交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠







種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング












デッキランキング
EX-1 団長の決定 作:にしん
今月のサーカス団所属新規デュエリスト募集のため、各カードショップやデュエル塾、デュエルクラブなど、遊戯王関連のお店や施設に書類を送った。そして、募集期間が終了し、応募デュエリストのリストを団長室でじっくりと眺めている男がいた。
メルティオールサーカス団団長、メルティオール=マテリオ。彼もまた、エンタメデュエリストに影響されてエンタメデュエルを目指し、サーカスを立ち上げた男である。そしてそのサーカスは今や大人気となり、世界中から観客やデュエリストが集まるほどに成長した。そして将来のサーカス団員やプロデュエリスト育成のため、所属デュエリスト枠も作成した。
「ふうむ、一般参加より多いのはいつものことだけど、今回は特に多いなぁ・・・」
そう呟きながら一枚一枚、デュエリスト名とメインデッキ、そしてデュエル形式の希望が書かれたリストを眺めていく。最近眼が悪くなってきたのか、書類を眺める時は眼鏡とコーヒーかお茶が必須になっていた。部屋にいる秘書によって飲み物が変わる。今日はアリシアなのでブラックコーヒーだ。
「最近は面白そうなデッキを使うデュエリストばかりだ。だけど・・・」
「所属デュエリストには向いていない、エンタメ向けではない、大会向けだけどつまらない、ということですね」
「そうだなぁ。流行りもいいんだけど、たまにはびっくりするようなデッキを使うデュエリストが欲しいんだ」
一般参加のデュエリストは現時点のリミットレギュレーションで大会上位に勝ち上がれるような流行りのデッキ、エンタメに似合ったEMや青眼などの有名なデッキで挑んでくるし、サーカス所属希望も大抵有名なデッキばかり。だけど、そのような「流行り」はやっぱり飽きるのだ。
「・・・ふむ」
「団長?」
「これは・・・即決だな。アリシア、今回の挑戦者は彼“だけ”にするよ。早速書類を準備してくれ」
「“オッドアイズ”・・・かのエンタメデュエリストが使っていたデッキですね。それも団長の言う“流行り”なのではないでしょうか」
「そうだね。オッドアイズは今も“流行り”の1つだけどそこではない。私がひらめいたのは彼の切り札・・・それが面白そうなんだ。ぜひ我がサーカス団所属デュエリストに・・・いや、将来の団員として迎えたい!」
そう言って団長は眼鏡を置いて立ち上がり、電話をかける。
数分後、一人の紫のセミロングの髪で作業服の少女が入ってきた。
「団長ー。今、サーカスのシステム整備してたのに緊急とはなんですかー?」
「それはごめん。ローラさんにお願いがあるんだ」
団長がローラに伝えたのは、今月の新規挑戦者の面接兼EMSカードの作成デュエルを頼むことだった。
「えっでも、いきなり作るんですか?」
「それもあるけど、彼の切り札をエンタメ向けに変えてほしいんだ。ローラさんなら楽勝でしょ?」
「でしょ?って・・・まぁでも、あの竜を使うデュエリストですかー。それは確かに変えないとですね。わかりました!わたしがその彼を見極めてあげましょう!」
「流石ローラさん。頼んだよ。あとは・・・デビュー戦を誰に相手させようかな」
EMSカードの作成後にサーカス中に行うデュエル。その中に「彼」を最後に出す予定だけど、あの竜を盛り上げられる団員を決めないといけない。アリシアは当然のように団長に問う。
「団長じゃだめなのですか?」
「私でもいいんだけど、彼のデッキ相手だと下手したら2ターンで終わるね。エンタメデュエルといっても演出と展開を両立できるデッキのはずだ。展開を少しでも遅らせて楽しませるために誰が適任だろうか・・・」
リストに書かれてあるその彼のデッキ名は「覇王烈竜軸オッドアイズ」。この街でも実力者として有名なだけあって、覇王烈竜を出すことに特化しているはず。団長が思い浮かべたシミュレーションではプレイヤー側から数えて平均2ターンで出せる。そしてその竜の特性は・・・
「ユニットを消費して、相手フィールド全破壊からの破壊した枚数分の強化。からの2回攻撃は恐ろしいね」
