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第三話「ロードナイトVSC・HERO」 作:イクス
第三話「ロードナイトVSC(コスモ)・HERO」
初デュエルだというのに、経験者である菊姫とデュエルをして、見事勝利した遊太。
その光景を、遠目から眺める人がいた。
「うわあ……すごい!」
ヘアバンドを頭に巻いた、小学五年生の遊太達よりも背の低い少年。彼は、遊太と菊姫のデュエルを見て、何か思う所があったようだ。
初デュエルを終えた夜、遊太は自分の部屋のベッドに寝転がりながら、ロベルトから貰ったカード達を見て考え事をしていた。
「にしても……あの時の声は一体なんだったんだろう? このモンスターを召喚するように言っていたけど……どうしてデュエル中に、頭の中に声が聞こえるんだ……?」
懐から『イクスロードナイト・アルファ』のカードを取り出し、じっと見つめる。特に何か変わったようなカードではないが……。
「まあいっか、どうせただの空耳かもしれないし、ついつい勢いで会話しちゃったけど……冷静に考えたら変な話だよなあ。カードと会話するなんて」
「フフフ……酷いなあ、私のお陰で勝てたと言うのに」
「いや、それは多分引きが良すぎただけで……って、僕は一体誰と会話しているんだ? また勢いで会話しちゃったけど、冷静に考えたら酷いことだよね。今日はもう寝ちゃおうか」
と言って、今日は寝てしまうことにした。
そして、翌日。プラクサス小学校にて知多と遊太が会話をしていた。
「なあ遊太、こっちに引っ越してきた理由って、何じゃん?」
「なんかわかんないけど、いきなり父さんの転勤が決まったらしくてね……ホントいきなりだったから大変だったよ」
「ふーん? いきなりってかなり大変じゃん」
「それよりも、聞きたいことがあるんだ知多君。ねえ……聞き間違いだったらゴメンだけど、昨日菊姫とデュエルをしてた時に……誰から声が聞こえなかった? 自分を使えって声が」
「んー? 他の奴らの声は聞こえていたと思うけど、俺には全然聞こえなかったぜ。気のせいじゃん?」
「やっぱり、そうだよねえ……カードから声なんて聞こえるはずないものね」
「カードから声……そんなの、アニメやゲームじゃあないんだから、そんなこと考える必要ないじゃん? さ、そんなこと忘れるために、デュエルしようじゃん? ゲームショップ烏間行ってさ!」
「うん……そうだね、こう変な事は、デュエルで忘れよっか!」
そして、今日も学校の放課後にゲームショップ烏間に来た遊太と知多。
「こんにちは~、烏間さん、いるー?」
「あら、遊太君と知多君じゃない。今日も来てくれたのね」
「うん、今日もデュエルしたいなあって思ったから」
「丁度良かった、今日は遊太君にお客さんがきていたのよ。真薄君、いらっしゃい」
「あ、はーい」
店の奥から出てきたのは、遊太よりも更に背が小さい男の子であった。丁寧にお辞儀をすると、遊太に語る。
「はじめまして、僕の名前は広野真薄(ひろのまうす)です。遊太君と同じプラクサス小学校の5年生で、C組ですね」
「そんなかしこまらなくて良いよ。ところで……僕に何か用?」
「ええ。実は昨日、遊太君のデュエルを見て、凄くカッコいいなあと思いまして……まるで、今僕が好きなアニメの『カードヒーロー・デュエルモンスターズ』の主人公『遊戯銃愛(ゆうぎじゅうあい)』君にそっくりで、とてもカッコよかったんです!」
「え、えっと……遊戯? カードヒーロー? どういうこと?」
「ああ、きっと真薄が言っているのは現在絶賛放送中のデュエルモンスターズアニメのことを言っているんだと思うぜ。『カードヒーロー・デュエルモンスターズ』は、主人公遊戯銃愛が宇宙をまたにかけて、デュエルで悪者退治をしていく、超王道カードゲームのアニメじゃん!」
「へぇ~、そうなんだ。漫画ね」
「アニメです! まあ、Bジャンプでコミカライズもされていますけど……」
「その口ぶり、実は結構なカードヒーローオタクみたいじゃん?」
「オタクじゃないです! ただちょっとした同人誌書いていたりするだけです!」
知多がちょっとからかったりして、少し話がズレてしまったものの、遊太は本題に入る。
「それで……そのカードヒーローが好きな真薄君は、僕に一体何の用なの?」
「あの……実は、僕とデュエルをしてもらいたいなあということでして……」
「なんだ、そんなこと? 僕で良ければ、いつだって相手になるよ」
「ホントですか!? ありがとうございます!」
「それじゃ、始めようか。デュエルデスクコーナーに行こう!」
かくして、デュエルデスクのコーナーにやってきた真薄と遊太。
「さあ、やろう!」
「はい!」
「「ルールはマスタールール3! ライフポイントは8000!」」
「「デュエル!」」
「先攻は、僕から生かせてもらいます!」
1・真薄のターン
「僕は、手札から『C(コスモ)・HERO マット』を攻撃表示で召喚!」(真薄手札5→4)
体が毛皮に包まれた、エイリアンが現れる。攻撃力は1900と、下級モンスターでは最高クラス。
「おおっ、やっぱりカードヒーローが好きなだけあって、アニメ主人公が使う『C(コスモ)・HERO』を使っているじゃん?」
「ええ、好きなんですよ。カードヒーローが……そして、僕はリバースカードを1枚セットして、ターンエンドです」(真薄手札4→3)
真薄
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体
『C・HERO マット』
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数0枚
除外されているカード0枚
