閑話休題：キャラクター紹介４＆作者の呟き　作：白金　将

※「もりのようかん」編に登場したメンバーの経歴をまとめました。


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アルストロメリア
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・不如帰　遊乃（ほととぎす　ゆうの
今回、森で行方不明になって不思議な出来事に巻き込まれることになってしまった１７歳の女の子。葵と離れ離れになるも、自分とそっくりの姿形をした「ユーノ」と出会う。二人でようかんの謎を解明するべく戦ったが、最終戦でユーノを失った後は半狂乱の状態で森から脱出を遂げた。
葵の元に帰った彼女は、また普段の純粋で優しい女の子に戻っている。

デッキ：【テラナイト】【ライトロード】
見た目：宮永咲（咲 -saki-）



・紫蘭　葵（しらん　あおい）
森で遊乃とはぐれた後、精神状態が不安定になって「リアルソリッドビジョンシステム」を暴走させてしまう。以後、自身から提案してアルストロメリアの地下牢獄で謹慎生活を送っていた。だが、眠りにつく度に「血みどろの夢」が彼女の心を蝕み、ご飯を持って行く翌檜やシロを度々怖がらせてしまった。
遊乃が帰還した後は「悪夢」を見ることはなくなり、凛とした強い女性に戻った。

デッキ：【領域型帝】【列車ドール】
見た目：斑鳩（閃乱カグラ）＋関羽雲長（一騎当千）



・柊　伽藍（ひいらぎ　がらん）
遊乃不在時のアルストロメリアの維持に勤めていた。団員の行方不明で皆が落ち込んでいる中も笑顔で頑張ろうとしていたが、葵の起こした事件によって胃が痛い日々を送ることとなる。それでも翌檜、シロのサポートで団長としてアルストロメリア全体を盛り上げ、二人が元通りになった時の「居場所」を用意することが出来た。

デッキ：【チェーンバーン】【シモッチバーン】【ヴォルカニック】
見た目：愛宕（艦隊これくしょん）



・雛罌粟　翌檜（ひなげし　あすなろ）
遊乃が行方不明になった後は伽藍の指示のもと情報収集に明け暮れることとなる。また、フラワリングカップ開催に際して政治部とアルストロメリアのパイプ役も担った。淡々と仕事をし続ける彼女だったが流石に遊乃がいないあの期間は堪えたと言う。

デッキ：【エンジェル・パーミッション】【神光の宣告者】
見た目：九条櫻子（櫻子さんの脚元には死〇が埋まっている（〇→体））



・シロ
やれることがあまり無いながらも、自分に出来るだけの事をしようと伽藍のサポートに回っていた。また、不安定になりつつあった伽藍の精神安定剤としての役割も果たす。おそらく、遊乃不在の期間、伽藍、翌檜、シロの三人で一番辛かったのは彼。

デッキ：【ヒロイック】【戦士族】
見た目：水原朋也（お姉ちゃんが来た）




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フラワリングタウン政治部
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・森山　さくら（もりやま　さくら）
デュエルこそはないものの、フラワリングカップ開催の為に桔梗と奔走した。開催反対派の排除で神経を尖らせていたが、それが葵の事件に切り替わった事で不穏な空気を感じることとなる。

デッキ：【？？？】
見た目：星伽白雪（緋弾のアリア）



・水瓶　桔梗（みずがめ　ききょう）
アルストロメリアとの橋渡し、フラワリングカップ開催準備と非常に忙しい日々を送る。また、遊乃が行方不明になったことも同時に調査していた為、一人で三つのタスクを並行して行っていたことになる。遊乃が帰還し、フラワリングカップも開催のめどがついたことで休めるかと思いきや、現在はその開催に向けた本格的な準備で泡を食っている。

デッキ：【罠モンスター】
見た目：ギャル子ちゃん（おしえて！　ギャル子ちゃん）



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リナリア
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・オレンジ　・ブルー　・グリーン
ブルーはリナリア本部で「研究」を進め、グリーンはフラワリングカップ開催の遅延の為に妨害行為を行っていたが、葵の事件によってグリーンの計画は崩壊。また、オレンジは「何か」をする為本部にいなく、事実上の組織のトップであるブルーすらも知らされていない。考えていることがあるらしいが……



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？？？
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・ユーノ
遊乃が迷い込んだ森の奥にあるようかんで出会った、遊乃と姿形がほとんど瓜二つの少女。「ある事」を知るために遊乃と二人でクイーン・オブ・ナイツと戦ったが、ランクアップ形態のスタンニング・クイーンに敗北して絶命する。どうやら遊乃が知らない何かを知っているようだったが、真相は闇の中。

デッキ：【捕食植物】
見た目：遊乃と同じ（ただし髪形はポニーテール）






作者より

ながかったよぉ……
と言う訳で「遊戯王 Hedgehog Flowers」第２幕「もりのようかん」編が終わりました。遊乃と葵が森ではぐれる所から始まった、それぞれの深淵に少し触れたストーリーは結構重くなってしまいましたね。序盤にみんなで温泉に行ったのが懐かしいなぁ！

さて、「もりのようかん」編で作者が執筆をサボっていた間にマスタールールや禁止制限が大きく変わってしまいました。これは大変です。せっかくみなさんから頂いたキャラクターやデッキレシピがそのままで通用しない……そして物によってはデッキの中枢が禁止カードになってしまってもうてんやわんや。
折角だからみなさんから頂いた物を出来るだけ再現したい！　そう言う事で、次から執筆される予定の「フラワリングカップ」編、以下のルールを検討しております。

・フラワリングカップ独自の禁止制限を適用
　十二獣などの禁止カードを一部、ゲームバランスを壊さない程度に解禁。
・ルールは変わらず「マスタールール３」を適用。
　リンクモンスターは出て来ません。リンクカテゴリも多分出て来ません。

禁止制限で組めなくなったデッキの救済です。
また、薄々分かっていると思いますが〈灰流うらら〉といった、それ１枚で動きが止まる強すぎる手札誘発は多分出て来ません。実践的には間違ってないけどＳＳ的には違うと言うのが現状……
そう言う訳で、大会では「魅せる」デュエルを目指して執筆します。「うららあれば止まってた」と思っても、ぐっと堪えて。手札誘発組が嫌いなわけじゃないけど作者からすると大敵なんだよぉ！

長くなってしまいましたが作者のお知らせと愚痴はこの辺りで終わりです。
そうですね、最後にアルストロメリアの各キャラクターから一言頂きますか。最近出たカードについて一言……（メタ発言とか言わない）
ということでここまでありがとうございました！　次の「フラワリングカップ」編もお楽しみください！




遊乃
んー、その「覇王の逆鱗」って大会で覇王デッキの人が使うんだよね？　
どうなっちゃうんだろ……でっかいモンスターが沢山……

葵
時械神が組めるようになってはいるが……まだもう少しいたよな？
真竜が息絶えたのは素直に喜んでもいいだろう。

伽藍
トリックスターも規制を食らっちゃったわねー
〈アリジバク〉はなかなか面白いカードだと思ったわよー

翌檜
オルターガイスト……神光の波動Ｒ……

シロ
えと、アマゾネス強くなってましたね。六武衆も凄い事になってる。
EXTRA勢はやっぱりカッコいいなぁ。SPYRAL強いし組も……げ、高い。