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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第九十二話「空飛ぶケモノたち」

第九十二話「空飛ぶケモノたち」 作:イクス

第九十二話「空飛ぶケモノたち」


D1グランプリ三次予選、チームデュエル。チーム遊太とチームJ4の対決。
シングルデュエル3、桐生比斗志対知多泉のデュエルは、J4の力を見せつけた桐生が知多に惨敗。
タッグデュエル2は、石山堅・車歯太郎ペアと菊姫・ユイペアのデュエル。J4の石山に土俵際まで追い詰められるも、ユイ・菊姫二人の力を合わせたタッグデュエルならではのプレイスタイルによって、見事大逆転勝利を納めた。
そうして、続くシングルデュエル2は、同じくJ4の萌木冴香VS広野真薄のデュエルであった! 


「これで1勝1敗か……」
「やはり強いですね、J4……ですけど、まだ終わりじゃありませんよ!」
「そうだよ、真薄君の言うとおり。これはチーム戦だ、一人の失敗は、チームみんなでカバーするんだ!」
「では、行ってきます。勝ってきます!」
「頼んだぞ、真薄!」
一方、チームJ4も。
「なんや、タッグデュエルとはいえ、石山が負けるとは思っとらんかったわ」
「これで名実共にJ4最弱が石山ってことがわかりましたね」
「し、シングルなら負けねーし!」
「せやな。アレはタッグ故に生まれた、偶然の勝利みたいなものや。実質あのタッグデュエルは、一人対二人みたいなとこあったしな」
「まーでも、そーゆーことはチームデュエルだからあったことかも~」
「というわけで、次のデュエルは冴香君! きっちりここで勝ってみせーや!」
「う~ん、まあ、やれるとこまでやるかも~」

真薄と冴香二人が、向かい合う。
「勝つのは僕です。あなたがJ4と呼ばれる強者でも、みんなと一緒にこのD1グランプリに出場したいんです!」
「ん~それはちょっと無理かも~。だって、私が勝つかも~」

「「ルールはマスタールール3、ライフポイントは8000!」」
「「デュエル!」」


「先攻は僕から行かせてもらいます!」

1・真薄のターン

「僕のターン、僕は手札から魔法カード『コスモ・コール』を発動します。デッキから『C・HERO』1体を手札に加えます。僕がデッキから手札に加えるのは、『C・HERO アズマス』です」(真薄墓地0→1)
「そしてアズマスを召喚して、効果を発動します。デッキから『コスモ』と名の付いた魔法・罠を手札に加えます。僕はデッキより『コスモテック・フュージョンサポート』を手札に加えます」
「そして手札から、永続魔法『コスモテック・フュージョンサポート』を発動します! このカードは発動時、デッキから『C・HERO』を手札に加えられるから、デッキより『C・HERO ダイヤ』を手札に加えます」
「手札から、『C・HERO グレイ』を捨てて、効果を発動させます。デッキから『融合』を1枚手札に加えます」(真薄墓地1→2)
「永続魔法『コスモテック・フュージョンサポート』の第二の効果を発動します。フィールドのアズマスの属性を、闇から光属性に変更します」
「魔法カード『融合』を発動させます! 手札のダイヤと、光属性になっているアズマスを素材として、融合召喚を行います! 現れてください、レベル8『C・HERO ダイヤモンドヘッド』!」(真薄手札5→3)(真薄墓地2→5)
現れたのは、ダイヤモンドの体を持つエイリアンヒーロー。守備力はなんと、破格の3500。
「融合素材となったアズマスの効果を発動します。アズマスは融合素材として墓地へ送られた時、墓地の『融合』『フュージョン』カードを1枚手札に加えられます。僕は墓地の『融合』を手札に加えます。更に『コスモテック・フュージョンサポート』の第三の効果を発動します。『C・HERO』が融合召喚された時、でっきより違う属性の『C・HERO』1体を手札に加えられます。風属性の『C・HERO フライ』を手札に加えます」(真薄手札3→5)(真薄墓地5→4)
「そして手札から、カードを2枚セットしてターンエンドです」(真薄手札5→3)

真薄

ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体
『C・HERO ダイヤモンドヘッド』(守備表示・守備力3500・レベル8・光属性)
魔法・罠ゾーンのカード3枚
発動しているカード1枚
『コスモテック・フュージョンサポート』(永続魔法)
墓地の枚数4枚
除外されているカード0枚


