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幕間 イーサ教会の政変 作:ジェム貯めナイト
西方の大陸に位置するESA教を国教に定めた都市国家――マグナ ヌメン。
この国で自らの名を冠したイーサ教会の指導者を務める半精霊の老人――イーサ
は、教会本部の執務室で椅子に座り、面会相手の到着を待っていた。
「イーサ様」
程なくして扉がノックされ、訪問者を迎え入れようとイーサの代理人として教皇を
務める老紳士――ベテルギウスがイーサに代わり、執務室の扉を開いた。
「ご苦労。入りなさい」
そしてベテルギウスに迎えられ、教会本部で神父を務めていた赤髪の男――サバス
が入室する。
「おお、待っておったぞ。サバス」
イーサは椅子から立ち、サバスの元へと歩み寄る。
そして対面した瞬間、イーサは彼の変化に気付いた。
「……少し痩せたようじゃな?」
激務に追われていた彼の頬はやせこけ、目の下には隈までできている。それが“引
継ぎ”のためだけではないことは、イーサも兼ねてより把握していた。
「後任も就き、彼女も“自らの人生”を歩み始めた。君はこれまで勤めてきた職務
と、後見人としての責務を立派に果たした。儂からも賛辞を送ろう。大変ご苦労じゃ
った」
「……はい」
主であるイーサからの最大級の賛辞にも関わらず、サバスは心ここにあらず――と
言わんばかりの気のない返事で答えるが、イーサは彼の事情を顧みて、一切気にする
ことなくサバスへと自らの手を差し出した。
「君には儂からの“洗礼”を授ける。儂の母であるマリアから受け継いだ“光の精霊の力”を許容限界まで注ぎ込む事により、君は秘号(エンクレーブ)を凌駕する力を
手にするじゃろう――」
世界の破壊と再生をもくろみ、そのためにイーサの父である精霊遊明が遊無に託し
た繁栄をもたらす“遊明の力”を狙おうと、秘号は彼女や境階町を襲い、カードの精
霊達の世界へと侵攻してきた。
遊明の肉体を支配した全ての元凶である秘号を倒すべく、サバスはイーサからより
強力な精霊の力を授かろうと、自らも手を差し出し、主からの求めに応じようとする
。
「――よろしいのですか? “彼女”は出発しましたよ?」
しかし先程からのサバスの態度に、納得できないといった態度を現していた教皇ベ
テルギウスは、2人が握手を組み交わすのを遮るかのように、サバスへと呼びかけた
。
「――パパ様……」
「窓の外を御覧なさい。マノン・ラヴァンディエは貴方の扶養を外れたことで、酷
く傷ついているようにも見えますが……?」
ベテルギウスに促され、サバスは自ら執務室の窓まで歩み寄ると、カーテンを少し
開いて外の景色を覗き込む。
彼が見下ろす教会本部の正面玄関では、大きく膨らんだリュックを背負ったマノン
が表情に影を落とし、孤児院から立ち去る姿が見て取れた。
「覚悟はしていました。ですが彼女なら、これから“本当の人生”を歩めると信じ
ています」
「君は“神父を辞める”とともに、マノン・ラヴァンディエとの家族関係を“解
消”した。何故です? 彼女は君にとって娘も同然ではなかったのですか……?」
「全くもってその通りです。……しかし私は“最善の選択”を選んだつもりです」
サバスの発言にベテルギウスは更に眉をしかめ、より一層彼への疑念を深めた。
「――ふむ。では改めて、君の考えを聞かせてはくれないか?」
イーサ教会から立ち去るマノンを眺めるサバスの元にベテルギウスは歩み寄り、こ
の結論に至った彼の考えを再度問いただした。
「……気付いたんです。人は背負うものが多いほど、身動きがとりにくくなると―
―」
「…………」
「私にとって、それは守護霊の防人(ゲニウス・カストゥディーズ)にマノン、そ
してユーヒやユーム達といった志を共にする者です。決して責任から逃げるべく至っ
た結論ではありません。私は――」
サバスは一呼吸置き、精霊世界での戦い――遊陽と遊無の身に起きた惨劇を振り返
り、自らの拳を固く握りしめる。
「……私は、彼らを守れなかった。結果、遊明の力を悪しき者の手に渡してしまっ
た――」
「サバスよ……それは君だけが責任を負うものではない」
イーサは彼の言葉を遮り、あの場にいた誰か1人が責められるものではないと反論
