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Report#20「クラスⅢ」 作:ランペル
ピンポンパンポーン
【起床時間となりました。フリーエリアの各機能が再起動されます。また、各フロアの扉が解放されます】
ピーガチャ
「ん………」
フロア内へと鳴り響くアナウンスの声で、寝心地の悪さから目が覚めた。
辺りを見回すと、眠る前までと何も変わらない薄暗いフロア内が映される。
寝袋を使って眠ったからか、傷による痛みはまだ残っていたが眠ったことによる節々の痛みは少なく、体が火照っている様に思えた。
「ちょっとあついな……」
どうも頭がふわふわする。
「うそ…熱出てる…?」
自身のおでこに手を当てると、かなりの温もりが感じられる。
発汗もあり、ほぼ間違いなく熱が出ているのが分かる。
「(やば…外に探索に出ようと思ってたのに…。
どうしよう。こんな体調で外に出ても…でもここで休んでてもいつ誰がデュエルを挑んで来るか分からない…)」
ふわふわとした頭で、今後の方向性を模索する。
「そうだ…(確かスキャンするやつがあったよね…)」
デュエルディスクの画面を操作し、人体スキャンの項目を押すとディスクから光が照射される。
「発熱…38度か…(解熱剤は…これが必要なのね)」
いつ人がフロアに入って来るか分からない以上、休む時間を最小限にする必要がある。その為の回復に必要な薬と水をディスクの画面から購入した。
購入すると今まで同様突然壁だった一部が開かれ、そこに購入した薬と、水の入ったペットボトルが置かれていた。
「後は…(改めて何が出来るのかいろいろと見て見よう…。熱でぼーっとしてるけど…早めに確認しないと…)」
設定の画面からフロアカスタムへと進む。すると、
・カスタム編集
・カスタム購入
・設定カスタム閲覧
の3つの項目が出てくる。
「(桃谷さんが言ってたルールの設定…ここから何か設定が出来るのかな)」
カスタム購入の画面を開くと、様々なカスタムと思われる名称が必要なDPと共に羅列されていた。それ以外にも複数のカスタムに表記されている記号がある。
「(切?H?なんの記号だろう…?)」
記号の意味をあまり働かない頭で考えていると、右上に本の様なマークがあるのが見え、それを押してみる。
*****
-フロアカスタム解説-
設定する事で、自身のフロア内で設定されたルールを元にデュエルを進行できるようになります。
(永):一度購入すれば永続的に使用もしくは適用されるカスタムです。
(切):一度のデュエルでの使い切りのカスタムです。複数の購入が可能です。
(強):他のカスタムの効果を向上させるカスタムです。
また、カスタムは
<手札強化><ライフ・衝撃><システム>
<H> <L> <S>
の3つの分類に分けられます。同じ分類のカスタムは1度の決闘において1つまでしか設定できません。
*****
「分類…(ライフ・衝撃ってのが、実際のダメージに関係するものなのかな…?)」
分類の欄で<ライフ・衝撃>を選択すると<L>の記号が記されたカスタムばかりが表示された。
「ライフ増量…ライフ耐久…被ダメージ軽減…?」
気になった被ダメージ軽減をタッチすると、カスタムの詳細が画面へと表示された。
*****
《被ダメージ軽減》 30000DP
分類:<L>(切)
デュエル開始前に使用(1度のデュエルで同時に使用できるのは1つまで)。
実際に発生するダメージが両プレイヤー30%減少する。
*****
「実際に発生するダメージが減少…!?」
デュエル中に発生する現実へのダメージが減れば、当然死ぬ確率が下がる。しかも、このカスタムは自分だけでなく相手へも影響が及ぶ様だ。
「相手を殺してしまう可能性が減る…?」
勝ちを得られる盤面で、相手へのダメージ量が多くとも死なせてしまう可能性が減るというのであれば、割高でも購入する価値はあるだろう。自分が受けるダメージも減ればデュエル中に、体の心配をする頻度も少なくて済む。
「3万…30%の減少…」
かなりの高額なDPに加えて減少量の30%というのも、実際どの程度なのか分からない。
「分からないけど…数字的に行けば1000ダメージ受けても700ダメージ分しか受けないって事よね…?」
自分で口に出して言ってみても、いまいち減少量の加減が分からない数値で首を傾げざるを得ない。