「あらあら、そんなに堅いモンスターを出して……守りは完璧ってとこかも~。でも、それくらいじゃどうにもならないかも~」

2・冴香のターン

「あたしのターン、ドロー」(冴香手札5→6)
「手札から魔法カード『異次元な埋葬』を発動かも。デッキからモンスターを1体除外するかも。デッキより『精霊獣 ペトルフィン』を除外するかも」(冴香手札6→5)(冴香墓地0→1)(冴香除外0→1)
「手札から、『霊獣使い ウェン』を召喚するかも。このカードは召喚に成功した時、除外されている『霊獣』を1体特殊召喚できるかも。除外されているペトルフィンを特殊召喚するかも……」(冴香手札5→4)(冴香除外1→0)
モンスターが2体並ぶ。杖を持った少女とイルカのようなモンスター。
「手札の『霊獣』カード1枚『精霊獣 カンナホーク』を除外して、ペトルフィンの効果を発動するかも。このカードの効果で、相手フィールドの対象としたカードを1枚手札に戻すかも~。よって、そのダイヤモンドヘッドは手札に戻ってね」(冴香手札4→3)(冴香除外0→1)
「や、ヤバイ……ダイヤモンドはあくまで破壊されないだけ……なら、速攻魔法『融合解除』を発動させます! フィールドの融合モンスター1体を、持ち主のエクストラに戻して、戻したモンスターが自分モンスターで素材が自分墓地にある場合、特殊召喚できます! ダイヤとアズマスを、守備表示で特殊召喚します!」(真薄墓地4→2→3)
「特殊召喚されたアズマスの効果で、デッキから『コスモリンク』を手札に加えます」(真薄手札3→4)
「う~ん、並べてきたの? じゃあ、そっちが融合召喚したならこっちも融合召喚しちゃおっかな~」
「融合召喚!? まさか、あなたも融合召喚の使い手で!?」
「でもあたしのは、ちょっと特殊かも~。フィールドのペトルフィンとウェンの2体を除外することで、エクストラデッキから特殊召喚! 現れて、レベル6『聖霊獣騎 カンナホーク』!」(冴香除外1→3)(冴香墓地1→2)
現れたのは、雷の怪鳥に乗った『霊獣使い』。人鳥一体とは、このことなのだろうか。攻撃力は1400。
「XYZと同じ融合召喚の方法ですって!?」
「除外されている『霊獣』カードを2枚墓地に戻して、カンナホークの効果発動かも。デッキより『霊獣』カードを1枚、手札に加えるかも。あたしはペトルフィンとカンナホークの2体を墓地に戻して、デッキより罠カード『霊獣の連契』を手札に加えるかも」(冴香除外3→1)(冴香手札3→4)
「とりあえずバトルフェイズ。カンナホークで、アズマスを攻撃!」
「……」(真薄墓地3→4)
「メインフェイズ2に入って、カードを2枚セットしてターンエンドかも」(冴香手札4→2)

冴香

ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター1体
『聖霊獣騎 カンナホーク』(攻撃表示・攻撃力1400・風属性・レベル6)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード1枚


