【重要】投稿再開のお知らせ　作：カズ

ご無沙汰しています。カズです。

この度、当ss「遊☆戯☆王Ｖ☆Ｓ」の投稿を再開する運びになりました。
4年ほど休載期間が続きましたが、今月下旬～7月上旬までに第4章(第二次アストラル大戦編)「Episode89」を投稿できるよう頑張ります。
また、デュエル構成をより円滑なものにするために10期以降にOCG化されたカードも、「本来想定していた勝敗結果に影響を及ぼさない程度」に織り交ぜる予定です。そしてこの期間中に現実では【ヌメロン】の影響で当シリーズの重要人物が扱う切り札『ＳＮｏ.０ ホープ・ゼアル』がいきなり禁止カードになってしまう事態が発生しましたが、「ホープ・ゼアルを組み込まなければどうしても成立しないデュエル」が残されているため、そのカードの使用を第4章の間だけ黙認していただけると幸いです。
(※神に誓って『ヌメロン・ネットワーク』で『ヌメロン・ダイレクト』の効果をコピーしてゲート・オブ・ヌメロン×４を展開するデュエルは書きません)



※ここから先は、「これさえ見れば最初から読まなくても大体わかる、Episode01～Episode85までの概要」となっています。

「五つ星学園中等部」に通う2年生の主人公「藤堂遊弥」は代表として校内のクラス対抗戦に出場し、その初戦で同級生の「赤城紅葉」と対戦し勝利。続く試合では1年生の「黒羽凜」と戦い勝利し、準決勝では紅葉と共に3年の双子デュエリスト「霧野精一」「霧野命慈」とタッグデュエルで戦うことになり、そこで対峙していたデュエリスト全員が『封印竜』と呼ばれる未知のモンスターを覚醒させるが、このデュエルは引き分けに終わる。
実は今回のクラス対抗戦はこの封印竜を覚醒させる目的もあったと学園町「榊原文康」から明かされ、最後の封印竜使いは初等部5年生の「茨木花奈」であることも伝えられた。遊弥は早速彼女とデュエルに挑むも新たな召喚方法である「ビヨンド召喚」を駆使され敗北。続け様に凜、精一、命慈も敗北してしまうが、最後に挑んだ紅葉が土壇場でビヨンド召喚を成功させ、見事勝利。
その後6人はライディングデュエルのジュニアライセンス(18歳まで有効)を取得し、流星学園の選抜メンバーとの対抗戦に勝利。その直後に試合の様子を見ていた現ジュニアチャンピオン「天導レイン」と遊弥が対戦するも、圧倒的な実力差の前に大敗。
その翌日、アクションデュエルという特殊ルールを用いて大空学園の選抜メンバー5人と対戦し、その中で遊弥は新たなモンスター『無限暗黒竜ブラックホール・スターダスト』をシンクロ召喚する。また、凜の対戦相手は彼女の幼馴染である「神谷希」だったが、既に彼女は「敵」の手に落ちており『ｓＮｏ(シャドーナンバーズ).３９ 希望皇ホープ Ｔｈｅ Ｄｅａｄ』という謎のモンスターを召喚し凜を苦しめる。しかし凜の活躍により希の洗脳は解除され、『ＳＮｏ.３９ 希望皇ホープＯＮＥ』『ＳＮｏ.３９ 希望皇ホープ・ザ・ライトニング』を手にすることになった。
しかしその直後、黒いフードを纏った謎の人物「Ｘ」「Ｙ」が現れ、遊弥の召喚した無限暗黒竜によって『呪縛竜』の復活が早まったことを告げられる。遊弥は自らの落とし前をつけるため、凜は希を利用したことへの報いを受けさせるためタッグデュエルを仕掛けるが、このデュエルが始めから無限暗黒竜を再び呼び出すためのものであり、まんまとその策に乗せられてしまった遊弥は暴走状態に陥り攻撃力30000超えの無限暗黒竜を召喚し、Ｘ・Ｙのみならず途中で引き返した紅葉も傷つけ、意識を闇の中に落としてしまう。
遊弥、凜、精一、命慈、花奈の5人は『呪縛竜』と呼ばれるモンスターの使い手を聞かされるのだが、その6人とは