加えて、先程の説明によると外に出た場合にはこのカスタムは適用できないようだった。あくまでこのフロア内でのデュエルのみ。
「でも…(少しでもデュエルで死の危険性が遠ざかるなら…)」
梨沙は悩んだ末にそのカスタムを購入する。
購入すると、カスタムを設定する画面へ移行するかの問いが現れ、そこからカスタムの設定画面へと移行しカスタムを設定した。
「(これで、フロアでのデュエルは受けるダメージがお互いに減る。殺すのも殺されるリスクも減る…)。
どうしようか…な…」
次は何を確認しようかと考えようとしたところで、体がふらつく。
「熱…のせいかな…。
(さすがにもう少し休まないと、厳しいかな…最低限死ぬリスクは下げられた気がするし…)」
誰かがフロアへやってきて、デュエルを挑んでくるリスクは変わらないが、どちらにしろ体も頭も思うように動かない今の状態では体を休ませざるを得ない。
水を一口飲み、寝袋へ戻る。
「出来る事なら…誰も…来ないで……」
目をぎゅっと瞑り、震える体を両手で抑えながら、誰もフロアへと訪れないことをただ祈る…。
-----
「いやあああああああああああああああああああああああ!!!」
天井、壁すべてが紫に塗りたくられ、その上から多種多様な血痕が残る空間に女性の悲鳴が響き渡る。
「あぁ?あぁ、朝か」
右目の下に傷のある黒い服の男は吊り下げられたハンモックから身を乗り出し、血塗られた冷たい床へと足をつける。
「ハハハ!やっぱ悲鳴で目覚めると寝起きがいいなぁ!」
近くの机に置かれていたボイスレコーダーのボタンを押すと、そこから女性の悲鳴がフロア内へと流れる。
「いやあああああああああああああああああああああああ!!!」
淀んだ瞳を細め、男はにやりと口角をあげる。
「こいつはトップクラスにいい声していたな。目覚ましにもってこいだ。
いい声聞いて、草共も喜んでるなぁ!クハハハ!」
テーブルの上には、ヒビが入りところどころ割れてしまっている2つの植木鉢が置かれている。
割れた植木鉢にはトラバサミのように口を開いた赤い葉と、悲鳴に反応して小さな葉を揺らす植物が植えられている。
「さぁて、今日も狩りに行くとするかぁ。やっぱ生の悲鳴を聞かない事にはなぁ…」
男は机からデュエルディスクを手に取り、左腕に装着すると、出口の扉へと向かう。
「ハハハハハハハ!!!!!」
高らかに笑う男は血まみれの床に無造作に置かれた頭蓋骨を蹴り上げ、紫の扉から外へと出て行った…。
-----
真っ白な壁と床の廊下を青年は歩いていた。
「どこ曲がってもどれだけ歩いても…景色が変わらない…」
前を開けた藍色のスーツを着て、左側の前髪をかきあげた短髪の青年は渡されたデュエルディスクを持ちながら、白い廊下を延々とさ迷っている。
「デュエルしろって突然言われたけど…そもそも相手がいないじゃないか…」
疲労も合わさり口から愚痴を零しながらも歩き続けていると、目の前の景色に変化が現れる。
「ん?あそこの色が違う…」
青年がその場所へと近づくと、先ほどまでの廊下と打って変わって真っ青な扉がそこにあった。
「(ここで何かするのか…?)」
青年が扉を観察し近づこうとすると、扉が突然開かれた。
「わっ…(自動扉なのか)」
「どうぞ、中へ入って」
扉の向こうから透き通った女性の声が聞こえた。
「わ、分かりました」
青年は促されるままに扉の中へと入る。
中へ入ると、扉は閉じられそれと同時に青色の照明が室内を怪しく照らし出す。
扉が青一色だったように、室内の床や壁、天井までもが青色に塗りたくられている。
「(なんでこんなに青いんだ…?)」
「名前は…?」
先程聞こえた女性と同じ声色で部屋の奥から問いかけられた。
「あ、僕ですか?僕は工藤 流星(くどう りゅうせい)と言います」
「そう…」
小さな足音と共に部屋の奥から声の主が姿を現わした。
その女性はとても長い髪を伸ばした綺麗な女性だった。照明の影響で見づらいが、何故か肩から手首まで包帯が巻かれている様に見える。
そして、左腕には自分が持たされたものと同じデュエルディスクが装着されているのが見えた。
「あの、僕ここでデュエルをするように言われて来たんですけど…ここでデュエルすればいいんですか?」
自分が与えられた指示をここで果たせるのかと、青年は女性へ問いかける。
「デュエル…?」
「はい、ずっと外を歩いても誰も居なくて…。ようやく、廊下と違う場所を見つけたので」
女性は両手で頭を掻き始める。
