第２９話 セイントミネルバのお話④　作：ハカラメ

注) ss初心者です！ 二次設定その他もろもろにご注意ください。

なぜか、前回の話の閲覧数が異常に伸びてるんですが・・・朝の時点で１５０くらい、今は３００近くになってるし・・・
誰かが故意にやっていることなんですかね？ 、と考えてしまう私は卑屈なんでしょうか？


前回のおはなし、まぁ、何にしろ平和が一番ですけどね。


セイントミネルバ「むしゃむしゃ・・・ふぅ～、おいしかったわ！ ここのお団子！」
ルミナス「そ、それはよかったですね。ミ・・・じゃなかった、アンジェリカさん」
店員「あの～、そろそろお支払いを・・・」
ルミナス「はい、分かりました・・・あの、おいくらで・・・えぇっ！ そんなに！」
店員「すみません。最近、こっちじゃ水不足で、作物が不作でして・・・」
ルミナス「そうなんですか。山の上の方だと、結構降ってるんだけどなぁ」

セイントミネルバ「・・・」

ルミナス「はい、これでちょうどですね。ご馳走様でしたー・・・さぁアンジェリカさん、次はどこへ・・・って、あれ？ いない・・・」
ジェイン「むしゃむしゃ・・・」
ガロス「もぐもぐ・・・」
ルミナス「ちょっと、２人とも！ なにサボってるの！？ ミネルバ様どこ行ったの！？」
ジェイン「え、なんか町の人と話ながら、どっかへ行ったぞ」
ルミナス「もう、なんで追いかけないのよ！ ほら、行くよ！」
タタタッ

～～～

お婆さん「それで、最近困ってるのよね～・・・」
お爺さん「わしの所も・・・」
セイントミネルバ「まぁ、そうなんですか・・・」

ルミナス「あっ、いた！ アンジェリカさん、勝手に移動しないでくださいよ～、びっくりするじゃないですか！」
セイントミネルバ「あら、ごめんなさいね～」
ルミナス「もぅ～、しっかりしてくださいよ～(泣)」

？？？「おぉ～い！ ルミナスゥ～！！」バサッバサッ

ルミナス「その声は、ケルビムさん！？」
ケルビム「た、大変なんだ！ さっきミネルバ様がプリンを買ったらいなくて・・・」
ルミナス「ま、待って！ 一回落ち着いてからしゃべって！」
ケルビム「はぁ、はぁ・・・さっき、ミネルバ様がプリンが食べたいと言い出して、それで、買って戻ってきたら、ミネルバ様がいなくなっていて・・・あああっ！！ どうすればぁ～・・・」
ルミナス(いやー、目の前にいるんだけどな・・・流石に気づくでしょ)
ケルビム「ん？ ルミナス。お前と一緒にいるその・・・変な格好の人は、いったい誰だ？」
ルミナス「あっ、いや～そのー・・・」

セイントミネルバ「お、Oh～！ ワターシハ、タダノ旅行客デース。け、決シテ、ミネルバ様デハアリマセ～ン・・・ヨ？」

ケルビム「おお、旅の者だったか。これは失礼した。じゃあルミナス、ミネルバ様を見つけたら、すぐに連絡してくれ。頼んだぞ！」バサッ

ルミナス「・・・」
ルミナス「う、うわ～・・・本当に気が付かなかったみたいですね・・・」
セイントミネルバ「彼女には、天から裁きが下るでしょう・・・」ゴゴゴ・・・
ルミナス(うわっ、気づかなかった事にちょっと怒ってる！？)


ルミナス「それじゃあ、ミネ・・アンジェリカさん。次はどこへ・・・」

ジェイン「おお～い、大変だ～！！」ダダダッ
ルミナス「今度はジェインか・・・どうしたの？ アンジェリカさんならとっくに見つけたけど・・・」
ジェイン「違うんだ！ それが・・・」


第３０話に続く