する。
「違います。……遊明の力を奪われた。それ程の事態にも関わらず、責任の所在を
うやむやにするわけにはいきません。守護霊の防人を率いる私が率先し責任を負うこ
とで、道理を通すべきであることは明白です」
「……君を身代わり羊に、教会の面目を保とうと出した結論ですか……」
確かにサバス自らが出向いてなお、最悪の事態を招いたことに対する内部の者への
説明と下す処分としては適切だと、ベテルギウスは多少納得したように軽く頷いた。
「だからこそ、私自らがこの身と引き換えにしてでも、ユーメイを討ち取る“槍”
となります。私個人に下った責任に、彼らを巻き込むわけにはいかない」
元凶であるユーメイを討つために自らが全ての責任を背負い、その身を捧げる意志
を表明したサバスにはイーサも感銘を受けて頷き、ベテルギウスを諭すかのように彼
へとゆったりとした口調で語り掛けた。
「もういいじゃろう。サバスの決意は固い。儂とて当事者ながら秘号を前に彼らを
守れなかったのじゃ。不甲斐ないのう……」
「イーサ様――」
「サバスに全てを押し付ける形となってしまい、申し訳ないと思っておる。故に儂
も甘さを捨て、必ずやサバスにこの力を順応させ、我が父を救いだす助けになると決
めたのじゃ」
イーサもサバスの意思を尊重し、この世界と精霊世界の安寧を守るべく、心を鬼に
してでもサバスに人知を超えた力を授けると表明した。
「……なるほど。全てを捧げてでも、イーサ様の父上を救済しようとする君の献身
には感服する――が……」
イーサの説得を聞き入れ、ベテルギウスは渋々納得するかのように首を小さく縦に
振った。
「……では始めるとするかの。儂の力を授ける“儀式”を――」
「はい――」
そうして意思の擦り合わせを終えた3人は、サバスに光の精霊の力を注ぎ秘号に匹
敵する力を授けるべく、執務室を後にするのであった。
――すまん、全員集まってくれ――。
サバス達が面会する数日前。その日の朝礼では、教会本部に属する守護霊の防人の
メンバーの大半が部署に集合していた。
サバスは見知った顔やリモートでしか関わりが無かったメンバーの姿を見回しつつ
も、全員が静まり返ったところで自らが下した決定を皆に告げた。
――突然だが、オレは神父を辞める――。
サバスが発した急な知らせに、集まったマノンやマルチェッロは一瞬息をすること
も忘れるほどに頭の中が真っ白になり、メンバーからは戸惑いの声が漏れ出した。
――そんな……サバス様! 聞いてないですよそんなの……!?
――聞いてくれ! ……オレはこれまで守護霊の防人に身を置き、諸君らとともに
悪しきカードの精霊と戦ってきた――。
サバスは動揺するメンバーへと一喝し、再び静まり返ったのを合図に、これまでの
活動を振り返りつつ、ともに戦ってきた部下達を称えた。
――君達には大変感謝している。しかし、より大局的な視点から悪霊と戦い、人々
の安寧を守り抜くためには、オレ自らがここを離れ、別行動を起こす必要が出てきた
――。
――今からでも考え直すってことは……できないんスかね……?
マルチェッロから投げられた問いに対し、サバスは首を横に振り、決定は覆らない
と再度突き付けた。
――既にパパ様にはお伝えし、受理された。オレ達の進む道(ロード)は違えるこ
ととなったが、それでも目指す先は同じであり、志を共にする同志ということに変わ
りはない――。
――嘘だ――。
最後に改めて皆への感謝を伝えたサバスは、自らが退任したのちに就任する部長を
発表した。
メンバーもよく知る人物が就任する人事に、一同がひとまず安堵するも、マノンは
サバスの表明を受け入れられず、顔を俯かせて小声で何度もうわ言を呟いている。
以降の任務はその者の指示に従うよう告げたのち、出勤してきた新たな守護霊の防
人を率いる部長と入れ替わるかのように、サバスは部署から退室していったのであっ
た。
――サバス……!
サバスが退任を表明した日の夕刻。彼が教会本部各所へのお礼回りを終え、荷造り
のため自室に戻ろうとイーサ教会の廊下を移動中に、息を切らしたマノンが彼の目の
前に立ちはだかった。
――何の用だ――。
ねえ、嘘だよね!? 今までサバスがいたからアタシ達ここまでやってこれたのに
……!
