交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠







種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング












デッキランキング
FILE:015 崩壊の黙示録 作:ハコネの達人
ひとまず、機械の身体を横抱きにし、ユウラは帰路についた。彼を一番に出迎えたのは、先に帰ってきていたエナだった。エナは一瞬彼が抱いているものに目を見やると、視線を彼に戻す。
エナ「おーユウラ、おかえり。また随分厄介そうな拾いものしてきたね」
ユウラ「自分が厄介者って自覚はあったんだな」
エナ「えっへん(ドヤ」
ユウラ「ドヤ顔すな」
そんなやりとりを交わしながら2人はリビングへと向かった。少年と少女の笑い声が聞こえる。レンとミナも帰ってきているようだ。
レン「ユウラ、おかえりー」
ミナ「また誰か拾ってきたんですか?」
ユウナを抱えたままリビングに来たユウラを見ても、2人は冷静だった。どうやらエナで慣れてしまったらしい。
ユウラ「ああ。そのままにするのもアレなんでな」
そういってユウラは彼女をソファにそっと横たわらせる。
エナ「で、どうしてこんなことになったの?説明してよ」
ユウラ「ああ。えっと…」
ユウラは、事の顛末を3人に話し始めた。
エナ「なるほど、ユウラと引き分けるほどの実力者か…。ぜひ一度戦ってみたいものね」
エナはふむ、と感心したように指を顎にかけ微笑む。
レン「にしても『竜魂』かぁ…ペガサス社のホームページにはそんなカード載ってなかった気がするけど」
ユウラ「…」
ペガサス社。
アメリカの一大エンターテイメント企業であり、カードゲーム「デュエルモンスターズ」を製造している会社である。本来であればカードは全てペガサス社の管理下に置かれ、ホームページに載せられているハズである。
ちなみに、例外として王符は存在を隠匿されているためにホームページには載せられていない。
そしてもちろんデータベース上の全てのカードを暗記しているユウラの脳内にも『竜魂』というカードがあった記憶はない。
ミナ「ってことは、ペガサス社以外の会社が作ったカードってことですか?」
エナ「…しかし、本来ペガサス社以外が作ったカードは決闘盤に反応しないはずよ」
ペガサス社がどのような方法でカードを製造しているかはわからないが、不思議なことにカードをどれだけ分析し、製造方法を真似ても決闘盤には反応しないのだ。つまり、ペガサス社製以外は本来使うことができない。
ユウラ「一体どうやって…」
4人は同時にため息をつくと、ユウラは話を再開させた。
ユウラ「とりあえず彼女が起きるまで待とう。その間に夕食をすませようか」
ミナ「じゃ、お料理手伝います」
そう言ってミナはどこからかパッチワークの可愛いエプロンをつけ、服の裾を捲った。
エナ「お、やる気満々だね。じゃ私もー」
ユウラ「お前はつまみ食いするからリビングに取り皿並べてくれ」
そう言われたエナは口を尖らせ、不満げに「はーい」と答えた。
彼らが夕食を食べ終わってしばらくした頃、機械仕掛けの少女は目を覚ました。
ユウナ「あなたは…」
ユウラ「起きたか。すまん、あのまま放っておくのもどうかと思って」
ユウナ「ありがとうございます。助かりました」
ユウラ「まぁ、その見返りと言っては何だが、君について色々気になることがある。今から質問をしても?」
ユウナ「私が答えられる範囲でしたら、如何様にも」
ユウナはそう言って、恭しく頭を下げた。
ユウラ「じゃあ最初に、君は組織…『Ruin World』の手のものか?」
その言葉を聞いて、彼女は首を傾げた。
ユウナ「どこかで聞いたような気がしますが…わかりません」
ユウラ「じゃあ、君はそのデッキをどこで手に入れたんだ?」
ユウナ「…すいません、それもわからないのです...」
彼女はそう言うと、ゆっくり俯いてしまった。
エナ「……もしかしてこの娘、一部の記憶データを失ってるんじゃないの?」
ユウラ「!」
エナ「だからこのデッキの出自も組織の名前もわからない…まるで意図して抜かれたかのように」
ミナ「じゃあ、質問は…」
レン「多分今してもあまり意味はないな。ま、気楽にいこーぜ」
ユウナ「あ、待ってください。一つだけ、役に立てそうな情報があります」
ユウラ「…それは何か、教えてくれるか」
ユウナは一呼吸おくと、そっと言葉を紡いだ。
