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HOME > 遊戯王SS一覧 > 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』

特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 作:イクス

2000いいね到達記念
特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』

大分遅れましたが、やっと2000イイネ記念を投稿できました。

※注意
この話は私の小説の青眼使いである八神アキラ君が、元祖ブルーアイズ使いの海馬瀬人とデュエルするお話です。特別編なので、大元のストーリーには全然関係ありません。読み飛ばしても、構いません。
この話に出てくる海馬は原作のその後を描いたTHE DARK SIDE DIMENSIOSの海馬を描いています。


帝国が終わり、自分のデッキに宿る精霊キサラを自覚したアキラ。時々聞こえる彼女の声を聞きながら、今日もデッキ構築にいそしんでいた。
その時、ふと思ったことを口にするアキラ。
「なあ、キサラ……」
「はい、なんでしょう?」
「この間のことがあってから……おまえのようなヤツの存在を認識できるようになって……おまえらのアレやコレを知って……戦っただろ?」
「ええ、そうですね」
「でさ……気になったんだが、おまえたちの世界にもすごいデュエリストっていたのか?」
「ええ、私たちの世界はデュエルが基本の世界でしたから……すごいなんてものじゃありませんよ?」
「へー、できるならそういうやつとデュエルしてみてーもんだな」
「……やってみます?」
「できんの?」
「うーん……やれると言えばやれるんですが、私たちの世界の人じゃないんですけど……」
「……まあいいや。んで、ソイツはどんなやつなんだ?」
「何というか、その人は……エキセントリックというかなんというか……すごい人なんです」
「……? どういうことだ?」
「まあ、会ってみればわかりますよ。行きますか?」
「……ああ、俺はそこまで言わしめるソイツとデュエルがしてみてえ。やってくれるか?」
「はい、わかりました。では、目をつぶってください」
キサラにそう言われ、目をつぶるアキラ。


「……!?」
アキラが目を開けると、そこは機械にあふれた場所であった。一つのカプセル状のマシーンと、窓の外にある星空と……。
「地球……?」
窓の外には、青々とした地球が見えた。
「ここ……宇宙ステーションか? のわりには、できすぎじゃねえ? ん?」
カプセルの隣に置かれた、キューブ状の何かを手に取る。その時であった。
「待て! それに触るな!」
「ん?」
そこに現れたのは、茶髪で白いコートを羽織った男。見た感じアキラよりは結構年上だが、それでも幾分か上ぐらいであった。だが、それと同時に非常にギラついた何かが、彼にはあった。
キューブを置き、その男に向き直る。
「貴様……一体ここへどうやって入った」
「ま、普通じゃ考えられない何かで、入ったのは間違いないけどな」
「以前ディーバとか名乗っていた、藍神という奴も似たようなことをしていたが……貴様、ここへ何をしに来た」
「……強いて言えば、デュエル? 強い人がいるって聞いたから、わざわざこんなとこまで来たんだぜ?」
「ほう、この俺にデュエルを挑みに来たと言うのか。わざわざ我が海馬コーポレーションが管轄する、宇宙ステーションに。だがエレベーターの使用形跡も無く、どうやってここまで入ってきた?」
「さっき言ったとおりだけど?」
「そうか。だが、俺は忙しい。これから会いに行かねばいかん奴がいるのでな。いくらここに訳のわからん方法で入ってきた子供とはいえ、奴より優先はできん」
「へえ……逃げんの?」
「何?」
「デュエリストは、挑まれればどんな勝負といえど受けるものだ。それを、人に会うだけで翻す? まるで自信が無いから背を向けるような感じだな」
「……随分な言いようだな。そこまで言うのならよかろう。お前如き、肩慣らし程度には丁度良い!」
「ヘッ、何をそんなに思っているか知らねえけど、肩慣らし程度じゃ、すまねえかもな!」
デュエルディスクを構える双方。しかし、アキラのディスクを見て、海馬は。
「ふぅん、そんな貧相なデュエルディスクで俺に挑むだと? 舐められたものだな……フン、そんなものより、これを使う方が良い」
どこかから何かを取り出し、ひょいとアキラに投げる。それは、今海馬が身につけているものと同じデュエルディスクであった。
「へぇ。これ、貸してくれんの?」
「ハンデだ。お前とてそれぐらいなければ俺と対等に戦うことはできん」
「そう? じゃあ、ハンデで負けても知らねえぜ!」


