Part11 大一番に向かって　作：金目鯛融合

ここはパークシー本部……

カフラージ・ジョンソン(学校の支配人)は本部の鈴木尚と話をしていた。

ジョンソン「ついに…オレガンデラの侵攻が始まりましたな」

鈴木「学校では一部のC生徒がエイリアンにデュエルで負けたらしいですが」

ジョンソン「そこで本部から何人か学校へ派遣していただきたいのですが」

鈴木「…検討します。6時までにはかならず返答を」

ジョンソン「分かった。だが、出来るだけ早く返事が欲しい。至急必要なものだからな。あの3人が勝ち続けるとは限らないし」

鈴木「…それでは、ジョンソンさんも会議に参加して下さい」

鈴木は会話を終え、すぐに会議を開く準備をした。ジョンソンも出る。

学校では、多くのC生徒が身動きが取れない状態となっていた。そしてB・Aの生徒はエイリアンのせいで連絡網が遮断されて何も伝わらなかった。はずだった。

バロ・ミルクス「…エイリアンだ！」

Bクラスの担任のバロ・ミルクスがエイリアンを発見した。

エイリアン「見つかっテハ仕方ナイ。デュエルダナ」

しかし、バロ・ミルクスはデュエルを避けて階段を駆け上がる。しかし、いかにも待ち伏せていました、と言わんばかりにエイリアンがいた。

エイリアン「本部ダロ？追い詰メラレタラデュエルシナイト示シガ付かないノデハ？」

いかにもな精神攻撃だ。パークシー本部の人の業務の1つが、この養成学校の教員である。

バロ・ミルクス「来るな！」

バロ・ミルクスはエイリアンをはねのけようとした。しかし、全て躱された。

しかし、バロ・ミルクスを担任とするB生徒がバロ氏が来ないことを不思議に思い、B生徒は探しに行った。すると、エイリアンに襲われているバロ氏を見つけた。

B「バロ先生！北条会長を呼びましょう！」

そう言ったが、

バロ「………私とデュエルに勝テタラ…ネ」

片言の返事しか返ってこなかった。

B「…洗脳されている！」

あまりにもエイリアンに抵抗を続けたせいで、エイリアンはリアルでブレインコントロールをし、バロ・ミルクスを洗脳したのだ。最悪の手段だ。

エイリアン「勝ツタメナラ何でモスル！ガハハハハ」

とエイリアンがどこかで言った気がした。

B「先生の洗脳を解く…デュエルだ！」

担任とデュエルをしたら北条会長を呼べて、学校が守られる。その思いでバロ・ミルクスというエイリアンとデュエルをした。しかし、グスタフマックスを破壊したのが実は罠で、

バロ「エクシーズリボーンデグスタフマックスヲ蘇生！効果で2000ダメージデ勝利！」

B生徒LP2000→0

負けてしまった。

バロ「何をしていたんだろう…教え子に…」

洗脳は解けたが。

しかし、このデュエルがエイリアン側の最悪の事態を引き起こす。

麻里「Bクラス担任が…洗脳されていた？」

遊地「まじか」

北条「知らされてないぞ⁈もうそこまで来たのか」

A組の北条・遊地・麻里・石田が学校にエイリアンが来たことに気がついたのだ。

そして…

A生徒「グハッ」

これまでエイリアンがいなかったAクラスにも、エイリアンが発生した。
すでに北条・石田・遊地はBクラスの方へ行っており、麻里とは離れていた。ここのクラスの近くにいる頼れる人は麻里しかいない。

麻里「こうなったら…目の前のエイリアンを倒そう」

麻里も立ち直った。みんな私を最後の砦と思っているんだ、ということも。

麻里(やるしかない！遊地がやったように…)

仲の良い友達に思いを馳せる。そして、エイリアンの計画を大きく左右するであろう戦いが始まった。

麻里・エイリアン「デュエル！」

先攻は、麻里に決まった。