「てことは?あたしを探してたの?あたしとデュエルするために?」
「え、ちょっと僕にも分からないんですけど…そういうことなのかもしれませんね」
非常に曖昧なデュエルをしろという指示のもと、女性への返答も曖昧なものになってしまった。
「あぁ、あぁぁ、あああああああああああああああああ!!!??」
女性は頭を掻きむしり、髪を振り乱しながら突然金切り声をあげはじめる。
「な、どうしたんですか!?」
「どこで聞いた?あたしのことを!?一体どこで、誰に、なんで。あたしのフロアを見つけたって、そういうことなんでしょ。殺しに来た、殺し屋が来た、あたしをデュエルで殺しに来た。見られた、見られた、やっぱりそうだ」
何かに怯えるように歯をカタカタと震わせながら、焦点の定まらない女性はうわ言の様に呟き続けている。
「どういうことですか?一体あなたは何を…
「しらじらしい!!!あたしを殺しに来たんだろう!!?」
青年をキッと睨みつけた女性は大声をあげる。
「殺しに!?
何を言って、僕はデュエルをしろと言われただけで、あなたに用事があったとしてもデュエルをするだけですよ?」
「それが殺しに来てる証拠だろ!逃がしたらダメだ。逃げられたら確実に殺されるよ。みんなそうだ。みんなあたしを殺しに来てるんだ。ここに居るやつはみんなあたしを殺しに来てるんだろ!!?」
女性の持つデュエルディスクが特有の機械音を発しながら起動を始める。
それに連動するように青年の持つデュエルディスクも起動し始める。
「わわっ」
「絶対に生かして帰せない。生きて帰れない。帰す訳がない」
憎悪に満ちた恨み言を呟き続けるその女性は、とてもじゃないが正気の人間とは思えない。
「(この人、やばい…)」
青年は女性に背を向け出入り口である扉の元へと走る。
扉の前に来ても扉は開かず、押しても叩いても反応がない。
「くそ、なんであかないんだ…」
「逃がさないって言っただろ?お前をここで必ず始末する。
不穏分子は排除しなきゃ」
突然訳の分からない言いがかりを掛けられ、苛立った青年は少し語気を荒くして女性へ言葉を投げかける。
「さっきからあなたは何を言っているんですか!?
殺される殺されるって、僕がなんであなたを殺す必要があるんですか!?」
泳いでた視線が突然青年の方を向いて止まった。
虚空を映しだすその瞳からは何の感情も感じ取れず、あまりの不気味さに青年の背中に寒気が走る。
「お前、あたしの事見ただろ?」
「…え?」
「見たよな?」
全くの無表情で首を傾ける女性は青年へと詰問する。
「見た…いやそりゃ話したんだから見もしますよ」
「じゃぁだめだ。あたしを見たやつはみんな殺してきた」
「はぁ!?」
まるで意味が分からない…。
見た。
それだけの事で、人を殺すと女性はそう言っている。創作物に出てくる怪物とやっている事は相違ない。あまりの無茶苦茶さに呆れかけるが、何の感情も映していなかったその瞳から恐怖と憎悪の念が詰まっている様に感じられる…。
彼女は至って真面目に、自身を視認した自分の事を殺そうとしているらしい。
「殺せば殺される心配がない。あたしは安心したいだけなんだよ」
「だからって無茶苦茶じゃないですか!」
「今言ったことがあたしのすべてだ。お前が死 ねばあたしは安心なんだよ」
女性は姿勢を真っすぐに直し、左腕のデュエルディスクを構える。
ザザッピー
「ただいまよりブルーフロアにてデュエルを開始します。
ルール:マスタールール
LP:8000
モード:ブルーフロアカスタム
リアルソリッドビジョン起動…。」
「な、なんなんだよ…訳わかんないだろ!?」
「お前が言い出したことだ。デュエルすればいいんだよ。
そしたらお前が死ぬ。簡単な話だ」
理解不能だ。さらに言うならここへ招き入れたのは紛れもないこの女性なのだ。彼女の物言いはあまりにも理不尽だ。
「僕を殺したいなら…なんで部屋に入ってくるように誘導したんですか…」
青年はデュエルディスクを左腕に装着しながら、女性の矛盾した行動を指摘する。
「場所がバレたんだ、殺しの準備をされる前に殺さないといけない。
お前が死ぬのが早ければ早い程にあたしの安心できる時間が延びるんだ」
「なんなんだよ…結局意味わかんねぇって…。
とにかく、デュエルで勝てばいいんだろ!?」
「勝つ?」
女性は再び手で頭をガリガリと音が聞こえる程に掻きむしり始める。
「勝てる訳ないだろ…勝たせる訳ないだろ…殺されるわけないだろ!?