「「デュエル!」」


「ふぅん、先攻は貴様にくれてやる。精々鉄壁の防御を作ることだな!」
「そう? なら、遠慮無くやってやんよ!」

1・アキラのターン

「俺のターン!」
(へぇ、ここでは先攻でもドローができるのか)
「ドロー!」(アキラ手札5→6)
「俺は手札から、魔法カード『ドラゴン目覚めの旋律』を発動! 手札1枚をコストに、デッキから攻撃力3000以上で守備力が2500以下のドラゴン族モンスター2体を手札に加える! 俺が手札に加える のは、『青眼の白龍』と、『青眼の亜白龍』」(アキラ墓地0→2)
「ブルーアイズだと……?」
「俺は手札のブルーアイズを相手に見せ、このモンスターを特殊召喚する! 来い、『青眼の亜白龍』!」(アキラ手札6→5)
「さらに俺は、『アックス・ドラゴニュート』を召喚!」(アキラ手札5→4)
「カードを1枚伏せ、ターンエンド。さあ、お前のターンだぜ」(アキラ手札4→3)

アキラ

ライフポイント8000
手札枚数3枚
モンスター2体
『青眼の亜白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
『アックス・ドラゴニュート』(攻撃表示・攻撃力2000・闇属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数2枚
除外されているカード2枚


「ふぅん、ブルーアイズだと? 確かにブルーアイズはインダストリアルイリュージョン社が、ペガサスの死という危機を乗り越えるため、脇目も振らずばらまかれたカードになった……だが、俺以外にブルーアイズを使いこなすことはできん! 今まで何人ものブルーアイズ使いを自称する愚か者がこの俺に挑んできたが、それらを全て返り討ちにしてきたわ! お前とて、その例外ではない!」

2・海馬のターン

「俺のターン、ドロー!」(海馬手札5→6)
「俺は手札から、『カイザー・ブラッド・ヴォルス』を攻撃表示で召喚! このモンスターは、俺のフィールドにモンスターがいないとき、手札から特殊召喚できる!」(海馬手札6→5)
「さらに俺は、手札から『ネオ・カイザー・グライダー』の効果を発動! 手札からこのモンスターとモンスター1体を墓地へ送ることで、墓地からドラゴン族通常モンスターを特殊召喚する! 墓地のモンスターは、俺が捨てたモンスターも含まれる。そのモンスターは、俺の最強のしもべ、『青眼の白龍』だ!」(海馬手札5→3)(海馬墓地0→1)
現れた、海馬のブルーアイズ。攻撃力は、3000。
「出てきやがったか、そちらのお得意さん」
「ふぅん、ただ出した訳ではない。この瞬間、『ネオ・カイザー・グライダー』の効果が発動! このモンスターが墓地へ送られたとき、相手モンスター全ての攻撃力を500下げる!」
「なにっ!?」(オルタナティブ攻撃力3000→2500)(アックス攻撃力2000→1500)
「そして俺は『カイザー・ブラッド・ヴォルス』を生け贄に、レベル6『クリスタル・ドラゴン』を召喚する!」(海馬手札3→2)(海馬墓地1→2)
「こりゃちょっと、マズイか?」
「行くぞ、バトルだ! やれ! まずはあの偽物を亡き者にしろ! ブルーアイズの攻撃、滅びのバーストストリィーム!」
本家ブルーアイズの攻撃が、オルタナティブに直撃する! 
「くっ、やるな……!」(アキラライフ8000→7500)(アキラ墓地2→3)
「さらに、『クリスタル・ドラゴン』で攻撃!」
「ぐっ。だが、この瞬間、墓地の『霊廟の守護者』の効果発動! ドラゴン族モンスターが効果で墓地へ送られるか、戦闘で破壊されたとき、墓地からこのモンスターを特殊召喚できる!」(アキラライフ7500→6500)
「なら、こちらもモンスター効果を発動させてもらおう。バトルを行った『クリスタル・ドラゴン』の効果で、デッキからドラゴン族・レベル8のモンスター1体を手札に加えさせてもらうぞ……。俺が手札に加えるのは『青眼の白龍』」(海馬墓地2→3)
「リバースカードを1枚伏せ、ターンエンドだ」(海馬墓地3→2)

海馬

ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター2体
『青眼の白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性)
魔法・罠ゾーンのカード枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード0枚