普段のおちゃらけた雰囲気も忘れ、切迫した表情で取り乱したマノンを前に、サバ
スは彼女を突き放すかのような冷たい態度で接する。
――最早オレがいなくとも、お前さん達はやっていける――。
――そんなこと……! サバスがいなかったらアタシは――。
必死で彼を止めようとするマノンが言葉を言い終えぬうちに、サバスは彼女に背を
向け立ち去ろうとした。
――っ! 待って! 行かないで……――。
――マノン、お前さんとは“お別れ”だ――。
サバスを追いかけようとしたマノンは、彼が発した一言を聞くとともに、その場で
立ち止まり瞳から光を失っていった。
――お前さんも、あと半年も経たずに協会傘下の神学校を卒業する。もうオレの家
族ごっこに付き合う必要はねぇ――。
――……ぁ……――。
――オレは今まで……お前さんのことを空の上に旅立った妹に重ねていた。オレの
身勝手な思いだった。すまなかったな――。
彼女への謝罪を最後に、サバスはその場から立ち去って行った。
――……どうし……て……――。
マノンは愕然として、その場に立っていられず座り込むと、遠ざかっていくサバス
をただ眺めるしかできなかったのであった。
「――本日はご乗車いただき、誠にありがとうございました」
車内にアナウンスが流れる中、マノンは夢から目覚め、顔を上げ光を失った眼で辺りを見回した。
彼女が目的もなく乗った列車は終着駅で停車し、最終列車の到着によって灯りで照
らされた夜の駅舎が微かに賑わう中、マノンも膝上のD・フェースを取り、私物全て
を詰め込んだリュックを背負う。
「…………」
幼少期から過ごしてきたイーサ教会附属の孤児院には帰らず、行く当てもなく彷徨
うマノンは、列車を降りて大陸の芸術や文化の中心地である国――ドゥースの中心部
へと向かって行った。
「お嬢ちゃん……こんな夜中に身分証も見せずにうちには入れんよ」
「…………」
深夜のドゥースを徘徊するマノンは、入ろうとしたバーで店主に止められ、ミルク
すら出されることなく帰宅を促されたことで、バーを退店し再びドゥースの街並みに溶け込んでいった。
「…………」
やがてバーに加え宿にも泊まれず、街灯に近い街路樹の根元に座り込んだマノンは
、アラームをセットしそのまま朝まで就寝しようとした。
「――こんなところで寝たら、風邪引くっスよ」
マノンは再び目を開き、背後から呼び掛けられた声の方へ振り向くと、そこには彼
女を追って来たマルチェッロが愛車を背に立っていた。
「――うぉっと!?」
だがマノンはすぐさま立ち上がると同時に、彼へと手刀を繰り出す。
「……っ!? 離せっ……!」
しかしマルチェッロに手首を掴まれ止められると、必死に身動きして彼を振りほど
こうとする。
「……辛いのはあっしも同じっスよ」
「黙れっ……!」
「マノンちゃんを辛い目にあわそうなんて、サバスさんが思っているわけないに決
まってるじゃないっスか」
自らの説得も聞き入れないほどに心を閉ざし、涙を浮かべつつも凄んだ表情で睨み
つけるマノンを見て、マルチェッロ自身も愕然としていた。
“全てを失った”人間は、これほどまでに自暴自棄に陥るのだと――。
「仲間として放って置けないっス。……一緒に行くっスよ。“洛皇”に――」
やがてマノンが抵抗を諦め、顔を伏せてその場に座り込むとともに、マルチェッロ
は彼女を立たせて腕を引き、自らの愛車へと彼女を乗せた。
今の彼女を立ち直らせることができるのは“彼ら”しかいないと、マルチェッロは
目的地の空港を目指して愛車を発進させる。
後部座席でうずくまるマノンをバックミラー越しに確認しつつ、再び元気な彼女が
帰ってくることをマルチェッロは心の中で願ったのであった。
「あっし、マルチェッロと――」
「…………」
「え……えーっと、ビナリウス回顧録!」
マルチェッロ「サバスさん――あの人はいつも物事を急に決めるんスよね。もっとあっしらを頼ってもいいってのに……」
マノン「…………」
マルチェッロ「孤児院を出てから何も食べてないようっスね。食料なら後ろに積んで
いるっスから、好きに食べていいっスよ?」
マノン「…………」
マルチェッロ「はぁ……見ているあっしも辛いっスよ。早く洛皇でデュエルの修行に
勤しむユーヒ達の元に連れていかないと……!」
マルチェッロ「――というわけで、次回はあっしらが洛皇に向かっている間、ユーヒ