3・真薄のターン

「僕のターン、ドローです」(真薄手札4→5)
「手札から、速攻魔法『コスモリンク』を発動です! 自分フィールドの『C・HERO』1体を対象として、同じ属性を持つ『C・HERO』をデッキ・墓地から特殊召喚します。その後、対象としたモンスターと特殊召喚したモンスターで融合召喚できます! ダイヤを対象として、デッキから同じ光属性の『C・HERO アプリ』を特殊召喚します。dそして、この2体で融合召喚を行います! 宝石のエイリアンと、電子演算のエイリアンよ、今こそ一つになって機械を支配せよ! 融合召喚! レベル5『C・HERO アップグレード』!」(真薄手札5→4)(真薄墓地4→7)
現れたのは、黒と白の体に、緑の線が体中に網目のように張り巡らされている、液体金属でできたモンスター。攻撃力は1000。
「アップグレードの効果発動です。1ターンに1度、デッキから『C・HERO』1体を墓地へ送ることで、墓地へ送ったモンスターと同じ属性にできます。『C・HERO アクセル』を墓地へ送って、同じ風属性に変更します」(真薄墓地7→8)
「なら、それにチェーンして罠カード『魂の昇天』を発動させるかも。互いの墓地から5枚までカードを除外できるわ。墓地のウェンとペトルフィン、そしてあなたの墓地からアプリとダイヤとアクセルを除外させてもらうかも~」(真薄墓地8→5)(真薄除外0→3)(冴香墓地3→2)(冴香除外1→3)
「そして、アップグレードの効果発動! このモンスターと同じ属性を持つ相手モンスター1体を対象として、アップグレードをそのモンスターの装備カードとします。そして装備カードとしたモンスターのコントロールを得ます! カンナホークのコントロールを得ます!」
「なら、カンナホークの効果を発動するかも。このカードをエクストラに戻して、除外されている『霊獣使い』と『精霊獣』を1体ずつ特殊召喚するかも。除外ゾーンから、カンナホークとウェンの2体を、守備表示で特殊召喚するかも」(冴香除外3→1)
『精霊獣』から飛び降りる『霊獣使い』。それによって現れる2体のモンスター。分離し、独立した存在となった。
「『霊獣』融合モンスターは、自ら分離、融合することができるというのですか!?」
「そーよ。相手ターンでも発動できるから、そう簡単に破壊はされないかも~」
「なら、魔法カード『融合』を発動します! 手札のフライと、同じ風属性となっているアップグレードを素材として、融合を……」
「罠カード『霊獣の連契』を発動。自分フィールドに『霊獣』モンスターがいる時、その数まで相手モンスターを破壊するかも~、今いるのは2体。よって、あなたのアップグレードは破壊するかも~」(冴香墓地1→2)
「しまっ……融合が……! 素材が不在となったことで、『融合』は不発となり、そのまま墓地へ……」(真薄墓地5→7)(真薄手札4→3)
(『融合』は不発にされたとはいえ、このカードがあれば……!)
「罠カード『融合準備』を発動します! エクストラにある融合モンスターを相手に見せて、名前が記されたモンスターを1体手札に加えます。僕はエクストラデッキの『C・HERO ファストトラック』を公開して、『C・HERO ファスト』を手札に加えます。更に、墓地に『融合』があれば、手札に加えられます」(真薄手札3→5)
「再び、『融合』を発動します。手札のフライと風属性のファストを融合させて、現れろ、レベル7『C・HERO ファストトラック』を融合召喚させます!」(真薄手札5→2)(真薄墓地7→10)
現れたのは、蒼と黒を基調とした二足歩行する細身のチーターのようなモンスター。攻撃力は2600。
「フュージョンサポートの効果で、デッキより地属性の『C・HERO エコー』を手札に加えます」(真薄手札2→3)
「ファストトラック、モンスター効果発動! このターンファストトラックの攻撃力は半分になる代わり、相手プレーヤーにダイレクトアタックできます! その超スピードは、誰にも止められません! 対抗できるのは、それこそアクセラレートぐらいでしょう!」
「ふ~ん、そう来るのね~」
「バトルフェイズ、ダイレクトアタック! ファストブースト!」
青い線となったファストトラックが、冴香にキックを入れる。
「う~ん、いきなり食らっちゃったかも~。でも、モンスターを残したこと、後悔するかも~」(冴香ライフ8000→6700)
「このモンスターが戦闘ダメージを与えたことで、ファストトラックの効果発動します。デッキより『融合』『フュージョン』カードを1枚手札に加えます。デッキより『融合回収』を手札に加えて、メインフェイズ2。『融合回収』を発動して、墓地の融合召喚に使用したファストと『融合』を手札に加えます。最後に、リバースカードを1枚伏せて、ターンエンドです。ファストトラックは、融合素材となったフライの効果で、相手効果の対象にはなりません!」(真薄手札3→4→5→4)(真薄墓地10→9)

真薄

ライフポイント8000
手札枚数4枚
モンスター1体
『C・HERO ファストトラック』(攻撃表示・攻撃力2600・風属性・レベル7)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『コスモテック・フュージョンサポート』
墓地の枚数9枚
除外されているカード3枚


