遊戯王ＥＸＳキャラ紹介　その１　作：イクス

遊戯王デュエルモンスターズＥＸＳ（イクス）で、第二章『決闘者の帝国』編開始時まで出てきた、メインキャラクター達の紹介。


『メインキャラクター』

「六道遊太」（ろくどうゆうた）　

一人称は『僕』。
最近、プラクサスシティに引っ越して来た少年。プラクサス小学校五年生。クラスはＢ組。
水色の髪の毛と、ピンと後ろ向きに跳ねた癖毛が特徴。
穏やかな性格で、人と簡単に仲良くなれる。
プラクサスシティに来た初日、ロベルト・フランシスとぶつかった時、デュエルモンスターズのカードである『イクスロードナイト・アルファ』のカードがポケットに紛れ込んだことから、デュエルモンスターズと出会う。そして、ロベルトにカードを返しに行った時、ロベルトから『ロードナイト』のデッキを貰い、デュエルを始める。
デュエルの腕前は、始めたばかりだが中々高く、いきなり中堅者の菊姫を倒す程。その後、特訓と強敵達との戦いを経て、かなりの実力者となる。
プラクサス大会で優勝した後、ロベルトから『ロードナイト』の秘密を聞き、彼らの秘密を知ることになる。彼らは別世界の生き物で、侵略から逃れてここへ来たこと、そして同じ世界の仲間が自分の世界にいることに。
その後、闇の王に連れ去られたロベルトを助ける為に、イベントである帝国へと出場する。

使用デッキは『ロードナイト』。エースモンスターは、『イクスロードナイト・アルファ』。


「一条寺菊姫」（いちじょうじきくひめ）　

一人称は『アタシ』。
遊太と最初にデュエルをし、敗北しそのまま、なし崩し的に遊太と友人になった女子。プラクサス小学校五年生。
髪の毛を伸ばしているが、束ねて一本に纏めている。
勝気な性格かつ、男勝りな性格故に、女子ではあるがあまり女の子扱いはされない。しかし、時折女の子らしい一面を見せることも……。
母親からは、溺愛されているらしい？　
デュエルの腕前は中々高く、プラクサス大会でベスト４に入るほどの実力持ち。
岩ノ井と鏡山という取り巻きが、常に付き纏っている。
遊太と最初に出会った時は、負けが込んでいたせいか初心者狩りをしようとしていた。が、見事返り討ちに遭い、遊太が優しいので友達になった。

使用デッキは『古代の機械』。エースモンスターは『古代の機械巨人』。


「知多泉」（ちたいずみ）　

一人称は『オレ』。語尾に『～じゃん』とつける癖がある。
そばかすと金髪が特徴。
プラクサス小学校五年生で、遊太と同じクラスのＢ組。そして、席がたまたま隣同士だったことから、遊太が偶然手に入れたデュエルモンスターズのカードに興味を抱き、そこから友人になる。
遊太が初めて会ったデュエリストであり、それなりの実力を持っている。実際プラクサス大会では本戦に出場できたが、遊太と当たり一回戦で敗北。
大会後、ゲームショップに偶然来たシェリルという少女に一目ぼれし、一日過ごした後良い仲になる……？

使用デッキは『スター・ドラゴン』。エースモンスターは『ウィンドスター・ドラゴン』？


「広野真薄」（ひろのまうす）　

一人称は『僕』。
頭にヘアバンドを巻き、背が低いのが特徴。親以外には誰に対しても敬語で話す。
現在大流行中の、デュエルモンスターズを題材としたアニメ、『カードヒーロー・デュエルマスターズ』の主人公『遊戯銃愛』に憧れ、デュエルを始めたらしい。
それゆえか、熱烈なカードヒーローマニアであり、デュエル中登場したモンスターの解説を始めたりしたこともある。遊太との対戦以降は、やってない。
初めて遊太と会った時は、実力はイマイチ（？）だったが、遊太達との出会い、そして特訓の成果もあって大会本戦に出場する程の実力を身に着ける。

使用デッキは『Ｃ（コスモ）・ＨＥＲＯ』。エースモンスターは『Ｃ・ＨＥＲＯ　ヒートブラスト』


「榊原夏鈴」（さかきばらかりん）　

一人称は『私』。髪の毛が腰まで届くほど伸びており、頭にカチューシャをつけている。お嬢様言葉を使う。
榊原財閥の令嬢で、学校は花園学園という超お金持ちが通う学校に通う。学年は遊太達と同じ小学五年生。
おっとりした性格で、優しさを持っている性格だが、芯には強い物を持っているため、なめてかかると痛い目を見ることが多い。
デュエルモンスターズの実力はかなりのものであり、あのアキラをして認める程の実力。プラクサス大会では棄権しなければ上位入賞確実だったらしい。
実は、持っているカードの『竜姫神サフィラ』には、遊太と同じく別世界の生き物であるサフィラが宿っており、互いに意思疎通ができる。
遊太の『ロードナイト』の秘密を知っている、数少ない人物である。