3・アキラのターン

「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札3→4)
「『霊廟の守護者』は、ドラゴン族モンスターをアドバンス召喚するとき、2体分のリリースにできる! 俺はこのモンスターをリリースして、手札の『青眼の白龍』をアドバンス召喚する!」(アキラ手札4→3)(アキラ墓地3→4)
海馬につられて、アキラもブルーアイズを召喚する。しかしそれを見て、海馬は。
「お前もブルーアイズを召喚か。だが、貴様のブルーアイズなど、俺のブルーアイズと比べるまでもない!」
「そうこう言ってられるのも今のうちだぜ! 俺は手札から、魔法カード『滅びの爆裂疾風弾』を発動させる!」
「なんだと!? ブルーアイズの攻撃と同じカードだと!?」
「自分フィールドにブルーアイズがいるとき、発動可能。相手フィールドのモンスターを全て破壊する! 食らえ、滅びの爆裂疾風弾!」(アキラ手札3→2)(アキラ墓地4→5)
アキラのブルーアイズによる、バーストストリームが海馬のモンスターを全て焼き尽くす。これにより、海馬のフィールドががら空きとなってしまった。(海馬墓地3→5)
「このカードを発動したとき、ブルーアイズは攻撃できないが、俺はこのカードを発動させて……」
「舐めるな! 俺は罠カード『融爆』を発動させる! 自分のカードが相手魔法カードによって破壊されたとき、相手カード1枚を破壊する! 貴様のブルーアイズを、破壊させてもらう!」(海馬墓地5→6)
「チッ、そう簡単にはやらせてくれねえか。だけど、『霊廟の守護者』は自身の効果で特殊召喚する。さらに、墓地へ送られたのが通常モンスターだった時、自分墓地のドラゴン族通常モンスターを手札に加えられる。俺は墓地へ送られたブルーアイズを手札に加える」(アキラ手札2→3)(アキラ墓地5→3)
「俺はリバースカードを1枚伏せて、ターンエンド」(アキラ手札3→2)

アキラ

ライフポイント6500
手札枚数2枚
モンスター1体
『霊廟の守護者』(守備表示・守備力2100・闇属性・レベル4)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数3枚
除外されているカード0枚


4・海馬のターン

「俺のターン、ドロー」(海馬手札2→3)
「俺は手札から『ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの統制者』を召喚! 効果発動、手札の魔法・罠カード1枚をコストに、デッキから魔法カード『ドラゴン・復活の狂奏』を手札に加える」(海馬手札3→2)(海馬墓地6→7)
「そして、魔法カード『ドラゴン・復活の狂奏』を発動! 自分フィールドに魔法使い族がいるとき、墓地からドラゴン族モンスターを2体特殊召喚する! ただし、うち1体は通常モンスターでなくてはいけない。俺は墓地から『青眼の白龍』と、『クリスタル・ドラゴン』の2体を特殊召喚する!」(海馬手札2→1)(海馬墓地7→6)
「モンスターを、いきなり2体も……!」
「バトル! 『クリスタル・ドラゴン』で、貴様のモンスターを攻撃!」
「ぐっ……!」(アキラ墓地3→4)
「復活の狂奏でモンスターを特殊召喚した場合、相手にダメージは与えられない。命拾いしたな! だが、バトルを行った『クリスタル・ドラゴン』の効果で俺はデッキから『青眼の白龍』を手札に加える。俺はこれで、ターンエンド」(海馬手札1→2)

海馬

ライフポイント8000
手札枚数2枚
モンスター3体
『ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの統制者』(攻撃表示・攻撃力1200・闇属性・レベル4)
『青眼の白龍』(攻撃表示・攻撃力3000・光属性・レベル8)
『クリスタル・ドラゴン』(攻撃表示・攻撃力2500・光属性・レベル6)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚


5・アキラのターン

「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札2→3)
「俺は手札から魔法カード『トレード・イン』を発動! 手札のレベル8モンスターを捨て、2枚ドローできる。俺は手札のブルーアイズを墓地へ捨て、2枚ドロー」(アキラ墓地4→6)
「俺は手札から魔法カード『竜の霊廟』を発動! このカードはデッキからドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることができる。俺は『青眼の白龍』を墓地へ送る。さらに、この効果で通常モンスターを墓地へ送った時、さらにドラゴン族モンスターを1体墓地へ送ることができる『ギャラクシー・サーペント』を墓地へ!」(アキラ手札3→2)(アキラ墓地6→9)
(本当はこの罠カードは、さっきのオルタナティブがいるときに使いたかった……)
「リバースカード、オープン! 罠カード『戦線復帰』! 墓地からモンスターを1体守備表示で特殊召喚する。これにより、俺は『青眼の白龍』を特殊召喚!」
「……よし、俺は手札から、『ドラゴラド』を攻撃表示で召喚! 効果発動。墓地から攻撃力1000以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。俺はチューナーモンスター『ギャラクシー・サーペント』を特殊召喚する!」(アキラ手札2→1)(アキラ墓地9→8)
「チューナーモンスター……だと?」
「俺はレベル4の『ドラゴラド』に、レベル2の『ギャラクシー・サーペント』をチューニング! シンクロ召喚! 現れろレベル6『ドロドロゴン』!」(アキラ墓地8→10)
沼地の中から現れた、体が泥でできたドラゴンのような何か。守備力は2200。
「シンクロモンスター、だと……どうやらさっきの侵入といい、見慣れぬモンスターといい、お前は普通の人間ではないようだな! だが、その程度で俺が臆すると思ったのか!」
「チッチッチッ、それだけじゃあないんだぜ。コイツは融合召喚に使うとき、融合するモンスターに必要なモンスターとして扱える! さらに、このモンスターは1ターンに1度、フィールドのモンスターで融合召喚ができる!」
「ほう……」
「俺はフィールドのブルーアイズと、『ドロドロゴン』を『青眼の白龍』として、融合召喚! 現れろ、レベル10『青眼の双爆裂竜』!」(アキラ墓地10→12)
ブルーアイズが2体融合して現れた、二つの首を持つブルーアイズの進化形。攻撃力は3000。
「このモンスターは――」
「説明は不要だ! モンスターへの2回攻撃を可能とし、戦闘では破壊されない。さらに破壊されなかった相手モンスターを除外する。狙いは俺のモンスターの一掃か? だが、その程度で俺を圧倒できると思うな! 罠カード発動! 『機械仕掛けのマジックミラー』! このカードは、相手の墓地にある魔法カードを1枚を対象に、そのカードをコピーする! 俺がコピーするのは、『滅びの爆裂疾風弾』!」(海馬墓地6→7)
「何っ!?」
「貴様のやることなど、わかっておるわ! ブルーアイズ、その偽物を破壊しろ! 滅びの、バースト・ストリーム!」
海馬のブルーアイズによるバーストストリームによって、アキラのツインバーストは破壊されてしまう。
「ぐっ……!」(アキラ墓地12→13)
「フン、大口を叩くなら、ブルーアイズを相手にすることを考えることだな……」
「くっ、俺は……ターンエンドだ」

