第四十八話　到着！デュエルアカデミア　作：怪盗七夜月

・咲夜と有希は中学3年生だったことが発覚。蓮、有希、亜蓮は3人でデュエルアカデミアの生徒だと言う。そこで、デュエルアカデミアに行こうということになるが⋯⋯⋯


何やかんやでデュエルアカデミアへ行く途中の事。
イ「蓮くん」

蓮「何ですか？」

イ「思ったけど、中学生って普通なら入れないはずなのに3人は何で入れたの？」

蓮「特別待遇制度です。元々、別の学校に居ましたが、デュエルの実習授業で
　　実力を認められ、入学を勧められました。有希とはここで知り合いました。」

イ「亜蓮くんは？」

蓮「亜蓮は僕と同じ学校から進学しました。あと、「くん」はつけないで結構です。
　　なんか「れんこん」みたいな感じがするので。」

「れんこん」とは確かにそんな感じがしなくもない。

亜「確か一週間前が始業式だったっけ？」

蓮「確かそうだったような気がします。あと、アカデミアに行くにはもう一つ目的があります。
　　それは咲夜の入学を認めてもらう事です。」

蓮が言うと亜蓮が言った。
亜「咲夜を？この時期に？」

蓮「この時期だから行くんです」

何やかんやでもうすぐ着く。
蓮「着きました。ここがデュエルアカデミアです。」
そこには大きな建物。

亜「校長室いかないとな。」
そう言う。

中に入ると生徒たちががやがやしている。蓮は校長室のドアをノックする。
蓮「失礼します」
そう言ってドアを開ける。

校長「君は⋯⋯！」
そう言ってこちらに目を向けた。

蓮「お久しぶりです。校長先生」
そう言った。

校「君は⋯⋯蓮くん⋯⋯！」
そう言ってこちらによって来る。

有「この人がデュエルアカデミア校長『ヨハン・アンデルセン』先生です」

咲＆イ＆ル「⋯⋯、、、」
3人は言葉が出ない。

校➡ヨ「私がデュエルアカデミア校長『ヨハン・アンデルセン』だ。よろしく。」
そう言って咲夜、イリア、ルカナの所へ寄る。

ヨ「蓮くん、そちらさんは？」

蓮「僕の知り合いです。」

咲「水無月咲夜です。主軸はシンクロです」

イ「イリアです。主軸はエクシーズです」

ル「ルカナです。主軸は融合です」
3人は自己紹介。

ヨ「よろしく。」
ヨハンはそう言った。

蓮「校長先生、頼みがあります」
改まっていった。

ヨ「君がそこまで言うなんてどうしたんだ？」

蓮「単刀直入に申し上げます。この3人をこのデュエルアカデミアに転入という形で
　　入れさせて貰う事は可能でしょうか⋯⋯？お願いします！！」

蓮は頭を下げて言った。続いて有希と亜連も頭を下げる。イリアとルカナは心中驚いていた。
イ＆ル「（え⋯⋯！？私達もなんて聞いてないよ⋯⋯！）」

ヨ「蓮、有希、亜蓮、、3人が揃って頼みに来るとは期待が出来そうだ」
ヨハンは言った。蓮は黙る。

ヨ「よし、チャンスをあげよう。3人にはそれぞれ別の相手とデュエルしてもらう。それで考えよう」
手を組んでそう言った。

蓮、有、亜「ありがとうございます」
3人は揃えて礼を言った。

ヨ「ただ、条件がある。3人のデッキについてだ。デッキはこのデッキを使ってもらうよ。」
そう言って取り出したケースの中には3つのデッキが入っている。

ヨ「これらのうち1つはエクストラデッキ（以下EXデッキ）が融合モンスター、1つはエクシーズモンスター
　のみの構築、もう1つはEXデッキを必要としないデッキだ。これらを使って戦ってもらう。」

蓮「と言いますと、自分のデッキは使えない⋯⋯という事ですか⋯⋯？」

ヨ「そういう事になる。また、使用デッキは、こちらから渡す。」

ヨ「こんな条件を付けられても戦えるかい？」

咲「有希たちが作ったチャンス、諦める訳には行かないよ！」
咲夜は張り切って言う。

イ「やってみるしか無さそうね⋯⋯！」

ル「私はもともと融合使い！大丈夫さ！」
2人も試練を受けるみたいだ。

ヨ「では試練は一時間後。因みに3人には個室に入ってもらう。その間出入りはできないからね。」

ヨハンはそう言った。


第四十九話に続く