第４１話 アーチャーフェリスのお話②　作：ハカラメ

注) ss初心者です！二次設定その他もろもろにご注意ください。
イラストで、フェリスちゃんの腹筋がウォルフさん並に割れていて、初見でめちゃくちゃ驚きました。


前回のあらすじ、そんな腹筋もなでなでしたい今日この頃...


ライラ「デケデケデケデケ・・・デンッ！」

ライラ「ドキッ！ 女の子だらけの緊急女子会、はっじまっるよ～～！！」

ルミナス「ﾜｰﾊﾟﾁﾊﾟﾁ・・・」
フェリス「ｽｺﾞｲｽｺﾞｰｲ・・・」

ライラ「ちょっと、何よその反応は」
ルミナス「いや、女子会だから女の子だらけなのは当たり前だし・・・」
フェリス「それに、なんか古臭いニャ」
ライラ「あらあら～、何？ 二人とも死にたいのかしら～？」ゴゴゴ・・・

ルミナス「そんな事より、今日はエイリンちゃんはいないの？」
ライラ「今日は大会だとか言って、外の世界へ行ったわ。まぁ、私たちにとっては重要なことだけれどね」
ルミナス「そうだね、財布的にね・・・じゃあ、この３人で女子会するの？」
ライラ「いえ、あと２人来るはずなんだけど・・・」

カランカラン・・・

ジェニス「何？ 急に呼び出して・・・あたしはガロス様を見つめる仕事で忙しいんだけど」


ルミナス「おぉ、ジェニスちゃん！ こっちこっち！」
ジェニス「・・・で、いったい何の話なの？」
ライラ「恋に目覚めた貴女なら、フェリスの事もなんとかしてくれると思ったのよ。それでね・・・」

カクカクシカジカ...

ジェニス「・・・なるほど。あなたも恋の真っ只中にいるのね、フェリス」
フェリス「い、いや、あの～、まぁ、そういう・・・ことに・・・なる、の、か、ニャ～～///」
ガシッ
フェリス「うニャ！？」
ジェニス「分かるわ、あなたもただ見つめる事しかできず、苦しんでいるんでしょ？」
フェリス「う、うん・・・」
ジェニス「でも、それでもいいのよ。見守り続ければ、運命の王子様は必ずヒロインの所にやって来るわ。少女マンガの定番よ。そう、私のように・・・」キラキラ
フェリス「な、なんかジェニスの目が変ニャ！？」
ジェニス「私なんて、ガロス様が歩いた歩数、ガロス様が食べた物、ガロス様がトイレに入った回数、ガロス様が部屋に隠してあるHな本の冊数から内容まで、完璧に把握しているわ。あなたもそれくらいやれば、きっと運命の王子様も・・・」
フェリス「嫌ニャ！ そんなキモい事！！ うニャっ！？、抱き着くな、離すニャア～～！！！」

ライラ「う～ん、ダメそうね～」
ルミナス「・・・ちょっと歪みすぎじゃないの？引きこもりにどんなRUMを発動すればああなるの？」
ライラ「困ったわね、こうなったらもう１人の方に賭けるしかないわ・・・」
ルミナス「そういえば、もう１人って・・・」


カランカラン・・・

？？？「ふんっ、男女の恋愛で話合いなんて、くだらないわ！ ばっかじゃないの！？」


ルミナス「そ、その声は！？」


第４２話に続く