 2019-09-26 | - | |
94 | 【番外コラボ】恋する追跡者 | 1048 | 2 | 2019-09-27 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/09/12 新商品 LIMITED PACK GX -オシリスレッド- カードリスト追加。
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- 09/17 20:43 評価 9点 《超電導戦士 リニア・マグナム±》「《マグネット・ウォリアー》版…
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- 09/17 08:41 評価 1点 《戦士抹殺》「 剣を構えた戦士が、今正にスナイパーの標的になり…
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- 09/17 01:05 一言 昔のカードのカード画像みてノスタルジックになってからのカード評価見…
- 09/17 00:43 評価 1点 《古代のトカゲ戦士》「 《ストーン・アルマジラー》の色違いとの…
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- 09/17 00:18 評価 1点 《破壊のゴーレム》「 まんまド直球なネーミングセンスが草である…
- 09/16 23:11 デッキ ジェムナイトティアラメンツ
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待てよ、実×葵が成立すれば葵ちゃんは瑞樹の義妹にランクアップ(?)するな。 (2018-10-25 23:19)
確かに、実葵が成立すれば瑞樹は葵の義姉に。
逆に瑞樹が明日人と結ばれれば葵が瑞樹の義姉に…
さぁどうしよう(おい作者 (2018-10-25 23:55)