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第25話 政治部の苦悩 作:白金 将
※今回からデュエルシーンは少なめになります。きな臭いけどご了承。
フラワリングタウン政治部のとある会議室。ここには町長を始めとした、町の政治に携わる者が全員集まっていた。長きにわたる会議の最後の議題が町長の口から告げられる。
「最後の議題ですが――我が町で『フラワリングカップ』と銘打ってデュエル大会を開きたいと思います」
その言葉に唸る者もいれば、今にも口から言葉を飛ばそうと構えている者もいる。フラワリングタウンの女性町長――森山さくらは、周りの様子を伺いながら言葉を慎重に発した
「デュエルで町を一つにすることは前町長の願いでもありました。他の町からも人々を集める大きな大会を開催することで、この町の歴史に大きな軌跡を残すとともに、この町のデュエルのレベル自体をも向上させる良い機会になるかと思います」
「冗談じゃない!」
さくらの言葉に会議室の隅からしわがれた言葉が飛ぶ。反論が来るのは分かりきっていたのだろうか、さくらの表情は全く崩れていない。そのさくらから少し離れた所に桔梗が座っていた。反論が飛び始めると、桔梗はすぐさま机の下の方でメモ帳とシャープペンシルを構える。
「デュエルで町を一つにする暇があるなら社会保障に金を回したらどうだ! ただでさえ最近は税収が減ってきているっていうのに『そんな娯楽』に大金つぎ込めるか!」
極端な意見だったためか、流石にそれはない、と多くの議員が反対の様相を示す。だがそれに賛同する声も多く、たちまち議場は喧噪に包まれてしまった。さくらは下唇を噛みながらじっと耐える。
「皆さん静粛に……ここで、発案者である森山さくら町長への質問時間に入ります」
あれから会議は紛糾し、フラワリングカップを開催するかどうかは次回の会議に持ち越された。フラワリングタウンの路地を少し行ったところにある居酒屋「はなや」で、さくらと桔梗は酒を飲みながらカウンターに臥していた。
「なーんであの爺さん方は頭がかったいんだか」
「そんなこと言ってはいけませんよ」
「さくらもブチ切れていいからねアレ? 真剣にやってるのを遊び扱いされてるんだよ?」
目の端に涙を溜めながらさくらはガラスコップに入っていたビールを一気飲みする。頬を紅潮させた彼女は堰を切ったように泣きわめき始めた。
「だって……だってあの人たち自分の好き勝手しか言わないんだもん……! 裏で自分たちが潤えばいいと思って何も町の人たちに貢献していないし……!」
「あー、とりま落ち着いてさくら。ハンカチあるし」
桔梗から受け取ったハンカチで涙を拭きながらさくらはぐすぐすと鼻をすする。
「うーん……古参の人たちが言うこと聞かないのは、多分さくらがあまり威厳ないからじゃない?」
「いげん……?」
「そうそう。身長ちょっと低めでグラマラスで天然入ってるお姉さんだからさ」
「桔梗ちゃんひどい! 私だって頑張ってるのにぃ!」
「あぁあぁごめん、さくら。ウチが悪かった」
酒でもう泣くことしかしていないさくらを見て桔梗は胸を痛める。次の会議は再来週だから、それまでにフラワリングカップが開催できるようにしておかなければ、とぼんやり考えている内に酒が頭に回っていく。
「よーし、ここはあたしに任せなさーい」
「いっつも桔梗ちゃんにはお世話になってるねー」
「大丈夫大丈夫。再来週までに賛成多数にして見せるから」
軽い口をたたいて後から後悔するのが桔梗の悪い癖であったが……時にはそれがいい具合に動くこともあるらしい。少なくとも、今回はそうなりそうだ。
フラワリングタウン政治部の一室は桔梗の一人部屋になっている。与えられている部屋に彼女は前線基地のような物を建て、電話やインターネット上のSNS、メールなどで政治勢力に根回しを行っていた。そんなある日、桔梗の部屋にコンコンとノックの音が響く。
