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第60話 侵略者の領域 作:白金 将
※更新が遅れてごめんなさい……
遊乃たちアルストロメリアの人々はフラワリングカップの開会式の会場――シングル・タッグデュエルが行われる特設スタジアムの観客席に腰を下ろしていた。辺りを見回せば、この大会で結果を残そうと息巻いている者や、これからここで行われる熱戦を楽しみに待つ者がこれでもかと言う程に見え、スタジアムの席はほぼ満席ともいえるような状況だった。
未だに欠伸をしている遊乃は隣に座る葵の腕にもたれながらうたた寝しようとしていた。天気は快晴。心地よい日差しが上から遊乃たちの身体をぽかぽかと温めていた。
「遊乃、そろそろ目を覚ませ……」
「うにゃ……葵ちゃぁん」
「持ってきた」
「あら、翌檜、お疲れさま。お使いありがとね~」
「のん気にジュース飲んで大丈夫なのかな……?」
伽藍が時計を確認する。まもなく開会式の時間だ。
先程まで席を立っていた翌檜も座り、飲み物を口にしながら待つこと数分。遊乃の頭がはっきりとし始めた辺りで観客席がしんと静まり返った。
「みなさん、今日は遥々お越しくださってありがとうございます!」
スタジアムの中央に立っていたのは、森山さくら、フラワリングタウン町長。
桜色のタートルネックと明るいカーキのスカートに身を包んだ彼女は今は政治家ではなく一人のお姉さんだった。その物腰柔らかい見た目もあり、会場の人々の目は一つに集められる。
「大会の主催者、並びにフラワリングタウン町長の森山さくらです! 今日から数々の熱い戦いがここで見られると私も楽しみにしてきました! 老若男女、多くのデュエリストの善戦を期待して開会の言葉とさせていただきます!」
どっと沸き立つ観衆。鳴りやまぬ拍手。
同時に会場のあちこちに用意されていた大きなクラッカーが一斉に音を立て、赤、黄色、白、緑と様々な色のリボンや紙吹雪が会場を埋め尽くす。
「最初はシングルマッチの第一戦です! 他の皆さんもデッキの確認を怠らず、最高のパフォーマンスをしてください! 期待しています!」
そうしてさくらが去って行った後、突然葵がすっと立ち上がった。隣にいた遊乃はぴくっと慌てたように身体を震わせる。
「葵ちゃん?」
「出番だ。行って来る」
「あら、一回戦は葵さんなのね~」
「が、がんばってください!」
「……行ってらっしゃい」
アルストロメリアの皆から激励を受けた葵は静かにうなずいて観客席後方の出口から去って行った。遊乃は彼女の背中をちょっとだけ心配そうに見守る。すると、空いた所に伽藍が座り、遊乃を横から優しく抱きしめた。
「ひゃっ!?」
「葵さんが居なくて寂しいのは分かるけど、今はちゃんと応援してあげましょ?」
「う、うん、そうだね」
むにゅりと無遠慮に押し付けられる柔らかい二つの肉塊。遊乃は暖かい伽藍の腕の中でしばらくもごもごと喋った後、やっと解放された後に一息ついて会場の方を見つめ始めた。
開会式直後の一回戦ともあり、観客は非常に多い。どのような環境で戦いが行われるかの確認も兼ね、選手として出場する者たちも葵が出る一回戦を見守ろうとしていた。ざわざわと辺りが騒がしく、それでいて空気は徐々に張り詰めていく。
そうして、デュエリスト二人がスタジアムの中央に立った。
一人はアルストロメリアが誇る実力者、紫蘭葵。そしてもう一人は、ディスクに謎の改造を施した、白衣に身を包む青年。すらりと長く、細身な彼の名前は「御桐 水都(みきり すいと)」。ある程度の距離を取ってにらみ合う二人の間で火花が散った。
〈シングルマッチ一回戦は「紫蘭 葵」さんと「御桐 水都」さんの対決です!〉
「綺麗なお方だ、よろしく頼むよ」
「世辞はあまり好きじゃなくてな。よろしく」
白い肌の好青年と凛々しい女性の対決ともあり、二人の抜群のルックスは見る者をぐいと惹きつける。黄色い歓声も飛び交い始めた中、遂にその瞬間は訪れた。
〈それでは……デュエル開始ぃぃぃぃ!〉
「「デュエル!」」
― ― ― ― ― ― ― ―
紫蘭 葵 8000
御桐 水都 8000
― ― ― ― ― ― ― ―
「最初は私だな……モンスターとカードを2枚伏せてターンを終える」
「随分とゆっくりじゃないか、それじゃあ僕のターン、ドロー!」
手札に加えたカードを見た男は生気のないような目で葵をぼんやり見つめていた。
不気味な一瞬、だがそれもつかの間、彼のモンスターが場に現れる。
「自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードを手札から特殊召喚することが出来る! 来い、〈インヴェルズの魔細胞〉!」