「効果がエンタメ向けではないですね」
「そこをエンタメ向けにすればみんなびっくりでしょ。私は彼にその素質を感じるんだ。彼もエンタメっぽく盛り上げるのが得意らしいし、挑戦させたいのだ。・・・そうだ、ミミカさんに頼もう」
そして時は流れて彼がサーカスデビューする当日。ローラさんは頼まれたEMSカードの作成および、覇王烈竜のエンタメ化に成功した。
「お見事!そして私の見込み通りのデュエリストのようだ」
「でしょー。ま、わたしにかかればこんなものよ。ふひひー」
デュエル内容は案の定1ターンで覇王烈竜を出されて8000あったLPが一瞬で0になったわけだが、団長の思った通り彼にはエンタメの素質がある。団長は今日の彼のデビュー戦が楽しみで仕方ないようで、すでにサーカスで披露する、王子のような格好をしていた。
「さて、そろそろ今日のサーカスの準備だ。ローラさん、会議室行くよ」
「はーい」
メルティオールサーカス団団長、メルティオール=マテリオ。彼もまた、エンタメデュエリストに影響されてエンタメデュエルを目指し、サーカスを立ち上げた男である。そしてそのサーカスは今や大人気となり、世界中から観客やデュエリストが集まるほどに成長した。そして将来のサーカス団員やプロデュエリスト育成のため、所属デュエリスト枠も作成した。
「ふうむ、一般参加より多いのはいつものことだけど、今回は特に多いなぁ・・・」
そう呟きながら一枚一枚、デュエリスト名とメインデッキ、そしてデュエル形式の希望が書かれたリストを眺めていく。最近眼が悪くなってきたのか、書類を眺める時は眼鏡とコーヒーかお茶が必須になっていた。部屋にいる秘書によって飲み物が変わる。今日はアリシアなのでブラックコーヒーだ。
「最近は面白そうなデッキを使うデュエリストばかりだ。だけど・・・」
「所属デュエリストには向いていない、エンタメ向けではない、大会向けだけどつまらない、ということですね」
「そうだなぁ。流行りもいいんだけど、たまにはびっくりするようなデッキを使うデュエリストが欲しいんだ」
一般参加のデュエリストは現時点のリミットレギュレーションで大会上位に勝ち上がれるような流行りのデッキ、エンタメに似合ったEMや青眼などの有名なデッキで挑んでくるし、サーカス所属希望も大抵有名なデッキばかり。だけど、そのような「流行り」はやっぱり飽きるのだ。
「・・・ふむ」
「団長?」
「これは・・・即決だな。アリシア、今回の挑戦者は彼“だけ”にするよ。早速書類を準備してくれ」
「“オッドアイズ”・・・かのエンタメデュエリストが使っていたデッキですね。それも団長の言う“流行り”なのではないでしょうか」
「そうだね。オッドアイズは今も“流行り”の1つだけどそこではない。私がひらめいたのは彼の切り札・・・それが面白そうなんだ。ぜひ我がサーカス団所属デュエリストに・・・いや、将来の団員として迎えたい!」
そう言って団長は眼鏡を置いて立ち上がり、電話をかける。
数分後、一人の紫のセミロングの髪で作業服の少女が入ってきた。
「団長ー。今、サーカスのシステム整備してたのに緊急とはなんですかー?」
「それはごめん。ローラさんにお願いがあるんだ」
団長がローラに伝えたのは、今月の新規挑戦者の面接兼EMSカードの作成デュエルを頼むことだった。
「えっでも、いきなり作るんですか?」
「それもあるけど、彼の切り札をエンタメ向けに変えてほしいんだ。ローラさんなら楽勝でしょ?」
「でしょ?って・・・まぁでも、あの竜を使うデュエリストですかー。それは確かに変えないとですね。わかりました!わたしがその彼を見極めてあげましょう!」
「流石ローラさん。頼んだよ。あとは・・・デビュー戦を誰に相手させようかな」
EMSカードの作成後にサーカス中に行うデュエル。その中に「彼」を最後に出す予定だけど、あの竜を盛り上げられる団員を決めないといけない。アリシアは当然のように団長に問う。
「団長じゃだめなのですか?」
「私でもいいんだけど、彼のデッキ相手だと下手したら2ターンで終わるね。エンタメデュエルといっても演出と展開を両立できるデッキのはずだ。展開を少しでも遅らせて楽しませるために誰が適任だろうか・・・」