ユウナ「どういった意味かはわからないのですが…誰かに言われたような気がするんです。
お前は『崩壊の黙示録』だと」
ーーーー
2日目終了
○獲得ポイント
ユウラ:119ポイント
エナ:115ポイント
レン:93ポイント
ミナ:94ポイント
ーーーー
???「…審判の刻は、訪れた」
ーーーー
大会3日目。
予選を突破するため、街に繰り出したユウラ一行。今日はエナの案内でプレイヤーの溜まり場に訪れていた…一応ユウナはシンリアと留守番している。
ユウラ「ここは…」
その広場では既に多くのプレイヤーがデュエルをしていた。
エナ「カードショップ前の広場だよ。カードを買ってすぐにテストも兼ねてデュエルする人が多くて、いつもデュエルで賑わってる場所なんだ」
レン「なぁ、せっかくだから、カードちょっと見ていかねえか?ポイントの余裕もまだあるし」
ユウラ「そうだな。もしかしたら掘り出し物が見つかるかもしれない。エナとミナも行くか?」
ミナ「私も行きたいです。サイバース族サポートがあればいいのですが…」
エナ「私は遠慮しておくよ。店の前で待ってるね」
そう言ってユウラ、レン、ミナの3人は豊富なカードの種類がウリなカードショップに入っていった。
エナ「さて…どうしよーかな」
そう彼女が待っている間の暇つぶしを考えている時だった。
???「おい」
エナはその声の方へ振り向く。
エナ「何か?」
???「ユウラ・レイセンはどこだ?」
エナ「…結論からぶっ込んで来ましたね」
???「ごまかしは効かない。早く教えろ」
エナ「怪しさ満載のあなたに教えるとでも?」
彼女は決闘盤を構える。
エナ「あなたがデュエルプレイヤーであるならば、デュエルで聞き出しなさい。それに誇りと尊厳を持てるならば」
目の前の男も決闘版を構え、目の前の少女に向き合う。
エナ・???「「デュエル!!!!」」
エナ「おーユウラ、おかえり。また随分厄介そうな拾いものしてきたね」
ユウラ「自分が厄介者って自覚はあったんだな」
エナ「えっへん(ドヤ」
ユウラ「ドヤ顔すな」
そんなやりとりを交わしながら2人はリビングへと向かった。少年と少女の笑い声が聞こえる。レンとミナも帰ってきているようだ。
レン「ユウラ、おかえりー」
ミナ「また誰か拾ってきたんですか?」
ユウナを抱えたままリビングに来たユウラを見ても、2人は冷静だった。どうやらエナで慣れてしまったらしい。
ユウラ「ああ。そのままにするのもアレなんでな」
そういってユウラは彼女をソファにそっと横たわらせる。
エナ「で、どうしてこんなことになったの?説明してよ」
ユウラ「ああ。えっと…」
ユウラは、事の顛末を3人に話し始めた。
エナ「なるほど、ユウラと引き分けるほどの実力者か…。ぜひ一度戦ってみたいものね」
エナはふむ、と感心したように指を顎にかけ微笑む。
レン「にしても『竜魂』かぁ…ペガサス社のホームページにはそんなカード載ってなかった気がするけど」
ユウラ「…」
ペガサス社。
アメリカの一大エンターテイメント企業であり、カードゲーム「デュエルモンスターズ」を製造している会社である。本来であればカードは全てペガサス社の管理下に置かれ、ホームページに載せられているハズである。
ちなみに、例外として王符は存在を隠匿されているためにホームページには載せられていない。
そしてもちろんデータベース上の全てのカードを暗記しているユウラの脳内にも『竜魂』というカードがあった記憶はない。
ミナ「ってことは、ペガサス社以外の会社が作ったカードってことですか?」
エナ「…しかし、本来ペガサス社以外が作ったカードは決闘盤に反応しないはずよ」
ペガサス社がどのような方法でカードを製造しているかはわからないが、不思議なことにカードをどれだけ分析し、製造方法を真似ても決闘盤には反応しないのだ。つまり、ペガサス社製以外は本来使うことができない。
ユウラ「一体どうやって…」
4人は同時にため息をつくと、ユウラは話を再開させた。
ユウラ「とりあえず彼女が起きるまで待とう。その間に夕食をすませようか」
ミナ「じゃ、お料理手伝います」
そう言ってミナはどこからかパッチワークの可愛いエプロンをつけ、服の裾を捲った。
エナ「お、やる気満々だね。じゃ私もー」
ユウラ「お前はつまみ食いするからリビングに取り皿並べてくれ」
そう言われたエナは口を尖らせ、不満げに「はーい」と答えた。
彼らが夕食を食べ終わってしばらくした頃、機械仕掛けの少女は目を覚ました。