4・冴香のターン

「あたしのターン、ドロ~」(冴香手札2→3)
「フィールドの普通のカンナホークの効果発動~デッキより『霊獣』カードを除外して、2ターン後にそのカードを手札に加えるかも~。あたしはデッキから『精霊獣 アペライオ』を除外して、2ターン後のスタンバイフェイズに手札に加えるかも~」(冴香除外1→2)
「フィールドの『霊獣使い』のウェンと『精霊獣』であるカンナホークを除外して、エクストラデッキより特殊召喚。再び登場『精霊獣騎 カンナホーク』かも~」(冴香除外2→4)
「また、同じモンスターを……! 先ほどエクストラに戻っているから、同じモンスターを繰り返し使えるのが、そのデッキの強みですか……」
「そ~そ~、『霊獣』融合モンスターはフィールドに素材をそろえる必要があるとはいえ、自力で分離・融合を繰り返すことができるから、強いのかも~」
「んじゃ、再び融合のカンナホークの効果発動かも~。除外された『霊獣』を墓地に戻して、デッキから『霊獣』カードを手札に加えるよ。ペトルフィンとカンナホークの2体を墓地に戻して、デッキより再び『霊獣の連契』を手札に加えるよ」(冴香手札3→4)(冴香除外4→2)(冴香墓地2→4)
「手札から『霊獣使いレラ』を召喚して、効果発動。墓地から『霊獣』モンスターを特殊召喚する。墓地から特殊召喚するのは、ペトルフィンを特殊召喚するかも~」(冴香手札4→3)(冴香墓地4→3)
「再びペトルフィンの効果、発動かも~。手札の『精霊獣 ラムペンタ』を除外して、相手フィールドのカード1枚を手札に戻すかも~。その伏せカードを手札に戻してね」(冴香除外2→3)(冴香手札3→2)
「流石に簡単には通りませんか……」(真薄手札4→5)
「フィールドの『霊獣使いレラ』と『精霊獣ペトルフィン』の2体を除外して、エクストラデッキから特殊召喚! 現れて、レベル6『聖霊獣騎 ペトルフィン』!」(冴香除外3→5)
再び、『精霊獣』に『霊獣使い』が搭乗して誕生した融合モンスター。守備力2800と、非常に堅い。
「ペトルフィンの効果は、効果で破壊されないこと。カードを2枚セットして、ターンエンドかも~」(冴香手札2→0)

冴香

ライフポイント6700
手札枚数0枚
モンスター2体
『聖霊獣騎 カンナホーク』(守備表示・守備力1600・風属性・レベル6)
『聖霊獣騎 ペトルフィン』(守備表示・守備力2800・風属性・レベル6)
魔法・罠ゾーンのカード2枚 
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード5枚


