コラボ企画 変態同盟inアマゾネスの里③　作：ハカラメ

シャイア「・・・ねぇ、ジェニス？」

ジェニス「何かしら、シャイア？」

シャイア「あたし達、もう何ヶ月も歩きっぱなしの気がするんだけど」

ジェニス「気のせいよ、私たちは飲食店目指して歩いてるだけなんだから。そんなに時間かかるわけないでしょ？」

シャイア「なんか、季節が夏から冬にかわって、クリスマスまで過ぎてる気が...」




ジェニス「お、ここじゃないの？いい匂いもするし、入りましょう！」

シャイア「ちょ、待って！あたしの話聞いて！絶対これ半年くらいたってるってこれ！みんな久しぶり！元気してた！？覚えてる！？ねぇｒｙ」



ガラガラ...


悪魔の調理師「いらっしゃい・・・ひっ！？」
格闘戦士「...ｯ！？」

２人「？」


調理師＆格闘戦士「ぜ、全裸の変態だあああぁぁぁっ！？！？！？」


２人（あ、やべ、全裸だったの忘れてた！）

格闘戦士「なんだこの痴女どもは！ 鉄拳粉砕ッッッ！！！」ﾎﾞｺｫ
２人「あ、ちょっと待って話をきいてｋあああアアアあああアアアぁあぁ」





～数十分後～

格闘戦士「・・・つまりあれか。お前たちは別次元からきた奴らで、全裸なのは次元を超えた衝撃で破けた...ということか」

シャイア「だーかーら！最初からそう言ってるじゃない！」
格闘戦士「うるさい！いきなり店に全裸の女が入ってきたら、そりゃ誰でもヤバイ奴だと思うわ！」

ジェニス「・・・ゥ」
シャイア「ちょ、どうしたのよジェニス。もしかしてこの野蛮女のせいで骨がおれたとか？」
格闘戦士「誰が野蛮女だ！私はみねうちしかしてないぞ！」

ジェニス「・・・滾るｩ」
シャイア「は？」

ジェニス「ガロス様からSMプレイ受けてると思いながら殴られてると...なんていうかその...下品なんですが...フフッ...滾ってしまいまして...」

格闘戦士「やっぱり変態じゃねぇか！」
シャイア「待って！これも愛のカタチなの！彼女は今、愛の境地に達しているのよ！？」
格闘戦士「分けわからんわ！」ボコォ
ジェニス「アハァン...」
シャイア「キターーー！露骨にお色気ポイント稼いでいくぅ！」
格闘戦士「平然と全裸になってるやつらに色気もクソもあるか！！」

ギャーギャーワーワー


調理師「頼むから、、、店の中で暴れないでくれ、、、」






～これまた数十分後～

ガラガラッ
格闘戦士「ほら、家から服とってきてやったぞ。とりあえずこれ着てろ」
シャイア「おぉ、アマゾネスっぽい服！」
ジェニス「中々いいね」

調理師「・・・で、アンタら何か食べてくのかい？」

シャイア「そういえば、いい匂いにつられてここまで来たんだった...」
ジェニス「お腹もペコペコだしね・・・この店のオススメは？」
格闘戦士「そうだなぁ、モウヤンの...」


？？？「そんなもの、決まってるじゃないか！」

格闘戦士「そ、その声は！？」




剣士「ラヴァルマグマカレーだッッ！！！」ﾊﾞｰﾝ！



格闘戦士「うわぁ...」
剣士「お、そいつらは誰だ？見慣れない顔だが...」
ジェニス「あ、私たちは別次元からきた...」

格闘戦士「コイツらは私の弟子さ！アマゾネスの里にきたばかりだから、挨拶が遅れてた！すまない！」

剣士「ほう、そうなのか。２人とも、私はアマゾネスの剣士だ。よろしく頼む」
２人「あ、ど、どうも...」


シャイア（ちょ、ちょっと！どうして弟子だなんて嘘つくのよ！？）
格闘戦士（アホか！別次元からきたなんて言ったら、怪しまれるに決まってるだろ！聖戦士とかに伝わったら、マズイことになる...）


剣士「そいじゃ、ラヴァルマグマカレーの大盛、こいつらの分も合わせて３つな！」
調理師「まいどっ！」

シャイア「勝手に注文された！？」
剣士「ラヴァルマグマカレーこそ至高だからな！」
ジェニス「無茶苦茶すぎる...」
格闘戦士「南無・・・あ、あたしはモウヤンのカレーで」





～～～





聖戦士「今さっき、射手から報告がありました」

聖戦士「このアマゾネスの里で、全裸の変態に襲われた、と、、、」

聖戦士「いかが致しましょうか、女王様？」


女王「そうねぇ...」



？？？「コロス、ベシ」

聖戦士「！？」

？？？「射手チャンヲ、ヒドイメニアワセタ変態ドモハ、コロスベシ」


女戦士「古事記にも・・・そう書かれているｯ！」



聖戦士「・・・確かに、このままではこの里が危ない」
聖戦士「里の警備兵を増員させろ！２人組の謎の女を見つけたら、捕らえてここまでつれてくるのだ！」

兵士たち「はっ」




女戦士「待っててね、射手ちゃん...！必ず犯人、捕まえてくるから...！！」










続く