2・遊太のターン
「僕のターン、ドロー」(遊太手札5→6)
「僕は手札から、『ロードナイト・ニードラー』を攻撃表示で召喚!」(遊太手札6→5)
刺々しい鎧を身に着けた黒い騎士が現れる。すると、手に持っている槍を地面に突き刺す。
「ニードラーは、召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから『ロードナイト』を墓地へ送ることができる。僕は『ロードナイト・ファントム』を墓地へ送る」(遊太墓地0→1)
「更に、手札から魔法カード『一騎加勢』を発動! この魔法カードはモンスターの攻撃力1500アップさせる! これで、ニードラーの攻撃力は1700から3200にアップする!」(遊太手札5→4)(遊太墓地1→2)
「うーむ……これは……」
「行くよ、ニードラーでマットを攻撃する! 行け! ニードル・ブレイク!」
ニードラーの攻撃で、マットは棘で貫かれる。
「むぅ……」(真薄ライフ8000→6700)(真薄墓地0→1)
「よし、先手を取れたぞ!」
「でも、僕はこのままではやられません! 罠カード『コスモ・シグナル』を発動! フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された時、手札・デッキからレベル4以下の『C・HERO』を特殊召喚できる。僕はデッキから『C・HERO ヒート』を守備表示で特殊召喚する!」(真薄墓地1→2)
「なるほど、倒された保険もバッチリか! 僕もカードを1枚伏せて、ターンエンド!」(遊太手札4→3)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体
『ロードナイト・ニードラー』(攻撃表示・攻撃力1700)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数2枚
除外されているカード0枚
3・真薄のターン
「僕のターン、ドローです!」(真薄手札3→4)
「よし……良いぞ。僕は手札から、魔法カード『融合賢者』を発動! デッキから、魔法カード『融合』を1枚手札に加える」(真薄墓地2→3)
「……『融合』?」
「おおっ、どうやら真薄は融合召喚使いじゃん?」
「融合召喚? 知多君、それは一体……」
「まあ、見ていればわかるじゃん」
そして、真薄が手札からカードを発動する。
「僕は手札から、魔法カード『融合』を発動! 手札の炎属性モンスター『C・HERO スワンプ』と、場のヒートを素材として、融合召喚を行います! 融合召喚! レベル7『C・HERO ヒートブラスト』!」(真薄手札4→2)(真薄墓地3→6)
炎が人になったようなHEROと、爆発植物が一つになると、溶岩が人になったようなヒーローが現れた!
「こ、これは……!?」
「遊太、これが融合召喚だぜい! 『融合』魔法カードと融合モンスターに決められた素材を手札・フィールドから墓地へ送ることで、エクストラデッキから融合モンスターを融合召喚できる召喚方法だぜい!」
「これが……融合召喚!」
「ええ、主人公の遊戯銃愛が多用する、HEROの融合召喚! 宇宙の星々で出会った宇宙人達の力をカードにコピーして、融合召喚で一つにする! そうすることで、新たなHEROを生み出して、デュエルに勝利する! これがカードヒーローの面白さであり、カッコよさ! この『C・HERO』達は、全てアニメで登場すている凄くカッコいいヒーローたちなんです! そして、ヒートブラストは、最初に仲間になったヒーローでして……」
「あ、あのう……」
「はい、何か?」
「そろそろ君のターンを進めてくれると、助かるんだけど……」
「あ、ごめんなさい。ついつい語りすぎちゃいました。それでは、ヒートのモンスター効果発動! 自分のデッキから、『C・HERO』を墓地へ送る! 僕は『C・HERO フライ』を送る」(真薄墓地6→7)
「ヒートブラストのモンスター効果発動! 自分の墓地からモンスターを除外することで、そのモンスターの攻撃力分、ヒートブラストの攻撃力を上げる! 僕はマットを除外して、その攻撃力1900を加える。燃料変換(ニトロチェンジ)!」
墓地から出てきたマットが炎となってヒートブラストに取り込まれると、その分だけ攻撃力が上がる! (真薄墓地7→6)(真薄除外0→1)(ヒートブラスト攻撃力2500→4400)
「こ、これはヤバい……」
「行け、ヒートブラスト! 火炎放射(ヒートブラスト)!」
「じゃあ罠カード発動! 『ガード・ブロック』! 戦闘ダメージを0にしてカードを1枚ドローする!」(遊太墓地2→4)(遊太手札3→4)
「……防がれましたか、けれど、ヒートブラストのモンスター効果発動! 戦闘で破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを、相手に与えます!」
「くそう、そこらへんはしっかりしているんだな……」(遊太ライフ8000→6300)
「えへへ。僕はこれでターンエンドです!」
真薄
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター1体
『C・HERO ヒートブラスト』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚
4・遊太のターン
「融合召喚……凄い召喚方法があったもんだ」
「さあさあ! 遊太は一体どんな風に迎え討つじゃん?」
「僕も、最大限で迎え討つさ! ドロー!」(遊太手札3→4)
ドローカードを見てみる遊太。すると、あの時のキーカードが見えた。
(このカードは……うん、やれるさ!)