ここはあたしの場所、あたしがあたしで居られる安らぎの場所…。
こわさせてたまるかあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
金切り声が青いフロア内へ響き渡り、こだまする。
「デュエル!」 LP:8000
「デュエル!」 LP:8000
【起床時間となりました。フリーエリアの各機能が再起動されます。また、各フロアの扉が解放されます】
ピーガチャ
「ん………」
フロア内へと鳴り響くアナウンスの声で、寝心地の悪さから目が覚めた。
辺りを見回すと、眠る前までと何も変わらない薄暗いフロア内が映される。
寝袋を使って眠ったからか、傷による痛みはまだ残っていたが眠ったことによる節々の痛みは少なく、体が火照っている様に思えた。
「ちょっとあついな……」
どうも頭がふわふわする。
「うそ…熱出てる…?」
自身のおでこに手を当てると、かなりの温もりが感じられる。
発汗もあり、ほぼ間違いなく熱が出ているのが分かる。
「(やば…外に探索に出ようと思ってたのに…。
どうしよう。こんな体調で外に出ても…でもここで休んでてもいつ誰がデュエルを挑んで来るか分からない…)」
ふわふわとした頭で、今後の方向性を模索する。
「そうだ…(確かスキャンするやつがあったよね…)」
デュエルディスクの画面を操作し、人体スキャンの項目を押すとディスクから光が照射される。
「発熱…38度か…(解熱剤は…これが必要なのね)」
いつ人がフロアに入って来るか分からない以上、休む時間を最小限にする必要がある。その為の回復に必要な薬と水をディスクの画面から購入した。
購入すると今まで同様突然壁だった一部が開かれ、そこに購入した薬と、水の入ったペットボトルが置かれていた。
「後は…(改めて何が出来るのかいろいろと見て見よう…。熱でぼーっとしてるけど…早めに確認しないと…)」
設定の画面からフロアカスタムへと進む。すると、
・カスタム編集
・カスタム購入
・設定カスタム閲覧
の3つの項目が出てくる。
「(桃谷さんが言ってたルールの設定…ここから何か設定が出来るのかな)」
カスタム購入の画面を開くと、様々なカスタムと思われる名称が必要なDPと共に羅列されていた。それ以外にも複数のカスタムに表記されている記号がある。
「(切?H?なんの記号だろう…?)」
記号の意味をあまり働かない頭で考えていると、右上に本の様なマークがあるのが見え、それを押してみる。
*****
-フロアカスタム解説-
設定する事で、自身のフロア内で設定されたルールを元にデュエルを進行できるようになります。
(永):一度購入すれば永続的に使用もしくは適用されるカスタムです。
(切):一度のデュエルでの使い切りのカスタムです。複数の購入が可能です。
(強):他のカスタムの効果を向上させるカスタムです。
また、カスタムは
<手札強化><ライフ・衝撃><システム>
<H> <L> <S>
の3つの分類に分けられます。同じ分類のカスタムは1度の決闘において1つまでしか設定できません。
*****
「分類…(ライフ・衝撃ってのが、実際のダメージに関係するものなのかな…?)」
分類の欄で<ライフ・衝撃>を選択すると<L>の記号が記されたカスタムばかりが表示された。
「ライフ増量…ライフ耐久…被ダメージ軽減…?」
気になった被ダメージ軽減をタッチすると、カスタムの詳細が画面へと表示された。
*****
《被ダメージ軽減》 30000DP
分類:<L>(切)
デュエル開始前に使用(1度のデュエルで同時に使用できるのは1つまで)。
実際に発生するダメージが両プレイヤー30%減少する。
*****
「実際に発生するダメージが減少…!?」