リストに書かれてあるその彼のデッキ名は「覇王烈竜軸オッドアイズ」。この街でも実力者として有名なだけあって、覇王烈竜を出すことに特化しているはず。団長が思い浮かべたシミュレーションではプレイヤー側から数えて平均2ターンで出せる。そしてその竜の特性は・・・
「ユニットを消費して、相手フィールド全破壊からの破壊した枚数分の強化。からの2回攻撃は恐ろしいね」
「効果がエンタメ向けではないですね」
「そこをエンタメ向けにすればみんなびっくりでしょ。私は彼にその素質を感じるんだ。彼もエンタメっぽく盛り上げるのが得意らしいし、挑戦させたいのだ。・・・そうだ、ミミカさんに頼もう」
そして時は流れて彼がサーカスデビューする当日。ローラさんは頼まれたEMSカードの作成および、覇王烈竜のエンタメ化に成功した。
「お見事!そして私の見込み通りのデュエリストのようだ」
「でしょー。ま、わたしにかかればこんなものよ。ふひひー」
デュエル内容は案の定1ターンで覇王烈竜を出されて8000あったLPが一瞬で0になったわけだが、団長の思った通り彼にはエンタメの素質がある。団長は今日の彼のデビュー戦が楽しみで仕方ないようで、すでにサーカスで披露する、王子のような格好をしていた。
「さて、そろそろ今日のサーカスの準備だ。ローラさん、会議室行くよ」
「はーい」
現在のイイネ数 | 84 |
---|

↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
194 | 第0話 プロローグ | 1156 | 4 | 2018-08-31 | - | |
119 | 第1話 第一歩 | 886 | 0 | 2018-09-02 | - | |
157 | 第2話 メルティオールサーカスへ | 952 | 2 | 2018-09-06 | - | |
109 | 第3話 EMS入門 前編 | 985 | 3 | 2018-09-08 | - | |
96 | 第4話 EMS入門 後編 | 918 | 3 | 2018-09-10 | - | |
118 | 第5話 俺の覇王烈竜 | 938 | 1 | 2018-09-13 | - | |
84 | EX-1 団長の決定 | 771 | 0 | 2018-09-17 | - | |
149 | 第6話 初陣の準備 | 837 | 2 | 2018-09-22 | - | |
109 | 第7話 初陣:入場 | 814 | 2 | 2018-09-26 | - | |
153 | 第8話 初陣:アイドル | 1049 | 2 | 2018-09-29 | - | |
145 | 第9話 初陣:俺の竜たち | 920 | 0 | 2018-10-02 | - | |
135 | 第10話 初陣:全力のエンタメ | 914 | 0 | 2018-10-06 | - | |
122 | 第11話 黒フード | 870 | 0 | 2018-10-12 | - | |
142 | 第12話 続・黒フード | 969 | 4 | 2018-10-17 | - | |
89 | 第13話 事件!? | 755 | 0 | 2018-10-22 | - | |
121 | 第14話 教会 | 848 | 0 | 2018-10-25 | - | |
138 | EX-2 サーカス団員の休日 | 1063 | 2 | 2018-10-27 | - | |
123 | 第15話 スピード勝負 | 882 | 0 | 2018-10-30 | - | |
128 | 第16話 覇王降臨 | 943 | 4 | 2018-11-03 | - | |
129 | 第17話 覇王とエンタメ | 892 | 4 | 2018-11-08 | - | |
142 | EX-3 メルとゼム | 922 | 0 | 2018-11-11 | - | |
123 | 第18話 転校生 | 879 | 0 | 2018-11-23 | - | |
107 | 第19話 学校のアイドル? | 938 | 0 | 2018-12-01 | - | |
83 | 第20話 鍛冶屋、推参! | 812 | 0 | 2018-12-11 | - | |
88 | 第21話 魔剣コレクション | 1094 | 0 | 2018-12-15 | - | |