5・真薄のターン

「僕のターン、ドローです!」(真薄手札5→6)
(本当はあのカードに使いたくて伏せたけど、1体だけなら!)
「速攻魔法『サイクロン』を発動させます! フィールドの魔法・罠を1枚破壊します!その伏せカードを破壊します!」(真薄手札6→5)(真薄墓地9→10)
(頼む、『霊獣の連契』であってください!)
「あちゃ~、打ち抜かれちゃったかも~」
破壊されたのは、真薄の願い通り罠カード『霊獣の連契』であった。(冴香墓地3→4)
「やった! あの厄介な罠カードを破壊でき……ハッ!?」
真薄は嫌な予感を感じた。普通なら、チェーン発動して自分のモンスターを破壊するのが普通なのに、なぜか冴香はそれをしなかった。ということは……本命はもう1枚のカードなのかと。
(ひょっとして、もう1枚の伏せカードはあの罠カードよりも強いカードなのでは!?)
疑心暗鬼になるが、魔法除去はすでに使ってしまった。故に、ここは行くしかないと真薄は思った。
(伏せカードありきで動くなら、あの融合モンスター……分離、合体を繰り返してのらくらりと除去を躱される。対象を取る効果は意味がない。そして、モンスターが分離によって特殊召喚されるなら!)
「永続魔法『コスモテック・フュージョンサポート』第二の効果を発動させます! 手札のファストの属性を地属性に変更します」
「魔法カード『融合』を発動させます! 手札のエコーと地属性となっているファストを融合させ、融合召喚! その口から音響響かせて、現れてください! レベル3『C・HERO エコーエコー』!」(真薄手札5→2)(真薄墓地10→13)
現れたのは、ヘッドホンをしたような青いロボット。その両肩にはスピーカーのようなものがついている。攻撃力は1000。
「エコーエコーが融合召喚に成功した時、効果発動です! エコーエコーはその分裂能力により、エクストラデッキから同名カードを2体特殊召喚できます! 僕はエクストラから2・3体目のエコーエコーを特殊召喚します!」
「特殊召喚したね? じゃあ特殊召喚成功時に、カンナホークの効果を発動かも~。分離して除外ゾーンから2体特殊召喚するかも~。更に、チェーン2で罠カード『激流葬』を発動するかも~」
「『激流葬』!? モンスターが召喚された時に発動できる、フィールドのモンスターを全て破壊するカードですか!? しかも、チェーン1で分離効果、チェーン2で『激流葬』が発動されているから、モンスターが全て破壊された後に冴香さんのモンスターが出て……ペトルフィンは元々効果で破壊されませんから……!」
「破壊されるのは、あなたのモンスターだけかも~」
「あああ……やっぱり~……!」(真薄墓地13→17)
激流に流される真薄のモンスター達に比べて、イルカに乗って颯爽と波に乗るペトルフィン、もう片方は悠々と空を飛んで躱している。
「これであなたのモンスターは全滅かも~」
「かもじゃなくて全滅ですよ……!」
「んじゃ、あたしはカンナホークとレラを特殊召喚するかも~」(冴香除外5→3)
「じゃあこっちは、フュージョンサポートの効果でデッキより炎属性の『C・HERO ヒート』を手札に加えます」(真薄手札2→3)
(一応ヒートはモンスターを戦闘で破壊すれば、その攻撃力に応じたダメージを与えられる……ここは臆さず攻める! 伏せカードが無い今なら!)
「僕は、『C・HERO ヒート』を召喚! バトルフェイズ! 僕はカンナホークを攻撃! ヒートブースト!」(真薄手札3→2)
「あちゃ~、破壊されちゃったかも~」(冴香墓地4→5)
「更に、ヒートは戦闘で相手モンスターを破壊した時、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えます!」
「カンナホークの攻撃力は1400……よって1400のダメージかも~」(冴香ライフ6700→5300)
「リバースカードを1枚セット、ターンエンドです!」(真薄手札2→1)

真薄

ライフポイント8000
手札枚数1枚
モンスター1体
『C・HERO ヒート』(攻撃表示・攻撃力1800・レベル4・炎属性)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『コスモテック・フュージョンサポート』(永続魔法)
墓地の枚数17枚
除外されているカード3枚


ここまで、真薄がライフ差でリードしているようには見える。だが、モンスターとカード差が徐々に上回られてしまっている……! 
これにはチーム遊太の面々も。
「ここまで、真薄が攻撃によってライフを削ってはいるけど……モンスターが全然減っていないな……」
「大丈夫かな……? ここからなんか持って行かれそうな気がするんだけど……」
「ああ、そろそろ敵の反撃が来るかもしれねえな……!」


6・冴香のターン

「あたしのターン、ドローかも」(冴香手札0→1)
「フィールドのペトルフィンをエクストラに戻して、除外されているウェンとペトルフィンをフィールドに特殊召喚するかも~」(冴香除外5→3)
「そして、ペトルフィンとレラを除外して、再びカンナホークを特殊召喚するかも~」(冴香除外3→5)
(分離・合体のループ……! 再びですかぁ~!?)
「カンナホークの効果、除外されているペトルフィンとレラを墓地に戻して、デッキより『霊獣の連契』を再び手札に」(冴香除外5→3)(冴香墓地5→7)(冴香手札1→2)
「そして手札から『英霊獣使い-セフィラムピリカ』を召喚するかも~」(冴香手札2→1)
そうして現れたのは、ペンデュラムモンスター。これにはチーム遊太も再び驚く。
「またペンデュラムモンスター!?」
「マジかよ……!」
「セフィラムピリカが召喚に成功した時、墓地から『霊獣』モンスターを特殊召喚できるかも~。墓地からカンナホークを特殊召喚するかも~」(冴香墓地7→6)
「そしてカンナホークの効果で、デッキより『精霊獣 ラムペンタ』を除外して、2ターン後のスタンバイフェイズに手札に加えるかも~」(冴香除外5→6)
「そして、フィールドのセフィラムピリカとカンナホークを除外して、エクストラデッキからレベル6『聖霊獣騎 アペライオ』を特殊召喚するかも~」(冴香除外6→8)
そして今回出されたのは獅子に乗った『霊獣使い』。攻撃力は2600とそこそこ高い。
「バトルフェイズに入って、アペライオでヒートを攻撃するかも~。フレア・ストリーム! アペライオは、攻撃する時相手の効果を受けないかも~」
「ぐっ……やられました……ですが、その意思は受け継がれます! 罠カード『コスモ・シグナル』を発動します! 『C・HERO』が戦闘・相手の効果でフィールドを離れた時、デッキから『C・HERO』を特殊召喚できます! 僕はデッキより、『C・HERO スワンプ』を特殊召喚します!」(真薄墓地17→18)(真薄ライフ8000→7200)
「なら、このターンはメインフェイズ2に入って、リバースカードを1枚セットしてターンエンド」(冴香手札1→0)