アキラ

ライフポイント6500
手札枚数1枚
モンスター0体
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚


6・海馬のターン

「俺のターン、ドロー!」(海馬手札2→3)
「俺は手札から、魔法カード『ブラスト・ドロー』を発動! 自分フィールドのモンスターを2体破壊し、2枚ドローする! 俺はロード・オブ・ドラゴンと、『クリスタル・ドラゴン』を破壊し、2枚ドローする」(海馬手札2→4)(海馬墓地6→9)
「やはり貴様程度の人間は、どれだけ力を持とうともこの俺を超えることなどできん! 今そのレベルの違いを見せてやるわ!」
「俺は手札から魔法カード『融合』を発動させる!」
「『融合』だと!? まさか……!」
「そのまさかだ! 俺はフィールドと手札に存在する3体の『青眼の白龍』を融合させ、進化したその姿、その目に焼き付けるがいい! 融合召喚! 今こそ現れろ、『真青眼の究極竜』!」(海馬手札4→1)(海馬墓地9→13)
3体のブルーアイズの融合によって生まれた、究極完全のドラゴン。攻撃力は4500と、まさに破格。
「これで終わりだ! 消え失せろ! ハイパー・アルティメット・バァーストォッ!」
3つの首から放たれる、圧倒的威力の攻撃! これにより、アキラのライフが……! 
「……」
「やはり貴様は……っ!?」
バーストストリームがアキラに直撃するかという時、光があふれ出た。その光は、徐々に形を作ってゆき、まるで髪の長い女性のようになっていく。
その光景に、海馬は見覚えがあった。
「これは、あの時の……!?」
あの時、意識を高次元へと高めていく時、何かの邪魔によってそれは途切れた。それは、あの時の女性のような何かとよく似ていた。
「なんだというのだ……?」
煙が晴れると、そこには白い髪の巫女と、『青眼の白龍』がアキラのフィールドにいた。アキラのライフは、全く減っていない。
「なんだと……」
「罠カード『前線に立つ者』を発動させた。このカードは相手の攻撃宣言時に、手札からモンスター1体を特殊召喚し、攻撃をそのモンスターに誘導できる。この効果で特殊召喚したモンスターは、レベル1チューナー『青き眼の乙女』。このモンスターは、攻撃された時にその攻撃を無効化し、手札・デッキ・墓地から『青眼の白龍』を特殊召喚できる! 俺はデッキから特殊召喚し、この攻撃を無効化したのさ!」(アキラ手札1→0)(アキラ墓地13→14)
「くっ、おのれぇ……! リバースカードを1枚伏せ、ターンエンドだ!」(海馬手札1→0)
「ネオ・ブルーアイズは攻撃の終了時じゃないとその効果を発動できない。無効化されたらその効果は発動できない……ってか」

海馬

ライフポイント8000
手札枚数0枚
モンスター1体
『真青眼の究極竜』(攻撃表示・攻撃力4500・光属性・レベル12)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数13枚
除外されているカード0枚