水都の前に現れたのは黒く艶の眩しいテントウムシのようなモンスター。
しかしその目は白く、三つに分かれた甲殻からして異様な雰囲気を醸し出す。
「インヴェルズか……!」
「それだけじゃないな、続いて僕は手札から〈ヴェルズ・カストル〉を召喚する!」
続いて現れたのは肩に特徴的な大きい角を持つ戦士。しかしその姿も先程の魔細胞同様に黒い瘴気に覆われ、水都の容貌とも相まってかスタジアム全体がその気持ち悪さにどよめいた。
「〈ヴェルズ・カストル〉は召喚に成功したターン、更にもう一度『ヴェルズ』モンスターを通常召喚することが出来る……更に僕はここで永続魔法〈アドバンス・ゾーン〉を発動!」
スタジアムを包むソリッドビジョンの流れが変わり、周囲を漂う禍々しい雰囲気はその形を取り始める。会場の周辺の空が遂に闇に覆われ、所々では白い雷も光り始めた中観客席ではシロと遊乃が伽藍に抱き付いたまま離れなかった。
一方の葵は相手のデッキの様相を把握したようで、ぎっと視線で射殺す表情に変わる。
「そのカードを使うという事は……」
「研究も改造も実験が全て……環境は揃った! 僕はフィールドの〈インヴェルズの魔細胞〉〈ヴェルズ・カストル〉の2体をリリースする!」
そこに現れるのは巨大なカミキリムシを模した闇の巨人。
圧倒的な力を持つ高レベルモンスターが葵の前に堂々と立ちはだかる。
「暗闇に蠢く虫よ、黒き力と共に顕現し全ての地を侵略せよ! アドバンス召喚! 現れろ、〈インヴェルズ・ホーン〉!」
― ― ― ― ― ― ― ―
インヴェルズ・ホーン
効果モンスター
星9/悪魔族/闇属性/攻3000/守 0
「インヴェルズ」と名のついたモンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した場合、以下の効果を得る。1000ライフポイントを払う事で、フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
― ― ― ― ― ― ― ―
「攻撃力3000……」
「僕はライフを1000払って〈インヴェルズ・ホーン〉の効果発動! その伏せモンスターを破壊させてもらおうか……!」
改造されたデュエルディスクから走る紫色の光が水都の身体を襲う。苦悶の表情を浮かべる彼の前に立つホーンはその元となった虫からは考えられないような咆哮をあげ、葵の伏せていたモンスター〈氷帝家臣エッシャー〉を破壊した。
水都の雰囲気に驚きを感じる葵。彼女の前で彼は笑みを浮かべながら立ち直る。
「これだ……ハハ、この感触ッ……さあ、バトルフェイズと行こうじゃないか。〈インヴェルズ・ホーン〉でダイレクトアタック……!」
「攻撃が、重い……!」
― ― ― ― ― ― ― ―
紫蘭 葵 8000 → 5000
御桐 水都 7000
― ― ― ― ― ― ― ―
「メインフェイズ2、僕はカードを2枚伏せてエンドフェイズに移行させてもらおう。そしてそこで〈アドバンス・ゾーン〉の効果が発動! 一つ目の効果で君のセットカードを破壊し、二つ目の効果で僕はデッキからカードを1枚ドローする!」
葵の伏せカード〈帝王の凍志〉が破壊され、水都がカードを1枚ドローする。
只事では無い雰囲気に、葵は背中に嫌な汗が流れるのをはっきり覚えていた。
― ― ― ― ― ― ― ―
〈アドバンス・ゾーン〉
永続魔法
1ターンに1度、自分がモンスターのアドバンス召喚に成功したターンのエンドフェイズ時に発動できる。このターン自分がアドバンス召喚のためにリリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体以上:相手フィールド上にセットされたカード1枚を選んで破壊する。
●2体以上:デッキからカードを1枚ドローする。
●3体以上:自分の墓地のモンスター1体を選んで手札に加える。
― ― ― ― ― ― ― ―
遊乃たちアルストロメリアの人々はフラワリングカップの開会式の会場――シングル・タッグデュエルが行われる特設スタジアムの観客席に腰を下ろしていた。辺りを見回せば、この大会で結果を残そうと息巻いている者や、これからここで行われる熱戦を楽しみに待つ者がこれでもかと言う程に見え、スタジアムの席はほぼ満席ともいえるような状況だった。
未だに欠伸をしている遊乃は隣に座る葵の腕にもたれながらうたた寝しようとしていた。天気は快晴。心地よい日差しが上から遊乃たちの身体をぽかぽかと温めていた。
「遊乃、そろそろ目を覚ませ……」
「うにゃ……葵ちゃぁん」
「持ってきた」
「あら、翌檜、お疲れさま。お使いありがとね~」
「のん気にジュース飲んで大丈夫なのかな……?」