達がヒューゴの実家で過ごす日々を描くっスよ! ……そして常盤家へ訪れた事によ
り、ユームちゃんと常盤家の間で起きた過去の一部が明らかになる――」
「次回! 遊戯王Binarius(ビナリウス) -幕間 朝廷を導く常盤一族-」
マルチェッロ「マノンちゃん……彼女に笑顔が戻る日を待ってるっスよ。次回は常盤
家から開始っス!」
この国で自らの名を冠したイーサ教会の指導者を務める半精霊の老人――イーサ
は、教会本部の執務室で椅子に座り、面会相手の到着を待っていた。
「イーサ様」
程なくして扉がノックされ、訪問者を迎え入れようとイーサの代理人として教皇を
務める老紳士――ベテルギウスがイーサに代わり、執務室の扉を開いた。
「ご苦労。入りなさい」
そしてベテルギウスに迎えられ、教会本部で神父を務めていた赤髪の男――サバス
が入室する。
「おお、待っておったぞ。サバス」
イーサは椅子から立ち、サバスの元へと歩み寄る。
そして対面した瞬間、イーサは彼の変化に気付いた。
「……少し痩せたようじゃな?」
激務に追われていた彼の頬はやせこけ、目の下には隈までできている。それが“引
継ぎ”のためだけではないことは、イーサも兼ねてより把握していた。
「後任も就き、彼女も“自らの人生”を歩み始めた。君はこれまで勤めてきた職務
と、後見人としての責務を立派に果たした。儂からも賛辞を送ろう。大変ご苦労じゃ
った」
「……はい」
主であるイーサからの最大級の賛辞にも関わらず、サバスは心ここにあらず――と
言わんばかりの気のない返事で答えるが、イーサは彼の事情を顧みて、一切気にする
ことなくサバスへと自らの手を差し出した。
「君には儂からの“洗礼”を授ける。儂の母であるマリアから受け継いだ“光の精霊の力”を許容限界まで注ぎ込む事により、君は秘号(エンクレーブ)を凌駕する力を
手にするじゃろう――」
世界の破壊と再生をもくろみ、そのためにイーサの父である精霊遊明が遊無に託し
た繁栄をもたらす“遊明の力”を狙おうと、秘号は彼女や境階町を襲い、カードの精
霊達の世界へと侵攻してきた。
遊明の肉体を支配した全ての元凶である秘号を倒すべく、サバスはイーサからより
強力な精霊の力を授かろうと、自らも手を差し出し、主からの求めに応じようとする
。
「――よろしいのですか? “彼女”は出発しましたよ?」
しかし先程からのサバスの態度に、納得できないといった態度を現していた教皇ベ
テルギウスは、2人が握手を組み交わすのを遮るかのように、サバスへと呼びかけた
。
「――パパ様……」
「窓の外を御覧なさい。マノン・ラヴァンディエは貴方の扶養を外れたことで、酷
く傷ついているようにも見えますが……?」
ベテルギウスに促され、サバスは自ら執務室の窓まで歩み寄ると、カーテンを少し
開いて外の景色を覗き込む。
彼が見下ろす教会本部の正面玄関では、大きく膨らんだリュックを背負ったマノン
が表情に影を落とし、孤児院から立ち去る姿が見て取れた。
「覚悟はしていました。ですが彼女なら、これから“本当の人生”を歩めると信じ
ています」
「君は“神父を辞める”とともに、マノン・ラヴァンディエとの家族関係を“解
消”した。何故です? 彼女は君にとって娘も同然ではなかったのですか……?」
「全くもってその通りです。……しかし私は“最善の選択”を選んだつもりです」
サバスの発言にベテルギウスは更に眉をしかめ、より一層彼への疑念を深めた。
「――ふむ。では改めて、君の考えを聞かせてはくれないか?」
イーサ教会から立ち去るマノンを眺めるサバスの元にベテルギウスは歩み寄り、こ
の結論に至った彼の考えを再度問いただした。
「……気付いたんです。人は背負うものが多いほど、身動きがとりにくくなると―
―」
「…………」
「私にとって、それは守護霊の防人(ゲニウス・カストゥディーズ)にマノン、そ
してユーヒやユーム達といった志を共にする者です。決して責任から逃げるべく至っ
た結論ではありません。私は――」
サバスは一呼吸置き、精霊世界での戦い――遊陽と遊無の身に起きた惨劇を振り返
り、自らの拳を固く握りしめる。
「……私は、彼らを守れなかった。結果、遊明の力を悪しき者の手に渡してしまっ
た――」
「サバスよ……それは君だけが責任を負うものではない」