7・アキラのターン

「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札0→1)
「俺は手札から、魔法カード『貪欲な壺』を発動! 俺の墓地からモンスターを5体デッキに戻し、2枚ドローする。俺は『ドラゴラド』『アックス・ドラゴニュート』『ドロドロゴン』『青眼の双爆裂竜』『ギャラクシー・サーペント』をデッキに戻し、2枚ドロー!」(アキラ手札0→2)(アキラ墓地14→10)
「俺は手札から、魔法カード『調和の宝札』を発動! 手札の攻撃力1000以下のドラゴン族チューナーを墓地へ送り、2枚ドローする。俺は手札の『ガード・オブ・フレムベル』を墓地へ送り、2枚ドロー」(アキラ墓地10→12)
「来たっ! 俺は手札から、儀式魔法『カオス・フォーム』を発動! フィールドの『青眼の白龍』をリリースして、俺は手札から『青眼の混沌龍』を儀式召喚する!」(アキラ手札2→0)(アキラ墓地12→15)
現れたのは、カオスMAXを小型化したようなブルーアイズモンスター。攻撃力は3000と、カオスMAXよりは劣る。
「行くぜ、バトルだ! 俺は混沌龍で、究極竜に攻撃! ここで、混沌龍の効果発動! 『青眼の白龍』をリリースして儀式召喚したこのモンスターが攻撃する時、相手モンスターの表示形式を全て変更し、そのステータスを0にする! いくらネオアルティメットとて、この効果で0にすれば何の問題も無い! 食らえ、滅びのカオスバーストストリーム!」
「ぐおおおっ!」(海馬ライフ8000→5000)(海馬墓地13→14)
「どうだ、たいしたことないとか言われたって、俺はこれくらいやれるんだぜ! ターンエンド!」
「おのれェ……この俺に傷をつけるなど、雑魚の分際でこざかしい真似を……この屈辱許しはせん……!」

アキラ

ライフポイント6500
手札枚数0枚
モンスター2体
『青眼の混沌龍』(攻撃表示・攻撃力3000・闇属性・レベル8)
『青き眼の乙女』(守備表示・守備力0・光属性・レベル1)
魔法・罠ゾーンのカード0枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数15枚
除外されているカード0枚


8・海馬のターン

「俺のターン、ドロー!」(海馬手札0→1)
「俺は手札から魔法カード『傲慢な壺』を発動! 相手はデッキから1枚ドローし、俺はデッキから2枚ドローする! さあ、カードを引け!」(海馬手札0→2)(海馬墓地14→15)
「ああ」(アキラ手札0→1)
(……! このカードは!)
「俺はリバースカードを1枚セットし、モンスターを1体セットしてターンエンド!」(海馬手札2→0)
(次のターン、目に物見せてくれる……!)

海馬

ライフポイント
手札枚数0枚
モンスター1体
(裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数15枚
除外されているカード0枚


9・アキラのターン

「俺のターン、ドロー!」(アキラ手札1→2)
「バトルフェイズ! 俺は混沌竜で、伏せ守備モンスターに攻撃! カオス・バーストストリーム!」
裏守備から裏返って現れたのは、道化師モンスター。守備力は1500と、たいしたことはないが、海馬は! 
「かかったな! 『闇・道化師のサギー』を媒介に、罠カード『死のデッキ破壊ウイルス』を発動させる! このカードにより、サギーを破壊した相手にウイルスを感染させる! これにより、お前のフィールド・手札・デッキの攻撃力1500以上のモンスターは、全て墓地へ送られる! 貫通ダメージは受けるが、貴様のデッキは破壊される!」
混沌龍の攻撃が、サギーに直撃する。貫通ダメージで海馬のライフが減るが、ウイルスが散布される! 
「ふぅん、これで貴様は……」(海馬ライフ5000→2000)(海馬墓地15→17)
「それは違うな」
「なにっ!? お前のモンスターが、ウイルスに感染していないだと!?」
フィールドの混沌竜だけではなく、アキラのデッキからもモンスターは送られていなかった。だが、乙女はいなかった。
「残念だったな。お前のウイルスにチェーンして、このカードを発動させてもらったぜ。速攻魔法『浄化の祈り』。このカードはモンスター1体をリリースして相手の効果を無効化させる。これにより、お前のウイルスは浄化されて無効化されたのさ」
(……もっとも、『青き眼の乙女』をリリースしなきゃいけなかったのは痛かったけどな)(アキラ手札2→1)(アキラ墓地15→17)
「ぐっ……おのれぇ……!」
「結局そのカードは、無駄になった訳だな。リバースカードを1枚セットして、ターンエンド」(アキラ手札1→0)

アキラ

ライフポイント6500
手札枚数0枚
モンスター1体
『青眼の混沌龍』(攻撃表示・攻撃力3000・闇属性・レベル8)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード0枚
墓地の枚数17枚
除外されているカード0枚