伽藍が時計を確認する。まもなく開会式の時間だ。
先程まで席を立っていた翌檜も座り、飲み物を口にしながら待つこと数分。遊乃の頭がはっきりとし始めた辺りで観客席がしんと静まり返った。
「みなさん、今日は遥々お越しくださってありがとうございます!」
スタジアムの中央に立っていたのは、森山さくら、フラワリングタウン町長。
桜色のタートルネックと明るいカーキのスカートに身を包んだ彼女は今は政治家ではなく一人のお姉さんだった。その物腰柔らかい見た目もあり、会場の人々の目は一つに集められる。
「大会の主催者、並びにフラワリングタウン町長の森山さくらです! 今日から数々の熱い戦いがここで見られると私も楽しみにしてきました! 老若男女、多くのデュエリストの善戦を期待して開会の言葉とさせていただきます!」
どっと沸き立つ観衆。鳴りやまぬ拍手。
同時に会場のあちこちに用意されていた大きなクラッカーが一斉に音を立て、赤、黄色、白、緑と様々な色のリボンや紙吹雪が会場を埋め尽くす。
「最初はシングルマッチの第一戦です! 他の皆さんもデッキの確認を怠らず、最高のパフォーマンスをしてください! 期待しています!」
そうしてさくらが去って行った後、突然葵がすっと立ち上がった。隣にいた遊乃はぴくっと慌てたように身体を震わせる。
「葵ちゃん?」
「出番だ。行って来る」
「あら、一回戦は葵さんなのね~」
「が、がんばってください!」
「……行ってらっしゃい」
アルストロメリアの皆から激励を受けた葵は静かにうなずいて観客席後方の出口から去って行った。遊乃は彼女の背中をちょっとだけ心配そうに見守る。すると、空いた所に伽藍が座り、遊乃を横から優しく抱きしめた。
「ひゃっ!?」
「葵さんが居なくて寂しいのは分かるけど、今はちゃんと応援してあげましょ?」
「う、うん、そうだね」
むにゅりと無遠慮に押し付けられる柔らかい二つの肉塊。遊乃は暖かい伽藍の腕の中でしばらくもごもごと喋った後、やっと解放された後に一息ついて会場の方を見つめ始めた。
開会式直後の一回戦ともあり、観客は非常に多い。どのような環境で戦いが行われるかの確認も兼ね、選手として出場する者たちも葵が出る一回戦を見守ろうとしていた。ざわざわと辺りが騒がしく、それでいて空気は徐々に張り詰めていく。
そうして、デュエリスト二人がスタジアムの中央に立った。
一人はアルストロメリアが誇る実力者、紫蘭葵。そしてもう一人は、ディスクに謎の改造を施した、白衣に身を包む青年。すらりと長く、細身な彼の名前は「御桐 水都(みきり すいと)」。ある程度の距離を取ってにらみ合う二人の間で火花が散った。
〈シングルマッチ一回戦は「紫蘭 葵」さんと「御桐 水都」さんの対決です!〉
「綺麗なお方だ、よろしく頼むよ」
「世辞はあまり好きじゃなくてな。よろしく」
白い肌の好青年と凛々しい女性の対決ともあり、二人の抜群のルックスは見る者をぐいと惹きつける。黄色い歓声も飛び交い始めた中、遂にその瞬間は訪れた。
〈それでは……デュエル開始ぃぃぃぃ!〉
「「デュエル!」」
― ― ― ― ― ― ― ―
紫蘭 葵 8000
御桐 水都 8000
― ― ― ― ― ― ― ―
「最初は私だな……モンスターとカードを2枚伏せてターンを終える」
「随分とゆっくりじゃないか、それじゃあ僕のターン、ドロー!」
手札に加えたカードを見た男は生気のないような目で葵をぼんやり見つめていた。
不気味な一瞬、だがそれもつかの間、彼のモンスターが場に現れる。
「自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードを手札から特殊召喚することが出来る! 来い、〈インヴェルズの魔細胞〉!」
水都の前に現れたのは黒く艶の眩しいテントウムシのようなモンスター。
しかしその目は白く、三つに分かれた甲殻からして異様な雰囲気を醸し出す。
「インヴェルズか……!」
「それだけじゃないな、続いて僕は手札から〈ヴェルズ・カストル〉を召喚する!」
続いて現れたのは肩に特徴的な大きい角を持つ戦士。しかしその姿も先程の魔細胞同様に黒い瘴気に覆われ、水都の容貌とも相まってかスタジアム全体がその気持ち悪さにどよめいた。
「〈ヴェルズ・カストル〉は召喚に成功したターン、更にもう一度『ヴェルズ』モンスターを通常召喚することが出来る……更に僕はここで永続魔法〈アドバンス・ゾーン〉を発動!」
スタジアムを包むソリッドビジョンの流れが変わり、周囲を漂う禍々しい雰囲気はその形を取り始める。会場の周辺の空が遂に闇に覆われ、所々では白い雷も光り始めた中観客席ではシロと遊乃が伽藍に抱き付いたまま離れなかった。