イーサは彼の言葉を遮り、あの場にいた誰か1人が責められるものではないと反論
する。
「違います。……遊明の力を奪われた。それ程の事態にも関わらず、責任の所在を
うやむやにするわけにはいきません。守護霊の防人を率いる私が率先し責任を負うこ
とで、道理を通すべきであることは明白です」
「……君を身代わり羊に、教会の面目を保とうと出した結論ですか……」
確かにサバス自らが出向いてなお、最悪の事態を招いたことに対する内部の者への
説明と下す処分としては適切だと、ベテルギウスは多少納得したように軽く頷いた。
「だからこそ、私自らがこの身と引き換えにしてでも、ユーメイを討ち取る“槍”
となります。私個人に下った責任に、彼らを巻き込むわけにはいかない」
元凶であるユーメイを討つために自らが全ての責任を背負い、その身を捧げる意志
を表明したサバスにはイーサも感銘を受けて頷き、ベテルギウスを諭すかのように彼
へとゆったりとした口調で語り掛けた。
「もういいじゃろう。サバスの決意は固い。儂とて当事者ながら秘号を前に彼らを
守れなかったのじゃ。不甲斐ないのう……」
「イーサ様――」
「サバスに全てを押し付ける形となってしまい、申し訳ないと思っておる。故に儂
も甘さを捨て、必ずやサバスにこの力を順応させ、我が父を救いだす助けになると決
めたのじゃ」
イーサもサバスの意思を尊重し、この世界と精霊世界の安寧を守るべく、心を鬼に
してでもサバスに人知を超えた力を授けると表明した。
「……なるほど。全てを捧げてでも、イーサ様の父上を救済しようとする君の献身
には感服する――が……」
イーサの説得を聞き入れ、ベテルギウスは渋々納得するかのように首を小さく縦に
振った。
「……では始めるとするかの。儂の力を授ける“儀式”を――」
「はい――」
そうして意思の擦り合わせを終えた3人は、サバスに光の精霊の力を注ぎ秘号に匹
敵する力を授けるべく、執務室を後にするのであった。
――すまん、全員集まってくれ――。
サバス達が面会する数日前。その日の朝礼では、教会本部に属する守護霊の防人の
メンバーの大半が部署に集合していた。
サバスは見知った顔やリモートでしか関わりが無かったメンバーの姿を見回しつつ
も、全員が静まり返ったところで自らが下した決定を皆に告げた。
――突然だが、オレは神父を辞める――。
サバスが発した急な知らせに、集まったマノンやマルチェッロは一瞬息をすること
も忘れるほどに頭の中が真っ白になり、メンバーからは戸惑いの声が漏れ出した。
――そんな……サバス様! 聞いてないですよそんなの……!?
――聞いてくれ! ……オレはこれまで守護霊の防人に身を置き、諸君らとともに
悪しきカードの精霊と戦ってきた――。
サバスは動揺するメンバーへと一喝し、再び静まり返ったのを合図に、これまでの
活動を振り返りつつ、ともに戦ってきた部下達を称えた。
――君達には大変感謝している。しかし、より大局的な視点から悪霊と戦い、人々
の安寧を守り抜くためには、オレ自らがここを離れ、別行動を起こす必要が出てきた
――。
――今からでも考え直すってことは……できないんスかね……?
マルチェッロから投げられた問いに対し、サバスは首を横に振り、決定は覆らない
と再度突き付けた。
――既にパパ様にはお伝えし、受理された。オレ達の進む道(ロード)は違えるこ
ととなったが、それでも目指す先は同じであり、志を共にする同志ということに変わ
りはない――。
――嘘だ――。
最後に改めて皆への感謝を伝えたサバスは、自らが退任したのちに就任する部長を
発表した。
メンバーもよく知る人物が就任する人事に、一同がひとまず安堵するも、マノンは
サバスの表明を受け入れられず、顔を俯かせて小声で何度もうわ言を呟いている。
以降の任務はその者の指示に従うよう告げたのち、出勤してきた新たな守護霊の防
人を率いる部長と入れ替わるかのように、サバスは部署から退室していったのであっ
た。
――サバス……!
サバスが退任を表明した日の夕刻。彼が教会本部各所へのお礼回りを終え、荷造り
のため自室に戻ろうとイーサ教会の廊下を移動中に、息を切らしたマノンが彼の目の
前に立ちはだかった。
――何の用だ――。
ねえ、嘘だよね!? 今までサバスがいたからアタシ達ここまでやってこれたのに
……!