数秒ほどマウスを操作してキリの良い所まで終わらせた桔梗はドアをわずかに開く。向こう側に立っていたのは翌檜だった。その手には何か箱のような物もある。
「ああ、翌檜。どうしたの急に?」
「……欲しい情報があって」
込み入った話になりそうなため二人は部屋の中に入った。役所の中でも特にデリケートな部分であるため、よほど腹の知れた人でない限り入ることは許されていない。翌檜は部屋の中のソファに軽く腰を掛け、桔梗に事情を話す。
「町内の危険団体について」
「危険団体……最近町にやって来たらしい『やつら』のこと?」
「そう」
桔梗は棚の書類に手を掛けながら少し考え込む。話題に上がっている危険団体とは――
「フラワリングカップ開催の話はもう知ってる?」
「新聞で見た」
「やっぱり……そことタイミング合わせてきた感じかな」
そうして出してきたのは、彼女の部下の一人が撮影してきた写真などを収めている一冊のファイル。中を開くと、そこには報告書らしき物と四十~六十歳辺りであろう人々の写真が入っていた。最近町に現れた謎の市民団体である。
「『デュエル行為は人々をより暴力的にする……』こんなこと、よく考えられるね」
「証拠は?」
「ないに決まってんじゃん。アイツら百回言えば本当になると思ってんだもん」
疲労がたまったのか桔梗は翌檜の向かい側のソファに横になる。それっきり黙ってしまった。翌檜はまだ情報が欲しいのか桔梗の方を見つめるが、彼女は全く話そうとしない。
そこに翌檜が持って来た箱の中からカステラを取り出した。一口サイズに着られているそれを桔梗の口の中にむんずと詰め込むと、彼女はむしゃむしゃとそれを食べた後に起き上がる。
「比較的新しい団体っぽいから本拠地は不明。多分、他の組織から資金援助を受けてる」
「そこまで分かる?」
「爺さんたちの道楽にしては金がかかり過ぎてるからね。あたしたちへの反対組織かな」
桔梗は苦い表情を浮かべる。とある理由で町長になったさくらは、町民からの人気が高いのと同時に、今まで政治部で一定の権力を持っていた人たちからは反感を買っている。
また桔梗が黙ってしまった。翌檜が無言で二個目のカステラを口に押し込む。
「むぐ……」
「どこから?」
「それが分かったら苦労はしないんだけどさ……あたしの勘だと、そっちの動物保護協会の書類をがっつり調べればそれっぽいのは出てくるんじゃない?」
「分かった」
翌檜はそう言って残りのカステラを部屋に置いて去って行く。翌檜が部屋から出た後に桔梗はソファから起き上がった。
「開催を決めようとしている時にああいう団体が来るのはね……狙ってるとしか」
若干のやるせなさと諦め、そして、それに対する反発の意地が桔梗の中で沸き起こる。すぐさまデスクに戻ってスクリーンセーバーを切ると、先程と同じように裏の組織への根回しを再開した。
「うう……書類整理だるい……」
「弱音を吐くな、遊乃。こういう地道な活動が大切なんだ」
時と場所が変わってアルストロメリア。遊乃と葵は他のメンバーと共に、過去の動物保護団体の様々な書類を整理していた。ここで何かしら怪しい団体が引っかかれば捜査の展開もスムーズに進むのだが。
「動物保護団体の金の輸送先がほとんど名前の違う団体になってるな……」
「三か月か四か月で他の団体になってるね」
二人の頭を悩ませているのは送金先が一つに定まっていないことであった。動物保護団体の得た利益収入を上位組織に送金しているのはもう分かった事であったが、その送金先がどこになっているかは書類を見ても全く分からなかった。団体名が違えば送金先の住所も違う。おそらく、意図的に名前や住所を変えているのだろう。
「何十種類もあるな……流石に全部調べ切るのは無理だ」
そう呟く葵の隣で遊乃が目をグルグル回しながら机に臥していた。そこに伽藍がやってくる。伽藍は灰になった遊乃の頭を撫でながら葵の書き記したメモに目を通した。
「送金先は意図的に何度もすり替えられてるな」
「いくつか調べてみたけど、やっぱりマンションの空き部屋になってることが多いわね~」
「やっぱりな」
浮かない表情の葵と疲労困憊の遊乃を見て伽藍は少し考え込む。