デュエル中に発生する現実へのダメージが減れば、当然死ぬ確率が下がる。しかも、このカスタムは自分だけでなく相手へも影響が及ぶ様だ。
「相手を殺してしまう可能性が減る…?」
勝ちを得られる盤面で、相手へのダメージ量が多くとも死なせてしまう可能性が減るというのであれば、割高でも購入する価値はあるだろう。自分が受けるダメージも減ればデュエル中に、体の心配をする頻度も少なくて済む。
「3万…30%の減少…」
かなりの高額なDPに加えて減少量の30%というのも、実際どの程度なのか分からない。
「分からないけど…数字的に行けば1000ダメージ受けても700ダメージ分しか受けないって事よね…?」
自分で口に出して言ってみても、いまいち減少量の加減が分からない数値で首を傾げざるを得ない。
加えて、先程の説明によると外に出た場合にはこのカスタムは適用できないようだった。あくまでこのフロア内でのデュエルのみ。
「でも…(少しでもデュエルで死の危険性が遠ざかるなら…)」
梨沙は悩んだ末にそのカスタムを購入する。
購入すると、カスタムを設定する画面へ移行するかの問いが現れ、そこからカスタムの設定画面へと移行しカスタムを設定した。
「(これで、フロアでのデュエルは受けるダメージがお互いに減る。殺すのも殺されるリスクも減る…)。
どうしようか…な…」
次は何を確認しようかと考えようとしたところで、体がふらつく。
「熱…のせいかな…。
(さすがにもう少し休まないと、厳しいかな…最低限死ぬリスクは下げられた気がするし…)」
誰かがフロアへやってきて、デュエルを挑んでくるリスクは変わらないが、どちらにしろ体も頭も思うように動かない今の状態では体を休ませざるを得ない。
水を一口飲み、寝袋へ戻る。
「出来る事なら…誰も…来ないで……」
目をぎゅっと瞑り、震える体を両手で抑えながら、誰もフロアへと訪れないことをただ祈る…。
-----
「いやあああああああああああああああああああああああ!!!」
天井、壁すべてが紫に塗りたくられ、その上から多種多様な血痕が残る空間に女性の悲鳴が響き渡る。
「あぁ?あぁ、朝か」
右目の下に傷のある黒い服の男は吊り下げられたハンモックから身を乗り出し、血塗られた冷たい床へと足をつける。
「ハハハ!やっぱ悲鳴で目覚めると寝起きがいいなぁ!」
近くの机に置かれていたボイスレコーダーのボタンを押すと、そこから女性の悲鳴がフロア内へと流れる。
「いやあああああああああああああああああああああああ!!!」
淀んだ瞳を細め、男はにやりと口角をあげる。
「こいつはトップクラスにいい声していたな。目覚ましにもってこいだ。
いい声聞いて、草共も喜んでるなぁ!クハハハ!」
テーブルの上には、ヒビが入りところどころ割れてしまっている2つの植木鉢が置かれている。
割れた植木鉢にはトラバサミのように口を開いた赤い葉と、悲鳴に反応して小さな葉を揺らす植物が植えられている。
「さぁて、今日も狩りに行くとするかぁ。やっぱ生の悲鳴を聞かない事にはなぁ…」
男は机からデュエルディスクを手に取り、左腕に装着すると、出口の扉へと向かう。
「ハハハハハハハ!!!!!」
高らかに笑う男は血まみれの床に無造作に置かれた頭蓋骨を蹴り上げ、紫の扉から外へと出て行った…。
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真っ白な壁と床の廊下を青年は歩いていた。
「どこ曲がってもどれだけ歩いても…景色が変わらない…」
前を開けた藍色のスーツを着て、左側の前髪をかきあげた短髪の青年は渡されたデュエルディスクを持ちながら、白い廊下を延々とさ迷っている。
「デュエルしろって突然言われたけど…そもそも相手がいないじゃないか…」