・遊弥の師匠であり先代ジュニアチャンピオンの「古城奏多」(切り札：『宇宙眼の惑星竜(コズミックアイズ・プラネット・ドラゴン)』)
・花奈が過去に大敗を喫した日本最強の女性デュエリスト「清水ルーナ」(切り札：『魅惑の幻想奇術師(ファシネイテッド・ファンタジーマジシャン)ミスティック・ルーナ』)
・命慈が流星学園との対抗戦で敗北した宮崎尚志の双子の兄「宮崎裕人」(切り札：『月光舞獅子姫』)
・元アメリカジュニア4強であり天導レインにも勝る実力者「アレックス・マッカーサー」(切り札：『偉大なる太平洋兵(グランド・パシフィックアーミー)ブラック・ジャックＰ』)
・フランスで絶大な人気を誇るアイドルグループの元センター「マーガレット・リリー」(切り札：『戦慄の異界亡霊(フィアース・パラレルゴースト)ライアー・フライヤー』)
・後天性の完全記憶能力者であるギリシャの実力者「ソフィア・メルクーリ」(切り札：『始原の創世姫(オリジナル・ジェネシックプリンセス)パルテノン・エヴァ』)

であり、全員が若くして昨年他界した強豪デュエリストだった。そんな彼等に対抗するため学園町はそれぞれに1枚ずつカードを渡すのだが、いずれも「裏表が白紙のカード」だった。そして遊弥には「Ｖ☆Ｓ(ファイブスター)」というカードも渡されたのだが、テキストは殆ど読み取れなかった。呪縛竜復活まで猶予は1週間、その間にも様々な出来事があった。

・紅葉が希と同様に洗脳され遊弥を手にかけようとするも辛勝
・「Ｘ」「Ｙ」に次ぐ新たな敵「Ｚ」の存在
・禁忌の四竜の内、『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』『スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』の確認
・古城奏多を始めとする呪縛竜使いの目撃情報が各地で相次ぐ
・最後の希望『ＳＮｏ.０ ホープ・ゼアル』の覚醒
・遊弥の父「藤堂遊仁」の他界
・新たな「無限」モンスター『無限煉獄竜プルガトリウム・スターダスト』の創造

そして来たる7月31日、封印竜使い6人の他にもこの戦いに参加したいと志願者が現れた。少年少女達はいずれも呪縛竜使いや「Ｘ」「Ｙ」「Ｚ」との因縁が深い者達である。

・現ジュニアチャンピオン「天導レイン」
・遊弥と同じく古城奏多の弟子「光貞トワ」
・宮崎裕人の双子の弟「宮崎尚志」
・アレックスと婚約の約束をしていた「氷川エレン」
・凜の幼馴染「神谷希」「春野うらら」「小野寺小町」「伊集院カレン」「三上胡桃」


総勢15名のデュエリストが世界各地に散り、そこで因縁ある強敵(精一のライバルである高橋彩、凜の兄である黒羽翼、紅葉を目の敵にしている喜多村葵、敵の親玉・エースによって造られた人間そっくりのアンドロイド「ＵＴＥ(ユート)」「ＨＵＧＯ(ユーゴ)」「ＪＯＥＲＩ(ユーリ)」)と対峙するが、やはり呪縛竜使いは強敵であり、ソフィアと対峙した紅葉以外の全員が敗北もしくは引き分け・中断という結果に終わり、奏多と対峙した遊弥に至っては彼の度重なる暴走やカード創造の根源であり呪縛竜の力の根源でもある謎の力「Ｚオーラ」を体内から抜き取られ昏睡状態となってしまう。
そして8月15日、地球の自転速度を大幅に上昇させることで月を地球に落下させようとエース達が次の手を打った。それこそ、人々の記憶から抹消された「Ａ.Ｗ.Ⅰ(第一次アストラル大戦)」の続きであり、神谷希から全ての『ＳＮｏ』を略奪するために引き起こされた「Ａ.Ｗ.Ⅱ(第二次アストラル大戦)」開戦の合図だった。