フラワリングカップ開催を決める議会まであと十日となった。相変わらずあの団体の活動が続けられる中、桔梗がパソコンに部下から渡された団体の位置情報などを打ち込んでいると、何かに気付く。
「……デモ行進のスタート地点と終了地点、そして終わった後の飲み会の店はそこ。デモ隊の一部の参加者は終了後に特定の建物に集まっている……ふむ」
航空写真のデータと照らし合わせ、桔梗はにっと笑った。
「その建物は……あはは、ドンピシャじゃん!」
議会でのフラワリングカップ反対勢力の支持母体――「『花の輪っか』平和同盟」だ。
フラワリングタウン政治部のとある会議室。ここには町長を始めとした、町の政治に携わる者が全員集まっていた。長きにわたる会議の最後の議題が町長の口から告げられる。
「最後の議題ですが――我が町で『フラワリングカップ』と銘打ってデュエル大会を開きたいと思います」
その言葉に唸る者もいれば、今にも口から言葉を飛ばそうと構えている者もいる。フラワリングタウンの女性町長――森山さくらは、周りの様子を伺いながら言葉を慎重に発した
「デュエルで町を一つにすることは前町長の願いでもありました。他の町からも人々を集める大きな大会を開催することで、この町の歴史に大きな軌跡を残すとともに、この町のデュエルのレベル自体をも向上させる良い機会になるかと思います」
「冗談じゃない!」
さくらの言葉に会議室の隅からしわがれた言葉が飛ぶ。反論が来るのは分かりきっていたのだろうか、さくらの表情は全く崩れていない。そのさくらから少し離れた所に桔梗が座っていた。反論が飛び始めると、桔梗はすぐさま机の下の方でメモ帳とシャープペンシルを構える。
「デュエルで町を一つにする暇があるなら社会保障に金を回したらどうだ! ただでさえ最近は税収が減ってきているっていうのに『そんな娯楽』に大金つぎ込めるか!」
極端な意見だったためか、流石にそれはない、と多くの議員が反対の様相を示す。だがそれに賛同する声も多く、たちまち議場は喧噪に包まれてしまった。さくらは下唇を噛みながらじっと耐える。
「皆さん静粛に……ここで、発案者である森山さくら町長への質問時間に入ります」
あれから会議は紛糾し、フラワリングカップを開催するかどうかは次回の会議に持ち越された。フラワリングタウンの路地を少し行ったところにある居酒屋「はなや」で、さくらと桔梗は酒を飲みながらカウンターに臥していた。
「なーんであの爺さん方は頭がかったいんだか」
「そんなこと言ってはいけませんよ」
「さくらもブチ切れていいからねアレ? 真剣にやってるのを遊び扱いされてるんだよ?」
目の端に涙を溜めながらさくらはガラスコップに入っていたビールを一気飲みする。頬を紅潮させた彼女は堰を切ったように泣きわめき始めた。
「だって……だってあの人たち自分の好き勝手しか言わないんだもん……! 裏で自分たちが潤えばいいと思って何も町の人たちに貢献していないし……!」
「あー、とりま落ち着いてさくら。ハンカチあるし」
桔梗から受け取ったハンカチで涙を拭きながらさくらはぐすぐすと鼻をすする。
「うーん……古参の人たちが言うこと聞かないのは、多分さくらがあまり威厳ないからじゃない?」
「いげん……?」
「そうそう。身長ちょっと低めでグラマラスで天然入ってるお姉さんだからさ」
「桔梗ちゃんひどい! 私だって頑張ってるのにぃ!」
「あぁあぁごめん、さくら。ウチが悪かった」
酒でもう泣くことしかしていないさくらを見て桔梗は胸を痛める。次の会議は再来週だから、それまでにフラワリングカップが開催できるようにしておかなければ、とぼんやり考えている内に酒が頭に回っていく。
「よーし、ここはあたしに任せなさーい」
「いっつも桔梗ちゃんにはお世話になってるねー」
「大丈夫大丈夫。再来週までに賛成多数にして見せるから」
軽い口をたたいて後から後悔するのが桔梗の悪い癖であったが……時にはそれがいい具合に動くこともあるらしい。少なくとも、今回はそうなりそうだ。