普段のおちゃらけた雰囲気も忘れ、切迫した表情で取り乱したマノンを前に、サバ
スは彼女を突き放すかのような冷たい態度で接する。
――最早オレがいなくとも、お前さん達はやっていける――。
――そんなこと……! サバスがいなかったらアタシは――。
必死で彼を止めようとするマノンが言葉を言い終えぬうちに、サバスは彼女に背を
向け立ち去ろうとした。
――っ! 待って! 行かないで……――。
――マノン、お前さんとは“お別れ”だ――。
サバスを追いかけようとしたマノンは、彼が発した一言を聞くとともに、その場で
立ち止まり瞳から光を失っていった。
――お前さんも、あと半年も経たずに協会傘下の神学校を卒業する。もうオレの家
族ごっこに付き合う必要はねぇ――。
――……ぁ……――。
――オレは今まで……お前さんのことを空の上に旅立った妹に重ねていた。オレの
身勝手な思いだった。すまなかったな――。
彼女への謝罪を最後に、サバスはその場から立ち去って行った。
――……どうし……て……――。
マノンは愕然として、その場に立っていられず座り込むと、遠ざかっていくサバス
をただ眺めるしかできなかったのであった。
「――本日はご乗車いただき、誠にありがとうございました」
車内にアナウンスが流れる中、マノンは夢から目覚め、顔を上げ光を失った眼で辺りを見回した。
彼女が目的もなく乗った列車は終着駅で停車し、最終列車の到着によって灯りで照
らされた夜の駅舎が微かに賑わう中、マノンも膝上のD・フェースを取り、私物全て
を詰め込んだリュックを背負う。
「…………」
幼少期から過ごしてきたイーサ教会附属の孤児院には帰らず、行く当てもなく彷徨
うマノンは、列車を降りて大陸の芸術や文化の中心地である国――ドゥースの中心部
へと向かって行った。
「お嬢ちゃん……こんな夜中に身分証も見せずにうちには入れんよ」
「…………」
深夜のドゥースを徘徊するマノンは、入ろうとしたバーで店主に止められ、ミルク
すら出されることなく帰宅を促されたことで、バーを退店し再びドゥースの街並みに溶け込んでいった。
「…………」
やがてバーに加え宿にも泊まれず、街灯に近い街路樹の根元に座り込んだマノンは
、アラームをセットしそのまま朝まで就寝しようとした。
「――こんなところで寝たら、風邪引くっスよ」
マノンは再び目を開き、背後から呼び掛けられた声の方へ振り向くと、そこには彼
女を追って来たマルチェッロが愛車を背に立っていた。
「――うぉっと!?」
だがマノンはすぐさま立ち上がると同時に、彼へと手刀を繰り出す。
「……っ!? 離せっ……!」
しかしマルチェッロに手首を掴まれ止められると、必死に身動きして彼を振りほど
こうとする。
「……辛いのはあっしも同じっスよ」
「黙れっ……!」
「マノンちゃんを辛い目にあわそうなんて、サバスさんが思っているわけないに決
まってるじゃないっスか」
自らの説得も聞き入れないほどに心を閉ざし、涙を浮かべつつも凄んだ表情で睨み
つけるマノンを見て、マルチェッロ自身も愕然としていた。
“全てを失った”人間は、これほどまでに自暴自棄に陥るのだと――。
「仲間として放って置けないっス。……一緒に行くっスよ。“洛皇”に――」
やがてマノンが抵抗を諦め、顔を伏せてその場に座り込むとともに、マルチェッロ
は彼女を立たせて腕を引き、自らの愛車へと彼女を乗せた。
今の彼女を立ち直らせることができるのは“彼ら”しかいないと、マルチェッロは
目的地の空港を目指して愛車を発進させる。
後部座席でうずくまるマノンをバックミラー越しに確認しつつ、再び元気な彼女が
帰ってくることをマルチェッロは心の中で願ったのであった。
「あっし、マルチェッロと――」
「…………」
「え……えーっと、ビナリウス回顧録!」
マルチェッロ「サバスさん――あの人はいつも物事を急に決めるんスよね。もっとあっしらを頼ってもいいってのに……」
マノン「…………」
マルチェッロ「孤児院を出てから何も食べてないようっスね。食料なら後ろに積んで
いるっスから、好きに食べていいっスよ?」
マノン「…………」
マルチェッロ「はぁ……見ているあっしも辛いっスよ。早く洛皇でデュエルの修行に
勤しむユーヒ達の元に連れていかないと……!」
マルチェッロ「――というわけで、次回はあっしらが洛皇に向かっている間、ユーヒ
達がヒューゴの実家で過ごす日々を描くっスよ! ……そして常盤家へ訪れた事によ
り、ユームちゃんと常盤家の間で起きた過去の一部が明らかになる――」
「次回! 遊戯王Binarius(ビナリウス) -幕間 朝廷を導く常盤一族-」
マルチェッロ「マノンちゃん……彼女に笑顔が戻る日を待ってるっスよ。次回は常盤
家から開始っス!」
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109 | 幕間 亡国の斜狐 | 672 | 0 | 2022-11-13 | - | |
103 | 3Turn 幽“零”少女 | 660 | 0 | 2022-11-18 | - | |
95 | 4Turn 複翅キ テイクオフ! | 599 | 0 | 2022-11-19 | - | |
91 | 5Turn 竜舞う花伝 | 599 | 0 | 2022-11-20 | - | |
87 | 6Turn 還流の海人 | 595 | 0 | 2022-11-25 | - | |