一方の葵は相手のデッキの様相を把握したようで、ぎっと視線で射殺す表情に変わる。
「そのカードを使うという事は……」
「研究も改造も実験が全て……環境は揃った! 僕はフィールドの〈インヴェルズの魔細胞〉〈ヴェルズ・カストル〉の2体をリリースする!」
そこに現れるのは巨大なカミキリムシを模した闇の巨人。
圧倒的な力を持つ高レベルモンスターが葵の前に堂々と立ちはだかる。
「暗闇に蠢く虫よ、黒き力と共に顕現し全ての地を侵略せよ! アドバンス召喚! 現れろ、〈インヴェルズ・ホーン〉!」
― ― ― ― ― ― ― ―
インヴェルズ・ホーン
効果モンスター
星9/悪魔族/闇属性/攻3000/守 0
「インヴェルズ」と名のついたモンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した場合、以下の効果を得る。1000ライフポイントを払う事で、フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
― ― ― ― ― ― ― ―
「攻撃力3000……」
「僕はライフを1000払って〈インヴェルズ・ホーン〉の効果発動! その伏せモンスターを破壊させてもらおうか……!」
改造されたデュエルディスクから走る紫色の光が水都の身体を襲う。苦悶の表情を浮かべる彼の前に立つホーンはその元となった虫からは考えられないような咆哮をあげ、葵の伏せていたモンスター〈氷帝家臣エッシャー〉を破壊した。
水都の雰囲気に驚きを感じる葵。彼女の前で彼は笑みを浮かべながら立ち直る。
「これだ……ハハ、この感触ッ……さあ、バトルフェイズと行こうじゃないか。〈インヴェルズ・ホーン〉でダイレクトアタック……!」
「攻撃が、重い……!」
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紫蘭 葵 8000 → 5000
御桐 水都 7000
― ― ― ― ― ― ― ―
「メインフェイズ2、僕はカードを2枚伏せてエンドフェイズに移行させてもらおう。そしてそこで〈アドバンス・ゾーン〉の効果が発動! 一つ目の効果で君のセットカードを破壊し、二つ目の効果で僕はデッキからカードを1枚ドローする!」
葵の伏せカード〈帝王の凍志〉が破壊され、水都がカードを1枚ドローする。
只事では無い雰囲気に、葵は背中に嫌な汗が流れるのをはっきり覚えていた。
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〈アドバンス・ゾーン〉
永続魔法
1ターンに1度、自分がモンスターのアドバンス召喚に成功したターンのエンドフェイズ時に発動できる。このターン自分がアドバンス召喚のためにリリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体以上:相手フィールド上にセットされたカード1枚を選んで破壊する。
●2体以上:デッキからカードを1枚ドローする。
●3体以上:自分の墓地のモンスター1体を選んで手札に加える。
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更新情報 - NEW -
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コメントありがとうございます。水都君はすっかりマッドな感じになりました。
登場人物を整理していくうえで多少個性を強調することもあり彼はこんな風に……
彼もまたサイドストーリーに登場する予定ですのでそちらもお楽しみにーっ! (2018-02-22 19:37)
さてフラワリングカップの一回戦は葵VS【インヴェルズ】使いの水都。奇しくもアドバンス召喚をメインにするデッキ同士のデュエルとなりましたね。火力に勝るインヴェルズが先手を取った形ですが、力で劣る分テクニカルな動きができるのが【帝】の魅力だと思うので、葵の反撃がどうなるのかが気になりますね。
(2018-02-23 00:10)
お久しぶりです。思えばフラワリングカップ出場者を募ったのももう一年前……随分と長い子と足踏みしていましたから時間のある今のうちに進めておきたい所です。
今回は存じ上げている通りアドバンス召喚対決です。帝もインヴェルズも古参勢で最近新規を貰った(インヴェルズはリンクだけど)カテゴリですね。単体の能力が高いインヴェルズに対して帝は多彩なサポートカードがあるのでどう立ち回るかは次の更新をお楽しみに。
久しぶりに遊乃ちゃんと葵さんの絡みが書けて嬉しかったです…… (2018-02-23 02:34)