「よーし……墓地の『ロードナイト・ファントム』の効果発動! 墓地からこのカードを除外することで、墓地から1体『ロードナイト』を特殊召喚する! 僕は、ニードラーを再び特殊召喚する!」(遊太墓地4→3)(遊太除外0→1)
闇の底から、黒騎士がニードラーを引っ張り上げる。
「ニードラーの効果で、自分のデッキから『ロードナイト』を墓地へ送る。僕は『ロードナイト・ネクロ』を墓地へ送る」(遊太墓地3→4)
「そして、手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分フィールドの『ロードナイト』1体を対象に発動し、そのモンスターをリリースする! それによってリリースした『ロードナイト』と同じ属性を持つ『イクスロードナイト』を、エクストラデッキから特殊召喚する! 僕がリリースするのは、闇属性のニードラー! これにより、闇属性の『イクスロードナイト・アルファ』を、攻撃表示で特殊召喚する! 来い、アルファ!」(遊太墓地4→6)(遊太手札4→3)
黒き光に包まれ、新たに生まれ変わった『ロードナイト』! アルファが現れる! 攻撃力は2500と、かなり高い。
「そして、アルファのモンスター効果発動! 自分の墓地から、『ロードナイト』モンスター1体をデッキに戻す事で、デッキから『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる! 僕はネクロを戻して、デッキから『英雄騎士の剣』を手札に加える」(遊太手札3→4)(遊太墓地6→5)
「そして、手札から装備魔法『英雄騎士の剣』をアルファに装備! これで攻撃力は、800ポイントアップする! 行くぞ、攻撃だ! アルファ、ブラック・ロードソード!」(遊太手札4→3)
アルファの鋭い斬撃によって、ヒートブラストはあっけなく破壊される。そして……。
「くうっ……」(真薄ライフ8000→7200)(真薄墓地6→7)
「更に『英雄騎士の剣』の効果で、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」
「むむむっ、でも僕はここで罠カード発動です! 『ダメージ・ドロー』! 相手からうけたダメージ1000につき、1枚ドローする! 2500なので、2枚ドローします!」(真薄手札2→4)(真薄墓地7→8)(真薄ライフ7200→4700)
「そして、僕はカードを1枚セットして、ターンエンド!」(遊太手札3→2)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター1体
『イクスロードナイト・アルファ』(攻撃表示・攻撃力2500→3300)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『英雄騎士の剣』(装備魔法)
墓地の枚数5枚
除外されているカード1枚
5・真薄のターン
「僕のターン、ドロー!」(真薄手札4→5)
「僕は手札から、魔法カード『死者蘇生』を発動! 自分・相手墓地からモンスターを1体特殊召喚します!」
「じゃあ、僕はアルファのモンスター効果を発動! 自分の手札を1枚捨てることで、相手の魔法カードの発動を無効にして、破壊する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地5→6)
「むむ……でも、これで良いんです。僕は、手札から魔法カード『融合回収』を発動! 自分の墓地から、融合召喚に使用した『融合』と素材モンスターを1枚ずつ手札に加える。『融合』と『C・HERO スワンプ』を手札に加える」(真薄手札4→6)(真薄墓地8→9→8)
「そして、再び手札から魔法カード『死者転生』を発動。手札を1枚捨てることで、自分の墓地からモンスター1体を手札に加える。僕は墓地のヒートを手札に加える」(真薄手札6→4→5)(真薄墓地8→10→9)
「また同じモンスターを融合召喚するか?」
「いや、『C・HERO』は、同じ組み合わせで違う融合をさせることができる! 僕は魔法カード『融合』を発動! 手札のヒートとスワンプを融合させ、レベル7『C・HERO ファイアースワンプ』を融合召喚する! 来い、爆裂植物ファイアースワンプ!」(真薄手札5→2)(真薄墓地9→12)
炎のヒーローと炎の植物が融合して生まれたのは、燃えている植物のヒーロー! 攻撃力は2600と、意外と高い。
「ファイアースワンプは、植物惑星の中で異端児な燃える植物として生まれた。仲間を燃やしてしまう、その体を嫌っていたけど、遊戯銃愛との出会いによって、自分の価値を認められて――」
「あの~……話すのは良いんだけど、」
「ファイアースワンプの効果発動! 1ターンに1度、相手モンスターを1体破壊することができる! フラワー・ボム!」
背中から、種子のような爆弾を発射したファイアースワンプ。爆弾はアルファに直撃すると、そのまま爆発四散してしまった。
「くっ、アルファ……!」(遊太墓地5→7)
「更に、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与えられる!」
「何……だけど、僕もここでモンスター効果を発動! ダメージを受けた時、手札から『ロードナイト・ファイリー』を特殊召喚できる!」(遊太手札2→1)(遊太ライフ8000→5500)
「むむう、やりますね……この効果で相手モンスターを破壊した時、このモンスターは攻撃できない! 僕は、これでターンエンドです!」
真薄
ライフポイント4700
手札枚数2枚
モンスター1体
『C・HERO ファイアースワンプ』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数12枚
除外されているカード0枚
6・遊太のターン
「これが、融合召喚かあ……」
「そうだぜ、融合が必要とはいえ、モンスター同士を掛け合わせることで様々なモンスターを生み出すことができる、融合召喚! コイツはハマると手がつけられないぜ!」
「やるねえ……真薄君!」
「ええ、ただちょっとアニメの真似をしているぐらいですから。そんなには強くないと思いますけど」
「いや、十分やれると思うよ。実際、こうなっているだけでも凄いと思うよ」
「だから……僕も全力でやるだけさ! ドロー!」(遊太手札1→2)
(こ、これは……! 2枚目の『英雄騎士への覚醒』! これで、新しい『イクスロードナイト』が呼べる!)
(やれやれ、やっと俺の出番かい?)
(え……声が、また……?)