疲労も合わさり口から愚痴を零しながらも歩き続けていると、目の前の景色に変化が現れる。
「ん?あそこの色が違う…」
青年がその場所へと近づくと、先ほどまでの廊下と打って変わって真っ青な扉がそこにあった。
「(ここで何かするのか…?)」
青年が扉を観察し近づこうとすると、扉が突然開かれた。
「わっ…(自動扉なのか)」
「どうぞ、中へ入って」
扉の向こうから透き通った女性の声が聞こえた。
「わ、分かりました」
青年は促されるままに扉の中へと入る。
中へ入ると、扉は閉じられそれと同時に青色の照明が室内を怪しく照らし出す。
扉が青一色だったように、室内の床や壁、天井までもが青色に塗りたくられている。
「(なんでこんなに青いんだ…?)」
「名前は…?」
先程聞こえた女性と同じ声色で部屋の奥から問いかけられた。
「あ、僕ですか?僕は工藤 流星(くどう りゅうせい)と言います」
「そう…」
小さな足音と共に部屋の奥から声の主が姿を現わした。
その女性はとても長い髪を伸ばした綺麗な女性だった。照明の影響で見づらいが、何故か肩から手首まで包帯が巻かれている様に見える。
そして、左腕には自分が持たされたものと同じデュエルディスクが装着されているのが見えた。
「あの、僕ここでデュエルをするように言われて来たんですけど…ここでデュエルすればいいんですか?」
自分が与えられた指示をここで果たせるのかと、青年は女性へ問いかける。
「デュエル…?」
「はい、ずっと外を歩いても誰も居なくて…。ようやく、廊下と違う場所を見つけたので」
女性は両手で頭を掻き始める。
「てことは?あたしを探してたの?あたしとデュエルするために?」
「え、ちょっと僕にも分からないんですけど…そういうことなのかもしれませんね」
非常に曖昧なデュエルをしろという指示のもと、女性への返答も曖昧なものになってしまった。
「あぁ、あぁぁ、あああああああああああああああああ!!!??」
女性は頭を掻きむしり、髪を振り乱しながら突然金切り声をあげはじめる。
「な、どうしたんですか!?」
「どこで聞いた?あたしのことを!?一体どこで、誰に、なんで。あたしのフロアを見つけたって、そういうことなんでしょ。殺しに来た、殺し屋が来た、あたしをデュエルで殺しに来た。見られた、見られた、やっぱりそうだ」
何かに怯えるように歯をカタカタと震わせながら、焦点の定まらない女性はうわ言の様に呟き続けている。
「どういうことですか?一体あなたは何を…
「しらじらしい!!!あたしを殺しに来たんだろう!!?」
青年をキッと睨みつけた女性は大声をあげる。
「殺しに!?
何を言って、僕はデュエルをしろと言われただけで、あなたに用事があったとしてもデュエルをするだけですよ?」
「それが殺しに来てる証拠だろ!逃がしたらダメだ。逃げられたら確実に殺されるよ。みんなそうだ。みんなあたしを殺しに来てるんだ。ここに居るやつはみんなあたしを殺しに来てるんだろ!!?」
女性の持つデュエルディスクが特有の機械音を発しながら起動を始める。
それに連動するように青年の持つデュエルディスクも起動し始める。
「わわっ」
「絶対に生かして帰せない。生きて帰れない。帰す訳がない」
憎悪に満ちた恨み言を呟き続けるその女性は、とてもじゃないが正気の人間とは思えない。
「(この人、やばい…)」
青年は女性に背を向け出入り口である扉の元へと走る。
扉の前に来ても扉は開かず、押しても叩いても反応がない。
「くそ、なんであかないんだ…」
「逃がさないって言っただろ?お前をここで必ず始末する。
不穏分子は排除しなきゃ」
突然訳の分からない言いがかりを掛けられ、苛立った青年は少し語気を荒くして女性へ言葉を投げかける。
「さっきからあなたは何を言っているんですか!?