10・海馬のターン

「俺のターン……」
(シンクロ召喚と呼ばれる謎の召喚、そして俺と瓜二つのデッキを使い、あの時見えた女のようなモンスターを使う……。間違いなく、ディーバと同じような人間なのは間違いあるまい。……だが、俺はどんな相手だろうと、なぎ倒してきた。もう一人の遊戯、いやアテム以外には……だからこそ、この程度の相手に負けるはずはない!)
(俺が認めた、唯一無二の好敵手。それ以外の敵に、俺が負けるはずがない。いや、負ける訳にはいかん! この俺が、負けて納得できるのは、奴しかおらんのだ!)
(その男ならともかく、この程度の相手に、俺が後塵を拝することはない!)
「ドロー!」(海馬手札0→1)
「リバースカード、オープン! 罠カード『活路への希望』! ライフポイントを1000支払い、相手のライフ2000ポイントごとの差によってドローする! 今、お前とのライフ差は4000。よって俺は、2枚ドローする!」(海馬手札1→3)(海馬墓地17→18)
「……来たか。確かに、お前は多少上手くブルーアイズを扱えるようだが……だが、俺という、最強のブルーアイズ使いの前には、単なる塵芥に過ぎん!」
「なにっ!?」
「この世でブルーアイズを最も上手く生かせるのは、この俺以外にはいないのだ!」
「魔法カード『融合回収』を発動! これにより、俺は墓地から『融合』と融合召喚に使用した『青眼の白龍』を手札に加える。さらに、『闇の量産工場』を発動! 墓地の通常モンスター『青眼の白龍』を2枚手札に加える!」(海馬手札3→2→4→3→5)(海馬墓地18→16→17→15→16)
「……来るか、3体融合!」
「俺は魔法カード『融合』を発動! 手札の3体の『青眼の白龍』を素材に、融合召喚! 現れよ!」(海馬手札5→1)(海馬墓地16→20)
「この融合召喚成功時に、罠カード『奈落の落とし穴』を発動! 相手が召喚した攻撃力1500以上のモンスターを破壊して、除外する!」(アキラ墓地17→18)
「甘いわ! 俺が召喚したのは、『青眼の究極亜竜』ほかのブルーアイズを破壊できたとしても、このモンスターは破壊できんわ!」
「なにぃっ!?」
天空から空間を突き破って現れたのは、オルタナティブドラゴンの意匠を持つ3つ首ドラゴン。攻撃力は、ほかのアルティメット系列と同じく4500の攻撃力を持つ。
「食らえ! アルティメット・オルタナティブ・バーストォッ!」
「ぐああああっ! だが、たった一度の攻撃じゃ……!」(アキラライフ6500→5000)(アキラ墓地18→19)
「貴様程度の男に、温い攻撃などで終わらせるものか! 速攻魔法『融合解除』! これにより、アルティメット・オルタナティブの融合を解除し、墓地からブルーアイズを3体特殊召喚する!」(海馬手札1→0)(海馬墓地20→18)
「な、なにっ……!?」
海馬のフィールドに、3体のブルーアイズが召喚された。今のアキラに、この攻撃を防ぐ手立ては、もう無かった。
「終わりだ……消え去るがいい! 滅びのバーストストリーム・三連弾!」
ブルーアイズの3回の攻撃が、アキラに向かって放たれる。それを受けて、アキラはただ呆然と立ち尽くす。
(アンタ……すげえや……!)
アキラはその攻撃を受ける。それと同時に、アキラの体が消えていく……。(アキラライフ5000→0)
(こんなにも強い相手と、俺は戦っていたっていうのかよ……!)
そうして、バーストストリームが終わり、攻撃が晴れた時には、もうアキラはいなかった。
「ふぅん、所詮猿マネ、この俺に勝てる道理などない!」
すると、モニターが点灯する。
「やっとつながった! 兄サマ、なんか通信障害があったみたいだけど、大丈夫なのかい!?」
「なに……ちょっとしたエラーだ、問題はない。予定通り計画は決行する」
「本当に大丈夫なのかよ、兄サマ!」
「問題などはない」


「……ハッ!」
アキラが眼を覚ますと、そこは自分の部屋。眼前には、自分の精霊キサラ。
「……ずいぶんとえらいデュエリストを用意してくれたじゃねーかよ」
「はい、ちょうど私と似ている要素を持つ人もいましたし、つながりは簡単でしたから」
「にしても唯我独尊、傲岸不遜を地で行くような奴だったな。普通ならあんな物言いできねえよ……だが、だからこそあんな風にブルーアイズを使えるのかもしれねえ……」
「ひょっとして……目標、できちゃいました?」
「目の前であんなことやられたら、目指さざるをえねえよ。強いぜ、アイツは。ま、今は遊太に勝つことも考えねーとな」
世界は違えど、同じブルーアイズを使う人間なのだ。あんなにも強い人間を目指さないのは、あまりにも失礼かもしれない。
……もっとも、あんな凄すぎる物言いは真似できないかもしれないが。