あの時と同じだった。遊太の頭の中には、アルファを呼び出した時のような、声が響いていた。
(また……この声……)
(さあ、やれよ。そのカードで、やっちまいな)
(あ、はい。わかりました)
「僕は、手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分フィールドの『ロードナイト』1体を対象にリリースすることで、同じ属性の『イクスロードナイト』をエクストラデッキから特殊召喚する! 僕は炎属性のファイリーをリリースすることで、エクストラデッキから炎属性の『イクスロードナイト・デューク』を攻撃表示で特殊召喚する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地7→8)
今度は、『ロードナイト』が紅き炎に包まれる。すると、炎のような槍を持った、紅き騎士が現れる。攻撃力は2800と、かなり高い。
「そして、僕は手札から魔法カード『守備封じ』を発動! 相手フィールドの攻撃表示モンスターを1体、守備表示に変更する!」(遊太手札1→0)(遊太墓地8→9)
「あっ、ファイアースワンプは守備力1700しかない……」
「行くよ、バトル! デュークは守備表示モンスターを攻撃した時、攻撃力を守備力が越えた分だけ、相手にダメージを与える! ロイヤル・セイバー!」
「ぐああっ! あっ、この時ファイアースワンプの効果発動! 破壊された時、お互い1000ポイントダメージを受ける!」(真薄ライフ4700→3600→2600)(遊太ライフ5500→4500)
「これで、追撃は……」
「デュークのモンスター効果発動! 相手モンスターを破壊した時、もう一度だけ続けて攻撃できる!」
「そ、そんな……」
「これで終わりだ! ロイヤル・セイバー2!」
炎の槍によるダイレクトアタックが決まり、このデュエルは幕を閉じたのであった。
「あはは……僕の、負け……です……」(真薄ライフ2600→2800)
そうして、デュエルが終わって遊太と真薄は会話をしていた。
「いやあ、やってくれるねえ。凄いよ、真薄君!」
「いや~、実に良くやってくれたじゃん? さっきの話で、凄いアニメオタクっ理解できたし」
「オタクじゃないですよ。ただ好きなだけで……」
「いや、でも……あれだけ語っているのを見ると、結構そのカードヒーローっていうアニメも結構気になっちゃうなあ」
「そうなんですか!? じゃあ、今までにでたアニメのDVDも貸してあげますので、それを見ればより面白さがわかると思いますよ! 今は全20巻ありますから、それ全部貸しますよ!」
「い、いいよそんなには。まずはお手軽に、2巻くらい貸してくれない?」
「あ、そうですか? ついつい夢中になって語りすぎちゃいました。すいません……」
「いや、いいよ。デュエルもしたし仲良くなったし……それくらいは良いんじゃないかな?」
「別にいいじゃんいいじゃん。それくらいは」
「えへへ……なんかデュエルすると、お互いに意思疎通とかできちゃうもんなんだねえ」
「そうなんですよ! カードヒーローでも、デュエルで友情が芽生えることなんてしょっちゅうあるんですから!」
「あはは、やっぱりカードヒーロー好きすぎだねえ、真薄君」
「アハハハ! もう~いちいちカードヒーローに例えないと気がすまないみたいじゃん?」
「アハハハ!」
いつの間にか仲良くなっていた真薄と遊太と知多。その後、今日はカードヒーローについて色々話し合うのであった。
しかし、それを遠目から眺めている人物が一人いた。その子は、ゲームが陳列されている棚の後ろから、遊太を眺めていた。
「あの子……遊太って言うのね。あの子も……私と同じカードを持っている……きっと、あの子も私と同じ人種なんだわ。でも、今は私が行くべき時じゃないようね……」
そう言って、ゲームショップ烏間から出て行った。それを、また見逃さない人間がいた。烏間店長である。
「あの子……一体何を?」
第三話。終わり。
初デュエルだというのに、経験者である菊姫とデュエルをして、見事勝利した遊太。
その光景を、遠目から眺める人がいた。
「うわあ……すごい!」
ヘアバンドを頭に巻いた、小学五年生の遊太達よりも背の低い少年。彼は、遊太と菊姫のデュエルを見て、何か思う所があったようだ。
初デュエルを終えた夜、遊太は自分の部屋のベッドに寝転がりながら、ロベルトから貰ったカード達を見て考え事をしていた。
「にしても……あの時の声は一体なんだったんだろう? このモンスターを召喚するように言っていたけど……どうしてデュエル中に、頭の中に声が聞こえるんだ……?」
懐から『イクスロードナイト・アルファ』のカードを取り出し、じっと見つめる。特に何か変わったようなカードではないが……。
「まあいっか、どうせただの空耳かもしれないし、ついつい勢いで会話しちゃったけど……冷静に考えたら変な話だよなあ。カードと会話するなんて」
「フフフ……酷いなあ、私のお陰で勝てたと言うのに」
「いや、それは多分引きが良すぎただけで……って、僕は一体誰と会話しているんだ? また勢いで会話しちゃったけど、冷静に考えたら酷いことだよね。今日はもう寝ちゃおうか」
と言って、今日は寝てしまうことにした。
そして、翌日。プラクサス小学校にて知多と遊太が会話をしていた。
「なあ遊太、こっちに引っ越してきた理由って、何じゃん?」
「なんかわかんないけど、いきなり父さんの転勤が決まったらしくてね……ホントいきなりだったから大変だったよ」
「ふーん? いきなりってかなり大変じゃん」
「それよりも、聞きたいことがあるんだ知多君。ねえ……聞き間違いだったらゴメンだけど、昨日菊姫とデュエルをしてた時に……誰から声が聞こえなかった? 自分を使えって声が」
「んー? 他の奴らの声は聞こえていたと思うけど、俺には全然聞こえなかったぜ。気のせいじゃん?」
「やっぱり、そうだよねえ……カードから声なんて聞こえるはずないものね」
「カードから声……そんなの、アニメやゲームじゃあないんだから、そんなこと考える必要ないじゃん? さ、そんなこと忘れるために、デュエルしようじゃん? ゲームショップ烏間行ってさ!」
「うん……そうだね、こう変な事は、デュエルで忘れよっか!」
そして、今日も学校の放課後にゲームショップ烏間に来た遊太と知多。
「こんにちは~、烏間さん、いるー?」
「あら、遊太君と知多君じゃない。今日も来てくれたのね」
「うん、今日もデュエルしたいなあって思ったから」
「丁度良かった、今日は遊太君にお客さんがきていたのよ。真薄君、いらっしゃい」
「あ、はーい」
店の奥から出てきたのは、遊太よりも更に背が小さい男の子であった。丁寧にお辞儀をすると、遊太に語る。
「はじめまして、僕の名前は広野真薄(ひろのまうす)です。遊太君と同じプラクサス小学校の5年生で、C組ですね」
「そんなかしこまらなくて良いよ。ところで……僕に何か用?」
「ええ。実は昨日、遊太君のデュエルを見て、凄くカッコいいなあと思いまして……まるで、今僕が好きなアニメの『カードヒーロー・デュエルモンスターズ』の主人公『遊戯銃愛(ゆうぎじゅうあい)』君にそっくりで、とてもカッコよかったんです!」
「え、えっと……遊戯? カードヒーロー? どういうこと?」
「ああ、きっと真薄が言っているのは現在絶賛放送中のデュエルモンスターズアニメのことを言っているんだと思うぜ。『カードヒーロー・デュエルモンスターズ』は、主人公遊戯銃愛が宇宙をまたにかけて、デュエルで悪者退治をしていく、超王道カードゲームのアニメじゃん!」
