第１５話　真の魂　作：こんにゃく

詩音「うーん負けちゃったなぁ」

ユート「う・・・ご、ごめん」

詩音「プフッなんでユートが謝るんだよぉ♪別にこれは勝負でしょ？」

ユート「そうだけど・・・」

詩音「でもハートピースが無くなっちゃったしここら辺を見て回ってるよそれとユート」

ユート「ん？」

詩音「がんばってハートピース集めて明日の決勝戦に出てよね！必ず応援するから！」

ユート「ああ！！」

詩音「それじゃ！また会おうね！！」


ユート「じゃあまた・・・」


・・・


瑠璃「ようやく１つ目だね」

ユート「今日だけで３つか・・・なかなかしんどいな」

瑠璃「デュエルバカのくせにそんなこと言うんだね」

ユート「決勝がかかっていると考えると少し緊張するんだよ！」

瑠璃「フフッ」

ユート「ん？」

？？？「うぐああぁあぁあぁ！！」ドサッ

ユート「あれは・・・次元？」

次元「くっそぉぉお負けてしまった・・・」

？？？「さぁハートピースをもらおうか」

次元「くっ」スッ

瑠璃「次元！」

次元「ん？あなた達・・・すみませんね僕はもうハートピースはありませんこの人に負けてしまったのでね」

？？？「お主等この戦の参加者か？」

ユート「い・・・戦？あ、あぁハートピースならもっている」

？？？「ほぉ・・・ならばわしと戦ってもらおうかわしの名は対馬　剣心」

瑠璃「対馬・・・ってあの！？」

ユート「瑠璃知ってるのか？」

瑠璃「そりゃもう名門の対馬道場で剣豪デュエルを教える対馬　桐山の息子で１００人を超える道場で一番強いデュエリスト」

ユート「そんなやつが・・・」

瑠璃「だけど２年前の決勝で天城カイトに負けて去年は出ていなかったはず・・・」

剣心「左様・・・わしは２年前に天城カイトに負け奴は頂点に立った・・・だからこそわしはこの１年山にこもり自分を磨いた」

瑠璃（や・・・山？）

剣心「そしてついに自分の中に眠れる魂に触れた・・・今のわしなら奴に届く」

ユート「だがそれには俺を倒す必要があるな」ニヤ

剣心「ほう・・・その心意気はよしならばさっそく狩らせてもらおうか！！」

ユート・剣心「「デュエル！！」」

剣心「先手はわしがもらおう！！わしのターン！わしは手札のカードをすべて伏せターンエンド」手札０

瑠璃「えっ！？全部伏せちゃうの！？」

剣心「表だけ見るとは愚の骨頂・・・裏を返せば何が出るかわからんぞ」

瑠璃「で・・・でもユート！！大嵐よ！大嵐！」

ユート「そ・・・そんな都合よく来るわけないだろ！俺のターン！フィールドにモンスターが存在しない時手札から幻影騎士団ステルス・ジャンパーを特殊召喚！」

ジャンパー「ウヒヒヒ」攻撃力２００　レベル３

ユート「さらに幻影騎士団ダスティ・ローブを召喚！！」

ローブ「フヒヒヒ」攻撃力８００　レベル３

ユート「レベル３のダスティ・ローブとステルス・ジャンパーでオーバレイ！！戦場に倒れし騎士たちの魂よ、今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ！エクシーズ召喚！現れろ！ランク３幻影騎士団ブレイク・ソード！」

ブレイク「コォォォ」攻撃力２０００

ユート「よし！！いけ！！ブレイクソード！！剣心にダイレクトアタック！！」

剣心「罠カード貫きの武装刃を発動、このカードが発動した時、自分フィールドのセットされているカードをすべて破壊する！そして破壊した枚数×５００のダメージを受ける、わしのフィールドには４枚よって２０００のダメージを受けよう」ライフ２０００

瑠璃「えぇ！？自分で破壊してダメージも受けた！！？」

次元「来ますよ・・・彼の戦術が・・・」

剣心「墓地に送られた、武装刃クサナギ・ムラマサ・マサムネ・シラツユの効果を発動、これらはすべて破壊され墓地に送られた時フィールドに特殊召喚される」

クサナギ「」攻撃力１６００　レベル４

ムラマサ「」攻撃力１８００　レベル４

マサムネ「」攻撃力０　　　　レベル４

シラツユ「」攻撃力０　　　　レベル４

瑠璃「うそ・・・こんなにたくさんのモンスターを」

剣心「そしてマサムネ・シラツユは召喚・特殊召喚に成功した時自分フィールドの武装刃に装備するクサナギ・ムラマサに装備することで攻撃力を１０００アップするそしてそのレベルは７となる」

クサナギ「」攻撃力２６００　レベル７

ムラマサ「」攻撃力２８００　レベル７

ユート「なっ・・・くっ俺はターンエンド」手札４

剣心「真の強さ・・・魂は耐えること相手に有利だと思わせ奇襲するそれがわしが新たに考えた戦術だ！！」























？？？「かっハァハァ・・・」

？？？「む？貴様はオベリスクフォースではないか！？偵察に行っていたのではないのか！？」

オベリスク「エクシーズ次元にとんでもない奴がいた・・・ちっ俺としたことが油断した」

？？？「オベリスクフォースともあろうものがやられるとは・・・」

オベリスク「ああだがそいつぐらいであとは大したことねぇ・・・どいつもこいつもへらへらと生ぬるい奴ばかりだ」

？？？「ならいいのだが・・・」

オベリスク「・・・というよりなんだか騒がしくないか？」

？？？「ああそれなんだが実はなセレナ様が逃げ出してしまってな・・・」

オベリスク「おいおいまたか？何回目だよ・・・まったく」

？？？「自分もエクシーズ次元の侵行に参加したいと言っておってな・・・」

オベリスク「まったくお嬢様の考えることはよく分からねぇな・・・」

？？？「それだけではない侵入者も確認されているようだ」

オベリスク「侵入者？そいつはプロフェッサーも知っているのか？」

？？？「そのことは今オシリスレッドが知らせに言っているよ」






？？？「うああぁああぁ！！」ドサッ

？？？「・・・」

？？？「プロフェッサー」

？？？「オシリスレッドか・・・」

オシリスレッド「はい・・・というよりこれは？」

プロフェッサー「私に以前から噛みついていた者だ・・・それより何があった」

レッド「はい・・・セレナ様が逃げ出していたのですが港にて確保しました、侵入者も一緒です」

？？？「セレ・・・ナ・・・」

プロフェッサー「・・・そうか侵入者か、分かった私が直接行こう・・・それとそこの者を改ざん室に連れて行け」

レッド「改ざん室ですか？・・・わかりました」

？？？「ぼ・・・ぼくは・・・」ギロッ

プロフェッサー「・・・時期に忘れるさ・・・セレナのこともな」ボソッ　バッ　スタスタ






プロフェッサー「どうしておまえがここにいる零児」

零児「父さん！！」



・・・


次回予告

剣心の猛攻にブレイクソードが破壊されてしまう・・・そんな時新たな力が目覚める・・・次回
「百獣の剣士」