特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』。終わり。
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125 第五話「カリンとカードの精霊の話」 1052 1 2018-02-14 -
117 第六話「戦いの幕開け」 967 1 2018-02-18 -
211 第七話「大鴉の特訓」 1091 1 2018-02-22 -
82 第八話「知多泉、デュエルスタンバイ!」 967 0 2018-02-25 -
177 第九話「儀式降臨のサフィラ」 1014 0 2018-03-02 -
87 第十話「驚きの予選会」 1055 1 2018-03-05 -
80 第十一話「ペンデュラムと、英雄騎士達」 1135 2 2018-03-10 -
87 第十二話「プラクサス大会スタート!」 997 0 2018-03-13 -
147 第十三話「恐怖のロックバーン」 1092 2 2018-03-17 -
165 第十四話「カリンとサフィラ」 965 0 2018-03-24 -
143 第十五話「アキラ君の思い」 1133 2 2018-03-29 -
66 第十六話「楽しむ心、やるべき心」 911 2 2018-04-03 -
77 第十七話「本戦開始!」 923 0 2018-04-06 -
134 第十八話「知多と遊太」 917 0 2018-04-13 -
136 第十九話「僕のヒーロー」 1012 0 2018-04-17 -
139 第二十話「僕のヒーローは」 999 0 2018-04-21 -
130 第二十一話「対決! 遊太VS菊姫!」 1076 2 2018-04-25 -
126 第二十二話「菊姫の切り札」 928 2 2018-04-29 -
102 第二十三話「覚醒を封じられた先に……!」 938 2 2018-05-09 -
137 第二十四話「プラクサス大会、決勝戦!」 975 0 2018-05-12 -
81 第二十五話「真の究極竜と、カオスMAX」 1009 2 2018-05-16 -
133 第二十六話「決着、そして……!」 1006 2 2018-05-18 -
69 第二十七話「ロードナイトの話」 927 0 2018-05-26 -
89 第二十八話「カリンと遊太」 969 2 2018-05-28 -
89 第二十九話「日傘の女の子」 854 0 2018-06-07 -
153 第三十話「ヒーローショーを見に行こう!」 929 0 2018-06-11 -
120 第三十一話「忍び寄る侵略の影」 877 0 2018-06-23 -
102 第三十二話「侵略の一手」 800 0 2018-06-24 -
157 第三十三話「帝国への招待状」 975 0 2018-07-03 -
119 第三十四話「いざ、帝国へ!」 910 0 2018-07-12 -
225 遊戯王EXSキャラ紹介 その1 1324 2 2018-07-14 -
123 第三十五話「GAME START」 855 0 2018-07-22 -
77 決闘者の帝国における、特殊ルール 830 2 2018-07-22 -
160 第三十六話「まずは一つ」 1022 0 2018-07-29 -
88 第三十七話「菊姫とアキラ」 928 0 2018-08-05 -
90 第三十八話「実力勝負!」 890 0 2018-08-12 -
127 第三十九話「エンジョイデュエル!」 995 0 2018-08-23 -
82 第四十話「プレイヤーキラー、動く!」 811 0 2018-09-07 -
71 第四十一話「闇を打ち砕け、遊太!」 877 0 2018-09-15 -
108 第四十二話「ユニオンロボ&宇宙のヒーロー 832 0 2018-09-29 -
80 第四十三話「侵攻するワーム」 901 0 2018-10-06 -
124 第四十四話「ヒーロー覚醒!?」 885 2 2018-10-14 -
201 第四十五話「血の刻印」 1043 2 2018-10-27 -
64 第四十六話「二つの竜」 789 2 2018-11-08 -
159 第四十七話「共鳴、そして目醒め」 966 2 2018-11-19 -
128 第四十八話「思わぬ敵」 887 2 2018-12-02 -
92 第四十九話「救いと絶望」 857 0 2018-12-09 -
142 第五十話「ロベルトを救う者」 923 0 2018-12-17 -
124 第五十一話「決戦! 闇の王と遊太」 908 0 2019-01-17 -
95 作者よりお知らせ 796 0 2019-01-27 -
74 第五十二話「突き抜ける意志」 738 0 2019-02-05 -
86 第五十三話「神帝現る」 886 0 2019-02-12 -
88 第五十四話「帝国の終焉」 758 0 2019-02-22 -
108 特別編『超次元! 世界を越えた絆』1 969 0 2019-03-07 -
134 特別編『超次元! 世界を越えた絆』2 846 0 2019-03-14 -
81 特別編『超次元! 世界を越えた絆』3 863 0 2019-03-22 -
70 第五十五話「休息の時」 755 0 2019-04-07 -
72 第五十六話「彼女との再会」 710 0 2019-04-20 -
