第三十三話　連続シンクロ！！　作：怪盗七夜月

・クルト達は道中であったヴェントたちに再戦を求められる。ヴェントたちはデッキを10枚除外するという驚きの戦法だが⋯⋯？

《戦況》
・ヴェントチーム　各LP6000　
残りデッキ枚数　ヴェント　21　精鋭AB　23　手札　ヴェント　5　精鋭AB　6　

・クルトチーム　クルト、カケルLP5000　イリアLP8000
フィールド　クルトの場のみ魔法1枚　手札カケル4　クルト＆イリア5


「私のターン⋯」
イリアはそう言うとクルトにこういった。
「クルト、カケルが言ったのは私がこうすることを言っておいたからよ」
という。

「手札から『精霊の魔法使い』を特殊召喚！効果で、お互いのモンスターゾーンをトークンで埋め尽くす！」

「何！？」
場にトークンが大量発生。トークン28体。

「魔法発動！『河川の暴走と氾濫』！このカードは相手より墓地と除外カードの合計枚数が10枚以上少ないとき、場をリセットする！」

「枚数の差は⋯32枚⋯！」
ヴェントが言う。

「もう一つの効果発動！この効果で墓地に送ったカードの数だけモンスターを特殊召喚できる！」

「すごい！」
クルトは言う。

「皆、一気に出しちゃって！！」
イリアが言う。

「行くぜ！俺は手札から『学校騎士見習い　セイｰ10』、『学校騎士　キョウｰIN』『学校騎士　エイヨウｰ4』を特殊召喚！
カケルは言う。

「僕は『ジェット・シンクロン』2体、『EM　トリック・クラウン』『レベル・スティーラー』
『終末の騎士』を特殊召喚！」
クルトも続く。

「クルト！」
イリアは言う。

「特殊召喚した『終末の騎士』の効果発動！デッキからもう1体の『レベル・スティーラー』を墓地に送る！僕は☆1の『ジェット・シンクロン』に☆4の『Em　トリック・クラウン』
をチューニング！S召喚！来い！TGハイパー・ライブラリアン！」
「僕はもう一体の『ジェット・シンクロン』に『レベル・スティーラー』をチューニング！
　「小さい力が集う時その力は新たな境地へと導く！S召喚！『フォーミュラ・シンクロン』！」
「特殊召喚時能力と『ライブラリアン』の効果で2ドロー！さらに墓地の『ジェット・シンクロン』と『レベル・スティーラー』の効果を発動！手札を1枚捨て、『ライブラリアン』の☆を1つ下げ、2体特殊召喚！」

「僕は☆1の『レベル・スティーラー』に☆4の『終末の騎士』に☆１の『ジェット・シンクロン』をチューニング！S召喚！来い、『スターダスト・チャージ・ウォリアー』！！」

「コイツも特殊召喚時能力と『ライブラリアン』の能力で2ドロー！」

「たった1ターンで⋯こんなに！しかも今はあの巫女のターンだぞ！クルトのターンは回ってないのにあんなになって⋯⋯」

「僕は☆6の『スターダスト・チャージ・ウォリアー』に☆4の『TGハイパー・ライブラリアン』に☆2の『フォーミュラ・シンクロン』をチューニング！デルタアクセルシンクロ！！」
　「闘志と闘志が合わさる時、それは新たな希望を生む！S召喚！降臨せよ！『晄星翔龍ゼルナイト』！」（☆12/ATK/DEF4000/4000）

「イリア！これ、使え！」
クルトは言った。


第三十四話へ続く