使用デッキは『サフィラ軸機械天使』。エースモンスターは『竜姫神サフィラ』。


「八神アキラ」（やがみあきら）　

一人称は『俺』。ツンツンとした黒髪が特徴で、外に出る時は緑のキャップを被る。
ＩＣＰ社社長の一人息子であり、次期社長候補。だが、比較的自由にさせられていて、意外と遊びに出ていることが多い。
フランクかつ大胆不敵な自信家であり、その自信に違わないデュエルの実力を持つ。他にも、英才教育の結果勉強、運動、趣味に高い実力を持つ。
だが、物語開始前に、父親が急病で倒れるという不運（今は元気になっている）により、自分が会社を継がなければならないという自責の念に駆られ、デュエルを素直に楽しめなくなる。それにより、大会で優勝したらデュエルを止めて会社を継ぐことに専念しようと考え、遊太と対峙する。
しかし、焦りと自責の念から本来のデュエルができず、大会前のカリンとのデュエルでは危うく負けかけ、遊太と優勝を争う決勝戦では、逆転負けを喰らった。
しかし、それ以降父の言葉と遊太の言葉で以前の気持ちを取り戻し、遊太のライバルとなる。
実は、彼のデッキのエースである『青眼の白龍』には、何やら秘密があるようで……？　

使用デッキは『青眼の白龍』。エースモンスターは『青眼の白龍』。


「ロベルト・フランシス」　

一人称は『私』。金髪短髪で、常に白いスーツを着ている。
ミナコ社お抱えのカードデザイナー。デュエルモンスターズ界では、かなりの有名人らしい。
それと比例してか、デュエルの腕前もかなり高く、手加減しても遊太を追い詰める程。
遊太に『ロードナイト』のカードを渡した本人であり、同時に『ロードナイト』の秘密も知る人間。異世界よりやってきた彼らを助けようと、尽力している。
しかし、突如ミナコ社に襲撃してきた闇の王を倒すことができず、闇の王に囚われてしまう。

使用デッキは『魔術師オッドアイズ』。エースモンスターは『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』。


サブキャラクター


「岩ノ井翔太」（いわのいしょうた）　
「鏡山大地」（かがみやまだいち）　

両者とも、一人称は『俺』。岩ノ井は語尾に「～ッス」とつける。鏡山は特になし。
岩ノ井はギザギザ頭、鏡山はちょっと太め。
菊姫の取り巻きとして、いつも付き纏っている。それこそ、菊姫が何処へ行こうとも。
デュエルはできるらしい？　

岩ノ井の使用デッキは「？？？」。鏡山の使用デッキは「？？？」。


「烏間雛姫」（からすまひなき）　

一人称は『私』。長く艶のある黒髪と、頭に巻いた頭巾が特徴。
遊太達がよくたむろする、「ゲームショップ烏間」の店長。店長としては、やる気があるんだか無いんだかわからない態度を取る。
ゲームショップ店長として、時には遊太達に相談を受け付けることもある。遊太に対し、デュエルの実力を高めるために知り合いの大鴉を紹介した。
ロベルトとは、友人として時に連絡を取り合っており、遊太が彼の作った『イクスロードナイト・アルファ』のカードを届ける為の手筈を整えた。

使用デッキは「？？？」。


「大鴉」（おおがらす）　

一人称は『私』。長く艶のある黒髪、シルクハットにペストマスク、黒い羽根を模したマントを羽織っている。
烏間と知り合いの、デュエリストとしてかなりの実力を持った謎の人物。デュエリストとして、遊太や真薄を倒す程強い。少なくとも、本気を出すと遊太達よりも実力は上？　
烏間とは知り合いということになっているが、何故か彼女と一緒にいることがない。

使用デッキは「旋風ＢＦ」。エースモンスターは『ＢＦー星影のノートゥング』。


「六道幸市」（ろくどうゆきいち）　

一人称は「私」。遊太と同じくピンと後ろ向きにはねたくせ毛と、水色の髪の毛が特徴。
遊太の父親で、遊太を少々溺愛しすぎている親バカ。しかし、逆を言えば遊太のことを本当に愛しているとも言える。
職業は作家らしい。
デュエルモンスターズのことは、全くと言っていい程知らないが、息子の為ならと応援している。


「六道幸子」（ろくどうゆきこ）　

一人称は「私」。遊太と同じくピンと後ろ向きにはねたくせ毛と、水色の髪の毛が特徴。でも、若干白が混ざっている。
遊太の母親。幸市程ではないが、遊太の事を愛していて、息子のために頑張ろうとしている。
専業主婦らしい。
デュエルモンスターズのことは、父同様デュエルモンスターズに対して無知だが息子の為ならと応援している。


「八神義弘」（やがみよしひろ）　

一人称は「私」。白髪で額が後退している。名前はまだ作中では出ていない。
アキラの父親で、現ＩＣＰ社の社長。息子のことを愛する、社長として振る舞いながらも、息子の自由を許している中々の人格者。
本編開始以前に、病気で倒れたことがあり、それがアキラのデュエルに影響してしまった。だが、最後にはアキラに言葉をかけ、アキラが元に戻るきっかけを作った。