殺される殺されるって、僕がなんであなたを殺す必要があるんですか!?」
泳いでた視線が突然青年の方を向いて止まった。
虚空を映しだすその瞳からは何の感情も感じ取れず、あまりの不気味さに青年の背中に寒気が走る。
「お前、あたしの事見ただろ?」
「…え?」
「見たよな?」
全くの無表情で首を傾ける女性は青年へと詰問する。
「見た…いやそりゃ話したんだから見もしますよ」
「じゃぁだめだ。あたしを見たやつはみんな殺してきた」
「はぁ!?」
まるで意味が分からない…。
見た。
それだけの事で、人を殺すと女性はそう言っている。創作物に出てくる怪物とやっている事は相違ない。あまりの無茶苦茶さに呆れかけるが、何の感情も映していなかったその瞳から恐怖と憎悪の念が詰まっている様に感じられる…。
彼女は至って真面目に、自身を視認した自分の事を殺そうとしているらしい。
「殺せば殺される心配がない。あたしは安心したいだけなんだよ」
「だからって無茶苦茶じゃないですか!」
「今言ったことがあたしのすべてだ。お前が死 ねばあたしは安心なんだよ」
女性は姿勢を真っすぐに直し、左腕のデュエルディスクを構える。
ザザッピー
「ただいまよりブルーフロアにてデュエルを開始します。
ルール:マスタールール
LP:8000
モード:ブルーフロアカスタム
リアルソリッドビジョン起動…。」
「な、なんなんだよ…訳わかんないだろ!?」
「お前が言い出したことだ。デュエルすればいいんだよ。
そしたらお前が死ぬ。簡単な話だ」
理解不能だ。さらに言うならここへ招き入れたのは紛れもないこの女性なのだ。彼女の物言いはあまりにも理不尽だ。
「僕を殺したいなら…なんで部屋に入ってくるように誘導したんですか…」
青年はデュエルディスクを左腕に装着しながら、女性の矛盾した行動を指摘する。
「場所がバレたんだ、殺しの準備をされる前に殺さないといけない。
お前が死ぬのが早ければ早い程にあたしの安心できる時間が延びるんだ」
「なんなんだよ…結局意味わかんねぇって…。
とにかく、デュエルで勝てばいいんだろ!?」
「勝つ?」
女性は再び手で頭をガリガリと音が聞こえる程に掻きむしり始める。
「勝てる訳ないだろ…勝たせる訳ないだろ…殺されるわけないだろ!?
ここはあたしの場所、あたしがあたしで居られる安らぎの場所…。
こわさせてたまるかあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
金切り声が青いフロア内へ響き渡り、こだまする。
「デュエル!」 LP:8000
「デュエル!」 LP:8000
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61 | Report#17「幻聴」 | 405 | 2 | 2023-08-02 | - | |
76 | Report#18「ハイエナ狩」 | 453 | 0 | 2023-08-09 | - | |
58 | Report#19「おやすみ」 | 527 | 0 | 2023-08-13 | - | |
69 | Report#20「クラスⅢ」 | 398 | 0 | 2023-08-18 | - | |
56 | Report#21「視線恐怖症」 | 382 | 0 | 2023-08-23 | - | |
75 | Report#22「新たな被験者」 | 551 | 2 | 2023-08-28 | - | |
49 | Report#23「天敵」 | 353 | 2 | 2023-09-03 | - | |
70 | Report#24「吹き荒れる烈風」 | 380 | 0 | 2023-09-03 | - | |
49 | Report#25「情報屋」 | 321 | 2 | 2023-09-13 | - | |
52 | Report#26「再編成」 | 375 | 2 | 2023-09-18 | - | |
72 | Report#27「見えない脅威」 | 507 | 2 | 2023-09-24 | - | |
69 | Report#28「トラウマ」 | 469 | 2 | 2023-09-29 | - | |
54 | Report#29「背反の魔女」 | 575 | 2 | 2023-10-03 | - | |
77 | Report#30「潰えぬ希望」 | 585 | 2 | 2023-10-09 | - | |
62 | Report#31「献身」 | 347 | 0 | 2023-10-15 | - | |
63 | Report#32「好転」 | 381 | 2 | 2023-10-20 | - | |
68 | Report#33「身勝手」 | 350 | 2 | 2023-10-25 | - | |
59 | Report#34「ボス戦」 | 416 | 3 | 2023-10-30 | - | |
53 | Report#35「想起」 | 357 | 2 | 2023-11-05 | - | |
65 | #被験者リストA | 567 | 0 | 2023-11-05 | - | |
58 | Report#36「ノルマ達成目指して」 | 321 | 2 | 2023-11-10 | - | |
55 | Report#37「分断」 | 398 | 2 | 2023-11-15 | - | |
83 | Report#38「旅立ち」 | 555 | 0 | 2023-11-20 | - | |
55 | Report#39「幼き力」 | 359 | 2 | 2023-11-25 | - | |
50 | Report#40「囚われし者」 | 317 | 0 | 2023-11-30 | - | |