「へぇ~、そうなんだ。漫画ね」
「アニメです! まあ、Bジャンプでコミカライズもされていますけど……」
「その口ぶり、実は結構なカードヒーローオタクみたいじゃん?」
「オタクじゃないです! ただちょっとした同人誌書いていたりするだけです!」
知多がちょっとからかったりして、少し話がズレてしまったものの、遊太は本題に入る。
「それで……そのカードヒーローが好きな真薄君は、僕に一体何の用なの?」
「あの……実は、僕とデュエルをしてもらいたいなあということでして……」
「なんだ、そんなこと? 僕で良ければ、いつだって相手になるよ」
「ホントですか!? ありがとうございます!」
「それじゃ、始めようか。デュエルデスクコーナーに行こう!」
かくして、デュエルデスクのコーナーにやってきた真薄と遊太。
「さあ、やろう!」
「はい!」
「「ルールはマスタールール3! ライフポイントは8000!」」
「「デュエル!」」
「先攻は、僕から生かせてもらいます!」
1・真薄のターン
「僕は、手札から『C(コスモ)・HERO マット』を攻撃表示で召喚!」(真薄手札5→4)
体が毛皮に包まれた、エイリアンが現れる。攻撃力は1900と、下級モンスターでは最高クラス。
「おおっ、やっぱりカードヒーローが好きなだけあって、アニメ主人公が使う『C(コスモ)・HERO』を使っているじゃん?」
「ええ、好きなんですよ。カードヒーローが……そして、僕はリバースカードを1枚セットして、ターンエンドです」(真薄手札4→3)
真薄
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体
『C・HERO マット』
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数0枚
除外されているカード0枚
2・遊太のターン
「僕のターン、ドロー」(遊太手札5→6)
「僕は手札から、『ロードナイト・ニードラー』を攻撃表示で召喚!」(遊太手札6→5)
刺々しい鎧を身に着けた黒い騎士が現れる。すると、手に持っている槍を地面に突き刺す。
「ニードラーは、召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから『ロードナイト』を墓地へ送ることができる。僕は『ロードナイト・ファントム』を墓地へ送る」(遊太墓地0→1)
「更に、手札から魔法カード『一騎加勢』を発動! この魔法カードはモンスターの攻撃力1500アップさせる! これで、ニードラーの攻撃力は1700から3200にアップする!」(遊太手札5→4)(遊太墓地1→2)
「うーむ……これは……」
「行くよ、ニードラーでマットを攻撃する! 行け! ニードル・ブレイク!」
ニードラーの攻撃で、マットは棘で貫かれる。
「むぅ……」(真薄ライフ8000→6700)(真薄墓地0→1)
「よし、先手を取れたぞ!」
「でも、僕はこのままではやられません! 罠カード『コスモ・シグナル』を発動! フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された時、手札・デッキからレベル4以下の『C・HERO』を特殊召喚できる。僕はデッキから『C・HERO ヒート』を守備表示で特殊召喚する!」(真薄墓地1→2)
「なるほど、倒された保険もバッチリか! 僕もカードを1枚伏せて、ターンエンド!」(遊太手札4→3)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター1体
『ロードナイト・ニードラー』(攻撃表示・攻撃力1700)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数2枚
除外されているカード0枚
3・真薄のターン
「僕のターン、ドローです!」(真薄手札3→4)
「よし……良いぞ。僕は手札から、魔法カード『融合賢者』を発動! デッキから、魔法カード『融合』を1枚手札に加える」(真薄墓地2→3)
「……『融合』?」
「おおっ、どうやら真薄は融合召喚使いじゃん?」
「融合召喚? 知多君、それは一体……」
「まあ、見ていればわかるじゃん」
そして、真薄が手札からカードを発動する。
「僕は手札から、魔法カード『融合』を発動! 手札の炎属性モンスター『C・HERO スワンプ』と、場のヒートを素材として、融合召喚を行います! 融合召喚! レベル7『C・HERO ヒートブラスト』!」(真薄手札4→2)(真薄墓地3→6)
炎が人になったようなHEROと、爆発植物が一つになると、溶岩が人になったようなヒーローが現れた!
「こ、これは……!?」
「遊太、これが融合召喚だぜい! 『融合』魔法カードと融合モンスターに決められた素材を手札・フィールドから墓地へ送ることで、エクストラデッキから融合モンスターを融合召喚できる召喚方法だぜい!」
「これが……融合召喚!」
「ええ、主人公の遊戯銃愛が多用する、HEROの融合召喚! 宇宙の星々で出会った宇宙人達の力をカードにコピーして、融合召喚で一つにする! そうすることで、新たなHEROを生み出して、デュエルに勝利する! これがカードヒーローの面白さであり、カッコよさ! この『C・HERO』達は、全てアニメで登場すている凄くカッコいいヒーローたちなんです! そして、ヒートブラストは、最初に仲間になったヒーローでして……」
「あ、あのう……」
「はい、何か?」
「そろそろ君のターンを進めてくれると、助かるんだけど……」
「あ、ごめんなさい。ついつい語りすぎちゃいました。それでは、ヒートのモンスター効果発動! 自分のデッキから、『C・HERO』を墓地へ送る! 僕は『C・HERO フライ』を送る」(真薄墓地6→7)
「ヒートブラストのモンスター効果発動! 自分の墓地からモンスターを除外することで、そのモンスターの攻撃力分、ヒートブラストの攻撃力を上げる! 僕はマットを除外して、その攻撃力1900を加える。燃料変換(ニトロチェンジ)!」
墓地から出てきたマットが炎となってヒートブラストに取り込まれると、その分だけ攻撃力が上がる! (真薄墓地7→6)(真薄除外0→1)(ヒートブラスト攻撃力2500→4400)
「こ、これはヤバい……」
「行け、ヒートブラスト! 火炎放射(ヒートブラスト)!」
「じゃあ罠カード発動! 『ガード・ブロック』! 戦闘ダメージを0にしてカードを1枚ドローする!」(遊太墓地2→4)(遊太手札3→4)
「……防がれましたか、けれど、ヒートブラストのモンスター効果発動! 戦闘で破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを、相手に与えます!」
「くそう、そこらへんはしっかりしているんだな……」(遊太ライフ8000→6300)
「えへへ。僕はこれでターンエンドです!」
真薄
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター1体
『C・HERO ヒートブラスト』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚
4・遊太のターン
「融合召喚……凄い召喚方法があったもんだ」
「さあさあ! 遊太は一体どんな風に迎え討つじゃん?」
「僕も、最大限で迎え討つさ! ドロー!」(遊太手札3→4)
ドローカードを見てみる遊太。すると、あの時のキーカードが見えた。
(このカードは……うん、やれるさ!)