89 | 7Turn 繋がる異界 | 668 | 1 | 2022-11-26 | - | |
101 | 幕間 遊楽の休日 | 709 | 0 | 2022-11-27 | - | |
104 | 8Turn 境階の学び舎 | 665 | 0 | 2022-12-01 | - | |
82 | 第一章 キャラクター紹介 | 585 | 0 | 2022-12-02 | - | |
103 | 9Turn 開幕! 影鬼劇場! | 644 | 0 | 2022-12-03 | - | |
95 | 10Turn 花形役者と斜国の悪狐 | 586 | 0 | 2022-12-04 | - | |
80 | 11Turn 陶酔へと誘う酒処 | 528 | 0 | 2022-12-09 | - | |
101 | 12Turn 特別への自覚 | 521 | 0 | 2022-12-10 | - | |
74 | 13Turn 波間に揺らめく波止場 | 498 | 0 | 2022-12-16 | - | |
82 | 14Turn 命育む赤き血汐 | 582 | 0 | 2022-12-17 | - | |
91 | 幕間 遊無 落第の瀬戸際 | 542 | 1 | 2022-12-24 | - | |
90 | 15Turn 供養と円寂の儀 | 593 | 0 | 2023-01-14 | - | |
110 | 16Turn 石の塔が崩れる時 | 498 | 0 | 2023-01-27 | - | |
94 | 17Turn 盤上のアーティスト | 657 | 0 | 2023-02-12 | - | |
73 | 18Turn 夜空に咲く“賑やか”なる華 | 576 | 0 | 2023-02-21 | - | |
85 | 19Turn タッグデュエル大会 開幕! | 653 | 0 | 2023-03-09 | - | |
78 | 20Turn ウフトカビラ&サギラ | 618 | 1 | 2023-03-15 | - | |
98 | 21Turn 岡と浪花 花よりたい焼き | 538 | 0 | 2023-03-21 | - | |
92 | 22Turn 徹頭徹尾の覚悟 | 640 | 1 | 2023-03-24 | - | |
83 | 23Turn ビナリウス対バウンティフル | 531 | 0 | 2023-04-12 | - | |
95 | 24Turn 決着と新たな予兆 | 570 | 1 | 2023-04-13 | - | |
105 | 今までの話が丸分かり! 第一章のあらすじ | 615 | 0 | 2023-04-14 | - | |
81 | 25Turn 異国からの訪問者 | 489 | 0 | 2023-05-26 | - | |
77 | 26Turn 天上の採火 | 492 | 0 | 2023-06-02 | - | |
87 | 幕間 3人の交流生 | 488 | 0 | 2023-06-04 | - | |
111 | 27Turn 魘夢の魔族 | 515 | 0 | 2023-06-10 | - | |
79 | 28Turn 羅漢の竜王 | 520 | 0 | 2023-06-21 | - | |
79 | 29Turn 聖夜のマノン | 491 | 0 | 2023-06-25 | - | |
79 | 幕間 もう一人の遊無 | 450 | 2 | 2023-06-28 | - | |
81 | 第二章 キャラクター紹介 | 495 | 1 | 2023-07-01 | - | |
110 | 幕間 闘諍の予兆 | 558 | 0 | 2023-07-06 | - | |
83 | 30Turn 狂課金(ミダース) | 444 | 0 | 2023-07-10 | - | |
103 | 31Turn 舞い上がる不死鳥の輪舞 | 598 | 0 | 2023-07-14 | - | |
100 | 32Turn 巻き上げる関捩 | 538 | 1 | 2023-07-17 | - | |
86 | 33Turn 夢に堕ちる仲間 | 591 | 0 | 2023-07-22 | - | |
76 | 34Turn 友を取り戻せ! | 450 | 0 | 2023-07-30 | - | |
75 | 35Turn 堕ちた雷と涙雨の天河 | 474 | 0 | 2023-08-03 | - | |
72 | 36Turn 伝えたい言葉 | 452 | 1 | 2023-08-11 | - | |
75 | 37Turn 夢を喰らう獏 | 462 | 0 | 2023-08-26 | - | |
71 | 38Turn 深淵のトモカヅキ | 406 | 0 | 2023-09-03 | - | |
121 | 39Turn 最遠のパズズ | 477 | 0 | 2023-09-11 | - | |
72 | 40Turn 所縁が結ぶ絆 | 411 | 0 | 2023-09-18 | - | |
63 | 41Turn 活火激発の鍛人(かぬち) | 402 | 0 | 2023-09-22 | - | |
62 | 42Turn 巣林一枝のブルーバード | 359 | 0 | 2023-09-23 | - | |
67 | 今までの話が丸分かり! 第二章のあらすじ | 424 | 1 | 2023-09-24 | - | |