54 | Report#41「傍に居てくれるから」 | 395 | 2 | 2023-12-05 | - | |
68 | Report#42「どうして?」 | 436 | 1 | 2023-12-10 | - | |
54 | Report#43「拒絶」 | 316 | 0 | 2023-12-15 | - | |
60 | Report#44「不信」 | 375 | 2 | 2023-12-25 | - | |
50 | Report#45「夜更かし」 | 415 | 2 | 2024-01-05 | - | |
57 | Report#46「緊急回避」 | 490 | 0 | 2024-01-10 | - | |
68 | Report#47「狂気」 | 417 | 2 | 2024-01-20 | - | |
58 | Report#48「判断」 | 382 | 2 | 2024-01-30 | - | |
72 | Report#49「白化」 | 468 | 0 | 2024-02-10 | - | |
62 | Report#50「諦め切れない」 | 377 | 2 | 2024-02-20 | - | |
53 | Report#51「錯綜」 | 434 | 2 | 2024-03-01 | - | |
73 | Report#52「計画」 | 426 | 2 | 2024-03-05 | - | |
65 | Report#53「決意」 | 523 | 2 | 2024-03-10 | - | |
53 | Report#54「抜け道」 | 394 | 2 | 2024-03-15 | - | |
82 | Report#55「死の栄誉」 | 522 | 2 | 2024-03-25 | - | |
57 | Report#56「灼熱の断頭」 | 377 | 2 | 2024-03-30 | - | |
66 | Report#57「憧れの主人公」 | 379 | 0 | 2024-04-05 | - | |
60 | Report#58「記憶にいない娘」 | 308 | 2 | 2024-04-20 | - | |
48 | Report#59「蝕みの鱗粉」 | 322 | 4 | 2024-04-25 | - | |
68 | Report#60「歪み」 | 409 | 4 | 2024-04-30 | - | |
43 | Report#61「新たなステージ」 | 356 | 2 | 2024-05-10 | - | |
71 | #被験者リストB | 435 | 0 | 2024-05-10 | - | |
50 | Report#62「狂気の残党」 | 348 | 2 | 2024-05-20 | - | |
58 | Report#63「窒息」 | 366 | 2 | 2024-06-15 | - | |
55 | Report#64「護衛」 | 325 | 2 | 2024-07-10 | - | |
60 | Report#65「格付け」 | 331 | 2 | 2024-07-20 | - | |
80 | Report#66「赤い世界」 | 487 | 2 | 2024-08-05 | - | |
91 | Report#67「悪夢の始まり」 | 604 | 6 | 2024-08-15 | - | |
55 | Report#68「見せかけの希望」 | 357 | 4 | 2024-08-25 | - | |
54 | Report#69「未来を懸けて」 | 300 | 2 | 2024-09-05 | - | |
57 | Report#70「救われたい」 | 335 | 2 | 2024-09-15 | - | |
66 | Report#71「決意の隼」 | 481 | 2 | 2024-09-25 | - | |
47 | Report#72「勝者の在り方」 | 310 | 2 | 2024-10-05 | - | |
49 | Report#73「救われない」 | 327 | 2 | 2024-10-15 | - | |
40 | Report#74「死の責任」 | 307 | 4 | 2024-10-25 | - | |
48 | Report#75「喪失」 | 320 | 2 | 2024-11-05 | - | |
37 | Report#76「黙殺」 | 237 | 2 | 2024-11-10 | - | |
37 | Report#77「残されたモノ」 | 235 | 2 | 2024-11-20 | - | |
62 | Report#78「死別反応」 | 445 | 2 | 2024-11-30 | - | |
32 | Report#79「メモリアリティ」 | 204 | 2 | 2024-12-10 | - | |
30 | 観察報告レポート | 332 | 2 | 2024-12-10 | - | |
36 | Report#80「始動」 | 247 | 2 | 2024-12-20 | - | |
32 | Report#81「不可視」 | 314 | 0 | 2024-12-30 | - | |
44 | Report#82「揺れ惑う正義」 | 403 | 2 | 2025-01-10 | - | |
36 | Report#83「研ぎ澄まされし逆鱗」 | 279 | 4 | 2025-01-25 | - | |
29 | Report#84「解と答え」 | 249 | 0 | 2025-02-10 | - | |
27 | Report#85「序曲-死という舞台」 | 283 | 0 | 2025-03-20 | - | |
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