「よーし……墓地の『ロードナイト・ファントム』の効果発動! 墓地からこのカードを除外することで、墓地から1体『ロードナイト』を特殊召喚する! 僕は、ニードラーを再び特殊召喚する!」(遊太墓地4→3)(遊太除外0→1)
闇の底から、黒騎士がニードラーを引っ張り上げる。
「ニードラーの効果で、自分のデッキから『ロードナイト』を墓地へ送る。僕は『ロードナイト・ネクロ』を墓地へ送る」(遊太墓地3→4)
「そして、手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分フィールドの『ロードナイト』1体を対象に発動し、そのモンスターをリリースする! それによってリリースした『ロードナイト』と同じ属性を持つ『イクスロードナイト』を、エクストラデッキから特殊召喚する! 僕がリリースするのは、闇属性のニードラー! これにより、闇属性の『イクスロードナイト・アルファ』を、攻撃表示で特殊召喚する! 来い、アルファ!」(遊太墓地4→6)(遊太手札4→3)
黒き光に包まれ、新たに生まれ変わった『ロードナイト』! アルファが現れる! 攻撃力は2500と、かなり高い。
「そして、アルファのモンスター効果発動! 自分の墓地から、『ロードナイト』モンスター1体をデッキに戻す事で、デッキから『英雄騎士』魔法カード1枚を手札に加えられる! 僕はネクロを戻して、デッキから『英雄騎士の剣』を手札に加える」(遊太手札3→4)(遊太墓地6→5)
「そして、手札から装備魔法『英雄騎士の剣』をアルファに装備! これで攻撃力は、800ポイントアップする! 行くぞ、攻撃だ! アルファ、ブラック・ロードソード!」(遊太手札4→3)
アルファの鋭い斬撃によって、ヒートブラストはあっけなく破壊される。そして……。
「くうっ……」(真薄ライフ8000→7200)(真薄墓地6→7)
「更に『英雄騎士の剣』の効果で、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」
「むむむっ、でも僕はここで罠カード発動です! 『ダメージ・ドロー』! 相手からうけたダメージ1000につき、1枚ドローする! 2500なので、2枚ドローします!」(真薄手札2→4)(真薄墓地7→8)(真薄ライフ7200→4700)
「そして、僕はカードを1枚セットして、ターンエンド!」(遊太手札3→2)
遊太
ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター1体
『イクスロードナイト・アルファ』(攻撃表示・攻撃力2500→3300)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚
『英雄騎士の剣』(装備魔法)
墓地の枚数5枚
除外されているカード1枚
5・真薄のターン
「僕のターン、ドロー!」(真薄手札4→5)
「僕は手札から、魔法カード『死者蘇生』を発動! 自分・相手墓地からモンスターを1体特殊召喚します!」
「じゃあ、僕はアルファのモンスター効果を発動! 自分の手札を1枚捨てることで、相手の魔法カードの発動を無効にして、破壊する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地5→6)
「むむ……でも、これで良いんです。僕は、手札から魔法カード『融合回収』を発動! 自分の墓地から、融合召喚に使用した『融合』と素材モンスターを1枚ずつ手札に加える。『融合』と『C・HERO スワンプ』を手札に加える」(真薄手札4→6)(真薄墓地8→9→8)
「そして、再び手札から魔法カード『死者転生』を発動。手札を1枚捨てることで、自分の墓地からモンスター1体を手札に加える。僕は墓地のヒートを手札に加える」(真薄手札6→4→5)(真薄墓地8→10→9)
「また同じモンスターを融合召喚するか?」
「いや、『C・HERO』は、同じ組み合わせで違う融合をさせることができる! 僕は魔法カード『融合』を発動! 手札のヒートとスワンプを融合させ、レベル7『C・HERO ファイアースワンプ』を融合召喚する! 来い、爆裂植物ファイアースワンプ!」(真薄手札5→2)(真薄墓地9→12)
炎のヒーローと炎の植物が融合して生まれたのは、燃えている植物のヒーロー! 攻撃力は2600と、意外と高い。
「ファイアースワンプは、植物惑星の中で異端児な燃える植物として生まれた。仲間を燃やしてしまう、その体を嫌っていたけど、遊戯銃愛との出会いによって、自分の価値を認められて――」
「あの~……話すのは良いんだけど、」
「ファイアースワンプの効果発動! 1ターンに1度、相手モンスターを1体破壊することができる! フラワー・ボム!」
背中から、種子のような爆弾を発射したファイアースワンプ。爆弾はアルファに直撃すると、そのまま爆発四散してしまった。
「くっ、アルファ……!」(遊太墓地5→7)
「更に、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与えられる!」
「何……だけど、僕もここでモンスター効果を発動! ダメージを受けた時、手札から『ロードナイト・ファイリー』を特殊召喚できる!」(遊太手札2→1)(遊太ライフ8000→5500)
「むむう、やりますね……この効果で相手モンスターを破壊した時、このモンスターは攻撃できない! 僕は、これでターンエンドです!」
真薄
ライフポイント4700
手札枚数2枚
モンスター1体
『C・HERO ファイアースワンプ』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数12枚
除外されているカード0枚
6・遊太のターン
「これが、融合召喚かあ……」
「そうだぜ、融合が必要とはいえ、モンスター同士を掛け合わせることで様々なモンスターを生み出すことができる、融合召喚! コイツはハマると手がつけられないぜ!」
「やるねえ……真薄君!」
「ええ、ただちょっとアニメの真似をしているぐらいですから。そんなには強くないと思いますけど」
「いや、十分やれると思うよ。実際、こうなっているだけでも凄いと思うよ」
「だから……僕も全力でやるだけさ! ドロー!」(遊太手札1→2)
(こ、これは……! 2枚目の『英雄騎士への覚醒』! これで、新しい『イクスロードナイト』が呼べる!)