冴香

ライフポイント5300
手札枚数0枚
モンスター3体
『聖霊獣騎 カンナホーク』(守備表示・守備力1600・風属性・レベル6)
『聖霊獣騎 アペライオ』(攻撃表示・攻撃力2600・風属性・レベル6)
『霊獣使い ウェン』(守備表示・守備力1000・風属性・レベル3)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード8枚


7・真薄のターン

「僕のターン、ドローです!」(真薄手札1→2)
「手札から、魔法カード『貪欲な壺』を発動させます! 墓地のモンスター5体をデッキに戻し、2枚ドローします! 僕は墓地に存在するエコーエコー3体、ファストトラック、アップグレードの5体をデッキに戻して、2枚ドローします!」(真薄手札2→3)(真薄墓地18→14)
「手札から、魔法カード『簡易融合』を発動させます! ライフを1000支払い、エクストラデッキからレベル5以下の融合モンスターを融合召喚します! 僕がエクストラデッキから特殊召喚するのは、レベル2『C・HERO グレイマター』です!」(真薄手札3→2)(真薄ライフ7200→6200)(真薄墓地14→15)
ここで出したのは、真薄の相棒モンスター。守備力は1500。
「グレイマターの特殊効果を発動です! フィールドの『C・HERO』1体をリリースして、デッキ・墓地から『融合』・『フュージョン』カード1枚を手札に加えられます。僕はグレイマターをリリースして、デッキより『コスモ・フュージョン』を手札に加えます」(真薄手札2→3)(真薄墓地15→16)
「魔法カード『コスモ・フュージョン』を発動します! フィールド・手札から『C・HERO』モンスター1体を墓地へ送り、その後デッキから墓地へ送ったモンスターと同じ属性を持つモンスター1体を墓地へ送ることで、融合召喚を行えます! 僕はフィールドからスワンプを墓地へ送って……」
(ここで墓地へ送れば、次のターンから手札が1枚ずつ増える!)
「デッキより、『ヴォルカニック・バレット』を墓地へ送って、融合召喚します! 現れてください、本来相反する二つの要素を持った火炎草! レベル7『C・HERO ファイアースワンプ』!」(真薄手札3→2)(真薄墓地16→19)
炎をかたどった植物エイリアン。攻撃力は2600。
(出したは良いけれど……あの融合モンスターを対象にとっても分離されて逃げられる。でも今は、これが……!)
「フュージョンサポートの効果で、デッキから『C・HERO マット』を手札に」(真薄手札2→3)
「ファイアースワンプ、効果発動です! フィールドのモンスター1体を対象として、そのモンスターを破壊します。更に、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えます」
「それでアペライオを破壊するつもり? 分離できることを忘れちゃったのかも~?」
「一つ誤解していますね。ファイアースワンプはフィールドのモンスターを破壊します。それは必ずしも、相手のモンスターでなくても良いのです! ファイアースワンプ自身を破壊します!」
「なら、ここで罠カード『霊獣の連契』を発動させるかも~。さすがに自爆でダメージ稼がれちゃまずいかも~」
(やはり、『霊獣の連契』……ですが、これでその罠カードは全て使い切りましたね!)
「破壊されたファイアースワンプの効果、お互いに1000のダメージを受けます!」(真薄墓地19→20)(真薄ライフ6200→5200)
「へ~、ここで止めなかったらいずれにせよ3600のダメージでいけなかったかも~」(冴香ライフ5300→4300)(冴香墓地6→7)
(戦闘でダメージが期待できない分、こっちで稼ごうとは思ったけれど、そうは甘くないですか……)
「手札から、モンスター1体をセットして、ターンエンドです……」(真薄手札3→2)
「なら、こっちはカンナホークとアペライオをエクストラに戻して、除外されているセフィラムピリカとカンナホーク、レラとペトルフィンを特殊召喚するかも~」(冴香除外8→4)