60 | 43Turn 次の関係(ステップ)へ | 385 | 0 | 2023-10-20 | - | |
67 | 44Turn 竜の駒 大洋を統べる | 468 | 0 | 2023-10-22 | - | |
72 | 45Turn マグナ ヌメンへの往訪 | 369 | 0 | 2023-10-26 | - | |
70 | 46Turn 跳躍-精霊世界へ | 411 | 0 | 2023-10-29 | - | |
72 | 幕間 強化訓練と異界の住人 | 384 | 0 | 2023-11-02 | - | |
73 | 47Turn 精霊世界 マースの森で | 389 | 0 | 2023-11-05 | - | |
83 | 祝一周年! 今後の展望など | 508 | 0 | 2023-11-11 | - | |
70 | 48Turn 精霊長アラウン | 376 | 0 | 2023-11-15 | - | |
67 | 第三章 キャラクター紹介 | 394 | 1 | 2023-11-16 | - | |
67 | 49Turn 下される審判 | 376 | 0 | 2023-11-20 | - | |
55 | 50Turn 猟犬従えし灰の王 | 391 | 0 | 2023-11-28 | - | |
62 | 幕間 精霊世界の平生 | 424 | 0 | 2023-12-07 | - | |
57 | 51Turn 最善の選択 | 339 | 0 | 2023-12-18 | - | |
56 | 52Turn 立ちはだかる使者達 | 368 | 0 | 2023-12-28 | - | |
71 | 53Turn 怨嗟積り秘号と成す | 370 | 0 | 2023-12-30 | - | |
57 | 54Turn 遊明の力 | 371 | 0 | 2024-01-02 | - | |
68 | 今までの話が丸分かり! 第三章のあらすじ | 440 | 0 | 2024-01-03 | - | |
47 | お久しぶりです。 | 304 | 0 | 2024-11-10 | - | |
41 | お知らせ。 | 332 | 0 | 2024-11-20 | - | |
58 | 55Turn 史都洛皇 霊祖常盤家 | 220 | 0 | 2024-12-20 | - | |
43 | 56Turn 定の竜 風生の虎 | 298 | 0 | 2025-01-11 | - | |
32 | 57Turn 審判を下す司直の竜 | 252 | 1 | 2025-03-28 | - | |
42 | 58Turn 連携するレプトメイド | 334 | 0 | 2025-05-10 | - | |
1 | 幕間 イーサ教会の政変 | 23 | 0 | 2025-10-12 | - |
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- 2025/09/30 新商品 リミットレギュレーションリストを更新しました。
- 10/12 21:38 掲示板 オリカコンテスト準備スレ
- 10/12 21:36 評価 9点 《XYZ-ハイパー・ドラゴン・キャノン》「原作「遊☆戯☆王」に於…
- 10/12 21:29 掲示板 オリカコンテスト準備スレ
- 10/12 21:25 評価 9点 《DDカウント・サーベイヤー》「「DD」モンスターをサーチできる…
- 10/12 21:24 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/12 21:19 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/12 21:15 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/12 21:15 掲示板 オリカコンテスト準備スレ
- 10/12 21:11 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/12 21:03 掲示板 オリカコンテスト準備スレ
- 10/12 21:02 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 10/12 21:01 掲示板 オリカコンテスト準備スレ
- 10/12 20:57 掲示板 オリカコンテスト準備スレ
- 10/12 20:55 評価 1点 《武器庫荒らし》「 遊戯王界には可哀想な産廃カードが沢山あるが…
- 10/12 20:39 掲示板 過度な荒らしに対する削除依頼板
- 10/12 20:34 評価 6点 《ホワイト・ホーンズ・ドラゴン》「 【《閃刀姫》】【《ウィッチ…
- 10/12 20:10 掲示板 過度な荒らしに対する削除依頼板
- 10/12 19:28 SS 幕間 イーサ教会の政変
- 10/12 19:13 評価 8点 《盛悴のリザルドーズ》「《盛悴のリザルドーズ》自身を除外して1…
- 10/12 19:10 掲示板 過度な荒らしに対する削除依頼板
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