(やれやれ、やっと俺の出番かい?)
(え……声が、また……?)
あの時と同じだった。遊太の頭の中には、アルファを呼び出した時のような、声が響いていた。
(また……この声……)
(さあ、やれよ。そのカードで、やっちまいな)
(あ、はい。わかりました)
「僕は、手札から速攻魔法『英雄騎士への覚醒』を発動! 自分フィールドの『ロードナイト』1体を対象にリリースすることで、同じ属性の『イクスロードナイト』をエクストラデッキから特殊召喚する! 僕は炎属性のファイリーをリリースすることで、エクストラデッキから炎属性の『イクスロードナイト・デューク』を攻撃表示で特殊召喚する!」(遊太手札2→1)(遊太墓地7→8)
今度は、『ロードナイト』が紅き炎に包まれる。すると、炎のような槍を持った、紅き騎士が現れる。攻撃力は2800と、かなり高い。
「そして、僕は手札から魔法カード『守備封じ』を発動! 相手フィールドの攻撃表示モンスターを1体、守備表示に変更する!」(遊太手札1→0)(遊太墓地8→9)
「あっ、ファイアースワンプは守備力1700しかない……」
「行くよ、バトル! デュークは守備表示モンスターを攻撃した時、攻撃力を守備力が越えた分だけ、相手にダメージを与える! ロイヤル・セイバー!」
「ぐああっ! あっ、この時ファイアースワンプの効果発動! 破壊された時、お互い1000ポイントダメージを受ける!」(真薄ライフ4700→3600→2600)(遊太ライフ5500→4500)
「これで、追撃は……」
「デュークのモンスター効果発動! 相手モンスターを破壊した時、もう一度だけ続けて攻撃できる!」
「そ、そんな……」
「これで終わりだ! ロイヤル・セイバー2!」
炎の槍によるダイレクトアタックが決まり、このデュエルは幕を閉じたのであった。
「あはは……僕の、負け……です……」(真薄ライフ2600→2800)
そうして、デュエルが終わって遊太と真薄は会話をしていた。
「いやあ、やってくれるねえ。凄いよ、真薄君!」
「いや~、実に良くやってくれたじゃん? さっきの話で、凄いアニメオタクっ理解できたし」
「オタクじゃないですよ。ただ好きなだけで……」
「いや、でも……あれだけ語っているのを見ると、結構そのカードヒーローっていうアニメも結構気になっちゃうなあ」
「そうなんですか!? じゃあ、今までにでたアニメのDVDも貸してあげますので、それを見ればより面白さがわかると思いますよ! 今は全20巻ありますから、それ全部貸しますよ!」
「い、いいよそんなには。まずはお手軽に、2巻くらい貸してくれない?」
「あ、そうですか? ついつい夢中になって語りすぎちゃいました。すいません……」
「いや、いいよ。デュエルもしたし仲良くなったし……それくらいは良いんじゃないかな?」
「別にいいじゃんいいじゃん。それくらいは」
「えへへ……なんかデュエルすると、お互いに意思疎通とかできちゃうもんなんだねえ」
「そうなんですよ! カードヒーローでも、デュエルで友情が芽生えることなんてしょっちゅうあるんですから!」
「あはは、やっぱりカードヒーロー好きすぎだねえ、真薄君」
「アハハハ! もう~いちいちカードヒーローに例えないと気がすまないみたいじゃん?」
「アハハハ!」
いつの間にか仲良くなっていた真薄と遊太と知多。その後、今日はカードヒーローについて色々話し合うのであった。
しかし、それを遠目から眺めている人物が一人いた。その子は、ゲームが陳列されている棚の後ろから、遊太を眺めていた。
「あの子……遊太って言うのね。あの子も……私と同じカードを持っている……きっと、あの子も私と同じ人種なんだわ。でも、今は私が行くべき時じゃないようね……」
そう言って、ゲームショップ烏間から出て行った。それを、また見逃さない人間がいた。烏間店長である。
「あの子……一体何を?」
第三話。終わり。
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145 | プロローグ「出会いは突然に」 | 2010 | 3 | 2018-01-27 | - | |
199 | 第一話「六道遊太、デュエルと出会う」 | 1693 | 1 | 2018-01-28 | - | |
119 | 第二話「六道遊太、デュエルスタンバイ!」 | 1504 | 3 | 2018-01-30 | - | |
160 | 第三話「ロードナイトVSC・HERO」 | 1302 | 1 | 2018-02-05 | - | |
99 | 第四話「大会にて」 | 1098 | 1 | 2018-02-11 | - | |
152 | 第五話「カリンとカードの精霊の話」 | 1208 | 1 | 2018-02-14 | - | |
143 | 第六話「戦いの幕開け」 | 1158 | 1 | 2018-02-18 | - | |
232 | 第七話「大鴉の特訓」 | 1196 | 1 | 2018-02-22 | - | |
108 | 第八話「知多泉、デュエルスタンバイ!」 | 1066 | 0 | 2018-02-25 | - | |
202 | 第九話「儀式降臨のサフィラ」 | 1148 | 0 | 2018-03-02 | - | |
116 | 第十話「驚きの予選会」 | 1283 | 1 | 2018-03-05 | - | |
108 | 第十一話「ペンデュラムと、英雄騎士達」 | 1281 | 2 | 2018-03-10 | - | |
116 | 第十二話「プラクサス大会スタート!」 | 1142 | 0 | 2018-03-13 | - | |
177 | 第十三話「恐怖のロックバーン」 | 1230 | 2 | 2018-03-17 | - | |
195 | 第十四話「カリンとサフィラ」 | 1098 | 0 | 2018-03-24 | - | |
173 | 第十五話「アキラ君の思い」 | 1254 | 2 | 2018-03-29 | - | |
93 | 第十六話「楽しむ心、やるべき心」 | 1080 | 2 | 2018-04-03 | - | |
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162 | 第十八話「知多と遊太」 | 1090 | 0 | 2018-04-13 | - | |
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189 | 第二十一話「対決! 遊太VS菊姫!」 | 1253 | 2 | 2018-04-25 | - | |