真薄

ライフポイント5200
手札枚数2枚
モンスター1体
(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード1枚
『コスモテック・フュージョンサポート』(永続魔法)
墓地の枚数20枚
除外されているカード3枚


真薄のフィールドにはセットモンスターのみ、代わりに冴香のフィールドにはモンスターが5体も並ぶ。いつの間にか、物量の差で圧倒されてしまっていた! 
「マジかよ……! エクストラから出てくるのは割と貧弱なモンスターばかりだけど、のらりくらりと躱されるうちに、こんなに差が……!」
「これが、J4もう一人の実力……!?」
「あ~あ、すっかり冴香の罠にはまってしもうたなあ。彼女は今時のデュエリストにしては珍しく、持久戦を得意とするデュエリストや。最近は最初からパパッと展開してそのまま制圧するのが主体。それ故、まくられると弱いのが多いからのう」
「その点、冴香は自分のペースに相手を巻き込むのが得意……彼女のマイペースな戦い方で、破壊され除去を躱され……気づけばデュエルは彼女が支配している」
「桐生より地味なくせにやれおっそろしいモンだぜ」
「このデュエル、すでに彼女の術中やで――」


8・冴香のターン

「あたしのターン」
「このスタンバイフェイズ、カンナホークの効果で除外されていた『精霊獣 アペライオ』はあたしの手札に加わるかも~」(冴香除外4→3)(冴香手札0→1)
「そしてドロ~」(冴香手札1→2)
「手札の『精霊獣使いセフィラウェンディ』を除外して、ペトルフィンの効果発動かも~。そのセットモンスターを手札に戻してもらうかも~」(冴香除外3→4)
「う……!」(真薄手札2→3)
(やはり一伏せじゃ防ぎきれない……!)
「そして、レラとペトルフィンを除外して、特殊召喚かも~再び現れて、レベル6『精霊獣騎 カンナホーク』。今度は攻撃表示」(冴香除外4→6)
「再び、カンナホークの効果。除外されているペトルフィンとレラを墓地に戻して、デッキより『霊獣の相絆』を手札に加えるかも~」(冴香除外6→4)(冴香墓地6→8)
「手札から、『精霊獣 アペライオ』を召喚。効果発動かも~墓地から『霊獣』カードを除外して、あたしのフィールドの『霊獣』モンスターは攻守500アップかも~」(冴香墓地8→7)(冴香除外4→5)(アペライオ攻撃力1800→2300)(精霊獣騎 カンナホーク攻撃力1400→1900)(ウェン攻撃力1500→2000)(精霊獣 カンナホーク攻撃力1400→1900)
「攻撃力が……!」
「残ってるモンスターを攻撃表示にして、バトルフェイズかも~」
「!」
「全てのモンスターで、総攻撃。これで終わりかも~」
「うわあああーっ!」(真薄ライフ5200→0)
シングルデュエル2、今度はJ4の萌木冴香の勝利で終わった……。


「よーやったわ。アレやられちゃかなわんなあ、もう」
「決着は桐生と同じくド地味だったけどな」
「いーのいーの。あたしはゆっくり静かにやるのが好きなのかも~」
「相変わらず、マイペースなそれは変わりませんね」
「それがええんやろ?」
「そう、かも~」
落ち着いているJ4に対して、チーム遊太は。
「うう……ごめんなさい。負けてしまいました……!」
「すっごい強いじゃん、J4は……というかもう、2敗して後が無いじゃん……!」
「……!」
もう後がないチーム遊太。ここで勝たなければもう……! 落ち込むメンバーに対して、横やりを入れる人間が二人。
「負けちまったモンはしょーがねーだろ。俺たちはそういうプロクラスの相手と戦っているんだよ。だから、俺たちは……」
「一瞬の気の抜きさえも許されない、ということですわ」
「アキラ君、カリンちゃん!」
「安心しろ。次は俺たちが勝つ」
「ここで負ければ、一番の可能性である遊太君に回らずに終わってしまいますからね。それだけは避けなければいけませんわ」
「……うん、頼んだよ」
「ああわかった。行くぞ、カリン」
「はい」


第九十二話。終わり。

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