第4話:決闘と決着　作：ドクダミ2号

遊亜翔 LP8000 不動遊星LP8000

翔「俺のターン！俺はエレガントマジシャンを召喚！更に手札の天使の魔術師 ヴァナビーナスの効果を発動する！自分フィールド上の魔法使い族モンスターを１体リリースして、特殊召喚！そして魔法発動！古のルール！効果でブラックマジシャンを特殊召喚、そしてレベル7のヴァナビーナスとブラックマジシャンでオーバーレイネットワークを構築！エクシーズ召喚、反撃の引き金となれ！リベリオンマジシャン・ヴァルキュリア！」
なんだか、久しぶりに出したよ。ヴァルキュリア・・・。エースカードの実力は半端じゃぁ、ない。
翔「カードを一枚伏せて、ターンエンド！」
兎にも角にも、負けるわけにゃいかねぇんだ。俺のデッキよ根性見せてくれ！
遊星「俺のターン！ドロー！」
「俺はアンノウンシンクロンを特殊召喚！更にワンフォーワンを発動。手札のレベルスティーラーを墓地に送り、デッキからチューニングサポーターを特殊召喚！レベル1チューニングサポーターにレベル1チューナーアンノウンシンクロンをチューニング！」
「集いし希望が、新たな速度の地平へいざなう。光さす道となれ！シンクロ召喚！フォーミュラシンクロン！」
「フォーミュラシンクロンとチューニングサポーターの効果発動。デッキから合計2枚ドロー！」
「調律を発動！デッキからクイックシンクロンを手札に加え、シャッフルし一番上のカードを墓地に送る。墓地に行ったのはボルトヘッジホッグだ」
「手札のボルトヘッジホッグを墓地に送り、クイックシンクロンを特殊召喚。墓地のレベルスティーラーの効果発動。クイックシンクロンのレベルを一つ下げ特殊召喚。
レベル1レベルスティーラーにレベル4クイックシンクロンをチューニング！
集いし星が新たな力を呼び起こす！光さす道となれ！シンクロ召喚！いでよジャンクウォリアー！」
・・・ハハッ嘘だろ、まさかな・・・。
が、そのまさかだった。遊星はまた同じ方法でジャンクウォリアーを出してきた。
そして・・・
遊星「レベル5ジャンクウォリアー二体にレベル2シンクロチューナー、フォーミュラシンクロンをチューニング！リミットオーバーアクセルシンクロ！シューティングクェーサードラゴン！」
翔「な・・・く・・・クソォ！」
遊星「まだ終わらない！俺はデブリドラゴンを召喚！効果で墓地のフォーミュラシンクロンを特殊召喚！墓地のボルトヘッジホッグの効果発動！二体のボルトヘッジホッグを特殊召喚！」
レベル2のボルトヘッジホッグ二体にレベル4デブリドラゴンをチューニング！
集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ！シンクロン召喚！飛翔せよ、スターダストドラゴン！」
「レベル8スターダストドラゴンにレベル2シンクロチューナーフォーミュラシンクロンをチューニング！集いし夢の結晶が、新たな進化の扉を開く。光さす道となれ！
アクセルシンクロ！シューティングスタードラゴン！」
バカな・・・たった１ターンでこの二体を召喚だと！？
遊星「バトル！シューティングスタードラゴンで攻撃！スターダストミラージュ！」
翔「リバースカードオープン！トラップ発動！魔術師の反射鏡！その攻撃を無効にし破壊したあとそいつの攻撃力の半分のダメージを与える！」
遊星「シューティングスタードラゴンの効果発動！破壊する効果を無効にする！」
翔「リベリオンマジシャン・ヴァルキュリアの効果！エクシーズ素材を取り除くことで、その発動を無効にする！」
遊星「シューティングクェーサードラゴンの効果発動！その効果の発動を無効にし破壊する！」
翔「くっ！だがヴァルキュリアの効果発動！エクシーズ素材があったため墓地から特殊召喚！」
遊星「バトル続行！守備表示のリベリオンマジシャン・ヴァルキュリアを攻撃！」
翔「くぅ！っざけんなぁ！」
遊星「シューティングクェーサードラゴン！ダイレクトアタック！
天地創造撃 ザ・クリエーションバースト！」
遊亜翔LP8000→4000
翔「ぐぅあぁぁぁ！」
遊星「俺の勝ちだ！二回目の攻撃！」
遊亜翔LP4000→0
翔「な、あ・・・ぐ・・・ちくしょう・・・」
遊星WIN
遊星「・・・すまない、俺は・・・」
翔「だ・・・大丈夫です・・・、デュエル・・・ありがとうございました・・・」
そう言って俺はその場を立ち去った。
クロウ「なんか、俺達悪いことしちまったみてーになっちまったな」
ジャック「何、気にすることはない。もとより俺たちは何も悪いことをしていないのだからな」
遊星「だが、翔の気持ちは俺にも伝わってきた・・・なんとしてでも解決したい気持ちが
なぁ、みんな・・・」
そのあと遊星が放った一言に一同は驚いた
クロウ「遊星、マジかよ・・・」
ジャック「何を言いだすかと思えば！」
アキ「私は賛成よ」
遊星「アキ・・・わかってくれるのか」
龍亞「オレも賛成だよ！」
龍可「あ、私も」
クロウ「まぁ、俺も賛成意見なんだがな。ジャックはどうすんだ？」
ジャック「くっ！勝手にしろ！」
同時刻、翔は自分の部屋に居た
翔「・・・負け、かぁ。そういやデュエルで初めて負けたなぁ・・・」
ミラ「しょうがないよ、相手はあの遊星だよ？勝てるほうが奇跡よ」
翔「とは言ってもなぁ・・・」
翔は負けたことが相当ショックなのだろう。すっかり元気はなくなっていた。
ミラ「あーあ、こりゃ日常生活にも支障が出るわね・・・」
その時、また別の声が聞こえてくる。
？？？「すみません。私が不甲斐ないばかりに・・・エースカードの名を貰っているのに・・・」
声の主はヴァルキュリアだった。
ミラ「あ、久しぶり。最近ずっと出てこなかったよね」
ヴァルキュリア「最近はずっと使っていなかったので、出る必要もないかと・・・」
ミラ「ふーん、つまり拗ねてたわけだ」
ヴァルキュリア「あ、いやっ！・・・すみません、そのとうりです」
「でも、今まで無敗だったご主人も遂に負けてしまいましたね。圧倒的な差で・・・」
ミラ「相当ショックみたいだよ。しばらくはそっとしときましょう」

遊星相手に負けてしまった翔。だが、遊星が放った一言とは？
そして物語はここから大きく変わっていく・・・