ユウナ「あなたは…」
ユウラ「起きたか。すまん、あのまま放っておくのもどうかと思って」
ユウナ「ありがとうございます。助かりました」
ユウラ「まぁ、その見返りと言っては何だが、君について色々気になることがある。今から質問をしても?」
ユウナ「私が答えられる範囲でしたら、如何様にも」
ユウナはそう言って、恭しく頭を下げた。
ユウラ「じゃあ最初に、君は組織…『Ruin World』の手のものか?」
その言葉を聞いて、彼女は首を傾げた。
ユウナ「どこかで聞いたような気がしますが…わかりません」
ユウラ「じゃあ、君はそのデッキをどこで手に入れたんだ?」
ユウナ「…すいません、それもわからないのです...」
彼女はそう言うと、ゆっくり俯いてしまった。
エナ「……もしかしてこの娘、一部の記憶データを失ってるんじゃないの?」
ユウラ「!」
エナ「だからこのデッキの出自も組織の名前もわからない…まるで意図して抜かれたかのように」
ミナ「じゃあ、質問は…」
レン「多分今してもあまり意味はないな。ま、気楽にいこーぜ」
ユウナ「あ、待ってください。一つだけ、役に立てそうな情報があります」
ユウラ「…それは何か、教えてくれるか」
ユウナは一呼吸おくと、そっと言葉を紡いだ。
ユウナ「どういった意味かはわからないのですが…誰かに言われたような気がするんです。
お前は『崩壊の黙示録』だと」
ーーーー
2日目終了
○獲得ポイント
ユウラ:119ポイント
エナ:115ポイント
レン:93ポイント
ミナ:94ポイント
ーーーー
???「…審判の刻は、訪れた」
ーーーー
大会3日目。
予選を突破するため、街に繰り出したユウラ一行。今日はエナの案内でプレイヤーの溜まり場に訪れていた…一応ユウナはシンリアと留守番している。
ユウラ「ここは…」
その広場では既に多くのプレイヤーがデュエルをしていた。
エナ「カードショップ前の広場だよ。カードを買ってすぐにテストも兼ねてデュエルする人が多くて、いつもデュエルで賑わってる場所なんだ」
レン「なぁ、せっかくだから、カードちょっと見ていかねえか?ポイントの余裕もまだあるし」
ユウラ「そうだな。もしかしたら掘り出し物が見つかるかもしれない。エナとミナも行くか?」
ミナ「私も行きたいです。サイバース族サポートがあればいいのですが…」
エナ「私は遠慮しておくよ。店の前で待ってるね」
そう言ってユウラ、レン、ミナの3人は豊富なカードの種類がウリなカードショップに入っていった。
エナ「さて…どうしよーかな」
そう彼女が待っている間の暇つぶしを考えている時だった。
???「おい」
エナはその声の方へ振り向く。
エナ「何か?」
???「ユウラ・レイセンはどこだ?」
エナ「…結論からぶっ込んで来ましたね」
???「ごまかしは効かない。早く教えろ」
エナ「怪しさ満載のあなたに教えるとでも?」
彼女は決闘盤を構える。
エナ「あなたがデュエルプレイヤーであるならば、デュエルで聞き出しなさい。それに誇りと尊厳を持てるならば」
目の前の男も決闘版を構え、目の前の少女に向き合う。
エナ・???「「デュエル!!!!」」
現在のイイネ数 | 86 |
---|

↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
111 | FILE:001 意志を継ぐもの | 1129 | 3 | 2022-04-05 | - | |
112 | FILE:002 デュエルキング | 653 | 1 | 2022-04-07 | - | |
110 | FILE:003 王の魂 | 770 | 6 | 2022-04-19 | - | |
79 | FILE:004 スピードの世界へ | 566 | 5 | 2022-04-25 | - | |
90 | FILE:005 駆動する機望 | 648 | 1 | 2022-04-26 | - | |
122 | FILE:006 無尽蔵の想像力 | 727 | 4 | 2022-05-03 | - | |
98 | FILE:007 受け継がれる意志 | 648 | 8 | 2022-05-16 | - | |
112 | FILE:008 動き出す陰謀 | 698 | 3 | 2022-05-19 | - | |
117 | FILE:009 三つ巴の攻防 | 611 | 3 | 2022-05-29 | - | |