154 | 第二十二話「菊姫の切り札」 | 1048 | 2 | 2018-04-29 | - | |
126 | 第二十三話「覚醒を封じられた先に……!」 | 1161 | 2 | 2018-05-09 | - | |
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120 | 第三十二話「侵略の一手」 | 891 | 0 | 2018-06-24 | - | |
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144 | 第三十四話「いざ、帝国へ!」 | 1043 | 0 | 2018-07-12 | - | |
256 | 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 | 1533 | 2 | 2018-07-14 | - | |
155 | 第三十五話「GAME START」 | 1054 | 0 | 2018-07-22 | - | |
102 | 決闘者の帝国における、特殊ルール | 1055 | 2 | 2018-07-22 | - | |
189 | 第三十六話「まずは一つ」 | 1130 | 0 | 2018-07-29 | - | |
115 | 第三十七話「菊姫とアキラ」 | 1152 | 0 | 2018-08-05 | - | |
115 | 第三十八話「実力勝負!」 | 1012 | 0 | 2018-08-12 | - | |
163 | 第三十九話「エンジョイデュエル!」 | 1126 | 0 | 2018-08-23 | - | |
110 | 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 | 936 | 0 | 2018-09-07 | - | |
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85 | 第六十一話「ユイのデュエル」 | 799 | 0 | 2019-08-04 | - | |
97 | 作者よりお知らせ2 | 877 | 0 | 2019-08-11 | - | |
118 | 第六十二話「プラクサスの怪人」 | 835 | 0 | 2019-09-11 | - | |
84 | お詫びとお知らせ | 560 | 0 | 2020-02-19 | - | |
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103 | 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 | 943 | 0 | 2020-02-22 | - | |
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93 | 第七十八話「噴火寸前のヴォルケーノ」 | 758 | 0 | 2020-09-13 | - | |
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93 | 第百一話「プロの実力」 | 482 | 0 | 2022-05-07 | - | |
90 | 第百二話「デストーイ・デコレーション」 | 660 | 0 | 2022-06-04 | - | |
62 | 第百三話「アマゾネスの首領」 | 439 | 0 | 2022-07-10 | - | |
69 | 第百四話「プロ辞めます!」 | 673 | 0 | 2022-08-28 | - | |
56 | 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 | 409 | 0 | 2022-10-16 | - | |
70 | 第百六話「鉄屑と星屑」 | 666 | 0 | 2022-11-27 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/09/30 新商品 リミットレギュレーションリストを更新しました。
- 10/08 12:38 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 11:55 SS 第54話:不可能への挑戦
- 10/08 10:52 SS OtP33 Appreciate
- 10/08 04:36 評価 5点 《グラナドラ》「ゲートボール環境では結構強いカード。 破壊しな…
- 10/08 04:31 評価 7点 《ペンギン勇者》「【ペンギン】のエースモンスターでイラストも素…
- 10/08 02:27 評価 7点 《不知火流 輪廻の陣》「ゲートボール環境だとなかなか厄介なカー…
- 10/08 01:57 評価 2点 《ツタン仮面》「イラストが面白いアンデット族専用カウンター罠。…
- 10/08 01:53 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 01:11 評価 2点 《絶望神アンチホープ》「アンチホープとか言う名前のくせに全く《…
- 10/08 00:55 評価 7点 《オルフェゴール・オーケストリオン》「オルフェゴールの使われな…
- 10/08 00:41 評価 8点 《覚醒の魔導剣士》「総合評価:《調弦の魔術師》などを絡めて魔法…
- 10/08 00:35 掲示板 カードリストにおける誤表記・不具合報告スレ
- 10/08 00:24 評価 10点 《竜呼相打つ》「総合評価:P召喚に簡単に繋がる点で有用。 竜剣…
- 10/08 00:17 評価 3点 《濡れ衣》「総合評価:何回も使われるカードやミラーマッチに対し…
- 10/08 00:15 評価 10点 《TG-オールクリア》「原罪宝スネークアイからロケットサラマ…
- 10/07 23:57 評価 8点 《眩月龍セレグレア》「【帝】と攻守と効果が相性が良いカード。 …
- 10/07 22:06 掲示板 アイデア在庫放出場
- 10/07 21:55 評価 8点 《炎神-不知火》「「攻撃力3500」「選んで複数カードを破壊可能」…
- 10/07 21:37 評価 6点 《不知火の鍛師》「テーマのサーチ役ではあるので一定の評価はでき…
- 10/07 21:35 SS 第4話 はじめまして
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。




性別不詳ですが、ラストで謎の子も登場して気になりますね。 (2018-02-05 19:12)