94 第五十七話「マダムの危ない罠」 720 0 2019-05-01 -
61 第五十八話「ストアブレーカー」 702 0 2019-05-19 -
66 第五十九話「闇のカード」 791 0 2019-06-04 -
102 第六十話「変わり始める生活」 754 0 2019-07-18 -
57 第六十一話「ユイのデュエル」 676 0 2019-08-04 -
67 作者よりお知らせ2 669 0 2019-08-11 -
82 第六十二話「プラクサスの怪人」 678 0 2019-09-11 -
58 お詫びとお知らせ 458 0 2020-02-19 -
139 第六十三話「暴走! 怪人クロウリー」 683 0 2020-02-19 -
71 特別編『ブルーアイズVSブルーアイズ』 768 0 2020-02-22 -
79 第六十四話「闇に落ちる小鳥」 700 0 2020-03-22 -
64 第六十五話「鳥人を食う邪竜」 636 0 2020-04-18 -
82 第六十六話「ダークヒーロー!ヴェンデット 615 0 2020-05-09 -
79 第六十七話「堕ちたヒーロー」 633 0 2020-05-23 -
68 第六十八話「視える未来(ビジョン)」 795 0 2020-05-30 -
92 第六十九話「突入、アポカリプトのアジト」 724 0 2020-06-12 -
55 第七十話「登場! 世界チャンピオン!」 661 0 2020-06-14 -
52 第七十一話「デートじゃん!」 631 0 2020-06-27 -
70 第七十二話「不死者は少年を好く」 724 0 2020-06-28 -
58 第七十三話「最強デュエリストのいとこ」 625 0 2020-07-07 -
65 第七十四話「D1グランプリ、開催決定!」 585 0 2020-07-13 -
68 遊戯王EXS キャラ紹介その2 682 0 2020-07-13 -
67 特別編「VSサイコ・ショッカー!?」 562 0 2020-07-26 -
81 第七十五話「D1グランプリへの道しるべ」 648 0 2020-08-06 -
54 第七十六話「不死と再生、イモータル」 606 0 2020-08-15 -
53 第七十七話「雨が降れば蛙が鳴く」 530 0 2020-08-30 -
61 第七十八話「噴火寸前のヴォルケーノ」 628 0 2020-09-13 -
61 第七十九話「燃えろ遊太!」 546 0 2020-09-27 -
97 作者よりお知らせ3 557 0 2020-10-02 -
62 第八十話「燃えるデュエル!」 517 0 2020-10-18 -
64 特別編「乙女の対決、ブラマジガール!」 639 0 2020-11-05 -
60 第八十一話「高き壁」 597 0 2020-11-22 -
65 第八十二話「強き者」 625 0 2020-12-05 -
46 第八十三話「エキシビションマッチ」 588 0 2021-01-01 -
66 第八十四話「二次予選開始!」 646 0 2021-01-11 -
51 第八十五話「タッグメイクデュエル」 486 0 2021-02-20 -
57 第八十六話「タッグメイクデュエル②」 444 0 2021-04-04 -
61 第八十七話「タッグメイクデュエル③」 394 0 2021-04-25 -
56 第八十八話「タッグメイクデュエル④」 511 0 2021-05-04 -
45 第八十九話「チーム結成!」 468 0 2021-05-08 -
54 第九十話「J4の実力 輝く竜の星」 403 0 2021-06-02 -
52 第九十一話「超弩級のパワー」 520 0 2021-06-12 -
63 第九十二話「空飛ぶケモノたち」 404 0 2021-07-08 -
62 第九十三話「雷と未来」 386 0 2021-07-18 -
58 第九十四話「大トリ、明石慎之介」 592 0 2021-09-04 -
49 作者からお知らせ4 377 0 2021-09-17 -
66 特別編「冥界の王(ファラオ)と決闘!?」 495 2 2021-10-17 -
49 第九十五話「最終予選1 友達VS友達」 427 0 2021-12-18 -
55 第九十六話「最終予選2 竜姫神と青眼」 423 0 2022-01-04 -
59 第九十七話『最終予選3 約束のために』 516 0 2022-01-10 -
53 第九十八話「最終予選4 VSJ4最強」 569 0 2022-02-01 -
43 第九十九話「異変」 442 0 2022-02-27 -
65 第百話「D1グランプリ、本戦開始!」 337 0 2022-04-09 -
68 第百一話「プロの実力」 390 0 2022-05-07 -
55 第百二話「デストーイ・デコレーション」 427 0 2022-06-04 -
37 第百三話「アマゾネスの首領」 331 0 2022-07-10 -
33 第百四話「プロ辞めます!」 345 0 2022-08-28 -
32 第百五話「強襲! 梁山泊デュエル!」 293 0 2022-10-16 -
39 第百六話「鉄屑と星屑」 492 0 2022-11-27 -

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