96 | FILE:010 立ちはだかる課題 | 606 | 2 | 2022-08-26 | - | |
81 | FILE:011 南より昇る太陽 | 564 | 5 | 2022-09-06 | - | |
81 | FILE:012 焔断つ光刃 | 554 | 8 | 2022-09-08 | - | |
59 | FILE:013 ドラゴンと人形 | 541 | 3 | 2022-10-09 | - | |
54 | これまでの登場人物 | 465 | 1 | 2022-10-14 | - | |
68 | FILE:014 神を滅するべく | 414 | 1 | 2022-10-24 | - | |
86 | FILE:015 崩壊の黙示録 | 517 | 1 | 2022-11-09 | - | |
79 | FILE:016 失楽の園 | 625 | 2 | 2022-12-01 | - | |
58 | FILE:017 同僚との再会 | 494 | 3 | 2023-04-20 | - | |
49 | FILE:018 射刺すような光 | 397 | 7 | 2023-06-08 | - | |
83 | FILE:019 光の翼 | 533 | 3 | 2023-08-03 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/09/30 新商品 リミットレギュレーションリストを更新しました。
- 10/08 20:37 一言 「公平性のない議論を元に公共の場のルールを変えてはいけない」が社会…
- 10/08 20:34 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 20:10 評価 10点 《巳剣降臨》「デッキから儀式召喚できる、デッキからリリースで…
- 10/08 19:48 一言 僕は引っ込みます。余計なお世話だし。じゃあ自分の意見を社会正義と思…
- 10/08 19:28 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 19:21 一言 ファンデッカス4号さんの意見を社会正義だなんていってないですよね。 …
- 10/08 19:21 評価 10点 《蝕の双仔》「既に墓地にウロボロスがいる状態でエクスから落と…
- 10/08 19:20 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 19:19 一言 匙川さん凄く真面目でファンデッカス4号さんの意見を社会正義とまで言…
- 10/08 19:02 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 18:38 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 18:20 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 17:49 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 17:39 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 17:34 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 17:21 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 17:18 評価 7点 《正義の伝説 カイバーマン》「紙スーレアプリシク枠、海外シク、…
- 10/08 16:45 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 16:40 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/08 16:31 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。




久々(?)の銃騎士展開するので忘れてるかもシレネェ…
とりあえずがんばりまーす
次回、遊戯王ACCEL第16話「失楽の園」 (2022-11-09 09:15)