フラワリングタウン政治部の一室は桔梗の一人部屋になっている。与えられている部屋に彼女は前線基地のような物を建て、電話やインターネット上のSNS、メールなどで政治勢力に根回しを行っていた。そんなある日、桔梗の部屋にコンコンとノックの音が響く。
数秒ほどマウスを操作してキリの良い所まで終わらせた桔梗はドアをわずかに開く。向こう側に立っていたのは翌檜だった。その手には何か箱のような物もある。
「ああ、翌檜。どうしたの急に?」
「……欲しい情報があって」
込み入った話になりそうなため二人は部屋の中に入った。役所の中でも特にデリケートな部分であるため、よほど腹の知れた人でない限り入ることは許されていない。翌檜は部屋の中のソファに軽く腰を掛け、桔梗に事情を話す。
「町内の危険団体について」
「危険団体……最近町にやって来たらしい『やつら』のこと?」
「そう」
桔梗は棚の書類に手を掛けながら少し考え込む。話題に上がっている危険団体とは――
「フラワリングカップ開催の話はもう知ってる?」
「新聞で見た」
「やっぱり……そことタイミング合わせてきた感じかな」
そうして出してきたのは、彼女の部下の一人が撮影してきた写真などを収めている一冊のファイル。中を開くと、そこには報告書らしき物と四十~六十歳辺りであろう人々の写真が入っていた。最近町に現れた謎の市民団体である。
「『デュエル行為は人々をより暴力的にする……』こんなこと、よく考えられるね」
「証拠は?」
「ないに決まってんじゃん。アイツら百回言えば本当になると思ってんだもん」
疲労がたまったのか桔梗は翌檜の向かい側のソファに横になる。それっきり黙ってしまった。翌檜はまだ情報が欲しいのか桔梗の方を見つめるが、彼女は全く話そうとしない。
そこに翌檜が持って来た箱の中からカステラを取り出した。一口サイズに着られているそれを桔梗の口の中にむんずと詰め込むと、彼女はむしゃむしゃとそれを食べた後に起き上がる。
「比較的新しい団体っぽいから本拠地は不明。多分、他の組織から資金援助を受けてる」
「そこまで分かる?」
「爺さんたちの道楽にしては金がかかり過ぎてるからね。あたしたちへの反対組織かな」
桔梗は苦い表情を浮かべる。とある理由で町長になったさくらは、町民からの人気が高いのと同時に、今まで政治部で一定の権力を持っていた人たちからは反感を買っている。
また桔梗が黙ってしまった。翌檜が無言で二個目のカステラを口に押し込む。
「むぐ……」
「どこから?」
「それが分かったら苦労はしないんだけどさ……あたしの勘だと、そっちの動物保護協会の書類をがっつり調べればそれっぽいのは出てくるんじゃない?」
「分かった」
翌檜はそう言って残りのカステラを部屋に置いて去って行く。翌檜が部屋から出た後に桔梗はソファから起き上がった。
「開催を決めようとしている時にああいう団体が来るのはね……狙ってるとしか」
若干のやるせなさと諦め、そして、それに対する反発の意地が桔梗の中で沸き起こる。すぐさまデスクに戻ってスクリーンセーバーを切ると、先程と同じように裏の組織への根回しを再開した。
「うう……書類整理だるい……」
「弱音を吐くな、遊乃。こういう地道な活動が大切なんだ」
時と場所が変わってアルストロメリア。遊乃と葵は他のメンバーと共に、過去の動物保護団体の様々な書類を整理していた。ここで何かしら怪しい団体が引っかかれば捜査の展開もスムーズに進むのだが。
「動物保護団体の金の輸送先がほとんど名前の違う団体になってるな……」
「三か月か四か月で他の団体になってるね」
二人の頭を悩ませているのは送金先が一つに定まっていないことであった。動物保護団体の得た利益収入を上位組織に送金しているのはもう分かった事であったが、その送金先がどこになっているかは書類を見ても全く分からなかった。団体名が違えば送金先の住所も違う。おそらく、意図的に名前や住所を変えているのだろう。
「何十種類もあるな……流石に全部調べ切るのは無理だ」