143 | 第22話 魔剣と竜 | 846 | 2 | 2018-12-22 | - | |
98 | EX-4 ??? Pt.1 | 724 | 0 | 2018-12-25 | - | |
100 | 第23話 「魔剣」 | 808 | 0 | 2018-12-30 | - | |
91 | 第24話 ”本物” | 775 | 0 | 2019-01-07 | - | |
88 | 第25話 解析結果 | 813 | 2 | 2019-01-20 | - | |
111 | 第26話 不思議なデュエリストたち | 854 | 2 | 2019-02-08 | - | |
135 | EX-5 サーカス七不思議 | 879 | 0 | 2019-02-11 | - | |
91 | EX-6 ??? Pt.2 | 735 | 0 | 2019-02-19 | - | |
109 | 第27話 PLACE TO PLACE | 905 | 0 | 2019-02-24 | - | |
128 | 第28話 あっちでこっちでこたつ | 943 | 4 | 2019-03-02 | - | |
102 | 第29話 新システムのうわさ | 913 | 2 | 2019-03-14 | - | |
103 | 第30話 新システムのお披露目 | 812 | 0 | 2019-03-27 | - | |
95 | 遊戯王EM更新についてのお知らせ | 815 | 0 | 2019-04-07 | - | |
129 | EX-7 サーカスの夏休み | 1146 | 2 | 2019-04-14 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/09/30 新商品 リミットレギュレーションリストを更新しました。
- 10/08 12:38 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 11:55 SS 第54話:不可能への挑戦
- 10/08 10:52 SS OtP33 Appreciate
- 10/08 04:36 評価 5点 《グラナドラ》「ゲートボール環境では結構強いカード。 破壊しな…
- 10/08 04:31 評価 7点 《ペンギン勇者》「【ペンギン】のエースモンスターでイラストも素…
- 10/08 02:27 評価 7点 《不知火流 輪廻の陣》「ゲートボール環境だとなかなか厄介なカー…
- 10/08 01:57 評価 2点 《ツタン仮面》「イラストが面白いアンデット族専用カウンター罠。…
- 10/08 01:53 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 01:11 評価 2点 《絶望神アンチホープ》「アンチホープとか言う名前のくせに全く《…
- 10/08 00:55 評価 7点 《オルフェゴール・オーケストリオン》「オルフェゴールの使われな…
- 10/08 00:41 評価 8点 《覚醒の魔導剣士》「総合評価:《調弦の魔術師》などを絡めて魔法…
- 10/08 00:35 掲示板 カードリストにおける誤表記・不具合報告スレ
- 10/08 00:24 評価 10点 《竜呼相打つ》「総合評価:P召喚に簡単に繋がる点で有用。 竜剣…
- 10/08 00:17 評価 3点 《濡れ衣》「総合評価:何回も使われるカードやミラーマッチに対し…
- 10/08 00:15 評価 10点 《TG-オールクリア》「原罪宝スネークアイからロケットサラマ…
- 10/07 23:57 評価 8点 《眩月龍セレグレア》「【帝】と攻守と効果が相性が良いカード。 …
- 10/07 22:06 掲示板 アイデア在庫放出場
- 10/07 21:55 評価 8点 《炎神-不知火》「「攻撃力3500」「選んで複数カードを破壊可能」…
- 10/07 21:37 評価 6点 《不知火の鍛師》「テーマのサーチ役ではあるので一定の評価はでき…
- 10/07 21:35 SS 第4話 はじめまして
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。