そう呟く葵の隣で遊乃が目をグルグル回しながら机に臥していた。そこに伽藍がやってくる。伽藍は灰になった遊乃の頭を撫でながら葵の書き記したメモに目を通した。
「送金先は意図的に何度もすり替えられてるな」
「いくつか調べてみたけど、やっぱりマンションの空き部屋になってることが多いわね~」
「やっぱりな」
浮かない表情の葵と疲労困憊の遊乃を見て伽藍は少し考え込む。
フラワリングカップ開催を決める議会まであと十日となった。相変わらずあの団体の活動が続けられる中、桔梗がパソコンに部下から渡された団体の位置情報などを打ち込んでいると、何かに気付く。
「……デモ行進のスタート地点と終了地点、そして終わった後の飲み会の店はそこ。デモ隊の一部の参加者は終了後に特定の建物に集まっている……ふむ」
航空写真のデータと照らし合わせ、桔梗はにっと笑った。
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議会でのフラワリングカップ反対勢力の支持母体――「『花の輪っか』平和同盟」だ。
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143 | 第8話 ネコチャン!? | 1128 | 8 | 2016-02-13 | - | |
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114 | 第11話 たまにはみんなで温泉旅行! | 1138 | 4 | 2016-02-23 | - | |
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106 | 第15話 Execution | 1126 | 6 | 2016-03-13 | - | |
85 | 第16話 ワン・ナイト・カーニバル | 959 | 6 | 2016-03-17 | - | |
132 | 第17話 キャット・アンド・ドッグ | 1066 | 4 | 2016-03-25 | - | |
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更新情報 - NEW -
- 2024/06/22 新商品 ANIMATION CHRONICLE 2024 カードリスト追加。
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どの世界の上層部も頭の固い人ばっかり。頑張れさくらさん!
フラワリングカップは無事に開催されるのか...波乱の予感!? (2016-07-10 21:17)
今回からフラワリングカップ編に入ります。色々な勢力の抗争がありますのでお楽しみに(`・ω・´)
さくらさんはある事情で町長になっているのですが、それでまた苦労しているのも事実で……
さて、開催するにはまず議会で可決しないといけないですねぇ(白目 (2016-07-10 23:36)
そして開かれるフラワリングカップ。当然アルストロメリアも一組織として関わらずにいられないわけですが何やら怪しげかつ胡散臭そうな組織が動いてますね。平和を謳うところは大抵裏でエグいことしてるので遊乃たちがどのように対処するのかが見ものとなりそうです。 (2016-07-11 00:45)
話の展開が急になってしまうのが私の悪い癖で……まぁ、このSSは町の自警団を舞台にしてるのでこういう話題が増えるのは致し方ないことです(´・ω・`)スマンネ まぁ頭硬い人に振り回されるのはいつの世も同じですからね……
反対勢力がある中なんとなく議会にかかっているフラワリングカップですが、勿論アルストロメリアも何らかの形で関わることになります。どうしても政治系の部分を書くと臭い団体などが出てきてしまうので、そこの所は仕方ないですね。彼ら(平和団体)とどのようにかかわっていくかはお楽しみに(`・ω・´) (2016-07-11 01:18)